JP4680083B2 - 官能基を有する極細繊維シート - Google Patents
官能基を有する極細繊維シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP4680083B2 JP4680083B2 JP2006033282A JP2006033282A JP4680083B2 JP 4680083 B2 JP4680083 B2 JP 4680083B2 JP 2006033282 A JP2006033282 A JP 2006033282A JP 2006033282 A JP2006033282 A JP 2006033282A JP 4680083 B2 JP4680083 B2 JP 4680083B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber sheet
- pva
- group
- polyvinyl alcohol
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
(a)熱可塑性ポリマー(ア)および水溶性熱可塑性PVA(イ)からなる複合繊維シートから、該PVA(イ)の大部分を水で溶解除去して、平均繊度が0.5dtex以下である熱可塑性ポリマー(ア)からなる極細繊維シートとするとともに、シート中にPVAがシート質量に対して0.001〜10質量%存在するように該PVAの一部を該極細繊維シート内に残存させる工程。
(b)シート内に存在するPVA(イ)の水酸基部分を化学反応により変性させ、その変性度が1〜80モル%となるように官能基を導入する工程。
本発明において、水溶性熱可塑性PVA以外の熱可塑性樹脂(b)からなる極細繊維は平均0.5dtex以下の繊度を有していることが必要であり、0.4dtex以下の繊度を有することが好ましく、0.3dtex以下の繊度を有することがより好ましく、0.25dtex以下の繊度を有することが特に好ましい。極細繊維の繊度が0.5dtexよりも大きい場合には、極細化が十分でなく、繊維表面積が低下し、さらに柔軟性が著しく低下する。また、下限値に関しては特に限定はないが、生産のし易さの点で0.001dtex以上が好ましい。
P=([η]×103/8.29)(1/0.62)
洗浄液の量としてはアルカリ金属イオンの含有割合を満足するように設定されるが、通常、PVA100質量部に対して、300〜10000質量部が好ましく、500〜5000質量部がより好ましい。洗浄温度としては、5〜80℃が好ましく、20〜70℃がより好ましい。洗浄時間としては20分間〜100時間が好ましく、1時間〜50時間がより好ましい。
本発明に好適に用いられるPVA(イ)と複合紡糸しやすい点からは、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ナイロン6、ナイロン66、ポリプロピレン、ポリエチレンおよびエチレン単位を25モル%から70モル%含有する上記エチレン−ビニルアルコール共重合体が好ましい。
紡糸口金温度は、複合繊維を構成するポリマーのうち高い融点を持つポリマーの融点をMpとするときMp+10℃〜Mp+80℃が好ましく、せん断速度(γ)500〜25000sec−1、ドラフト(V)50〜2000で紡糸することが好ましい。また、複合紡糸するポリマーの組み合わせから見た場合、紡糸時における口金温度とノズル通過時のせん断速度で測定したときの溶融粘度が近接したポリマー、例えば溶融紡糸口金温度において、せん断速度1000sec−1における溶融粘度差が2000poise以内である組み合せで複合紡糸することが紡糸安定性の面から好ましい。
上記以外にも、複合繊維の分散性を向上させる方法として、高圧水流の噴射により分割する方法、加圧ロール間を通過させることによる分割方法等、種々の方法が適用可能であり、水溶性熱可塑性PVA(イ)を抽出除去する方法と併用して行われる。
たとえば、スルホン酸基を導入する場合には、分子内にスルホン酸基を有するアルデヒド類及びそのアセタール化物、好適な例をあげれば、ベンズアルデヒドスルホン酸ナトリウム、ベンズアルデヒドジスルホン酸ナトリウム等を用いる。また、カルボキシル基を導入する場合には、分子内にカルボキシル基を有するアルデヒド類、及びそのアセタール化物、好適な例を挙げればベンズアルデヒドカルボン酸等を用いる。
また、アミノ基を導入する場合には、例えば、分子内にハロゲンを有する脂肪族または芳香族のアルデヒドまたはそのアセタール化物、例えばブロモアセトアルデヒドジメチルアセタール、ブロモアセトアルデヒドジエチルアセタール、クロロアセトアルデヒドジメチルアセタール、クロロアセトアルデヒドジエチルアセタール等でPVAをアセタール化した後、ハロゲン原子をアミン類でアミノ置換する方法、またエピハロヒドリンとPVAを反応させ、1〜3級アミン類でハロゲン原子をアミノ化することにより弱または強塩基性アニオン交換基を導入する。
なお、変性度が1モル%未満の場合には十分なイオン交換容量を得ることができず、また80モル%を越える場合には残存する水酸基が少量となりボロン化合物の吸着能力が低下する。また、本発明で言う変性度とは、PVAのビニルアルコール単位に由来する水酸基が変性されている割合のみの値であり、例えば、PVAを合成するに至る過程で、ビニルエステルと共重合した共重合可能モノマーに由来する官能基は本発明の変性度の中には含めない。
PVAの分析方法は、特に記載のない限り、JIS−K6726に従った。
変性量は、変性ポリビニルエステルあるいは変性PVAを用いて500MHz1H−NMR(JEOL GX−500)装置による測定から求めた。なお、本発明で言う変性量の中に、PVAを合成する際に、未けん化でPVA中に残ったビニルエステル由来の基は含めない。また、PVAを合成する際に、ビニルエステルと共重合可能なモノマーとして添加したモノマーに由来した官能基も本発明の変性量に含めない。アルカリ金属イオンの含有量は原子吸光法で求めた。
PVAの融点は、DSC(メトラー社、TA3000)を用いて、窒素中、昇温速度10℃/分で250℃まで昇温後室温まで冷却し、再度昇温速度10℃/分で250℃まで昇温した場合のPVAの融点を示す吸熱ピークのピークトップの温度を調べた。
溶融紡糸の状態を観察して次の基準で評価した。
◎:極めて良好、○:良好、△:やや難あり、×:不良
得られた不織布を目視観察および手触観察して次の基準で評価した。
◎:均質で極めて良好、○:ほぼ均質で良好、△:やや難あり、×:不良
30cm×30cmの試料をオートクレーブ中で2000ccの水に浸漬し、120℃で1時間加熱処理した。処理後、熱水中からシートを取り出して軽く搾り、抽出液を取り換えて同様の操作を実施。計3回の繰り返し処理により、シート中の水溶性熱可塑性PVA(a)を完全抽出除去。処理前後の質量変化より、シート中の水溶性熱可塑性PVA(a)の割合を求めた。
顕微鏡により倍率1000倍で撮影した試料の拡大写真から、無作為に100本の繊維を選び、それらの繊維径を測定し、その平均値を平均繊維径とした。
JIS L1906 「一般長繊維不織布試験方法」に準じて測定した。
JIS L1906 「一般長繊維不織布試験方法」に準じて測定した。
評価用シートをプリーツ加工した上で、アルミ製枠材にはめ込み、下記の方法にてガス除去効率試験を行なった。
・アンモニア
5μg/m3に調製したエアーを風速0.5m/sになるように評価サンプルに通し、フィルター前後のガスをサンプリングし、超純水に溶解捕集させ、イオンクロマトグラフィーを用いた分析により除去効率を求めた。
・硫化水素
5μg/m3に調製したエアーを風速0.5m/sになるように評価サンプルに通し、フィルター前後のガスをサンプリングし、ガスクロマトグラフィーを用いた分析により除去効率を求めた。
・ボロン
1μg/m3に調製したエアーを風速0.5m/sになるように評価サンプルに通し、フィルター前後のガスをサンプリングし、超純水に溶解捕集させ、イオンクロマトグラフィーを用いた分析により除去効率を求めた。
・ドライ時
25℃、湿度30%において、エアーを風速0.5m/sになるように評価サンプルに通した際のフィルター前後の圧力差を差圧計にて測定した。
・高湿度下
40℃、湿度90%において、エアーを風速0.5m/sになるように評価サンプルに通した際のフィルター前後の圧力差を差圧計にて測定した。
[エチレン変性PVAの製造]
撹拌機、窒素導入口、エチレン導入口および開始剤添加口を備えた100L加圧反応槽に酢酸ビニル29.0kgおよびメタノール31.0kgを仕込み、60℃に昇温した後30分間窒素バブリングにより系中を窒素置換した。次いで反応槽圧力が5.6kg/cm2(5.5×105Pa)となるようにエチレンを導入仕込みした。開始剤として2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)(AMV)をメタノールに溶解した濃度2.8g/L溶液を調整し、窒素ガスによるバブリングを行って窒素置換した。上記の重合槽内温を60℃に調整した後、上記の開始剤溶液170mlを注入し重合を開始した。重合中はエチレンを導入して反応槽圧力を5.6kg/cm2(5.5×105Pa)に、重合温度を60℃に維持し、上記の開始剤溶液を用いて610ml/hrでAMVを連続添加して重合を実施した。9.5時間後に重合率が68%となったところで冷却して重合を停止した。反応槽を開放して脱エチレンした後、窒素ガスをバブリングして脱エチレンを完全に行った。次いで減圧下に未反応酢酸ビニルモノマーを除去しポリ酢酸ビニルのメタノール溶液とした。
実施例1で用いたPVAの代わりに表1に記載するPVAを用いる以外は実施例1と同じ条件下にて複合繊維からなる不織ウエブを得た。紡糸状態を表2に示す。
得られた複合繊維シートについて、実施例1と同様に洗浄槽を用いてPVA成分を抽出した。次いで実施例1と同様にアセタール化反応処理を行い目的とする極長繊維シートを得た。実施例3についてはアセタール化反応時間を90分とした。得られた極細繊維シートのPVA残存量、繊度、目付、厚みを表3に示す。さらにケミカルフィルター性能についての評価結果も表3に示す。
実施例1で用いたPVAを用い、表2に記載する型状の複合紡糸用口金、熱可塑性ポリマーを用い、表2に記載する紡糸条件を採用し、適宜ノズル−エジェクター間距離およびラインネット速度を調整する以外は実施例1と全く同じ条件下にて複合長繊維からなる不織ウエブを得た後、表2に記載するエンボス処理温度にて部分熱圧着して複合長繊維不織布とした。
複合繊維成分の質量比率はパックへのポリマー導入量を変えることで調整させた。また、海島型複合繊維は、熱可塑性ポリマーが島成分、PVAが海成分となるように導いた。
得られた複合繊維シートについて、実施例1と同様に洗浄槽を用いてPVA成分を抽出し、次いで実施例1と同様にアセタール化反応処理を行い目的とする極細繊維シートを得た。実施例4についてはアセタール化反応時間を10分とした。実施例5についてはPVA抽出温度・時間を100℃、120分とした。得られた極細繊維シートの熱水抽出後のPVA残存量、繊度、目付、厚みを表3に示す。さらにケミカルフィルター性能についての評価結果も表3に示す。
実施例1で得られたPVA熱水抽出除去後のシートを20%塩酸、20%硫酸ナトリウム、5%ブロモアセトアルデヒドジメチルアセタールが混合されているアセタール化反応浴にて40℃、60分処理を行った。次いで10%トリメチルアミン水溶液に浸漬させ、50℃、90分でアミノアセタール化を行った後、中和、洗浄し、PVA樹脂の水酸基にトリメチルアンモニウム基を導入した(アセタール化度34%)。得られた極細繊維シートのPVA残存量、繊度、目付、厚みを表3に示す。さらにケミカルフィルター性能についての評価結果も表3に示す。
実施例1で得られたPVA熱水抽出除去後のシートを20%塩酸、20%硫酸ナトリウム、5%ベンズアルデヒドカルボン酸が混合されているアセタール化反応浴にて40℃、30分処理を行った後、十分に純水にて洗浄し、カルボキシル酸基を導入したPP極細繊維シートを得た(アセタール化度37%)。得られた極細繊維シートのPVA残存量、繊度、目付、厚みを表3に示す。さらにケミカルフィルター性能についての評価結果も表3に示す。
実施例1で得られたPVA熱水抽出除去後のシートを20%塩酸、20%硫酸ナトリウム、5%ブロモアセトアルデヒドジメチルアセタールが混合されているアセタール化反応浴にて40℃、60分処理を行った。次いで10%ジメチルアミン水溶液に浸漬させ、50℃、90分でアミノアセタール化を行った後、中和、洗浄し、PVA樹脂の水酸基にジメチルアミノ基を導入した(アセタール化度40%)。得られた極細繊維シートの熱水抽出後のPVA残存量、繊度、目付、厚みを表3に示す。さらにケミカルフィルター性能についての評価結果も表3に示す。
実施例1で用いたPVAを用い、表2に記載する熱可塑性ポリマー、紡糸条件を適用し、適宜ノズル−エジェクター間距離およびラインネット速度を調整する以外は実施例1と全く同じ条件下にて複合長繊維からなる不織ウエブを得た後、表2に記載するエンボス処理温度にて部分熱圧着して複合繊維シートとした。複合繊維成分の質量比率はパックへのポリマー導入量を変えることで調整させた。紡糸状態はいずれも良好であった。
得られた複合繊維シートについて、実施例1と同様に表2に記載する条件にてPVA成分を抽出し、次いで表2に記載する条件にて、官能基の導入処理を行い各種繊維シートを得た。シート中のPVAの割合は、熱水温度および処理時間を適宜変更することにより調整した。
得られた繊維シートのPVA残存量、繊度、目付、厚みを表3に示す。さらにケミカルフィルター性能についての評価結果も表3に示す。
比較例2については熱水抽出後のPVA残存率が0.0006%と低いため、十分な量の官能基が導入することができず、ガス除去効率が劣るものとなった。
比較例3については熱水抽出後のPVA残存率が15%と高く、繊維の分割性・分散性が低い上、吸湿時にシートの膨潤が起こり、圧力損失を高くさせてしまう結果となった。
比較例4については残存PVAへの官能基導入の際に反応がほとんど進行せず、低い変性度となった。その結果、ガス除去効率が劣るものとなった。
2 熱可塑性ポリマー
Claims (13)
- 平均繊度が0.5dtex以下である熱可塑性ポリマー(ア)からなる極細繊維シートであって、シート構造体中にポリビニルアルコール系重合体(イ)がシート質量に対して0.001〜10質量%存在しており、該ポリビニルアルコール系重合体(イ)が、ポリビニルアルコールの水酸基部分に官能基が導入され、かつその導入による変性度が1〜80モル%である変性ポリビニルアルコールであることを特徴とする繊維シート。
- 変性ポリビニルアルコール(イ)が、アセタール化、エステル化、エーテル化のいずれかにより変性されたものである請求項1記載の繊維シート。
- 変性ポリビニルアルコール(イ)に導入されている官能基がイオン交換基である請求項1または2に記載の繊維シート。
- 変性ポリビニルアルコール(イ)に導入されている官能基が、スルホン酸基、カルボキシル基、4級アンモニウム基、3級アミノ基、2級アミノ基、1級アミノ基のいずれかである請求項1〜3のいずれかに記載の繊維シート。
- 変性ポリビニルアルコール(イ)がスルホン酸基、またはカルボキシル基を有する脂肪族、または芳香族アルデヒドまたはそのアセタール化物により変性されたものである請求項1〜4のいずれかに記載の繊維シート。
- 変性ポリビニルアルコール(イ)が、ハロゲン原子を有する脂肪族または芳香族アルデヒドまたはそのアセタール化物により変性された後、ハロゲン原子が4級アンモニウム基、3級アミノ基、2級アミノ基、1級アミノ基のいずれかにより置換されたもの、あるいはポリビニルアルコールとエピハロヒドリンを反応させたのち、ハロゲン原子を4級アンモニウム基、3級アミノ基、2級アミノ基、1級アミノ基のいずれかにより置換されたものである請求項1〜4のいずれかに記載の繊維シート。
- 変性度が25〜70モル%である請求項1記載の繊維シート。
- 極細繊維シート層に存在する変性ポリビニルアルコール(イ)が、炭素数4以下のαオレフィン単位を0.1〜20モル%共重合したものである請求項1〜7のいずれかに記載の繊維シート。
- 極細繊維シート層に存在する変性ポリビニルアルコール(イ)が、エチレン単位を0.1〜20モル%共重合したものである請求項1〜8のいずれかに記載の繊維シート。
- 極細繊維シート層が、水流絡合処理、熱エンボス処理、カレンダー処理、ニードルパンチ加工処理からなる群から選ばれる少なくとも1種の方法により形態が維持されている請求項1〜9のいずれかに記載の繊維シート。
- 熱可塑性ポリマー(ア)が、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ナイロン6、ナイロン66、ポリプロピレン、ポリエチレンおよびエチレン単位を25モル%から70モル%含有するエチレン−ビニルアルコール共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種のポリマーである請求項1〜10のいずれかに記載の繊維シート。
- 以下の工程(a)および(b)を、(a)の工程を行った後に(b)の工程を行うことを特徴とする繊維シートの製造方法。
(a)熱可塑性ポリマー(ア)およびポリビニルアルコール(イ)からなる複合繊維シートから、ポリビニルアルコール(イ)の大部分を水で溶解除去して、平均繊度が0.5dtex以下である熱可塑性ポリマー(ア)からなる極細繊維シートとするとともに、シート中にポリビニルアルコール系重合体(イ)がシート質量に対して0.001〜10質量%存在するように該ポリビニルアルコール(イ)の一部を該極細繊維シート内に残存させる工程、
(b)シート内に存在するポリビニルアルコール成分(イ)の水酸基部分を化学反応により変性させ、その変性度が1〜80モル%となるように官能基を導入する工程、 - 請求項1〜11のいずれかに記載の繊維シートを用いたケミカルフィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006033282A JP4680083B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 官能基を有する極細繊維シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006033282A JP4680083B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 官能基を有する極細繊維シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007211375A JP2007211375A (ja) | 2007-08-23 |
JP4680083B2 true JP4680083B2 (ja) | 2011-05-11 |
Family
ID=38490063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006033282A Expired - Fee Related JP4680083B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 官能基を有する極細繊維シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4680083B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012092458A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Teijin Fibers Ltd | バインダー用極細繊維 |
US20150190563A1 (en) * | 2012-07-20 | 2015-07-09 | Dic Corporation | Hydrophilic resin compound having sugar chain affixed thereto, polymer substrate for virus-removal, and biocompatible material |
JP6178093B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-08-09 | 積水化学工業株式会社 | 変性ポリビニルアセタール樹脂 |
CN112246113B (zh) * | 2020-09-07 | 2022-05-31 | 武汉纺织大学 | 具备抗除菌抗污功能的纳米纤维过滤膜及其制备方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001181965A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Nitivy Co Ltd | 両性イオン交換繊維の製造方法 |
JP2001262456A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-26 | Kuraray Co Ltd | 多成分系長繊維からなる不織布およびその製法 |
JP2003155660A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-30 | Kuraray Co Ltd | 繊維製品の処理剤 |
JP2003221779A (ja) * | 2001-11-22 | 2003-08-08 | Kuraray Co Ltd | 嵩高性繊維構造物の製造方法 |
JP2006089851A (ja) * | 2003-10-09 | 2006-04-06 | Kuraray Co Ltd | 極細長繊維不織布とその製造方法およびその用途 |
-
2006
- 2006-02-10 JP JP2006033282A patent/JP4680083B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001181965A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Nitivy Co Ltd | 両性イオン交換繊維の製造方法 |
JP2001262456A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-26 | Kuraray Co Ltd | 多成分系長繊維からなる不織布およびその製法 |
JP2003155660A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-30 | Kuraray Co Ltd | 繊維製品の処理剤 |
JP2003221779A (ja) * | 2001-11-22 | 2003-08-08 | Kuraray Co Ltd | 嵩高性繊維構造物の製造方法 |
JP2006089851A (ja) * | 2003-10-09 | 2006-04-06 | Kuraray Co Ltd | 極細長繊維不織布とその製造方法およびその用途 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007211375A (ja) | 2007-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20090057454A (ko) | 필터재 및 그 제조 방법 | |
JP2008095254A (ja) | 極細スパンボンド不織布及びその用途 | |
JP4350625B2 (ja) | 極細長繊維不織布とその製造方法およびその用途 | |
JP4680083B2 (ja) | 官能基を有する極細繊維シート | |
JP4094169B2 (ja) | 熱可塑性ポリビニルアルコール系メルトブローン不織布及びその製造方法 | |
JP4021238B2 (ja) | 極細長繊維不織布からなる人工皮革およびその製造方法 | |
JP4368490B2 (ja) | 多成分系長繊維からなる不織布およびその製法 | |
JP2007321309A (ja) | 高機能性不織布とその製造方法およびその用途 | |
JP4128580B2 (ja) | ポリビニルアルコール系複合繊維 | |
JP4282857B2 (ja) | 複合繊維 | |
JP2008038294A (ja) | 金属メッキ繊維および同繊維からなる不織布 | |
JP4368492B2 (ja) | リントフリー性に優れたワイパー | |
JP4754060B2 (ja) | 耐熱性を有する熱可塑性ポリビニルアルコール組成物、該組成物を含む繊維 | |
JP2003306861A (ja) | 長繊維不織布 | |
JP2007321252A (ja) | ホウ素化合物吸着用シート | |
JP4593028B2 (ja) | 熱可塑性ポリビニルアルコール/オレフィン系不織布とその製造方法 | |
JP3887118B2 (ja) | 熱可塑性ポリビニルアルコール系長繊維不織布およびその製造方法 | |
JP2006063488A (ja) | 高伸度極細長繊維不織布 | |
JP4648755B2 (ja) | 湿式抄造用のバインダー繊維 | |
JP4245772B2 (ja) | ポリビニルアルコール系長繊維不織布 | |
JP4302281B2 (ja) | 熱可塑性ポリビニルアルコール繊維 | |
JP2001003249A (ja) | 洗剤包装用水溶性不織布 | |
JP2001062218A (ja) | 熱可塑性ポリビニルアルコール系メルトブローン不織布フィルター | |
JP3887132B2 (ja) | ウェットワイパー | |
JP3887131B2 (ja) | ワイピングクロス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |