JP4712536B2 - Engine starter for vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、シリンダ錠に差し込む物理的なメカキーを使用することなく、電子的な信号の送受信による電子キーを使用した車両のスマートエントリーシステムにおけるエンジン始動装置に関するものである。 The present invention relates to an engine starter in a smart entry system for a vehicle that uses an electronic key by transmitting and receiving an electronic signal without using a physical mechanical key inserted into a cylinder lock.
この種のスマートエントリーシステムは、運転者が電子キーを携帯するだけで、シリンダ錠にメカキーを差し込むことなく、実装されたスイッチ等の検出手段を操作するだけで、ドアの解錠や施錠、および、エンジンの始動を可能としたものである。 This type of smart entry system allows the driver to simply carry the electronic key, unlock the door and unlock the door by simply operating the detection means such as the mounted switch without inserting the mechanical key into the cylinder lock. The engine can be started.
このシステムは、大略、運転者が、ドアの解錠意思(乗車意思)や施錠意思(降車意思)を検出する検出手段、または、エンジンの始動意思や停止意思を検出する検出手段を操作することにより、車両のメイン制御部は、車外または車内からリクエスト信号を送信する。そして、そのリクエスト信号を受信した電子キーは、車両に対して応答信号を送信し、その応答信号を受信したメイン制御部は、その応答信号が予め記憶された正規の信号であるか不正な信号であるかを解析する。そして、メイン制御部は、正規信号である場合には、ドアの解錠処理や施錠処理またはエンジンの始動処理や停止処理を実行し、不正信号である場合には、それらの処理を実行しない。 In this system, the driver generally operates detection means for detecting a door unlocking intention (getting on boarding) or locking intention (willing to get off the vehicle), or detecting means for detecting an intention to start or stop the engine. Thus, the main control unit of the vehicle transmits a request signal from outside or inside the vehicle. Then, the electronic key that has received the request signal transmits a response signal to the vehicle, and the main control unit that has received the response signal determines whether the response signal is a normal signal stored in advance or an illegal signal. It is analyzed whether it is. The main control unit executes door unlocking processing and locking processing or engine start processing and stop processing when the signal is a normal signal, and does not execute the processing when the signal is an illegal signal.
本発明のスマートエントリーシステムにおけるエンジン始動装置に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。 Prior art document information relating to the engine starting device in the smart entry system of the present invention includes the following.
しかしながら、従来のエンジン始動装置においては、エンジンを始動させるためのエンジン始動スイッチがオン操作されたことをきっかけとして、車内に正規な電子キーが存在するかどうかの確認処理を行うようにしているため、スイッチオンからエンジン始動までの時間が長く係り、操作応答性に問題があった。 However, in the conventional engine starter, the process for confirming whether or not a regular electronic key exists in the vehicle is triggered by the fact that the engine start switch for starting the engine is turned on. Because of the long time from switch-on to engine start, there was a problem in operation responsiveness.
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、エンジンを迅速に始動可能とし、エンジン始動スイッチの操作応答性を向上できるエンジン始動装置を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the conventional problems, and an object of the present invention is to provide an engine starter capable of quickly starting an engine and improving the operation response of an engine start switch.
前記課題を解決するため、本発明のエンジン始動装置は、運転者が操作ノブに対して所定のエンジン始動操作を行うことによりオン信号を出力するエンジン始動スイッチと、車内に向けてリクエスト信号を送信する車内送信手段と、前記リクエスト信号を受信した携帯機から送信される識別信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した識別信号と予め記憶した認証コードとを比較してエンジンの始動の許否を判断し、許可判断の場合で、かつ、前記エンジン始動スイッチからのオン信号を受信している場合に作動信号を出力するメイン制御部と、前記メイン制御部からの作動信号に基づいてエンジンの作動を制御するエンジン制御部とを備えた車両用エンジン始動装置において、前記エンジン始動スイッチの操作ノブに人体の接触を検知するタッチセンサーを設け、前記メイン制御部は、エンジンが停止している状態で、前記操作ノブへの人体の接触を前記タッチセンサーによって検知すると、前記エンジン始動スイッチからオン信号が入力されるのを待たずに、前記リクエスト信号の送信から前記識別信号の比較判断までの認証動作を開始するとともに、前記識別信号が認証された場合には、前記エンジン始動スイッチからのオン信号が入力されるのを待って、エンジン作動信号を出力制御するようにした構成としている。
In order to solve the above problems, an engine starter according to the present invention transmits an engine start switch that outputs an ON signal when a driver performs a predetermined engine start operation on an operation knob, and transmits a request signal toward the inside of the vehicle. The vehicle transmitting means, the receiving means for receiving the identification signal transmitted from the portable device that has received the request signal, and comparing the identification signal received by the receiving means with the authentication code stored in advance to start the engine. A main control unit that outputs an operation signal in the case of permission determination, in the case of permission determination and when an on signal is received from the engine start switch, and an engine based on the operation signal from the main control unit An engine control unit for controlling the operation of the engine, wherein the operation knob of the engine start switch is contacted with a human body. Provided a touch sensor for knowledge, the main control unit, in a state where the engine is stopped, when the contact of a human body to the operation knob sensed by the touch sensor, the on-signal from the engine start switch is input The authentication operation from the transmission of the request signal to the comparison determination of the identification signal is started without waiting, and when the identification signal is authenticated, an ON signal from the engine start switch is input. After that, the engine operation signal is controlled to be output .
このエンジン始動装置では、メイン制御部は、エンジン始動スイッチに設けられたタッチセンサーによってエンジン始動スイッチへの操作意思、すなわち、エンジン始動スイッチの操作ノブへの人体の接触を検知すると、エンジン始動スイッチからオン信号が入力されるのを待たずにリクエスト信号の送信から比較判断までの認証動作を開始する。そして、エンジン始動スイッチのエンジン始動操作によってオン信号が入力された場合、前記認証動作の結果がエンジン始動許可の判断であれば、エンジン制御部へエンジン始動許可の作動信号を出力する。このように、エンジン始動スイッチのエンジン始動操作を待たずに前以って認証動作を開始することができるため、エンジン始動スイッチのエンジン始動操作からエンジン始動までの時間を短くすることができる。その結果、エンジン始動スイッチの操作応答性を向上することができ、エンジン始動時に操作者に違和感を与えることがない。また、エンジン始動スイッチに人体が接触しないと携帯機の認証動作が行われないため、人体以外の物がエンジン始動スイッチに誤って接触しても、エンジンの始動は行われず、不意にエンジンが始動してしまうことを確実に防止することができる。 In this engine start device, when the main control unit detects an intention to operate the engine start switch by the touch sensor provided on the engine start switch, that is, contact of the human body with the operation knob of the engine start switch, The authentication operation from the transmission of the request signal to the comparison judgment is started without waiting for the ON signal to be input. When an on signal is input by an engine start operation of the engine start switch, if the result of the authentication operation is a determination of permission to start the engine, an operation signal for permitting engine start is output to the engine control unit. Thus, since the authentication operation can be started in advance without waiting for the engine start operation of the engine start switch, the time from the engine start operation of the engine start switch to the engine start can be shortened. As a result, the operation response of the engine start switch can be improved, and the operator does not feel uncomfortable when starting the engine. Also, if the human body does not touch the engine start switch, the authentication operation of the portable device will not be performed, so even if something other than the human body accidentally touches the engine start switch, the engine will not start and the engine will start unexpectedly. This can be surely prevented.
以上の説明から明らかなように、本発明のエンジン始動装置によれば、エンジン始動スイッチのエンジン始動操作からエンジン始動までの時間を短くすることができ、エンジン始動スイッチの操作応答性を向上することができる。 As is clear from the above description, according to the engine starter of the present invention, the time from the engine start operation of the engine start switch to the engine start can be shortened, and the operation responsiveness of the engine start switch can be improved. Can do.
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の実施形態に係る車両用エンジン始動装置を搭載した車両20のスマートエントリーシステムの構成を示す。まず、このスマートエントリーシステムは、走行するための機器を搭載した車両20を、複数(本実施形態では4個)の電子キー(以下「携帯機」と称する)10A〜10Dにより物理的なメカキーを使用することなく使用可能とするものである。
FIG. 1 shows the configuration of a smart entry system for a
まず、携帯機10A〜10Dは、大略、受信手段11と、送信手段14と、電池電源部17と、記憶手段である携帯機用メモリ18と、マイコンからなる制御部19とを備えている。
First, the
前記受信手段11は、コイルアンテナ12を接続したLF(低周波数)受信回路13からなる。このLF受信回路13は、車両20から送信された起動信号によってコイルアンテナ12が電磁誘導されることにより起電力を発生させて、後述する制御部19を起動させる。また、車両20から送信されたリクエスト信号を受信し、制御部19に出力するものである。
The receiving
前記送信手段14は、送信アンテナ15を接続したRF(ラジオ周波数)送信回路16からなる。このRF送信回路16は、車両20に対する返信である識別信号を作成し、前記送信アンテナ15から送信させるものである。
The transmission means 14 comprises an RF (radio frequency)
前記電池電源部17は、電池を搭載した電池回路からなり、制御部19の作動信号により電力を通電可能な作動状態に起動するものである。
The battery
前記携帯機用メモリ18は、予め携帯機10A〜10D毎に割り当てられた異なるリクエスト信号および識別信号が記憶されたものである。
The
前記制御部19は、受信手段11から入力される起電力により一時的に起動することにより、まず、電池電源部17に対して作動信号を出力し、該電池電源部17からの電力で以後作動する。そして、車両20からの起動信号の後に受信したリクエスト信号を、携帯機用メモリ18に記憶されたリクエストデータと比較し、一致している場合には、送信手段14を介して携帯機10A〜10D毎に割り当てられている自己の識別信号を出力する。また、送信が完了すると、所定時間後に電池電源部17からの電力を遮断するものである。
The
次に、車両20は、大略、車載機器であるドアロック装置22、エンジン制御部23およびステアリングロック装置26と、運転者による車載機器の作動意思を検出するための複数の検出手段30〜35と、携帯機10A〜10Dとの無線通信手段36,40,45と、車両用電源部48と、メイン制御部50とを備え、これらをコントロールエリアネットワーク(以下「CAN」と称する。)21により接続したものである。なお、このCAN21は、車両20の各車載機器および検出手段をメイン制御部50と接続し、内外の諸情報をメイン制御部50に多重通信可能とするものである。
Next, the
前記ドアロック装置22は、車外側のアウターハンドル37(図2参照)または車内側のインナーハンドル(図示せず)の操作により開放可能としたドアを、開放不可能に施錠および開放可能に解錠することにより、車両20のドアをロックおよびアンロック制御するドアロック制御機構である。このドアロック装置22は、駆動装置であるアクチュエータの作動により施錠(ロック)状態および解錠(アンロック)状態に切り換えられる。また、バッテリ49の蓄電力不足による電気的解錠が不可能な状況を加味して、ドアには従来と同様のシリンダ錠(図示せず)が設けられ、物理的なメカキー(図示せず)を差し込んで操作することにより、ロックおよびアンロックすることも可能に構成されている。そして、このドアロック装置22には、ロック状態およびアンロック状態のいずれの状態であるかを検出するためのドアロック状態検出部(車両不使用状態検出部)であるロックリンクスイッチが搭載されている。
The
前記エンジン制御部23は、メイン制御部50からの作動信号に基づいてエンジンの始動制御および停上制御を行う駆動装置である。なお、始動制御時には、メイン制御部50からCAN21を介して受信した作動信号により、セルモータ24を作動させる信号をリレー25に対して出力する。但し、セルモータ24は、エンジン制御部23からの作動信号が入力され、且つ、メイン制御部50が車両用電源部48に作動信号を出力することにより、該車両用電源部48からリレー25に電力が供給されなければ作動しない(AND処理)。また、停止制御時には、エンジンの燃料系や電気系等を遮断させる信号を出力する。さらに、エンジンの駆動系や冷却系等により、該エンジンの作動状態や停止状態を検出するエンジン状態検出部(車両不使用状態検出部)の役割をなす。
The
前記ステアリングロック装置26は、ステアリングシャフトに対してロックボルトを進退させることにより、該ステアリングシャフトを回転不可能にロックおよび回転可能にアンロックするものである。前記ロックボルトは、モータ等の駆働装置によって電気的に進退されるもので、誤作動防止のために、メイン制御部50から作動信号が入力され、且つ、車両用電源部48からの電力が供給されなければ作動しない(AND処理)。また、このステアリングロック装置26は、ステアリングシャフトのロック状態を検出するロックセンサ、および、アンロック状態を検出するアンロックセンサが搭載されている。
The
なお、その他の車載機器(負荷)としては、後述するイグニッションスイッチ33が「ACC」状態に操作された場合に作動されるオーディオ27、「ON」状態に操作された場合に新たに作動される車内空調装置28およびエンジン制御部を含む走行制御装置29を有し、イグニッションスイッチ33が「START」状態に操作された場合には、走行制御装置29のみ作動されるようになっている。
As other in-vehicle devices (loads), an audio 27 that is activated when an
運転者による車載機器の作動意思を検出するための検出手段としては、ハンドルタッチセンサ30、ドアロックスイッチ31、ドアスイッチ32、イグニッションスイッチ33、ブレーキペダルスイッチ34およびギヤシフトスイッチ35が搭載されている。
As the detection means for detecting the driver's intention to operate the in-vehicle device, a
前記ハンドルタッチセンサ30は、ドアのアウターハンドル37内に設けられ、ハンドルに人体が接触することにより人体の乗車意思を検知する。また、前記ドアロックスイッチ31は、ドアのアウターハンドル37の車外側に設けられ、人体の降車意思(ドアの施錠意思)を検出する。さらに、ドア開閉状態検出部である前記ドアスイッチ32は、ドアを閉めるとオンし、開けるとオフするスイッチであり、人体の乗車意思(状態)および降車意思(状態)を検出する。
The
エンジン始動スイッチであるイグニッションスイッチ33は、操作が継続されている間だけオン(短絡)するプッシュスイッチであり、人体(運転者)によるオーディオ27や車内空調装置28などの車載装置の作動意思と、エンジンの始動意思および停止意思を検出し、その操作(オン)信号をメイン制御部50に出力するものである。このイグニッションスイッチ33の操作ノブには人体の接触を検知するタッチセンサーが設けられている。
The
図3には、タッチセンサー100を設けたイグニッションスイッチ33の一実施形態を示しており、イグニッションスイッチ33は、ケース101と、ケース101内に進退可能に収納され操作部102aおよびスライド部102bとからなる操作ノブ102と、操作ノブ102の押圧操作によって一対のスイッチ電極103を短絡する可動電極板104を内側に設けたドーム状のゴム製スイッチ105と、操作ノブ102の外周面にネジ106によって取り付けられた可動接触子107と、可動接触子107が常に接触する固定電極108と、スイッチ電極103と固定電極108とが一体的に設けられたターミナルベース109とからなる。操作ノブ102の上面および外周面には、導電性のメッキが加飾されており、このメッキと可動接触子104は電気的に接続された状態となっている。また、固定電極108には、操作ノブ102への人体の接触を検知するための人体接触検知回路110が接続されている。
FIG. 3 shows an embodiment of the
この人体接触検知回路110は、固定電極108に人体が接触すると、回路内の図示しないコンデンサの静電容量が変化し、その変化を検出することにより、人体の接触を検知することができるようになっている。すなわち、操作ノブ102に人体が接触すると、操作ノブ102のメッキおよび可動接触子104を介して固定電極108が人体に電気的に接続される。これを人体接触検知回路110が検知し、操作ノブ102に人体が接触したことを示す人体検知信号をメイン制御部50へ出力する構成となっている。
When the human body comes into contact with the fixed
なお、本実施形態においてタッチセンサー100は、操作ノブ102の外周面のメッキ、可動接触子107、固定電極108、人体接触検知回路110によって構成されている。 また、本実施形態においてはタッチセンサー100を静電容量センサーとしたが、これに限定されることなく、赤外線、超音波、光、熱線によって検出するもの、その他のものを採用することができる。さらに、本実施形態においてはエンジン始動スイッチとしてプッシュスイッチを採用したが、これに限定されることなく、例えば、回転操作式のロータリースイッチ、スライドスイッチなど、操作ノブを操作することによりスイッチのオン、オフができるものであればよい。
In the present embodiment, the
前記ブレーキペダルスイッチ34は、ブレーキを踏み込むとオンし、踏み込まなければオフする常開スイッチであり、エンジンが作動していない状態では運転者のエンジンの始動意思を検出する。また、前記ギヤシフトスイッチ35は、ギヤシフトが「P(パーキング)」位置に操作された状態でのみオンするスイッチであり、運転者のエンジンの始動意思または停止意思を検出する。
The
また、車両20の無線通信手段としては、一対の車外送信手段36A,36B、一対の車内送信手段40A,40Bおよび車内外受信手段45が搭載されている。
Further, as the wireless communication means of the
前記車外送信手段36A,36Bは、図2に示す前後左右のドアのアウターハンドル37A,37B内にそれぞれ配設した車外用コイルアンテナ38と、各車外用コイルアンテナ38に接続された車外用LF(低周波数)送信回路39とからなる。この車外用LF送信回路39は、携帯機10A〜10Dに対する起動信号およびリクエスト信号を作成し、前記車外用コイルアンテナ38から送信させるものである。
The vehicle exterior transmitting means 36A, 36B includes vehicle exterior coil antennas 38 respectively disposed in the
前記車内送信手段40A,40Bは、図2に示す車内のインストルメントパネル41およびセンターコンソール42にそれぞれ配設した車内用コイルアンテナ43と、各車内用コイルアンテナ43に接続された車外用LF送信回路39と同様の車内用LF送信回路44とからなる。そして、イグニッションスイッチ33の操作意思(イグニッションスイッチ33の操作ノブ102への人体の接触)が検出されることによるメイン制御部50からの送信要求信号に基づいて、各携帯機10A〜10Dに対して起動信号およびリクエスト信号を送信するものである。
The in-vehicle transmission means 40A and 40B include an in-
前記車内外受信手段45は、図2に示すセンターコンソール42に配設した受信アンテナ46と、該受信アンテナ46に接続されたRF(ラジオ周波数)受信回路47とからなる。このRF受信回路47は、リクエスト信号を受信した携帯機10A〜10Dからの識別信号を受信し、メイン制御部50に出力するものである。
The vehicle interior / external reception means 45 includes a
前記車両用電源部48はバッテリ49に接続され、メイン制卸部50からの信号により電源モードが「START」、「ACC」、「IG(ON)」および「OFF」位置に切り換えられ、車両20の所定の電源経路を接続および遮断する。これにより、各車載機器へ供給する電源を制御するものである。なお、この車両用電源部48は、後述するメイン制御部50から電源制御信号がCAN21およびダイレクト回線(以下「COM」と称する。) を介して2系列で入力され、その2系列の制御信号を検出しなければ電源経路の切換作動はしない(AND処理)。また、車載機器であるリレー25およびステアリングロック装置26には、メイン制御部50からの制御信号の入力により、予め設定された時間のみ電力を供給する。
The
前記メイン制御部50はマイコンであり、CAN21および直接接続したCOMにより、前記各検出手段30〜35の検出信号(情報)、および、車内外受信手段45による受信信号(情報)を受信し、その各情報に基づいて各車載機器および送信手段36A,36B,40A,40Bを制御するものである。なお、各情報に基づいた制御プログラム、該プログラムで使用する認証データ(ID)、および、判断結果等は、書換可能な記憶手段である車両用メモリ51に記憶されている。
The
このメイン制御部50は、各検出手段30〜35および携帯機10A〜10Dとの無線通信手段36,40,45とCOMによって接続されている。また、ドアロック装置22とCOMによって接続され、運転者の解錠意思または乗車意思を検出するとアンロック信号を出力する一方、運転者の施錠意思または降車意思を検出するとロック信号を出力する。さらに、車両用電源部48とCAN21およびCOMの両方で接続され、ブレーキペダルスイッチ34がオフ状態で、イグニッションスイッチ33が0.5秒未満で操作されると、その操作の度に電源モードを「ACC」、「IC(ON)」および「OFF」に切り換えるように制御信号を2系列で出力する。一方、ブレーキペダルスイッチ34がオン状態で、イグニッションスイッチ33が操作されると、CAN21を介してエンジン制御部23に作動信号を出力するとともに、COMを介して車両用電源部48に作動信号を2系列で出力する。さらにまた、ステアリングロック装置26とは直接的なCOM接続と、車両用電源部48を介した間接的なCOM接続の2系列で接続され、ステアリングロック装置26に対して直接ロックまたはアンロックさせる作動信号を出力するとともに、車両用電源部48にステアリングロック装置26に対して電力を供給させる制御信号を2系列で出力する。
The
そして、これらの制御は、運転者の降車時、降車後の不使用状態、人体の乗車時、および、エンジンの始動時に、キー(携帯機10A〜10D)探査処理を伴う確認処理を実行し、不使用状態で車内に存在しない(置き忘れていない)携帯機10A〜10Dが存在する場合のみ、所定の作動信号を出力する。具体的には、運転者の降車時にはドアロック処理に係る作動信号を出力し、人体の乗車時にはドアアンロック処理に係る作動信号を出力し、エンジンの始動時にはエンジン作動処理に係る作動信号を出力する。また、降車後の不使用状態では定期車内キー探査処理を実行し、前記各処理での無効キーを設定する。
And these controls perform the confirmation process with a key (
なお、前記不使用状態は、エンジン制御部23を介してエンジンの停止状態を検出し、且つ、ドアロック装置22を介してドアがロック状態であるときに、車両20が不使用状態であると判断するものである。また、車外キー探査処理は、車外送信手段36A,36Bより車外に向けて起動信号および携帯機10A〜10D毎に異なるリクエスト信号を順次送信する。さらに、車内キー探査処理は、車内送信手段40A,40Bより車内に向けて起動信号および携帯機10A〜10D毎に異なるリクエスト信号を順次送信する。そして、これらのキー探査処理は、車内外受信手段45で受信した携帯機10A〜10D毎に 異なる識別信号と、車両用メモリ51に予め記憶された認証コードとを比較して、一致する携帯機10A〜10Dが存在するか否かを判断するものである。
In the non-use state, the
具体的には、本実施形態のメイン制御部50は、運転者の降車時には、降車意思検出手段であるドアロックスイッチ31またはドアスイッチ32により降車意思を検出すると、車外および車内のキー探査処理(車内外携帯機位置検出処理)を実行し、各携帯機10A〜10Dの有無を示すフラグを車両用メモリ51に記憶(セット)する。そして、車外に認証した携帯機10A〜10Dが存在する場合には、ドアロック装置22によるロック作動を実行するとともに、車内に存在する認証した特定の携帯機10A〜10Dが存在する場合には、その車内に存在する全ての携帯機10A〜10Dに対して置き忘れであることを意味するキー閉込フラグをセットして車両用メモリ51に記憶して、その携帯機10A〜10Dによるアンロック作動を禁止する。また、車外に認証した携帯機10A〜10Dが存在しない場合には、ドアロック装置22によるロック作動を実行しない。
Specifically, the
降車後(不使用状態)には、所定時間毎に、車内のキー探査処理を実行することにより、置き忘れ携帯機10A〜10Dの有無を確認する確認処理を実行する。そして、検出した携帯機10A〜10Dを車両用メモリ51に記憶し、その記憶した特定の携帯機10A〜10Dによるドアロック装置22の解錠作動、および、イグニッションスイッチ33の操作に伴う作動全てを禁止する作動禁止設定処理を行う。
After getting off (unused state), a confirmation process for confirming the presence or absence of the misplaced
人体の乗車時には、車外キー探査処理および車内キー探査処理を実行し、車両用メモリ51に記憶された特定の携帯機10A〜10Dを除く別の携帯機10A〜10Dが車外に存在する場合には、その携帯機10A〜10Dの識別信号によって、ドアのアンロック作動を実行する。そして、このアンロック作動を実行すると、車両用メモリ51に記憶した特定の携帯機10A〜10Dによるドアのアンロック禁止設定およびイグニッションスイッチ33の操作禁止設定を解除する。
When a human body is in the vehicle, the vehicle key search process and the vehicle key search process are executed, and when other
運転者によるエンジン始動時には、車内キー探査処理を実行し、車両用メモリ51に記憶された特定の携帯機10A〜10Dを除く別の携帯機10A〜10Dが車内に存在する場合には、その携帯機10A〜10Dの識別信号によってイグニッションスイッチ33の操作を有効とし、所定の電源モードに切り換える。なお、エンジンの停止時には車内キー探査処理は実行せず、携帯機10A〜10Dの有無に拘わらず停止操作を許可する。
When the engine is started by the driver, the in-vehicle key search process is executed, and when there are other
また、本実施形態では、エンジン作動中に車内の携帯機10A〜10Dが同乗者等によって車外に持ち出されて車内に携帯機10A〜10Dが存在しなくなり、ドアが開状態から閉状態となったことをドアスイッチ32が検出すると、そのエンジン始動許可の判断結果(以下「エンジン再始動許可フラグ」と称する。)を車両用メモリ51に記憶させる。そして、以後にイグニッションスイッチ33の操作を検出すると、車内送信手段40からのリクエスト信号の送信から比較判断までの動作(車内キー探査処理)をスキップし、エンジン制御部23に対して直接エンジンの作動信号を出力する構成としている。即ち、イグニッションスイッチ33からのオン信号を検出すると、車両用メモリ51にエンジン再始動許可フラグがセットされているか否かを検出し、セットされていない場合には、車内キー探査処理を実行して許可する場合にはエンジン制御部23に対して作動信号を出力する一方、セットされている場合には、車内キー探査処理を実行することなく、直接エンジン制御部23に対して作動信号を出力する構成としている。なお、前記エンジン再始動許可フラグは、ドアのロックを検出し、且つ、エンジンの停止を検出した場合に、クリアされる。
In the present embodiment, the
さらに、本実施形態では、エンジン制御部23へエンジンの始動を許可する作動信号を出力したにも拘わらず、バッテリ電圧の低下や、エンジンの不調等の理由により、エンジン制御部23を介してエンジンが始動していないことを検出すると、そのエンジン始動許可の判断結果(以下「エンストフラグ」と称する。)を車両用メモリ51に記憶させる。そして、以後にイグニッションスイッチ33の操作を検出すると、車内送信手段40からのリクエスト信号の送信から比較判断までの動作(車内キー探査処理)をスキップし、エンジン制御部23に対して直接エンジンの作動信号を出力する構成としている。即ち、イグニッションスイッチ33からのオン信号を検出すると、車両用メモリ51にエンストフラグがセットされているか否かを検出し、セットされていない場合には、車内キー探査処理を実行して許可する場合にはエンジン制御部23に対して作動信号を出力する一方、セットされている場合には、車内キー探査処理を実行することなく、直接エンジン制御部23に対して作動信号を出力する構成としている。なお、前記エンストフラグは、エンジンの始動を検出した場合、および、ドアの開放を検出した場合に、クリアされる。また、エンジンが始動されると、車両用メモリ51に記憶した特定の携帯機10A〜10Dによるイグニッションスイッチ33の操作の禁止設定を解除する。即ち、車両用メモリ51に記憶されていない他の携帯機10A〜10Dの信号またはメカキーよりイグニッションスイッチ33を操作すると、車両用メモリ51に記憶された特定の携帯機10A〜10Dによる操作禁止設定を解除する。
Further, in the present embodiment, the
前記構成の車両20において、乗車意思および降車意思の検出手段であるハンドルタッチセンサ30、ドアロックスイッチ31、ドアスイッチ32、駆動装置および車両不使用状態検出部であるドアロック装置22およびエンジン制御部23、無線通信手段である車内送信手段40A,40B、車外送信手段36A,36B、車内外受信手段45、制御手段であるメイン制御部50、および、記憶手段である車両用メモリ51は、メカキーを使用することなく、携帯機10A〜10Dによってドアの施錠および解錠を制御する車両用キーレスエントリー装置を構成する。また、イグニッションスイッチ33、タッチセンサー100、ドアの開閉状態を検出するドアスイッチ32、無線通信手段である車内送信手段40A,40B、車内外受信手段45、エンジンの作動を制御するエンジン制御部23、制御手段であるメイン制御部50、記憶手段である車両用メモリ51は、メカキーを使用することなく、携帯機10A〜10Dによってエンジンの始動を制御するエンジン始動装置を構成する。
In the
次に、車両20のメイン制御部50によるキーレスエントリー装置およびエンジン始動装置を含む、スマートエントリーシステムの制御について具体的に説明する。
Next, the control of the smart entry system including the keyless entry device and the engine start device by the
このスマートエントリーシステムでは、車両20が使用状態である場合には、ドアロック処理、ドアアンロック処理、エンジン作動処理および車両走行制御処理が並行して実行され、不使用状態である場合には、ドアアンロック処理および定期車内キー探査処理が並行して実行される。そのうち、車両走行制御処理は、携帯機10A〜10Dの有無に拘わらない車両本来の走行に係る制御であるため、詳細な説明は省略する。
In this smart entry system, when the
まず、ドアロック処理では、メイン制御部50は、図4に示すように、ステップS1−1で、ドアが開放されたか否かをドアスイッチ32により検出する。そして、ドアの開放を検出しない場合にはステップS1−2に進み、ドアの開放を検出した場合にはステップS1−3に進む。
First, in the door lock process, as shown in FIG. 4, the
ステップS1−2では、運転者によってドアロックスイッチ31がオンされたか否かを検出する。そして、オン操作を検出しない場合にはステップS1−1に戻り、オン操作を検出した場合にはステップS1−5に進む。
In step S1-2, it is detected whether or not the
ステップS1−3では、エンジンを始動させるための作動信号を出力したにも拘わらずエンジンが始動しなかったことを意味するエンストフラグをクリアする。ここで、このエンストフラグとは、後述するエンジン作動処理において、エンジンを始動させる作動信号を出力したにも拘わらず、エンジンの不調により始動しない状況を記憶するためのものである。 In step S1-3, an engine stall flag indicating that the engine has not been started despite the output of an operation signal for starting the engine is cleared. Here, the engine stall flag is used for storing a situation in which the engine is not started due to a malfunction of the engine in spite of outputting an operation signal for starting the engine in an engine operation process described later.
その後、ステップS1−4で、ドアスイッチ32によりドアの閉塞を検出するまで待機し、ドアの閉塞を検出するとステップS1−5で、車内の全キー探査処理を実行する。そして、ステップS1−6で、車内に認証OK(一致)の携帯機10A〜10Dがあるか否かを検出し、認証キーが存在する場合にはステップS1−7に進み、認証キーが存在しない場合にはステップS1−9に進む。
After that, in step S1-4, the process waits until the door blockage is detected by the
ステップS1−7では、車内に認証した携帯機10A〜10Dが存在することを意味する車内キー有りフラグをセットした後、ステップS1−8で、その特定の携帯機10A〜10Dに対して車内に置き忘れであること意味するキー閉込フラグをセットしてステップS1−10に進む。また、ステップS1−9では、車内に認証した携帯機10A〜10Dが存在しないことを意味する車内キー無しフラグをセットして、ステップS1−10に進む。
In step S1-7, an in-vehicle key presence flag is set, which means that there are authenticated
ステップS1−10では、車外のキー探査処理を実行した後、ステップS1−11で、車外に認証OKの携帯機10A〜10Dがあるか否かを検出する。そして、認証キーが存在する場合にはステップS1−12に進み、車外に認証した携帯機10A〜10Dが存在することを意味する車外キー有りフラグをセットして図5に示すステップS1−14に進む。また、認証キーが存在しない場合にはステップS1−13に進み、車外に認証した携帯機10A〜10Dが存在しないことを意味する車外キー無しフラグをセットして図5に示すステップS1−14に進む。
In step S1-10, after executing the key search process outside the vehicle, it is detected in step S1-11 whether or not the
図5に示すように、ステップS1−14では、エンジン制御部23によってエンジンが作動中であるか否かを検出する。そして、エンジンが作動中である場合にはステップS1−15に進み、エンジンが作動中でない場合にはステップS1−17に進む。
As shown in FIG. 5, in step S1-14, the
ステップS1−15では、メモリの情報を読み込んで車内キー有りフラグが無し状態(車内に携帯機10A〜10Dが存在しない状態)であるか否を検出する。そして、車内キー有りフラグが無し状態の場合にはステップS1−16に進み、車内キー有りフラグが有り状態の場合にはステップS1−17に進む。
In step S1-15, the information in the memory is read to detect whether or not the in-vehicle key presence flag is in the absence state (the state where the
ステップS1−16では、エンジン再始動許可フラグをセットしてステップS1−17に進む。ここで、この再始動許可フラグとは、エンジンの作動中に意図せず同乗者等がキーを持ち出したときに、1度エンジンを停止させると2度とエンジンの始動ができなくなる。その不都合を防止するため、1度キーの承認動作によってキーがあると判断されると、エンジン作動中にドアが開放されて閉塞されても、その後のキーの承認動作を不要とするためのものである。 In step S1-16, an engine restart permission flag is set, and the process proceeds to step S1-17. Here, the restart permission flag means that when the passenger unintentionally takes out the key while the engine is operating, if the engine is stopped once, the engine cannot be started again. In order to prevent the inconvenience, once it is determined that the key is present by the key approval operation, even if the door is opened and closed during engine operation, the subsequent key approval operation is not required. It is.
ステップS1−17では、既に(ステップS1−2)ドアロックスイッチ31がオンされているか否か、また、新たにオン操作されたか否かを検出する。即ち、このドアロック処理がドアの開閉によるものか、ドアロックスイッチ31の操作によるものかを判断する。そして、オン操作を検出している場合にはステップS1−18に進み、オン操作を検出していない場合にはステップS1−22に進む。
In step S1-17, it is detected whether or not the
ステップS1−18では、メモリの情報を読み込んで車外キー有りフラグが有り状態(車外に携帯機10A〜10Dが存在する状態)であるか否かを検出する。そして、車外キー有りフラグが有り状態の場合にはステップS1−19に進み、車外キー有りフラグが無し状態の場合にはドアロック処理を終了する(ステップS1−1に戻る)。
In step S1-18, the information in the memory is read to detect whether or not the vehicle outside key presence flag is present (a state where the
ステップS1−19では、運転者がドアロックスイッチ31を操作することにより正規手順でドアの施錠を希望していると判断し、ドアロック装置22のアクチュェータに対してドアロック信号を出力してステップS1−20に進む。
In step S1-19, it is determined that the driver desires to lock the door by a regular procedure by operating the
ステップS1−20では、ドアロック装置22のロックリンクスイッチからロック状態としたことを意味する返信を受信したか否かを検出する。そして、返信を受信した場合にはステップS1−21に進み、後述するドアロック時車内キー探査処理を実行してドアロック処理を終了する。また、返信を受信しない場合にはそのままドアロック処理を終了する。
In step S1-20, it is detected whether or not a reply indicating that the door is locked from the lock link switch of the
一方、ステップS1−17でドアロックスイッチ31のオン操作を検出しない場合には、ステップS1−22で、メモリの情報を読み込んで車外キー有りフラグが有り状態(車外に携帯機10A〜10Dが存在する状態)であるか否かを検出する。そして、車外キー有りフラグが有り状態の場合にはステップS1−23に進み、車外キー有りフラグが無し状態の場合にはドアロック処理を終了する。
On the other hand, if it is not detected in step S1-17 that the
ステップS1−23では、後述する車外全キー探査処理を実行した後、ステップS1−24で、車外で検出した携帯機10A〜10Dの情報をメモリに記憶してステップS1−25に進む。
In step S1-23, after executing a vehicle outside all key search process to be described later, in step S1-24, information of the
ステップS1−25では、待機タイマー(約0.2秒)をリセットしてスタートさせた後、ステップS1−26で、この待機タイマーがカウントアップするまで待機する。そして、待機タイマーがカウントアップすると、ステップS1−27で、再び車外全キー探査処理を実行した後、ステップS1−28で、ステップS1―24で記憶した前回の探査結果と比較する。 In step S1-25, the standby timer (approximately 0.2 seconds) is reset and started, and then in step S1-26, the process waits until the standby timer counts up. When the standby timer counts up, after executing the all-vehicles key search process again in step S1-27, it is compared with the previous search result stored in step S1-24 in step S1-28.
そして、ステップS1−29で、検出不可能になった携帯機10A〜10Dが存在するか否か、即ち、携帯機10A〜10Dを持った運転者が、無線通信可能な範囲から離れたか否かを判断する。そして、検出不可能になった携帯機10A〜10Dが存在する場合にはステップS1−19に進み、検出不可能になった携帯機10A〜10Dが存在しない場合にはステップS1−25に戻る。即ち、検出不可能な携帯機10A〜10Dが生じるまで、車外全キー探査処理を所定時間毎に実行する。
In step S1-29, it is determined whether or not there are
なお、ステップS1−29〜ステップS1−19に至った場合、メイン制御部50は、運転者がドアロックスイッチ31を操作することなく何らかの要因で車両20から離れたと判断し、ドアロック装置22のアクチュエータに対してドアロック信号を出力した後、前記と同様にステップS1−20およびステップS1−21を行ってドアロック処理を終了する。
In addition, when reaching step S1-29 to step S1-19, the
このように、ドアロック処理では、メイン制御部50は、乗員の降車意思を意味する車両20のドアが開状態から閉状態になると、または、ドアロックスイッチ31が操作された場合に、複数の携帯機毎に異なるリクエスト信号を車内キー探査処理および車外キー探査処理を順次送信する車内外携帯機位置検出処理を実行する。そのため、各携帯機10A〜10Dの位置を認識することができる。
Thus, in the door lock process, the
そして、車内に正規の携帯機10A〜10Dが存在する場合には、「車内キー有りフラグ」をセットして、その特定の携帯機10A〜10Dでのドアのアンロックを禁止する設定を行う。そして、エンジンが作動中で、車内に携帯機10A〜10Dがなければ、「エンジン再始動許可フラグ」をセットする。また、ドアロックスイッチ31が操作されている場合には、車外に認証する他の携帯機10A〜10Dが存在すれば、ドアロックアクチュエータにドアロック信号を送信し、ドアをロックする。一方、ドアが開閉されドアロックスイッチ31が操作されない場合には、車外に認証する携帯機10A〜10Dが存在する場合には、1以上の携帯機10A〜10Dの検出が不可能になると、ドアロックアクチュエータにドアロック信号を送信し、ドアをロックする。そのため、盗難に係る安全性および使用上の利便性を確実に向上できる。
Then, when there are legitimate
そして、キーレスエントリー装置としてのメイン制御部50は、ロックリンクスイッチによりドアのロック状態を検出すると、車内の携帯機10A〜10Dの有無の確認処理を実行する。そのため、メカキーを使用してロックした場合や、降車時にドアロックノブでロックして車外のハンドルを開操作したままドアを閉めることによるキーレスロックした場合でも、車内への携帯機10A〜10Dの置き忘れを検知することができる。
And the
次に、ステップS1−21のドアロック時車内キー探査処理について説明する。 Next, the in-vehicle key search process at the time of door lock in step S1-21 will be described.
このドアロック時車内キー探査処理では、メイン制御部50は、図6に示すように、ステップS2−1で、エンジン制御部23によってエンジンが停止中であるか否かを検出する。そして、エンジンが停止中である場合にはステップS2−2に進み、エンジンが作動中である場合にはリターンする。
In this door lock in-vehicle key search process, as shown in FIG. 6, the
ステップS2−2では、エンジン再始動許可フラグをクリアした後、ステップS2−3で、車内キー探査処理を実行する。そして、ステップS2−4で、認証した携帯機10A〜10Dを検出したか否かを判断し、認証キーが存在しない場合にはステップS2−5に進み、全てのキー閉込フラグをクリアしてリターンする。また、認証キーが存在する場合にはステップS2−6に進む。
In step S2-2, after clearing the engine restart permission flag, in-vehicle key search processing is executed in step S2-3. In step S2-4, it is determined whether or not the authenticated
ステップS2−6では、車内に存在する全ての認証キーに対してキー閉込フラグをセットした後、ステップS2−7で、警告音を出力する。そして、ステップS2−8で、3秒タイマーをリセットしてスタートさせた後、ステップS2−9で、この3秒タイマーがカウントアップするまで待機し、カウントアップするとステップS2−10に進む。 In step S2-6, after setting the key closing flag for all the authentication keys present in the vehicle, a warning sound is output in step S2-7. In step S2-8, the 3-second timer is reset and started, and then in step S2-9, the process waits until the 3-second timer counts up. When the count-up is performed, the process proceeds to step S2-10.
ステップS2−10では、イグニッションスイッチ33の操作等、運転者の動作によるアンサーの有無を各検出手段等によって検出する。そして、アンサーを検出した場合にはそのままリターンする。また、アンサーを検出しない場合にはステップS2−11に進み、ステップS2−3で検出した携帯機10A〜10Dに対してイグニッションスイッチ33の操作による車両用電源部48の切換作動を禁止するように設定してリターンする。
In step S2-10, the presence or absence of an answer due to the operation of the driver, such as operation of the
このように、ドアロック時車内キー探査処理では、ドアがロックされ、エンジンが停止中であれば、エンジン再始動許可フラグをクリアし、携帯機10A〜10Dの置き忘れを確認するために車内キー探査処理を行う。そして、車内での携帯機10A〜10Dの存在を検出すると、運転者に知らせるためにキー忘れワーニングを発生させ、運転者からのアンサーがなければ、置き忘れキーであると判断して、その携帯機10A〜10Dによる以後のイグニッションスイッチ33の操作を無効とする。勿論、この処理は、従来のメカキーによるドアロック時にも実行される。そのため、車両20の盗難防止性を向上できる。
As described above, in the door lock key search process, if the door is locked and the engine is stopped, the engine restart permission flag is cleared and the key search is performed to confirm that the
次に、エンジンの停止状態で前記ドアロック処理によってドアをロックした不使用状態では、メイン制御部50は、図7に示す定期車内キー探査処理を実行する。
Next, in a non-use state in which the door is locked by the door lock process while the engine is stopped, the
この定期車内キー探査処理では、メイン制御部50は、図7に示すように、ステップS3−1で、ドアロック装置22のロックリンクスイッチによってドアがロック状態になるまで待機する。そして、ロック状態になると、ステップS3−2で、イグニッションスイッチ33がオフ状態であるか否かを検出する。そして、オフ状態である場合にはステップS3−3に進み、オン状態(ACC,IG1,IG2のいずれか)の場合にはステップS3−1に戻る。
In this regular vehicle key search process, as shown in FIG. 7, the
ステップS3−3では、1時間タイマーをリセットしてスタートさせた後、ステップS3−4で、1時間タイマーがカウントアップするまで待機し、カウントアップするとステップS3−5に進む。 なお、待機時間であるタイマーは1時間に限られず、希望に応じて変更が可能である。 In step S3-3, the 1 hour timer is reset and started, and then in step S3-4, the process waits until the 1 hour timer counts up. When the count up is performed, the process proceeds to step S3-5. Note that the timer which is the standby time is not limited to one hour, and can be changed as desired.
ステップS3−5では、ドアロック装置22によって未だドアがロック状態であるか否かを検出し、ロック状態である場合にはステップS3−6に進み、アンロック状態である場合にはステップS3−7に進む。
In step S3-5, the
ステップS3−6では、イグニッションスイッチ33が未だオフ状態であるか否かを検出する。そして、オン状態である場合にはステップS3−7に進み、オフ状態である場合にはステップS3−8に進む。
In step S3-6, it is detected whether or not the
ステップS3−7では、車両20の不使用状態が解除されたと判断して、1時間タイマーをストップさせてステップS3−1に戻る。
In step S3-7, it is determined that the non-use state of the
一方、ステップS3−8では、後述する車内キー探査処理を実行した後、ステップS3−9で、認証する携帯機10A〜10Dが存在するか否かを検出する。そして、認証キーが存在する場合にはステップS3−10に進み、認証キーが存在しない場合にはステップS3−12に進む。
On the other hand, in step S3-8, after executing the in-vehicle key search process described later, in step S3-9, it is detected whether or not the
ステップS3−10では、S3−8で検出した車内に置き忘れた全ての携帯機10A〜10Dに対してキー閉込フラグをセットした後、ステップS3−11で、そのセットした特定の携帯機10A〜10Dによるイグニッションスイッチ33の操作に基づく車両用電源部48の作動を、携帯機10A〜10D毎に禁止するように設定してステップS3−3に戻る。
In step S3-10, after setting the key closing flag for all the
一方、ステップS3−12では、車内に置き忘れた携帯機10A〜10Dが存在しないことを意味するように全ての携帯機10A〜10Dのキー閉込フラグをクリアしてステップS3−3に戻る。
On the other hand, in step S3-12, the key closure flags of all the
このように、定期車内キー探査処理では、ドアがロック状態で、イグニッションスイッチ33がオフ状態である場合、1時間毎に確認処理実行し、車内に認証する携帯機10A〜10Dが存在すれば、その特定の携帯機10A〜10Dでのアンロック作動およびイグニッションスイッチ33の操作による車両用電源部48の作動を禁止する。そのため、車両20の盗難防止性を向上できる。
As described above, in the regular vehicle key search process, if the door is locked and the
即ち、キーレスエントリー装置としてのメイン制御部50は 車両20の不使用状態を検出すると、所定時間毎に車内の携帯機10A〜10Dの有無の確認処理を実行する。そのため、この車両20の不使用中のドア開閉等の操作を伴わない携帯機10A〜10Dの移動があっても、その状態を確実に検出することができる。そのため、携帯機10A〜10Dの所在位置を的確に把握でき、誤作動のない制御を行うことができる。また、その不使用状態の判断は、1つの操作に依存するのではなく、ドアロック装置22のロック状態と、エンジンの動作状態による2つの条件に依存するものであるため、確実に不使用状態となる場合のみ、確認処理を実行できる。そのため、不要なバッテリ消費を抑制できる。
That is, when the
次に、ドアのロック状態では、メイン制御部50は、図8に示すドアアンロック処理を実行する。
Next, in the door locked state, the
このドアアンロック処理では、メイン制御部50は、図8に示すように、ステップS4−1で、ハンドルタッチセンサ30がオンすることによる運転者の乗車意思を検出するまで待機し、オン状態を検出するとステップS4−2に進む。
In this door unlocking process, as shown in FIG. 8, the
ステップS4−2では、ドアスイッチ32によってドアが閉状態であるか否かを検出する。そして、ドアが閉状態である場合にはステップS4−3に進み、ドアが開状態である場合にはこのドアアンロック処理を終了する(ステップS4−1に戻る)。
In step S4-2, the
ステップS4−3では、エンジン制御部23を介してエンジンの駆動系から車両20が停止中であるか否かを検出する。そして、車両停止中である場合にはステップS4−4に進み、車両走行中である場合にはこのドアアンロック処理を終了する。
In step S4-3, it is detected whether or not the
ステップS4−4では、車外送信手段36A,36Bから携帯機10A〜10Dを起動させる起動信号を発信した後、ステップS4−5で、探査する携帯機10A〜10Dの順番nを1とする。
In step S4-4, an activation signal for activating the
そして、図9に示すように、ステップS4−6で、メモリに記憶したキー探査順番データよりn番目の携帯機10A〜10DのIDデータを取得した後、ステップS4−7で、車外送信手段36A,36Bから特定の携帯機10A〜10Dのリクエスト信号を発信した後、ステップS4−8に進む。
Then, as shown in FIG. 9, after acquiring the ID data of the n-th
ステップS4−8では、携帯機10A〜10Dの応答の有無を車内外受信手段45からの識別信号の入力の有無で検出する。そして、応答が有った場合にはステップS4−9に進み、応答が無い場合にはステップS4−16に進む。
In step S4-8, the presence / absence of a response from the
ステップS4−9では、入力された携帯機10A〜10Dの識別信号が送信した携帯機10A〜10DのIDデータと一致しているか否かを解析する。そして、一致している場合にはステップS4−10に進み、一致していない場合にはステップS4−16に進む。
In step S4-9, it is analyzed whether or not the input identification signals of the
ステップS4−10では、認証した携帯機10A〜10Dにキー閉込フラグがセットされているか否かを検出する。そして、キー閉込フラグがセットされている場合にはステップS4−11に進み、キー閉込フラグがセットされていない場合にはステップS4−13に進む。
In step S4-10, it is detected whether or not the key closure flag is set in the authenticated
ステップS4−11では、車内全キー探査処理を実行した後、ステップS4−12で、ステップS4−9で認証した携帯機10A〜10Dと同一の携帯機10A〜10Dが存在するか否かを判断する。そして、同一の携帯機10A〜10Dでない場合にはステップS4−13に進み、同一の携帯機10A〜10Dである場合にはステップS4−16に進む。
In step S4-11, after executing the in-vehicle all-key search process, it is determined in step S4-12 whether or not the same
ステップS4−13では、ドアロック装置22に対してドアアンロック信号を出力した後、ステップS4−14で、全ての携帯機10A〜10Dのキー閉込フラグをクリアし、ドアのアンロック作動の禁止設定を解除した後、ステップS4−15で、全ての携帯機10A〜10Dに対するイグニッションスイッチ33の操作禁止設定をクリアして、このドアアンロック処理を終了する(ステップS4−1に戻る)。
In step S4-13, after outputting the door unlock signal to the
一方、ステップS4−16では、全ての携帯機10A〜10Dの探査が完了したか否かを検出する。そして、全キーの探査が完了している場合にはドアアンロック処理を終了する。また、全キーの探査が完了していない場合にはステップS4−17に進み、探査する携帯機10A〜10Dの順番nに1を加算(n=n+1)する。
On the other hand, in step S4-16, it is detected whether the exploration of all the
このように、ドアアンロック処理では、携帯機10A〜10Dを持った運転者が車両20に近づき、ドアハンドルに手を触れると、ハンドルタッチセンサ30が人体を検出して、その信号をメイン制御部50に送信する。その時、ドアが閉状態で車両20が停止していれば、車外送信手段36A,36Bから、起動信号およびリクエスト信号を送信して、車外に正規キーがあるか否の確認処理を行う。そして、正規キーがあり、そのキーに置き忘れを意味するキー閉込フラグがセットされているか否かを確認する。そして、キー閉込フラグがセットされていなければ、ドアのアンロック処理を実行する。一方、フラグがセットされていれば、車内特定キー探査処理を行いそのキーが車内にあるかどうかの確認を行い、そのキーが車内にあれば、車内に置き忘れていた携帯機10A〜10Dが車外送信手段36A,36Bのリクエスト信号に反応したとみなし、ドアのアンロック処理を実行しない。勿論、ドアアンロック解除可能な携帯機10A〜10Dキーが見つかるまで、全部の携帯機10A〜10Dの確認処理を実行し、置き忘れでない携帯機10A〜10Dが検出されれば、ドアロック装置22のアンロック処理を実行する。
As described above, in the door unlocking process, when the driver having the
また、ドアのアンロック作動を行うか否かの確認処理は、車内に携帯機10A〜10Dの置き忘れがあると判断した場合のみ実行(ステップS4−11)し、置き忘れた携帯機10A〜10Dが存在しない通常時には、車内送信手段40A,40Bによる確認処理を実行しない(ステップS4−10)。 そのため、不要なバッテリ49の消費電力を抑制できるとともに、乗車意思検出からドアアンロックまでの時間を短縮でき、利便性を向上できる。
Moreover, the confirmation process of whether or not to perform the door unlocking operation is executed only when it is determined that the
次に、車両用電源部48を作動させるイグニッションスイッチ33の操作ノブ102が運転者の指などによって操作された場合には、メイン制御部50は、図10に示すエンジン作動処理を実行する。
Next, when the operation knob 102 of the
このエンジン作動処理では、メイン制御部50は、図10に示すように、ステップS5−1で、エンジン始動スイッチであるイグニッションスイッチ33に設けられたタッチセンサー100が、イグニッションスイッチ33の操作ノブ102への人体の接触を検出するまで待機し、接触を検出するとステップS5−2に進む。
In this engine operation process, as shown in FIG. 10, the
ステップS5−2では、現状でエンジンが作動中であるか否かを検出する。そして、作動中である場合にはステップS5−3に進み、停止中である場合にはステップS5−10に進む。 In step S5-2, it is detected whether or not the engine is currently operating. If it is operating, the process proceeds to step S5-3. If it is stopped, the process proceeds to step S5-10.
ステップS5−3では、ギヤシフトスイッチ35によって運転者がシフトを「P」位置に操作しているか否かを検出する。そして、「P」位置に操作している場合にはステップS5−4に進み、「P」位置に操作していない場合にはそのままエンジン作動処理を終了する(ステップS5−1に戻る)。
In step S5-3, the
ステップS5−4では、イグニッションスイッチ33がオン操作されているか否かを検出する。そして、オン操作されている場合にはステップS5−8に進み、オン操作されていない場合には、ステップS5−5に進む。
In step S5-4, it is detected whether or not the
ステップS5−5では、10秒タイマーをリセットしてスタートさせた後、ステップS5−6では、イグニッションスイッチ33がオン操作されたか否かを検出する。そして、イグニッションスイッチ33のオン操作を検出した場合には、ステップS5−8に進み、オン操作が検出されない場合には、S5―7に進む。
In step S5-5, after the 10-second timer is reset and started, in step S5-6, it is detected whether or not the
ステップS5−7では、10秒タイマーがカウントアップしたか否かを検出する。そして、カウントアップしていない場合にはステップS5−6に戻り、10秒タイマーがカウントアップした場合にはそのままエンジン作動処理を終了する。 In step S5-7, it is detected whether or not the 10-second timer has counted up. If it has not been counted up, the process returns to step S5-6, and if the 10-second timer has counted up, the engine operation process is terminated.
ステップS5−8では、エンジン制御部23に対してエンジン停止信号を出力した後、ステップS5−9で、ステアリングロック装置26に対してロック信号を出力して、エンジン作動処理を終了する。
In step S5-8, an engine stop signal is output to the
一方、エンジンが停止中の場合、ステップS5−10で、ドアスイッチ32によってドアが閉状態になっているか否かを検出する。そして、ドアが閉状態である場合にはステップS5−11に進み、ドアが開状態である場合にはそのままエンジン作動処理を終了する。
On the other hand, when the engine is stopped, in step S5-10, it is detected by the
ステップS5−11では、メモリを読み込んでエンジン再始動許可フラグがセットされているか否かを検出する。そして、エンジン再始動許可フラグがセットされていない場合にはステップS5−12に進み、フラグがセットされている場合には後述するステップS5−12からステップS5−15をスキップして図11に示すステップS5−16に進む。 In step S5-11, the memory is read to detect whether the engine restart permission flag is set. If the engine restart permission flag is not set, the process proceeds to step S5-12. If the flag is set, steps S5-12 to S5-15, which will be described later, are skipped and the process is shown in FIG. Proceed to step S5-16.
ステップS5−12では、メモリを読み込んでエンストフラグがセットされているか否かを検出する。そして、エンストフラグがセットされていない場合にはステップS5−13に進み、フラグがセットされている場合には後述するステップS5−13からステップS5−15をスキップして図11に示すステップS5−16に進む。 In step S5-12, the memory is read to detect whether the engine flag is set. If the engine stall flag is not set, the process proceeds to step S5-13. If the engine flag is set, step S5-13 to step S5-15, which will be described later, are skipped and step S5- shown in FIG. Proceed to 16.
ステップS5−13では、後述する車内全キー探査処理を実行した後、ステップS5−14で、メモリを読み込んでイグニッションスイッチ33の操作禁止設定を確認する。そして、ステップS5−15で、車内にIG操作禁止されていない正規な携帯機10A〜10Dである認証OKキーが存在している場合には図11に示すステップS5−16に進み、認証OKキーが存在していない場合にはそのままエンジン作動処理を終了する。
In step S5-13, after executing the in-vehicle all-key search process, which will be described later, in step S5-14, the memory is read and the operation prohibition setting of the
図11に示すように、ステップS5−16では、イグニッションスイッチ33がオン操作されているか否かを検出する。そして、オン操作されている場合にはステップS5−20に進み、オン操作されていない場合には、ステップS5−17に進む。
As shown in FIG. 11, in step S5-16, it is detected whether or not the
ステップS5−17では、10秒タイマーをリセットしてスタートさせた後、ステップS5−18では、イグニッションスイッチ33がオン操作されたか否かを検出する。そして、イグニッションスイッチ33のオン操作を検出した場合には、ステップS5−20に進み、オン操作が検出されない場合には、S5―19に進む。
In step S5-17, after the 10-second timer is reset and started, in step S5-18, it is detected whether or not the
ステップS5−19では、10秒タイマーがカウントアップしたか否かを検出する。そして、カウントアップしていない場合にはステップS5−18に戻り、10秒タイマーがカウントアップした場合にはそのままエンジン作動処理を終了する。 In step S5-19, it is detected whether or not the 10-second timer has counted up. If it has not been counted up, the process returns to step S5-18, and if the 10-second timer has counted up, the engine operation process is terminated.
ステップS5−20では、運転者がブレーキペダルを踏み込んでいるか否かを、ブレーキペダルスイッチ34がオン状態になっているか否かによって検出する。そして、ブレーキペダルスイッチ34がオン状態(運転者がブレーキペダルを踏み込んでいる状態)の場合にはステップS5−21に進み、ブレーキペダルスイッチ34がオフ状態(運転者がブレーキペダルを踏み込んでいない状態)場合にはステップS5−29に進む。
In step S5-20, it is detected whether or not the driver is depressing the brake pedal, depending on whether or not the
ステップS5−21では、ステアリングロック装置26に対してアンロック信号を出力した後、ステップS5−22で、再びブレーキペダルスイッチ34がオン状態になっているか否かを検出する。そして、ブレーキペダルスイッチ34がオン状態の場合にはステップS5−23に進み、ブレーキペダルスイッチ34がオフ状態の場合にはそのままエンジン作動処理を終了する。
In step S5-21, an unlock signal is output to the
ステップS5−23では、ギヤシフトスイッチ35によって運転者がシフトを「P」位置に操作しているか否かを検出する。そして、「P」位置に操作している場合にはステップS5−24に進み、「P」位置に操作していない場合にはそのままエンジン作動処理を終了する。
In step S5-23, the
ステップS5−24では、エンジン制御部23に対してエンジン作動信号を出力するとともに、車両用電源部48に対してエンジンを作動させるためにスタートモードに切り換えるように作動信号を出力する。
In step S5-24, an engine operation signal is output to the
その後、ステップS5−25で、エンジン制御部23によってエンジンが作動したか否かを検出する。そして、エンジンが作動した場合にはステップS5−26に進み、エンストフラグをクリアした後、ステップS5−27で、全ての携帯機10A〜10Dに対するイグニッションスイッチ33の操作禁止設定をクリアして、エンジン作動処理を終了する。また、エンジンが作動していない場合にはステップS5−28に進み、エンストフラグをセットして、エンジン作動処理を終了する。
Thereafter, in step S5-25, the
一方、ステップS5−20でブレーキペダルスイッチ34がオフ状態であった場合、ステップS5−29では、電源モードを「ACC」に設定した後 ステップS5−30で、イグニッションスイッチ33の操作が停止されたか否かを検出する。そして、操作が停止されている場合にはステップS5−31に進み、操作が継続されている場合にはステップS5−32に進む。
On the other hand, if the
ステップS5−31では、車両用電源部48の電源モードを現状で選択されているモードに決定(設定)してエンジン作動処理を終了する。
In step S5-31, the power supply mode of the vehicle
一方、ステップS5−32では、0.5秒タイマーがカウントアップしたか否かを検出する。そして、0.5秒タイマーがカウントアップした場合にはステップS5−33に進み、カウントアップしていない場合にはステップS5−30に戻る。 On the other hand, in step S5-32, it is detected whether or not the 0.5 second timer has been counted up. If the 0.5 second timer has counted up, the process proceeds to step S5-33, and if not counted up, the process returns to step S5-30.
ステップS5−33では、0.5秒タイマーをリセットしてスタートさせた後、ステップS5−34で、モード切換処理を実行してステップS5−30に戻る。ここで、このモード切換処理とは、最初に設定された「ACC」から、「IG」→「OFF」→「ACC」→…と順番に電源モードを切り換えるものである。 In step S5-33, the 0.5 second timer is reset and started, and then in step S5-34, a mode switching process is executed, and the process returns to step S5-30. Here, the mode switching process is to switch the power mode in the order of “IG” → “OFF” → “ACC” →... From “ACC” set first.
このように、エンジン作動処理では、イグニッションスイッチ33の操作ノブ102に操作者の指などの人体が触れたことをタッチセンサー100によって検知すると、エンジンが作動していなければエンジン始動処理、エンジンが作動中であれば、エンジンを停止させる処理を実行する。そして、エンジン始動処理では、ドア閉状態で、エンジン再始動許可フラグおよびエンストフラグがなければ、車内全キー探査を行い、検出した携帯機10A〜10Dが、正規キーで且つ操作禁止設定されていなければ次の処理に進む。この場合、イグニッションスイッチ33のオン操作が行われ、かつ、ブレーキペダルが踏み込まれていれば、エンジン始動処理に移行し、イグニッションスイッチ33のみのオン操作であれば、電源切換モードへ移行する。そして、エンジン始動処理では、ステアリングロック装置26にアンロック信号を送信し、ステアリングシャフトのロックを解除し、再びブレーキペダルスイッチ34、ギヤシフトスイッチ35の状態を確認し、エンジン作動信号を送信し、エンジンが始動される。また、電源切換モードでは、イグニッションスイッチ33の押圧時間によって、電源モードが切り換わる。
As described above, in the engine operation process, when the
即ち、本発明のエンジン始動装置としてのメイン制御部50は、イグニッションスイッチ33に設けられたタッチセンサー100によってイグニッションスイッチ33の操作意思、すなわち、イグニッションスイッチ33の操作ノブ102への人体の接触を検知すると、イグニッションスイッチ33がオン操作されるのを待たずにリクエスト信号の送信から比較判断までの認証動作を開始する。そして、イグニッションスイッチ33のオン操作によってオン信号が入力された場合、前記認証動作の結果がエンジン始動許可の判断であれば、エンジン制御部23へエンジン始動許可の作動信号を出力する。このように、イグニッションスイッチ33のオン操作がなされるのを待たずに前以って認証動作を開始するため、イグニッションスイッチ33のオン操作からエンジン始動までの時間を短くすることができる。その結果、イグニッションスイッチ33の操作応答性を向上することができ、エンジン始動時に操作者に違和感を与えることがない。また、イグニッションスイッチ33に人体が接触しないと携帯機の認証動作が行われないため、人体以外の物がイグニッションスイッチ33に誤って接触しても、エンジンの始動は行われず、不意にエンジンが始動してしまうことを確実に防止することができる。
That is, the
また、イグニッションスイッチ33のタッチセンサー100から人体検知信号が入力され、メモリにエンジン再始動許可フラグが記憶されていない場合には、リクエスト信号の送信から比較判断までの認証動作を実行し、正規信号である場合には、イグニッションスイッチ33からのオン信号の入力があれば、エンジン制御部23へエンジン始動許可の作動信号を出力する。一方、メモリにエンジン再始動許可フラグが記憶されている場合には、携帯機の認証動作をスキップする。そのため、エンジン作動中に同乗者などによって携帯機10A〜10Dが誤って車外へ持ち出されても、携帯機10A〜10Dなしでエンジンの再始動が可能になり、車両が途中で立ち往生するようなことが防止される。また、エンジンが作動中に携帯機10A〜10Dが持ち出された場合のみメモリにエンジン再始動許可フラグが記憶(ステップS1−16)されるようにしているため、通常、エンジン作動時には携帯機10A〜10Dの認証動作が行なわれるため、盗難防止性が損なわれることがない。
When the human body detection signal is input from the
さらに、記憶手段に記憶したエンジン始動許可の判断結果データ(エンジン再始動許可フラグ)は、エンジンが停止され、且つ、ドアがロック状態となるとクリア(ステップS2−2)されるため、携帯機10A〜10Dを用いることなく、例えば、メカキーによってドアをロックした場合でも、エンジン再始動許可フラグがクリアされる。これにより、エンジンの始動許可がドアロック後も不意に維持されることを確実に防止することができる。その結果、車両の不使用時に不意にエンジンの始動許可が残ってしまい、例えば、窓を割り侵入されてエンジンが始動され盗難されてしまうことを防止することができる。 Furthermore, the engine start permission determination result data (engine restart permission flag) stored in the storage means is cleared (step S2-2) when the engine is stopped and the door is locked (step S2-2). For example, even when the door is locked with a mechanical key without using 10D, the engine restart permission flag is cleared. As a result, it is possible to reliably prevent the start permission of the engine from being unexpectedly maintained even after the door is locked. As a result, it is possible to prevent the engine from being allowed to start unexpectedly when the vehicle is not used, for example, by breaking a window and starting the engine and being stolen.
なお、前記ドアロック時車内キー探査処理および定期車内キー探査処理では、車内に置き忘れたと判断した携帯機10A〜10Dが存在すると判断した場合、イグニッションスイッチ33の操作による車両用電源部48のモード変更作動を禁止する。しかし、その禁止設定の解除は、ドアが他の携帯磯10A〜10Dまたはメカキーによりアンロックされた場合、または、他の携帯機10A〜10Dによってイグニッションスイッチ33の操作を受け入れた場合に、イグニッションスイッチの操作の禁止設定を解除する。そのため、例えば車両20の窓を不審者が破壊して乗車した場合において、車内に置き忘れた携帯機10A〜10Dによって不意にエンジンが作動されることを確実に防止できるため、盗難防止性を向上できる。
In the door lock time key search process and the regular car key search process, when it is determined that there are
次に、ステップS1−5,S2−3,S3−8,S4−11,S5−13の車内全キー探査処理について説明する。 Next, the in-vehicle all key search process in steps S1-5, S2-3, S3-8, S4-11, and S5-13 will be described.
この車内全キー探査処理では、メイン制御部50は、図12に示すように、まず、ステップS6−1で、車内送信手段40A,40Bから携帯機10A〜10Dを起動させる起動信号を発信した後、ステップS6−2で、探査する携帯機10A〜10Dの順番nを1とする。
In this in-vehicle all-key search process, as shown in FIG. 12, the
そして、ステップS6−3で、メモリに記憶したキー探査順番データよりn番目の携帯機10A〜10DのIDデータを取得した後、ステップS6−4で、車内送信手段40A,40Bから特定の携帯機10A〜10Dのリクエスト信号を発信して、ステップS6−5に進む。
In step S6-3, after acquiring the ID data of the nth
ステップS6−5では、携帯機10A〜10Dからの応答の有無を車内外受信手段45からの識別信号の入力の有無で検出する。そして、応答が有った場合にはステップS6−6に進み、応答が無い場合にはステップS6−8に進む。
In step S6-5, the presence / absence of a response from the
ステップS6−6では、入力された携帯機10A〜10Dの識別信号が送信した携帯機10A〜10DのIDデータと一致しているか否かを解析する。そして、一致している場合にはステップS6−7に進み、一致していない場合にはステップS6−8に進む。
In step S6-6, it is analyzed whether or not the input identification signals of the
ステップS6−7では、その検出したn番目の携帯機10A〜10Dのキー有り情報をメモリに保存した後、ステップS6−8に進む。
In step S6-7, the detected key presence information of the n-th
ステップS6−8では、全ての携帯機10A〜10Dに対するキー探査が完了したか否かを検出する。そして、全キーの探査が完了していない場合にはステップS6−9に進み、探査する携帯機10A〜10Dの順番nに1を加算(n=n+1)して、ステップS6−3に戻る。また、全キーの探査が完了している場合にはリターンする。
In step S6-8, it is detected whether or not the key search for all the
このように、車内全キー探査処理では、車内送信手段40A,40Bより起動信号を発信して全てのキーを作動させる。そして、メモリに記憶されたキー探査順番データを参照して、1番目キーに対応する携帯機10A〜10Dのリクエスト信号を送信する。そして、その1番目の携帯機10A〜10Dからの識別信号の返信があり、その信号が正規の信号であれば1番目の携帯機10A〜10Dのキー有り情報をメモリに保存する。この工程を4個の携帯機10A〜10Dの全てに対して行う。
As described above, in the in-vehicle all-key search process, the activation signals are transmitted from the in-vehicle transmission means 40A and 40B to operate all the keys. And the request signal of
因みに、携帯機10A〜10Dの探査順番は、図13(A)に示すように、メイン制御50による制御の開始時には携帯機10A,10B,10C,10Dの順番である。そして、例えば乗車時(ドアアンロック処理時)に、運転者が携帯機10Cを持っており、その携帯機10Cの認証により、ドアをアンロックさせて乗車した場合、その携帯機10A〜10Dの探査順番は、図13(B)に示すように、携帯機10Cが1番目になり、携帯機10C,10A,10B,10Dの順番になるように構成している。これは、乗車時に使用した携帯機が、その後のエンジン始動およびドアロック処理時、または、日常的に使用される確立が高いため、乗車時に使用した携帯機の探査順番を1番目とすることにより、車外のキー探査処理時の無駄なキー探査を減らすことができる。これにより、車外のキー探査の処理速度を向上することができる。
Incidentally, the search order of the
次に、ステップS4−11の車内特定キー探査処理について説明する。 Next, the vehicle specific key search process in step S4-11 will be described.
この車内特定キー探査処理では、メイン制御部50は、図14に示すように、まず、ステップS7−1では、前処理から所定の携帯機10A〜10DのIDデータを取得した後、ステップS7−2で車内送信手段40A,40Bから携帯機10A〜10Dを起動させる起動信号を発信する。
In this in-vehicle specific key search process, as shown in FIG. 14, first, in step S7-1, the
そして、ステップS7−3で、車内送信手段40A,40Bから特定の携帯機10A〜10Dのリクエスト信号を発信して、ステップS7−4に進む。
And in step S7-3, the request signal of specific
ステップS7−4では、携帯機10A〜10Dからの応答の有無を車内外受信手段45からの識別信号の入力の有無で検出する。そして、応答が有った場合にはステップS7−5に進み、応答が無い場合にはリターンする。
In step S7-4, the presence / absence of a response from the
ステップS7−5では、入力された携帯機10A〜10Dの識別信号が送信した携帯機10A〜10DのIDデータと一致しているか否かを解析する。そして、一致している場合にはステップS7−6に進み、一致していない場合にはリターンする。
In step S7-5, it is analyzed whether or not the input identification signals of the
ステップS7−6では、その特定の検出した携帯機10A〜10Dのキー有り情報をメモリに保存した後、リターンする。
In step S7-6, the key presence information of the specific detected
即ち、前記車内全キー探査処理では、全ての携帯機10A〜10Dの車内への有無を検出したのに対し、この車内特定キー探査処理では、所定の携帯機10A〜10Dのみの車内での有無を検出するものである。
That is, in the in-vehicle all-key search process, the presence / absence of all the
次に、ステップS1−23,S1−27の車外全キー探査処理について説明する。 Next, the outside-vehicle all-key search process in steps S1-23 and S1-27 will be described.
この車外全キー探査処理では、メイン制御部50は、図15に示すように、まず、ステップS8−1で、車外送信手段36A,36Bから携帯機10A〜10Dを起動させる起動信号を発信した後、ステップS8−2で、探査する携帯機10A〜10Dの順番nを1とする。
In this all vehicle exterior key search process, as shown in FIG. 15, the
そして、ステップS8−3で、メモリに記憶したキー探査順番データよりn番目の携帯機10A〜10DのIDデータを取得した後、ステップS8−4で、車外送信手段36A,36Bから特定の携帯機10A〜10Dのリクエスト信号を発信して、ステップS8−5に進む。
In step S8-3, after acquiring the ID data of the nth
ステップS8−5では、携帯機10A〜10Dからの応答の有無を車内外受信手段45からの識別信号の入力の有無で検出する。そして、応答が有った場合にはステップS8−6に進み、応答が無い場合にはステップS8−9に進む。
In step S8-5, the presence / absence of a response from the
ステップS8−6では、入力された携帯機10A〜10Dの識別信号が送信した携帯機10A〜10DのIDデータと一致しているか否かを解析する。そして、一致している場合にはステップS8−7に進み、一致していない場合にはステップS8−9に進む。
In step S8-6, it is analyzed whether or not the input identification signals of the
ステップS8−7では、その認証したn番目の携帯機10A〜10Dが、その時点で車内側で認証されている携帯機10A〜10Dと同一であるか否かを検出する。そして、同一キーでない場合にはステップS8−8に進み、同一キーである場合にはステップS8−9に進む。
In step S8-7, it is detected whether or not the authenticated nth
ステップS8−8では、その検出したn番目の携帯機10A〜10Dのキー有り情報をメモリに保存した後、ステップS8−9に進む。
In step S8-8, the detected key presence information of the n-th
ステップS8−9では、全ての携帯機10A〜10Dに対するキー探査が完了したか否かを検出する。そして、全キーの探査が完了していない場合にはステップS8−10に進み、探査する携帯機10A〜10Dの順番nに1を加算(n=n+1)して、ステップS8−3に戻る。また、全キーの探査が完了している場合にはリターンする。
In step S8-9, it is detected whether or not the key search for all the
このように、車外全キー探査処理では、車外送信手段36A,36Bより起動信号を発信して全てのキーを作動させる。そして、メモリに記憶されたキー探査順番データを参照して、1番目の携帯機10A〜10Dに対応するリクエスト信号を送信する。1番目の携帯機10A〜10Dから識別信号の返信があり、その信号が正規の信号であれば、メモリに記憶されている室内キーの存在情報と比較し、今回検出した携帯機10A〜10Dが室内で検出されていなければ、認証キーであると判断して、その携帯機10A〜10Dのキーあり情報をメモリに保存する。この工程を4個の携帯機10A〜10Dの全てに対して行う。
Thus, in the all-vehicles key search process, the activation signals are transmitted from the outside transmission means 36A, 36B to activate all the keys. And the request signal corresponding to 1st
次に、ステップS1−10の車外キー探査処理について説明する。 Next, the vehicle key search process in step S1-10 will be described.
この車外キー探査処理では、メイン制御部50は、図16に示すように、まず、ステップS9−1からステップS9−7は、車外全キー探査処理のステップS8−1からステップS8−7と同様に、車外送信手段36A,36Bから携帯機10A〜10Dを起動させる起動信号を発信した後、ステップS9−2で、探査する携帯機10A〜10Dの順番nを1とする。
In this out-of-vehicle key search process, as shown in FIG. 16, the
そして、ステップS9−3で、メモリに記憶したキー探査順番データよりn番目の携帯機10A〜10DのIDデータを取得した後、ステップS9−4で、車外送信手段36A,36Bから特定の携帯機10A〜10Dのリクエスト信号を発信して、ステップS9−5に進む。
In step S9-3, the ID data of the nth
ステップS9−5では、携帯機10A〜10Dからの応答の有無を車内外受信手段45からの識別信号の入力の有無で検出する。そして、応答が有った場合にはステップS9−6に進み、応答が無い場合にはステップS9−9に進む。
In step S <b> 9-5, the presence / absence of a response from the portable devices 10 </ b> A to 10 </ b> D is detected by the presence / absence of an identification signal input from the in-vehicle / outside receiving
ステップS9−6では、入力された携帯機10A〜10Dの識別信号が送信した携帯機10A〜10DのIDデータと一致しているか否かを解析する。そして、一致している場合にはステップS9−7に進み、一致していない場合にはステップS9−9に進む。
In step S9-6, it is analyzed whether or not the input identification signals of the
ステップS9−7では、その認証したn番目の携帯機10A〜10Dが、その時点で車内側で認証されている携帯機10A〜10Dと同一であるか否かを検出する。そして、同一キーでない場合にはステップS9−8に進み、同一キーである場合にはステップS9−9に進む。
In step S9-7, it is detected whether or not the authenticated n-th
ステップS9−8では、その検出したn番目の携帯機10A〜10Dのキー有り情報をメモリに保存した後、リターンする。
In step S9-8, the detected key presence information of the nth
一方、ステップS9−9では、全ての携帯機10A〜10Dに対するキー探査が完了したか否かを検出する。そして、全キーの探査が完了していない場合にはステップS9−10に進み、探査する携帯機10A〜10Dの順番nに1を加算(n=n+1)して、ステップS9−3に戻る。また、全キーの探査が完了している場合にはリターンする。
On the other hand, in step S9-9, it is detected whether or not the key search for all the
即ち、前記車外全キー探査処理では、全ての携帯機10A〜10Dの車外への有無を検出したのに対し、この車外キー探査処理では、携帯機10A〜10Dのうち、1つでも存在を検出した場合には、その探査処理を終了する。
In other words, in the all-out-vehicle key search process, the presence / absence of all the
なお、本発明のエンジン始動装置は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。 The engine starting device of the present invention is not limited to the configuration of the above embodiment, and various modifications can be made.
10A〜10D…携帯機、23…エンジン制御部、33…イグニッションスイッチ(エンジン始動スイッチ)、40A、40B…車内送信手段、45…受信手段、50…メイン制御部、100…タッチセンサー、102…操作ノブ。
DESCRIPTION OF
Claims (1)
車内に向けてリクエスト信号を送信する車内送信手段と、
前記リクエスト信号を受信した携帯機から送信される識別信号を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した識別信号と予め記憶した認証コードとを比較してエンジンの始動の許否を判断し、許可判断の場合で、かつ、前記エンジン始動スイッチからのオン信号を受信している場合に作動信号を出力するメイン制御部と、
前記メイン制御部からの作動信号に基づいてエンジンの作動を制御するエンジン制御部とを備えた車両用エンジン始動装置において、
前記エンジン始動スイッチの操作ノブに人体の接触を検知するタッチセンサーを設け、前記メイン制御部は、エンジンが停止している状態で、前記操作ノブへの人体の接触を前記タッチセンサーによって検知すると、前記エンジン始動スイッチからオン信号が入力されるのを待たずに、前記リクエスト信号の送信から前記識別信号の比較判断までの認証動作を開始するとともに、前記識別信号が認証された場合には、前記エンジン始動スイッチからのオン信号が入力されるのを待って、エンジン作動信号を出力制御することを特徴とする車両用エンジン始動装置。 An engine start switch that outputs an ON signal when the driver performs a predetermined engine start operation on the operation knob; and
In-vehicle transmission means for transmitting a request signal toward the inside of the vehicle,
Receiving means for receiving an identification signal transmitted from the portable device that has received the request signal;
When the identification signal received by the receiving means is compared with an authentication code stored in advance to determine whether or not the engine is allowed to start, and when the permission is determined and when an on signal is received from the engine start switch A main control unit that outputs an operation signal to
In a vehicle engine starter comprising: an engine control unit that controls the operation of the engine based on an operation signal from the main control unit;
The operation knob of the engine start switch is provided with a touch sensor that detects contact with a human body, and the main control unit detects contact of the human body with the operation knob with the touch sensor in a state where the engine is stopped . Without waiting for the ON signal to be input from the engine start switch, the authentication operation from the transmission of the request signal to the comparison determination of the identification signal is started , and when the identification signal is authenticated, An engine starter for a vehicle that waits for an ON signal from an engine start switch to be input and controls output of an engine operation signal .
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