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JP4687708B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される自動変速機に関し、さらに詳しくは、シフトレンジをアクチュエータによって切り替えるシフトバイワイヤ方式のシフト装置を用いた自動変速機の制御装置に関する。
エンジン(内燃機関)を搭載した車両において、エンジンが発生するトルク及び回転速度を車両の走行状態に応じて適切に駆動輪に伝達する変速機として、エンジンと駆動輪との間の変速比を自動的に最適設定する自動変速機が知られている。
車両に搭載される自動変速機としては、例えば、クラッチ及びブレーキ等の摩擦係合要素と遊星歯車装置とを用いてギヤ段を設定する遊星歯車式変速機や、変速比を無段階に調整するベルト式無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)がある。
遊星歯車式の自動変速機が搭載された車両においては、車速とスロットル開度(またはアクセル開度)に応じた最適なギヤ段を得るための変速線(ギヤ段の切り替えライン)を有する変速マップがECU(Electronic Control Unit)等に記憶されており、車速及びスロットル開度に基づいて変速マップを参照して目標ギヤ段を算出し、その目標ギヤ段に基づいて、摩擦係合要素であるクラッチ、ブレーキ及びワンウェイクラッチなどを、所定の状態に係合または解放することによってギヤ段(変速段)を自動的に設定している。
このような自動変速機を制御する制御装置として、自動変速機のシフトレンジの位置をセンサ(例えばニュートラルスタートスイッチ)によって電気的に検出し、この検出信号に基づいてシフト切替用の電動モータ等のアクチュエータを駆動して自動変速機のマニュアルシフトバルブを切り替えることにより、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)などのシフトポジションを切り替える、いわゆるシフトバイワイヤ方式のシフト切替装置がある(例えば、特許文献1参照)。
そして、このようなシフトバイワイヤ方式のシフト切替装置を備えた自動変速機では、一般的な自動変速機つまりシフトレンジをユーザ(運転者)によるシフトレバー操作によって直接切り替える方式(例えばケーブルを用いたシフト切替方式)のシフト切替装置のように、シフトレバーとシフトレンジ切替機構とを機械的に接続する必要がないので、これらの各部を車両に搭載する際のレイアウト上に制限がなく、設計の自由度を高めることができる。また、車両への組み付け作業も簡単に行うことができるという利点がある。
なお、シフトバイワイヤ方式のシフト切替装置に関する技術として、下記の特許文献2及び3がある。
特許文献2に記載の技術では、車速が発生している状態で駐車レンジ選択指令が発せられた時には、停車判定用設定車速までは自動ブレーキにより車両を減速し、停車判定用設定車速になった後にパークロックアクチュエータによりパークロック機構を作動させることで、ショックを防止している。
特許文献3に記載の技術では、前進走行(D)ポジションからパーキング(P)ポジションへの移行の際に、クラッチ油圧を解放して動力伝達を遮断状態にすることで、車両の移動を防止している。
特開2000−170905号公報 特許第3575357号明細書 特開2004−308847号公報
ところで、ケーブルを用いたシフト切替方式の自動変速機においては、ユーザ(運転者)がP,Nのシフトレンジに操作した段階で、自動変速機内部のソレノイドバルブ及び油圧サーボは既に非駆動状態であり、ユーザの車両停止操作と自動変速機内部の状態とがほぼ同期している。
これに対し、シフトバイワイヤ方式の自動変速機では、ボタン操作やシフトレバー操作により、ユーザがD,RレンジからP,Nレンジへの切替を指示した時点から、シフト装置のアクチュエータ(モータ)が駆動されるため、ユーザ操作と自動変速機内部の状態との間にずれが生じる。このため、ユーザがP,Nレンジに操作したつもりであっても、自動変速機内部がD,Rレンジで駆動力がある状態の時間が存在するため、停止操作(例えば停止スイッチ操作)を行ってから実際に油圧サーボが解放され、駆動力伝達の遮断により車両が停止するまでに遅れが発生する可能性がある。
なお、自動ブレーキ(ECB)が搭載された車両では、D,RからP,Nへの指示があった時点で自動ブレーキを作動させることにより、上記した車両停止遅れを防止することが可能であるが、自動ブレーキが搭載されていない車両ではそのような制御を実現することはできない。
また、シフトバイワイヤ方式の自動変速機では、DレンジやRレンジ状態でモータなどのアクチュエータが故障した場合、ユーザがP,Nレンジに操作しても、駆動力伝達を遮断することができず、車両が移動するおそれがある。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、シフトレンジをアクチュエータによって切り替えるシフトバイワイヤ方式のシフト装置を用いた自動変速機において、車両停止操作時における車両の移動を防止することが可能な制御の実現を目的とする。
本発明は、車両に搭載され、複数の摩擦係合要素を選択的に係合させることによりギヤ比の異なる複数のギヤ段を成立させる自動変速機であって、前記複数の摩擦係合要素の油圧サーボに供給する油圧を制御する複数のソレノイドを備えているとともに、シフトレンジをアクチュエータによって切り替える自動変速機の制御装置を前提としており、このような自動変速機の制御装置において、前進レンジ(Dレンジ)から停止位置レンジ(Pレンジ)またはニュートラルレンジ(Nレンジ)への切替指示(D→P,N指示)があったときに、後進ギヤ段の形成を禁止するソレノイドをONにするとともに、前記アクチュエータの駆動により移動するシフト部材(具体的には、マニュアルシフトバルブ)がニュートラルレンジに移動するまで前記自動変速機の内部をインターロックし、前記インターロックに、前記後進ギヤ段の形成を禁止するソレノイドがONになることにより係合する摩擦係合要素を用いることを特徴としている。
この発明によれば、ユーザがP,Nレンジに操作[P,N指示]したときには、実際のシフトレンジがNレンジに切り替わるまで自動変速機のインターロックにより車両の移動を防止することができる。さらに、P,Nレンジに操作[P,N指示]があったときに、後進ギヤ段の形成を禁止するソレノイドをONにしているので、シフト部材の位置がNレンジからPレンジに移行する間に、シフト部材の位置がRレンジとなる状態が存在しても、車両の後進を防止することができる。これによってユーザが違和感を感じるおそれがなくなる。
この発明において、自動変速機の1速ギヤ段時にエンジンブレーキを作用させる摩擦係合要素(例えば第2ブレーキB2)と、1速ギヤ段以外の特定ギヤ段の摩擦係合要素(例えば後進ギヤ段を形成する第3ブレーキB3)とを係合させることにより前記自動変速機のインターロックを実現する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用する車両の概略構成図である。
この例の車両は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両であって、走行用動力源であるエンジン(内燃機関)1、トルクコンバータ2、自動変速機3、自動変速機3のシフトレバーを切り替えるシフトバイワイヤ方式のシフト切替装置5、差動歯車装置6、及び、ECU100などが搭載されている。
エンジン1の出力軸であるクランクシャフト(図示せず)はトルクコンバータ2に連結されており、エンジン1の出力が、トルクコンバータ2から自動変速機3等を介して差動歯車装置6に伝達され、左右の駆動輪7,7へ分配される。
これらエンジン1、トルクコンバータ2、自動変速機3、シフト切替装置5、及び、ECU100の各部について以下に説明する。
−エンジン−
エンジン1は、例えば多気筒ガソリンエンジンである。エンジン1に吸入される吸入空気量は電子制御式のスロットルバルブ11により調整される。スロットルバルブ11は運転者のアクセルペダル操作とは独立してスロットル開度を電子的に制御することが可能であり、その開度(スロットル開度)はスロットル開度センサ101によって検出される。
スロットルバルブ11のスロットル開度はECU100によって駆動制御される。具体的にはエンジン回転数、及び、アクセルペダル踏み込み量(アクセル開度)などのエンジン1の運転状態に応じた最適な吸入空気量(目標吸気量)が得られるようにスロットルバルブ11のスロットル開度を制御している。より詳細には、スロットル開度センサ101を用いてスロットルバルブ11の実際のスロットル開度を検出し、その実スロットル開度が、上記目標吸気量が得られるスロットル開度(目標スロットル開度)に一致するようにスロットルバルブ11のスロットルモータ12をフィードバック制御している。
−トルクコンバータ−
トルクコンバータ2は、図2に示すように、入力軸側のポンプインペラ21と、出力軸側のタービンランナ22と、トルク増幅機能を発現するステータ23と、ワンウェイクラッチ24とを備え、ポンプインペラ21とタービンランナ22との間で流体を介して動力伝達を行う。
トルクコンバータ2には、入力側と出力側とを直結状態にするロックアップクラッチ25が設けられており、このロックアップクラッチ25を完全係合させることにより、ポンプインペラ21とタービンランナ22とが一体回転する。また、ロックアップクラッチ25を所定のスリップ状態で係合させることにより、駆動時には所定のスリップ量でタービンランナ22がポンプインペラ21に追随して回転する。
−自動変速機−
自動変速機3は、図2に示すように、シングルピニオン型の第1遊星歯車装置301を主体として構成される第1変速部300Aと、シングルピニオン型の第2遊星歯車装置302及びダブルピニオン型の第3遊星歯車装置303を主体として構成される第2変速部300Bとを同軸線上に有し、入力軸311の回転を変速して出力軸312に伝達し、出力歯車313から出力する遊星歯車式多段変速機である。出力歯車313は差動歯車装置6のデフドリブンギヤ6aに噛み合っている。なお、自動変速機3及びトルクコンバータ2は中心線に対して略対称的に構成されているので、図2では中心線の下半分を省略している。
第1変速部300Aを構成している第1遊星歯車装置301は、サンギヤS1、キャリアCA1、及び、リングギヤR1の3つの回転要素を備えており、サンギヤS1が入力軸311に連結される。さらに、サンギヤS1は、リングギヤR1が第3ブレーキB3を介してハウジングケース310に固定されることにより、キャリヤCA1を中間出力部材として入力軸311に対して減速回転される。
第2変速部300Bを構成している第2遊星歯車装置302及び第3遊星歯車装置303においては、一部が互いに連結されることによって4つの回転要素RM1〜RM4が構成されている。
具体的には、第3遊星歯車装置303のサンギヤS3によって第1回転要素RM1が構成されており、第2遊星歯車装置302のリングギヤR2及び第3遊星歯車装置303のリングギヤR3が互いに連結されて第2回転要素RM2が構成されている。さらに、第2遊星歯車装置302のキャリアCA2及び第3遊星歯車装置303のキャリアCA3が互いに連結されて第3回転要素RM3が構成されている。また、第2遊星歯車装置302のサンギヤS2によって第4回転要素RM4が構成されている。
第2遊星歯車装置302及び第3遊星歯車装置303は、キャリアCA2及びCA3が共通の部材にて構成されているとともに、リングギヤR2及びR3が共通の部材にて構成されている。さらに、第2遊星歯車装置302のピニオンギヤが第3遊星歯車装置303の第2ピニオンギヤを兼ねているラビニヨ型の遊星歯車列とされている。
第1回転要素RM1(サンギヤS3)は、中間出力部材である第1遊星歯車装置301のキャリアCA1に一体的に連結されており、第1ブレーキB1によってハウジングケース310に選択的に連結されて回転停止される。第2回転要素RM2(リングギヤR2及びR3)は、第2クラッチC2を介して入力軸311に選択的に連結される一方、ワンウェイクラッチF1及び第2ブレーキB2を介してハウジングケース310に選択的に連結されて回転停止される。
第3回転要素RM3(キャリアCA2及びCA3)は出力軸312に一体的に連結されている。第4回転要素RM4(サンギヤS2)は、第1クラッチC1を介して入力軸311に選択的に連結される。
以上の自動変速機3では、摩擦係合要素である第1クラッチC1、第2クラッチC2、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブレーキB3、及び、ワンウエイクラッチF1などが、所定の状態に係合または解放されることによってギヤ段が設定される。
図3は、自動変速機3の各ギヤ段を成立させるためのクラッチ及びブレーキの係合作動を説明する係合表であり、「○」は係合を、「×」は解放をそれぞれ表している。
図3に示すように、自動変速機3のクラッチC1を係合させると前進ギヤ段の1速(1st)が成立し、この1速ではワンウェイクラッチF1が係合する。さらに、1速のエンジンブレーキ(EGB)レンジでは第2ブレーキB2が係合させられる。第1クラッチC1及びブレーキB1を係合させると前進ギヤ段の2速(2nd)が成立する。第1クラッチC1及び第3ブレーキB3を係合させると前進ギヤ段の3速(3rd)が成立する。
また、第1クラッチC1及び第2クラッチC2を係合させると前進ギヤ段の4速(4th)が成立する。第2クラッチC2及び第3ブレーキB3を係合させると前進ギヤ段の5速(5th)が成立する。第2クラッチC2及び第1ブレーキB1を係合させると前進ギヤ段の6速(6th)が成立する。一方、第2ブレーキB2及び第3ブレーキB3を係合させると後進ギヤ段(R)が成立する。
以上の自動変速機3の入力軸311の回転数(タービン回転数)は入力軸回転数センサ102によって検出される。また、自動変速機3の出力軸312の回転数は出力軸回転数センサ103によって検出される。これら入力軸回転数センサ102及び出力軸回転数センサ103の出力信号から得られる回転数の比(出力回転数/入力回転数)に基づいて、自動変速機3の現在ギヤ段を判定することができる。
−油圧制御回路−
次に、自動変速機3の油圧制御回路4の一部を図4を参照して説明する。
この例の油圧制御回路4は、オイルポンプ401、プライマリレギュレータバルブ403、セカンダリレギュレータバルブ404、モジュレータバルブ405、マニュアルシフトバルブ410、リニアソレノイド(SLT)406、リニアソレノイド(SLU)407、ソレノイド(SL)408、リニアソレノイド(SL1)411、リニアソレノイド(SL2)412、リニアソレノイド(SL3)413、リニアソレノイド(SL4)414、及び、B2コントロールバルブ415などを備えている。
オイルポンプ401はエンジン1のクランクシャフトに連結されている。クランクシャフトが回転することにより、オイルポンプ401が駆動してオイルパン402内に貯えられた作動油(ATF)を吸い込んで油圧を発生する。オイルポンプ401で発生した油圧は、プライマリレギュレータバルブ403により調整され、ライン圧PLが生成される。
プライマリレギュレータバルブ403は、リニアソレノイド(SLT)406によって調整されたスロットル圧PSLTをパイロット圧として作動する。ライン圧PLは、第1ライン圧油路421を通じてマニュアルシフトバルブ410に供給される。また、ライン圧PLは、リニアソレノイド(SL4)414によって調整されて、第3ブレーキB3の油圧サーボに供給される。
セカンダリレギュレータバルブ404は、リニアソレノイド(SLT)406によって調整されたスロットル圧PSLTをパイロット圧として作動する。セカンダリレギュレータバルブ404は、プライマリレギュレータバルブ403から流出(排出)した余分な作動油が流入する第2ライン圧油路422内の油圧を調整する。セカンダリレギュレータバルブ404によってセカンダリ圧が生成される。
図4の油圧制御回路4において、マニュアルシフトバルブ410のスプール410aがDポジションにある場合、第1ライン圧油路421とDレンジ圧油路424とが連通し、Dレンジ圧油路424に油圧が供給される。マニュアルシフトバルブ410のスプール410aがRポジションにある場合、第1ライン圧油路421とRレンジ圧油路425とが
連通し、Rレンジ圧油路425に油圧が供給される。マニュアルシフトバルブ410のスプール410aがNポジションにある場合、Dレンジ圧油路424が遮断され、Rレンジ圧油路425とドレンポート410bとが連通し、Rレンジ圧油路425のRレンジ圧がドレンポート410bから排出される。
Dレンジ圧油路424に供給された油圧は、最終的には、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第1クラッチC1及び第2クラッチC2の各油圧サーボに供給される。Rレンジ圧油路425に供給された油圧は、最終的には、第2ブレーキB2の油圧サーボに供給される。
モジュレータバルブ405は、ライン圧を一定の圧力に調整する。モジュレータバルブ405によって調整された油圧(ソレノイドモジュレータ圧)PMは、リニアソレノイド(SLT)406、リニアソレノイド(SLU)407及びソレノイド(SL)408に供給される。
リニアソレノイド(SL1)411は、マニュアルシフトバルブ410から出力されたDレンジ圧PDを元圧として第1クラッチC1の係合状態を制御するための第1油圧PC1を発生し、その第1油圧PC1を第1クラッチC1の油圧サーボに供給する。
リニアソレノイド(SL2)412は、Dレンジ圧PDを元圧として第2クラッチC2の係合状態を制御するための第2油圧PC2を発生し、その第2油圧PC2を第2クラッチC2の油圧サーボに供給する。
リニアソレノイド(SL3)413は、Dレンジ圧PDを元圧として第1ブレーキB1の係合状態を制御するための第3油圧PB1を発生し、その第3油圧PB1を第1ブレーキB1の油圧サーボに供給する。
リニアソレノイド(SL4)414は、ライン圧PLを元圧として第3ブレーキB3の係合状態を制御するための第4油圧PB3を発生し、その第4油圧PB3を第3ブレーキB3の油圧サーボに供給する。
リニアソレノイド(SLT)406は、スロットル開度センサ101にて検出されたスロットル開度TAPに基づいてECU100からの制御信号に応じて、ソレノイドモジュレータ圧PMを調整し、スロットル圧PSLTを生成する。スロットル圧PSLTは、SLT油路423を介して、プライマリレギュレータバルブ403に供給される。スロットル圧PSLTは、プライマリレギュレータバルブ403のパイロット圧として利用される。
以上のリニアソレノイド(SLT)406、リニアソレノイド(SLU)407、ソレノイド(SL)408、リニアソレノイド(SL1)411、リニアソレノイド(SL2)412、リニアソレノイド(SL3)413、及び、リニアソレノイド(SL4)414は、ECU100から送信される制御信号により制御される。
B2コントロールバルブ415には、Dレンジ圧油路424及びRレンジ圧油路425が接続されている。B2コントロールバルブ415は、Dレンジ圧油路424またはRレンジ圧油路425のいずれか一方の油路からの油圧を第2ブレーキB2に選択的に供給する。B2コントロールバルブ415は、リニアソレノイド(SLU)407及びソレノイド(SL)408から供給された油圧PSLU,PSLとスプリング415aの付勢力とにより制御される。
B2コントロールバルブ415は、ソレノイド(SL)408がOFFで、リニアソレノイド(SLU)407がONの場合、図4において左側の状態となる。この場合、第2ブレーキB2の油圧サーボには、リニアソレノイド(SLU)407から供給された油圧をパイロット圧として、Dレンジ圧PDを調整した油圧が供給される。一方、ソレノイド(SL)408がONで、リニアソレノイド(SLU)407がOFFの場合、B2コントロールバルブ415は、図4において右側の状態となる。この場合、第2ブレーキB2の油圧サーボにはRレンジ圧PRが供給される。
−シフト切替装置−
次に、シフト切替装置5について図1及び図5を参照して説明する。
シフト切替装置5は、自動変速機3のシフトレンジを切り替える装置であって、シフトレンジ切替機構500、このシフトレンジ切替機構500を駆動するモータ501、モータ501のロータの回転角を検出するエンコーダ503、及び、NSW(ニュートラルスタートスイッチ)504、Pスイッチ520、及び、シフトスイッチ530などを備えている。シフト切替装置5は、電気制御により自動変速機3のシフトレンジを切り替えるシフトバイワイヤ装置として機能する。
Pスイッチ520は、シフトレンジをパーキング以外のレンジ(非Pレンジ)からパーキングレンジ(Pレンジ)へ切り替えるためのスイッチであって、図示はしないが、スイッチの状態をユーザ(運転者)に示すためのインジケータ、及び、ユーザからの指示を受け付ける入力部などを備えており、ユーザによる入力部の操作(ON操作)により、シフトレンジをPレンジに入れる指示を入力することができる。Pスイッチ520の入力部の操作による指示(Pレンジに入れる指示)はECU100に入力される。なお、Pスイッチ520の入力部としては、例えばプッシュスイッチなどを挙げることができる。
シフトスイッチ530は、ユーザによって操作されるスイッチであって、シフトレバー531が変位操作可能に設けられている。また、このシフトスイッチ530には、図6に示すように、リバースレンジ(Rレンジ)、ニュートラルレンジ(Nレンジ)、ドライブレンジ(Dレンジ)、及び、シーケンシャルレンジ(Sレンジ)が設定されており、ユーザが所望の変速レンジへシフトレバー531を変位させることが可能となっている。これらRレンジ、Nレンジ、Dレンジ、Dsレンジ(下記の「+」レンジ及び「−」レンジも含む)の各変速レンジがユーザによって選択(操作)されると、その要求レンジ情報がECU100に入力される。
なお、シフトスイッチ530のシフトレバー531が「シーケンシャル(Ds)位置」に操作されている状態では、自動変速機3は「手動変速モード」とされる。このDs位置の前後には「+」位置及び「−」位置が設けられている。「+」位置は、マニュアルアップシフトの際にシフトレバー531が操作される位置であり、「−」位置は、マニュアルダウンシフトの際にシフトレバー531が操作される位置である。そして、シフトレバー531がDs位置にあるときに、シフトレバー531がDs位置を中立位置として「+」位置または「−」位置に操作されると、自動変速機3のギヤ段がアップまたはダウンされる。
NSW504は、後述するディテントプレート506の回転位置、つまり、マニュアルシフトバルブ410が、Pレンジ、Rレンジ、NレンジまたはDレンジのいずれの位置にあるのかを検出する。NSW504の出力信号はECU100に入力される。
次に、シフトレンジ切替機構500について図5を参照して説明する。
シフトレンジ切替機構500は、自動変速機3のシフトレンジをPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジに切り替える機構である。このシフトレンジ切替機構500の駆動源となるモータ501は、例えばスイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)等の同期モータであって、減速機構502が設けられている。また、モータ501には、ロータの回転角を検出するエンコーダ503が設けられている。エンコーダ503は、例えば磁気式のロータリエンコーダにより構成されており、モータ501のロータの回転に同期してパルス信号をECU100に出力する。
シフトレンジ切替機構500のモータ501の出力軸(減速機構502の回転軸)にはマニュアルシャフト505が連結されている。マニュアルシャフト505には、自動変速機3の油圧制御回路4のマニュアルシフトバルブ410を切り替えるためのディテントプレート506が固定されている。
ディテントプレート506には、マニュアルシフトバルブ410のスプール弁410aが連結されており、モータ501によってマニュアルシャフト505と一体にディテントプレート506を回動させることで、マニュアルシフトバルブ410の操作量(スプール弁410aの位置)を切り替えて自動変速機3のレンジを、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのいずれかに切り替える。
ディテントプレート506には、マニュアルシフトバルブ410のスプール弁410aを、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの各レンジに対応する位置に保持するための4個の凹部506aが形成されている。
ディテントプレート506の上方にディテントスプリング(板ばね)507が配置されている。ディテントスプリング507はマニュアルシフトバルブ410に片持ち支持で固定されている。ディテントスプリング507の先端部にはローラ508が取り付けられている。ローラ508はディテントスプリング507の弾性力によってディテントプレート506に押圧されている。そして、ローラ508がディテントプレート506の目標レンジの凹部506aに嵌まり込むことで、ディテントプレート506が目標レンジの回転角度で保持されて、マニュアルシフトバルブ410のスプール弁410aの位置が目標レンジ位置で保持されるようになっている。
一方、ディテントプレート506にはパーキングロッド509が固定されている。パーキングロッド509の先端部には円錐テーパ状のカム510が設けられており、このカム510の外周面(カム面)にロックレバー511が当接している。ロックレバー511はカム510の位置に応じて回転軸512を中心にして上下動し、その上下動によってロックレバー511のロック爪511aがパーキングギヤ513に係合し、または、パーキングギヤ513からロック爪511aが外れることにより、パーキングギヤ513の回転をロック/ロック解除するように構成されている。そして、パーキングギヤ513は、自動変速機3の出力軸312に設けられており、このパーキングギヤ513がロックレバー511によってロックされると、車両の駆動輪7(図1参照)が回り止めされた状態(パーキング状態)に保持される。
以上のシフトレンジ切替機構500において、Pレンジでは、パーキングロッド509がロックレバー511に接近する方向に移動して、カム510の大径部分がロックレバー511を押し上げてロックレバー511のロック爪511aがパーキングギヤ513に嵌まり込んでパーキングギヤ513をロックした状態となり、これによって自動変速機3の出力軸(駆動輪)312がロックされた状態(パーキング状態)に保持される。
一方、Pレンジ以外のシフトレンジでは、パーキングロッド509がロックレバー511から離れる方向に移動し、この移動に伴って、ロックレバー511のカム510への接触部分が大径部分から小径部分に移動してロックレバー511が下降する。これによってロックレバー511のロック爪511aがパーキングギヤ513から外れてパーキングギヤ513のロックが解除され、自動変速機3の出力軸312が回転可能な状態(走行可能な状態)に保持される。
−ECU−
ECU100は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM、及び、入力・出力インターフェースなどを備えている。
ECU100には、図1に示すように、スロットル開度センサ101、入力軸回転数センサ102、出力軸回転数センサ103、アクセル開度センサ104、ブレーキペダルセンサ105などが接続されており、その各センサの出力信号、つまり、スロットルバルブ11のスロットル開度TAP、自動変速機3の入力軸回転数Nin、出力軸回転数Nout、アクセルペダルの操作量(アクセル関度)、及び、フットブレーキの操作の有無(ブレーキON・OFF)などを表す信号がECU100に供給される。また、ECU100には、シフト切替装置5のエンコーダ503、Pスイッチ520、及び、シフトスイッチ530が接続されている。さらに、ECU100には、エンジン1のスロットルモータ12、油圧制御回路4、及び、シフト切替装置5のモータ501などが接続されている。
ECU100は、シフトスイッチ530のシフトレバー531で選択されたシフトレンジに対応する目標回転角(エンコーダカウント値の目標値)を設定してモータ501への通電を開始し、そのモータ501の検出回転角(エンコーダカウント値)が目標回転角と一致する位置で停止するようにモータ501をフィードバック制御(F/B制御)する。
また、ECU100は、NSW504の出力信号を読み込んで、その出力信号に基づいて現在のディテントプレート506の回転位置(マニュアルシフトバルブ410の操作量)、つまり現在のレンジがPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、D(Ds)レンジのいずれのレンジであるのかを判定し、この判定結果とシフト操作により選択されたシフトレンジ(目標レンジ)とを照合してシフトレンジの切り替えが正常に行われたか否かを判断する。
ECU100は、油圧制御回路4にソレノイド制御信号を出力する。このソレノイド制御信号に基づいて油圧制御回路4のリニアソレノイドなどが制御され、所定の変速ギヤ段(1速〜6速、後進ギヤ段)を構成するように、自動変速機3の第1クラッチC1、第2クラッチC2、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブレーキB3、及び、ワンウエイクラッチF1などが所定の状態に係合または解放される。さらに、ECU100は下記の「変速制御」を実行する。
−変速制御−
まず、この例の変速制御に用いる変速マップについて図7を参照して説明する。
図7に示す変速マップは、車速V及びスロットル開度TAPをパラメータとし、それら車速V及びスロットル開度TAPに応じて、適正なギヤ段を求めるための複数の領域が設定されたマップであって、ECU100のROM内に記憶されている。変速マップの各領域は複数の変速線(ギヤ段の切り換えライン)によって区画されている。
なお、図7に示す変速マップにおいて、シフトアップ線(変速線)を実線で示し、シフトダウン線(変速線)を破線で示している。また、図7の変速マップには、[1速→2速]及び[2速→1速]の変速線のみを示している。
次に、変速制御の基本動作について説明する。
ECU100は、出力軸回転数センサ103の出力信号から車速Vを算出するとともに、スロットル開度センサ101の出力信号からスロットル開度TAPを算出し、それら車速V及びスロットル開度TAPに基づいて、図7の変速マップを参照して目標ギヤ段を算出する。さらに、入力軸回転数センサ102及び出力軸回転数センサ103の出力信号から得られる回転数の比(出力回転数/入力回転数)を求めて現在ギヤ段を判定し、その現在ギヤ段と目標ギヤ段とを比較して変速操作が必要であるか否かを判定する。
その判定結果により、変速の必要がない場合(現在ギヤ段と目標ギヤ段とが同じで、ギア段が適切に設定されている場合)には、現在ギヤ段を維持するソレノイド制御信号(油圧指令信号)を自動変速機3の油圧制御回路4に出力する。
一方、現在ギヤ段と目標ギヤ段とが異なる場合には変速制御を行う。例えば、自動変速機3のギヤ段が「1速」の状態で走行している状況から、車両の走行状態が変化して、例えば図7に示す点Aから点Bに変化した場合、シフトアップ変速線[1→2]を跨ぐ変化となるので、変速マップから算出される目標ギヤ段が「2速」となり、その2速のギヤ段を設定するソレノイド制御信号(油圧指令信号)を自動変速機3の油圧制御回路4に出力して、1速のギヤ段から2速のギヤ段への変速(1→2アップ変速)を行う。
−車両停止制御−
次に、ECU100が実行する車両停止制御の例について説明する。
[実施例1]
まず、Pスイッチ520の操作により、DレンジからPレンジへの切替指示(以下、[D→P指示]ともいう)があった場合について説明する。
ユーザ(運転者)のブレーキ操作により車両が1速ギヤ段で略停止(V<α)した状態でPスイッチ520の操作[D→P指示]があった場合、従来制御では、図10に示すように、マニュアルシフトバルブ410の位置がNレンジであることがNSW504によって検出された後に、自動変速機3の1速ギヤ段を形成している第1クラッチC1解放される。このため、車両停止操作(Pスイッチ520の操作)から自動変速機3の駆動力伝達の遮断までに遅れが発生し、車両が移動するおそれがある。
この例では、そのような問題を解消することを目的とし、DレンジからPレンジへの切替指示があったときには、自動変速機3の内部をインターロックすることで、車両の移動を防止する点に特徴がある。
その具体的な制御の例について図8を参照して説明する。図8は車両停止制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。図8に示す制御ルーチンはECU100において所定時間毎に繰り返して実行される。
ステップST101では、現在のシフトレンジが「Pレンジ以外」であるか否かを判定する。その判定結果が否定判定である(Pレンジである場合)はリターンする。ステップST101の判定結果が肯定判定である場合はステップST102に進む。
ステップST102では、車両停止状態であるか否かを判定する。具体的には、出力軸回転数センサ103の出力信号から算出される車速Vが停止判定値α(例えばα=1〜2km/h)よりも小さい場合(V<α)は、車両停止状態であると判定してステップST103に進む。ステップST102の判定結果が否定判定である場合はリターンする。
ステップST103では、車両停止の意思が有るか否かを判定する。具体的には、例えばブレーキON(ブレーキべダルセンサ105の出力信号がON)、あるいは、スロットル開度センサ101の出力信号から得られるアクセル開度TAPがTAP=0である場合は、「車両停止の意思がある」と判断してステップST104に進む。ステップST103の判定結果が否定判定である場合はリターンする。
ステップST104では、現在のシフトレンジが前進レンジ(Dレンジ、Dsレンジ)であるか否かを判定する。ステップST104の判定結果が否定判定である場合はリターンする。ステップST104の判定結果が肯定判定である場合はステップST105に進む。
ステップST105においては、現在のギヤ段が1速(1st)であるか否かを判定する。具体的には、油圧制御回路4のリニアソレノイド(SL1)411がON(第1クラッチC1が係合)である場合、現在ギヤ段が1速であると判断してステップST106に進む。なお、ステップST105の判定結果が否定判定である場合には、現在ギヤ段が1速となるまで(肯定判定が得られるまで)、ステップST105の判定処理を繰り返して行う。
ステップST106では、リニアソレノイド(SLU)407をONに制御する。ここで、1速ギヤ段時にリニアソレノイド(SLU)407がONとなると、図3の係合表に示すように、エンジンブレーキを作用させる摩擦係合要素である第2ブレーキB2が係合する。なお、リニアソレノイド(SLU)407がONとなった後に、ユーザ操作によりブレーキOFFまたはスロットル開度TAP≠0となった場合、「停止の意思がない」と判断し、リニアソレノイド(SLU)407をOFFにした後にリターンする。
次に、ステップST107において、Pスイッチ520がON操作されたか否かを判定し、その判定結果が肯定判定である場合はステップST108に進む。なお、ステップST107の判定結果が否定判定である場合には、Pスイッチ520が操作されるまで(肯定判定が得られるまで)、ステップST107の判定処理を繰り返して行う。
ステップST108では、リニアソレノイド(SL4)414をONに制御して、後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3を係合する。
以上のステップST101〜ST105及びST107が肯定判定であり、ステップST106及びST108の各処理が実行された場合、自動変速機3の第1クラッチC1、第2ブレーキB2及び第3ブレーキB3が係合し、自動変速機3の内部のインターロックが成立する(ステップST109)。
このようにして自動変速機3の内部のインターロックを行った後に、ステップST110において、NSW504の出力信号に基づいてマニュアルシフトバルブ410の位置がPレンジであるか否かを判定する。ステップST110の判定結果が肯定判定である場合はステップST111に進む。なお、ステップST110の判定結果が否定判定である場合には、マニュアルシフトバルブ410の位置がPレンジに到達するまで(肯定判定が得られるまで)、ステップST110の判定処理を繰り返して行う。
ステップST111では、リニアソレノイド(SL4)414の油圧抜きを行って第3ブレーキB3を解放(例えばスイープ解放)するとともに、リニアソレノイド(SLU)407をOFFにする。
以上の車両停止制御について図9のタイミングチャートを参照して具体的に説明する。
まず、ユーザによるブレーキ操作(ブレーキON)により車速が低下して1速での停止条件(V<α)が成立すると、油圧制御回路4のリニアソレノイド(SLU)407がONに設定され、エンジンブレーキを作用させる第2ブレーキB2が係合される(ステップST106)。
次に、車両停止状態(V<α)においてユーザがPスイッチ520をON操作すると、このPスイッチ操作[D→P指示]に応じて、リニアソレノイド(SL4)414がONに設定され、後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3が係合される(ステップST108)。この第3ブレーキB3が係合された時点で、自動変速機3のインターロック(第1クラッチC1、第2ブレーキB2及び第3ブレーキB3が係合)が成立し、自動変速機3の出力軸312が固定され、車両の移動が防止される。
そして、マニュアルシフトバルブ410の位置がNレンジであることをNSW504が検出した後に、第1クラッチC1が解放される。この後、マニュアルシフトバルブ410の位置がPレンジであることをNSW504が検出した時点で、リニアソレノイド(SL4)414及びリニアソレノイド(SLU)407をOFFに設定するとともに、リニアソレノイド(SL1)411をONに設定して、自動変速機3のシフトレンジをPレンジに設定する。
以上のように、この例の制御によれば、ユーザによる車両停止操作から車両の移動を確実に防止することができるので、ユーザが違和感を感じるおそれがなくなる。
ここで、図9に示すように、マニュアルシフトバルブ410の位置がNレンジからPレンジに移行する間に、マニュアルシフトバルブ410の位置がRレンジとなる状態が存在するが、リニアソレノイド(SLU)407をONに保持することにより、後進ギヤ段を形成する第2ブレーキB2の係合が禁止されるので(図3の係合表参照)、車両が移動(後進)するおそれはない。
なお、図8に示す制御では、車両が停止状態(V<α)になったときに、リニアソレノイド(SLU)407をONとしているが、これに限られることなく、Pスイッチ520が操作されたときに、リニアソレノイド(SLU)407とリニアソレノイド(SL4)414とを同時にONとして、自動変速機3の内部をインターロックするようにしてもよい。
以上の例では、DレンジからPレンジへの切替指示時の制御について説明したが、DレンジからNレンジへの切替指示[D→N指示]時についても、同様な制御によって自動変速機3の内部をインターロックして車両の移動を防止すればよい。具体的には、1速での停止条件(V<α)が成立した時点で、リニアソレノイド(SLU)407をONとしてエンジンブレーキを作用させる第2ブレーキB2を係合させ、[D→N指示]に応じてリニアソレノイド(SL4)414をONとして後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3を係合させることで自動変速機3の内部をインターロックする。
[実施例2]
次に、アクチュエータ故障時の車両停止制御について説明する。
シフト切替装置5のモータ501が故障(例えばロータスティックや断線など)した場合、ユーザがシフトレバー531を操作してもマニュアルシフトバルブ410が動かなくなる。こうしたモータ故障がDレンジ状態(またはRレンジ状態)で生じていると、例えばユーザがDレンジからPレンジへの切替指示[D→P指示]を行っても、自動変速機3の内部がDレンジの状態が継続されるので駆動力が発生するおそれがある。
このような点を回避するため、この例では、モータ故障時にDレンジからPレンジへの切替指示があったときには自動変速機3の内部をインターロックして車両の移動を防止する。
その具体的な制御の例を図11のフローチャートを参照して説明する。図11の制御ルーチンはECU100において実行される。
ステップST201において、Pスイッチ520がON操作されたか否かを判定し、その判定結果が肯定判定である場合はステップST202に進む。ステップST201の判定結果が否定判定である場合はリターンする。
ステップST202では、Dレンジ状態でモータ501が故障しているか否かを判定する。具体的には、例えば、Dレンジから上記指示レンジ(Pレンジ)へのフィードバック制御を開始したのにも関わらず、NSW504の出力が変化しない場合は、ロータスティックや断線等による故障が発生していると判定してステップST203に進む。このステップST202の判定結果が否定判定である場合はリターンする。
そして、モータ501が故障している場合(ステップST202が肯定判定である場合)、ステップST203において、リニアソレノイド(SLU)407をONに制御してエンジンブレーキを作用させる第2ブレーキB2を係合させるとともに、リニアソレノイド(SL4)414をONに制御して後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3を係合させる。
このようにして、ユーザの車両停止操作時[D→P指示]に、エンジンブレーキを作用させる第2ブレーキB2及び後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3を係合させることによって、モータ故障時の車両の移動を防止することができる。
なお、以上の例では、DレンジからPレンジへの切替指示時の制御について説明したが、DレンジからNレンジへの切替指示[D→N指示]時、RレンジからPまたはNレンジへの切替指示[R→P,N指示]時についても、同様に、自動変速機3の内部をインターロックすることにより、モータ故障時の車両の移動を防止することができる。
また、以上の例では、モータ501の故障の場合について説明したが、これに限られることなく、モータ501からマニュアルシフトバルブ410までの間の機構部に、何らかの要因により固着が生じた場合の故障時においても、図11と同様な制御を実行してもよい。
ここで、アクチュエータ故障以外の状況、例えば作動油が低油温である場合や経年劣化によりマニュアルシフトバルブ410の切替動作が遅い場合においても、ユーザによる車両停止操作時に、エンジンブレーキを作用させる第2ブレーキB2と後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3とを係合させて車両の移動を防止するようにしてもよい。
[実施例3]
次に、Pスイッチ520が操作された際に車両が後進することを防止する車両停止制御について図12のフローチャート及び図13のタイミングチャートを参照して説明する。図11の制御ルーチンはECU100において所定時間毎に繰り返して実行される。
ステップST301において、現在のシフトレンジがNレンジまたはRレンジであるか否かを判定する。その判定結果が否定判定である(Nレンジ及びRレンジ以外の場合)はリターンする。ステップST301の判定結果が肯定判定である場合はステップST302に進む。
ステップST302では、Pスイッチ520がON操作されたか否かを判定し、その判定結果が肯定判定である場合はステップST303に進む。ステップST302の判定結果が否定判定である場合はリターンする。
ステップST303では、リニアソレノイド(SLU)407をONに制御して、後進ギヤ段(R)を形成する第2ブレーキB2を解放する。この第2ブレーキB2の解放によりリバースインヒビット(R禁止:図3参照)が成立し(ステップST304)、自動変速機3の内部において後進駆動力が遮断される。
この後、ステップST305において、NSW504の出力信号に基づいてマニュアルシフトバルブ410の位置がPレンジであるか否かを判定し、その判定結果が肯定判定である場合はステップST306に進む。ステップST305の判定結果が否定判定である場合には、マニュアルシフトバルブ410の位置がPレンジに到達するまで(肯定判定が得られるまで)、ステップST305の判定処理を繰り返して行う。
そして、ステップST306では、リニアソレノイド(SL4)414の油圧抜きを行って第3ブレーキB3を解放(例えばスイープ解放)するとともに、リニアソレノイド(SLU)407をOFFにして第2ブレーキB2を解放する。このように第3ブレーキB3及び第2ブレーキB2を解放することにより、自動変速機3のシフトレンジをPレンジに設定することができる。
ここで、以上の車両停止制御において、Nレンジ状態でPスイッチ520がON操作された場合、図13(a)に示すように、マニュアルシフトバルブ410の位置がNレンジからPレンジに移行する間に、マニュアルシフトバルブ410の位置がRレンジとなる状態が存在し、そのPレンジを通過する間において後進ギヤ段を形成する第3ブレーキB3が係合状態となるが、Pスイッチ520の操作時にリニアソレノイド(SLU)407をONとして、第2ブレーキB2を係合不可としておくことで、後進駆動力が発生することを防止することができる。
また、図13(b)に示すように、Rレンジ状態でPスイッチ520がON操作された場合、その操作時において第3ブレーキB3が係合状態となるが、Pスイッチ520の操作に応じてリニアソレノイド(SLU)407をONとして、第2ブレーキB2を係合不可とすることにより、後進駆動力が発生することを防止することができる。
以上のように、この例では、NレンジまたはRレンジ状態でPスイッチ520が操作されたときには、自動変速機3の後進ギヤ段を形成する摩擦係合要素である第2ブレーキB2が係合しないようにリバースインヒビット制御を実行しているので、ユーザの車両停止操作(Pスイッチ320の操作)から車両の後進を防止することができる。
[実施例4]
この例では、1速での停止時(車両停止操作時)に、リニアソレノイド(SLU)407をONに設定してエンジンブレーキを作用させる第2ブレーキB2を係合させるとともに、リニアソレノイド(SL4)414をONに設定して後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3を係合させることにより、ヒルホールド制御を実現する点に特徴がある。
その具体的な制御について図14のフローチャート参照して説明する。図14の制御ルーチンはECU100において実行される。
ステップST401において、現在のギヤ段が1速(1st)であるか否かを判定し、その判定結果が肯定判定である場合はステップST402に進む。ステップST401の判定結果が否定判定である場合はリターンする。
ステップST402では、ユーザのブレーキ操作により車両が完全に停止(V=0)した否かを判定し、その判定結果が肯定判定である場合はステップST403に進む。ステップST402の判定結果が否定判定である場合はリターンする。
ステップST403では、リニアソレノイド(SL4)414をONに制御して後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3を係合させるとともに、リニアソレノイド(SLU)407をONに制御してエンジンブレーキを作用させる第2ブレーキB2を係合させる。このようにして、後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3及びエンジンブレーキを作用させる第2ブレーキB2を係合させることによってヒルホールド制御が成立するので、車両が登坂路で停止した際にブレーキOFFとなっても、車両の後退を防止することができる。
この後、ステップST405において、車両発進の意思が有るか否かを判定する。具体的には、例えばアクセルON(アクセル開度センサ104の出力信号から判定)である場合は、「車両発進の意思がある」と判断してステップST405に進む。なお、ステップST405の判定処理は、肯定判定となるまで繰り返して実行する。
ステップST405では、リニアソレノイド(SL4)414の油圧抜きを行って第3ブレーキB3を解放(例えばスイープ解放)する。この第3ブレーキB3の解放により車両が発進すると(ステップST406が肯定判定)、リニアソレノイド(SLU)407をOFFに制御して第2ブレーキB2を解放する。この第2ブレーキB2の解放は、車両の運転状態(車速V、スロットル開度TAP)が図7に示す変速マップの[1→2]変速前の状態にあるときに実行する。このように、ヒルホールド制御解除時に、後進ギヤ段(R)を形成する第3ブレーキB3を先に解放することにより、登坂路での車両のずり下がりを防止することができる。
ここで、本発明では、以上の[実施例1]〜[実施例4]の全ての制御を、ECU100において並列処理にて実行してもよいし、[実施例1]〜[実施例4]の制御のうちの2つまたは3つの制御をECU100において並列処理にて実行してもよい。また、[実施例1]〜[実施例4]のうち、いずれか1つの制御のみをECU100において実行するようにしてもよい。
−他の実施形態−
以上の例では、シフトレバーを備えたシフトスイッチを用いた例を示したが、本発明はこれに限られることなく、例えばボタンスイッチで構成されるシフトスイッチを用いたシフトバイワイヤ方式の自動変速機の制御装置にも適用可能である。
以上の例では、ガソリンエンジンを搭載した車両の自動変速機の制御装置に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られることなく、ディーゼルエンジン等の他のエンジンを搭載した車両の自動変速機の制御装置にも適用可能である。また、車両の動力源については、エンジン(内燃機関)のほか、電動モータ、あるいはエンジンと電動モータの両方を備えているハイブリッド形動力源であってもよい。
また、本発明は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両に限れらることなく、FR(フロントエンジン・リアドライブ)型車両、4輪駆動車にも適用できる。
本発明を適用する自動変速機が搭載された車両の概略構成図である。 図1に示す自動変速機のスケルトン図である。 図2に示す自動変速機の作動表である。 図2に示す自動変速機の油圧制御回路の一部を示す回路構成図である。 レンジ切替機構の概略構成を示す斜視図である。 シフトスイッチのシフトゲートを示す図である。 変速マップの一例を示す図である。 ECUが実行する車両停止制御の一例を示すフローチャートである。 ECUが実行する車両停止制御の一例を示すタイミングチャートである。 従来制御のタイミングチャートである。 ECUが実行する車両停止制御の他の例を示すフローチャートである。 ECUが実行する車両停止制御の別の例を示すフローチャートである。 ECUが実行する車両停止制御の別の例を示すタイミングチャートである。 ECUが実行する車両停止制御の更に別の例を示すフローチャートである。
符号の説明
3 自動変速機
4 油圧制御回路
407 リニアソレノイド(SLU)
411 リニアソレノイド(SL1)
412 リニアソレノイド(SL2)
413 リニアソレノイド(SL3)
414 リニアソレノイド(SL4)
410 マニュアルシフトバルブ
410a スプール弁
5 シフト切替装置
500 シフトレンジ切替機構
501 モータ
503 エンコーダ
504 NSW
520 Pスイッチ
530 シフトスイッチ
100 ECU

Claims (2)

  1. 車両に搭載され、複数の摩擦係合要素を選択的に係合させることによりギヤ比の異なる複数のギヤ段を成立させる自動変速機であって、前記複数の摩擦係合要素の油圧サーボに供給する油圧を制御する複数のソレノイドを備えているとともに、シフトレンジをアクチュエータによって切り替える自動変速機の制御装置において、
    前進レンジから停止位置レンジまたはニュートラルレンジへの切替指示があったときに、後進ギヤ段の形成を禁止するソレノイドをONにするとともに、前記アクチュエータの駆動により移動するシフト部材がニュートラルレンジに移動するまで前記自動変速機の内部をインターロックし、前記インターロックに、前記後進ギヤ段の形成を禁止するソレノイドがONになることにより係合する摩擦係合要素を用いることを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 請求項1記載の自動変速機の制御装置において、
    前記後進ギヤ段の形成を禁止するソレノイドがONになることにより係合する摩擦係合要素が1速ギヤ段時にエンジンブレーキを作用させる摩擦係合要素であり、前記エンジンブレーキを作用させる摩擦係合要素と、1速ギヤ段以外の特定ギヤ段の摩擦係合要素とを係合させることにより前記自動変速機のインターロックを行うことを特徴とする自動変速機の制御装置。
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