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JP4759264B2 - 立体成型用粉体組成物及び固形粉末化粧料 - Google Patents

立体成型用粉体組成物及び固形粉末化粧料 Download PDF

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JP4759264B2 JP2004381090A JP2004381090A JP4759264B2 JP 4759264 B2 JP4759264 B2 JP 4759264B2 JP 2004381090 A JP2004381090 A JP 2004381090A JP 2004381090 A JP2004381090 A JP 2004381090A JP 4759264 B2 JP4759264 B2 JP 4759264B2
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Description

本発明は、ドーム状、半球状、円錐状、角錐状、ダイヤモンドカット状等の多種多様な
立体形状に成型される固形粉末化粧料用の粉体組成物及び成型された固形粉末化粧料に関
するものであり、さらに詳細には立体形状に成型した際、成型性(耐衝撃性)、塗布時の
粉体の伸び広がりや付着力等の使用感に優れ、塗布具へのとれがよく、ケーキングを生じ
ない良好な使用性を有する立体成型用粉体組成物及び得られた固形粉末化粧料に関する。
従来、固形粉末化粧料において、固形油、半固形油、液体油、及び着色顔料、光輝性顔
料、体質粉体、賦形剤の組成や配合量を変えることにより、その強度を得るための検討、
経時安定性を向上させるための検討など、様々な官能や質感、色調を演出する試みがなさ
れてきた。
一方、色調のみならず固形粉末化粧料の表面にブランドのロゴを入れたり、凹凸の模様
をつけたりして、外観に形状の変化をつけ、より一層化粧料の美観を高めることがなされ
ている。このような立体成型固形粉末化粧料の成型方法は、溶剤を使用してスラリー状組
成物を充填、乾燥して成型する方法(例えば、特許文献1参照)や、2種類のプレスヘッ
ドを用いて成型する方法(例えば、特許文献2参照)等が検討されている。
また、立体的な形状や異形のプレス品の耐衝撃性を上げる技術として製造工程を検討し
たもの(例えば、特許文献3参照)等があり、種々の開発がなされている。
特公平6−62389号公報 特許第2671242号公報 特開2002−47139号公報
しかしながら、製剤方法は検討されてきているものの、立体成型用の粉体組成物に関し
てはあまり検討されていないのが現状である。従来の平板形状の固形粉末化粧料の耐衝撃
性を高める技術として、油剤の配合量を上げる方法や金属石鹸等の賦形剤の配合量を上げ
る方法が採られてきたが、立体形状の場合では、表面へのプレス圧が均等にかからなかっ
たり、角面が多くできたりすることにより、平板形状で予測できないところで形状保持性
に悪影響を与え、生産効率が落ちることがあった。更に、使用中に化粧料表面が固化して
しまうケーキングを生じたり、塗布具にとれにくくなることや、塗布時の伸び広がりが低
下することがあり、満足する品質が得られ難いという問題があった。特に最近では、パー
ル剤やラメ剤等を多く使用するようになったため、これらの傾向はより顕著に現れるよう
になってきている。
したがって、複雑で特別な成型機器や工程を用いることなく、通常の圧縮プレス成型で
生産効率を落とすことなく、使用感及び使用性に優れ、さらに良好な成型性を有する立体
成型用粉体組成物の開発が望まれていた。
かかる実情において、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、固形粉末化粧料の表面をドーム状、半球状、円錐状、角錐状、ダイヤモンドカット状等の多種多様な立体形状に成型する場合、粉体組成物が特定のエステル油及び特定のポリグリセリン脂肪酸エステルとを含有することにより、角面などのプレス圧のかかりにくい部分でも粉体同士の付着性が向上し、良好な成型性(耐衝撃性)を有し、塗布時の粉体の伸び広がりや付着力等の使用感に優れ、塗布具へのとれがよく、ケーキングを生じない良好な使用性を有する固形粉末化粧料が得られること。また、更に特定の油性成分を含有することにより、成型性(耐衝撃性)を向上させることができるため、成型性(耐衝撃性)および塗布具へのとれや塗布時の伸び広がり等の使用性や使用感がより良好である固形粉末化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。さらに、表面処理粉体の配合量を特定量以上配合することにより油性成分を効果的に分散することができ、油性成分を多量に配合することなく良好な成型性を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、圧縮プレス成型して表面が立体形状の固形粉末化粧料にするための粉体組成物であって、次の成分(a)〜(c);
(a)粉体 75〜95質量%
(b)炭素数6〜18の一価の脂肪酸と炭素数3〜18の一価の分岐アルコールとからなるエステル油 0.5〜10質量%
(c)グリセリン重合度が5〜11で、脂肪酸が炭素数12〜20の脂肪酸であり、エステル置換度が5〜20%である、常温で液状のポリグリセリン脂肪酸エステル 0.1〜5質量%
を含有することを特徴とする粉体組成物である。また、本発明は、この粉体組成物を表面がドーム状、半球状、円錐状、角錐状、ダイヤモンドカット状等の多種多様な立体形状に成型してなる固形粉末化粧料である。更に本発明は、成分(d)20℃における粘度が1Pa・s以上のペースト状及び/または液状の油性成分を含有することを特徴とする前記の粉体組成物である。更に成分(a)の粉体のうち、表面処理をした粉体の含有量が全粉体量中40%以上であることを特徴とする前記の粉体組成物である
本発明の圧縮プレス成型して表面が立体形状の固形粉末化粧料にするための粉体組成物(以下、立体成型用粉体組成物という。)は、表面をドーム状、半球状、円錐状、角錐状、ダイヤモンドカット状等の多種多様な立体形状に成型する場合、生産効率を落とすことがない。更に、成型された固形粉末化粧料は、塗布時の粉体の伸び広がりや付着力等の使用感に優れ、塗布具へのとれがよく、ケーキングを生じない良好な使用性、かつ良好な成型性(耐衝撃性)を有するものである。
本発明に用いられる、成分(a)の粉体は、通常化粧料に使用される粉体であればよく
、不定形、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無
孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、有機粉体類、光輝性粉体類、色
素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に例示すれば、酸化チタン、
酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、
酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅
雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素
、ベントナイト、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシ
ウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、無水ケイ酸、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、二酸
化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理
雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の光輝性粉体、ポ
リアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ
素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体等のコ
ポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹
脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、澱粉、シルク粉末
、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色
226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等
の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄
色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有
機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被
覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタ
ン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、ポリエチレンテレフタレート
・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フ
ィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末のラ
メ剤等が挙げられ、これら粉体はその1種又は2種以上を用いることができ、更に複合化
したものを用いても良い。尚、これら粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・ステアリルメタクリレート共重合体等の高分子化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあっても良い。
例えば、フッ素系化合物としては、パーフルオロアルキル基含有リン酸エステル、パーフルオロポリエーテル、フッ素変性シリコーン等が挙げられるが、中でもパーフルオロアルキル基含有リン酸エステルが好ましく、下記一般式
(C2n+1CHCHO)PO(OH)・NH(CHCHOH)
2n+1CHCHPO(OH)・(NH(CHCHOH)
(RfC2mO)PO(OM)3−y
(但し、式中Rfは炭素数3〜21のパーフルオロアルキル基又はパーフルオロオキシアルキル基を示し、直鎖状あるいは分岐状であって、単一鎖長のものであっても、混合鎖長のものであってもよい。mは1〜12の整数を示し、yは1〜3の数を示す。Mは同一又は異なっても良く、水素、アルカリ金属、アンモニウム又は置換アンモニウム等を示す。)
が挙げられ、例えば、ジトリデカフルオロデシルリン酸、ヘプタデカフルオロデシルリン酸、ジヘプタデカフルオロデシルリン酸等、及びこれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、置換アンモニウム塩(例えば、アサヒガードAG−530(旭硝子(株)製))が挙げられる。
シリコーン系化合物としては、特に分子内に水素、アミノ水素基、ハロゲン原子、水酸基またはアルコキシ基を有する反応性アルキルポリシロキサンや低級アルキル基、ベンジル基、シクロヘキサン基又はナフチル基を有する直鎖状のオルガノポリシロキサンが挙げられ、特に水素やアルコキシ基を有する反応性アルキルポリシロキサンが好適に用いられる。本発明に用いられる処理剤の処理量としては0.5〜15%が好ましい。
成分(a)の粉体は全組成物中の75〜95%であり、更に80%以上であることが好
ましい。配合量が75%未満では、粉末化粧料の優位な点である良好な肌への伸び広がり
が得られず、95%を超えると良好な成型性が得られない。
さらに、成分(a)の粉体のうち、表面処理をした粉体の含有量が全粉体量中の40%
であることが好ましい。表面処理をした粉体を全粉体量中40%以上配合することで、粉
体に油性成分を吸油されてしまうことなく油性成分を効果的に分散することができるため
、油性成分を多量に配合することなく良好な成型性を得ることができ、さらにケーキング
を生じない使用性に優れた固形粉末化粧料を与える立体成型用粉体組成物を得ることがで
きるため好ましい。
本発明に用いられる成分(b)の炭素数6〜18の一価の脂肪酸と炭素数3〜18の一価の分岐アルコールとからなるエステル油は、通常化粧料に用いられるエステル油であれば何れのものでもよく、動物油、植物油、合成油等の起源を問わず、例えば、ラウリン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、オレイン酸イソプロピル、パルミチン酸イソブチル、ステアリン酸イソブチル、ラウリン酸イソアミル、ラウリン酸イソヘキシル、パルミチン酸イソヘキシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、ラウリン酸イソデシル、パルミチン酸イソデシル、オレイン酸イソデシル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソセチル、ミリスチン酸イソセチル、パルミチン酸イソセチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソステアリルが挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
成分(b)の含有量は、0.5〜10%が好ましく、特に、1〜7.5%がより好ましい。この範囲で含有すると、粉体の濡れが良好で、塗布時の粉体の伸び広がりや付着力等の使用感に優れ、成型性が良好な固形粉末化粧料を与える立体成型用粉体組成物となる。
本発明に用いられる成分(c)のポリグリセリン脂肪酸エステルのグリセリン重合度は5〜11であり、さらに、ポリグリセリン脂肪酸エステルの構成脂肪酸は炭素数12〜20の脂肪酸であり、エステル置換度が5〜20%である、常温で液状のポリグリセリン脂肪酸エステルである。本発明において、エステル置換度とは、ポリグリセリンのエステル化可能な水酸基中の脂肪酸とエステル化している水酸基の割合をいう。このようなポリグリセリン脂肪酸エステルの市販品としては、NIKKOL Decaglyn 1−O、NIKKOL Decaglyn 1−L、NIKKOL Hexaglyn 1−M(以上、日光ケミカルズ社製)、S−フェイス IS−1001(坂本薬品工業社製)等が例示できる。
成分(c)の含有量は、0.1〜5%が好ましく、特に、0.5〜3.5%がより好ましい。この範囲で含有すると、ポリグリセリン脂肪酸エステルの粘ちょう性によって粉体を粘着させる効果を十分に発揮させ、特に優れた成型性を有しつつ、塗布時の粉体の伸び広がりを損なうことなく、塗布時の粉体の付着も適度な固形粉末化粧料を与える立体成型用粉体組成物となる。
本発明の立体成型用粉体組成物は、成分(c)により、角面などのプレス圧のかかりに
くい部分でも粉体同士の付着性が向上し、その成型性を向上させることができるが、反面
、粘着性がありすぎるため、粉体の分散性や、固形粉末化粧料の使用性、使用感に影響を
与えるところを成分(b)により調整でき、付着性を阻害せず、分散性を向上し、成型後
の使用性や使用感を良好にすることができるものである。
本発明の立体成型用粉体組成物は、更に成分(d)として20℃における粘度が1Pa
・s以上のペースト状及び/または液状の油性成分を含有することにより、使用感及び成
型性が格段に向上した固形粉末化粧料を得ることができ、成分(c)の効果をより効果的
に機能させることができる。
成分(d)は、成分(b)及び成分(c)以外のもので、20℃における粘度が1Pa
・s以上のペースト状及び/または液状の油性成分で、通常化粧料に使用されるものであ
ればいずれのものも使用することができるが、ジペンタエリトリット脂肪酸エステルやワ
セリン、リンゴ酸ジイソステアリル、重質流動イソパラフィンが好ましい。市販品として
は、例えば、コスモール168ARN、コスモール222、ノムコートW(いずれも日清
オイリオ社製)、パールリーム18(日本油脂社製)等が例示できる。また、これらは必
要に応じて1種または2種以上を用いることができる。
成分(d)を配合する場合の配合量は、特に限定されないが、0.1〜10%が好まし
く、更に1〜7.5%が好ましい。この範囲で含有すると、塗布時の粉体の伸び広がりや
付着力等の使用感に優れ、ケーキングを生じない良好な使用性、かつ成型性が良好な固形
粉末化粧料を与える立体成型用粉体組成物となる。
本発明において粘度値を測定する機器としては、ブルックフィールド型粘度計が使用で
きる。ブルックフィールド型粘度計は例えば、「単一円筒型回転粘度計−ビスメトロン(
登録商標):芝浦システム社製」などがあげられる。以下に測定方法を示す。
(測定方法)
1.測定する液体油を外径45mm、内径38mm、高さ82mmのガラス製ビンにエア
スペースが生じないように充填、ふたをして20℃恒温槽にて一昼夜放置する。
2.翌日、単一円筒型回転粘度計−ビスメトロン(登録商標)(芝浦システム社)にて、
付属の1〜4号ローターを用い、6〜30回転−1分後の測定値を読取り、各々の乗数を
乗じ、粘度値を得た。
本発明の立体成型用粉体組成物には、上記の成分(a)〜(d)以外で、目的に応じ
て本発明の効果を損なわない範囲において、成分(b)、(d)以外の油性成分、成分(
c)以外の界面活性剤、水溶性高分子、紫外線吸収剤、水性成分、保湿剤、酸化防止剤、
美容成分、防腐剤、香料等の通常化粧品に配合される他の成分を配合することができる。
成分(b)、(d)以外の油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源、及び
、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類
、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油
類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げらる。
具体的には、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素類、オリーブ油、マカデミアン
ナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ
等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリ−2−エチ
ルヘキサン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジ
グリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ロジン酸ペンタエリスリット等のエ
ステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、オ
レイン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール
、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコ
ール類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペ
ンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、アルコキシ変性ポリシロキサン
、フッ素変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフル
オロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、デキストリン脂肪酸エス
テル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸、
イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げら
れる。
感触改善の目的で用いられる水溶性高分子としては、グアーガム、コンドロイチン硫酸
ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギー
ナン等の天然系のもの、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース等の半合成系のもの、カルボキシビニルポリマー、アルキル付加カルボキ
シビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナト
リウム等の合成系のものを挙げることができる。
紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾフェノン系としては、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸
、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,2’
−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,
4’−ジメトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン等が挙げられ、P
ABA系としては、p−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸エチル、p−アミノ安息香
酸グリセリル、p−ジメチルアミノ安息香酸アミル、p−ジメチルアミノ安息香酸−2−
エチルヘキシル、p−ジヒドロキシプロピル安息香酸エチル等が挙げられ、ケイ皮酸とし
ては、p−メトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮酸−2−エトキ
シエチル等が挙げられ、サリチル酸系としてはサリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチ
ル酸フェニル、サリチル酸ホモメンチル等が挙げられ、その他、2−(2−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベ
ンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられる。
水性成分としては、水及び水に可溶な成分であれば何れでもよく、水の他に、例えば、
エチルアルコール、プロピルアルコール等の低級アルコール類、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等のグリコール類、グリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハ
マメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられる。
また、保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラ
チン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分として
は、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばp−オキシ安息香酸エ
ステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
本発明の立体成型用粉体組成物は、メイクアップ化粧料、スキンケア化粧料などに応用することができ、目的に応じて種々の形状に成型し、製品形態とすることができる。形状としては、ドーム状、半球状、円錐状、角錐状、ダイヤモンドカット状、または、ブランドのロゴや様々な模様により表面を凹凸にする等の多種多様な立体形状が挙げられ、製品形態としては、ファンデーション、頬紅、白粉、アイシャドウ、アイライナー、アイブロウ、ボディーパウダーなどが挙げられる。尚、本発明の立体成型用粉体組成物を用いて立体形状に成型された固形粉末化粧料は、プレス面基準の高さ(金皿の上部縁)から1mm以上の凹凸のあるもので、更に凸型の立体形状にすることにより、本発明の組成物を用いた効果が顕著に現れる。
また、本発明の立体成型用粉体組成物は、例えば、成分(a)の粉体に成分(b)の炭
素数6〜18の一価の脂肪酸と炭素数3〜18の一価の分岐アルコールとからなるエステ
ル油及び成分(c)グリセリン重合度が5〜11で、脂肪酸が炭素数12〜20の脂肪酸
であり、エステル置換度が5〜20%である、常温で液状のポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、更には成分(d)20℃における粘度が1Pa・s以上のペースト状及び/または液
状の油性成分を混合機等を用いて均一に混合し、必要に応じて粉砕等を行うことで得るこ
とができる。更に、金属や樹脂等でできた皿に充填し、圧縮成型することにより固形粉末
化粧料を得ることができる。本発明の立体成型用粉体組成物は、特に、金皿表面からの高
さが2mm以上の立体形状を持ち、圧縮成型された固形粉末化粧料とすることで効果が顕
著に現れ好ましい。
以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するも
のではない。但し、立体成型用粉体組成物は、立体に成型して固形粉末化粧料としたもの
を実施例として評価を行った。
本発明品1〜10及び比較品1〜5:四角錐形状固形粉末アイシャドウ(プレス面基準の高さから3mm)
表1に示す組成の固形粉末アイシャドウを調製し、「使用感」、「使用性」、「成型性
」の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により、評価、判定し、結果を合
わせて表1に記載した。
*1:ラウリン酸亜鉛6%処理
*2:ジメチルポリシロキサン3%処理
*3:ジメチルポリシロキサン5%処理
*4:PRESS−AID−XP(平均粒径3μm)(PRESPERSE社製)
*5:グリセリンの重合度が10で、オレイン酸のエステル置換度が約8%であるポリグ
リセリン脂肪酸エステル
*6:グリセリンの重合度が2で、ステアリン酸のエステル置換度が約25%であるポリ
グリセリン脂肪酸エステル
*7:FOMBLIN HC/04(アウシモント社製)
(調製方法)
A:成分1〜12を均一混合する。
B:成分13〜20を混合する。
C:AにBを加えて、均一分散し、粉砕後、粉体組成物を金皿に四角錐形状となるように
圧縮成形して固形粉末アイシャドウを得た。
評価項目:
「使用感」 塗布時の粉体の伸び広がり及び付着力(化粧効果の持続性)
「使用性」 塗布具へのとれ及びケーキングのなさ
「成型性」 プレス成型性及び耐衝撃性
判定方法及び判定基準:
(使用感及び使用性の評価方法)
本発明品及び比較品の四角錐形状固形粉末アイシャドウを専門パネル15人に使用して
もらい、「使用感」の評価については使用時の伸び広がり及びその塗布膜と2時間後の塗
布膜について、「使用性」の評価については使用時の塗布具へのとれ具合と30回使用後
のアイシャドウ表面に対して、上記評価項目をパネル各人が下記絶対評価にて7段階に評
価し評点を付け、各試料毎にパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段
階判定基準により判定した。
評価基準:
(絶対評価)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(4段階判定基準)
(評点平均値) :(判定)
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下:良好 :○
1点を超えて3点以下:やや不良 :△
1点以下 :不良 :×
(成型性の評価方法)
本発明品及び比較品の四角錐形状固形粉末アイシャドウの「成型性」の評価については
、プレス成型時のプレス表面にヒビや割れが生じていないかどうかという成型性及びその
プレス成型品を金皿のまま、正立方向で高さ50cmからベニヤ板上に1〜3回落とし、
その状態を観察し、ヒビや割れが生じた時の回数により、以下に示す判定基準に従って、
判定した。
判定基準:
回数 : 判定
3回落下しても変化なし : ◎
2回目にヒビや割れが生じる : 〇
1回目にヒビや割れが生じる : △
プレス成型時にヒビが生じる : ×
表1の結果より明らかなように、本発明品1〜10の四角錐形状固形粉末アイシャドウ
は、「使用感」、「使用性」、「成型性」の各項目で優れたものであった。これに対し、
成分(b)の炭素数6〜18の一価の脂肪酸と炭素数3〜18の一価の分岐アルコールと
からなるエステル油を含有しない比較品1では、粉体の濡れが充分でなく、油剤の付着力
が強すぎるために使用感及び使用性において良好なものが得られなかった。また、成分(
b)の替わりに、分岐を持たないエステル油を配合した比較品2では、粉体の伸び広がり
が悪く、ケーキングを生じてしまうため、使用感及び使用性において良好なものが得られ
なかった。さらに、成分(c)のグリセリン重合度が5〜11で、脂肪酸が炭素数12〜
20の脂肪酸であり、エステル置換度が5〜20%である、常温で液状のポリグリセリン
脂肪酸エステルを含有しない比較品3では、粉体の伸び広がりは良いものの、粉体の付着
力が十分でないために成型性において良好なものが得られなかった。また、成分(c)の
替わりに、重合度が低く、エステル置換度の高いポリグリセリン脂肪酸エステルを配合し
た比較品4では、粉体の伸び広がりが悪く、ケーキングを生じてしまうため、使用感及び
使用性において良好なものが得られなかった。また、成分(a)の粉体が少なく、油剤の
配合量の多い比較品5では多量の油剤を配合しているため、特に使用感において良好なも
のが得られなかった。
実施例2:ドーム状固形粉末チーク(プレス面基準の高さから5mm)
(成分) (%)
1.シリコーン処理タルク*2 残量
2.シリコーン処理セリサイト*2 12
3.薄片状無水ケイ酸 5
4.シリコーン処理球状無水ケイ酸*3 5
5.炭化水素ワックス粉末*4 3
6.p−オキシ安息香酸メチル 0.1
7.赤色226号 0.8
8.フッ素化合物処理雲母チタン*8 25
9.ポリエチレンテレフタレート・アルミニウムエポキシ積層末 3
10.酸化チタン被覆ガラス末 3
11.酸化防止剤(ビタミンE) 0.1
12.紫外線吸収剤(オキシベンゾン) 0.1
13.イソノナン酸イソノニル 3
14.ポリグリセリン脂肪酸エステル*9 3
15.ワセリン 4
16.ジメチルポリシロキサン*10 3
*8:パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩3%処理
*9:グリセリンの重合度が6で、ミリスチン酸のエステル置換度が12.5%であるポ
リグリセリン脂肪酸エステル
*10:KF−96(20cs)(信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜10を均一混合する。
B:成分11〜16を混合する。
C:AにBを加えて、均一分散し、粉砕後、粉体組成物を金皿にドーム状となるように圧
縮成形してドーム状チークを得た。
実施例2で得られたドーム状固形粉末チークは、「使用感」、「使用性」、「成型性」
の各項目で優れた固形粉末化粧料であった。
実施例3:四角柱(台形)状固形粉末ファンデーション(プレス面基準の高さから4mm)
(成分) (%)
1.シリコーン処理タルク*2 残量
2.シリコーン処理セリサイト*2 12
3.薄片状無水ケイ酸 5
4.ナイロンパウダー 3
5.炭化水素ワックス粉末*4 3
6.p−オキシ安息香酸メチル 0.3
7.黄酸化鉄 2.5
8.ベンガラ 0.8
9.黒酸化鉄 0.3
10.ミリスチン酸イソプロピル 2
11.ポリグリセリン脂肪酸エステル*11 1
12.リンゴ酸ジイソステアリル 3
13.ジメチルポリシロキサン*12 3
14.香料 0.03
*11:グリセリンの重合度が10で、イソステアリン酸のエステル置換度が約16.7
%であるポリグリセリン脂肪酸エステル
*12:KF−96A(6cs)(信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜9を均一混合する。
B:成分10〜14を混合する。
C:AにBを加えて、均一分散し、粉砕後、粉体組成物を金皿に四角柱(台形)状となる
ように圧縮成形して四角柱(台形)状固形粉末ファンデーションを得た。
実施例3で得られた四角柱(台形)状固形粉末ファンデーションは、「使用感」、「使
用性」、「成型性」の各項目で優れた固形粉末化粧料であった。
実施例4:ダイヤモンドカット状固形粉末アイブロウ(プレス面基準の高さから3mm)
(成分) (%)
1.シリコーン処理タルク*2 残量
2.フッ素化合物処理セリサイト*8 12
3.ポリスチレンパウダー 3
5.炭化水素ワックス粉末*4 3
6.p−オキシ安息香酸メチル 0.3
7.レシチン処理黒酸化鉄*13 10
8.イソノナン酸イソセチル 2
9.ポリグリセリン脂肪酸エステル*14 1
*13:レシチン0.5%処理
*14:グリセリンの重合度が10で、ラウリン酸のエステル置換度が約8%であるポリ
グリセリン脂肪酸エステル
(製造方法)
A:成分1〜7を均一混合する。
B:成分8〜9を混合する。
C:AにBを加えて、均一分散し、粉砕後、粉体組成物を金皿にダイヤモンドカット状と
なるように圧縮成形してダイヤモンドカット状固形粉末アイブロウを得た。
実施例4で得られたダイヤモンドカット状固形粉末アイブロウは、「使用感」、「使用
性」、「成型性」の各項目で優れた固形粉末化粧料であった。
実施例5:凸型ロゴ入り形状固形粉末ボディーパウダー(プレス面基準の高さから2mm)
(成分) (%)
1.タルク 残量
2.セリサイト 12
3.薄片状無水ケイ酸 3
4.N−アシル化リジン 3
5.窒化ホウ素 3
6.炭化水素ワックス粉末*4 3
7.p−オキシ安息香酸メチル 0.3
8.イソステアリン酸イソプロピル 2
9.ポリグリセリン脂肪酸エステル*15 1
10.ジメチルポリシロキサン*12 3
11.香料 0.3
*15:グリセリンの重合度が10で、リノール酸のエステル置換度が約8%であるポリ
グリセリン脂肪酸エステル
(製造方法)
A:成分1〜7を均一混合する。
B:成分8〜11を混合する。
C:AにBを加えて、均一分散し、粉砕後、粉体組成物を金皿に凸型ロゴ入り形状となる
ように圧縮成形して凸型ロゴ入り形状固形粉末ボディーパウダーを得た。
実施例5で得られた凸型ロゴ入り形状固形粉末ボディーパウダーは、「使用感」、「使
用性」、「成型性」の各項目で優れた固形粉末化粧料であった。

Claims (4)

  1. 圧縮プレス成型して表面が立体形状の固形粉末化粧料にするための粉体組成物であって、次の成分(a)〜(c);
    (a)粉体 75〜95質量%
    (b)炭素数6〜18の一価の脂肪酸と炭素数3〜18の一価の分岐アルコールとからなるエステル油 0.5〜10質量%
    (c)グリセリン重合度が5〜11で、脂肪酸が炭素数12〜20の脂肪酸であり、エステル置換度が5〜20%である、常温で液状のポリグリセリン脂肪酸エステル 0.1〜5質量%
    を含有することを特徴とする粉体組成物。
  2. さらに、成分(d)20℃における粘度が1Pa・s以上のペースト状及び/または液状の油性成分を含有することを特徴とする請求項1記載の粉体組成物。
  3. 前記成分(a)の粉体のうち、表面処理をした粉体が全粉体量中40質量%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の粉体組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の粉体組成物を、表面が立体形状に圧縮プレス成型されてなる固形粉末化粧料。
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