JP4733873B2 - 音声記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘッドホンまたは外部マイク等の外部装置を接続するための入力端子を有する音声記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マイクを通して入力された音声をメモリカードなどの記録媒体に記録し、そのような記録媒体に記録された音声を再生する音声記録再生装置において、ヘッドホンや外部マイクなどの外部装置を接続できるものが広く用いられている。
【0003】
こうした流れの中で、例えば特開平7−153244号公報に開示されているように、ヘッドホンと音声記録再生装置を操作するためのリモートコントロール装置(以下、リモコンと記す。)を一体化させて、音声記録再生装置本体の操作釦を操作すること無く手軽に音声記録再生装置の操作が行えるようなものも開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなリモコンと一体化させたヘッドホンを用いるような音声記録再生装置であっても、音声記録再生装置側には、マイク専用の入力端子、ヘッドホン専用の入力端子及びリモコン専用の入力端子という具合に、それぞれの専用の入力端子を設けなければならず、その分場所をとり、装置の小型化にも支障をきたすなどの問題があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、比較的簡単な構造で、装置に必要な入力端子の数を省略することができ、その結果、装置の小型化を行うことが可能な音声記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明による音声記録再生装置は、音声を記録再生する音声記録再生装置であって、入力端子を介して入力した音声信号を記録媒体に記憶する記録手段と、上記入力端子を介して入力した制御信号に基づいて該音声記録再生装置の動作制御を行う制御手段と、上記入力端子に上記制御信号を送出する遠隔操作装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、上記検出手段により、上記入力端子に遠隔操作装置が接続されていることが検出された場合には、上記記録手段による音声信号の記録動作を禁止する禁止手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
また、上記の目的を達成するために、本発明による音声記録再生装置は、音声の記録及び再生を行うことが可能な動作モードであるレコーダモードと、音声の記録はできないが、記録されている音声を再生することは可能な動作モードであるプレーヤモードと、を有する音声記録再生装置において、外部装置からの入力信号を入力するための入力手段と、上記入力手段に遠隔操作装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、上記レコーダモードのときには、上記入力手段に入力される音声信号、または内蔵マイクで得られた音声信号を、記録媒体に記録する記録手段と、上記プレーヤモードのときには、上記入力手段に入力される入力信号に基づいて、該音声記録再生装置の動作制御を行う制御手段と、上記検出手段により、上記入力手段に遠隔操作装置が接続されていることが検出された場合には、上記記録手段による音声信号の記録動作を禁止する禁止手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
即ち、本発明の音声記録再生装置によれば、音声信号を入力する外部マイクと、本音声記録再生装置の操作を行うことができる遠隔操作装置とを1つの入力端子で兼用して接続することができるため、装置に必要な入力端子の数を省略することができ、装置自体の小型化が期待できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0011】
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る音声記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【0012】
まず、本音声記録再生装置において、音声を記録する場合における信号の流れに沿って各ブロックの説明を行う。なお、本明細書において、用語「音声」とは、人の話し声に限られるものではなく例えば鳥や動物の鳴き声、更に音楽等も含む、オーディオ情報全般を含むものとして使用する。
【0013】
本実施形態の音声記録再生装置は内部に、入力された音声を電気信号に変換する内蔵マイク101と、外部マイクまたは、リモコンからの信号を入力するジャック102とを具備している。ジャック102は、後述するプレーヤモード中はリモコンジャックとして機能し、後述するレコーダモード中はマイクジャックとして機能する。なお、本実施形態の音声記録再生装置の録音時における入力は、内蔵マイク101及びジャック102のいずれも音声チャンネルがひとつのモノラルでの入力としている。
【0014】
入力切換スイッチ103は、基本的に、ジャック102にプラグが挿入されていない場合には内蔵マイク側103aを選択しており、プラグが挿入された場合には、ジャック側103bに切り換えられるメカスイッチである。
【0015】
従って、ジャック102にリモコンプラグが挿入されているときには、そのリモコンからの信号が該入力切換スイッチ103を介して、マイクロコンピュータ等で構成される制御回路(CPU)116のA/D入力端に入力される。このとき、CPU116は、リモコンを通して入力された信号のレベルの違いによって、各動作モード(再生、早送り等)に移行する。なお、リモコンからの入力信号レベル検出のために、A/D入力端はプルアップ抵抗130により所定電圧にプルアップされている。
【0016】
一方、入力切換スイッチ103によって選択された内蔵マイク101または外部マイク音声信号は、プリアンプ104に入力され、所定の増幅率でもって増幅される。プリアンプ104の増幅率あるいは電源供給の制御等は、本音声記録再生装置の動作全体を制御する制御回路であるCPU116によって制御されている。従って、上記ジャック102にリモコンプラグが挿入されている場合には、このプリアンプ104への電源供給は絶たれ、リモコンからの信号を増幅するようになっている。なお、上記ジャック102にリモコンプラグと外部マイクプラグのいずれが挿入されているかの検出手法については、後述する。
【0017】
上記プリアンプ104によって増幅された音声信号は、アナログの音声信号とデジタル信号との間で信号を変換するステレオコーデック105の入力アンプ105aに入力される。音声信号は、ここで再度増幅された後に、アナログ信号である音声信号をデジタル信号に変換するA/DコンバータR105b及びA/DコンバータL105cのそれぞれに入力される。ここで音声信号はデジタル音声信号に変換され、デジタルフィルタ105dに入力される。なお、ステレオコーデック105自体は、ステレオ信号に対するアナログ信号からデジタル信号への変換、及びデジタル信号からアナログ信号への変換に対応しているので、A/Dコンバータも右チャンネル用及び左チャンネル用の105bと105cの2つが備えられているが、レコーダモードにおいては、内蔵マイク101またはジャック102からの入力がモノラル入力であるため、前述したように1つの入力信号をそれぞれのA/Dコンバータ105b及び105cの両方に入力するような構成を採っている。
【0018】
デジタルフィルタ105dでは、上記音声信号からデジタル信号への変換が行われたときに発生するエリアシングノイズと呼ばれる不要な量子化ノイズをデジタル音声信号から取り除く処理が行われる。そして、量子化ノイズが取り除かれたデジタル音声信号は、デジタル信号処理部(DSP)114に転送される。
【0019】
DSP114では、CPU116の制御のもとで、入力されたデジタル音声信号をフレーム単位で所定のフォーマットに従って符号化(圧縮変換)し、符号化データを生成する。本音声記録再生装置では、Digital Speech Standard方式(以後、DSS方式と記し、DSS方式で符号化された符号化データファイルをDSSファイルと記す。)と呼ばれる符号化方式を用いることとする。
【0020】
このようにして生成された符号化データは、符号化データ記録手段としてのメモリカード117に転送される。メモリカード117は、本音声記録再生装置に対して着脱可能なカード形状をした、フラッシュメモリなどの半導体メモリで構成されている。具体的には、Smart Media(登録商標)等があり、本音声記録再生装置ではこれを用いることとする。符号化データは、双方向バストランシーバIC115を介したCPU116の制御のもとで、メモリカード117内の所定のアドレスに順次書き込まれる。なお、メモリカード117内に書き込まれた符号化データはファイルを1つの単位として扱われる。また、本音声記録再生装置での音声の記録はモノラルで行われるようになっているので、右のA/DコンバータR105b側から出力されたデジタル音声信号の符号化データのみメモリカード117に記録されるようになっている。
【0021】
次に、メモリカード117に記録された符号化データを再生する際の信号の流れに沿って各ブロックの機能などの説明を行う。
【0022】
まず、メモリカード117から、DSP114へ符号化データを順次転送する。DSP114に転送された符号化データはCPU116の制御のもとで、所定のフレーム単位でデジタル音声信号に復号化(伸張変換)される。なお、後述するが、メモリカード117には、DSSファイル以外の符号化データも記録可能となっている。従って、DSP114ではメモリカード117から送られてきた符号化データに対して、どの符号化方式が用いられているのかを判別し、その符号化方式に従って符号化データを復号化する。本実施の形態における音声記録再生装置は、マイクロソフト社(登録商標)のWindows Media(登録商標)方式(以後、WMA方式と記し、WMA方式で符号化された符号化データファイルをWMAファイルと記す。)、Motion Picture Experts Groupe-1 Audio Layer3方式(以後、MP3方式と記し、MP3方式で符号化された符号化データファイルをMP3ファイルと記す。)及び上記DSS方式の3種類の符号化データの復号化を行うことができることとする。復号化されたデジタル音声信号はステレオコーデック105に転送される。
【0023】
転送されたデジタル音声信号は、ステレオコーデック105内のデジタルフィルタ105dにおいて、不要な量子化ノイズの除去が行われる。その後、左右各チャンネル毎にD/AコンバータR105e及びD/AコンバータL105fにおいてデジタル音声信号からアナログの音声信号への変換が行われ、出力アンプR105g及び出力アンプL105hで信号の増幅が行われ、ステレオコーデック105から出力される。なお、もとの符号化データがモノラルでのデータであった場合には、左右両チャンネルに同じ信号を入力して、前述の処理を行った後、出力される。
【0024】
ステレオコーデック105から出力された左右各チャンネルの音声信号は、お互いに連動している出力切換スイッチ106及び107によって、その出力先が切り換えられる。音声信号の出力先には、外部ヘッドホンなどを接続して外部の再生機器を用いて音声信号を再生するヘッドホンジャックR111及びヘッドホンジャックL112と、本音声記録再生装置に備えられたスピーカ113の2つが用意されている。
【0025】
出力切換スイッチ106及び107がそれぞれ106a及び107a側に切り換えられた場合には、出力先としてヘッドホンジャックR111及びヘッドホンジャックL112が選択される。そして、ヘッドホンアンプR108及びヘッドホンアンプL109で両ヘッドホンジャックからの出力にあわせた増幅率で音声信号が増幅され、左右各チャンネル毎に出力される。
【0026】
出力切換スイッチ106及び107が、それぞれ106b及び107b側に切り換えられた場合には、出力先としてスピーカ113が選択される。なお、スピーカ113は、1つしか本音声記録再生装置に内蔵されていないので、音声信号は左右各チャンネルの信号を合成した後に、スピーカアンプ110でスピーカ113に適正な増幅率で増幅され、スピーカ113から出力される。
【0027】
また、CPU116には、前述したものの他にもいくつかの回路等が接続されている。表示部119は、2色LEDと、バックライトを有する液晶ディスプレイ(LCD)とで構成されていて、本音声記録再生装置の動作状態などを表示する。また、表示駆動回路118は、CPU116の制御のもとで、表示部119を表示駆動する。
【0028】
操作スイッチ群120の詳細は、後述するが、本音声記録再生装置の外装に設けられていて、本音声記録再生装置の各種機能を制御するための操作スイッチであり、録音釦、停止釦、再生釦、早戻釦、早送釦、消去釦、インデクス釦、メニュー釦、フォルダ釦、メインスイッチ、動作モードスイッチ、マイク感度スイッチ及びホールドスイッチ等で構成されている。
【0029】
電源回路121は、本音声記録再生装置を駆動するための電力を供給するための回路で、バッテリー、バッテリーチェック回路、パワーオンリセット回路、昇圧回路、降圧回路及び外部電源回路といった電源制御に関する回路を含む。
【0030】
内蔵メモリ122は、本音声記録再生装置に内蔵されている書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROMで構成されており、ユーザID、録音モード(標準モード/長時間モード)の選択設定、BEEP音(ON/OFF)の選択設定、データの再生位置など、CPU116に電源が供給されなくなっても記録しておきたい各種設定、パラメータ等を記録しておくものである。
【0031】
また、本音声記録再生装置は、パーソナルコンピュータ(PC)等の外部装置と接続可能である。本音声記録再生装置は外部装置と接続し、双方向通信を行うことで、例えば、PCのハードディスク等に記録されている符号化データファイルをメモリカード117に転送したり、その逆に、メモリカード117に記録されている符号化データファイルをPC側の記録媒体に転送したり、あるいは、内蔵マイク101から入力された音声信号をステレオコーデック105でデジタル音声信号に変換し、DSP114で符号化した符号化データを直接PC側の記録媒体に記録するようにしたりするなど、この他にも様々な処理を行うことができるようになる。PC等の外部装置との通信のために、本実施の形態における音声記録再生装置では、Universal Serial Bus(USB)と呼ばれるインターフェースを介して外部装置と接続するように構成されている。USB接続端子124は、USBケーブルに接続するための接続端子であり、USBドライバ123によって制御され、図示しない内部バスを介してCPU116に接続されている。
【0032】
双方向バストランシーバIC115は、メモリカード117の図示しない音声記録再生装置側の接続端子と、CPU116及びUSB接続端子124との間の接続を遮断するために、バスラインに設けられているものである。これは、USB接続端子124にUSBケーブルが接続され、CPU116が外部装置と通信しているときに、メモリカード117の挿入動作が行われてしまった場合に、バスライン間で電気的にショートしてしまい、メモリカード117やCPU116が破損等してしまうことを防止するためのものである。従って、メモリカード117が装填されておらず、CPU116が外部装置とUSB接続端子124を介して通信しているときには、双方向バストランシーバIC115は、メモリカード117の音声記録再生装置側の接続端子と、CPU116との接続を遮断するように構成されている。
【0033】
ここで、本音声記録再生装置の動作モードについて説明する。本音声記録再生装置には2つの動作モードがある。1つは、内蔵マイク101やジャック102から入力される音声を記録し、またその記録した音声を再生することが可能な第1のモード(以後、レコーダモードと記す。)であり、もう1つは、記録動作を行うことができず、記録媒体に記録されている符号化データファイルを再生することに特化した第2のモード(以後、プレーヤモードと記す。)である。本実施の形態における音声記録再生装置の、レコーダモードにおける符号化方式は、主としてメッセージメモやディクテーション、会議録音などでの使用を想定し、高圧縮で長時間録音に適しているDSS方式を用いている。一方、プレーヤモードにおける符号化方式は、主として音楽を聴くことを想定し、高音質な再生が可能なWMA方式及びMP3方式の符号化を用いている。
【0034】
次に、本音声記録再生装置の外観を図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施の形態における音声記録再生装置の外観を斜め前方から見た図であり、図3は斜め後方から見た図である。
【0035】
音声記録再生装置本体201の正面には、上記表示部119のLCDの表示窓202が配置されている。この表示窓202は、LCD表示装置で構成されており、電池残量、録音モード、ファイル番号、ユーザID、各種時刻表示、動作状態表示など様々な表示を行うことができる。また、各操作釦を操作したときには数秒間バックライトが点灯するようになっている。
【0036】
次に、前述した操作スイッチ群120の説明をする。
【0037】
録音釦203は、音声の記録の開始を指示するための釦である。この録音釦203はレコーダモードのみで操作可能であり、プレーヤモードで操作した場合には警告音が鳴り、記録開始指示は無視される。
【0038】
停止釦204は、本音声記録再生装置が記録、再生等の動作中である場合に、それらの動作の停止を指示するための釦である。
【0039】
再生釦205は、メモリカード117に記録されている符号化データファイルの再生開始を指示するための釦である。
【0040】
早戻釦206は、再生中の符号化データファイルの早戻しを行ったり、再生する符号化データファイルの選択を行う際にファイル番号をデクリメントしたり、メニュー設定の際にパラメータをデクリメントしたりするための釦である。
【0041】
早送釦207は、再生中の符号化データファイルの早送り再生を行ったり、再生する符号化データファイルの選択を行う際にファイル番号をインクリメントしたり、メニュー設定の際にパラメータをインクリメントしたりするための釦である。なお、早戻釦206と早送釦207は一体的に構成されており、いわゆるシーソースイッチとなっている。
【0042】
消去釦208は、早戻釦206または早送釦207等を用いて選択されている符号化データファイルをメモリカード117から消去するための釦である。具体的には、消去したい符号化データファイルを選択して、一度消去釦208を押すと、表示窓202に消去しようとしている符号化データファイルが点滅表示されるので、点滅表示している間にもう一度消去釦208を押すという動作を行う。これにより、所望の符号化データファイルをメモリカード117から消去することができる。
【0043】
インデクス釦209は、上記レコーダモードとプレーヤモードとで、その機能が異なる釦である。レコーダモードの場合は、インデクスマークを記録中の符号化データファイルに付与する。なお、インデクスマークの記録可能数は1ファイルにつき16個以内とする。また、プレーヤモードの場合は、再生する音楽に適した周波数特性を予め数種類(本音声記録再生装置では、ノーマル、ポップス、ジャズ、クラシック、ユーザ定義の5種類)用意しておき、その中から所望の周波数特性を選択し、再生音を変更するための釦である。
【0044】
なお、上記インデクスマークとは、口述記録等において、その部分にタイピストへの指示を入れたい場合等に、その部分に付与されるマークであり、後から挿入録音でその部分に指示内容を録音する、ということが行えるようになっているものである。
【0045】
メニュー釦210は、録音モードの設定、時計の設定、ユーザIDの設定など本音声記録再生装置に関わる諸設定を行うための釦である。また、プレーヤモードでは、サラウンド効果あるいは低音増幅などの特殊効果の切り換えを行うことができる。
【0046】
フォルダ釦211は、上記レコーダモードとプレーヤモードとでその機能が異なる釦である。レコーダモードの場合は、メモリカード117内には符号化データファイルを格納するのに複数のフォルダが用意されているのであるが、それらを切り換えるための釦として機能する。プレーヤモードの場合は、再生モードの設定を行うための釦として機能する。本音声記録再生装置の場合には、プレーヤモードで扱う符号化ファイル全てを順番に1回だけ再生(通常再生モード)、1ファイルのみの繰り返し再生(1曲リピート再生モード)、プレーヤモードで扱う符号化ファイルをすべて順番に繰り返し再生(全曲リピート再生モード)、プレーヤモードで扱う符号化ファイルをランダムに繰り返し再生(ランダムリピート再生モード)、及びプレーヤモードで扱う符号化ファイルを1回ずつランダムな順番で再生(ランダム再生モード)の中から選択することができる。
【0047】
なお、上記各種操作釦は押し釦スイッチとなっており、押圧の操作でスイッチ状態がONとなるように構成されているものとする。
【0048】
動作モードスイッチ212は、本音声記録再生装置の動作モードを、上記レコーダモードとプレーヤモードとの間で切り換えるためのスイッチである。
【0049】
マイク感度スイッチ213は、内蔵マイク101の入力レベルを設定するためのスイッチで、高感度(会議モード)と低感度(口述モード)との間で切り換えが可能である。
【0050】
ホールドスイッチ214は、押し釦スイッチの操作入力を無効にし、動作が停止している場合には本音声記録再生装置の動作モードを省電力モードに移行させる、いわゆるホールド機能を設定及び解除するためのスイッチである。
【0051】
メインスイッチ215は、本音声記録再生装置の動作をON/OFFするスイッチである。また、このメインスイッチ215は、ON状態においてイジェクトつまみ222と機械的に係合し、メモリカード117を取り出せないように構成されている。以上が上記操作スイッチ群120に相当する。
【0052】
ヘッドホンジャック216は、ヘッドホン、外部スピーカあるいは外部音声処理装置に音声信号を出力するためのもので、上記ヘッドホンジャックR111とヘッドホンジャックL112が一体的に構成されたものである。また、スピーカ113からも再生音を出力することができる。なお、再生出力の切り換え機構は、ヘッドホンジャック216にプラグが差し込まれていれば、ヘッドホンジャック216から再生信号を出力し、ヘッドホンジャック216にプラグが差し込まれていなければ、スピーカ113から再生音を出力するように構成されている。なお、これらヘッドホンジャック216及びスピーカ113からは、警告信号または警告音を発生することもできる。
【0053】
ジャック102は、前述したような、マイクジャックとリモコンジャックの2種類の機能を持つジャックである。このジャック102の横に上記内蔵マイク101が配置されている。
【0054】
インジケータ218は、主に再生または記録動作の状態を表示するもので、上記表示部119の一部である2色LEDが用いられている。再生中には緑色に点灯し、記録中は赤色に点灯するように構成されている。また、インジケータ218は、警告表示にも用いられ、何らかの理由でユーザに対して警告を発するときは赤色の点滅表示を行う。
【0055】
ボリュームつまみ219は、ヘッドホンジャック216及びスピーカ113からの出力レベルを調節するためのものである。
【0056】
記録媒体挿入口220は、メモリカード117を挿入するための開口部である。
【0057】
電源ジャック221は、外部電源と接続して外部から電力の供給をうけるためのものである。イジェクトつまみ222は、記録媒体挿入口220に挿入されているメモリカード117を取り出すためのものである。電池蓋223は、図示しない電地室を覆っている蓋である。
【0058】
USB接続端子蓋224は、PC等の外部装置に接続して通信を行うための上記USB端子124を覆っている蓋である。
【0059】
次に、図4を用いて、本音声記録再生装置に用いられているメモリカード117には、どのようにデータが記録されているかを説明する。
【0060】
メモリカード117のルートディレクトリには、符号化データファイル41、曲順データファイル42、DSSファイルフォルダ43、44、45及びシステムフォルダ54が記録されている。
【0061】
符号化データファイル41は、拡張子に「mp3」または「wma」を有しており、これらがMP3方式あるいはWMA方式で符号化された音楽データファイルであることを示している。そして、これらは上記プレーヤモードで再生が可能な符号化データファイルである。
【0062】
曲順データファイル42は、上記プレーヤモードで再生が可能な符号化データファイルの再生の順番をテーブルデータとして有しているファイルである。プレーヤモードで符号化データファイルの再生の順番を変えたい場合には、この曲順データファイル42をCPU116の制御により書き換える。
【0063】
DSSファイルフォルダ43、44、45は、DSSファイルを格納しておくためのフォルダである。レコーダモードでは、DSSファイルを整理するためにA、B、Cの3つのフォルダが設けられており、DSSファイルフォルダ43、44、45はこれらのフォルダA、B、Cに対応する。DSSファイルフォルダ43、44、45にはそれぞれDSSファイル46、47、48が格納されており、これらはレコーダモードにおいて再生が可能である。
【0064】
また、記録時には、これらDSSファイルフォルダ43、44、45のいずれかにDSSファイルが作成される。DSSファイル46、47、48の再生の順番はそれぞれフォルダ毎に、テーブルデータとして再生順データファイル51、52、53に記録されている。なお、上記表示窓202の表示能力、あるいはユーザの使い勝手等を考慮し、本実施の形態における音声記録再生装置では、レコーダモードにおける1フォルダあたりの記録可能ファイル数は199件とし、全体では597件としている。
【0065】
DSSファイルフォルダ43には、前述のファイルの他に、フォルダ名データファイル49とリカバリーデータファイル50が記録されている。本音声記録再生装置では、上記DSSファイルフォルダA43、B44、C45は、表示窓202における表示名に変更することができる。フォルダ名データファイル49は、その表示名とDSSフォルダファイル43、44、45を対応付けさせるためのデータが記録されている。また、リカバリーデータファイル50は、何らかの理由で、DSSファイルフォルダ43、44、45内のデータが破壊されてしまったときに、データの復旧を行うためのデータが記録されているファイルである。
【0066】
システムフォルダ54は、プレーヤモードで再生される符号化データファイルのコーデックファイル55、56を格納するためのフォルダである。コーデックファイル55、56のファイル名の先頭3文字は、対応する符号化データファイルの拡張子を用いている。また、これらコーデックファイルの拡張子は「img」が用いられている。なお、レコーダモードでの記録及び再生のためのコーデックファイルはCPU116内の図示しないROMに格納されている。
【0067】
図5の(A)は上記ヘッドホンジャック216に挿入されるヘッドホン及び上記ジャック102に接続されるリモコン(遠隔操作装置)の電気的な構成を示す図である。
【0068】
即ち、ヘッドホンの右用スピーカ(R)の+端子に接続されたラインR、左用スピーカ(L)の+端子に接続されたラインL、及び両スピーカの−端子に接続されたラインCOMがそれぞれ、上記ヘッドホンジャック216に挿入されるヘッドホンプラグ501内の対応する導電部材に接続されている。よって、ヘッドホンプラグ501がヘッドホンジャック216に挿入されると、上記ラインRに接続された導電部材がヘッドホンジャックR111に当接し、スピーカ(R)とヘッドホンアンプR108とが接続されることとなる。同様に、上記ラインLに接続された導電部材がヘッドホンジャックL112に当接され、スピーカ(L)とヘッドホンアンプL109とが接続される。
【0069】
また、上記ジャック102に挿入されるリモコンプラグ502は、上記ジャック102と図示しないグランドラインとにそれぞれ当接される導電部材を備えており、それら導電部材間にリモコン抵抗RA,RB,RC,RD及びRが直列に接続されている。これにより、該リモコンプラグ502をジャック102に挿入した場合には、上記CPU116のA/D入力端での入力電圧VADに電圧Vrが現れる。従って、この電圧Vrが検出されるか否かにより、CPU116は、ジャック102に挿入されているのがリモコンであるのか、外部マイクであるのかを判別できる。なお、電圧VrはA/D入力端のプルアップ電圧を、プルアップ抵抗130の抵抗値と、リモコン抵抗RA,RB,RC,RD及びRの抵抗値の和とで分圧した値となる。
【0070】
また、各リモコン抵抗間とグランドラインとの間にはそれぞれ操作スイッチが設けられており、その操作スイッチをONすることで、上記CPU116のA/D入力端での入力電圧VADにV1,V2,V3,またはV4のいずれかの電圧が現れるようになっている。よって、CPU116は、この入力電圧VADを検出することで、どのスイッチがONされたかを判別できる。そこで、各操作スイッチを、再生スイッチ(PLAYsw)503、早送スイッチ(FFsw)504、早戻スイッチ(REWsw)505及び停止スイッチ(STOPsw)506として使用するものとして、リモコン本体500に各操作スイッチを操作可能に形成している。
【0071】
ここで、ヘッドホンとリモコンは、それぞれ別体構成としても良いことは勿論であるが、本実施の形態では、図5の(B)に示すように、それらを一体としたリモコン付ヘッドホンとして構成するものとしている。ただし、このように一体構成とした場合には、リモコン付ヘッドホンプラグユニット507のヘッドホンプラグ501とリモコンプラグ502を音声記録再生装置本体201のジャック216、102に挿入する際に、プラグの逆挿入を防止できる機構を設けることが好ましい。図6乃至図9は、その例である。
【0072】
即ち、図6の例では、リモコン付ヘッドホンプラグユニット507に突起508を設け、また、音声記録再生装置の本体201のその突起508に対応する位置にその突起508挿入用の穴225を設けている。このような構成によれば、リモコン付ヘッドホンプラグユニット507の突起508が本音声記録再生装置の穴225に入る方向に挿入することによって、リモコン付ヘッドホンプラグユニット507のヘッドホンプラグ501とリモコンプラグ502とが対応するジャック216、102に正しく挿入される。これに対して、逆方向に挿入しようとした場合には、上記突起508は上記穴225に挿入されないので、上記突起508が音声記録再生装置本体201の外装に当たって、プラグ501、502の完全挿入を妨げる。これにより、ユーザは、プラグ501、502を逆挿入しようとしていたことが判る。
【0073】
この他に、図7の例のように、リモコン付ヘッドホンプラグユニット507に段部509を設けることで、リモコン付ヘッドホンプラグユニット507を正しい方向に挿入した場合には、段部509が本音声記録再生装置本体201と係合するが、リモコン付ヘッドホンプラグユニット507を逆挿入した場合には、段部509が本音声記録再生装置本体201(例えば記録媒体挿入口220)に当たり、プラグの挿入ができなくなるような構造とすることもできる。
【0074】
更には、図8の例のように、本音声記録再生装置本体201のヘッドホンジャック216及びジャック102をそれぞれ色分けし(本例では緑と赤)、リモコン付ヘッドホンプラグユニットのヘッドホンプラグ501及びリモコンプラグ502をそれに対応させてヘッドホンプラグ501を緑、リモコンプラグ502を赤という具合に色分けすることでプラグの逆挿入を防止するものや、図9の例のように、本音声記録再生装置本体201側及びリモコン付きヘッドホンプラグユニット507側にそれぞれ逆挿入防止用の目印226及び510を付けて、プラグの挿入時には、これらの目印を合わせるようにして挿入させるもの、などのように視覚的にプラグの逆挿入を防止する構成が考えられる。
【0075】
次に、図10のフローチャートを用いて、本実施の形態に係る音声記録再生装置のメインの動作について説明する。
【0076】
まず、メインスイッチ215が操作され、本音声記録再生装置が起動すると、CPU116内部の図示しないRAM等の初期化を行う(ステップS11)。次に、CPU116は、現在の動作モードスイッチ212の状態を判別し(ステップS12)、その結果に従ってプレーヤモードまたはレコーダモードの動作を開始する。
【0077】
始めに、プレーヤモードにおける本音声記録再生装置の動作を説明する。プレーヤモード時に、ユーザによって、各種操作釦が操作されると前述した各種操作釦の動作を開始する。
【0078】
まず、CPU116は、本体201の録音釦203がONされたかを判別し(ステップS13A)、録音釦203がONされたと判別した場合には、本音声記録再生装置は、プレーヤモード時に記録動作が行えないようになっているので、警告音を鳴らし、録音動作を行わない(ステップS14A)。
【0079】
次に、CPU116は、本体201の再生釦205がON、またはリモコンのPLAWsw503がONされたかを判別する(ステップS15A)。なお、リモコンの各操作釦の判別は、前述したように上記A/D入力電圧VADの大きさによって行うものであり、このPLAYsw503のONは、該A/D入力電圧VAD電圧がV1であるか否かにより判別する。再生釦205またはPLAYsw503のONによる再生指示がなされた場合には、CPU116は前述の再生動作を行う(ステップS16A)。
【0080】
次に、CPU116は、本体201の早送釦207がON、またはリモコンのFFsw504がONされたかを判別する(ステップS17A)。この場合、リモコンのFFsw504のONは、A/D入力電圧VADが電圧V2であるか否かにより判別する。早送釦207またはFFsw504による早送り指示がなされた場合には、CPU116は前述の早送り動作またはインクリメント動作を行う(ステップS18A)。
【0081】
次に、CPU116は、本体201の早戻釦206がON、またはリモコンのREWsw505がONされたかを判別する(ステップS19A)。リモコンのREWsw505のONは、A/D入力電圧VADが電圧V3であるか否かにより判別する。早戻釦206またはREWsw505による早戻し指示がなされた場合には、CPU116は前述の早戻し動作またはデクリメント動作を行う(ステップS20A)。
【0082】
また、CPU116は、本体201の停止釦204がON、またはリモコンのSTOPsw506がONされたかを判別する(ステップS21A)。リモコンのSTOPsw506のONは、A/D入力電圧VADが電圧V4であるか否かにより判別する。停止釦204またはSTOPsw506がONされた場合には、CPU116は前述の停止動作を行う(ステップS22A)。
【0083】
更に、CPU116は、本体201のメニュー釦210がONされたかを判別する(ステップS23A)。メニュー釦210がONされた場合には、CPU116は表示窓202にメニューを表示し、各操作釦の操作によって、サラウンド効果や低音増幅等の特殊効果の切換を行ったり、時計の設定等の音声記録再生装置の各種設定を行うことができるモードに移行する(ステップS24A)。
【0084】
次に、CPU116は、本体201の消去釦208がONされたかを判別する(ステップS25A)。消去釦208がONされた場合には、符号化データファイルの消去が行えるモードに移行する(ステップS26A)。
【0085】
次に、レコーダモードにおける本音声記録再生装置の動作を説明する。レコーダモード時に、ユーザによって各種操作釦が操作されると前述した各種操作釦の動作を開始する。なお、本実施の形態においては、このレコーダモードでは、リモコンによる操作を受け付けないようになっている。
【0086】
まず、CPU116は、本体201の録音釦203がONされたかを判別する(ステップS13B)。録音釦203がONされたと判別した場合は、録音処理を行う(ステップS14B)。ここで、前述したように、何らかのプラグがジャック102に挿入されている場合には、上記切換スイッチ103は、内蔵マイク側103aではなくジャック側103bが優先されるように切り換えられるようになっている。即ち、ジャック102にプラグが挿入されている状態では、内蔵マイク101による録音ができず、外部マイクによる録音しかできない。しかしながら、上記ジャック102には、外部マイクのプラグが挿入される場合とリモコンプラグ502が挿入される場合とがある。そこで、本実施の形態においては、この録音処理として、図11に示すような操作が実行される。
【0087】
即ち、まず、CPU116は、接続されているのが外部マイクであるのかリモコンであるのかを判別するために、A/D入力電圧VADが上記Vrであるか否か判別する(ステップS111A)。ここで、リモコンが接続されていない場合、即ち、外部マイクが接続されている場合、或いはいずれも接続されていない場合には、A/D入力電圧VADはVrとはならない。従って、上記A/D入力電圧VADがVrでない場合には、CPU116は、上記切換スイッチ103の切り換えによる外部マイクまたは内蔵マイク101を使用した前述の録音動作を開始する(ステップS112A)。これに対して、上記A/D入力電圧VADがVrであった場合には、リモコンが接続されていると判別して、警告音を鳴らし(ステップS113A)、録音動作を行わないように制御する。従って、ユーザは、この警告により、リモコンが接続されていることを知り、リモコンプラグ502をジャック102から抜いて、内蔵マイク101による録音を可能とするか、外部マイクを接続してその外部マイクによる録音を可能とすることができる。
【0088】
次に、CPU116は、本体201の再生釦205がONされたかを判別する(ステップS15B)。再生釦205がONされた場合には、CPU116は前述の再生動作を行う(ステップS16B)。
【0089】
次に、CPU116は、本体201の早送釦207がONされたかを判別する(ステップS17B)。早送釦207がONされた場合には、CPU116は前述の早送り動作またはインクリメント動作を行う(ステップS18B)。
【0090】
次に、CPU116は、早戻釦206がONされたかを判別する(ステップS19B)。早戻釦206がONされた場合には、CPU116は前述の早戻し動作またはデクリメント動作を行う(ステップS20B)。
【0091】
また、CPU116は、本体201の停止釦204がONされたかを判別する(ステップS21B)。停止釦204がONされた場合には、CPU116は前述の停止動作を行う(ステップS22B)。
【0092】
更に、CPU116は、本体201のメニュー釦210がONされたかを判別する(ステップS23B)。メニュー釦210がONされた場合には、CPU116は表示窓202にメニューを表示し、各操作釦の操作によって、時計の設定等の音声記録再生装置の各種設定が行うことができるモードに移行する(ステップS24B)。
【0093】
次に、CPU116は、本体201の消去釦208がONされたかを判別する(ステップS25B)。消去釦208がONされた場合には、符号化データファイルの消去が行えるモードに移行する(ステップS26B)。
【0094】
本音声記録再生装置は、以上の動作を終えた後、上記ステップS12に戻り、メインループを形成する。
【0095】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態について、図12を用いて説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であり、レコーダモードにおいて、リモコンが本音声記録再生装置に接続されていても録音動作をできるようにしたものである。
【0096】
即ち、本実施の形態に係る音声記録再生装置は、図12(A)に示すように、図1の回路において、上記切換スイッチ103を介して上記プリアンプ104に接続されるように構成されている上記内蔵マイク101をスイッチa(SWa)125を介して上記プリアンプ104に接続し、また、上記ジャック102を上記CPU116のA/D入力端に接続し、更に、上記内蔵マイク101とジャック102を入力切換スイッチ103とスイッチb(SWb)126を介して上記プリアンプ104に接続した構成としている。
【0097】
図12(B)は、このような構成とした場合の上記ステップS14Bの録音処理の詳細を示すフローチャートである。
【0098】
即ち、CPU116は、そのA/D入力端の入力電圧VADが所定のVrであるか否かを判別することにより、リモコンが接続されているか否かを判別する(ステップS111B)。
【0099】
ここで、リモコンが接続されていないと判別した(VADがVrでない)場合には、SWa125をOFF及びSWb126をONして(ステップS112B)、録音を開始する(ステップS114B)。前述したように、入力切換スイッチ103は、ジャック102に何らかのプラグが挿入されると機械的にジャック側103bに切り換わるものであるが、上記ステップS111Bにおいてリモコンが接続されていないと判別されているので、接続されているとすれば外部マイクである。よって、その外部マイクからの信号が上記入力切換スイッチ103及びSWb126を介して上記プリアンプ104に供給されて、録音されることになる。あるいは、ジャック102に何も挿入されていない場合には、上記切換スイッチ103は内蔵マイク側103aを選択しているので、上記SWa125がOFFされたとしても、この入力切換スイッチ103及びSWb126を介して上記内蔵マイク101からの信号が上記プリアンプ104に供給されて、録音されることになる。
【0100】
一方、上記ステップS111Bにおいてリモコンが接続されていると判別した(VADがVr)場合には、CPU116は、SWa125をON及びSWb126をOFFして(ステップS113B)、録音を開始する(ステップS114B)。即ち、この場合には、上記SWa125及びSWb126の制御により、内蔵マイク101からSWa125を介したプリアンプ104への信号ラインが形成され、入力切換スイッチ103からSWb126を介したプリアンプ104への信号ラインが切り離される。従って、リモコンからの信号は入力切換スイッチ103を介してSWb126に与えられるが、このSWb126がOFFされているので、その信号はプリアンプ104へは供給されない。プリアンプ104へ供給されるのは、SWa125を介した上記内蔵マイク101からの信号のみであり、これが録音されることになる。
【0101】
従って、このような構成とすることにより、リモコンが接続されているときには内蔵マイク101を使用して録音することが可能となるので、レコーダモードにおいても、リモコンによる操作を受け付けるようにすることも可能となる。
【0102】
[第3の実施の形態]
本第3の実施の形態は、上記第2の実施の形態と同様に、リモコン接続時にも内蔵マイク101で録音できるようにする例である。
【0103】
即ち、本実施の形態においては、図6で説明した本音声記録再生装置本体201の穴225の内部に機械的なスイッチ(RMsw)127を設けたものである。つまり、前述した図6の例では、リモコン付ヘッドホンプラグユニット507を本音声記録再生装置に接続する場合に、上記突起508が穴225に嵌入されるようになっており、このときに上記突起225の押圧力によりRMsw127が切り換わるような構成とする。
【0104】
それに対応する部分の回路図を図13に示す。即ち、入力切換スイッチ103は、上記のようなRMsw127は、Normal側を介して上記プリアンプ104に接続され、また、上記入力切換スイッチ103を介して上記プリアンプ104に接続されるように構成されている上記内蔵マイク101が上記RMsw127のRM側を介しても上記プリアンプ104に接続されるような構成とする。ここで、上記RMsw127は、通常はNormal側を選択しており、上記のように突起508が穴225に嵌入されるとRM側に切り換わる。
【0105】
従って、ジャック102に何も挿入されていないときには、内蔵マイク101からの信号が、内蔵マイク側103aを選択している入力切換スイッチ103とNormal側を選択しているRMsw127とを介してプリアンプ104に供給されて、録音されることになる。
【0106】
そして、リモコン付ヘッドホンプラグが接続されると、即ち、ジャック102とヘッドホンジャック216に図6に示したようなリモコン付ヘッドホンプラグユニット507のリモコンプラグ502が挿入されると、RMsw127はNormal側からRM側に切り換わる。従って、内蔵マイク101からの信号がRM側を選択しているRMsw127を介してプリアンプ104に供給されて録音されることになる。このとき、リモコンからの信号は、ジャック側103bを選択している入力切換スイッチ103によりCPU116のA/D入力端には供給されるが、RMsw127がRM側に切り換えられているため、プリアンプ104には与えられない。
【0107】
[第4の実施の形態]
本第4の実施の形態も上記第2及び第3の実施の形態と同様に、リモコン接続時にも内蔵マイク101で録音できるようにする例であり、本実施の形態に係る音声記録再生装置は、本体201に、リモコン接続状態に応じてユーザが手動操作する図示しないスイッチを設けたものである。
【0108】
図14は、それに対応する部分の回路構成を示す図である。即ち、上記ユーザが手動操作するスイッチとして提供されるRMswa128は、Normal側とRM側の2つのポジションを備え、Normal側では、上記入力切換スイッチ103を上記プリアンプ104に接続し、RM側では上記内蔵マイク101とプリアンプ104とを接続する。また、本体201内部には、このRMswa128と連動して切り換わるRMswb129が設けられている。即ち、このRMswb129もNormal側とRM側の2つのポジションを備え、RM側では上記CPU116のA/D入力端に上記ジャック102を接続し、Normal側では、上記CPU116のA/D入力端に何も接続しない状態とするものである。
【0109】
このような構成によれば、ジャック102に何も接続していないときには、ユーザはRMswa128をNormal側に設定するので、内蔵マイク101からの信号は、何もジャック102に挿入されていないことにより内蔵マイク側103aに設定されている入力切換スイッチ103と該RMswa128を介してプリアンプ104に供給されて、録音される。このとき、RMswb129は上記RMswa128に連動するのでNormal側に設定されており、よって、CPU116のA/D入力端には何も供給されない。また、ジャック102に外部マイクのプラグが挿入されている場合も、ユーザは上記RMswa128をNormal側に設定する。従って、この場合には、ジャック102にプラグが挿入されたことにより入力切換スイッチ103がジャック側103bに切り換えられるので、内蔵マイク101からの信号は、この入力切換スイッチ103及びRMswa128の両方によってプリアンプ104から切り離される。そして、外部マイクからジャック102を介して入力される信号が、上記入力切換スイッチ103とRMswa128を介してプリアンプ104に供給されて、録音される。このとき、RMswb129は上記RMswa128に連動するのでNormal側に設定されており、よって、CPU116のA/D入力端には何も供給されない。
【0110】
そして、ジャック102にリモコンプラグ502を挿入した場合には、ユーザは、RMswa128をRM側に切り換え操作する。これにより、内蔵マイク101からの信号は、上記入力切換スイッチ103を介したラインは切断されているが、RMswa128を介してプリアンプ104に供給されるので、録音を行うことができる。そして、リモコンからの信号は、RMswb129が上記RMswa128に連動してRM側に切り換えられるので、CPU116のA/D入力端に供給される。また、入力切換スイッチ103を介したリモコン信号は、上記RMswa128により遮断されるので、プリアンプ104に伝えられることはない。
【0111】
なお、RMswa128は、手動操作のスイッチであるため、レコーダモードにおいて、外部マイクを接続したにもかかわらず、ユーザが誤って該RMswa128をRM側に切り換えてしまう場合がある。このようにRM側に切り換えてしまうと、外部マイクを接続したにもかかわらず、内蔵マイク101で録音されることになる。このとき、CPU116は、上記RMswb129を介して、前述したようにして接続されているのがリモコンか外部マイクかを判別することができるので、接続されているものがリモコンか外部マイクであれば、録音時に警告音を鳴らすことで、ユーザに注意を促すことができる。
【0112】
なお、本実施の形態では、RMswa128をユーザが手動操作するスイッチとして説明したが、RMswb129をそのような手動操作スイッチとし、RMswa128をそのRMswb129に連動するスイッチとして構成しても良い。更には、本体201には別の操作部材を設けて、その操作に連動してこれらRMswa128とRMswb129が切り換わるものとしてもよい。
【0113】
以上実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
【0114】
ここで、本発明の要旨をまとめると特許請求の範囲に記載したものに加えて以下のようなものを含む。
【0115】
(1) 上記記録手段は、アナログ形式で供給される上記入力信号を符号化した後に、記録媒体に記録することを特徴とする請求項2に記載の音声記録再生装置。
【0116】
(2) 音声の記録及び再生を行うことが可能な動作モードであるレコーダモードと、音声の記録はできないが、記録されている音声を再生することは可能な動作モードであるプレーヤモードと、を有する音声記録再生装置において、
上記プレーヤモードのときには、音声信号を入力するためのマイク入力端子を介して、該音声記録再生装置の動作を制御するためのリモコン信号を受信するリモコン信号受信手段を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
【0117】
(3) 音声記録再生装置の音声信号出力部に接続される第1の接続手段と、
上記音声記録再生装置の音声信号入力部に接続される第2の接続手段と、
上記第1の接続手段を介して上記音声記録再生装置から供給される音声信号を音声に変換して出力する音声出力手段と、
上記音声記録再生装置の動作制御信号を発生する制御信号発生手段と、
上記制御信号発生手段により発生する動作制御信号を上記第2の接続手段を介して上記音声記録再生装置に供給する制御信号供給手段と、
を具備することを特徴とする遠隔操作装置。
【0118】
(4) 上記第1の接続手段及び上記第2の接続手段は、一体的に構成されていることを特徴とする請求項(3)に記載の遠隔操作装置。
【0119】
(5) 上記一体的に構成された部分には、上記音声記録再生装置の音声出力部及び音声入力部近傍に描かれている表示と一体となって正しい接続方向を示す表示を有することを特徴とする(4)に記載の遠隔操作装置。
【0120】
(6) 音声記録再生装置の音声信号出力ジャックに接続される第1のプラグと、
上記音声記録再生装置の音声信号入力ジャックに接続される第2のプラグと、
音声記録再生装置の動作制御信号を発生する制御信号発生手段と、
上記制御信号を上記第2のプラグを介して上記音声記録再生装置に供給する制御信号供給手段と、
上記第1のプラグが上記音声記録再生装置の上記音声信号入力ジャックに挿入されようとした場合および/または上記第2のプラグが上記音声記録再生装置の上記音声信号出力ジャックに挿入されようとした場合には、上記第1のプラグおよび/または上記第2のプラグが上記音声信号入力ジャックおよび/または上記音声信号出力ジャックに完全に挿入されないようにする逆挿入防止機構と、
を具備することを特徴とする遠隔操作装置。
【0121】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、音声信号を入力する外部マイクと、本音声記録再生装置の操作を行うことができる遠隔操作装置とを1つの入力端子で兼用して接続することができるため、装置に必要な入力端子の数を省略することができ、装置自体の小型化が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る音声記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における音声記録再生装置を斜め前方からみたときの外観図である。
【図3】第1の実施の形態における音声記録再生装置を斜め後方からみたときの外観図である。
【図4】メモリカードに記録されるデータを説明するための図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る遠隔操作装置としてのリモコン付ヘッドホンの回路構成図及び外観図である。
【図6】リモコン付ヘッドホンの逆挿入を防止する機構の第1の例を説明するための図である。
【図7】リモコン付ヘッドホンの逆挿入を防止する機構の第2の例を説明するための図である。
【図8】リモコン付ヘッドホンの逆挿入を防止する機構の第3の例を説明するための図である。
【図9】リモコン付ヘッドホンの逆挿入を防止する機構の第4の例を説明するための図である。
【図10】第1の実施の形態に係る音声記録再生装置のメインの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図11】第1の実施の形態におけるレコーダモード時の録音処理を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図12】第2の実施の形態における回路構成と録音処理の動作フローチャートを示す図である。
【図13】第3の実施の形態における回路構成を示す図である。
【図14】第4の実施の形態における回路構成を示す図である。
【符号の説明】
101 内蔵マイク
102 ジャック
103 入力切換スイッチ
113 スピーカ
116 制御回路(CPU)
117 メモリカード
120 操作スイッチ群
125 スイッチa(SWa)
126 スイッチb(SWb)
127 スイッチ(RMsw)
128 スイッチa(RMswa)
129 スイッチb(RMswb)
201 音声記録再生装置本体
210 メニュー釦
212 動作モードスイッチ
215 メインスイッチ
216 ヘッドホンジャック
225 穴
226 目印
500 リモコン本体
501 ヘッドホンプラグ
502 リモコンプラグ
503 再生スイッチ(PLAYsw)
504 早送スイッチ(FFsw)
505 早戻スイッチ(REWsw)
506 停止スイッチ(STOPsw)
507 リモコン付ヘッドホンプラグユニット
508 突起
509 段部
510 目印
Claims (6)
- 音声を記録再生する音声記録再生装置であって、
入力端子を介して入力した音声信号を記録媒体に記憶する記録手段と、
上記入力端子を介して入力した制御信号に基づいて該音声記録再生装置の動作制御を行う制御手段と、
上記入力端子に上記制御信号を送出する遠隔操作装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、
上記検出手段により、上記入力端子に遠隔操作装置が接続されていることが検出された場合には、上記記録手段による音声信号の記録動作を禁止する禁止手段と、
を具備することを特徴とする音声記録再生装置。 - 上記記録手段は、アナログ形式で供給される上記音声信号を符号化した後に、上記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の音声記録再生装置。
- 上記入力端子は、外部マイクを接続するためのマイク入力端子であることを特徴とする請求項2に記載の音声記録再生装置。
- 音声の記録及び再生を行うことが可能な動作モードであるレコーダモードと、音声の記録はできないが、記録されている音声を再生することは可能な動作モードであるプレーヤモードと、を有する音声記録再生装置において、
外部装置からの入力信号を入力するための入力手段と、
上記入力手段に遠隔操作装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、
上記レコーダモードのときには、上記入力手段に入力される音声信号、または内蔵マイクで得られた音声信号を、記録媒体に記録する記録手段と、
上記プレーヤモードのときには、上記入力手段に入力される入力信号に基づいて、該音声記録再生装置の動作制御を行う制御手段と、
上記検出手段により、上記入力手段に遠隔操作装置が接続されていることが検出された場合には、上記記録手段による音声信号の記録動作を禁止する禁止手段と、
を具備することを特徴とする音声記録再生装置。 - 上記記録手段は、アナログ形式で供給される上記音声信号を符号化した後に、上記記録媒体に記録することを特徴とする請求項4に記載の音声記録再生装置。
- 上記外部装置は、外部マイクであることを特徴とする請求項5に記載の音声記録再生装置。
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