JP4689954B2 - 情報管理システムおよび情報管理方法 - Google Patents
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Description
このような一定範囲内でのコピーや移動を実現するためには、コンテンツのコピーや移動などの処理が相互に可能な端末でグループを形成する必要がある。このようなグループの管理は、グループに属するか否かを判別するために用いられる各グループに固有のグループ情報と、グループに所属する端末装置の一覧を示す端末リスト等とに基づいて行われる。
なお、先行技術を調査しましたが、従来技術は存在しませんでした。
また、本発明に係る情報管理システムにおいては、前記データは端末装置で形成されたグループに属するか否かを判定するためのグループ情報であり、前記管理情報は前記グループに所属する所定台数以内の端末装置の一覧を示す端末リストであり、前記影響を及ぼす処理はグループ情報の削除であり、前記情報管理サーバは、さらに前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、前記完了通知を送信した端末装置を、前記管理情報記憶手段に記憶されている端末リストから削除する更新手段を備えることを特徴とすることができる。
また、本発明に係る情報管理システムにおいては、前記情報管理サーバは、共通管理サーバ部と、複数の個別管理サーバ部と、端末リスト管理装置部とを有し、前記各端末装置は、さらに前記共通管理サーバ部と通信する第1通信手段を備え、前記共通管理サーバ部は、前記グループ情報をこれから削除をする旨を示す予告通知を送信した端末装置に、前記完了通知の送信先とすべき個別管理サーバ部の宛先を通知する第2通信手段を備え、前記各個別管理サーバ部は、前記第1セキュア通信手段と、前記完了通知を受信したか否かを示す第1仮削除フラグの一覧であって、前記端末リストと対応付けられた仮削除フラグリストを記憶するための第1仮削除フラグリスト記憶手段と、前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、当該完了通知を送信した端末装置に対応する前記第1仮削除フラグをセットする第1仮削除フラグ設定手段とを備え、前記端末リスト管理装置部は、前記管理情報記憶手段と、前記更新手段と、前記第1仮削除フラグリストに含まれる所定の第1仮削除フラグのセットを任意のタイミングで確認するフラグ確認手段とを備え、前記更新手段は、前記フラグ確認手段による第1仮削除フラグのセットの確認に基づいて、当該第1仮削除フラグに対応する端末装置を前記端末リストから削除することを特徴としてもよい。
これにより、完了通知の確認精度を大幅に向上させることができる。
これにより、完了通知の確認精度を大幅に向上させることができるだけでなく、リストの種類が減るので、リスト管理の負荷を減らすことができる。
これにより、不正な行為によってグループに加わるような事態を確実に防止することができる。
これにより、グループ登録への可否判断を確実にしつつ、登録要求の集中による負荷を分散させることができる。
これによって、完了通知の確認精度を大幅に向上させることができる。
これによって、完了通知の確認精度を大幅に向上させることができるだけでなく、リストの種類が減るので、リスト管理の負荷を減らすことができる。
また、本発明に係る情報管理システムにおいては、前記データはデジタル著作物のライセンスであり、前記管理情報は前記端末装置が保持することができるライセンス数であり、前記影響を及ぼす処理は前記ライセンスの削除であることを特徴とすることもできる。
なお、本発明は、このような情報管理システムとして実現することができるだけでなく、このような情報管理システムを構成する端末装置や、情報管理サーバとして実現したり、この端末装置や、情報管理サーバが備える特徴的な手段をステップとする情報管理方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
図1は、本実施の形態1に係るグループ情報管理システムの全体構成を示す図である。
グループ情報管理システム1は、グループに登録された所定台数(例えば、5台)以内の端末装置間で、音楽などのデジタル著作物(以下、「コンテンツ」とも記す。)や、デジタル著作物を利用する権利を示すライセンスをコピーしたり、移動したり、その移動先でコンテンツを再生したりできるようにするためのシステムであり、図1に示されるように、インターネット等のネットワーク10に接続されるグループ管理サーバ20と、ネットワーク10に接続される複数の端末装置60a〜60nとから構成される。
グループ管理サーバ20は、セキュア通信部21と、登録可否判定部22と、グループ識別子格納部23と、端末リスト生成部24aと、グループ所属端末リスト格納部25と、端末リスト更新部24bと、グループ鍵格納部26と、グループ情報生成部27と、グループ情報格納部28と、グループ情報読出部29等とから構成される。
登録可否判定部22は、セキュア通信部21を介して、端末装置60から端末登録要求メッセージM1を受信した場合にグループ所属端末リスト251への登録の可否の判定等を行う。
端末リスト生成部24aは、登録可否判定部22が端末登録要求メッセージM1を送信した端末装置60が未だグループを形成していないと判定した場合に、そのグループに所属する端末装置の一覧を示すグループ所属端末リスト251を、未利用のグループ識別子を用いて、グループ毎に生成する。
端末リスト更新部24bは、登録可否判定部22が端末登録要求メッセージM1を送信した端末装置をグループ所属端末リスト251に格納できると判断した場合に、この端末装置をグループ所属端末リスト251に設定登録したり、追加する更新をしたり、削除完了通知メッセージM3を送信した端末装置をグループ所属端末リスト251から削除する更新をしたりする。
グループ鍵格納部26は、端末装置間におけるコンテンツやライセンスの移動時に必要となるグループ鍵261を格納する。
グループ情報格納部28は、グループ情報生成部27によって生成されたグループ情報を格納する。
ここで、グループ情報281は、図4に示されるように、グループ識別子2811と、グループ鍵(例えば、「○×△…□」)2812とから構成される。
GUI62は、視覚に訴えたグラフィック表示(アイコン)で、ユーザにとって簡潔で理解しやすい環境を提供する。
端末アプリケーション63は、ユーザからのグループへの端末登録やグループからの削除等の指示に基づいて、セキュア通信部64に対して端末登録要求メッセージM1や削除完了通知メッセージM3の作成の指示や、登録部66に対してグループ情報をグループ情報格納部65に登録させる指示や、削除部67に対してグループ情報格納部65に格納されているグループ情報281を削除させるための指示を行う。
グループ情報格納部65は、グループ情報を格納する。
登録部66は、セキュア通信部64を介してグループ管理サーバ20から送られてきたグループ情報通知メッセージM2に含まれるグループ情報をグループ情報格納部65に登録する。
ここで、端末登録要求メッセージM1は、図5に示されるように、メッセージヘッダm11(例えば、「△○×…□」)と、グループ識別子m12と、端末識別子m13とから構成される。なお、グループ識別子m12には、グループ管理サーバ20が選択して送られてきたグループ識別子や、ユーザが入力したグループ識別子が格納される。ここで、グループ識別子は、サービスへの会員登録時にグループ管理サーバ20から取得する、あるいは、既に当該ドメインに所属している端末から取得する。取得したグループ識別子は、端末装置が保持したり、ユーザが記憶するなどし、前者の場合、端末登録要求メッセージM1に自動的に設定し、後者の場合、ユーザ入力に基づき設定する。
さらに、削除完了通知メッセージM3は、図7に示されるように、メッセージヘッダm31と、グループ識別子m32と、端末識別子m33と、グループ情報m34とから構成される。
図8は、グループ管理サーバ20と端末装置60との間で行われる処理を示すシーケンス図である。なお、耐タンパモジュール68内で行われる処理をセキュアプロセスと記す。
端末アプリケーション63から端末登録の指示があると(S11)、セキュア通信部64は、端末登録要求メッセージM1をグループ管理サーバ20に送信する(S12)。
これによって、端末装置60は、グループに所属する他の端末装置との間でデジタル著作物及びそのライセンスをコピーしたり移動したりといった処理を行うことができる。
削除完了通知メッセージM3をセキュア通信部21及び登録可否判定部22を介して受信した端末リスト更新部24bは、グループ所属端末リスト格納部25をサーチし、削除完了通知メッセージM3に含まれるグループ識別子を有するグループ所属端末リストから端末を削除する(S24)。
図9は、本発明の実施の形態2に係るグループ情報管理システム2の全体構成を示す図である。なお、グループ情報管理システム1の構成部分と対応する部分に同じ番号を付し、その詳細な説明を省略する。
まず、グループへの端末登録の処理を説明する。
図12は、グループへの端末登録の処理を示すシーケンス図である。
端末装置70の端末アプリケーション71から端末登録の指示があると、ノンセキュア通信部74は、グループID,端末ID及びサービスIDを含む端末登録要求メッセージM1を生成し、生成した端末登録要求メッセージM1を共通グループ管理サーバ30に送信する(S31)。
端末登録要求メッセージM1を受け取ると、登録可否判定部22は、グループ識別子m12をキーとしてグループ所属端末リスト格納部25にグループ所属端末リスト251があるか否か判断する(S32)。そのグループ用のグループ所属端末リスト251が無い場合、登録可否判定部22は、グループ情報生成部27に対してグループ情報の生成を指示し、グループ情報生成部27に対してグループ情報の生成を指示する。なお、そのグループ用のグループ所属端末リスト251がある場合、後述する登録可否判定処理に進む。
各格納部25,35,45へ各リスト251,351,451の格納が終わった場合、あるいは各リスト251,351,451が存在する場合、登録可否判定部22は、各リスト251,351,451への端末登録の可否を判定する(S39)。この判断は、グループ所属端末リスト251に登録されている端末識別子の数が制限数に達しているか否かによって行われる。登録できない場合、端末登録要求に対する処理を終了する。これに対して、登録可である場合、端末リスト更新部24bは、各リスト251,351,451に端末を登録する(S40,S41,S42)。
URIを含む結果の通知を受けると、端末アプリケーション71は、セキュア通信部64に対してURI宛てにグループ情報281を取得するための取得要求メッセージM1’の送信を指示する(S44)。端末アプリケーション71から指示を受けたセキュア通信部64は、当該URIを有する個別グループ管理サーバ40との間でSACを形成した後、その個別グループ管理サーバ40にグループID及び端末IDを含む取得要求メッセージM1’を送信する(S45)。なお、端末IDを含めないで取得要求メッセージM1’を構成してもよい。
図13は、グループから端末を削除するための前準備の処理を示すシーケンス図である。
図14は、グループから端末を実際に削除するための処理を示すシーケンス図である。なお、ここでは、端末リスト管理装置50のフラグ確認部52が仮削除フラグ1,2を任意のタイミングで確認するシーケンスが示されている。
グループID及び端末IDのセットが終わると、フラグ確認部52は、共通グループ管理サーバ30の仮削除フラグリスト格納部35に格納されている仮削除フラグリスト351から、セットされたグループID及び端末IDを有する仮削除フラグリストをサーチし(S62)、仮削除フラグ1の内容を確認し(S63)、端末の削除を示す「1」がセットされているか否か判断する(S64)。
図15は、グループから端末を実際に削除するための他の処理を示すシーケンス図である。なお、ここでは、端末装置70の端末アプリケーション71が共通グループ管理サーバ30に端末登録要求メッセージM1を送信した場合に、端末リスト管理装置50のフラグ確認部52が端末登録要求メッセージM1の送信をトリガとして仮削除フラグ1,2を確認するシーケンスが示されている。
端末登録要求メッセージM1を受信した共通グループ管理サーバ30のノンセキュア通信部31は、受信した端末登録要求メッセージM1を端末リスト管理装置50の登録可否判定部22に送る。
なお、この実施の形態2においては、仮削除フラグ1,2に「1」がセットされたとき、つまりAnd条件を満たす場合に端末をグループから削除したが、仮削除フラグ2に「1」がセットされたとき、端末をグループから削除するようにしてもよい。これにより共通グループ管理サーバ30の構成を大幅に簡素化することができる。
また、以上の説明ではサーバ装置が、グループ識別子とグループ鍵とを独立に生成し、関連付けるとして説明したが、グループ識別子をグループ鍵から一方向性関数で生成し、グループ鍵だけを端末装置に送信するようにしてもよい。この場合、端末装置は、サーバ装置と同じ一方向性関数のアルゴリズムを保持することで、グループ識別子を生成することができる。
また、上記データはデジタル著作物のライセンスであり、上記管理情報は端末装置が保持することができるライセンス数であり、上記影響を及ぼす処理はライセンスの削除であるとして適用することもできる。
次いで、本発明のさらに他の実施の形態について説明する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(グループの定義)
まず、グループの定義を行う。一般にコンテンツ配信サービスにおいて、端末に配信されたコンテンツ及びコンテンツの権利を端末間でコピー及び移動する処理は無制限な範囲では許可されず、ある一定範囲内でのみ許可される。
次に、グループ情報の定義を行う。第1の端末が必要とするコンテンツを第2の端末から移動し、取得する処理について説明する。前記グループの定義により、前記第1の端末と前記第2の端末は同一グループに属する場合はコンテンツの移動が許可され、同一グループに属さない場合はコンテンツの移動は許可されない。
図16においてグループ情報管理サーバ100とグループ情報変更装置200とグループ情報保持端末300及び400は有線または無線の伝送路Nを介してデータ通信可能に接続される。本グループ情報管理システムSは少なくとも1つのグループ情報管理サーバ100と少なくとも2つのグループ情報保持端末300及び400とが、上述の伝送路Nを介してデータ通信可能に接続される。
(グループ情報管理サーバ100が保持するデータのデータ構造)
まず、グループ情報管理サーバ100が保持するデータについて説明する。グループ情報管理サーバ100はグループ情報格納部101にグループ情報を保持し、更新済み端末リスト格納部102に更新済み端末リストを保持している。グループ情報管理サーバ100が保持するグループ情報について図20を参照して説明する。グループ情報については先に定義した通りである。
本実施の形態における管理情報は対応するグループ情報実データの世代を示す世代情報として説明する。世代情報とは任意の2つの要素を取ってくると、必ず2つの要素の大小関係が決まる集合の1つの例である。より具体的にはグループ情報に変更がある度に値が単調増加するバージョンを管理情報の一例として説明する。
次に、グループ情報保持端末300が保持するデータについて説明する。グループ情報保持端末300はグループ情報格納部301にグループ情報を保持している。グループ情報保持端末300が保持するグループ情報のデータ構造はグループ情報管理サーバ100が保持するグループ情報のデータ構造と同じであるため、説明を省略する。
続いてグループ情報管理サーバ100、グループ情報変更装置200及びグループ情報保持端末300の間で送信、受信されるメッセージのデータ構造について説明する。
まず、本実施の形態における通信時に送受信されるメッセージのデータ構造について図23を参照して説明する。図23はメッセージフォーマットの内容を示す図である。図23のm1901はメッセージヘッダ、m1902はメッセージ本体である。ここで、メッセージヘッダは少なくとも送信先を特定する情報と送信元を特定する情報とを含んでいる。前記送信先を特定する情報はメッセージの宛先として参照され、前記送信元を特定する情報は前記メッセージに対して返信のメッセージを送信する際に宛先として参照される。前記送信元、あるいは送信先を特定するための情報としてIPアドレスがある。メッセージ本体m1902は各々のメッセージで固有の情報を含む。前記固有の情報についてはメッセージ毎に説明する。
本実施の形態において重要な4つのメッセージについて図24〜図27を参照して説明する。
第1にグループ情報取得要求メッセージについて図24を参照して説明する。図24はグループ情報取得要求メッセージの内容を示す図である。グループ情報取得要求メッセージはグループ情報保持端末300からグループ情報管理サーバ100、あるいはグループ情報保持端末300から他のグループ情報保持端末300に対して送信される。
第2に更新通知メッセージについて図25を参照して説明する。図25は更新通知メッセージの内容を示す図である。更新通知メッセージはグループ情報保持端末300から他のグループ情報保持端末300に対して送信される。図25のm1001はメッセージヘッダ、m1002は更新通知メッセージを送信したグループ情報保持端末300が保持するグループ情報のグループ識別子、m1003はグループ情報保持端末300が保持している前記グループ情報のバージョンである。
第3に処理要求メッセージについて図26を参照して説明する。図26は処理要求メッセージの内容を示す図である。処理要求メッセージはグループ情報保持端末300から他のグループ情報保持端末300に対して送信される。図26のm1101はメッセージヘッダ、m1102は処理要求メッセージを送信したグループ情報保持端末300が保持するグループ情報のグループ識別子、m1103はグループ情報保持端末300が保持している前記グループ情報のバージョン、m1104は処理要求の処理に必要な情報である。
第4にグループ情報送信メッセージについて図27を参照して説明する。図27はグループ情報送信メッセージの内容を示す図である。グループ情報送信メッセージはグループ情報管理サーバ100からグループ情報保持端末300、あるいはグループ情報保持端末300から他のグループ情報保持端末300に対して送信される。図27のm1201はメッセージヘッダ、m1202は送信元のグループ情報管理サーバ100あるいはグループ情報保持端末300が保持するグループ情報である。
以上の構成のグループ情報管理システムSにおいて、契約者βがグループ情報保持端末300、グループ情報保持端末400を所有している場合に、事業者αの音楽配信サービスによりグループ情報保持端末300に取得した音楽コンテンツをグループ情報保持端末400に移動するまでに必要となる処理の概要について図28を参照して説明する。
前記グループが存在しない場合はグループの新規設定を行う(図28:ステップS2002)。
前記グループあるいは新規設定したグループにグループ情報保持端末300及びグループ情報保持端末400が共に含まれているか判定する(図28:ステップS2003)。
グループ情報保持端末300及びグループ情報保持端末400のグループ情報は最新か否か判定する(図28:ステップS2005)。グループ情報保持端末300及びグループ情報保持端末400のグループ情報が最新でない場合は、最新のグループ情報を取得し、自らの保持するグループ情報を更新する(図28:ステップS2006)。必要であれば更新通知を他のグループ情報保持端末に送信する(図28:ステップS2007)。
以上で、グループ情報保持端末300から他のグループ情報保持端末400に音楽コンテンツを移動するまでに必要となる処理の概要について説明した。
まず、グループ情報の新規設定及び更新処理について説明する。本発明においてグループ情報はグループ情報管理サーバ100が管理しているため、グループ情報の新規設定処理及び更新処理はグループ情報管理サーバ100が保持しているグループ情報を新規設定及び変更しなければならない。グループ情報の新規設定及び変更処理は契約者βが行う場合、事業者αの担当者が行う場合などが想定されるが、グループ情報の設定・変更時の処理は同じであるため、ここでは契約者β、事業者αの担当者をまとめて変更者γとし、変更者γがグループ情報の新規設定及び変更処理を行うとして説明する。
変更者γは例えば自らのグループ情報保持端末からインターネットを通じてグループ情報変更装置200に接続し、グループ情報設定・変更情報入力部201に設定する情報を入力する。
このようにグループ情報の設定処理を行い、必要であれば通信部106、グループ情報変更装置200の通信部202を通して正常終了通知を返す。
変更者γは例えば自らのグループ情報保持端末からインターネットを通じてグループ情報変更装置200に接続し、グループ情報設定・変更情報入力部201に変更する情報を入力する。
図29(a)〜(d)はグループ情報端末リストの一例を示す図である。前記端末リストを含むグループ情報端末リストはグループ識別子、バージョン及び端末識別子からなり、図29(a)のグループ情報端末リストl601ではグループ識別子として0xF001、バージョンとして“2”、端末識別子として0x0001、0x0003、0x0004が格納されている。
変更者γは端末識別子0xF001を指定し、端末識別子0x0004、0x0005の削除指示をグループ情報設定・変更情報入力部201に入力する。
例えば"gid=0xF001 del tid=0x0004,0x0005"のように入力する。入力されたデータは通信部202、グループ情報管理サーバ100の通信部106を通して、グループ情報設定・更新部103に送信される。
グループ情報変更装置200は事業者αが運営するサーバ群の中やグループ情報保持端末の中など、設置場所は問わない。
また、グループ情報を変更できる権限に複数のレベルが存在する場合は上記認証処理によりレベルに応じた制限を行うものとする。ここで複数のレベルが存在するとはレベル1ならグループにグループ情報保持端末の追加処理はできるがグループ情報保持端末の削除処理はできず、レベル2ではグループにグループ情報保持端末の追加及び削除が可能といったことである。
以上で、グループ情報の新規設定及び更新処理について説明した。
次に、グループ情報保持端末400のグループ情報取得処理について説明する。グループ情報保持端末400がグループ情報を取得・更新する場合について説明する。グループ情報保持端末400がグループ情報を取得する先はグループ情報管理サーバ100と他のグループ情報保持端末(本実施の形態においてはグループ情報保持端末300)がある。
まず、グループ情報保持端末400がグループ情報管理サーバ100からグループ情報を取得する場合について説明する。
前記更新判定にはバージョンを用いる方法と更新済み端末リストを用いる方法とがある。
まず、バージョンを用いてグループ情報の更新判定を行う場合の処理について説明する。
グループ情報管理サーバ100はグループ情報端末リストl601(図29(a))を保持しているものとする。但し、グループ情報端末リストl601のバージョンには2が格納されているが、より一般的にバージョンverが格納されているとして説明する。
グループ情報取得要求メッセージを受信したグループ情報管理サーバ100は通信部106を通してグループ情報更新判定部105に前記グループ情報取得要求メッセージを送信する。グループ情報取得要求メッセージを受信したグループ情報更新判定部105は更新判定を行う。
前記グループに属さないと判定した場合は処理を終了し、グループ情報削除指示を含む返信メッセージをグループ情報保持端末400に送信する。前記返信メッセージはメッセージヘッダm801に応じた送信先に送信する。
グループ情報更新判定部105はグループ情報端末リストl601よりバージョンverを抽出し、前記グループ情報取得要求メッセージより取得した前記バージョンm804と比較処理を行う。
ver>m804の場合はメッセージ本体にグループ情報端末リストl601を含む返信メッセージをグループ情報保持端末400に送信する。
更新不要の場合はグループ情報を送信しないことによりネットワーク負荷が軽減できる。
なお、ver<m804の場合は正常時にはありえないため、異常系とみなし、メッセージ本体に異常であることを示す通知を含む返信メッセージをグループ情報保持端末400に送信してもよい。
続いて、前記返信メッセージを受け取ったグループ情報保持端末400の処理について説明する。
グループ情報保持端末400は受信した前記返信メッセージを、通信部308を通してグループ情報取得・更新部303が取得する。グループ情報取得・更新部303は前記返信メッセージよりグループ情報を抽出し、グループ情報格納部301のグループ情報を更新する。なお、抽出した前記グループ情報のグループ識別子と自らが保持するグループ情報のグループ識別子との一致を確認する一致確認や、抽出した前記グループ情報のバージョンと自らが保持する前記グループ情報のバージョンとから更新判定を行うなどしてもよい。
前記返信メッセージをグループ情報取得・更新部303が取得するまでの処理は前記返信メッセージがグループ情報を含む場合と同じである。グループ情報取得・更新部303はグループ情報格納部301のグループ情報を削除する。
前記返信メッセージを取得したグループ情報取得・更新部303は何も処理を行わない。
以上で、バージョンを用いて更新判定を行う場合の処理について説明した。
まず、端末識別子0x0003のグループ情報保持端末がグループ情報取得要求メッセージを送信してきた場合について説明する。
前記返信メッセージを受信したグループ情報保持端末の処理については先に説明した。
通信部106を通してグループ情報更新判定部105がグループ情報保持端末グループ情報取得要求メッセージを受信する。グループ情報取得要求メッセージには端末識別子0x0005、グループ識別子0xF001、バージョン3が含まれており、グループ情報更新判定部105は端末識別子0x0005、グループ識別子0xF001を抽出する。グループ情報更新判定部105は更新済み端末リスト格納部102よりグループ識別子0xF001をキーとしてグループ情報更新済み端末リストl901を特定・抽出し、グループ情報更新済み端末リストl901の端末識別子リストに端末識別子0x0005が含まれるか否かの判定を行う。
続いてグループ情報に変更があった場合のグループ情報更新済み端末リストの更新について説明する。
グループ情報設定・更新部103によりグループ識別子0xF001のグループ情報に変更があった場合について説明する。グループ情報設定・更新部103は更新があったグループ情報のグループ識別子0xF001をキーとして更新済み端末リスト格納部102からグループ識別子0xF001に対応するグループ情報更新済み端末リストl902を特定・取得し、グループ情報更新済み端末リストl902の端末識別子の項目を全部削除する。削除した後のグループ情報更新済み端末リストがグループ情報更新済み端末リストl903(図30(c))である。グループ情報に変更があると、変更時点においては前記変更を反映したグループ情報で更新したグループ情報保持端末は存在しないためである。
なお、バージョンあるいは更新済み端末リストにより更新判定を行うとしたが、グループ情報管理サーバ100が管理するグループ情報は最新であるため、前記更新判定を行わず常にグループ情報の更新を行うとしてもよい。
前記別の方法とはユーザのパスワードによるグループ認証や、グループが共通に保持している共通情報でメッセージを暗号化し、暗号化メッセージを対応する共通情報で復号できることによりに同一グループに属すると判定する方法などがある。
グループ情報保持端末300が他のグループ情報保持端末400からグループ情報を取得するとして説明する。
グループ情報取得要求メッセージは、図24に示したように、メッセージヘッダm801、端末識別子m802、グループ識別子m803、バージョンm804から構成される。
グループ情報更新判定部305は前記グループ情報取得要求メッセージを受信し、更新判定を行う。ここでグループ情報更新判定部305による更新判定処理について説明する。
グループ情報保持端末400はグループ識別子m803とグループ情報格納部301に保持しているグループ情報のグループ識別子との一致判定を行う。不一致の場合は処理を終了し、グループ不一致エラーメッセージを返信する。前記一致判定の結果が一致している場合は以降の処理を行う。
存在しない場合は処理を終了し、端末識別子不一致エラーメッセージを返信する。存在する場合は以降の処理を行う。
グループ情報保持端末300の保持するグループ情報のバージョンをver1、グループ情報保持端末400の保持するグループ情報のバージョンをver2としてグループ情報更新判定部305による更新判定処理について説明する。
ver1=ver2の場合は更新不要通知を含む返信メッセージをグループ情報保持端末400に送信する。
ver1>ver2の場合はグループ情報保持端末300のグループ情報がグループ情報保持端末400のグループ情報より新しいため、グループ情報保持端末300の保持するグループ情報を含む返信メッセージをグループ情報保持端末400に送信する。
続いて前記返信メッセージを受け取ったグループ情報保持端末400の処理について説明する。
グループ情報保持端末400は受信した返信メッセージを、通信部308を通してグループ情報取得・更新部303が取得する。グループ情報取得・更新部303は前記返信メッセージより前記グループ情報を抽出し、グループ情報格納部301のグループ情報を更新する。
端末リストの更新方法には2つ方法があり、まず第1の方法はグループ情報保持端末300より取得したグループ情報で自らの保持するグループ情報を上書きする方法であり、第2の方法はグループ情報保持端末300より取得したグループ情報と自らの保持するグループ情報より新たなグループ情報を生成する方法である。
グループ情報端末リストl604は端末識別子0x0001と0x0005を含み、グループ情報端末リストl601は端末識別子0x0001と0x0003、0x0004を含んでいる。グループ情報端末リストl601とグループ情報端末リストl604から新たにグループ情報端末リストを生成する方法の例として端末識別子をマージする方法がある。マージした結果、端末識別子0x0001と0x0003、0x0004、0x0005を含むグループ情報端末リストl602(図29(b))が生成される。バージョンは両者で高い値を設定する。上記例では5を設定する。なお、バージョンは変更しないとしてもよい。2つのグループ情報端末リストから新たにグループ情報端末リストを生成する方法の例として端末識別子をマージする方法について説明したが、グループ情報端末リストの生成方法についてはこれに限定するものではない。第2の方法は同一グループに属する端末の数は単調増加で更新されるというような運用において有効である。
また、前記返信メッセージにグループ情報取得要求が含まれる場合は本説明における本記述のグループ情報保持端末300とグループ情報保持端末400の立場を入れ替えると同様の処理となる。
以上で、グループ情報保持端末間でグループ情報取得要求があった場合の処理について説明した。
最後にグループ情報の更新処理に伴い送信される更新通知メッセージに関する処理について説明する。
図31は、本発明の実施の形態に係るグループ情報管理サーバ100とグループIに属するグループ情報保持端末300及び400及び500とグループIとは別のグループIIに属するグループ情報保持端末600の構成を示すブロック図に各装置間で送受信されるデータを示した図である。
以上のような構成を有するグループ情報管理サーバ100及びグループ情報保持端末300においてグループ情報保持端末300がグループ情報管理サーバ100よりグループ情報を取得してからグループ情報更新通知メッセージを送信し、グループ情報保持端末400がグループ情報を更新するまでの動作を図32〜図38を参照して説明する。
図32を参照してグループ情報保持端末300がグループ情報管理サーバ100よりグループ情報を取得し、グループ情報保持端末400のグループ情報が更新されるまでの各部の処理について説明する。
前記グループ情報取得要求メッセージを受信したグループ情報管理サーバ100は通信部106からグループ情報取得・送信部104に送る。グループ情報取得・送信部104は前記グループ情報取得要求メッセージよりグループ識別子を抽出し、前記グループ識別子をキーとしてグループ情報格納部101よりグループIに対応するグループ情報を特定し、取得する。(図32:ステップS2102)。なお、ここで更新判定を行うとしてもよい。
グループ情報保持端末300はグループ情報管理サーバ100より前記グループ情報送信メッセージを受信し(図31のχ及び図32:ステップS2104)、グループ情報取得・更新部303に送信する。グループ情報取得・更新部303は前記グループ情報送信メッセージより前記グループ情報を抽出し、グループ情報格納部301のグループ情報を更新する。(図32:ステップS2105)。
更新通知送信部304はグループ情報の更新を促す更新通知メッセージを他のグループ情報保持端末にブロードキャストする(図31のψ及び図32:ステップS2106)。
更新通知メッセージは、図25に示したように、メッセージヘッダm1001とグループ識別子m1002とバージョンm1003とを含む。
前記更新通知メッセージはブロードキャストするとして説明するが、特定のグループ情報保持端末にユニキャストするとしてもよい。特定のグループ情報保持端末とはネットワーク構成上、近い端末や、予めグループ情報に記述される端末リストにある端末識別子に対応するグループ情報保持端末に更新通知を送信する。
前記更新通知メッセージを受信したグループ情報保持端末の処理をグループ情報保持端末300と同一グループIに属するグループ情報保持端末400の場合と、グループ情報保持端末300と異なるグループIIに属するグループ情報保持端末600の場合について説明する。
グループ情報保持端末400はグループ情報保持端末300より前記更新通知メッセージを受信し(図32:ステップS2107)、通信部308通してグループ情報更新判定部305に更新通知メッセージを送信する。
グループ情報保持端末300及びグループ情報保持端末400はグループIに属しているためグループ識別子が一致し、以降の処理を行う。
更新判定処理は先に説明したグループ情報保持端末がグループ情報取得要求メッセージを受信した場合の更新判定処理と同じである。
また、更新通知メッセージの送信元であるグループ情報保持端末300はグループ情報管理サーバ100からグループ情報を取得しているため、前記更新通知メッセージに含まれるグループ情報はグループ情報管理サーバ100の保持するグループ情報、すなわち最新のグループ情報である。この場合、バージョンに更新判定処理が必要ないことを示す特殊値として例えば0xFFFFを格納するとしてもよい。バージョンが特殊値の更新通知メッセージを受信したグループ情報保持端末400は更新判定処理を行うことなく、更新処理を行う。なお、更新通知メッセージの送信元であるグループ情報保持端末300がグループ情報管理サーバ100からグループ情報を取得したことを保証する仕組みとして、グループ情報管理サーバ100の証明書を用いるなどしてもよい。
前記グループ情報取得要求メッセージを受信したグループ情報管理サーバ100は通信部106を通してグループ情報取得・送信部104に送信する。
グループ情報取得・送信部104は取得した前記グループ情報含む返信メッセージを生成し、通信部106を通してグループ情報保持端末400に送信する(図32:ステップS2111)。
以上のステップS2109からステップS2113の詳細な処理については先のグループ情報管理サーバ100からグループ情報を取得・更新処理の説明で説明した。
上記と同じ構成でグループ情報管理サーバ100において更新判定を行う場合の処理について図33を参照して説明する。
図33のステップS2201からステップS2207の処理はステップS2101からステップS2107で説明した通りである。次にグループ情報保持端末400は更新判定処理を行わず、グループ情報管理サーバ100にグループ情報取得要求を送信する(図33:ステップS2208)。このグループ情報取得要求はステップS2109で説明した。
グループ情報更新判定部105は以下の処理を行う。
グループ情報管理サーバ100はステップS2102で説明した方法によりグループIに対応するグループ情報を特定し、取得する。特定した前記グループ情報と前記グループ情報取得要求メッセージより抽出したグループ情報とから、更新判定を行う(図33:ステップS2209)。更新判定方法については先に説明した。
以上のようにしてグループ情報管理サーバ100から最新のグループ情報を取得し、更新する。
グループ情報保持端末600はグループ情報保持端末300より前記更新通知メッセージを受信し、グループ情報保持端末600は通信部308を通してグループ情報更新判定部305に更新通知メッセージを送信する。
グループ情報更新判定部305では前記更新通知メッセージからグループ識別子を抽出し、グループ情報格納部301に保持しているグループ情報のグループ識別子とから一致判定を行う。グループ情報保持端末300はグループI、グループ情報保持端末600はグループIIに属しており、グループ識別子の一致判定では不一致となり以降の処理は行わない。
以上の説明ではグループ情報保持端末300がグループ情報管理サーバ100から最新のグループ情報を取得した後に更新通知を送信する場合について説明した。
前者は検索を行うグループ情報保持端末が検索対象となる端末に検索要求をブロードキャストする、つまり1:nの通信であり、後者は検索後、特定の端末に対して取得要求をユニキャストする、つまり1:1の通信である。
図34は、本発明の実施の形態に係るグループ情報管理サーバ100とグループIに属するグループ情報保持端末300及び400の構成を示すブロック図に各装置間で送受信されるデータを示した図である。
簡単のため前記検索要求及び取得要求はまとめて処理要求として説明する。処理要求には更新判定に必要となる情報が必要で、本実施の形態ではグループ情報の管理情報、具体的にはバージョンを例として説明する。
処理要求メッセージは、図26に示したようにメッセージヘッダm1101とグループ識別子m1102とバージョンm1103と処理内容m1104を含む。
グループ情報保持端末300は処理要求送信部306により前記処理要求メッセージ作成し、送信する(図34のφ及び図35:ステップS2301)。
グループ情報更新判定部305はグループ情報格納部301より自らが保持するグループ情報のバージョンを取得し、前記更新判定処理を行う(図35:ステップS2303)。
また、前記更新判定処理によりグループ情報保持端末400が更新要と判定された場合、グループ情報保持端末400はグループ情報取得要求部302によりグループ情報管理サーバ100にグループ情報取得要求メッセージを送信する(図34のχ−2及び図35:ステップS2307)。
グループ情報保持端末300あるいは400によるグループ情報取得要求メッセージの送信処理からグループ情報更新までの処理(図35:ステップS2306、ステップS2308、ステップS2309、ステップS2312、ステップS2313、あるいは、ステップS2307からステップS2311)は先に説明した。
以上で説明の方法によるとグループ情報保持端末300がグループ情報の更新が必要と判定されグループ情報管理サーバ100より最新のグループ情報 グループ情報を取得し、更新する。グループ情報保持端末300の保持しているグループ情報のバージョンは4になるが、グループ情報保持端末400の保持しているグループ情報のバージョンは3のままである。
グループ情報保持端末300はグループ情報保持端末400の保持しているグループ情報のバージョンを記憶しておき、グループ情報管理サーバ100からグループ情報を受信すると、グループ情報管理サーバ100から受信したグループ情報のバージョンを抽出し、記憶しておいたグループ情報保持端末400のバージョンとから更新判定を行い、更新が必要と判定されるとグループ情報保持端末400に更新通知メッセージを送信する。
なお、別の方法としてグループ情報保持端末300が送信するグループ情報取得要求メッセージに処理のもう一方のグループ情報保持端末を識別するための情報(上記例ではグループ情報保持端末400の識別子あるいはIPアドレスなどメッセージヘッダに含める項目)を含め、グループ情報管理サーバ100は擬似的に2つの端末から更新要求があったとし、同時に更新するとしてもよい。また、前記グループ情報取得要求メッセージにグループ情報保持端末400の保持しているグループ情報のバージョンを含めると、グループ情報保持端末400の保持するグループ情報に対する更新判定が可能となる。
グループ情報保持端末300は処理内容により処理要求メッセージをブロードキャストする場合、ユニキャストする場合があるが、処理要求を受信するグループ情報保持端末400の処理は同じである。
以上の説明では更新通知メッセージを受信したグループ情報保持端末はグループ情報管理サーバ100から最新のグループ情報を取得するとして説明した。
図36は、本発明の実施の形態に係るグループIに属するグループ情報保持端末300及び400の構成を示すブロック図に各装置間で送受信されるデータを示した図である。
処理要求メッセージは、図26に示したように、メッセージヘッダm1101とグループ識別子m1102とバージョンm1103と処理内容m1104を含む。
グループ識別子m1102にはグループ情報保持端末300の前記グループ情報保持端末300の属するグループのグループ識別子が、バージョンm1103にはグループ情報保持端末300が保持するグループ情報のバージョンが格納される。
グループ情報保持端末300は処理要求送信部306により前記処理要求メッセージを生成し、送信する(図36のφa、φb及び図37:ステップS2401)。
グループ情報保持端末400は前記処理要求メッセージを受信し(図37:ステップS2402)、前記バージョンを抽出する。
グループ情報更新判定部305は更新不要となった場合は処理を終了し、通信部308を通して更新不要通知を含む返信メッセージをグループ情報保持端末300に送信する(図37:ステップS2413)。また、グループ情報保持端末300はグループ情報保持端末400より前記返信メッセージを受信する(図37:ステップS2414)なお、更新不要の場合は更新不要通知を含む返信メッセージを送信しないとしてもよい。
前記グループ情報送信メッセージは、図27に示したように、メッセージヘッダm1201とグループ情報m1202とからなる。
なお、グループ情報保持端末400がグループ情報送信メッセージによりグループ情報をプッシュする場合について説明したが、前記グループ情報送信メッセージの代わりに更新通知メッセージを送信し、グループ情報保持端末300にグループ情報取得要求メッセージを生成、送信させ、グループ情報保持端末300のグループ情報を更新するとしてもよい。
グループ情報保持端末300は前記グループ情報取得要求メッセージを受信し、グループ情報取得・送信部307はグループ情報格納部301に保持しているグループ情報を取得し(図37:ステップS2405)、グループ情報送信メッセージを生成し、通信部308を通して情報保持端末400に送信する(図36のψb及び図37:ステップS2406)。
グループ情報保持端末300は処理要求送信部306により前記処理要求メッセージを送信する(図38:ステップS2501)。
グループ情報保持端末400は前記処理要求メッセージを受信し(図38:ステップS2502)、グループ情報取得要求部302により、グループ情報取得要求メッセージを作成し、通信部308を通してグループ情報保持端末300に送信する(図38:ステップS2503)。
なお、更新判定処理からグループ情報更新までの処理(図38:ステップS2504からステップS2515)はステップS2403からステップS2414の説明でグループ情報保持端末300と前記グループ情報保持端末400入れ替えて考えれば同じ処理になる。
以上で、グループ情報保持端末間での通信時にグループ情報の更新を行う処理について説明した。
以上で、グループ情報をグループ情報保持端末間で更新する場合の処理について説明した。グループ情報保持端末間でグループ情報の更新を可能とすることにより、グループ情報管理サーバ100へのアクセスを減らすことが可能となった。
ここまで、グループ情報実データが端末リストの場合のグループ情報の新規設定、更新処理、グループ情報取得処理及び更新通知メッセージを用いた更新処理について説明した。
まず、グループ情報管理サーバ100及びグループ情報保持端末が保持するグループ情報のデータ構造について説明する。
図39(a)及び(b)はグループ情報共通情報及び共通情報用端末リストの内容を示す図である。
図39(a)のg1701はグループ識別子、g1702は管理情報としてのバージョン、g1703は同一のグループに属するグループ情報保持端末が共通に保持している共通情報である。
グループ情報実データが共通情報の場合に必要となるグループ情報保持端末とグループの対応関係を示す共通情報用端末リストについて図39(b)を参照して説明する。
図39(b)のg1711はグループ識別子、g1712からg1713は前記グループ識別子に対応するグループに属するグループ情報保持端末の端末識別子のリストである。
まず、変更者γがグループ情報管理サーバ100のグループ情報格納部101に新規にグループ情報を設定する時の処理について図40(a1)〜(b3)を参照して説明する。図40(a1)〜(b3)はグループ情報共通情報及び共通情報用端末リストの一例を示す図である。
グループ情報設定・更新部103は新しいグループにグループ識別子を割り当て、入力された端末識別子と共に共通情報用端末リストとしてグループ情報格納部101に格納する。グループ識別子として0xF001を割り当てたものが、図40(b1)の共通情報用端末リストl701である。前記共通情報用端末リストの生成と同時に共通情報の生成も行い、グループ識別子と共にグループ情報共通情報を格納する。共通情報として0xAAAAを、バージョンとして2を設定したものが図40(a1)のグループ情報共通情報c701である。
変更者γがグループ情報設定・変更情報入力部201に変更情報を入力してグループ情報格納部101に格納されるグループ情報を特定するまでの処理はグループ情報端末リストの場合と同様である。
前記共通情報用端末リストはグループ識別子、端末識別子を含み、図40(b1)の共通情報用端末リストl701ではグループ識別子として0xF001、端末識別子として0x0001、0x0003、0x0004が格納されている。
まず、共通情報用端末リストl701に対応するグループに端末識別子0x0005のグループ情報保持端末を追加する場合について説明する。
変更者γが変更情報を入力し、グループ情報設定・更新部103が処理を始めるまでの処理はグループ情報端末リストの場合と同じである。グループ識別子0xF001をキーとして共通情報用端末リストl701を特定し、端末識別子0x0005の追加を行い、図40(b2)の共通情報用端末リストl702に更新する。次にグループ識別子0xF001をキーとしてグループ情報共通情報c701を特定し、バージョンの変更を行い、グループ情報共通情報c702に更新する。
なお、グループ情報共通情報、共通情報用端末リストを別テーブルとして管理するとして説明したが、グループ情報共通情報、共通情報用端末リストの項目をマージしたテーブルで管理するとしてもよい。
グループ情報保持端末400がグループ情報を更新する場合について説明する。
グループ情報保持端末がグループ情報を取得する先はグループ情報管理サーバ100と他のグループ情報保持端末がある。
まず、グループ情報がグループ情報共通情報の場合にグループ情報保持端末がグループ情報管理サーバ100からグループ情報を取得し、更新するまでの処理について説明する。
グループ情報更新判定部105はグループ情報取得要求メッセージより端末識別子m802、グループ識別子m803、バージョンm804を抽出する。
端末識別子m802が共通情報用端末リストl701に含まれているか否かの判定を行う。端末識別子m802が含まれる場合はグループ識別子m803に対応するグループに属していると判定し、含まれない場合はグループに属していないと判定する。前記グループに属してないと判定した場合は処理を終了し、グループ情報削除指示を含む返信メッセージを、前記グループ情報取得要求メッセージを送信してきたグループ情報保持端末400に送信する。前記グループに属すると判定された場合は以下の処理を行う。
グループ情報更新判定部105が更新要と判定するとグループ識別子m803をキーとしてグループ情報格納部101から対応するグループ情報共通情報c701を含む返信メッセージをグループ情報保持端末400に送信する。
前記返信メッセージを受け取ったグループ情報保持端末400の処理について説明する。
前記返信メッセージにグループ情報共通情報を含む場合について説明する。
グループ情報共通情報の更新手法には次の3つが考えられる。
ここでグループ情報共通情報を用いてグループに属するか否かを判定する方法の一例について説明する。
グループ情報保持端末間で相互に通信する場合に通信メッセージを、共通情報を鍵として暗号化して送信することが考えられる。
また、同一の共通情報を持たない(同一グループに属さない)場合は前記暗号化された通信メッセージの復号が行えず、通信メッセージの解釈ができないため以降の処理ができない。
前記更新方法をグループ情報管理サーバ100が制御することにより、ユーザの利便性重視、あるいはセキュリティ重視などさまざまな運用において有効にグループ情報の管理が可能となる。
なお、更新処理に先立ちグループ識別子の一致確認や、バージョン判定を行うとしてもよい。
返信メッセージにグループ情報削除指示が含まれる場合、グループ情報取得・更新部303はグループ情報格納部301のグループ情報を削除する。また、返信メッセージに更新不要通知が含まれる場合は何も処理を行わない。
以上で、グループ情報がグループ情報共通情報の場合にグループ情報保持端末がグループ情報管理サーバ100から共通情報を取得し、更新するまでの処理を説明した。
グループ情報保持端末400のグループ情報更新判定部105は前記グループ情報取得要求メッセージより端末識別子m802、グループ識別子m803、バージョンm804を抽出する。
グループ情報更新判定部105はバージョンによる更新判定処理を行う。
グループ情報更新判定部105が更新要と判定するとグループ情報共通情報c701を含む返信メッセージをグループ情報保持端末300に送信する。
また、更新が不要な場合は更新不要通知を含む返信メッセージをグループ情報保持端末300に送信する。
グループ情報保持端末300は受信した返信メッセージを、通信部308を通してグループ情報取得・更新部303が取得する。グループ情報取得・更新部303は前記返信メッセージよりグループ情報共通情報c701を抽出し、グループ情報格納部301のグループ情報共通情報を更新する。
なお、更新処理の前にグループ識別子の一致確認や、バージョン判定を行うとしてもよい。
返信メッセージにグループ情報削除指示が含まれる場合、グループ情報保持端末300はグループ情報を削除する。グループ情報削除指示を含む返信メッセージ受信からグループ情報削除までの処理は先に説明した。
以上で、グループ情報がグループ情報共通情報の場合にグループ情報保持端末が他のグループ情報保持端末からグループ情報共通情報を取得し、更新するまでの処理について説明した。
なお、グループ情報の更新通知メッセージあるいは処理要求メッセージにグループ情報を含め、前記更新通知メッセージあるいは処理要求メッセージを受信したグループ情報保持端末は更新判定後、グループ情報を更新するとしてもよい。
なお、更新のためのグループ情報取得先を識別するフラグを、グループ情報の管理情報に含める、あるいはメッセージ本体に項目として含める、としてもよい。
なお、更新通知に制御用のフラグを設け、更新判定処理を行わず即、グループ情報更新処理を強制するものと、更新判定処理を行い必要であればグループ情報更新処理を促すものなど更新通知をレベルわけするとしてもよい。
また、処理要求メッセージや更新通知メッセージにグループ情報を含めて送信することによりグループ情報の要求・取得処理を簡素化することも可能である。
これは悪意あるユーザが更新通知メッセージのグループ識別子を改ざんすれば、他のグループに属するグループ情報保持端末に更新を促すことも可能なためである。
典型的な例としてはグループ情報実データに基づいて暗号鍵を生成し、前記更新通知メッセージを暗号化することが考えられる。この方法によれば同一グループに属するグループ情報保持端末からの更新通知のみが解釈できる。
なお、グループ情報に管理情報が含まれるとして説明したが、グループ情報に管理情報を含まなくてもよい。この場合、グループ情報の更新判定処理は行わない。
本発明によれば、グループ内の1つの端末のグループ情報の更新タイミングで、他の端末のグループ情報の更新が可能になるため、より効率的なグループ情報の更新が可能となる。また、更新の必要のある端末のみグループ情報の更新処理を行う構成としたため、ネットワークの負荷も軽減できる。
10 ネットワーク
20 グループ管理サーバ
21,64 セキュア通信部
22 登録可否判定部
24a 端末リスト生成部
24b 端末リスト更新部
25 グループ所属端末リスト格納部
26,65 グループ鍵格納部
27 グループ情報生成部
28 グループ情報格納部
29 グループ情報読出部
30 共通グループ管理サーバ
31,74 ノンセキュア通信部
32,42 仮削除フラグ設定部
35,45 仮削除フラグリスト格納部
40,40a〜40j 個別グループ管理サーバ
50 端末リスト管理装置
52 フラグ確認部
60,60a〜60n,70,70a〜70n 端末装置
63,71 端末アプリケーション
66 登録部
67 削除部
68 耐タンパモジュール
251 グループ所属端末リスト
281 グループ情報
351,451 仮削除フラグリスト
M1 端末登録要求メッセージ
M1’ 取得要求メッセージ
M2 グループ情報通知メッセージ
M3 削除完了通知メッセージ
M3’ 削除要求メッセージ
Claims (14)
- データを記憶する複数の端末装置と、前記データに関する管理情報を管理する情報管理サーバとをネットワークを介して接続した情報管理システムであって、
前記データは端末装置で形成されたグループに属するか否かを判定するためのグループ情報であり、前記管理情報は前記グループに所属する所定台数以内の端末装置の一覧を示す端末リストであり、
前記情報管理サーバは、
前記管理情報を記憶するための管理情報記憶手段と、
前記各端末装置との間でセキュアな通信路を形成し、当該通信路を介して各端末装置と通信する第1セキュア通信手段と、
共通管理サーバ部と、複数の個別管理サーバ部と、端末リスト管理装置部とを有し、
前記各端末装置は、
耐タンパモジュールと、
前記共通管理サーバ部と通信する第1通信手段とを備え、
前記耐タンパモジュールは、
前記データをセキュアに記憶するためのデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に記憶されたデータに対して前記グループ情報の削除処理をセキュアに実行する実行手段と、
前記第1セキュア通信手段との間でセキュアな通信路を形成し、当該通信路を介して前記グループ情報の削除処理を実行した旨を示す完了通知を送信する第2セキュア通信手段とを備え、
前記共通管理サーバ部は、
前記グループ情報をこれから削除をする旨を示す予告通知を送信した端末装置に、前記完了通知の送信先とすべき個別管理サーバ部の宛先を通知する第2通信手段を備え、
前記各個別管理サーバ部は、
前記第1セキュア通信手段と、
前記完了通知を受信したか否かを示す第1仮削除フラグの一覧であって、前記端末リストと対応付けられた仮削除フラグリストを記憶するための第1仮削除フラグリスト記憶手段と、
前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、当該完了通知を送信した端末装置に対応する前記第1仮削除フラグをセットする第1仮削除フラグ設定手段とを備え、
前記端末リスト管理装置部は、
前記管理情報記憶手段と、
前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、前記完了通知を送信した端末装置を、前記管理情報記憶手段に記憶されている端末リストから削除する更新手段と、
前記第1仮削除フラグリストに含まれる所定の第1仮削除フラグのセットを任意のタイミングで確認するフラグ確認手段とを備え、
前記更新手段は、前記フラグ確認手段による第1仮削除フラグのセットの確認に基づいて、当該第1仮削除フラグに対応する端末装置を前記端末リストから削除する
ことを特徴とする情報管理システム。 - 前記共通管理サーバ部は、さらに
前記予告通知を受信したか否かを示す第2仮削除フラグの一覧であって、前記端末リストと対応付けられた第2仮削除フラグリストを記憶するための第2仮削除フラグリスト記憶手段と、
前記第2通信手段を介して前記予告通知を受信した場合に、当該予告通知を送信した端末装置に対応する前記第2仮削除フラグをセットする第2仮削除フラグ設定手段とを備え、
前記フラグ確認手段は、前記第2仮削除フラグリストの所定の端末装置に対応する第2仮削除フラグと、前記第1仮削除フラグリストの当該所定の端末装置に対応する第1仮削除フラグとを順次サーチし、
前記更新手段は、前記フラグ確認手段が第2仮削除フラグのセットと、第1仮削除フラグのセットとを確認した場合に、第1仮削除フラグ及び第2仮削除フラグに対応する端末装置を前記端末リストから削除する
ことを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。 - データを記憶する複数の端末装置と、前記データに関する管理情報を管理する情報管理サーバとをネットワークを介して接続した情報管理システムであって、
前記データは端末装置で形成されたグループに属するか否かを判定するためのグループ情報であり、前記管理情報は前記グループに所属する所定台数以内の端末装置の一覧を示す端末リストであり、
前記情報管理サーバは、
前記管理情報を記憶するための管理情報記憶手段と、
前記各端末装置との間でセキュアな通信路を形成し、当該通信路を介して各端末装置と通信する第1セキュア通信手段と、
共通管理サーバ部と、複数の個別管理サーバ部とを有し、
前記各端末装置は、
耐タンパモジュールと、
前記共通管理サーバ部と通信する第1通信手段とを備え、
前記耐タンパモジュールは、
前記データをセキュアに記憶するためのデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に記憶されたデータに対して前記グループ情報の削除処理をセキュアに実行する実行手段と、
前記第1セキュア通信手段との間でセキュアな通信路を形成し、当該通信路を介して前記グループ情報の削除処理を実行した旨を示す完了通知を送信する第2セキュア通信手段とを備え、
前記共通管理サーバ部は、
前記グループ情報をこれから削除をする旨を示す予告通知を送信した端末装置に、前記完了通知の送信先とすべき個別管理サーバ部の宛先を通知する第2通信手段と、
端末リスト管理装置部とを備え、
前記各個別管理サーバ部は、
前記第1セキュア通信手段と、
前記完了通知を受信したか否かを示す第1仮削除フラグの一覧であって、前記端末リストと対応付けられた仮削除フラグリストを記憶するための第1仮削除フラグリスト記憶手段と、
前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、当該完了通知を送信した端末装置に対応する前記第1仮削除フラグをセットする第1仮削除フラグ設定手段とを備え、
前記端末リスト管理装置部は、
前記管理情報記憶手段と、
前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、前記完了通知を送信した端末装置を、前記管理情報記憶手段に記憶されている端末リストから削除する更新手段と、
前記第1仮削除フラグリストに含まれる所定の第1仮削除フラグのセットを任意のタイミングで確認するフラグ確認手段とを備え、
前記更新手段は、前記フラグ確認手段による第1仮削除フラグのセットの確認に基づいて、当該第1仮削除フラグに対応する端末装置を前記端末リストから削除する
ことを特徴とする情報管理システム。 - 前記端末リストは、前記グループに所属する端末装置に対応し、前記予告通知を受信したか否かを示す第2仮削除フラグのカラムを含み、
前記共通管理サーバ部は、さらに
前記第2通信手段を介して前記予告通知を受信した場合に、当該予告通知を送信した端末装置に対応する前記第2仮削除フラグをセットする第2仮削除フラグ設定手段を備え、
前記フラグ確認手段は、前記端末リストの所定の端末装置に対応する第2仮削除フラグと、前記第1仮削除フラグリストの当該所定の端末装置に対応する第1仮削除フラグとを順次サーチし、
前記更新手段は、前記フラグ確認手段が第2仮削除フラグのセットと、第1仮削除フラグのセットとを確認した場合に、第1仮削除フラグ及び第2仮削除フラグに対応する端末装置を前記端末リストから削除する
ことを特徴とする請求項3記載の情報管理システム。 - 前記情報管理サーバは、さらに
前記グループ情報を記憶するためのグループ情報記憶手段と、
前記各端末装置から前記端末リストに当該端末装置を登録するための端末登録要求を受信した場合に、端末登録要求をした端末装置を前記端末リストに登録することができるか否かを判定する登録可否判定手段と、
前記登録可否判定手段が登録可と判定した場合に、前記グループ情報記憶手段に記憶された前記グループ情報を読み出すグループ情報読出手段とを備え、
前記耐タンパモジュールは、さらに
前記グループ情報読出手段が読み出した前記グループ情報を前記第2セキュア通信手段を介して受信した場合に、受信したグループ情報を前記データ記憶手段に格納するグループ情報格納手段を備え、
前記更新手段は、前記登録可否判定手段が登録可と判定した場合に、前記端末登録要求を送信した端末装置を前記端末リストに登録する
ことを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。 - 前記共通管理サーバ部は、さらに
前記予告通知を受信したか否かを示す第2仮削除フラグの一覧であって、前記端末リストと対応付けられた第2仮削除フラグリストを記憶するための第2仮削除フラグリスト記憶手段と、
前記第2通信手段を介して前記予告通知を受信した場合に、当該予告通知を送信した端末装置に対応する前記第2仮削除フラグをセットする第2仮削除フラグ設定手段とを備え、
前記フラグ確認手段は、前記第2仮削除フラグリストの所定の端末装置に対応する第2仮削除フラグと、前記第1仮削除フラグリストの当該所定の端末装置に対応する第1仮削除フラグを順次サーチし、
前記更新手段は、第2仮削除フラグのセットと、第1仮削除フラグのセットとを前記フラグ確認手段が確認した場合に、第1仮削除フラグ及び第2仮削除フラグに対応する端末装置を前記登録可否判定手段の判定前に前記端末リストから削除する
ことを特徴とする請求項5記載の情報管理システム。 - 前記情報管理サーバは、さらに
前記グループ情報を記憶するためのグループ情報記憶手段と、
前記各端末装置から前記端末リストに当該端末装置を登録するための端末登録要求を受信した場合に、端末登録要求をした端末装置を前記端末リストに登録することができるか否かを判定する登録可否判定手段と、
前記登録可否判定手段が登録可と判定した場合に、前記グループ情報記憶手段に記憶された前記グループ情報を読み出すグループ情報読出手段とを備え、
前記耐タンパモジュールは、さらに
前記グループ情報読出手段が読み出した前記グループ情報を前記第2セキュア通信手段を介して受信した場合に、受信したグループ情報を前記データ記憶手段に格納するグループ情報格納手段を備え、
前記更新手段は、前記登録可否判定手段が登録可と判定した場合に、前記端末登録要求を送信した端末装置を前記端末リストに登録する
ことを特徴とする請求項3記載の情報管理システム。 - 前記端末リストは、前記グループに所属する端末装置に対応し、前記予告通知を受信したか否かを示す第2仮削除フラグのカラムを含み、
前記共通管理サーバ部は、さらに
前記第2通信手段を介して前記予告通知を受信した場合に、当該予告通知を送信した端末装置に対応する前記第2仮削除フラグをセットする第2仮削除フラグ設定手段を備え、
前記フラグ確認手段は、前記第2仮削除フラグリストの所定の端末装置に対応する所定の端末装置に対応する第2仮削除フラグと、前記第1仮削除フラグリストの当該所定の端末装置に対応する第1仮削除フラグを順次サーチし、
前記更新手段は、第2仮削除フラグのセットと、第1仮削除フラグのセットとを前記フラグ確認手段が確認した場合に、第1仮削除フラグ及び第2仮削除フラグに対応する端末装置を前記登録可否判定手段の判定前に前記端末リストから削除する
ことを特徴とする請求項7記載の情報管理システム。 - 前記実行手段は前記データ記憶手段に記憶されたデータに対して前記端末装置間におけるグループ情報の移動処理をセキュアに実行する
ことを特徴とする請求項1または3記載の情報管理システム。 - 前記データはデジタル著作物のライセンスであり、前記管理情報は前記ライセンスの利用履歴であり、前記実行手段は前記データ記憶手段に記憶されたライセンスデータを利用する
ことを特徴とする請求項1または3記載の情報管理システム。 - 前記データはデジタル著作物のライセンスであり、前記管理情報は前記端末装置が保持することができるライセンス数であり、前記実行手段は前記データ記憶手段に記憶されたライセンスデータを削除する
ことを特徴とする請求項1または3記載の情報管理システム。 - 前記データはデジタル著作物であり、前記管理情報は前記デジタル著作物の流通範囲数であり、前記実行手段は前記データ記憶手段に記憶された前記デジタル著作物を移動する
ことを特徴とする請求項1または3記載の情報管理システム。 - データを記憶する複数の端末装置と、前記データに関する管理情報を管理する情報管理サーバとをネットワークを介して接続した情報管理システムにおける情報管理方法であって、
前記データは端末装置で形成されたグループに属するか否かを判定するためのグループ情報であり、前記管理情報は前記グループに所属する所定台数以内の端末装置の一覧を示す端末リストであり、
前記情報管理サーバは、共通管理サーバ部と、複数の個別管理サーバ部と、端末リスト管理装置部とを有し、前記各端末装置は、耐タンパモジュールを備え、
前記情報管理サーバでは、
前記管理情報を記憶する管理情報記憶ステップと、
第1セキュア通信手段が、前記各端末装置との間でセキュアな通信路を形成し、当該通信路を介して各端末装置と通信する第1セキュア通信ステップを含み、
前記各端末装置では、
前記共通管理サーバ部と通信する第1通信ステップを含み、
前記耐タンパモジュールでは、
前記データをセキュアに記憶するデータ記憶ステップと、
前記記憶されたデータに対して前記グループ情報の削除処理をセキュアに実行する実行ステップと、
前記第1セキュア通信手段との間でセキュアな通信路を形成し、当該通信路を介して前記グループ情報の削除処理を実行した旨を示す完了通知を送信する第2セキュア通信ステップとを含み、
前記共通管理サーバ部では、
前記グループ情報をこれから削除をする旨を示す予告通知を送信した端末装置に、前記完了通知の送信先とすべき個別管理サーバ部の宛先を通知する第2通信ステップを含み、
前記各個別管理サーバ部では、
前記第1セキュア通信ステップと、
前記完了通知を受信したか否かを示す第1仮削除フラグの一覧であって、前記端末リストと対応付けられた仮削除フラグリストを記憶する第1仮削除フラグリスト記憶ステップと、
前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、当該完了通知を送信した端末装置に対応する前記第1仮削除フラグをセットする第1仮削除フラグ設定ステップとを含み、
前記端末リスト管理装置部では、
前記管理情報記憶ステップと、
前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、前記完了通知を送信した端末装置を、前記管理情報記憶ステップで記憶されている端末リストから削除する更新ステップと、
前記第1仮削除フラグリストに含まれる所定の第1仮削除フラグのセットを任意のタイミングで確認するフラグ確認ステップとを含み、
前記更新ステップでは、前記フラグ確認ステップによる第1仮削除フラグのセットの確認に基づいて、当該第1仮削除フラグに対応する端末装置を前記端末リストから削除する
ことを特徴とする情報管理方法。 - データを記憶する複数の端末装置と、前記データに関する管理情報を管理する情報管理サーバとをネットワークを介して接続した情報管理システムにおける情報管理方法であって、
前記データは端末装置で形成されたグループに属するか否かを判定するためのグループ情報であり、前記管理情報は前記グループに所属する所定台数以内の端末装置の一覧を示す端末リストであり、
前記情報管理サーバは、共通管理サーバ部と、複数の個別管理サーバ部とを有し、前記共通管理サーバ部は、端末リスト管理装置部を備え、前記各端末装置は、耐タンパモジュールを備え、
前記情報管理サーバでは、
前記管理情報を記憶するための管理情報記憶ステップと、
第1セキュア通信手段が、前記各端末装置との間でセキュアな通信路を形成し、当該通信路を介して各端末装置と通信する第1セキュア通信ステップと、
前記各端末装置では、
前記共通管理サーバ部と通信する第1通信ステップを含み、
前記耐タンパモジュールでは、
前記データをセキュアに記憶するデータ記憶ステップと、
前記記憶されたデータに対して前記グループ情報の削除処理をセキュアに実行する実行ステップと、
前記第1セキュア通信手段との間でセキュアな通信路を形成し、当該通信路を介して前記グループ情報の削除処理を実行した旨を示す完了通知を送信する第2セキュア通信ステップとを含み、
前記共通管理サーバ部では、
前記グループ情報をこれから削除をする旨を示す予告通知を送信した端末装置に、前記完了通知の送信先とすべき個別管理サーバ部の宛先を通知する第2通信ステップを含み、
前記各個別管理サーバ部では、
前記第1セキュア通信ステップと、
前記完了通知を受信したか否かを示す第1仮削除フラグの一覧であって、前記端末リストと対応付けられた仮削除フラグリストを記憶する第1仮削除フラグリスト記憶ステップと、
前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、当該完了通知を送信した端末装置に対応する前記第1仮削除フラグをセットする第1仮削除フラグ設定ステップとを含み、
前記端末リスト管理装置部では、
前記管理情報記憶ステップと、
前記第1セキュア通信手段を介する前記完了通知の受信に基づいて、前記完了通知を送信した端末装置を、前記管理情報記憶ステップで記憶されている端末リストから削除する更新ステップと、
前記第1仮削除フラグリストに含まれる所定の第1仮削除フラグのセットを任意のタイミングで確認するフラグ確認ステップとを含み、
前記更新ステップでは、前記フラグ確認ステップによる第1仮削除フラグのセットの確認に基づいて、当該第1仮削除フラグに対応する端末装置を前記端末リストから削除する
ことを特徴とする情報管理方法。
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