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JP4742895B2 - シャーシへの金具の取付構造 - Google Patents

シャーシへの金具の取付構造 Download PDF

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JP4742895B2
JP4742895B2 JP2006029684A JP2006029684A JP4742895B2 JP 4742895 B2 JP4742895 B2 JP 4742895B2 JP 2006029684 A JP2006029684 A JP 2006029684A JP 2006029684 A JP2006029684 A JP 2006029684A JP 4742895 B2 JP4742895 B2 JP 4742895B2
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Description

この発明はシャーシへの金具の取付構造に関する。
従来のシャーシへの金具の取付構造の例を図2により説明する。図2に示すシャーシ3には底板から右側板3aと左側板3bが垂直に立上がり、右側板3a、左側板3bおよび底板折曲げることにより垂直面の後板3cが底板から立上がるように形成されている。
金具4は断面コ字形に形成されており、コ字形後面4aの両側から直角方向にコ字形右側面4bとコ字形左側面4cが延びている。シャーシ3の後板3cに設けられねじ挿通穴3d、3fに夫々ねじ7、7が挿通され、金具4のコ字形後面4aのねじ穴(図2に見えていない)にねじ込まれることにより金具4がシャーシ3に締着される。
このシャーシへの金具の取付構造では、ねじ挿通穴3d、3fの内径とねじ7の外形との差だけ金具4のシャーシ3に対する位置ずれが生じ、金具4がシャーシ3に正確に位置決めされないという問題があった。
図3に示す従来のシャーシへの金具の取付構造の他の例では、シャーシ5は底板から右側板5aと左側板5bが垂直に立上がり、右側板5a、左側板5bおよび底板を折曲げることにより垂直面の後板5cが底板から立上がるように形成されている。
金具6は断面コ字形に形成されており、コ字形後面6aの両側から直角方向にコ字形右側面6bとコ字形左側面6cが延びている。シャーシ5の右側板5aおよび左側板5bに夫々設けられねじ挿通穴5d、5eに夫々ねじ7、7が挿通され、金具6のコ字形右側面6bおよびコ字形左側面6cに夫々設けられたねじ穴6dおよび6eにねじ込まれることにより金具6がシャーシ5に締着される。
なお、ねじ7、7を締め付けて金具6を固定するとき、シャーシ5の底板に載せた直方体の治具の側面に金具6のコ字形後面6aを密接させてコ字形後面6aが垂直となるように位置決めされる。
このシャーシへの金具の取付構造では、金具6が図4(a)に示すように、右側板5aまたは左側板5bのいずれか一方に偏って固定されることがあった。また、シャーシ5が図4(b)に示すように右側板5aおよび左側板5bが開くように変形している場合は、ねじ7、7が締め付けられると右側板5aおよび左側板5bが垂直方向に矯正されることになるが、右側板5aと左側板5bとが同じように矯正されないことがあった。
特開2005−327981号公報に提案された電子機器装置の板金筐体構造によると、天板5の嵌合片5aに囲まれた嵌合穴5bを後面板2の差込片2aを挿入する。そして、嵌合片5aおよび天板の曲げ部内面と差込片2aおよび差込片曲げ部2b表面が挟圧保持された状態となり、後面板2に天板5が嵌め込まれて固定される。
上記した特開2005−327981号公報に提案された電子機器装置の板金筐体構造では、後面板2と天板5との位置決めがなされないため、後面板2と天板5との相対位置が正確に決まらないという問題があった。また、後面板2と天板5とがねじ締着されていないため、強固に固定されておらず、天板5を強く引っ張ると後面板2から外れる恐れがあった。
特開2005−327981号公報、段落0013、図1、図2
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、位置決めが正確になされ、金具をシャーシへ強固に固定できるシャーシへの金具の取付構造を提供することにある。
この発明のシャーシへの金具の取付構造は、底板から垂直に立ち上がった左右の側板を有し、一方の前記側板に第1の穴が形成されており、他方の前記側板の後端を垂直に折り曲げた後板が形成されており、前記後板にスリットと第2の穴が形成されたシャーシと、前記後板と平行な第1の面と前記側板と平行な第2の面を有し、前記第1の面から垂直に切り起こされ前記側板と平行な面を有する切り起こし舌片と前記第1の面に設けた第3の穴と前記第2の面に設けた第4の穴とが形成された金具とからなり、前記切り起こし舌片と前記スリットを嵌合させることにより前記金具とシャーシとを位置決めした状態で、前記第1の穴と前記第4の穴及び第2の穴と第3の穴が締着されているものである。
また、この発明のシャーシへの金具の取付構造は、底板から垂直に立ち上がった左右の側板を有し、一方の前記側板に第1の穴が形成されており、他方の前記側板の後端を垂直に折り曲げた後板が形成されており、前記後板から垂直に切り起こされ前記側板と平行な面を有する切り起こし舌片と第2の穴が形成されたシャーシと、前記後板と平行な第1の面と前記側板と平行な第2の面を有し、前記第1の面に設けたスリットと第3の穴と前記第2の面に設けた第4の穴が形成された金具とからなり、前記切り起こし舌片と前記スリットを嵌合させることにより前記金具とシャーシとを位置決めした状態で、前記第1の穴と前記第4の穴及び第2の穴と第3の穴が締着されているものである。
この発明のシャーシへの金具の取付構造によれば、位置決めが正確になされ、金具をシャーシへ強固に固定できる。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。図1はこの発明の実施例であるシャーシへの金具の取付構造を示す分解斜視図である。図1に示すシャーシ1には、底板から右側板1aと左側板1bが垂直に立上がり、右側板1a、左側板1bおよび底板折曲げることにより垂直面の後板1cが両側板および底板から立上がるように形成されている。
金具2は断面コ字形に形成されており、中間部のコ字形後面2aの両側から直角方向にコ字形右側面2bとコ字形左側面2cが延びている。シャーシ1の左側板1bから延びる後板1cおよび右側板1aには夫々ねじ挿通穴1fおよびねじ挿通穴1eが設けられている。シャーシ1の後板1cにはさらに垂直方向に延びるスリット1dが設けられている。
金具2のコ字形後面2aには直角方向に延びる切り起こし舌片2dが設けられ、さらに、ねじ穴2gが設けられている。金具2の右側板2bには右側板2bから垂直に切り起こされた先端部を右側板2bと平行方向に延びるように折り曲げた切り起こし舌片2eが設けられ、起こし舌片2eにねじ穴2fが設けられている。
金具2をシャーシ1に締着するには、先ず、金具2を図示の矢印方向にシャーシ1の後部に挿入する。このとき金具2の起こし舌片2dがシャーシ1のスリット1dに嵌合して金具2のシャーシ1に対する左右方向の位置が決められる。その状態でねじ挿通穴1eの位置をねじ穴2fに合わせてねじ挿通穴1eを挿通したねじ7をねじ穴2fにねじ込む。さらに、ねじ挿通穴1fを挿通したねじ7をねじ穴2gにねじ込む。これらのねじ7、7を締付けることにより金具2がシャーシ1に対して正確に位置決めされた状態で強固に固定される。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、金具2が薄く十分な強度のねじ穴を形成しにくい場合はねじ穴2gやねじ穴2fをねじ挿通穴としてねじとナットにより金具2を締着してもよい。
また、シャーシ1に起こし舌片を設け、それと嵌合するスリットを金具2に設けても良い。さらに、シャーシの後板のみにねじ挿通穴を設けてもよく、前面板、右側板および左側板の夫々にねじ挿通穴を設ける構成としてもこの発明の効果が得られる。
この発明の実施例1であるシャーシへの金具の取付構造を示す分解斜視図である。 従来のシャーシへの金具の取付構造の例を示す斜視図である。 従来のシャーシへの金具の取付構造の他の例を示す斜視図である。 図4(a)は同金具の取付構造の作用を説明するための平面図、図4(b)は同金具の取付構造の作用を説明するための部材の概略斜視図である。
符号の説明
1 シャーシ、1a 右側板、1b 左側板、1c 後板、1d スリット
1e、1f ねじ挿通穴
2 金具、2a コ字形後面、2b コ字形右側面、2c コ字形左側面
2d 切起こし舌片、2e 切起こし舌片、2f、2g ねじ穴、
3 シャーシ、3a 右側板、3b 左側板、3c 後板、3d、3f ねじ挿通穴
4 金具、4a コ字形後面、4b コ字形右側面、4c コ字形左側面
5 シャーシ、5a 右側板、5b 左側板、5c 後板、5d、5e ねじ挿通穴
6 金具、6a コ字形後面、6b コ字形右側面、6c コ字形左側面、
6d、6e ねじ穴
7 ねじ

Claims (2)

  1. 底板から垂直に立ち上がった左右の側板を有し、
    一方の前記側板に第1の穴が形成されており、
    他方の前記側板の後端を垂直に折り曲げた後板が形成されており、
    前記後板にスリットと第2の穴が形成されたシャーシと、
    前記後板と平行な第1の面と前記側板と平行な第2の面を有し、
    前記第1の面から垂直に切り起こされ前記側板と平行な面を有する切り起こし舌片と前記第1の面に設けた第3の穴と前記第2の面に設けた第4の穴とが形成された金具とからなり、
    前記切り起こし舌片と前記スリットを嵌合させることにより前記金具とシャーシとを位置決めした状態で、前記第1の穴と前記第4の穴及び第2の穴と第3の穴が締着されていることを特徴とするシャーシへの金具の取付構造。
  2. 底板から垂直に立ち上がった左右の側板を有し、
    一方の前記側板に第1の穴が形成されており、
    他方の前記側板の後端を垂直に折り曲げた後板が形成されており、
    前記後板から垂直に切り起こされ前記側板と平行な面を有する切り起こし舌片と第2の穴が形成されたシャーシと、
    前記後板と平行な第1の面と前記側板と平行な第2の面を有し、
    前記第1の面に設けたスリットと第3の穴と前記第2の面に設けた第4の穴が形成された金具とからなり、
    前記切り起こし舌片と前記スリットを嵌合させることにより前記金具とシャーシとを位置決めした状態で、前記第1の穴と前記第4の穴及び第2の穴と第3の穴が締着されていることを特徴とするシャーシへの金具の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03230599A (ja) * 1990-02-06 1991-10-14 Nippon Chemicon Corp 仮止め装置

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