JP4682460B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子の構造に関し、より詳しくは、座部の種類を交換可能に構成した椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、執務用などとして使用される椅子には、着座者の作業効率や疲労緩和を図るために、座部を昇降させる機能、背もたれ部を後傾させる機能などの他、座部を略水平状態から前傾させるようにした機能などを備えている。このような機能の中で、特に座部を略水平状態から前傾させるようにするものとしては、座部の下方にリンク機構を設け、このリンク機構を変形させることによって座部を略水平状態から前傾状態に切り替えるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような椅子における座部の下方には、座部を昇降させるための機構や、背もたれ部を後傾させるための機構などを集約して設けており、このような種々の機構を有する座部の下方に、更に座部を前傾させるための機構などを設けると機構が複雑になり、コスト高を招く要因となる。
【0004】
そこで、本発明は複雑な機構を設けることなく、座部の傾斜態様を容易に変更できるようにした椅子を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明では上記課題を解決するために、身体接触面の傾斜角度が異なる座部を複数種類設けるとともに当該複数種類の座部を取り付けるための取付部を座受に設け、前記複数種類の座部のいずれか一つを選択して当該座部を座受の取付部に取り付け可能に設けたものであり、回転させることにより前記座受の後方に取り付けられた後部ベースの角度を変更させて座部の後端部分を部分的に押し上げて着座者の坐骨を押し上げるとともに腰骨を押圧できる背もたれ下部フレームを設けるようにしたものである。
【0006】
また、座部と背もたれ部とを連動させてロッキングさせるような椅子に対して、このように傾斜角度の異なる座部を交換できるようにする。そして、このように構成することによって、座部下方の機構を簡素化し、更に、背座連動のロッキングの際に背もたれ部と座部の相対角度を変更して、着座者の着座状態に合わせた角度に対応させる。
【0007】
更に、このように複数種類の座部を交換できるようにする場合、座受に取り付けられるシェルを共通に設け、このシェルの上面に異なる種類のクッション体を取り付けて構成する。そして、このようにシェルを共通化することによって部品点数を減らして製造コストを低減できるようにする。
【0008】
また、このように複数種類の座部を取り付ける場合、座部を取り付ける部分を共通化して、座受の構造を簡素化できるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1および図2は、本発明の一実施の形態を示す椅子1の側面図、正面図を示したものである。
【0010】
この椅子1は、ベース脚2に背もたれ部5及び座部6を支持させてなるもので、執務等に適した使用姿勢をとることができるのみならず、安息やリフレッシュに適した姿勢等を適宜選択的にとることをも可能にするために、ベース脚2に、あるいはベース脚2と背もたれ部5、座部6等との間に、背座の高さ調整を行う昇降機構P、背もたれ部5及び座部6を連動させてロッキングさせるロッキング機構Q、ストレッチ等のために背もたれ部5の上方部分のみを後傾させる背もたれ上部傾動機構R、腰骨を選択的に押圧するため等に利用される背もたれ下部傾動機構S、並びに、座部6を前後移動させる座前後調整機構Tを設けている。そして、このような複数の機構を有する椅子1に、着座者の身体(主に大腿部)接触部分の傾斜角度が異なる複数種類の座部6を取り付けられるようにしている。
【0011】
具体的に説明すると、ベース脚2は、脚羽根20の中心から上方に向けて回転軸21を突出させたもので、その上に支持される座部6および背もたれ部5を回転軸21周りに旋回動作させ得るようにしている。昇降機構Pは、前記ベース脚2の回転軸21にガススプリング22を組み込み、このガススプリング22を適宜作動させることによって背座を作動範囲の任意の昇降位置にロックできるようにしているものである。
【0012】
背もたれ部5は、背もたれ下部フレーム50と、背もたれ上部フレーム55と、これら両フレーム50、55の間に図示しない弾性部材を介して架け渡した張り部材8とを具備してなるもので、両フレーム50、55は、ともにリンク要素7bの内側部分に設けられた回転軸72に回転可能に取り付けられている。
【0013】
座部6は、着座者の大腿部に対応する窪みを有するクッション体60と、そのクッション体60の下方を支持するシェル61とを備えている。シェル61は、着座者の大腿部を支持する部分を略平面状に構成し、更に、その後部を平面状部分より相対的に柔らかく構成して、後述する座部6のスライド時に座部6の後端部分のせり上がりを許容するようにしている。このシェル61には、座受4に着脱可能に取り付けることを可能にするために、図5に示すようにその下面に突出部62f、62bを設けている。
【0014】
一方、ロッキング機構Qは、ベース脚2に取り付けた支基3と、座部6を支持する座受4と、これら支基3と座受4との間を連結するリンク要素7a、7bとからなる不等辺の四辺リンク機構を主体とし、これにリンク要素7bを適宜位置に固定するガススプリング31を付帯させて構成されている。
【0015】
支基3は、アルミダイキャスト等の剛性部材により構成されたV字状をなすもので、その基端を前記回転軸21に固定し、先端を斜め上方に突出させている。この支基3の斜辺中央部の下面には、図示しない回転軸を通じてねじり方向の弾性力の蓄積、放出が可能なトーションバー70が設けてある。
【0016】
座受4は、前記座部6のシェル61を支持すべく、アルミなどの金属部材によって面状に成形されたもので、図4に示すように、その平面部分に前後方向に延びる長孔部40f、40bを設けており、この長孔部40f、40bに前記シェル61の突出部62f、62bを挿入し、その挿入端側に後述する構造を採用して、上方への離脱を規制し得るようにしている。また、この座受4の後方には、座部6を介して着座者の坐骨近傍を支持させるようにした後部ベース42を取り付けている。この後部ベース42は、座受4の後端部分に回転可能に取り付けており、後述する背もたれ下部フレーム50の傾動に伴ってその角度を変化させるようにしている。そして、この後部ベース42の左右にも長孔42aを設け、座部6の後端部分をスペーサ42bを介してスライド可能にネジ止めすることによって、座部6の後端部分の浮き上がりを防止するようにしている。
【0017】
このように、座部6の下面側の突出部62f、62bは、座部6後端側と前端側に設けており、後端側の突出部62bを座受4の後方の長孔部40bに挿入して下方からその突出部62bの中心部分にネジ部材を取り付け、座部6を着脱可能に取り付けて上方への抜けを防止するようにしている。一方、座部6前端側の突出部62fは、その先端部を互いに向かい合うように略L字状に屈曲させて構成しており、この先端部分を前方の長孔部40fの挿入部40f1に挿入し、座部6を後方にスライドさせることによってその先端部分を長孔部40fのスリット部分40f2に引っ掛けて取り付けると共に上方への抜けを防止するようにしている。また、後部ベース42に対応する座部6の部分には、後部ベース42に設けた長孔42aにスペーサ42bを介してネジ止めするためのネジ止め部68を設け、このネジ止め部68に後部ベース42の後方からネジ部材を取り付けることによって座後方の浮きを防止するとともに、スペーサ42bを介して長孔42a内でスライドできるようにしている。また、このネジ止めなどに際しては、そのネジ部分にカバーなどを設けることなく構成し、これによって、ネジ部材の着脱を直接行なえるようにしている。また、この座受4の左右両側部には、肘桿9を取り付けるための肘桿取付部44を設けている。
【0018】
リンク要素7aは、一端を支基3の前方に回転軸30を介して回転可能に取り付け、他端を座受4の前方裏面に回転軸45を介して回転可能に取り付けた板状のものである。
【0019】
リンク要素7bは、一端を支基3の斜辺中央部に設けた前記トーションバー70の回転軸に固定し、他端を座受4の後端側に設けた回転軸79に回転可能に連結したもので、通常、このリンク要素7bには上述した背もたれ下部フレーム50および背もたれ上部フレーム55が回転軸72回りの回転機能を停止させられた状態で一体的に固定され、リンク要素7bと共にトーションバー70の回転軸回りに回転し得るものである。
【0020】
ガススプリング31は、リンク要素7aと支基3との間に設けられたもので、選択的にリンク要素7aを固定することによって、四辺リンク機構全体をロックするようにしている。
【0021】
また、背もたれ上部傾動機構Rは、前記背もたれ上部フレーム55の回転軸72回りの回転を許容されることによって機能するもので、具体的にはロック機構rと、バネ部材73とから構成されている。
【0022】
ロック機構rは、図3に示すように、リンク要素7bの上方に設けた孔部77と、背もたれ上部フレーム55に取り付けた側面視略ひし形のブラケット550に設けた孔部551と、通常はこれら両孔部77、551に跨る位置に配置され選択的に前記孔部551から引き抜くことによって背もたれ上部フレーム55とリンク要素7bとの拘束を解除するピン76とから構成されるものである。背もたれ上部フレーム55の下端部内側に位置するブラケット550の内側には、リンク7bと一体をなすように同形状のブラケット7b1が設けてあり、これらブラケット550、7b1を重ね合わせて、孔部551の内側に孔部77を位置させて、ピン76を挿入するようにしている。しかして、ピン76が両孔部77、551に挿入されている状態においてはリンク要素7bと背もたれ上部フレーム55とは拘束されて一体的に動き、また、このピン76を孔部551から引き抜くことによって、上記の拘束を解除して背もたれ上部フレーム55のみが回転軸72を中心として独自に回転し得るようにしている。
【0023】
バネ部材73は、背もたれ上部フレーム55に傾動時に弾性を付与するためのもので、リンク要素7bの上端下面側に凹部74を設け、この凹部74に当該バネ部材73の一端側を収容して固定するとともに、他端側を背もたれ上部フレーム55に取り付け、このバネ部材73によって、背もたれ上部フレーム55を起立方向に押圧している。
【0024】
さらに、背もたれ下部傾動機構Sは、前記背もたれ下部フレーム50を利用したもので、この背もたれ下部フレーム50を回転軸72を支点にして前方に押し付け得る位置に図示しないガススプリングを設けている。
【0025】
また、座前後移動機構Tは、前記座受4の長孔40f,40bと前記シェル61の突起部62との係わり合いによる前後動許容構造を前提として、座受4の上面に設けたラック41と、このラック41に噛み合うようにシェル61の下面に設けたピニオン63と、このピニオン63の回転を規制するためにシェル61の下面に設けた規制片66とを具備している。
【0026】
ラック41は、座受4の幅方向中心部から左右方向へ離間した位置に一対に設けてある。ピニオン63は、座部6の下面側に成形された軸保持部64によって保持された軸65の両端部分に形成されている。規制片66は、ピニオン63の外周近傍であってピニオン63に水平方向から選択的に接離して該ピニオン63に噛み合い、その動きをロックすることができるものである。そして、この規制片64をレバー67を操作させることによってピニオン63の外周部分から進退させてその回転を規制・解除させるようにしている。
【0027】
しかして、座受4の前方側端部には、以上の諸機構を選択的に活用すべく、レバー43a、43b、43cが設けてある。レバー43aは、座部6を昇降させるためのものであり、レバー43bは背もたれ下部フレーム50のみを後傾させるものであり、レバー43cは座部6および背もたれ上部フレーム55、背もたれ下部フレーム50全体を連動させてロッキングさせるためのものである。
【0028】
次に、このように構成した椅子1の基本動作について図6から図8を用いて説明する。
<昇降動作>
レバー43aの非操作時には、ガススプリング22がロックされ、背座はある昇降位置に固定される。この位置からレバー43aを操作すると、ガススプリング31のロックが解除されるため、背座はガススプリング31の伸縮動作を伴って所定範囲で昇降動作させることができる。
<ロッキング動作>
全てのレバー43a〜43c、67を水平にしている状態(初期状態)では、座部6の下方に設けたガススプリング31がフリーの状態になるとともに、背もたれ下部フレーム50に連結したガススプリングが固定状態になる。このとき、背もたれ上部フレーム55に設けた孔部551にピン76が挿入され、リンク要素7bと背もたれ上部フレーム55は一体としてトーションバー70の回転軸を中心に後傾可能となる。そして、この背もたれ上部フレーム55の後傾に伴って四辺リンク機構が変形し、かつ座部6も後方下向きに傾斜しながら、ロッキング動作を行う。
【0029】
一方、所定の後傾角度にした状態でレバー43cを下方に倒した場合、座部6の下方に設けたガススプリング31が固定されるとともに、背もたれ下部フレーム50の下方に設けたガススプリングの固定状態を維持して、後傾角度をその状態に維持する。
<背もたれ上部のみの傾動動作>
初期状態から水平状態のレバー43cを倒すことにより、座部6の下方に設けたガススプリング31がロックされて四辺リンク機構の動きが固定され、また、背もたれ下部フレーム50に連結したガススプリングも固定状態が維持される。そして、背もたれ上部フレーム55に設けた孔部550からピン76を抜き、これによって座部6および背もたれ下部フレーム50を固定した状態で背もたれ上部フレーム55を弾力的に後傾させられるようにする。
<背もたれ下部のみの傾動動作>
背もたれ下部フレーム50のみを後方に位置させる場合、これに対応したレバー43bを操作することにより、背もたれ下部フレーム50に連結されているガススプリングの固定状態を解除し、これによって背もたれ下部フレーム50の回転を許容する。そして、所定の位置でレバー43bを元の状態に戻すことによりガススプリングを固定して背もたれ下部フレーム50をその状態に固定する。
<座部の前後動作>
座部6を前後方向にスライドさせる場合、座部6に設けたレバー67を操作することによって規制片66をピニオン63から退避させ、ピニオン63の自由回転を許容する。そして、これに伴って、座部6を前後方向にスライドさせ、好適な位置でレバー67を元に戻すことによって規制片66をピニオン63に噛み合わせ、ピニオン63の回転を規制して座部6の前後位置を固定する。
【0030】
本実施形態は、以上の諸動作を通じて、座部6と背もたれ部5とを連動させてロッキングさせて着座者を通常使用位置から選択的に後傾リラックスさせる態様と、リンク要素7bのみを後方に回転させて背もたれ上部フレーム55のみの後傾させ着座者をリフレッシュさせる態様とを切り替えられるようにしている。また、背もたれ下部フレーム50のみのを回転させて着座者の坐骨を押し上げるとともに腰骨を押圧できるようにし、更に、座部6のみを前後動させることによって着座位置を任意に変更できるようにしている。勿論、背座を高さ調整することができるのは言うまでもない。
【0031】
以上のような構成に加えて本実施形態は、座右6の下方の機構を複雑化することなく、この椅子の仕様を通常の用途に適合する椅子とOA業務等の用途に適合する椅子とに容易に拡張できるようにするため、図9に示すように、共通のシェル61の上面に着座者の身体接触面69(座部6の中央断面位置を示す)における平均傾斜角度を水平状態から+1度、−2度に設定した複数種類のクッション体60a、60bを適宜取り付けて、あらかじめ複数種類の座部6a、6bを設けている。そして、この椅子を通常の用途に適合させたものにする場合、身体接触面69における平均傾斜角度を水平状態から+1度に設定したクッション体60aを有する座部6aに選択し、このシェル61の前方の突出部62fのみを長孔部40fの挿入部40f1に挿入して、その略L字状に屈曲させた部分を長孔部40fに引っ掛けた状態で座部6を斜めにして後方にスライドさせる。そして、そのシェル61の後方に設けた突出部62bを座受の長孔部40bの前端部分に挿入し、座受4の裏側から座部6をスライド可能にネジ止めする。そして、このように前端部および後端部をスライド可能に固定した状態で座部6を後方にスライドさせ、後部ベース42の長孔42aにシェル61後方のネジ止め部68を位置決めし、スペーサ42bを介して後部ベース42の後方からシェル61をスライド可能にネジ止めする。
【0032】
一方、この座部6aをOA業務等の用途に適合する座部6bに付け替える場合、前述の手順と逆の手順で座部6aを取り外して、身体接触面69における平均傾斜角度を水平状態から−2度に設定したクッション体60bのものに選択し、同様の手順によってこの座部6を付け替えるようにする。
【0033】
そして、このように座部6や背もたれ部5などの態様を複数の態様に切り替えられるようにしたものにおいて、身体接触面69における傾斜角度が異なる複数の座部6a、6bを設け、この座部6a、6bを付け替えられるように構成することによって座部6(6a、6b)の下方の機構を簡素化できるようにしている。また、背もたれ部5と座部6とを連動させてロッキングさせるようなものにおいて、身体接触面69における傾斜角度が異なる座部を付け替えることによってロッキング時における背もたれ部5と座部6の角度を容易に変更できるようにもしている。
【0034】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、種々変更することができる。すなわち、上記実施の形態においては、種類の異なるクッション体60a、60bを共通のシェル61に取り付けて構成するようにしたが、クッション体60a、60bに対応させてシェル61も変更するようにしても良い。また、本実施形態では、座受4を略水平状に構成するようにしてこの座受4に座部6を取り付けるための長孔40f、40bを設けるようにしたが、これに限らず、座受を枠体で構成してこの枠体に座部6を取り付けるようにしても良い。
【0035】
【発明の効果】
本発明では、座受に支持される座部を交換可能に構成した椅子において、身体接触面における傾斜角度の異なる複数種類の座部を設けるとともに当該複数種類の座部を取り付けるための取付部を座受に設け、前記複数種類の座部のいずれか一つを選択して当該座部を座受の取付部に取り付け可能に設けるようにしたので、座部の傾斜角度を変更するための複雑な機構を設ける必要なく座部の傾斜態様を容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す椅子の側面図。
【図2】同形態における椅子の正面図。
【図3】同形態におけるロック機構の概略図。
【図4】同形態における座受の平面図。
【図5】同形態における座部の底面図。
【図6】同形態における昇降動作を示す図。
【図7】同形態におけるロッキング動作を示す図。
【図8】同形態における背もたれ上部および背もたれ下部の傾動動作を示す図。
【図9】同形態における身体接触面の傾斜角度の異なる複数の座部を示す図。
【符号の説明】
1・・・椅子
4・・・座受
6(6a、6b)・・・座部
40f、40b・・・取付部(長孔)
61・・・シェル
69・・・身体接触面
Claims (4)
- 座受に支持される座部を交換可能に構成した椅子において、
身体接触面における傾斜角度の異なる複数種類の座部を設けるとともに当該複数種類の座部を取り付けるための取付部を座受に設け、前記複数種類の座部のいずれか一つを選択して当該座部を座受の取付部に取り付け可能に設けたものであり、
回転させることにより前記座受の後方に取り付けられた後部ベースの角度を変更させて座部の後端部分を部分的に押し上げて着座者の坐骨を押し上げるとともに腰骨を押圧できる背もたれ下部フレームを設けたことを特徴とする椅子。 - 前記椅子が、更に背もたれ部を有し、座部と背もたれ部とを連動させてロッキングさせる椅子であることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
- 前記座部が、前記座受に取り付けられる共通のシェルを設けて構成した座部であることを特徴とする請求項1または2に記載の椅子。
- 前記取付部が複数種類の座部を取り付けるための共通する取付部であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の椅子。
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