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JP4725249B2 - 自動車の車体構造 - Google Patents

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JP4725249B2
JP4725249B2 JP2005245805A JP2005245805A JP4725249B2 JP 4725249 B2 JP4725249 B2 JP 4725249B2 JP 2005245805 A JP2005245805 A JP 2005245805A JP 2005245805 A JP2005245805 A JP 2005245805A JP 4725249 B2 JP4725249 B2 JP 4725249B2
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Description

本発明は、自動車の車体構造に関し、特に、車体前部に、ダッシュパネルと、フロアパネルと、車体の両側で車体前後方向に延びる一対のサイドフレームとを備える自動車の車体構造に関するものである。
ダッシュパネルと、フロアパネルと、車体の両側で車体前後方向に延びる一対のサイドフレームとを備える自動車の車体構造の例として、特許文献1、2に開示されたものがある。
特許文献1に開示された自動車の車体構造では、車体前後方向に延びるサイドフレームは、ダッシュパネルに対して車体前側から接合されると共に、ダッシュパネルに接合された後さらにダッシュパネル及びフロアパネルに沿って車体後方へフロアパネルの前部まで延び且つ該ダッシュパネル及びフロアパネルそれぞれに車室外側から接合されている。そして、車室内側には、サイドフレームの後端部に対応する位置から車体後方へ延びる補強部材が設けられている。この補強部材によってサイドフレームの剛性を向上させ、車両前面衝突時のダッシュパネル及びフロアパネルの過大な変形を防止するように構成されている。
特許文献2に開示された自動車の車体構造では、サイドフレームは、ダッシュパネルよりも車体前側位置から車体後方へ向かってダッシュパネルまで延びて、該ダッシュパネルに沿ってフロアパネルの前端まで延びた後、該フロアパネルに沿って車体後方へ延び且つ該ダッシュパネル及びフロアパネルそれぞれに車室外側から接合されている。そして、車室内側には、車室内側に膨出するハット形状断面をした補強部材が設けられている。この補強部材は、上記サイドフレームとダッシュパネルとの接合部に対応する位置から該サイドフレームに沿って車体後側へ延びるように配置され、ダッシュパネル及びフロアパネルそれぞれに車室内側から接合され該ダッシュパネル及びフロアパネルそれぞれと閉断面を形成している。このように、特許文献2に係る補強部材は、上記特許文献1に係る補強部材と異なり、その前端をサイドフレームとダッシュパネルとの接合部のうち最上部に対応する位置まで延ばすことによって、車両前面衝突時に、ダッシュパネルがサイドフレームとの接合部において過大に変形することを防止するように構成されている。
特開平9−254818号公報 特開平11−301524号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された自動車の車体構造では、補強部材はサイドフレームの後端部から車体後方へ向かって延設されているだけで、サイドフレームが車体前側からダッシュパネルに接合されている部分には設けられていない。そのため、サイドフレームの後端部においてはサイドフレームに作用する衝撃力を補強部材で吸収することができるが、サイドフレームがダッシュパネルに接合されている部分においてはこの衝撃力はダッシュパネルのみに作用する。このダッシュパネルは板金等からなる剛性が低い部材であるため、車両前面衝突時の衝撃力がダッシュパネルに作用すると、ダッシュパネルが大きく変形したり、サイドフレームとダッシュパネルとの接合部が破断する虞がある。
そこで、特許文献2の如く、補強部材の前端をダッシュパネルに沿って、サイドフレームが接合されている部分の最上部まで延設して、ダッシュパネルのうちサイドフレームを接合している部分の剛性を向上させる構造も考えられる。しかしながら、この構造では、車室内側に膨出する補強部材がダッシュパネルの上方に位置することになる。ダッシュパネルの下端部ならまだしも、補強部材がダッシュパネルのある程度上方まで設けられると車室空間に膨出した部分(補強部材)が現れることになり、車室内の乗員の足下に違和感を与えることになる。つまり、補強部材をダッシュパネルに沿って上方へ延設することは好ましくない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ダッシュパネルの車室内側に影響を及ぼすことなく、ダッシュパネルのうちサイドフレームを接合する部分の剛性を向上させることにある。
本発明は、サイドフレームとダッシュパネルとの接合部において、ダッシュパネルの車室外側に第2の補強部材を設け、サイドフレーム、第2の補強部材及びダッシュパネルを接合するようにしたものである。
第1の発明は、車室の前部に設けられたダッシュパネルと、車室の下部に設けられ、その前端が上記ダッシュパネルの下端部に接合され且つ車体後方に延びるフロアパネルと、上記ダッシュパネルよりも車体前側位置から車体後方へ向かって該ダッシュパネルまで延びて、さらに該ダッシュパネル及び該フロアパネルに沿って車体後方へ延びると共に、該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれに車室外側から接合されて該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれと閉断面を形成するサイドフレームとを備える自動車の車体構造が対象である。
そして、車室内側において上記サイドフレームの長手方向に沿って延び、該サイドフレームと対向して上記ダッシュパネル及び上記フロアパネルそれぞれに車室内側から接合されると共に、車室内側に膨出し且つ上記サイドフレームに沿って延びて該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれと閉断面を形成する膨出部を有する第1の補強部材と、上記ダッシュパネルの車室外側であって、上記サイドフレームが接合される部分に設けられた第2の補強部材と、車幅方向に延びて、車室外側から上記ダッシュパネルに接合されて該ダッシュパネルと閉断面を形成するクロスメンバとをさらに備え、上記ダッシュパネルの下部には、車体後側へ向かって斜め下方へ伸びる傾斜部が設けられており、上記サイドフレームと上記ダッシュパネルとで上記第2の補強部材を挟持した状態で、該サイドフレーム、第2の補強部材及びダッシュパネルが接合されており、上記第1の補強部材の前端部は、上記第2の補強部材の少なくとも一部と上記ダッシュパネルを挟んで重なっており、上記第1の補強部材の前端部と上記第2の補強部材の少なくとも一部とは、上記ダッシュパネル又はフロアパネルを挟んで接合され、上記第2の補強部材は、車室外側に膨出し且つ上記サイドフレームに沿って延びる膨出部が形成されており、上記第2の補強部材の膨出部と上記ダッシュパネルとによって閉断面が形成されており、上記第1の補強部材の膨出部の前端部は、上記第2の補強部材の膨出部の少なくとも一部と上記ダッシュパネルを挟んで重なっており、上記第2の補強部材の後端部は、車体前後方向において、上記ダッシュパネルの傾斜部の下端部よりも前方であって且つ上記クロスメンバの前端と後端との間に位置するものとする。
また、第2の発明は、車室の前部に設けられたダッシュパネルと、車室の下部に設けられ、その前端が上記ダッシュパネルの下端部に接合され且つ車体後方に延びるフロアパネルと、上記ダッシュパネルよりも車体前側位置から車体後方へ向かって該ダッシュパネルまで延びて、さらに該ダッシュパネル及び該フロアパネルに沿って車体後方へ延びると共に、該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれに車室外側から接合されて該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれと閉断面を形成するサイドフレームとを備える自動車の車体構造が対象である。
そして、車室内側において上記サイドフレームの長手方向に沿って延び、該サイドフレームと対向して上記ダッシュパネル及び上記フロアパネルそれぞれに車室内側から接合されると共に、車室内側に膨出し且つ上記サイドフレームに沿って延びて該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれと閉断面を形成する膨出部を有する第1の補強部材と、上記ダッシュパネルの車室外側であって、上記サイドフレームが接合される部分に設けられた第2の補強部材と、車幅方向に延びて、車室外側から上記ダッシュパネルに接合されて該ダッシュパネルと閉断面を形成するクロスメンバとをさらに備え、上記ダッシュパネルの下部には、車体後側へ向かって斜め下方へ伸びる傾斜部が設けられており、上記サイドフレームと上記ダッシュパネルとで上記第2の補強部材を挟持した状態で、該サイドフレーム、第2の補強部材及びダッシュパネルが接合されており、上記第1の補強部材の前端部は、上記第2の補強部材の少なくとも一部と上記ダッシュパネルを挟んで重なっており、上記第2の補強部材の後端部は、車体前後方向において、上記ダッシュパネルの傾斜部の下端部よりも前方であって且つ上記クロスメンバの前端と後端との間に位置するものとする。
上記の構成の場合、車室内側に膨出する膨出部を有する第1の補強部材を設けることによって、サイドフレームとダッシュパネル又はフロアパネルとだけで閉断面を形成する場合よりも、サイドフレームと第1の補強部材とで形成される閉断面の断面係数が大きくなるため、サイドフレームの曲げ剛性を向上させることができる。また、上記サイドフレームとダッシュパネルとの接合部において、ダッシュパネルの車室外側に上記第2の補強部材を設けて、サイドフレームとダッシュパネルとで第2の補強部材を挟持した状態で、該サイドフレーム、第2の補強部材及びダッシュパネルを接合することによって、サイドフレームが接合される側の部材(ダッシュパネルと第2の補強部材)の厚さが厚くなるため、サイドフレームをダッシュパネルに直接接合する場合と比較して、ダッシュパネルのうち該サイドフレームが接合される部分の剛性が向上し、衝撃力作用時にダッシュパネルが大きく変形したり、サイドフレームとの接合部が破断したりすることを防止することができる。こうして、衝突性能を向上させることができる。
さらに、上記第1の補強部材の前端部が上記第2の補強部材とダッシュパネルを挟んで重なっていることによって、サイドフレームの長手方向に沿って、まず第2の補強部材でサイドフレームとダッシュパネルとの接合部が補強され、続けて第1の補強部材でサイドフレームの曲げ剛性が補強される。ダッシュパネルのうちサイドフレームとの接合部を第2の補強部材で補強することは、サイドフレームとダッシュパネルとで形成される閉断面の断面係数を第2の補強部材の分だけ大きくすることになり、結果としてサイドフレームの剛性を向上させることになる。すなわち、第1の補強部材の前端部が第2の補強部材と重なっていることによってサイドフレームが連続的に補強されるため、第2の補強部材と第1の補強部材との間に相対的に強度が弱い部分が形成されて衝撃力作用時にサイドフレームに折れが発生することを防止することができる。
こうして、ダッシュパネルとサイドフレームとの接合部をダッシュパネルの車室外側に設けられた第2の補強部材で補強することによって該接合部の剛性を向上させることができるため、第1の補強部材の膨出部を該接合部の最上部まで延設する必要がない。つまり、乗員の足下に違和感を与えることなく、該接合部の剛性の向上を実現することができる。
の発明は、第の発明において、上記第1の補強部材の前端部と上記第2の補強部材の少なくとも一部とは、上記ダッシュパネル又はフロアパネルを挟んで接合されているものとする。
上記の構成の場合、上記ダッシュパネルを挟んで、上記第1及び第2の補強部材を接合することによって、第2の補強部材と第1の補強部材との間に相対的に強度が弱い部分が形成されることをより確実に防止して、サイドフレームに折れが発生することを防止することができる。尚、第2の補強部材が上記フロアパネルまで延びている場合には、上記第1及び第2の補強部材を該フロアパネルを挟んで接合してもよい。
の発明は、上記第又は第の発明において、上記第2の補強部材は、車室外側に膨出し且つ上記サイドフレームに沿って延びる膨出部が形成されており、上記第2の補強部材の膨出部と上記ダッシュパネルとによって閉断面が形成されているものとする。
上記の構成の場合、第2の補強部材は単なる平板ではなく上記膨出部を有すると共に、該膨出部とダッシュパネルとによって閉断面が形成されるため、ダッシュパネルのうち第2の補強部材を設けた部分の断面係数を大きくして、剛性を向上させることができる。また、該膨出部は車室外側に膨出しているため、上記ダッシュパネルを車室内側に膨出させることなく、つまり、乗員の足下へ違和感を与えることなく、第2の補強部材が設けられている部分のダッシュパネルの剛性を向上させることができる。
の発明は、第の発明において、上記第1の補強部材の膨出部の前端部は、上記第2の補強部材の膨出部の少なくとも一部と上記ダッシュパネルを挟んで重なっているものとする。
上記の構成の場合、第1の補強部材の膨出部と第2の補強部材の膨出部とがダッシュパネルを挟んで重なっているため、この重なっている部分の断面係数が大きくなり、サイドフレームの曲げ剛性及びダッシュパネルの剛性をさらに向上させることができ、第1の補強部材と第2の補強部材との間でサイドフレームに折れが発生することをより確実に防止することができる。
の発明は、上記第の発明において、上記第1の補強部材と上記第2の補強部材との接合部は、車体前後方向において上記クロスメンバの前端と後端との間に位置するものとする。
上記の構成の場合、上記第1の補強部材と上記第2の補強部材との接合部を車体前後方向において上記クロスメンバと同じ位置に位置させることによって、車体前方からの衝撃力を第1及び第2の補強部材だけでなく該クロスメンバでも吸収することができ、車体前方からの衝撃力に対して、第1の補強部材と第2の補強部材とが重なっている部分でサイドフレームに折れが発生することをより確実に防止することができる。
本発明によれば、サイドフレームとダッシュパネルとの接合部においてダッシュパネルの車室外側に第2の補強部材を設けることによって、サイドフレームとダッシュパネルとの接合部の剛性を向上させて衝突性能を向上させることができ、さらには、第1の補強部材の前端部をサイドフレームとダッシュパネルとの接合部まで延設しなくてもよいため、該接合部の剛性を向上を実現するにあたって、ダッシュパネルの一部を車室内側に膨出させて乗員の足下に違和感を与えることを防止することができる。また、上記第1の補強部材の前端部は上記第2の補強部材の少なくとも一部と重なるように構成することによって、上記サイドフレームを第2の補強部材と第1の補強部材とで連続的に補強して、該サイドフレームに第1の補強部材と第2の補強部材との間で折れが発生することを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、自動車の車体構造、特に前部における車体構造の概略を示す。符号1は車体前部に設けられて車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルを、符号2は車室の下部に設けられたフロアパネルをそれぞれ示す。また、これらダッシュパネル1及びフロアパネル2の車室外側には車体前後方向に延びる左右一対のサイドフレーム3、3が設けられている。さらに、ダッシュパネル1及びフロアパネル2の車幅方向両側部には、車体下部において車体前後方向に延びるサイドシル61、サイドシル61の前端から上方に延びるヒンジピラー62、このヒンジピラー62の上端から車体後方に延びるフロントピラー63及びルーフサイドレール64、サイドシル61の車体前後方向略中央位置において上下方向に延びて該サイドシル61とルーフサイドレール64とに接合されるセンタピラー65等を有する側部車体6(図1では車幅方向右側のみ図示)が設けられている。
上記ダッシュパネル1は、車室の前部において略上下方向に拡がる縦壁部1aと、縦壁部1aの下端縁から車体後側へ向かって斜め下方へ延びる傾斜部1bとからなり、縦壁部1aの下端縁と傾斜部1bの上端縁とがスポット溶接によって接合されている。また、ダッシュパネル1の上端部(上記縦壁部1aの上端部)は、車幅方向に延びるカウル部10に接合されると共に、ダッシュパネル1の車幅方向両側部は、ヒンジピラー62に接合されている。さらに、ダッシュパネル1の縦壁部1aの車室内側における上下方向略中央位置には、車幅方向に延びるダッシュクロスメンバ11が設けられている。このダッシュクロスメンバ11はダッシュパネル1の剛性を向上させている。
上記フロアパネル2は、上記ダッシュパネル1の傾斜部1bの下端部に接合され且つ車体後方へ略水平に拡がっている。このフロアパネル2の車幅方向両側部は、サイドシル61に接合されている。また、フロアパネル2の車幅方向略中央位置には、車室内側に膨出するフロアトンネル部21が車体前後方向に延びて形成されている。このフロアトンネル部21の前端部は、上記ダッシュパネル1の傾斜部1bから縦壁部1aまで亘り、上記ダッシュクロスメンバ11に接合されている。また、フロアパネル2の車体前後方向略中央位置には、フロアトンネル部21に跨って車幅方向に延びるフロアクロスメンバ22が設けられており、このフロアクロスメンバ22によってフロアパネル2の剛性の向上が図られている。
上記サイドフレーム3は、図2、3に示すように、上記ダッシュパネル1及びフロアパネル2の車室外側に設けられいて、ダッシュパネル1の車体前側位置から車体後方へ向かって該ダッシュパネル1まで延びて、該ダッシュパネル1に沿ってフロアパネル2の前端まで延びた後、該フロアパネル2に沿って車体後方へ延びている。このサイドフレーム3は、フレーム自体で閉断面を形成するフレーム前部4とダッシュパネル1又はフロアパネル2と閉断面を形成するフレーム後部5とからなる。尚、図3では、車幅方向に延び且つサイドフレーム3及びダッシュパネル1に接合される後述のNO.1クロスメンバ9が省略されている。
上記フレーム前部4は、図4に示すように、車幅方向外方に開口する略コ字形状断面を有するインナ部材41と、このインナ部材41の開口を車幅方向外方から閉じて略矩形状の閉断面を形成するアウタ部材42とからなり、インナ部材41のフランジ部41a、41aにアウタ部材42をスポット溶接することによって形成される。また、フレーム前部4は、エンジンルーム内において車体前部のシュラウドパネル(図示省略)から車体後方へ延び、後述する第2の補強部材8を介してダッシュパネル1の縦壁部1aの下端部に接合されている(図2参照)。
上記フレーム後部5は、図5に示すように、ダッシュパネル1及びフロアパネル2側に開口し且つ両側部にフランジ部5a、5aを有する略ハット形状の断面を有していて、フランジ部5a、5aがダッシュパネル1及びフロアパネル2それぞれに車室外側から接合されてダッシュパネル1及びフロアパネル2それぞれと閉断面を形成している。そして、フレーム後部5の前端部は、図2、3に示すように、上記フレーム前部4の後端部に接合されると共に、フランジ部5a、5aが後述する第2の補強部材8を介してダッシュパネル1の縦壁部1aの下端部及び傾斜部1bの上端部に接合されている。
このように構成されたダッシュパネル1及びサイドフレーム3、3は、第1の補強部材7及び第2の補強部材8によって補強されている。
上記第1の補強部材7は、図6に示すように、車室内側に膨出し且つ車体前後方向に延びる膨出部71と、この膨出部71の車幅方向両側部及び車体前後部、即ち、膨出部71の周縁部に形成されたフランジ部72とからなる。そして、第1の補強部材7は、上記ダッシュパネル1及びフロアパネル2の車室内側においてダッシュパネル1の傾斜部1bからフロアパネル2のフロアクロスメンバ22に亘って車体前後方向に延びて設けられていて、該フランジ部72が該傾斜部1b及びフロアパネル2にスポット溶接されることによって傾斜部1b及びフロアパネル2に車室内側から接合され、ダッシュパネル1及びフロアパネル2それぞれと閉断面を形成している(図5では傾斜部1bのみ図示)。このとき、第1の補強部材7は、図5に示すように、上記サイドフレーム3と対向する位置に設けられ且つ、サイドフレーム3のフレーム後部5と閉断面を形成している。その結果、フレーム後部5は、ダッシュパネル1のみと閉断面を形成する場合と比較して、第1の補強部材7によって断面係数が大きくなるため、フレーム後部5の曲げ剛性を向上させることができる。
上記第2の補強部材8は、図7に示すように、ダッシュパネル1に沿った平板状部材からなり、その幅方向中央位置において車室外側に膨出し且つフレーム後部5に沿って車体後方に延びる膨出部81と、一側部において上方に立ち上がる立ち上がり部82を有している。このように構成された第2の補強部材8は、図2、3に示すように、ダッシュパネル1の車室外側に設けられており、この第2の補強部材8を介してフレーム前部4及びフレーム後部5がダッシュパネル1に接合されている。
詳しくは、図7(ダッシュパネル1の図示を省略)に示すように、フレーム前部4の後端部において、第2の補強部材8の前端部がフレーム前部4のインナ部材41の上面と重なり且つ、第2の補強部材8の立ち上がり部82がフレーム部材4のインナ部材41のフランジ部41a及びアウタ部材42と重なるように配置される。尚、フレーム前部4の後端においては、アウタ部材42の後端の方がインナ部材41の後端よりも後方に突出しており、アウタ部材42が第2の補強部材8と当接して重なるように構成されている。また、第2の補強部材8の立ち上がり部82は、第2の補強部材8をインナ部材41の上面に配置したときに、インナ部材41のフランジ部41a及びアウタ部材42に沿うように立ち上がっている。そして、図中の×印Aの位置において、ダッシュパネル1及び第2の補強部材8それぞれに開口が形成されており、この両開口に溶接ワイヤを電極とし炭酸ガスを流入させて炭酸ガス溶接によって、ダッシュパネル1、第2の補強部材8及びインナ部材41が接合されている。また、図中の×印Bの位置において、スポット溶接によって、ダッシュパネル1、第2の補強部材8及びアウタ部材42が接合されている。このように、フレーム前部4は、第2の補強部材8を介してダッシュパネル1に接合されている。
また、上記のようにフレーム前部4の後端部と接合された第2の補強部材8は、フレーム前部4の後端からダッシュパネル1に沿って車体後方へ延びている。そして、このフレーム前部4の後端よりも車体後側の部分は、図中の×印Cの位置で、フレーム後部5のフランジ部5aとダッシュパネル1とに挟持された状態で、これらフランジ部5a、第2の補強部材8及びダッシュパネル1が、上述の炭酸ガス溶接によって接合されている。このとき、第2の補強部材8の膨出部81は、図5に示すように、フレーム後部5側に膨出しており、膨出部81を含む第2の補強部材8とダッシュパネル1とで閉断面を形成している。こうすることによって、ダッシュパネル1のうち第2の補強部材8を設けた部分の断面係数を大きくして、剛性を向上させることができる。
このように、フレーム前部4の後端部及びフレーム後部5の前端部を第2の補強部材8を介してダッシュパネル1に接続することによって、ダッシュパネル1のうちサイドフレームを接合する部分の厚さが厚くなると共に断面形状が大きくなり、車両衝突時の衝撃力がサイドフレーム3、3からダッシュパネル1に作用しても、ダッシュパネル1が大きく変形することを防止することができる。一方、フレーム後部5からの観点で見れば、第2の補強部材8を設けている部分においては、膨出部81を含む第2の補強部材8とフレーム後部5とで閉断面が形成されているため、ダッシュパネル1のみと閉断面を形成する場合と比較して、第2の補強部材8によってフレーム後部5の断面係数が大きくなるため、フレーム後部5の曲げ剛性を向上させることができる。
そして、図7に示すフレーム前部4、第2の補強部材8及びフレーム後部5に対向して、図8(ダッシュパネル1の図示を省略)に示すように、車室内側から第1の補強部材7が設けられている。この第1の補強部材7の前端部は、第2の補強部材8の後端部と重なっていて、図中の×印Dの位置でダッシュパネル1を挟んで接合されている。この×印Dの位置では、ダッシュパネル1に開口部が形成され、第1の補強部材7のフランジ部72、第2の補強部材8及びフレーム後部5のフランジ部5aとがスポット溶接されている。尚、ダッシュパネル1に開口部を設けることによって、溶接される板状部材(第1の補強部材7、第2の補強部材8及びフレーム後部5のフランジ部5a)を適切な枚数(3枚)に設定して、割れ等が発生しない良好なスポット溶接を実現することができる。このとき、第1の補強部材7の膨出部71の前端部と第2の補強部材8の膨出部81の後端部とは、図9(ダッシュパネル1の図示を省略)に示すように、第1の補強部材7とサイドフレームが対向する方向に見てダッシュパネル1(図示省略)を挟んで重なっている。
こうすることによって、第2の補強部材8によるサイドフレーム3とダッシュパネル1との接合部の補強と、第1の補強部材7によるサイドフレーム3の補強とが連続的に行われる。つまり、サイドフレーム3の長手方向において第2の補強部材8と第1の補強部材7とが不連続に配置されていると、第2の補強部材8と第1の補強部材7との間に補強されずに強度が相対的に弱くなる部分が形成され、衝撃力作用時にサイドフレーム3に折れが発生する虞がある。そこで、第2の補強部材8と第1の補強部材7とをサイドフレーム3に沿って連続的に配置することによって、上記折れの発生を防止することができる。
また、図2、5、9に示すように、第1の補強部材7と第2の補強部材8とが接合される部分に対応するダッシュパネル1には、車幅方向に延びるNO.1クロスメンバ(クロスメンバ)9が車室外側から接合されている。このNO.1クロスメンバ9は、各サイドフレーム3の車幅方向外方に設けられたトルクボックスメンバ91(図5では車幅方向左側のみ図示)と、サイドフレーム3、3の間に挟まれるように設けられたダッシュロアクロスメンバ92とを有する。上記トルクボックスメンバ91は、車幅方向内側がサイドフレーム3に接合される一方、車幅方向外側がサイドシル61に接合されて、該サイドフレーム3とサイドシル61との間でダッシュパネル1と閉断面を形成している。また、上記ダッシュロアクロスメンバ92は、車幅方向に延びる本体メンバ92aと該本体メンバ92aの車幅方向両端に設けられた接合部材92b(図5では車幅方向左側のみ図示)とを有する。ダッシュロアクロスメンバ92は、各接合部材92bをサイドフレーム3に接合することによってサイドフレーム3、3の間でダッシュパネル1と閉断面を形成している。このように、ダッシュパネル1と閉断面を形成するNO.1クロスメンバ9によって、ダッシュパネル1の剛性の向上が図られている。つまり、上記第1の補強部材7と第2の補強部材8との接合部を、車体前後方向において、NO.1クロスメンバ9と同じ位置に設けることによって、第1の補強部材7と第2の補強部材8とが重なっている部分でサイドフレーム3に折れが発生することをさらに効果的に防止することができる。
本実施形態によれば、フレーム前部4の後端部からフレーム後部5の前端部に亘っては、第2の補強部材8によって、ダッシュパネル1のうちフレーム前部4及びフレーム後部5が接合される部分の剛性を向上させると共にフレーム後部5の前端部の曲げ剛性を向上させることができ、フレーム後部5の前端部から車両後側の部分に亘っては、第1の補強部材によって、フレーム後部5の曲げ剛性を向上させることができる。つまり、車室内側からサイドフレーム3を補強する第1の補強部材7をフレーム前部4とダッシュパネル1との接合部の最上部に対応する位置まで延設しなくても、サイドフレーム3とダッシュパネル1との接合部においてダッシュパネル1の車室外側に第2の補強部材8を設けることによって、該接合部の剛性を向上させることができる。その結果、ダッシュパネル1の一部(第1の補強部材7の膨出部71)を車室内側に膨出させて乗員の足下に違和感を与えることなく、サイドフレーム3とダッシュパネル1との接合部の剛性の向上を実現することができる。
また、第2の補強部材8の後端部と第1の補強部材7と前端部とがダッシュパネル1を挟んで重なっていることによって、上記サイドフレーム3及びダッシュパネル1の剛性を第1の補強部材7及び第2の補強部材8でサイドフレーム3の長手方向に沿って連続的に向上させることができるため、サイドフレーム3のうち第1の補強部材7と第2の補強部材8との間で剛性が相対的に弱い部分が形成されて衝撃力作用時にこの剛性が弱い部分で折れが発生することを防止することができる。
尚、上記実施形態では、フレーム前部4とフレーム後部5とが別の部材によって構成され、これらが接合されることによってサイドフレーム3を形成しているが、これに限られるものではなく、フレーム前部4とフレーム後部5とが一体的に構成されていてもよい。
また、上記第2の補強部材8は、ダッシュパネル1においてサイドフレーム3が接合されている部分全てに亘って設けられているわけではなく、傾斜部1bの下端部までは設けられていない。しかし、これに限られず、第2の補強部材8は、傾斜部1bの下端部まで、即ち、サイドフレーム3が接合されている部分全てに亘って設けられるように形成してもよい。ただし、上記実施形態のように、ダッシュパネル1の傾斜部1bの下端部まで第2の補強部材8を延設しなくても、傾斜部1bの下端部は車室内側に設けられた第1の補強部材7によって補強されている。
また、上記第1の補強部材7と第2の補強部材8とがダッシュパネル1を挟んで接合されているが(図8の×印D参照)、これに限られるものではなく、第2の補強部材8がさらに車体後側へフロアパネル2まで延設され、フロアパネル2を挟んで、第1の補強部材7と第2の補強部材8とが接合されるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、ダッシュパネル1は、縦壁部1aと傾斜部1bとからなるが、1つの部材から構成されていてもよい。さらに、ダッシュパネル1は、車室とエンジンルームを仕切ることができればよく、任意の形状を採用することができる。つまり、車体後側下方へ向かって全体的に傾斜するように構成してもよく、傾斜部を設けず全体的に上下方向に拡がるように構成してもよい。そのとき、第2の補強部材8は、フレーム前部4が接合されるダッシュパネル1の形状に沿うように形成される。
本発明の実施形態に係る車体構造を示した斜視図である。 図1におけるII−II線における端面図である。 サイドフレームを車室外の車体前側から車体後側に向かって斜め上方に見た斜視図である。 図1におけるIV−IV線における端面図である。 図1、2のV−V線に沿って(サイドフレームの長手方向に直交する方向に)車体を切断したときの端面図である。 車体構造を示した平面図である。 第2の補強部材をダッシュパネルを省略した状態で車室内の斜め上方から見た斜視図である。 第1の補強部材及び第2の補強部材をダッシュパネルを省略した状態で車室内の斜め上方から見た斜視図である。 第1の補強部材及び第2の補強部材をダッシュパネルを省略した状態で、第1の補強部材とサイドフレームとが対向する方向に見た斜視図である。
1 ダッシュパネル
2 フロアパネル
3 サイドフレーム
7 第1の補強部材
71 膨出部
8 第2の補強部材
81 膨出部
9 NO.1クロスメンバ(クロスメンバ)

Claims (6)

  1. 車室の前部に設けられたダッシュパネルと、車室の下部に設けられ、その前端が上記ダッシュパネルの下端部に接合され且つ車体後方に延びるフロアパネルと、上記ダッシュパネルよりも車体前側位置から車体後方へ向かって該ダッシュパネルまで延びて、さらに該ダッシュパネル及び該フロアパネルに沿って車体後方へ延びると共に、該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれに車室外側から接合されて該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれと閉断面を形成するサイドフレームとを備える自動車の車体構造であって、
    車室内側において上記サイドフレームの長手方向に沿って延び、該サイドフレームと対向して上記ダッシュパネル及び上記フロアパネルそれぞれに車室内側から接合されると共に、車室内側に膨出し且つ上記サイドフレームに沿って延びて該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれと閉断面を形成する膨出部を有する第1の補強部材と、
    上記ダッシュパネルの車室外側であって、上記サイドフレームが接合される部分に設けられた第2の補強部材と
    車幅方向に延びて、車室外側から上記ダッシュパネルに接合されて該ダッシュパネルと閉断面を形成するクロスメンバとをさらに備え、
    上記ダッシュパネルの下部には、車体後側へ向かって斜め下方へ伸びる傾斜部が設けられており、
    上記サイドフレームと上記ダッシュパネルとで上記第2の補強部材を挟持した状態で、該サイドフレーム、第2の補強部材及びダッシュパネルが接合されており、
    上記第1の補強部材の前端部は、上記第2の補強部材の少なくとも一部と上記ダッシュパネルを挟んで重なっており、
    上記第1の補強部材の前端部と上記第2の補強部材の少なくとも一部とは、上記ダッシュパネル又はフロアパネルを挟んで接合され、
    上記第2の補強部材は、車室外側に膨出し且つ上記サイドフレームに沿って延びる膨出部が形成されており、
    上記第2の補強部材の膨出部と上記ダッシュパネルとによって閉断面が形成されており、
    上記第1の補強部材の膨出部の前端部は、上記第2の補強部材の膨出部の少なくとも一部と上記ダッシュパネルを挟んで重なっており、
    上記第2の補強部材の後端部は、車体前後方向において、上記ダッシュパネルの傾斜部の下端部よりも前方であって且つ上記クロスメンバの前端と後端との間に位置することを特徴とする自動車の車体構造。
  2. 車室の前部に設けられたダッシュパネルと、車室の下部に設けられ、その前端が上記ダッシュパネルの下端部に接合され且つ車体後方に延びるフロアパネルと、上記ダッシュパネルよりも車体前側位置から車体後方へ向かって該ダッシュパネルまで延びて、さらに該ダッシュパネル及び該フロアパネルに沿って車体後方へ延びると共に、該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれに車室外側から接合されて該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれと閉断面を形成するサイドフレームとを備える自動車の車体構造であって、
    車室内側において上記サイドフレームの長手方向に沿って延び、該サイドフレームと対向して上記ダッシュパネル及び上記フロアパネルそれぞれに車室内側から接合されると共に、車室内側に膨出し且つ上記サイドフレームに沿って延びて該ダッシュパネル及び該フロアパネルそれぞれと閉断面を形成する膨出部を有する第1の補強部材と、
    上記ダッシュパネルの車室外側であって、上記サイドフレームが接合される部分に設けられた第2の補強部材と
    車幅方向に延びて、車室外側から上記ダッシュパネルに接合されて該ダッシュパネルと閉断面を形成するクロスメンバとをさらに備え、
    上記ダッシュパネルの下部には、車体後側へ向かって斜め下方へ伸びる傾斜部が設けられており、
    上記サイドフレームと上記ダッシュパネルとで上記第2の補強部材を挟持した状態で、該サイドフレーム、第2の補強部材及びダッシュパネルが接合されており、
    上記第1の補強部材の前端部は、上記第2の補強部材の少なくとも一部と上記ダッシュパネルを挟んで重なっており、
    上記第2の補強部材の後端部は、車体前後方向において、上記ダッシュパネルの傾斜部の下端部よりも前方であって且つ上記クロスメンバの前端と後端との間に位置することを特徴とする自動車の車体構造。
  3. 請求項に記載の自動車の車体構造において、
    上記第1の補強部材の前端部と上記第2の補強部材の少なくとも一部とは、上記ダッシュパネル又はフロアパネルを挟んで接合されていることを特徴とする自動車の車体構造。
  4. 請求項又はに記載の自動車の車体構造において、
    上記第2の補強部材は、車室外側に膨出し且つ上記サイドフレームに沿って延びる膨出部が形成されており、
    上記第2の補強部材の膨出部と上記ダッシュパネルとによって閉断面が形成されていることを特徴とする自動車の車体構造。
  5. 請求項に記載の自動車の車体構造において、
    上記第1の補強部材の膨出部の前端部は、上記第2の補強部材の膨出部の少なくとも一部と上記ダッシュパネルを挟んで重なっていることを特徴とする自動車の車体構造。
  6. 請求項に記載の自動車の車体構造において
    記第1の補強部材と上記第2の補強部材との接合部は、車体前後方向において上記クロスメンバの前端と後端との間に位置することを特徴とする自動車の車体構造。
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