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JP4708146B2 - 射出成形機の型開閉オプション動作の設定方法 - Google Patents

射出成形機の型開閉オプション動作の設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、射出成形機の型開閉途中における動作設定方法に関し、特に、中子等が設けられた金型機構を取付けた場合における、型開閉途中の動作順序の設定に好適な型開閉動作の設定方法に関するものである。
近年におけるマイコンにより種々の制御がされる射出成形機においては、一般的にカラーCRTディスプレイ、カラーLCDディスプレイ等の表示装置を備えており、自動成形運転のための成形運転条件を設定または確認するための各種運転条件設定モード画像、自動成形運転中の多数の計測項目の実測データを表示するための各種実測データ表示モード画像、定期点検時期に自動的に点検項目を表示して定期点検を促すための定期点検モード画像、異常発生時にこの旨を認知させるためのアラームモード画像などの種々のモード画面を表示装置に表示するようになっている。
ところで、こうした射出成形機においては、金型の交換毎に、前述した各種運転条件設定モード画像を表示装置に呼び出した状態で、この表示装置の表示画像と対話式に成形条件を順次入力・設定するようになっている。また、金型機構中に公知の中子やねじ抜きメカニズムが配設されている場合には、通常の型開閉動作条件以外に、中子やねじ抜きの動作順序などの、すなわち、型開閉オプション動作を設定する必要がある。
図6は、上記した中子やねじ抜きメカニズムの動作順序の設定のために用いられている従来の型開閉オプション動作設定モード画像を示す図である。同図に示すように、「型開行程」においては画像の左から順に、「途中型開(型開き途中の一時停止動作)」、「中子1戻」、「中子2戻」、「型開(型開き完了)」、「ねじ抜き」、「エジェクト」の各動作項目表示欄101〜106が表示され、この下側には上記各欄101〜106に対応する動作順序設定欄201〜206が表示されている。また、「型締(型閉)行程」においては画像の左から順に、「途中型締(型締め途中の一時停止動作)」、「中子1入」、「中子2入」、「型締(型締め完了)」の各動作項目表示欄301〜304が表示され、この下側には各動作項目表示欄301〜304に対応する動作順序設定欄401〜404が表示されている。そして、こうした型開閉オプション動作設定モード画像の表示状態においては、オペレータがカーソルを動作順序設定欄201〜206,401〜404の所望欄に移動させて、ここに動作順序番号を入力することによって、型開閉オプション動作項目の指定並びにその動作順序が設定されるようになっていた。また、特許文献1には、射出成形機に備えたCRT等などの表示部に、生産完了時停止処理や異常時停止処理などのオプション処理工程の選択肢を表示する従来技術が開示されている。
特開平8−318555号公報
しかし、上述した図6に示す従来から用いられている射出成形機の型開閉オプション動作設定モード画像においては、動作項目表示欄101〜106,301〜304並びに動作順序設定欄201〜206,401〜404が固定表示されるようになっているため、オプション動作順序を設定した後、動作順序の指定数値を目で追って確認しなければならず、動作順序を一目して判別しづらいという問題点を有していた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、型開閉途中における複雑なオプション動作順序の設定を可能とすると共に、型開閉のオプション動作順序を容易に認識することが可能な射出成形機の型開閉オプション動作の設定方法を提供することにある。
請求項1の射出成形機の型開閉オプション動作の設定方法は、各種モード画像を表示可能な表示装置を備え、この表示装置の表示画面上に所望の運転条件設定モード画像を表示させた状態で、表示された運転条件の設定を可能とする射出成形機において、射出成形機に取付けられた金型機構の型開閉途中のオプション動作の設定を行なうための型開閉オプション動作設定モード画像を前記表示装置の表示画面上に表示させ、この型開閉オプション動作設定モード画像の表示状態で、型開動作順と型閉動作順とのそれぞれに分けた表示エリアに動作項目種別欄を所定順序で表示させ、次に動作項目種別欄に所望の動作順序を入力することによって、オプション動作順序を設定し、この動作項目種別欄は設定された動作順序に従って自動的に並び替えられて表示され、且つこの並び替えられた動作項目種別欄に対応した動作若しくは部品を模式化した表示図形を、前記並び替えられた動作項目種別欄に自動的に表示し、次に、金型を型開き途中で停止させ中子を挿入するために、型開途中位置を設定する際に、途中位置自動調整処理が行われるときには、この途中位置自動調整処理で行われる各動作に対応する各動作項目欄を前記表示画面に動作工程順になるよう表示し、前記型開途中位置を設定変更する際には、前記各動作項目欄に対応した、前記型開途中位置を設定するための数値入力欄に入力された各数値を大小判定しさらに調整された各数値に基づき、型開途中位置の設定を自動的に行われるようにしたことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、中子などをもつ複雑なオプション動作順序の設定が可能であり、型開閉オプション動作順序を、表示エリアに動作順に並び替えられた表示図形を目視することで容易に確認できるので、射出成形機の型開閉オプション動作の誤認を防止し、射出成形機の型開閉オプション動作を容易且つ確実に把握することができる。
以下、本発明の具体的実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施態様は、本発明を具体化する際の一形態であって、本発明をその範囲内に限定するためのものではない。
図1は本実施例の射出成形機の制御系統を示すブロック図である。図1において、1はマシン(射出成形機)全体の動作制御や表示制御などを司るマイコン(マイクロコンピュータ)、2はマシンの各部に備えられた多数のセンサで構成されるセンサ群、3はマシンの各部に配設された多数の駆動源を駆動制御するための多数のドライバ回路で構成されたドライバ群、4はマシンの前面部に配設されたキー入力装置、5は上記キー入力装置に隣接して配設された例えばカラーCRTディスプレイ、カラーLCDなどの表示装置である。
また、マイコン1は、チャージ動作、射出動作、型開閉動作、エジェクタ動作等の成形行程全体の制御や、実測データの演算・格納処理、良品/不良品の判定処理、異常判定処理等の演算・判定処理、及び前記表示装置5の出力画像の表示制御処理等々の各種処理を実行する。なお、マイコン1は、より詳細には各種I/Oインターフェイス、ROM、RAM、CPU等を構成し、予め作成された各種プログラムにより各種処理を実行するものであり、本実施例においては、成形条件設定記憶部11、成形プロセス制御部12、実測値記憶部13、表示処理部14、キー入力処理部15、型開閉オプション動作設定処理部16等を備えたものであり、以下にその説明を行なう。なお、前記表示処理部14には、データ変換処理部17、表示用固定データ格納部18、表示画像データ生成部19等が設けられている。
成形条件設定記憶部11には、キー入力装置4によりキー入力処理部15を介して入力された各種運転条件値が、書き替え可能な形で記憶されており、この運転条件値としては、例えば、増締力、チャージ行程時のスクリュー位置とスクリュー回転数,スクリュー後退速度,及び背圧との関係、サックバック制御条件、射出開始点(位置)から保圧切替点(位置)までの射出速度条件並びに1次射出圧力条件、保圧切替時点から保圧終了時点までの保圧圧力条件、各部のバンドヒータ温度、型閉じ(型締め)ストロークと速度制御条件並びに型締力、型開きストロークと速度制御条件、エジェクタ制御条件、型開閉オプション動作順序の制御条件等々が挙げられる。
成形プロセス制御部12は、予め作成された成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記憶部11に格納された設定条件値とに基づき、マシンの各部に配設された前記センサ群2(位置センサ、圧力センサ、温度センサ等々)からの計測情報及び自身に内蔵されたクロックからの計時情報を参照しつつ、前記ドライバ群3(モータドライバ、油圧シリンダドライバ、ヒータドライバ等々)を介して対応する駆動源を駆動制御し、一連の成形行程を実行させる。
実測値記憶部13には、連続自動運転時における予め設定されたモニタ項目の総べての実測データが、連続する所定回数のショットにわたって取り込まれる。取り込まれるモニタ項目としては、時間監視項目、位置監視項目、回転数監視項目、速度監視項目、圧力監視項目、温度監視項目、電力監視項目等が挙げられ、前記した成形運転条件設定項目の重要項目がほぼオーバーラップするようになっている。
表示処理部14は、キー入力装置4によるオペレータが所望するモードの表示画像の呼び出し指令によって、予め作成された表示画像作成・制御プログラムに基づき、指定された表示モードの表示画像データを作成する。すなわち、オペレータによる所定の表示画像の呼び出し指令が到来すると、表示処理部14のデータ変換処理部17は、必要に応じ成形条件設定記憶部11や実測値記憶部13に格納された情報から当該表示モード画像の表示に用いるためのデータを抽出すると共に、これらを指定された当該表示モード画像の表示形態に対応した形に変換処理する。例えば、指定された表示モードが或る行程のグラフィック画像であると、抽出したデータを所定拡大/縮小率で線描化処理した画像データに変換処理したり、また、指定された表示モードが或る行程の運転状態設定画像であると、抽出したデータを数値画像データに変換処理等する。そして、これらのデータ変換処理部17の生成処理データは、前記表示画像データ生成部19に取り込まれる。一方、前記表示用固定データ格納部18に予め作成されて格納されている多数のモード画像用の固定データたる文字,記号,グラフィック図形,罫線データ等々から、当該表示モード画像の表示に用いるためのデータが抽出されて、これが表示画像データ生成部19に取り込まれ、前記データ変換処理部17の生成処理データとともに表示用の画像データとして合成される。これによって、表示画像データ生成部19には、指定された表示モード用の画像データが作成され、これが書き換え可能に保持される。そして、斯様な表示画像データ生成部19の画像データは、図示せぬフレームバッファに転送されて一時記憶され、表示処理部14の指令によってこのフレームバッファの出力が前記表示装置5に送出されて、表示装置5の表示画面6上には所定モードの画像データが表示されることになる。なお、所定画像の表示状態において、キー入力装置4からキー入力処理部15を介して適宜入力される数値データ等は、データ変換処理部17に取り込まれて数値画像データ等に変換され、表示画像データの一部として合成される。
マイコン1に備えた型開閉オプション動作設定処理部16は、型開閉オプション動作の動作順序の設定処理を司り、オペレータがキー入力装置4からキー入力処理部15を介し指示したオプション動作項目とこの動作順序とを、必要に応じ適宜変換処理を施して前記成形条件設定記憶部11に転送し、該成形条件設定記憶部11の所定記憶エリアに、オプション動作項目データとこの動作順序データとを格納させる。また、型開閉オプション動作設定処理部16は、前記表示処理部14にもオペレータの指示内容を転送し、必要に応じ表示処理部14をして、運転条件設定モード画像としての型開閉オプション動作設定モード画像の内容を変更させる。
図2はオペレータがキー入力装置4による所定キー操作で呼び出した型開閉オプション動作設定モード画像の初期表示形態を示す図である。同図において、28は型開き行程の流れを右から左の順で示すための「型開動作順」の表示エリア、29は型締め行程の流れを左から右の順で示すための「型閉動作順」の表示エリアである。
この初期の型開閉オプション動作設定モード画像においては、「型開動作順」の表示エリア28には、右から左の動作順に、「中子1」の動作項目種別欄31、「型開開始」の動作項目種別欄32と、「型開完了」の動作項目種別欄33と、「エジェクタ」の動作項目種別欄34とが表示され、一方、「型閉動作順」の表示エリア29には、左から右の動作順に、「中子1」の動作項目種別欄41と、「型閉開始」の動作項目種別欄42と、「型閉完了」の動作項目種別欄43とが表示される。そして、動作項目種別欄31,32,33,34には型開き順を表す「1」〜「4」、及び動作項目種別欄41,42,43には型閉じ順を表す「1」〜「3」の数値が表示され、各動作項目種別欄には、後述する表示図形がそれぞれに表示されている。
上記した図2に示す初期の型開閉オプション動作設定モード画像の表示状態においては、オペレータが、型開開始以降に中子の動作順を設定するために、「中子1」の動作項目種別欄31の「1」の数値に代えて、「2」を入力すると、図3に示すように、「型開動作順」の表示エリア28の右から2番目に、「2」を入力した「中子1」の動作項目種別欄31が自動的に並び替えられて表示される。
すなわち、「型開動作順」の表示エリア28の並び替えられた動作順は、図3に示すように、右から左の動作順に、「型開開始」の動作項目種別欄32、「中子1」の動作項目種別欄31、「型開完了」の動作項目種別欄33、「エジェクタ」の動作項目種別欄34が表示され、より詳しくは、マイコン1の表示処理部14により、「中子1」の動作項目種別欄31が2番目の動作順に移動されると共に、「型開開始」の動作項目種別欄32が1番目の動作順へ移動され、且つ、成形条件設定記憶部11の型開きオプション動作格納エリアに、一連の型開動作順の情報が記憶させると共に、「中子1」の動作項目種別欄31と「型開開始」の動作項目種別欄32との夫々に対応して表示されてる動作や設定部品を模式化した表示図形31a,32aを、各動作項目種別欄31,32に移動する。従って、型開閉工程の動作順に対応したシーケンスを、表示図形31a,32aを並び替えた後に確認することが可能となり、従来のように、単に数値や文字のみにより、型開閉動作手順が表示されているものと異なり、動作項目種別欄31,32に、これらに対応した表示図形31a,32aを表示することで、一連の型開閉動作手順を一目して容易に認識することが可能となる。従って、本実施例においては、「型開動作順」などの表示エリア28に、中子やねじ抜きの動作順序などの型開閉オプション動作で使用する部品や動作に対応した表示図形31a,32aを、その一連の動作順序に従って、自動的に並び替えて表示するので、動作順序の把握が容易となり利便性が向上する。
次に、図4の型開閉動作順を示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。オペレータが中子「1」などの動作順序、すなわち、型開閉オプションの動作順序を、「型開動作順」の表示エリア28で、型開開始以降に設定する際(ステップ1)、図2に示すように、「中子1」の動作順が型開き完了前である時に(ステップ2)、オペレータが「中子1」の動作項目種別欄31の「1」に替えて「2」を入力すると、図3に示すように、マイコン1が「中子1」の動作項目種別欄31を2番目の位置に移動すると共に「型開開始」の動作項目種別欄32が1番目の位置に移動する。次に、これら各動作項目種別欄31,32の移動と共に、これらに表示されていた各表示図形31a,32aを、対応する動作項目種別欄31,32に自動的に移動して(並び替えて)表示する(ステップ3)。次に、金型を型開き途中で停止させ中子を挿入するために、型開途中位置(途中で金型を止める位置)を設定する際には(ステップ4)、この型開途中位置は、型開開始から型開完了の間の範囲以外であれば設定を終了する(ステップ5)。また、ステップ5にて、型開開始から型開完了の間の範囲以内であれば、後述する途中位置自動調整処理が行われる(ステップ6)。なお、ステップ1にて型開開始以降に設定しない場合、ステップ2にて「中子1」の動作順が型開き完了前でない時、ステップ4にて型開途中位置を設定しない場合は、それらは無視される。
ここで、前記途中位置自動調整処理について図5を参照しながら以下に説明する。図5は、表示画面6に所定の操作で表示される途中位置自動調整処理についての説明図である。図5(a)に示すように、この表示では、動作行程順番が右から左の順番で、「1」〜「7」が表示され、「1」〜「7」の動作行程順番50に対応した動作項目欄51には、型開開始61、中子4戻り62、中子3戻り63、中子2戻り64、中子1戻り65、型開完了66、エジェクタ67が表示される。そして、型開開始61、中子4戻り62、中子3戻り63、中子2戻り64、中子1戻り65、型開完了66の下方の数値入力欄には、0〜200mmの数値が大小関係なく入力表示されている。
こうした図5(a)の表示状態から、動作行程順番を変更したい場合、図5(b)に示すように、例えば、中子4戻り62と中子1戻り65の順番を変更しても、型開途中位置は変化しないが、型開途中位置を設定変更する場合では、例えば、図5(c)の動作行程順番50の「2」に対応した数値入力欄の20(mm)のところに、図5(d)に示すように90(mm)と設定した場合、中子4戻り62の90(mm)と、中子3戻り63の40(mm)と、中子2戻り64の80(mm)との数値が大小判定され、図5(e)に示すように、大小判定された各数値は90(mm)に調整される。
また、図5(e)の状態において、動作行程順番50の「4」に対応した数値入力欄の90(mm)のところに、図5(f)に示すように20(mm)と設定した場合、表示画面6に調整確認メッセージが表示され、この表示がOKであれば、中子4戻り62の90(mm)と、中子3戻り63の90(mm)と、中子2戻り64の20(mm)の数値は、大小判定され、図5(g)に示すように、これらの各数値は20(mm)に調整される。つまり、型開途中位置を設定するための数値入力欄の各数値が、マイコン1により大小判定され自動的に表示され且つ設定されるので、型開途中位置の設定を簡単に行うことが可能となる。
以上のように本実施例では、射出成形機に取付けられた金型機構の型開閉途中のオプション動作の設定を行なうための型開閉オプション動作設定モード画像6aを表示装置5の表示画面6上に表示させ、図2に示す型開閉オプション動作設定モード画像6aの初期表示状態で、型開動作順と型閉動作順とのそれぞれに分けた表示エリア28,29に動作項目種別欄31〜34,41〜43を所定順序で表示させ、次に、例えば、「中子1」の動作項目種別欄31の動作順序を表す「1」の数値に代えて、「2」を入力することにより、オプション動作順序を設定すると、図3に示すように、この動作項目種別欄31は設定された動作順序に従って、2番目に自動的に並び替えられて表示され、且つこの並び替えられた動作項目種別欄31に対応した射出成形機の動作若しくは部品を模式化した表示図形31aを、並び替えられた動作項目種別欄31に自動的に表示する。これにより、中子などをもつ複雑なオプション動作順序の設定が可能であり、オペレータなどは、型開閉オプション動作順序を、表示エリア28に動作順に並び替えられた表示図形の並び順序を目視することで一連の型開動作順を容易に確認できるので、射出成形機の型開閉オプション動作の誤認を防止でき、型開閉オプション動作のシーケンスを容易且つ確実に把握することができる。
本発明の一例を示す射出成形機の制御系統を示すブロック図である。 同上、型開閉オプション動作設定モード画像の初期表示形態を示す図である。 同上、動作項目種別欄を並べ替えた表示形態を示す図である。 同上、型開閉動作順を示すフローチャートである。 同上、途中位置自動調整処理についての説明図である。 同上、従来の射出成形機の型開閉オプション動作設定モード画像を示す説明図である。
符号の説明
5 表示装置
6 表示画面
6a 型開閉オプション動作設定モード画像
28 「型閉動作順」の表示エリア(表示エリア)
29 「型閉動作順」の表示エリア(表示エリア)
31a 表示図形

Claims (1)

  1. 各種モード画像を表示可能な表示装置を備え、この表示装置の表示画面上に所望の運転条件設定モード画像を表示させた状態で、表示された運転条件の設定を可能とする射出成形機において、
    射出成形機に取付けられた金型機構の型開閉途中のオプション動作の設定を行なうための型開閉オプション動作設定モード画像を前記表示装置の表示画面上に表示させ、
    この型開閉オプション動作設定モード画像の表示状態で、型開動作順と型閉動作順とのそれぞれに分けた表示エリアに動作項目種別欄を所定順序で表示させ、
    次に動作項目種別欄に所望の動作順序を入力することによって、オプション動作順序を設定し、
    この動作項目種別欄は設定された動作順序に従って自動的に並び替えられて表示され、且つこの並び替えられた動作項目種別欄に対応した動作若しくは部品を模式化した表示図形を、前記並び替えられた動作項目種別欄に自動的に表示し、
    次に、金型を型開き途中で停止させ中子を挿入するために、型開途中位置を設定する際に、途中位置自動調整処理が行われるときには、
    この途中位置自動調整処理で行われる各動作に対応する各動作項目欄を前記表示画面に動作工程順になるよう表示し、
    前記型開途中位置を設定変更する際には、前記各動作項目欄に対応した、前記型開途中位置を設定するための数値入力欄に入力された各数値を大小判定しさらに調整された各数値に基づき、型開途中位置の設定を自動的に行われるようにしたことを特徴とする射出成形機の型開閉オプション動作の設定方法。
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