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JP4761433B2 - ベルト接離機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルトを像担持体から接離させるベルト接離機構に関するものである。
ベルトを像担持体から接離する機構として特許文献1に開示された構成がある。これは、〔図2〕、〔図3〕、〔図4〕、〔図5〕および〔図6〕に示すように、レバー25を操作(〔図4〕矢印H方向)して、転写ユニット7に作用している押圧を解除すると、転写ユニット7の自重により、転写ユニット7の全体が挿入方向と逆方向にシフトすることと転写ユニット7の全体が感光体ドラム4から離間することとが同時に行われる。
この状態で、感光体ドラム4などの交換やメンテナンス作業は行われる。また、転写ユニット7を装置本体から引抜くときは、転写ユニット7の右側端部に設けられたハンドル19を引くことにより、レール21、22に沿って転写ユニット7が引き出される。
特開2004−1389435号
しかし、上記構成は、感光体ドラム4の中心軸に略並行半方向(装置の手前側)に引き出す構成であるため、装置を設置する時に、完全に転写ベルト単体が引き出せるスペースを確保する必要があった。さらに、トナー像を転写するシートが大判になると、これにともなって、装置も大型化し、感光体ドラムなどの交換やメンテナンス作業をするのに手間がかかるおそれがある。
上記問題を解決するために、本発明は、装置本体と、該装置本体に設けられた支持手段と、該像担持体に対して接離可能なベルト状部材と、着脱手段とを有し、ベルト状部材は、支持手段と着脱手段とにより装置本体に支持されるとともに、着脱手段により軸支されるベルト接離機構において、ベルト状部材は、支持手段に取り付けられる取付手段が設けられ、支持手段は複数の部材を重ねて形成して、ベルト状部材のフレームとなし、着脱手段は、ベルト状部材に設けられた上側部と装置本体側に形成された下側部とからなり、これら上側部と該下側部が取り外し可能なように組み合わされ、部材は、中間部材と上部材と下部材とからなり、中間部材には、規制部材と、該規制部材を受ける受部材と、リンク機構とが設けられ、上部材と下部材には、リンク機構が収容される第1収容孔と、取付手段の移動をガイドする第1ガイド溝とが設けられ、リンク機構は、中間部材を作動させて、ベルト状部材を所定位置から退避位置に移動させ、退避位置から所定位置に復帰させ、装置本体からベルト状部材の取り出しを、像担持体からベルト状部材を退避位置に移動させ、その後、下側部を支点として、一定の角度でベルト状部材を傾動させて、次いで、下側部から上側部を取り外して行うことを特徴とする。
請求項2では、中間部材は、作像手段の取り出しを規制する規制部が設けられた規制部材を含んだことを特徴とする。請求項3では、リンク機構は、ベルト状部材を所定位置から退避位置に移動と同時に、作像手段の取り出しの規制を解除するように、ガイド部材と規制部材を作動させることを特徴とする。
請求項4では、リンク機構が設けられた部材側には、リンク機構を操作する操作手段が設けられたことを特徴とする。請求項5では、部材は板状に形成されていることを特徴とする。請求項6では、ベルト状部材は、中間転写ベルトまたは搬送ベルトであることを特徴とする。
本発明は、装置本体に対して支持手段により支持され、且つ像担持体に対し接離可能なベルト状部材を有し、ベルト状部材の両側には、支持手段に取り付けられる取付手段が設けられ、支持手段は複数の部材を重ねて形成され、部材には、取付手段の移動をガイドするガイド溝と、部材に挟まれた中間部材を作動させてベルト状部材を動かすリンク機構とを備え、リンク機構により、ベルト状部材を所定位置から退避位置または退避位置から復帰位置に移動させる構成により、メンテナンス性を向上することができる。
本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明のベルト接離機構の一形態を組み入れた画像形成装置の断面要部概略図である。図1に示す画像形成装置は、ベルト状部材100として中間転写ベルトを用いたものであり、作像手段で形成されたトナー像を図示しない記録媒体の表面に出力するものであり、作像手段200とベルト状部材100とからなる。以下、ベルト状部材100を中間転写ベルトと呼ぶ。
作像手段200は、下方に向かって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色の画像を形成する画像形成部210を有する。各画像形成部210には各々像担持体220が設けられている。この実施の形態において、像担持体220は感光ドラムであるが、これに限定されることはなく、2軸以上で支持されたベルトであってもよい。以下、像担持体220を感光ドラムと呼ぶ。
また、この実施の形態において、各画像形成部210の配置はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)となっているが、これに限定されることはなく、下方に向かって、ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)と配置してもよい。
各色のトナー像を形成する感光ドラム220Y、220M、220C、220BKは、使用するトナーの色(Y、M、C、BK)並びに帯電、転写等の各種の設定値が異なることを除いては、物理的にはほぼ同じ構成よりなる。このため以下においては画像形成部210の黄色トナー用の感光体Yへの黄色画像の形成について、その周囲に配置された画像形成機器について説明するが、その他の感光ドラム220M、220C、220BKの周辺にも同様な画像形成機器が配置されている。
感光ドラム220Yは、例えば、OPC感光体、アモルファスシリコン感光体等の周知の感光体をアルミニウム等の円筒基体の表面に設けた構成よりなり、図1で見て、作動時には時計方向に所定の速度で回転する。
感光ドラム220の周辺には、感光ドラム220上の残留電荷を除去するイレーサランプ231、感光ドラム220Yの表面を特定極性に一様に帯電するコロナ帯電器232、帯電された感光ドラム220Yの表面に黄色信号に応じたデジタル光信号を投射することにより所望の情報に基づいた静電潜像を形成するためのLED露光装置233、感光ドラム220Yの表面に形成された静電潜像を黄色トナーにより現像する現像装置234、中間転写ベルト100の背面側からトナーと逆極性の帯電を行うことにより感光ドラム220Y上に形成されたトナー像を中間転写ベルト100の表面に転写する転写ローラ235Y(または転写コロナ放電器)、転写後に感光ドラム220表面上に残留するトナー粉体を除去するためのクリーナY236を有する。
現像装置234Yは、現像剤担持体237Y(現像ローラ)と層厚規制手段238Y(層厚規制ローラ)と現像剤供給手段239Y(供給ローラ)と攪拌手段240Y(攪拌ローラ)とからなる。現像剤担持体237Yは、感光ドラム220Y上に形成された静電潜像にトナーを供給するものである。
層厚規制手段238Yは、現像剤供給手段239Yにより現像剤担持体237Y上に層状に供給された現像剤の層厚を規制するものである。現像剤担持体237Yの回転方向からみて、現像剤担持体237Yと像担持体220Yとの接触部の上流位置に配置された導電性または半導電性の回転可能なローラからなり、反時計方向に回転する。
現像剤供給手段239Yは、現像剤担持体237Yの軸線と並行して配置されている。また、現像剤供給手段239Yは、現像剤担持体237Y軸線と同一方向に延びる中心軸(図示せず)と、中心軸に軸線方向のスクリュウ状に形成された攪拌翼(図示せず)とを有する。また、現像剤供給手段239Yの後方に設けられた攪拌手段240Yもこの現像剤供給手段239Yと同じ構成である。
また、先にも述べたが、感光ドラム220M、220C、220BKについても、感光ドラム220Yと同様に上記したイレーサランプ、コロナ帯電器、LED露光装置、現像装置、転写ローラ、クリーナーがそれぞれ設けられているが、それぞれが形成するトナー像の色が異なり、感光ドラム220Mについてはマゼンタ、Cについてはシアン、BKについてはブラックのそれぞれの色に対応した色画像信号に基づく露光と、対応する色のトナーが用いられている。
中間転写ベルト100は誘電性表面(トナー像担持面)を有する幅広のエンドレスベルトよりなり、中間転写ベルト100は、駆動ユニット110と従動ローラ120により架け渡すようになっている。さらに、中間転写ベルト100は、図示しないばね等の付勢手段により、一定の張力を保つようになっている。
駆動ユニット110は、駆動ローラ121と送りローラ122とからなる。駆動ローラ121は中間転写ベルト100内に設けられた図示しない駆動源に連結されている。送りローラ122は駆動ローラ121の両側に一定の間隔で配置されている。画像形成時に、中間転写ベルト100は、駆動ローラ121により、反時計方向(矢印方向)に各感光ドラム220Y、M、C、BKの周速と同速度で移動する。
この移動に伴い、中間転写ベルト100の表面に、感光ドラム220Yに形成されたイエロー色のトナー像が、次いで感光ドラム220M、220C、220BKのそれぞれに形成されたマゼンタ色のトナー像、シアン色のトナー像、黒色トナー像が順に転写されて積層されてフルカラートナー画像またはマルチカラートナー画像が形成され。このトナー画像は転写手段250により、図示しない記録媒体に一括転写される。また、一括転写された記録媒体は定着、または他方の面に、先に述べたように画像を形成した後に定着される。
なお、この実施の形態おいて、フルカラートナー像またはマルチカラートナー像について説明しているが、モノクロのトナー像であってもよい。
以上の説明において、ベルト状部材100は、中間転写ベルトで説明したが、これに限定されることはなく、図示しない記録媒体を感光ドラム220と転写ローラ(または転写コロナ放電器)との転写位置に搬送する搬送ベルトで構成してもよい。
さらに、図2に示すように、中間転写ベルト100には、中間転写ベルト100を後に述べる支持手段400に取り付けるための取付手段300が設けられている。取付手段300は、中間転写ベルト110の側板123に設けられたローラ体である。ローラ体は、軸に回転自在に支持され、後に述べるガイド溝(440、480)に嵌るように中間転写ベルト100から突出している。以下の説明において、中間転写ベルトをローラ体と呼ぶ。なお、ガイド溝(440、480)は、部材を貫通したものも含む。中間転写ベルト100の他方側は、後に述べる着脱手段800により中間転写ベルト100を着脱可能なようになっている。
支持手段400は、支持手段400と着脱手段800とにより、中間転写ベルト100を装置本体700に支持するものである。支持手段400は本体装置700側に取り付けられている。また、支持手段は、複数の部材を重ねて形成されている。各部材は、薄板状の部材であり、上部材410と下部材410と中間部材420とからなる。上部材410と下部材410との間に中間部材420を挟んで一体化することにより中間転写ベルト100のフレームが形成され、中間転写ベルト100自体の強度を高めることが可能となる。
さらに、図3に示すように、上下部材410には、後に述べるリンク機構500が収容される第1収容孔430と、先に述べたローラ体300(取付手段)の移動をガイドする第1ガイド溝440が設けられている。第1ガイド溝440は、中間転写ベルト100が各感光ドラム220に対し、略水平に所定位置と退避位置との間を移動できるように形成されている。さらに、中間転写ベルト100側は、中間転写ベルト100が引き出せるようになっている。また、各感光ドラム220側の上下部材410の側面には、後に述べる中間部材420の規制部材を挟む受部450が設けられている。
中間部材420は、図4に示すように、規制部材460と、規制部材460を受ける受部材470とリンク機構500とからなる。規制部材460は、中間転写ベルト100側に当接部461が設けられている。当接部461は、中間転写ベルト100を所定位置(各感光ドラム220に接した状態にする)にした時に、各画像形成部210の引き出しを規制するものである。各当接部461には、規制部材460の移動をガイドする長溝462が設けられている。各長溝462には、上下部材410のいずれか(この実施の形態では上部材410)に、各々設けられた突出部451が僅かに遊び持った状態で嵌っており、当接部461は、中間転写ベルト100を所定位置(各感光ドラム220に接した状態にする)にした時に、各画像形成部210の引き出しを規制の移動が制限されている。
さらに、規制部材460には、後に述べるリンク機構500を構成するロッド部411の移動をガイドする長孔463が設けられている。また、リンク機構500を構成する主第1リンクに連結される連結孔464が設けられている。
受部材470は、規制部材460を受け、薄板状の部材として形成するものである。受部材470には、第2ガイド溝480が設けられている。第2ガイド溝480は、第1ガイド溝440と協動して中間転写ベルト100が、各上下部材410を固定した状態で、受部材470を動かして、略水平に所定位置と退避位置との間を移動できるように形成されている。さらに、上下部材410に設けられた第1収容孔430に対向する受部材470の部位には、リンク機構500の一部を収容する第2収容孔490が設けられている。
リンク機構500は、操作手段600の作用が直接入力され、受部450を動かす主リンク機構部510と、主リンク機構部510の作動により規制部材460を動かす副リンク機構部520とを有する。図5に示すように、主リンク機構部510は、主第1リンク511、主第2リンク512および主第3リンク513からなる。各リンクは、上下部材410と略同じ厚さを持ち、受部材470、規制部材460および副リンク機構部520を挟むように、上下部材410の第1収容孔430内に配置されている。また、副リンク機構部520は、副第1リンク521および副第2リンク522からなる。各リンクは、主リンク機構部510の各リンクと同様に、受部材470および規制部材460と略同じ厚さを持ち、第2ガイド溝480内に配置されている。
主第1リンク511は、一端が規制部材460の長孔463内を移動するロッド部411に軸支され、他端が副第1リンク521に取り付けられている。さらに、主第1リンク511は、連結孔464を介して、規制部材460に連結されている。主第1リンク511の他端側は、副第1リンク521に連結された主第2リンク512の一周面を受けるように形成され、主第2リンク512の動きを規制するようになっている。
さらに、主第2リンク512は、湾曲した形状をなし、一端が副第1リンク521に連結され、他端が副第2リンク522に連結されている。主第3リンク513は、操作手段600の作用を受部材470に伝達するものであり、一端が受部材470に連結され、他端が副第1リンク521の他端に連結されている。
副第1リンク521は、一端が主第1リンク511の他端に取り付けられ、他端が主第3リンク513の他端に取り付けられている。副第2リンク522は、操作手段600の作用が直接入力され、その作用が主第2リンク512を介して各リンクに伝達させるものであり、一端が入力軸523により上下部材410に軸支され、他端が主第2リンク512に連結されている。このように、リンク機構500を構成する各リンクは、上下部材410または中間部材420(規制部材460および受部材470)の内部に組み込まれ、支持手段400内にリンク機構500を設けることができる。
副第2リンク522の入力軸523には、操作手段600が設けられている。図6に示すように、操作手段600は、入力軸523に取り付けられ、ユーザが操作を行うレバー部610と、レバー部610を支持する保持部材620からなる。なお、レバー部610側には、リンク機構500を覆うカバー部(図示せず)が取り付けられている。また、図示されていないが、所定位置から中間転写ベルト100を離脱する時に、自重により中間部材420が急に落ちないように、緩衝手段が中間部材420に取り付けられている。
また、図7に示すように、ローラ体300が設けられていない中間転写ベルト100側には、着脱手段800が設けられている。矢視に示すように、着脱手段800の具体的な構成は、装置本体700側に固定される下側部710と、操作手段600が設けられていない支持手段400に固定される上側部720が上下に組合わされて構成される。下側部710には、上方に突出するピン711が設けられている。上側部720には、ピン711が嵌合する軸穴721が形成される。なお、矢視で示した着脱手段800の構成は、矢視Bから見たものを示している。
装置本体700に支持されている時、つまり使用状態の時には、中間転写ベルト100は、ローラ体300と着脱手段800とにより装置本体700に支持されている。また、中間転写ベルト100を交換する場合には、操作手段600により、中間転写ベルト100を各感光ドラム220から所定位置から退避した後に、着脱手段800を支点として一定の角度(二点鎖線)で傾動させ、中間転写ベルト100を上方に移動させて、軸穴721をピン711から外せば、中間転写ベルト100を装置本体700から取外すことができ、全体的なメンテナンスも容易に行うことができる。
以上の構成のもと、中間転写ベルト100または作像手段200のメンテナンスを行う場合には、操作手段600のレバー部610をA方向に作動する。この作用は、入力軸523を介して、レバー部610から副第2リンク522部に伝達される。
第2リンク部は、入力軸523を中心に矢印方向に移動し、これに追従して、主第2リンク512も上方にシフトする。この主第2リンク512のシフトは、主第1リンク511が主第2リンク512の一周面を受けるまで行われる。このシフトの間、主第1リンク511に取り付けられた副第1リンク521も、第2収容孔490の端面に沿って、主第1リンク511がシフトする方向に動く。この動きは、副第1リンク521の他端に連結された主第3リンク513に伝達される。
主第3リンク513の一端は受部材470に連結されており、受部材470は上方にシフトしようとする。受部材470の第2ガイド溝480は、受部材470が上方にシフトするに従って所定の位置から退避する方向、すなわち中間転写ベルト100から感光ドラム220(作像手段200)から退避する位置に向かうように形成されている。
また、装置本体700に支持された状態で位置している上下部材410の第1ガイド溝440は、中間転写ベルト100を水平方向に移動できるように形成されている。このような受部材470および上下部材410の構成により、上方に受部材470がシフトすると、第1ガイド溝440および第2ガイド溝480の周端面に沿って、矢印方向に、ローラ体300(取付手段)は徐々に移動する。
これに追従して、主第2リンク512は、副第1リンク521の作用の伝達により、上下部材410の第1収容孔430の周端面に沿って移動して、さらに、中間転写ベルト100は矢印方向に移動する。これと、同時に、主第2リンク512に連結された副第1リンク521は、主第1リンク511に取り付けられており、副第1リンク521の上方へのシフトに追従する。この時、主第1リンク511の一端は軸支されているため、副第1リンク512のシフトは連結孔464を介して規制部材460に作用する。
この作用は、シフトは突出部451の移動が規制されるまで行われる。これにより、当接部461は下方にシフトし、各画像形成部210の引き出しの規制が解除される。なお、中間転写ベルト100、画像形成部210の交換等のメンテナンスが完了した場合には、以上の手順を逆に行う。
以上のように、ベルト部材を所定位置から退避位置に移動させ、さらに、退避位置から所定位置に復帰させる構成により、メンテナンス性を向上することができる。特に、ベルト状部材100が完全に作像手段200から退避しなければ作像手段200を引き出しができない構成とすることにより、ベルト状部材100の表面や作像手段200を構成する感光ドラム220の表面を傷つけることを防止することができる。
また、ベルト状部材100の支持構造を複数の部材(板状部材)で構成するとともに、その部材にベルト部材を所定位置から退避位置または退避位置から復帰位置に移動させるリンク機構500を組み込むことにより、中間転写ベルト100のフレームの強度が強化され、ねじれ等の中間転写ベルト100自体の強度を高めることができるとともに、リンク機構500を配置するスペース等を考慮する必要性がなくなり、設計の自由度を高めることを同時に達成することができる。
本発明のベルト部接離機構を組み込んだ画像形成装置の概略図。 図1の矢視Aからみたベルト部材(中間転写ベルト)の図 上下部材を示す図。 中間部材を示す図。 リンク機構の要部詳細図。 操作手段の概略図。 図2の上面図 中間転写ベルト(ベルト状部材)が所定位置の状態にある図。 中間転写ベルト(ベルト状部材)が退避位置の状態にある図および当接部が解除された図。
符号の説明
100 ベルト状部材(中間転写ベルト)
200 作像手段
300 取付手段(ローラ体)
400 支持手段
440 第1ガイド溝
461 当接部
480 第2ガイド溝
500 リンク機構
600 操作手段
700 装置本体

Claims (6)

  1. 装置本体と、該装置本体に設けられた支持手段と、該像担持体に対して接離可能なベルト状部材と、着脱手段とを有し、
    前記ベルト状部材は、前記支持手段と前記着脱手段とにより前記装置本体に支持されるとともに、前記着脱手段により軸支されるベルト接離機構において、
    前記ベルト状部材は、前記支持手段に取り付けられる取付手段が設けられ、
    前記支持手段は複数の部材を重ねて形成して、前記ベルト状部材のフレームとなし、
    前記着脱手段は、前記ベルト状部材に設けられた上側部と前記装置本体側に形成された下側部とからなり、これら上側部と該下側部が取り外し可能なように組み合わされ、
    前記部材は、中間部材と上部材と下部材とからなり、
    前記中間部材には、規制部材と、該規制部材を受ける受部材と、リンク機構とが設けられ、
    前記上部材と前記下部材には、前記リンク機構が収容される第1収容孔と、前記取付手段の移動をガイドする第1ガイド溝とが設けられ、
    前記リンク機構は、前記中間部材を作動させて、前記ベルト状部材を所定位置から退避位置に移動させ、退避位置から所定位置に復帰させ、
    前記装置本体から前記ベルト状部材の取り出しを、前記像担持体から前記ベルト状部材を退避位置に移動させ、その後、前記下側部を支点として、一定の角度で前記ベルト状部材を傾動させて、次いで、前記下側部から前記上側部を取り外して行うことを特徴とするベルト接離機構。
  2. 前記中間部材は、前記像担持体上に画像を形成する作像手段の取り出しを規制する当接部が設けられた規制部材を含んだことを特徴とする請求項1記載のベルト接離機構。
  3. 前記リンク機構は、前記ベルト状部材を所定位置から退避位置に移動と同時に、前記作像手段の取り出しの規制を解除するように、前記ガイド部材と前記規制部材を作動させるとともに、退避位置から所定位置に復帰と同時に、前記作像手段の取り出しの規制をするよいうに前記ガイド部材と前記規制部材を作動させることを特徴とする請求項1または2記載のベルト接離機構。
  4. 一方の前記部材側には、前記リンク機構を操作する操作手段が設けられたことを特徴とする請求項1または3記載のベルトの接離機構。
  5. 前記部材は板状に形成されていることを特徴とする請求項1または4記載のベルトの接離機構。
  6. 前記ベルト状部材は、中間転写ベルトまたは搬送ベルトであることを特徴とする請求項1または3記載のベルト接離機構。
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