JP4746868B2 - ガソリン - Google Patents
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Description
この種のガソリンとしては、例えば、排気ガス中のSOxの増加を防止するとともに、有害物質を除去する三元触媒の活性を維持するためにガソリン中の硫黄分を極度に低減し、また、排気ガス中のベンゼンの発生を抑制するためにガソリン中のベンゼンを低減するなどによって環境汚染を低減し、さらにその上で、ガソリンの蒸留性状を制御することによって運転性能も改良する提案が多くなされた(例えば、特許文献1〜4参照)。
このような現象は、ベンゼンの除去率を高め、かつオクタン価を高めるために、例えば、およそ70〜100℃、或いは70〜105℃などのように広い沸点範囲の留分をベンゼン留分として分留により除去した場合に認められることが多い。
特に、ガソリンを増産する目的で、ガソリンの蒸留カット温度を高くした重質化ガソリンや、各ガソリン基材の生産量のバランスを保つために、基材の一つである改質ガソリンの配合割合を高くして、それ以外の基材を削減したガソリンを製造する場合などに、より顕著に認められる。
したがって、ガソリン中のベンゼン留分を除去して環境汚染を低減するとともに、運転性能を確実に向上し、また、ガソリンを増産するためなどの種々の悪条件であっても高い運転性能を確保できる技術の開発が望まれている。
本発明はかかる知見に基づいて完成したものである。
〔1〕 以下の(1)〜(6)の条件を満たすガソリン、
(1)リサーチ法オクタン価が85〜96未満
(2)硫黄含有量が10質量ppm以下
(3)芳香族分が45容量%以下
(4)オレフィン分が10〜35容量%
(5)ベンゼン含有量が1容量%以下
(6)炭素数7のイソパラフィン分が3.0容量%以上
〔2〕 リサーチ法オクタン価が85〜95である前記〔1〕に記載のガソリン、
〔3〕 炭素数7のイソパラフィン分が5.0容量%以上である前記〔1〕又は〔2〕に記載のガソリン、
〔4〕 ベンゼンの沸点を含む30℃以上にわたる沸点範囲の留分を蒸留により除去した接触改質ガソリンをガソリン基材として用いた前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のガソリン、
〔5〕 (7)70%留出温度が110〜145℃、(8)90%留出温度が130〜190℃である前記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載のガソリン
を提供するものである。
(1)本発明のガソリンは、リサーチ法オクタン価(RON)が85〜96未満である。
RONが85未満では、ノッキングを生ずる恐れがあるなど運転性能が低下してしまう場合がある。
なお、このリサーチ法オクタン価は、JIS K 2280により測定した値である。
硫黄分が10質量ppmを超えると、排ガス中のSOxが増加するとともに、有害物質を除去するための三元触媒の活性が低下し、その結果排気ガス中のCO、炭化水素、NOxなどを増加させることになる。
なお、硫黄分の含有量はJIS K 2541の微量電量滴定式酸化法に従って測定した値である。
芳香族分が45容量%を超えると、排気ガス中の炭化水素やCOが増大する恐れがあるとともに、点火プラグがくすぶりを生じて、運転性能に悪影響を与える可能性がある。
一方、芳香族分の下限については特に制限はないが、燃費が悪化したり、運転性能の低下を防止する観点から、15容量%以上であることが好ましく、20容量%以上が更に好ましい。
なお、芳香族分は、JIS K 2536「石油製品成分試験方法」の蛍光指示薬吸着法で測定した値である。
オレフィン分が10容量%未満であると、希薄燃焼状態で失火を起こす恐れがあるため、直噴エンジン車などの運転性能を確保できない場合がある。
また、オレフィン分が35容量%を超えると、排気ガス中の窒素酸化物が増加する場合があるとともに、大気中に蒸発したガソリンがオゾンを生成する恐れもある。
さらに、ガソリン自体の酸化安定性も悪化する可能性もある。
なお、オレフィン分は、JIS K 2536「石油製品成分試験方法」の蛍光指示薬吸着法で測定した値である。
ベンゼンが1容量%を超えると、排気ガス中のベンゼン含有量が多くなって環境汚染が問題になる恐れがある。
また、ガソリン自体が人体に悪影響を及ぼす恐れもある。
なお、ベンゼン含有量は、JIS K 2536「石油製品成分試験方法」のガスクロマトグラフィーによる全成分試験方法によって測定した値である。
この炭素数7のイソパラフィン分が3.0容量%以上含まれることによって、加速性などの運転性能を向上する効果が大きくなる。
上記の炭素数7のイソパラフィンの具体例としては、例えば、2−メチルヘキサン、3−メチルヘキサン、2,2−ジメチルペンタン、2,3−ジメチルペンタン、2,4−ジメチルペンタン、2,2,3−トリメチルブタン、2−エチルペンタン、3−エチルペンタンなどが挙げられる。
また、メチルシクロヘキサン、1,1−ジメチルシクロペンタン、1,2−ジメチルシクロペンタン、1,3−ジメチルシクロペンタン、エチルシクロペンタン等のシクロ環にアルキル基が置換したアルキル基置換シクロ化合物などが挙げられる。
なお、炭素数7のイソパラフィン分は、JIS K 2536「石油製品成分試験方法」のガスクロによる全成分試験方法によって測定した値である。
T70が110〜145℃であれば、加速性などの運転性能の向上効果が不十分になる恐れがない。
T90が130〜190℃であれば加速性などの運転性能の向上効果が不十分になる恐れがない。
なお、上記T70及びT90は、JIS K 2254に基づいて測定した蒸留性状から求めた値である。
すなわち、MTBE(メチル−tert−ブチルエーテル)の含有量が0.1容量%以下であることが好ましい。
MTBEが0.1容量%を超えると、地下水の汚染など環境問題を招来する恐れがある。
なお、MTBEの含有量は、JIS K 2536「石油製品成分試験方法」によって測定した値である。
一方、MONの上限値については特に制限はないが、通常およそ86である。
また、リード蒸気圧(RVP)が44〜93kPaであることが好ましい。
RVPが44kPa以上であると、十分な低温始動性が得られ、RVPが93kPa以下であると、排気ガス中の炭化水素が増加することがなく、またベーパロック現象により運転性能の低下をまねくことがない。
例えば、次に示すガソリン基材を用いて、上記(1)〜(6)の条件を満たすように適宜配合することにより調製することができる。
そのガソリン基材としては、例えば、原油を常圧蒸留して得られる軽質ナフサ、接触分解法や水素化分解法で得られる分解ガソリン、接触改質法で得られる改質ガソリン中のベンゼンを取り除いた留分(脱ベンゼン改質ガソリン)、オレフィンの重合により得られる重合ガソリン、イソブタンなどの炭化水素に低級オレフィンを付加して得られるアルキレート、直鎖の低級パラフィン系炭化水素の異性化によって得られるアイソメレート、脱n―パラフィン油、ナフサの熱分解によって得られる熱分解ガソリン、及びこれらの特定範囲の留分、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、イソパラフィン類、さらにアルコール、エーテルなどの含酸素化合物などが挙げられる。
上記改質ガソリン中のベンゼン低減方法としては、通常改質ガソリンからベンゼン留分を蒸留によって取り除く方法が用いられるが、その他の方法、例えばベンゼン留分を溶剤で抽出して取り除く方法、ベンゼンと低級オレフィンや低級アルコールを用いてアルキル化する方法などによっても得ることができる。
(i)脱ベンゼン改質ガソリン(PGPZ) 0〜50容量%
(ii)分解ガソリン(FG) 10〜90容量%
(iii)軽質分解ガソリン(LFG) 0〜50容量%
(iv)アルキレート(ALK) 0〜40容量%
(v)軽質ナフサ(DLN) 0〜20容量%
(vi)ブタン 0〜10容量%
(vii)炭素数7のイソパラフィン類(C7IP) 0〜20容量%
(viii)トルエン 0〜30容量%
(ix)混合キシレン(C8MIX) 0〜30容量%
(x)炭素数9の芳香族留分(C9A) 0〜15容量%
(xi)炭素数10の芳香族留分(C10A) 0〜15容量%
(xii)含酸素化合物 0〜30容量%
を上記(1)〜(6)の条件を満たすように調製すればよい。
このように広い沸点範囲の留分を除去することによって、ベンゼンの除去率を高め、かつオクタン価(RON)を高く保つことができる。
また、炭素数7のイソパラフィン分の含有量を高める観点から(ii)分解ガソリン、(iii)軽質分解ガソリンについては、少なくともいずれかは配合することが好ましい。
このような添加剤としては、フェノール系やアミン系などの酸化防止剤、シッフ型化合物やチオアミド型化合物などの金属不活性剤、有機リン化合物などの表面着火防止剤、コハク酸イミド、ポリアルキルアミン、ポリエーテルアミンなどの清浄分散剤、多価アルコール及びエーテルなどの氷結防止剤、有機酸のアルカリ金属やアルカリ土類金属塩、高級アルコールの硫酸エステルなどの助燃剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両面界面活性剤などの帯電防止剤、アルケニルコハク酸のエステルなどのさび止め剤、キリザニン、クマリンなどの識別剤、天然精油、合成香料などの着臭剤、アゾ染料などの着色剤など、公知のガソリン添加剤が挙げられ、これらの添加剤を1種又は2種以上添加することができる。
また、これら添加剤の添加量は状況に応じて適宜選定すればよいが、通常は添加剤の合計量としてガソリンに対して0.1質量%以下とすることが好ましい。
なお、ガソリンの性状及び性能は次の方法に従って求めた。
〔ガソリンの性状〕
・リサーチ法オクタン価
JIS K 22130に準拠して測定した。
・硫黄分
JIS K 2541の微量電量滴定酸化法によって測定した。
・芳香族分、オレフィン分
JIS K 2536に準拠して測定した。
・ベンゼン、炭素数7のイソパラフィン分
これらについては、JIS K 2536「石油製品成分試験方法」ガスクロマトグラフィーによる全成分試験方法により測定した。
・蒸留性状
JIS K 2541により測定した。
運転性能の評価方法
排気量660ccで燃料供給システムがキャブレターである車両を用いて、シャーシダイナモメーターにて加速性を測定した。
加速性の測定は、外気温(室温)20℃の雰囲気で以下のようにして行った。
(i)車両の冷却水の水温及び油温を20℃に冷却した後、エンジンを始動し、次いで、アクセル開度50%で、エンジン回転数をアイドリングから3000rpmまで上げる操作を、水温が55℃になるまで繰り返した。
水温が55℃になったときの、アイドリングから3000rpmに達するまでの時間を測定し、これを加速時間Aとした。
(ii)暖気運転し、水温が80℃になったときに、アクセル開度50%でエンジン回転数をアイドリングから3000rpmに達するまでの時間を測定し、これを加速時間Bとした。
(iii)上記(i)(ii)の測定値を用いて、下記の計算から加速時間増加割合(%)を求め、運転性能を評価した。
加速時間増加割合が小さい方が運転性能が優れていることを示す。
加速時間増加割合(%)=〔(A−B)/B〕×100
Claims (4)
- ベンゼンの沸点を含む30℃以上にわたる沸点範囲の留分を蒸留により除去した接触改質ガソリンをガソリン基材として用いた、以下の(1)〜(6)の条件を満たすガソリン。
(1)リサーチ法オクタン価が85〜96未満
(2)硫黄含有量が10質量ppm以下
(3)芳香族分が45容量%以下
(4)オレフィン分が10〜35容量%
(5)ベンゼン含有量が1容量%以下
(6)炭素数7のイソパラフィン分が3.0容量%以上 - リサーチ法オクタン価が85〜95である請求項1に記載のガソリン。
- 炭素数7のイソパラフィン分が5.0容量%以上である請求項1又は2に記載のガソリン。
- (7)70%留出温度が110〜145℃、(8)90%留出温度が130〜190℃である請求項1〜3のいずれかに記載のガソリン。
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