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JP4740509B2 - 骨髄吸引針 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、骨組織から液状サンプルを吸引する際に用いられる医療器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
生検医療器具は、組織サンプルを採取するために設計された器具である。一般的に、骨からサンプルを得るために利用される生検装置は、スタイレットを取り囲む中空カニューレから構成される。スタイレットは、スタイレットをカニューレ内に固定した時にカニューレから外側に突出する鋭利な先端を有する。組み合わされたカニューレとスタイレットは、骨皮質と呼ばれる骨の表層を貫通して使用されるが、骨皮質は、海綿骨層や採取される骨内の組織(骨髄と呼ばれる)よりも相当硬い。スタイレットとカニューレが皮質を貫通すると、スタイレットは取り除かれ、カニューレをさらに骨髄腔内へ突き出して、サンプル用の骨髄組織を採取する。
【0003】
生検装置により切除された組織サンプルの構造はいくつかの点において重要である。まず、続いて行われる組織の検査にとっては、大きい組織サンプルほどよいサンプルとなることから、サンプルの大きさが重要である。しかしながら、骨に挿入されるカニューレおよびスタイレットが大きくなればなるほど、貫通部に生じる患者の痛みが増す。また、サンプルは骨髄組織に損傷を与えることなく採取されることが重要である。しかしながら、組織サンプルを切除する際、組織を周囲の組織から削り取る必要がある。このように切除すると組織サンプルに損傷を与えてしまい、その組織サンプルを損なう場合がある。
【0004】
骨髄生検装置を使用して大きくて損傷のない組織サンプルを確保するために、いくつかの手法がとられてきた。しかしながら、それらの手法にはそれぞれ商業上および臨床上の実用性を制限する重大な欠点がある。たとえば、それらのうちの一つの手法は、カニューレの基端での吸引を利用している。その吸引により、カニューレ内に組織サンプルを引き込み、その組織サンプルをカニューレ内部に保持するように設計されている。理論上そのような吸引は大きな組織サンプルを確保するのに役立つはずが、実際はそのような吸引力にさらすことは、患者からサンプルを切除する際に骨髄組織に損傷を与える結果となる。
【0005】
他の手法は、カニューレ先端のコイル状のシュリンゲを利用している。回転させるとコイルの直径が小さくなり、カニューレ内に生検組織サンプルを確保する。この装置も理論上は大きい組織サンプルを確保するのに役立つはずが、実際にはその装置はサンプルに損傷を与える原因となる圧搾力を組織サンプルに加えてしまう。
【0006】
さらに他の手法では、カニューレ内部の波状模様のような内向きに突出した部材を使用している。この装置の背景にある原理は、カニューレにより組織サンプルを採取する際は、内向きの波状模様により組織サンプルが突出部材上を滑り動くが、組織サンプルが患者から切除される際は突出部材が組織サンプルを保持してカニューレ内に組織サンプルを確保するというものである。しかしながら、この原理もやはり組織サンプルを患者から切除する際に組織に外傷を生じさせるため、実用的でない。
【0007】
他の手法は、カニューレの側部に開口を設けており、理論上は、組織がその開口内に広がりカニューレ内に組織サンプルを確保するのに役立つようになっている。同様に、一つの手法では、組織を内方に押し込みカニューレ内に組織サンプルを保持するように設計されたカニューレ内のネジ部材を利用している。平滑でない組織サンプル用の空洞を設けることは、やはり患者から組織サンプルを切除する際に組織に損傷を与える結果となる。
【0008】
カニューレ内に生検サンプルを確保する際のさらに他の手法としては、一対の同軸のカニューレを使用したものがある。2つのカニューレのうちの1つは、内側カニューレを外側カニューレから引き抜く際に、組織サンプルの周囲に内側カニューレを押し付けるためのカムとして機能する湾曲した部位を有する。これは、理論上カニューレ内の組織を確保するのに役立つはすだが、やはり実際はサンプルに損傷を与えるような圧縮力を組織サンプルに加えてしまう。また、2連のカニューレを使用すると、組織サンプルが小さくなるか、あるいは生検装置が大型化して患者の痛みを増すこととなる。同様の手法は、2つのカニューレが互いに回転する際に組織をせん断または切断するように設計された別の同軸の中空カニューレを利用している。しかしながら、これらの装置は、カニューレに追加部材を設けなければならず、そのため組織サンプルが小さくなるか、あるいは生検装置が大型化する。
【0009】
また、別の検査用に骨髄液を得るために骨髄を吸引することは、臨床上役立つことが多い。従来の装置では、骨の皮質を貫通して骨髄腔へ入れるために外側カニューレと生検針とが用いられている。そしてスタイレットを取り除き、骨髄組織から骨髄液を引き抜くために吸引力をかけるようになっている。
【0010】
そのような吸引が血栓連鎖(thrombotic cascading)によって骨髄組織に生ぜしめる外傷により、吸引部位では骨髄組織の著しい破壊が起こる。このため、従来は吸引と同じ部位から採取された組織サンプルは粗悪なものとなっていた。したがって、組織サンプルは一般的に吸引部位から離れた部位から採取する。しかしながら、このような2つの別々の部位は、患者の痛みを増すことになり、かつ感染の可能性が高くなる。
【0011】
望ましい吸引装置は、処置の間の患者の痛みをできるだけ少なくしてサンプルを吸引できるようにしたものである。また、そのような装置は、患者が感染症の高い危険性にさらされるのを防止する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、処置の間に患者が経験する痛みをできるだけ少なくしてサンプルを吸引できるようした吸引装置を提供することを課題とする。また、本発明は、患者が感染症の高い危険性にさらされるのを防止することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外側カニューレと、スタイレットと、開口を有する中空カニューレとを含む吸引装置を提供する。外側カニューレは、先端部切断縁をなすテーパーが付された先端部を有している。スタイレットは外側カニューレに挿入されるように設計されている。また、スタイレットは鋭利な先端を有している。中空カニューレは外側カニューレに挿入されるように設計されている。中空カニューレの先端は塞がれており、該中空カニューレの側部には開口が設けられている。
【0014】
従って、ハンドルに固定され、先端部切断縁をなす先端を有する外側カニューレと、前記外側カニューレに挿入されるように設計された鋭利な先端を有するスタイレットと、前記外側カニューレに挿入されるように設計された中空カニューレと、前記中空カニューレの側部に設けられた開口と、を含む吸引装置が開示されている。
【0015】
また、ハウジングと、該ハウジングに固定された先端部が塞がれた中空カニューレと、前記中空カニューレの側部に設けられた開口と、を含む吸引装置も開示されている。
【0016】
さらに、ハンドルに固定された外側カニューレと、該外側カニューレに挿入されるように設計されたスタイレットと、前記外側カニューレに挿入されるように設計された中空カニューレと、を含み、前記中空カニューレは概中空カニューレの概ね側部に吸引領域を規定するようになっている吸引装置も開示されている。
【0017】
また、ハンドルに固定され、先端部切断縁をなす先端を有する外側カニューレと、前記外側カニューレに挿入されるように設計された鋭利な先端を有するスタイレットと、前記外側カニューレに挿入されるように設計された中空カニューレと、前記中空カニューレの側部に設けられた開口と、を含む吸引処置用キットも開示されている。
【0018】
さらに、スタイレットを外側カニューレへ挿入するステップと、前記スタイレットと外側カニューレを用いて骨皮質を貫通し骨髄腔へ入れるステップと、前記スタイレットを取り除くステップと、吸引針を前記外側カニューレへ挿入するステップと、前記吸引針を通して吸引するステップと、前記吸引針を取り除くステップと、前記外側カニューレをさらに骨髄腔へ挿入することにより外側カニューレ内に骨髄組織を捕集するステップと、患者から骨髄組織を切除するステップと、を含む骨髄組織の吸引方法も開示されている。
【0019】
【発明の実施形態】
図1では、包装材に収められた状態の本発明の原理により作製された骨髄生検装置が全体的に参照符号10で示されている。本発明の原理により作製された骨髄生検装置10は、ハンドル12と、スタイレット14と、外側カニューレ16と、内側部材18と、イジェクタピン20と、保護管22と、を有する。本発明の原理により作製された骨髄生検装置10は、包装材11に収められた無菌状態で使用者に供給されるのが好ましい。
【0020】
本発明の原理により作製された骨髄生検装置10は、硬い骨の外皮質層を貫通して挿入する必要があるため、ハンドル12は専門医療スタッフの手のひらに納まるように人間工学的に設計されている。したがって、ハンドル12の基部21は、手のひらの中央部に適合するように設計されたテーパー付キャップ23を備える。テーパー付キャップ23はハンドル12に係合するようになっている。好適な実施形態では、テーパー付キャップ23は、ハンドル12の組になるネジ山とネジ係合される。また、テーパー付キャップ23は、専門医療スタッフがキャップ23を取り付けたり取り外したりしやすいように、すじ付きの外表面上部24を設けてもよい。
【0021】
ハンドル12は、専門医療スタッフの人差し指と中指の間から外側カニューレ16が延びるように設計されている。これにより専門医療スタッフは手のひらからハンドル12に大きな圧力を加えることができる。さらに、これにより専門医療スタッフは、ハンドル12に掛けた指を利用して装置10を患者に向けることができる。好適な実施形態では、ハンドル12は硬質プラスチックから成形される。
【0022】
本発明の原理により作製された骨髄生検装置10は、外側カニューレ16を有する。外側カニューレ16は、基端27でハンドル12に恒久的に取り付けられている。外側カニューレ16の先端29は、図2Aに最も良く示されているように、テーパーが付されており、先端部切断縁(distal cutting edge)をなしている。外側カニューレ16は、骨皮質を貫通する際に外側カニューレ16にかかる力に耐えるように硬質材料で設計されるのが好ましい。従って、好適な実施形態では、外側カニューレ16はステンレス鋼で作製される。
【0023】
本発明の原理により作製された骨髄生検装置10は、図2Aに最も良く示されているように、スタイレット14を有する。スタイレット14は、硬い骨の皮質層を貫通するように設計された鋭利な先端30を有している。外側カニューレ16と同様に、スタイレット14は、骨の皮質を貫通する際にスタイレット14にかかる力に耐えるようにステンレス鋼のような硬質材料で設計されるのが好ましい。
【0024】
スタイレット14の基端34は、スタイレット保持用ハウジング36(stylet retaining housing)を備える。スタイレット保持用ハウジング36は、ハンドル12内にスタイレット14を固定するように設計されている。従って、スタイレット保持用ハウジング36は、人間工学的に設計されたキャップ23の内部に収まるようになっている。また、スタイレット保持用ハウジング36は、骨皮質を貫通している間にスタイレット14が回転しないようにハンドル12内に保持される。好適な実施形態では、スタイレット保持用ハウジング36は、相対的に正方形であり、それの組となるハンドル12内の相対的に正方形の収容空洞(図示せず)に固定される。
【0025】
スタイレット14は骨皮質を貫通するために外側カニューレ16内に固定されるようになっている。従って、スタイレット14の外径は外側カニューレ16の内径よりも若干小さい。スタイレット14を外側カニューレ16に挿入し、スタイレット保持用ハウジング36をハンドル12内に固定すると、スタイレット14の鋭利な先端30は、図1に示されているように、外側カニューレ16の先端29をわずかに超えて突出する。これにより、スタイレット14の鋭利な先端30は、外側カニューレ16の鋭利な先端29と共働して骨皮質の貫通をアシストする。
【0026】
図2Bに示すように、本発明の原理により作製された骨髄生検装置10は、内側部材18も有している。内側部材18の基端41には、該内側部材18に固定されたハブ43が形成されている。そのハブ43は、使用時にハブ43の回転を助ける複数の突条(リブ)44を有している。内側部材18の先端部には、切断用指状部(cutting finger)45が設けられている。その切断用指状部45の幅(円周方向の長さ)は、切断用指状部45の構造上の完全性(structural integrity)を維持するのに十分広いが、組織サンプルに圧縮力がかかるのを避けるには十分に狭く設計されるのが好ましい。
【0027】
図3および図4には、切断用指状部45の詳細な構造が示されている。好適な実施形態では、切断用指状部45の幅は内側部材18の外周の約60%である。この切断用指状部45によって、実施形態において、組織サンプルに過度の圧縮力を加えることなく骨髄組織から充分に組織サンプルを切除することができかつ刃にかかる力に構造上耐えることができる全体的に鋭利な縁を持つ刃状部材が提供される。切断用指状部45が内側部材18の外周の約60%以上である場合、組織サンプルは過度の圧縮力を受けることが明らかになっており、これは著しい組織損傷の原因となる。
【0028】
一実施形態では、切断用指状部45は内側部材18の外周を少なくとも約40%削って除去することにより形成され、これにより全体的に鋭利な縁を持つ刃状部材が形成される。さらに、切断用指状部45の先端50は、組織サンプルを切断しやすいようにテーパー(傾斜:beveled)が付けられている。外側カニューレ16の先端部(図2Aおよび図4参照)は先細りになっているため、切断用指状部45を内側に向ける(内側に片寄らせる)ようになっている。切断用指状部45の内側延出部により切断用指状部45が組織から組織サンプルを切除できるようになっている。
【0029】
図2Bから明らかなように、本発明の原理により作製された骨髄生検装置10は、さらにイジェクタピン(ejector pin)20を有する。イジェクタピン20は、内側部材18の内径に適合するように設計された中空でない部材である。イジェクタピン20の先端57は、組織サンプルが内側部材18から取り外される際に組織サンプルが損傷しないように先が尖っていない。イジェクタピン20の基端59は、イジェクタピンハウジング(ejector pin housing)60を備えている。イジェクタピンハウジング60は、内側部材18内にイジェクタピン20を固定するように設計されている。
【0030】
最後に、本発明の原理により作製された骨髄生検装置10は、保護管(protective sheath)22を有する。保護管22は、使用前に切断用指状部45を保護するために内側部材を収容するように設計されている。好適な実施形態では、保護管22は低密度ポリエチレンのようなプラスチックから作製される。
【0031】
図5では、本発明の原理により作製された骨髄生検装置10の使用法が説明されている。患者は、外皮層61と、軟部組織の層を含む骨膜層62と、硬い骨皮質層64と、骨髄を含む骨髄腔66とを有する。使用時は、スタイレット14を外側カニューレ16に挿入し、スタイレット保持用ハウジング36をハンドル12に固定する。そして専門医療スタッフは、スタイレットの鋭利な先端とカニューレのテーパーが付された先端を使用して骨皮質64を貫通する。骨皮質64を貫通して外側カニューレが骨髄腔66に達すると、スタイレット14は取り除かれる。その後、外側カニューレ16をさらに骨髄腔66へ挿入し、外側カニューレ16内に骨髄組織を捕集する。
【0032】
サンプルの大きさを測るために、専門医療スタッフはイジェクタピン20を外側カニューレ16へ挿入することができる。ハンドル12から外側または手元に近い方に延出している突出しピン20の長さで組織サンプルの長さを推測する。適切なサンプルの大きさを選択したら、内側部材18を外側カニューレ16内に通す。内側部材18の切断用指状部45は、切断用指状部45の先端を外側カニューレ16の先端から短い距離(π)(図4を参照)の範囲内まで延ばしながら、組織サンプルの小さな一部分を切り取る。外側カニューレ16の先端部が先細りになっていることは、カニューレの軸に対して切断用指状部45を内側に向かわすのに役立っている。切断用指状部45の内側延出部は、切断用指状部45が組織から組織サンプルを切断するのに役立っている。
【0033】
内側部材18が外側カニューレ16に完全に挿入された後に、専門医療スタッフはハブ43を握って回転させることにより内側部材18を回転させる。回転させている間に、切断用指状部45は、組織サンプルをつぶすのをできるだけ少なくしながらサンプルを切断する。そして内側部材18の先端部にサンプルを含んだ状態で患者から装置10を取り出す。
【0034】
図6では、患者から取り出した後の内側部材18と、イジェクタピン20と、組織サンプル70と、が明らかとなっている。イジェクタピン20は内側部材18の端から端まで進むことができ、サンプルを内側部材18から押し出す。
【0035】
このように、本発明は、大きな組織サンプルを確保することができるとともに生検装置の大型化を防止することにより処置の間に患者が経験する痛みをできるだけ少なくすることができる生検装置を提供する。本発明の骨髄生検装置は、さらに、組織サンプルにかかる力が圧縮あるいは吸引などにより過度の力がかかるのを防止し、患者から組織を切除することに伴ってサンプルに必要以上の損傷を与えることを防止する。
【0036】
図7では、本発明の原理により作製された吸引針が参照番号80で全体的に示されている。本発明の吸引針80は、中空カニューレ82を有する。中空カニューレ82の基端84は、ハウジング86に固定されている。そのハウジング86は、シリンジに含まれるコネクタと連結するようになっているコネクタをなしている。好適な実施形態では、ハウジング86は、シリンジに含まれるルアーコネクタの雄取付け具と連結するようになっているルアーコネクタ88の雌取付け具を有する。
【0037】
中空カニューレ82の先端91は塞がれている。好適な実施形態では、先端91は、例えば紫外線結合型接着剤で塞がれている。中空カニューレ82の塞がれた先端91からわずかの距離(α)の箇所において、中空カニューレ82の側部に開口93が設けられている。好適な実施形態では、この開口93は、以下に詳しく述べる骨髄組織に加えられる吸引力の方向付けに役立つように形作られている。所望の結果を達成する開口であれば、他の形状や組み合わせも本発明の範囲内に含まれる。
【0038】
図8では、図7の開口および吸引針の先端の詳細が明らかにされている。好適な一実施形態では、開口93は切り立った先端側95と、徐々に傾斜した基端側97とで形作られる。当然のことながら、他の形状の開口も本発明の範囲内に含まれる。
【0039】
本発明の吸引針80は、外側カニューレ16に挿入されるように設計されている。外側カニューレ16に挿入されると、吸引針は外側カニューレ16の側部との間でシールを形成する。骨髄組織の吸引が終了した際に血栓連鎖が起こり吸引針80が凝固する傾向があるので、これは本発明の重要な特徴である。外側カニューレ16に吸引力が作用しないようにすることによって、外側カニューレは凝固することがなく、そのため、きれいな生検組織サンプルを得ることができる。
【0040】
図9では、吸引サンプルを確保する際の本発明の吸引針80の使用法について説明している。まず、生検装置を利用して骨髄腔66への進入路を確保する。スタイレット14を外側カニューレ16に挿入し、スタイレット保持器36をハンドル12に固定する。そして、専門医療スタッフはスタイレットの鋭利な先端とカニューレのテーパーが付された先端を使用して骨皮質64を貫通する。骨皮質64を貫通して外側カニューレが骨髄腔66に達すると、スタイレット14を取り除く。
【0041】
スタイレット14および外側カニューレ16が骨の硬い外皮質層に穴を空けた後、スタイレット14を取り除き、本発明の吸引針80を外側カニューレ16に挿入する。それに続いて、シリンジ99を吸引針80のハウジング86に連結する。シリンジ99を引くと中空カニューレ82を通じて開口93に吸引力が働く。吸引力により骨髄組織から骨髄液がシリンジ99に引き込まれる。
【0042】
図10では、本発明の吸引針80が骨髄腔66内に位置した状態の詳細が明らかとなっている。吸引針80は、開口93が骨皮質64を通過して骨髄腔66に達した状態で骨髄腔66に挿入されている。シリンジ99により吸引針80に吸引力がかかると、開口93は、骨髄腔の控えめな箇所で吸引針80の側部から骨髄液を吸い込む。骨髄腔66における吸引力は、開口93の位置および形状により、開口93のほぼ側部および開口93から上方に方向づけられる。したがって、この吸引力により、円錐形の吸引領域が開口93の側部および開口93から上方に規定される。これにより吸引針80より下に位置する骨髄組織は影響を受けない。
【0043】
また、開口93により吸引力がこの円錐形の吸引領域に向けられるため、吸引針80を回転することにより、吸引針80を取り囲む新たな骨髄組織に対して中空カニューレ82の周囲360度にわたって吸引力を作用させることができる。従来の吸引針は一般的に骨髄液を吸引できる領域がそのように広くない。
【0044】
吸引が終わると、吸引針80は生検装置10から取り除かれる。そして、専門医療スタッフは、外側カニューレ16を骨髄腔内にさらに深く挿入することにより外側カニューレ16内に骨髄組織を捕集することができる。ここでもう一度繰り返すが、本発明では、骨髄腔66から吸引された液は吸引針80の周囲から吸引されたものであって吸引針80の下方から吸引されたものではないため、外側カニューレ16により確保された組織サンプルは骨髄液の吸引によって影響を受けていない。
【0045】
図6Aおよび図6Bでは、患者から取り除かれた後の内側部材18と、イジェクタピン20と、組織サンプル70とが示されている。図6Aでは、組織サンプルは内側部材18内に残っている。図6Bから明らかなように、イジェクタピン20は内側部材18の端から端まで進むことができ、サンプルを内側部材18から押し出す。
【0046】
【産業上の利用可能性】
このように、本発明は、他の発明がなしえなかったサンプルを吸引するとともに処置の間患者が経験する痛みをできるだけ少なくすることができる吸引針を提供するという医療界で長年求められてきた要求を満たすものである。さらに、本発明は、他の発明がなしえなかった吸引する間に患者が感染症の高い危険性にさらされるのを回避する吸引針を提供するという医療界で長年求められてきた要求を満たすものである。本発明によれば、驚くべきことに、専門医療スタッフは同じ部位から組織サンプルを吸引したり採取したりすることができる。
【0047】
本明細書中に記載された好適な実施形態に対するあらゆる変更および変形は当業者にとって明らかであることは理解されるであろう。例えば、採取されるサンプルから離れたところに吸引力を方向付けるような吸引針は、その他の形状のものも同様に解釈される。そのような変更および変形は、本発明の要旨および範囲を逸脱することなくかつ本発明に伴う利点を損なうことなく行うことが可能である。したがって、そのような変更および変形は添付の請求項に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器内に包装されたキットの形態の本発明の原理による外側カニューレおよび内側カニューレの説明図である。
【図2】 図2Aは、図1の骨髄生検装置の外側カニューレと、キャップと、スタイレットと、を含むハンドルの分解斜視図であり、また図2Bは、図1の骨髄生検装置の内側部材、イジェクタピン、および保護管の分解斜視図である。
【図3】 図3Aは、図2Bの切断用指状部を示す内側部材の上面図であり、また図3Bは、図2Bの切断用指状部を示す内側部材の側面図である。
【図4】 図3の切断用指状部の上面図および図2の外側カニューレの断面図である。
【図5】 図1ないし図3の生検装置の使用法を示す説明図である。
【図6】 図6Aは、内側部材に組織サンプルが付着した状態の図1および図2の内側部材およびイジェクタピンの詳細図であり、また図6Bは、内側部材から組織サンプルが取り除かれる状態の図1および図2の内側部材およびイジェクタピンの詳細図である。
【図7】 図7Aは、本発明の原理により作製された吸引針の上面図であり、また図7Bは、本発明の原理により作製された吸引針の側面図である。
【図8】 図7の吸引針の開口および先端の詳細図である。
【図9】 図7の吸引針の使用法を示す説明図である。
【図10】 骨髄腔内の図7および図8の吸引針の詳細図である。

Claims (32)

  1. ハンドルに固定され、先端部切断縁をなす先端を有する外側カニューレと、
    前記外側カニューレに挿入されるように設計された鋭利な先端を有するスタイレットと、
    前記外側カニューレに挿入されるように設計された中空カニューレと、
    前記中空カニューレの側部に設けられた開口と、を含むことを特徴とする吸引装置。
  2. 前記スタイレットの鋭利な先端は、前記外側カニューレの先端付近まで延出するように設計されていることを特徴とする請求項1に記載の吸引装置。
  3. さらに、生検装置を含むことを特徴とする請求項1に記載の吸引装置。
  4. 前記生検装置は、前記外側カニューレに挿入されるように設計された内側部材を含み、該内側部材は切断用指状部を有することを特徴とする請求項3に記載の吸引装置。
  5. 前記生検装置は、さらに、前記内側部材に挿入されるように設計されたイジェクタピンを含むことを特徴とする請求項4に記載の吸引装置。
  6. 前記生検装置は、さらに、前記内側部材を収容するように設計された保護管を含むことを特徴とする請求項4に記載の吸引装置。
  7. 前記中空カニューレは、シリンジに含まれるコネクタと連結するようになっているコネクタをなすハウジングに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の吸引装置。
  8. 前記中空カニューレの先端は塞がっていることを特徴とする請求項1に記載の吸引装置。
  9. 前記中空カニューレの先端は、紫外線結合型接着剤により塞がれていることを特徴とする請求項8に記載の吸引装置。
  10. ハウジングと、
    前記ハウジングに固定され、先端が塞がれた中空カニューレと、
    前記中空カニューレの側部に設けられた開口と、を含むことを特徴とする吸引装置。
  11. 前記ハウジングは、シリンジに含まれるコネクタと連結するようになっているコネクタをなすことを特徴とする請求項10に記載の吸引装置。
  12. 前記中空カニューレの先端は塞がっていることを特徴とする請求項10に記載の吸引装置。
  13. 前記中空カニューレの先端は、紫外線結合型接着剤により塞がれていることを特徴とする請求項10に記載の吸引装置。
  14. ハンドルに固定された外側カニューレと、
    前記外側カニューレに挿入されるように設計されたスタイレットと、
    前記外側カニューレに挿入されるように設計されており、吸引領域をそのほぼ側部に規定するようになっている中空カニューレと、を含むことを特徴とする吸引装置。
  15. 前記中空カニューレの側部に開口が設けられていることを特徴とする請求項14に記載の吸引装置。
  16. 前記開口は、前記中空カニューレのほぼ側部に円錐状の吸引領域を規定するように形作られていることを特徴とする請求項15に記載の吸引装置。
  17. 前記開口は、該開口からほぼ上方に円錐状の吸引領域を規定するように形作られていることを特徴とする請求項15に記載の吸引装置。
  18. 前記中空カニューレの先端は塞がれていることを特徴とする請求項15に記載の吸引装置。
  19. 前記中空カニューレの先端は、紫外線結合型接着剤により塞がれていることを特徴とする請求項18に記載の吸引装置。
  20. 前記外側カニューレは、先端部切断縁をなすテーパーが付された先端を有しかつ前記スタイレットは鋭利な先端を有することを特徴とする請求項14に記載の吸引装置。
  21. 前記スタイレットの鋭利な先端は、前記外側カニューレの先端付近まで延出するように設計されていることを特徴とする請求項20に記載の吸引装置。
  22. さらに、生検装置を含むことを特徴とする請求項14に記載の吸引装置。
  23. 前記生検装置は、さらに、前記外側カニューレに挿入されるように設計された内側部材を含み、該内側部材は切断用指状部を有することを特徴とする請求項22に記載の吸引装置。
  24. 前記生検装置は、さらに、前記内側部材に挿入されるように設計されたイジェクタピンを含むことを特徴とする請求項23に記載の吸引装置。
  25. 前記生検装置は、さらに、前記内側部材を収容するように設計された保護管を含むことを特徴とする請求項23に記載の吸引装置。
  26. 前記中空カニューレは、シリンジに含まれるコネクタと連結するようになっているコネクタをなすハウジングに固定されていることを特徴とする請求項14に記載の吸引装置。
  27. 前記中空カニューレの先端は、紫外線結合型接着剤により塞がれていることを特徴とする請求項14に記載の吸引装置。
  28. ハンドルに固定され、先端部切断縁をなす先端を有する外側カニューレと、
    前記外側カニューレに挿入されるように設計された鋭利な先端を有するスタイレットと、
    前記外側カニューレに挿入されるように設計された中空カニューレと、
    前記中空カニューレの側部に設けられた開口と、を含むことを特徴とする吸引処置用キット。
  29. さらに、生検装置を含むことを特徴とする請求項28に記載の吸引処置用キット。
  30. 前記生検装置は、前記外側カニューレに挿入されるように設計された内側部材を含み、該内側部材は切断用指状部を有することを特徴とする請求項29に記載の吸引処置用キット。
  31. 前記生検装置は、前記内側部材に挿入されるように設計されたイジェクタピンを含むことを特徴とする請求項30に記載の吸引処置用キット。
  32. 前記生検装置は、前記内側部材を収容するように設計された保護管を含むことを特徴とする請求項30に記載の吸引処置用キット。
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