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JP4736171B2 - 監視用信号の通信方法、及び監視用信号通信装置 - Google Patents

監視用信号の通信方法、及び監視用信号通信装置 Download PDF

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JP4736171B2
JP4736171B2 JP2000321496A JP2000321496A JP4736171B2 JP 4736171 B2 JP4736171 B2 JP 4736171B2 JP 2000321496 A JP2000321496 A JP 2000321496A JP 2000321496 A JP2000321496 A JP 2000321496A JP 4736171 B2 JP4736171 B2 JP 4736171B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに結合される監視装置用送信端末に関し、特に寝たきりの老人やペットの行動、不法侵入者などを有効に監視し、その危険を回避するために検出、抽出された信号を遠隔地に設置されるモニタ装置に伝送するようにした監視用信号の通信方法、及び監視用信号通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、独り暮らしの老人を見守るためのシステムとして、例えばトイレのドアにセンサをつけ、在宅にもかかわらず長時間トイレに行かないことが検出されたり、逆にトイレの時間が長いときに電話回線を通じて自動的に緊急通報するシステムなどがある。
【0003】
また公開特許公報、特開2000−216号「行動監視装置および行動監視・支援システム」には時間的差分処理した画像に対して登録された属性データと比較し、人物の状態を判定するシステムが開示されている。
【0004】
そして近年になり、インターネットを始めとする通信網が整備され、そのようにして得られる画像情報や付随して得られる情報は通信網により配信される、あるいはこれらの情報はサーバに蓄積され、サーバをアクセスした端末機器に伝送されるようなネットワーク構成が用いられるようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した2つのシステムは、いずれも正確に行動を管理できるシステムではなく、また赤外線センサを居住空間に設け、その赤外線センサにより検出される動き検出出力信号により在室を管理するシステムでは、複数人が存在するときは監視対象となる特定の個人を識別することはできなく、さらに猫や犬等のペットが居てもこれの動きを感知してしまい、外出中であっても在室中であると誤認識してしまう等の問題があった。
【0006】
また、前述の特開2000−216号には時間的差分処理と処理した画像に対して登録された属性データとを比較し、人物の状態を判定するシステムが開示されており、そのシステムは画像により人物を監視するとともに人物画像を抽象化することにより監視対象となる人物のプライバシーを保護しつつ、正確にその行動を監視でき、かつその行動を支援することができる行動監視装置および行動監視、支援システムについて開示がなされている。
【0007】
しかし、その人物の状態を判定するシステムは高度な信号処理のための複雑なハードウエア手段、および膨大なソフトウエア処理を必要とするため、このようになす監視システムでは高価な装置となってしまう課題を有していた。
【0008】
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、監視すべき領域の画像を複数の領域に分割するとともに、それらの分割された各々の画像に対する差分を求め、その求められた複数の差分情報を解析することにより、安価な構成で、個人使用の範囲での空間監視システムを、低消費電力で動作する、省エネルギー化に対応したシステムとして提供するものである。
【0009】
上述した課題を解決するために、本発明は(1)−()の監視用信号の通信方法及び監視用信号通信装置を提供する。
(1)撮影領域の画像信号を、監視対象となっている対象物が分割されるよう複数の分割領域に分割して蓄積し、前記画像信号の所定の時間間隔における差分を前記分割領域ごとに求め、前記差分に基づいてそれぞれの前記分割領域における画像の動きを検出し、前記複数の分割領域にて画像の動きが検出された分割領域が隣接し、かつ検出された画像の動きが同期し、相関するとき、検出された画像の動きが前記対象物の動きであると判断し、前記画像信号を通信網に供給する監視用信号の通信方法。
(2)撮影領域の画像信号を、監視対象となっている対象物が分割されるよう複数の分割領域に分割する領域設定手段(25)と、前記画像信号を蓄積する画像信号蓄積手段(23)と、前記画像信号蓄積手段に蓄積された前記画像信号の所定の時間間隔における差分を前記分割領域ごとに抽出する画像抽出手段(26)と、前記画像信号を通信網(30)に供給する通信網接続手段(28)とを備え、前記画像抽出手段は、前記差分に基づいてそれぞれの前記分割領域における画像の動きを検出し、前記複数の分割領域にて画像の動きが検出された分割領域が隣接し、かつ検出された画像の動きが同期し、相関するとき、検出された画像の動きが前記対象物の動きであると判断し、前記通信網接続手段に前記画像信号を前記通信網に供給させることを特徴とする監視用信号通信装置(20)。
(3)前記監視用信号通信装置の消費電力を低下させる低電力化手段(29)を更に備え、前記画像抽出手段は、検出された前記画像の動きが前記対象物の動きではないと判断すると、前記監視用信号通信装置の消費電力を低下させるよう前記低電力化手段を制御することを特徴とする(2)記載の監視用信号通信装置。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の監視用信号の通信方法、及び監視用信号通信装置の実施の形態につき、好ましい実施例により説明する。
図1に、その実施例に関わる監視用信号通信システムの概略構成を示し、その動作について述べる。
【0017】
その監視用信号通信システムは、監視対象となる居住空間10、画像処理装置20、インターネット30、モニタ装置40、及び支援センタ50より構成されているが、さらにその内部構成について述べる。
【0018】
まず、居住空間10には監視対象15を撮影するためのビデオカメラ11が設置されてある。
そして画像処理装置20は、画像変換部21、画像圧縮部22、画像保存部23、領域設定部25、画像抽出部26、及び通信部28より構成される。
【0019】
また、モニタ装置40は、通信部41、操作部42、画像伸長部43、及び表示部44より構成される。
つぎに、この様にして構成される監視用信号通信システムの動作について述べる。
【0020】
同図に示す監視用信号通信システムは、居住空間10においてビデオカメラ11で撮影された監視対象15を含む映像信号は画像処理装置20の画像変換部21に供給され、その供給された映像信号は必要に応じて輪郭補正などの信号処理が行われ、信号処理されたアナログ映像信号はデジタル信号に変換され、変換された信号は画像圧縮部22に供給される。
【0021】
その画像圧縮部22では、供給されたデジタル映像信号を、例えばMPEG(moving picture experts group)に規定される符号化方式に従って圧縮符号化がなされる。
【0022】
このときの符号化される画像は、領域設定部25により、供給される画像を複数の画像に分割して扱うように設定するための分割設定信号が供給され、その分割設定信号に基づいて設定された領域ごとに、画像圧縮部は符号化された画像を供給する。
【0023】
MPEGにより符号化される画像は16ピクセル×16ラインのマクロブロック毎に符号化処理がなされるが、分割領域が16ピクセルごと、ないしは16ラインごとに指定されるときの画面分割は分割領域の境界線処理が必要なく、画像の分割は容易にできる。
【0024】
ここで、そのように16画素を単位として分割され、符号化された信号の一部は画像保存部23に供給され、供給された信号のうち所定の画像は複数枚の画像データとして蓄積され、また他の一部である符号化された画像データは通信部28に供給される。
【0025】
その画像保存部23において、供給される符号化された画像データは所定の時間保存されるが、その保存される画像データは、MPEG方式により符号化されるデータの場合は、通常15フレーム毎にイントラ画像であるIフレームが供給され、そのIフレームの画像を保存するようにする。
【0026】
そのようにして、画像保存部23に保存された複数枚のフレーム画像データは画像抽出部26に供給され、そこで動き画像成分が抽出されるとともに、その抽出された動き画像成分が監視対象15に関るものであるかどうかが解析され、解析された結果に基づいてその動き成分が目的画像に関するものである場合は解析信号を通信部28に供給する。
【0027】
その通信部28は、画像抽出部26より解析信号が供給されたときは、前述の画像圧縮部22より供給される符号化された画像信号、又は符号化された動画信号を所定の信号フォーマットによるビットストリームの信号としてインターネット30に供給されるようになされる。
【0028】
なお、この通信部28はインターネットや公衆回線を利用して信号を伝送するため、この画像処理装置20は関係者以外により操作されたり、又はこの装置の情報が不当に取得されないようにする必要があり、圧縮符号化された画像データは所定のキー情報に基づいてスクランブル処理がなされたり、さらにはID(識別符号)、及びパスワードなどの設定により保護されるセキュリティ機能を有するように構成される。
【0029】
このようにしてインターネット30に供給された画像信号はモニタ装置40、及び支援センタ50に設置されるモニタ装置により、リアルタイムで、又は図示しないインフォメーションプロバイダに蓄積される画像データをインターネットを介して取得し、その取得された信号を復号し、復号して得られる画像信号を表示部に表示するようになされる。
【0030】
つぎに、その画像信号を得て表示するモニタ装置40の動作について述べる。
そのモニタ装置40は、通信部41によりインターネットに接続されており、画像処理装置20の通信部28より伝送された信号が受信されると共に、例えば操作部42により画像処理装置20の領域設定部25に対する設定領域の変更が行われたときにその領域設定情報はインターネット30を介して通信部28に伝送される。
【0031】
このようにして通信部41より得られた信号は画像伸長部43に供給されて画像圧縮部22で行われた符号化の方法と相補的な方法により復号がなされて、画像信号が得られ、その得られた画像信号は表示部44に供給され、表示器に表示される。
【0032】
そして、その表示器はCRTディスプレイ等で構成されてモニタ画面を表示するとともに、キーボードを含む操作部42により操作されて表示画面のコマ送り要求等がなされるときはその内容が通信部、及びインターネットを介して画像処理装置20に伝送され、その画像処理装置20はその要求に従った画像信号等を伝送し、モニタ画面にはそれらの操作内容に従った表示がなされる。
【0033】
このようにして居住空間の監視対象とされる対象物15である人物を撮影した画像信号は通信部28、及びインターネット30を介してモニタ装置40に供給されて、表示部44により表示されるようになされている。
【0034】
図2に、モニタ装置に表示されるモニタ画面の一例を示し、説明する。
同図において、画面上部はタスク画面であり、左下部は画像処理装置20より伝送された、領域設定部25により領域分割設定され、画像圧縮部22により圧縮符号化された画像信号がA領域441、B領域442、及びC領域443として表示される。
【0035】
その画像画面の右側にはメニュー画面が配置されており、そのメニュー画面は領域選択表示エリア444、時間表示エリア445、コマ送り表示エリア446、及び警報表示エリア447より構成されており、順次それらの表示エリアにおける動作について述べる。
【0036】
まず、領域選択表示エリア444は、操作部42にある図示しないマウスなどにより図中の点線で示される境界線をクリックし、同図に示す三角形をクリックしつつ点線部の移動を行い、好ましいとされる場所において決定ボタンをクリックする。
【0037】
このようにして設定された領域情報は通信部41、インターネット30、及び通信部28を介して領域設定部25に供給され、画像圧縮部22では、その新たに設定された領域に従って供給される画像信号が符号化されてモニタ装置40に伝送される。
【0038】
そのようにして、モニタ装置40に伝送された領域分割画面に対して、画像抽出部26が画像抽出を行う領域の設定は、A領域〜C領域の中の必要な領域をマウスなどにより選択し、図中の設定をクリックすることにより設定と非設定を指定することができる。
【0039】
次に、時間表示エリア445であるが、ここには居住空間で撮影されて伝送された画像に関する時間を表示する。
画像処理装置20は、画像抽出部26により画像が解析され、伝送が必要と判断されたときにのみ通信部28より画像信号を伝送するため、この時間表示は伝送されて受信された画像の時間を示すために必要なものである。
【0040】
そして、コマ送り表示エリアは、表示されている時間より過去、あるいは未来の画像を表示するときに画像保存部23に保存される画像を指定し、読み出して表示するための操作エリアであり、ここに示されるボタンが、例えばマウスなどにより操作されることにより画像処理装置に要求して目的とする画像を得るために用いられる。
【0041】
また、警報表示エリア447は、画像処理装置20の画像抽出部26により画像を解析した結果「異常あり」と判断されたときはこの個所を赤色に点灯、または点滅させ、そして画像表示画面内に警報内容のメッセージ表示が行なわれるようにする。
【0042】
このようにしてモニタ装置40には画像処理装置20より供給される画像信号の表示がなされ、居住空間10における監視対象15である、例えば人物の移動状況が監視されるが、その画像信号はA領域〜C領域に分割されて表示されるとともに、それらの領域信号より移動状況の抽出がなされるが、そのようにしてなされる監視対象の抽出についてさらに述べる。
【0043】
ここに示す表示例では、ABCの3領域を2つの点線により分割しているが、例えばA領域441はドアの動きをドア位置の差分により検出し、この空間に外部から人物等が進入してくるなどの場合を、画像の差分データの発生を検出するようにして行う。
【0044】
そしてB領域442では、例えば老人がこの空間にある図示しないベッド等に寝たきりでいるときに、この領域内における画像の動き検出は行われるが、検出されたことによる画像データの通信部よりの伝送は行わないようにし、例えばその老人の動きがこのB領域442、及びA領域441の両領域において検出されることにより老人の動きとして検出したことにする。
【0045】
そのときの老人の動きは、B領域442で動いている人物等の足はC領域443においてもB領域442と同期された動きとして検出されるため、そのような相関される動きが検出されたときは、その動き検出結果を有効な動きとして条件判断を行うなどのようにして、複数領域の移動検出結果を基に目的とする人物等の移動を検出する。
【0046】
また、同様にして複数領域において同期された移動検出結果が得られたときは、その同期された移動検出結果を基にして、例えば侵入者等の特定に関する条件判断を行わなくてもよいなど、より効率的に目的とする対象物の検出を行なうことができる。
【0047】
そのC領域443における移動の検出が、その人物と異なる、例えば猫等のペットの動きによりなされるときは、その動きによる検出は異常有りと判断せず、その結果を基にして通信部28を作動させて、その画像データをインターネットに伝送しないようにする。
【0048】
そして、動きの検出がC領域443からA領域441、及びB領域442に移動する場合に、居住空間より得られる画像を通信部より転送するように、画像抽出部の抽出条件は設定されており、その抽出条件の設定は、モニタ装置40より、操作部42を操作することにより画像抽出部における検出領域の設定、及び非設定を変更可能とするようになされている。
【0049】
次に、このように検出領域を設定して画像抽出を行う画像処理装置20の構成とその動作について更に述べる。
図3は、画像処理装置20の要部の構成を示したブロック図である。
【0050】
同図において、画像保存部23はメモリA23a、メモリB23b、平均処理器23c、及び記録器23dよりなっており、画像抽出部26は差分抽出器26a、及び差分解析器26bよりなっており、そして領域設定部25には図示しないパソコンなどを接続して操作を行うためのユーザ設定端子25aが接続されている。
【0051】
このように構成される画像処理装置20の動作について更に述べる。
ビデオカメラ11で撮影された居住空間10の映像は映像変換部21を介して画像圧縮部22により圧縮符号化され、符号化された信号は画像保存部23のメモリA23aに供給されて、そこに蓄積される。
【0052】
そして、メモリA23aに蓄積された画像信号の一部は、所定時間経過後に平均処理回路23cに供給されて平均化処理されて得られる画像信号がメモリB23bに供給されると共に、蓄積された信号の他の一部は記録器23dに供給され、その信号は記録器23dに内蔵される図示しない例えばハードディスクなどの記録媒体に記録される。
【0053】
そして、メモリA23aに蓄積された信号の、更に他の一部、及びメモリB23bに蓄積された平均処理のなされた信号は差分検出器26aに供給され、そこでは符号化された画像信号の差分信号が抽出され、その抽出された差分信号は差分解析器26bに供給される。
【0054】
その差分解析器26bでは、領域設定部で設定された領域ごとの符号化された画像信号に対する差分信号を解析した解析信号が得られるが、その得られた領域ごとの解析信号を基に居住空間10における監視対象物の状況を把握し、把握された状況に基づいて通信部28に対する通信制御、及び低電力化回路29に対する低電力動作モードに関する指示を行う。
【0055】
つぎに、そのようにして行われる画像の圧縮符号化から差分解析までの動作について更に述べる。
この例で用いられる圧縮符号化はMPEG(moving picture experts group)−2による方式であり、そのMPEG−2方式が扱う画像データの種類について述べる。
【0056】
図4は、そのMPEG−2により符号化されるときのフレームの種類を示したものである。
即ち、毎秒30フレームの画像により構成されるビデオ信号は、例えば15フレームを単位としてGOP(Group of Picture)を構成し、そのGOPはI(Intra-coded)ピクチャ、P(Predictive-coded)ピクチャ、及びB(Bidirectionally predictive-coded)ピクチャよりなっている。
【0057】
同図において、Iピクチャはその画像自体を符号化した、いわゆるフレーム内符号化画像であり、Pピクチャは既に符号化されたIピクチャ、又はPピクチャからの動き予測情報を含めて符号化される画像であり、その動き予測のための予測方向を一方向の矢印により示してある。
【0058】
そして、Bピクチャは過去および未来のIピクチャ、又はPピクチャより予測して符号化するものであり、図においては過去、及び未来の両方向からの矢印によりその予測方向を示してある。
【0059】
このように、3種類のピクチャを用いて行う符号化方式では、例えば15ピクチャごとに1枚の動き予測を行わないフレーム内圧縮符号化を行うIピクチャと、他の14枚の動き予測による高い符号化率により動画情報の符号化を行うピクチャとにより構成されている。
【0060】
この様にして符号化される画像信号は、通信部28より動画情報としてインターネットに送信されるときはI、P、Bの3種類のピクチャ全てが伝送され、動きを伴わない画像情報のみを伝送するときはIピクチャのみが伝送されるようになされる。
【0061】
ここで、画像抽出部のメモリA23a、及びメモリB23bに蓄積される画像はIピクチャであり、差分抽出器26aにはメモリA23aから供給されるIピクチャの信号と、メモリB23bから供給される平均処理のされたIピクチャの信号に対する差分信号が抽出される。
【0062】
つぎに、Iピクチャを用いて行う差分信号の抽出について詳述する。
図5は、MPEG−2における符号化の構造を示すものであり、同図において(1)はフレーム画像で、有効画素数は水平方向720画素、垂直方向480本の走査線よりなっている。
【0063】
その画像は16本ごとの走査線数による16画素の整数倍で構成されるスライス画像に分割され、そのスライスを(2)で示す。そのスライスは複数の、16画素×16ラインの走査線による16×16画素のマクロブロックよりなっている。
【0064】
そのマクロブロックは、(3)に示すように輝度信号は4個の8×8画素のブロックと、1個づつの赤、及び青の輝度信号に対する差信号である8×8画素のブロックに分けられる。
【0065】
そして、(4)に示すこれらの8×8画素のそれぞれのブロックはDCT(離散余弦変換)演算がなされ、ブロックの平均信号レベルと基底余弦関数に対する高調波信号成分として演算結果が得られる。
【0066】
Iピクチャの画像はこのようにして、画像信号を静止画的に扱った信号とされて伝送されるが、Pピクチャ、及びBピクチャに対しては動き予測信号とともに符号化されて伝送される。
【0067】
図6に、その動き予測のための動きベクトルの求め方について示す。
同図に示す(1)は、画面中の例えば32×32画素のデータを予測対称とする画面中で上下左右方向に移動しつつ、画素データの一致度が最も高い移動量を探索する。
【0068】
図中の(2)は、そのようにして求められた符号化された画面(a)に対する動き予測画面での動きベクトル量を示すものであり、このような動きベクトル量を用いて、Pピクチャ、及びBピクチャは効率の高い符号化がなされるようになっている。
【0069】
この動きベクトルを求める演算は、演算量が大きく、効率の高い符号化を行うためには好ましい方法であるが、例えば監視対称の存在を確認する、あるいは概略の動きの状態を把握する信号を得るためには、演算量が少ない、簡便な動き予測の方法を用いてもよい。
【0070】
以下、その演算量の少なくて済む差信号の抽出にいて述べる。
図7は、画像の時間的差分処理により行う、対象物の移動検出を説明するための図である。
【0071】
同図において、(a)はメモリB23bに記憶される長時間供給された時間tにおける平均画像であり、(b)は時間t1における画像である。
ここで、(b)の画像より(a)の画像を減算すると背景差分結果として(c)が得られる。
【0072】
その、符号化された信号に対する背景差分結果信号を得る方法について更に述べる。
MPEG方式による符号化は、フレーム画像に対してDCT演算がなされ、演算された結果としてブロック信号ごとに、そのブロックの平均輝度信号レベル信号が得られる。
【0073】
そして、そのブロックごとに得られる平均輝度信号レベル信号は、解像度の低い信号であるが、所定の大きさを持つ監視対象の存在、あるいは概略の動きを検出するためには十分であり、しかも差分抽出演算等のためのデータ量が少なくて済むため、低い演算速度で、低消費電力な回路として構成することができるものである。
【0074】
この様にして、監視対象の動きが少ないとき、あるいは所定の範囲のみでの動きが検出されているときは差分解析器26bは低電力化するための信号を低電力化回路29に供給し、その低電力化回路29は画像処理装置20を低電力モードで動作させるようにする。
【0075】
その低電力モードは、ビデオカメラ11、画像変換部21は通常の動作モードで動作しているが、画像圧縮部22、画像保存部23、及び画像抽出部26は低画素による小電力モードで動作しており、通信部28等はパワーセーブの状態で、供給される電力が断とされる状態である。
【0076】
ここで、差分解析器26bより通常と異なる動きが複数の領域において検出されるときは、その状態を差動検出部により抽出すると共に、パワーセーブ状態を解除し、画像圧縮部22、画像保存部23、及び画像抽出部26は通常画素の演算を行う標準モードで動作させ、記録器23dに電源が供給されて記録を開始すると共に、必要に応じて画像圧縮部で符号化される信号を通信部を介してインターネット30に供給するようにする。
【0077】
以上、低電力モードにおける差分信号の抽出、及び解析の動作について述べたが、これらの抽出、及び解析動作は画像圧縮部22が有している図示しない動きベクトル検出器を用い、その動きベクトル検出器の出力電圧を基に居住空間10の状態を把握し、これらの動作を行う方法もある。
【0078】
その画像圧縮部22が有する動きベクトル検出器を用いる方法は、監視対象15が小さいとき、あるいはその細かな動き検出の必要があるときなどの小画面に対する背景差分結果抽出方法としての特徴がある。
【0079】
しかし、そのような場合の差分信号の抽出は動き予測のための演算量が多いので、抽出回路部の省電力効果は減少するが、通信部の制御は有効になされており、通信費用の削減は前述と同様にしてなされる。
【0080】
以上、前述の図2に示したように複数に分割された領域ごとに行う、差分信号の検出、及び監視対象物の抽出について述べたが、このようにしてなされる抽出結果に応じて符号化された信号のIピクチャを画像信号としてインターネット30を介してモニタ装置40に伝送するため、モニタ装置40は前述の図2に示したような画像が表示される。
【0081】
そして、この画像伝送装置20、インターネット30、及びモニタ装置40によれば、居住空間10に設定されるビデオカメラの映像が必要に応じてモニタ装置40により監視することができるため、居住空間に対する不用意な人物等の侵入等に対する監視を行なうことができる外、独り暮らしの老人等の監視や、ペット等の監視ができ、例えば職場でインターネットに接続する機器を用いて業務を行っている関係者が常に居住空間の情報を得ることができる。
【0082】
その様にして得られる情報は、最初は静止画1枚程度の画像情報であるが、必要に応じて記録器23dに記録される映像を読み出し、それらの情報を基に居住空間の状況を判断し、その結果により警備会社、警察、及び病院等の支援が必要と判断されるときは、インターネットを介して、又は他の通信手段によりそれらの支援センタに連絡をとることにより、的確な第三者等の援助を求めることができるものである。
【0083】
以上、居住空間に1台のビデオカメラを設置して監視対象を監視する方法、及びその為の装置について述べたが、その居住空間内に複数台のビデオカメラ、及び監視装置を配置してお互いにカメラの異なる視野における監視を行うことにより、更に監視対象の検出洩れを防ぐ方法がある。
【0084】
そのような複数台の監視装置を用いて監視を行う場合でも、それぞれの監視装置より得られる複数に分割した領域の同期した動きを検出することにより的確に対象物を抽出する事ができる。
【0085】
そして画像抽出部としては前述の画像抽出部、又はMPEGの動きベクトル検出部を用いるなどにより監視対象の監視を容易になす方法を提供できるとともに、そのような監視装置を安価に構成することができる特徴を有するものである。
【0086】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、居住空間に設置されるビデオカメラよりの画像を複数の領域に分割して符号化し、それらの領域ごとの符号化された所定時間間隔の画像信号より所定時間間隔における差分信号を抽出し、領域ごとに抽出された差分信号を領域ごとの相関性を持たせながら解析することにより、居住空間への第3者の侵入、あるいは独り暮らしの老人等の行動の状況に関する解析結果を得、その得られた解析結果に基づいて、監視中の画像信号をインターネットを介してモニタ装置に伝送されるようになされるため、モニタ装置より得られる結果に応じて必要な処置がなされる監視用信号の通信方法を提供することができる効果がある。
【0087】
また、請求項2記載の発明によれば、居住空間に設置されるビデオカメラよりの画像を複数の領域に分割して符号化し、それらの領域ごとの符号化された所定時間間隔の画像信号より所定時間間隔における差分信号を抽出し、領域ごとに抽出された差分信号を領域ごとの相関性も持たせながら解析することにより、居住空間への第3者の侵入、あるいは独り暮らしの老人等の行動の状況に関する解析結果を得、その得られた解析結果に基づいて、監視中の画像信号をインターネットを介してモニタ装置に伝送されるようになされるため、モニタ装置より得られる結果に応じて必要な処置を行なうことができる監視用信号通信装置の構成を提供することができる効果がある。
【0088】
また、請求項3記載の発明によれば、請求項2の効果に加え、特に領域ごとに抽出された差分信号が複数の領域において抽出される抽出結果を元にして解析することにより、居住空間への第3者の侵入、あるいは独り暮らしの老人等の行動の状況に関する解析結果をより正確に得ることができるため、その得られた解析結果に基づいて、監視中の画像信号をインターネットを介してモニタ装置に伝送されるようになされるため、モニタ装置より得られる結果に応じて必要な処置を行なうことができる監視用信号通信装置の構成を提供することができる効果がある。
【0089】
また、請求項4記載の発明によれば、請求項2の効果に加え、特に必要とされるときにのみ居住空間への第3者の侵入、あるいは独り暮らしの老人等の行動の状況を動画信号としてインターネットを介して得ることができるため、少ない消費電力、及び少ない通信費用による経済的な監視用信号通信装置の構成を提供することができる効果がある。
【0090】
また、請求項5記載の発明によれば、特に複数領域に分割するための領域線を操作により設定することができるため、複数の監視対象の、特定の監視対象物に対する好ましい領域線を設定することができるため、例えば独り暮らしの老人がペット等と居住している場合においてもペットの動きに影響されずに独り暮らしの老人の行動に関する解析結果をより的確に得ることができる監視用信号通信装置の構成を提供することができる効果がある。
【0091】
また、請求項6記載の発明によれば、居住空間に設置されるビデオカメラよりの画像を複数の領域に分割して符号化し、それらの領域ごとの符号化された所定時間間隔の画像信号より所定時間間隔における差分信号を抽出し、領域ごとに抽出された差分信号を領域ごとの相関性も持たせながら解析することにより、居住空間への第3者の侵入、あるいは独り暮らしの老人等の行動の状況に関する解析結果を得、その得られた解析結果に基づいて、監視中の画像信号をインターネットを介してモニタ装置に伝送するようになし、その得られた解析結果が平常時であるときは演算処理を簡易化するなどにより電力消費量、及び通信費用を低下させた経済的な監視用信号通信装置の構成を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る監視用信号通信システムの概略ブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係るモニタ装置に表示されるモニタ画面の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例に係る画像処理装置20の要部の構成を示したブロック図である。
【図4】MPEGにより符号化されるときの3種類のピクチャとその動き予測の方向を示した図である。
【図5】MPEG−2により符号化されるときの画像データとピクセルの関係を示した図である。
【図6】MPEG−2により符号化されるときの動き予測のための動きベクトルの求め方について示した図である。
【図7】本発明の実施例に係る画像の時間的差分処理による対象物の抽出を説明するための図である。
【符号の説明】
10 居住空間
11 ビデオカメラ
15 監視対象
20 画像処理装置
21 画像変換部
22 画像圧縮部
23 画像保存部
23a メモリA
23b メモリB
23c 平均処理器
23d 記録器
25 領域設定部
25a ユーザ設定端子
26 画像抽出部
26a 差分抽出器
26b 差分解析器
28 通信部
30 インターネット
40 モニタ装置
41 通信部
42 操作部
43 画像伸長部
44 表示部
50 支援センタ
441 A領域
442 B領域
443 C領域
444 領域選択表示エリア
445 時間表示エリア
446 コマ送り表示エリア
447 警報表示エリア

Claims (3)

  1. 撮影領域の画像信号を、監視対象となっている対象物が分割されるよう複数の分割領域に分割して蓄積し、
    前記画像信号の所定の時間間隔における差分を前記分割領域ごとに求め、前記差分に基づいてそれぞれの前記分割領域における画像の動きを検出し、
    前記複数の分割領域にて画像の動きが検出された分割領域が隣接し、かつ検出された画像の動きが同期し、相関するとき、検出された画像の動きが前記対象物の動きであると判断し、
    前記画像信号を通信網に供給する
    監視用信号の通信方法。
  2. 撮影領域の画像信号を、監視対象となっている対象物が分割されるよう複数の分割領域に分割する領域設定手段と、
    前記画像信号を蓄積する画像信号蓄積手段と、
    前記画像信号蓄積手段に蓄積された前記画像信号の所定の時間間隔における差分を前記分割領域ごとに抽出する画像抽出手段と、
    前記画像信号を通信網に供給する通信網接続手段とを備え、
    前記画像抽出手段は、前記差分に基づいてそれぞれの前記分割領域における画像の動きを検出し、前記複数の分割領域にて画像の動きが検出された分割領域が隣接し、かつ検出された画像の動きが同期し、相関するとき、検出された画像の動きが前記対象物の動きであると判断し、前記通信網接続手段に前記画像信号を前記通信網に供給させる
    ことを特徴とする監視用信号通信装置。
  3. 前記監視用信号通信装置の消費電力を低下させる低電力化手段を更に備え、
    前記画像抽出手段は、検出された前記画像の動きが前記対象物の動きではないと判断すると、前記監視用信号通信装置の消費電力を低下させるよう前記低電力化手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の監視用信号通信装置。
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