JP4672666B2 - データ通信装置及びデータ通信システム - Google Patents
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Description
以後、コンデンサに蓄積した電力を利用して、データ通信装置から送信された変調信号(例えば、コマンドなどのデータ信号)を受信してデータを復調する処理や、データ通信装置から送信された無変調信号を変調して、その変調信号(例えば、コマンドなどのデータ信号)をデータ通信装置に送信するなどの処理が可能になる(例えば、非特許文献1を参照)。
このように、非接触型無線通信機器から変調信号を受信するタイミングで、他のデータ通信装置から変調信号を受信すると、その変調信号が干渉波になり、非接触型無線通信機器から送信された変調信号を正確に復調することができなくなることがある。
なお、相互干渉を回避することが可能な相互間の距離は、数十キロメートル程度である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるデータ通信システムを示す構成図である。
非接触型無線通信機器である非接触ICカード2はデータ通信装置1から送信された電力供給用信号を受信すると、その電力供給用信号によって内蔵のコンデンサを充電し、以後、そのコンデンサに蓄積された電荷を電力源として利用して、例えば、データ通信装置1から送信されたデータ信号(変調波)を受信してデータを復調する処理や、データ通信装置1宛のデータを変調して、その変調信号をデータ通信装置1に送信する処理などを実施する。
データ通信装置3はデータ通信装置1の近隣に設置されているデータ通信装置である。ただし、データ通信装置3の構成は、データ通信装置1の構成と同じである。
図において、データ通信装置1のデータ送信器11は非接触ICカード2に送信するコマンドなどの送信データ、電力供給用の定型データ、あるいは、レスポンス用の定型データを出力する。
RF信号発振器12はデータ送信器11から出力されたデータがコマンドなどの送信データである場合、あるいは、データ送信器11から出力されたデータがレスポンス用の定型データである場合、周波数f1の無変調信号(無線周波数信号)を発振する。また、データ送信器11から出力されたデータが電力供給用の定型データである場合、周波数f2の無変調信号(無線周波数信号)を発振する。なお、RF信号発振器12は無線周波数信号発振手段を構成している。
レベル調整器15はRF信号発振器12から発振された周波数f1又は周波数f2の無変調信号のピーク電力を調整して、その無変調信号のピーク電力をSSB変調回路14から出力される変調信号のピーク電力より大きくする。
増幅器17は切換スイッチ16から出力された変調信号又は無変調信号を増幅する。
アンテナ19は増幅器17により増幅された変調信号又は無変調信号を非接触ICカード2に送信する一方、非接触ICカード2から送信された両側波帯の変調信号を受信する。なお、サーキュレータ18及びアンテナ19から送信手段と受信手段が構成されている。
SSB復調回路20はアンテナ19により受信された両側波帯の変調信号からデータを復調する。なお、SSB復調回路20は復調手段を構成している。
変復調回路24は充電回路22のコンデンサ23に蓄積された電力を利用して駆動し、アンテナ21の受信信号が周波数f1の変調信号であれば、その変調信号からコマンドなどのデータを復調し、そのデータに応じた処理を実施する。また、アンテナ21の受信信号が周波数f1の無変調信号であれば、データ通信装置1宛のデータで無変調信号を変調し、その変調信号をアンテナ21に出力する。
D/A変換器33はSSB変調器32から出力されたディジタルの変調信号をアナログ信号に変換する。
バンドパスフィルタ36は乗算器35から出力された変調信号の単側波帯を除去して、単側波帯の変調信号を出力する。
DSB復調器44は単側波帯再生器から出力された両側波帯の変調信号に対するDSB(Double Side Band)復調を実施して、自己宛のデータを復調する。
この実施の形態1では、後述するように、データ通信装置1やデータ通信装置3が変調信号を送信する場合、単側波帯の変調信号を送信するが、従来のように、両側波帯の変調信号を送信する場合、図6に示すように、搬送波である無線周波数信号を挟む2つの周波数帯が占有されることになる。
以下、具体的に説明する。
非接触ICカード2は、電池などの電力源を搭載しておらず、外部から電力の供給を受けない限り、起動することができない。
そこで、データ通信装置1がコマンドなどのデータを送信するに先立って、非接触の状態で、非接触ICカード2に電力を供給する。
即ち、データ通信装置1のデータ送信器11は、コマンドなどの送信データを出力する前に、電力供給用の定型データをRF信号発振器12,切換スイッチ13,16及びSSB変調回路14に出力する(ステップST1)。
RF信号発振器12は、データ送信器11から出力されたデータが電力供給用の定型データであると認定すると、予め割り当てられている周波数f2の無変調信号を発振する(ステップST3)。
切換スイッチ13は、データ送信器11から出力されたデータが電力供給用の定型データであると認定すると、RF信号発振器12から発振された周波数f2の無変調信号をレベル調整器15に出力する。
即ち、電力供給用の無変調信号のピーク電力が、データ送信用の変調信号のピーク電力より大きくなるように、RF信号発振器12から発振された無変調信号のピーク電力を調整する。
切換スイッチ16は、データ送信器11から出力されたデータが電力供給用の定型データであると認定すると、レベル調整器15から出力された無変調信号を増幅器17に出力する。
データ通信装置1のサーキュレータ18は、増幅器17から増幅後の無変調信号を受けると、その無変調信号をアンテナ19に出力する。
データ通信装置1のアンテナ19は、サーキュレータ18から増幅後の無変調信号を受けると、その無変調信号を電力供給用信号として空中に放射することにより、その無変調信号を非接触ICカード2に送信する(ステップST6)。
非接触ICカード2の充電回路22は、アンテナ21の受信信号が周波数f2の無変調信号であれば、その無変調信号を整流して駆動用電力を取得し、その駆動用電力をコンデンサ23に蓄積する。
データ通信装置1のRF信号発振器12は、データ送信器11からデータを受けると、そのデータが電力供給用の定型データであるのか、コマンドなどの送信データであるのか、レスポンス用の定型データであるのかを確認する(ステップST2,ST7)。
RF信号発振器12は、データ送信器11から出力されたデータがコマンドなどの送信データであると認定すると、予め割り当てられている周波数f1の無変調信号を発振する(ステップST8)。
切換スイッチ13は、データ送信器11から出力されたデータが送信データであると認定すると、RF信号発振器12から発振された周波数f1の無変調信号をSSB変調回路14に出力する。
SSB変調回路14は、データ送信器11から出力されたデータがコマンドなどの送信データであると認定すると、データ送信器11から出力された送信データに応じて、RF信号発振器12から発振された周波数f1の無変調信号をSSB変調し、その単側波帯の変調信号を切換スイッチ16に出力する(ステップST9)。
データ送信器11から出力された送信データが“cosωt”であり、局部発振器31から発振された局部発振信号が“Acosωct”であるとする。
SSB変調器32の90度移相器32aは、データ送信器11から出力された送信データの位相を90度進めて、“−sinωt”を出力する。
SSB変調器32の90度移相器32bは、局部発振器31から発振された局部発振信号の位相を90度進めて、“−Asinωct”を出力する。
SSB変調器32がディジタル方式で直ちに950MHz帯のSSB変調信号を生成するのは比較的難しいので、ここでは、局部発振器31が例えば10MHzの局部発振信号を発振するようにしている。
SSB変調器32の乗算器32dは、90度移相器32aから出力された“−sinωt”と90度移相器32bから出力された“−Asinωct”を乗算し、その乗算結果である“Asinωt・sinωct”を出力する。
SSB変調器32の加算器32eは、乗算器32cから出力された“Acosωt・cosωct”と、乗算器32dから出力された“Asinωt・sinωct”とを加算することにより、図8に示すように、単側波帯の変調信号(上側波帯がなく、下側波帯のみの変調信号)である“Acos(ωc−ω)t”を生成する。
乗算器35は、D/A変換器33によりD/A変換された変調信号を受けると、その変調信号にRF信号発振器34から発振された例えば940MHzの無線周波数信号を乗算することにより、図9に示すように、930MHzの変調信号と950MHzの変調信号を出力する。
バンドパスフィルタ36は、乗算器35から出力された変調信号のうち、930MHzの変調信号を除去して、950MHzの変調信号(単側波帯の変調信号)を切換スイッチ16に出力する(図10を参照)。
切換スイッチ16は、データ送信器11から出力されたデータがコマンドなどの送信データであると認定すると、SSB変調回路14から出力された単側波帯の変調信号を増幅器17に出力する。
データ通信装置1のサーキュレータ18は、増幅器17から増幅後の変調信号を受けると、その変調信号をアンテナ19に出力する。
データ通信装置1のアンテナ19は、サーキュレータ18から増幅後の変調信号を受けると、その変調信号をデータ信号として空中に放射することにより、その変調信号を非接触ICカード2に送信する(ステップST6)。
非接触ICカード2の変復調回路24は、アンテナ21が単側波帯の変調信号を受信すると、充電回路22のコンデンサ23に蓄積された電力を利用して駆動し、その単側波帯の変調信号の包絡線を検波して、その変調信号からコマンドなどのデータを復調し、そのデータに応じた処理を実施する。
ここで、レスポンス用の定型データは、例えば、制御命令などの意味のあるデータではなく、情報の伝達を目的とするものではないので、データの内容はいかなるものでもよいが、コマンドなどの送信データや、電力供給用の定型データと明確に区別できるデータであることが望ましい。
RF信号発振器12は、データ送信器11から出力されたデータがレスポンス用の定型データであると認定すると、予め割り当てられている周波数f1の無変調信号を発振する(ステップST10)。
切換スイッチ13は、データ送信器11から出力されたデータがレスポンス用の定型データであると認定すると、RF信号発振器12から発振された周波数f1の無変調信号をレベル調整器15に出力する。
即ち、レスポンス用の無変調信号のピーク電力が、データ送信用の変調信号のピーク電力より大きくなるように、RF信号発振器12から発振された無変調信号のピーク電力を調整する。
切換スイッチ16は、データ送信器11から出力されたデータがレスポンス用の定型データであると認定すると、レベル調整器15から出力された無変調信号を増幅器17に出力する。
データ通信装置1のサーキュレータ18は、増幅器17から増幅後の無変調信号を受けると、その無変調信号をアンテナ19に出力する。
データ通信装置1のアンテナ19は、サーキュレータ18から増幅後の無変調信号を受けると、その無変調信号をレスポンス用信号として空中に放射することにより、その無変調信号を非接触ICカード2に送信する(ステップST6)。
非接触ICカード2の変復調回路24は、アンテナ21の受信信号が周波数f1の無変調信号であれば、充電回路22のコンデンサ23に蓄積された電力を利用して駆動し、データ通信装置1宛のデータを変調し、周波数f1の変調信号(両側波帯の変調信号)をアンテナ21に出力する。
これにより、非接触ICカード2から両側波帯の変調信号がデータ信号としてデータ通信装置1に送信される。
即ち、レスポンス用信号である周波数f1の無変調信号を送信しているタイミングで、データ信号である両側波帯の変調信号を受信する。
即ち、SSB復調回路20は、非接触ICカード2から送信された変調信号のうち、他のデータ通信装置3から送信される変調信号に干渉されない上側波帯の変調信号からデータを復調する。
アンテナ19により受信された両側波帯の変調信号が“A1cos(ωc+ω1)t+A2cos(ωc−ω2)t”であり、RF信号発振器41から発振された無線周波数信号が“cosωct”であるとする。
単側波帯除去器42の乗算器42aは、アンテナ19により受信された両側波帯の変調信号と、RF信号発振器41から発振された無線周波数信号を乗算し、その乗算結果である“(A1/2)cosω1t+(A2/2)cosω2t”を出力する。
単側波帯除去器42の90度移相器42cは、RF信号発振器41から発振された無線周波数信号の位相を90度進めて、“−sinωct”を出力する。
単側波帯除去器42の90度移相器42dは、乗算器42aの乗算結果である“(A1/2)sinω1t−(A2/2)sinω2t”の位相を90度進めて、“(A1/2)cosω1t−(A2/2)cosω2t”を出力する。
単側波帯除去器42の加算器42eは、乗算器42aの乗算結果と、90度移相器42dの出力とを加算することにより、アンテナ19により受信された変調信号の下側波帯が除去され、上側波帯のみが残されている変調信号“A1cosω1t”を出力する。
DSB復調器44は、単側波帯再生器43から両側波帯の変調信号を受けると、その両側波帯の変調信号に対するDSB復調を実施して、自己宛のデータを復調する。
この場合、他のデータ通信装置3による変調波によって、干渉を受けている下側波帯の変調信号も復調対象に含まれるので、アンテナ19により受信された両側波帯の変調信号をSSB復調する場合よりも、データの復調精度が劣化するが、上側波帯の変調信号は、干渉を受けていないので、他のデータ通信装置3が両側波帯の変調信号を送信する場合よりも、データの復調精度が向上する。
なお、アンテナ19により受信された両側波帯の変調信号をDSB復調する場合、データ通信装置1の復調回路の回路構成を簡略化することができる。
また、データ送信器11から出力されたデータが電力供給用の定型データである場合、RF信号発振器12が周波数f2の無変調信号を発振するものについて示したが、データ送信器11から出力されたデータがコマンドなどの送信データ、または、レスポンス用の定型データである場合と同様に、RF信号発振器12が周波数f1の無変調信号を発振するようにしてもよい。
この場合には、切換スイッチ13,16やレベル調整器15は不要である。
上記実施の形態1では、SSB変調回路14が単側波帯の変調信号を切換スイッチ16に出力するものについて示したが、SSB変調回路14が単側波帯の変調信号を出力する際、その変調信号に搬送波成分を含めて出力するようにしてもよい。
即ち、図11に示すように、SSB変調回路14の加算器32fがデータ送信器11から出力された送信データ“cosωt”と直流成分“B”を加算して、その加算結果である“cosωt+B”を乗算器32dに出力することにより、SSB変調器32の加算器32eが“A{cos(ωc−ω)t+Bcosωct}”を出力するようにする。
また、SSB変調回路14の乗算器35から出力される信号は、図13に示すように、周波数が930MHz,950MHzの部分に搬送波成分が含まれるようになる。
さらに、SSB変調回路14のバンドパスフィルタ36から出力される信号は、図14に示すように、周波数が950MHzの部分に搬送波成分が含まれるようになる。
上記実施の形態1では、データ通信装置1とデータ通信装置3が同じ周波数の変調信号を送信するものについて示したが、データ通信装置1とデータ通信装置3の干渉を防止するため、データ通信装置1とデータ通信装置3が異なる周波数の変調信号を送信するようにしてもよい。即ち、データ通信装置1,3のRF信号発振器12から発振される無線周波数信号の周波数が異なるようにしてもよい。
したがって、データ通信装置1,3の数が多数に上る場合、データ通信システムが占有する周波数帯域が大きくなるが、実際に占有することが可能な周波数帯域は限られているので、各データ通信装置のチャネル間隔を狭くしなければ、設置可能なデータ通信装置の数を増やすことができない。
そこで、この実施の形態3では、次のようにして、各データ通信装置のチャネル間隔を狭くして、設置可能なデータ通信装置の数を増やすことができるようにしている。
また、ch1のデータ通信装置も(ch1の周波数<ch2の周波数であって、ch1とch2は隣接帯域の周波数であるとする)、下側波帯の変調信号(LSB)を送信せずに上側波帯の変調信号(USB)を送信するようにする。
また、ch2のLSBとch1のUSBは、非接触ICカード2からの応答帯域ではなく(ch2はUSBが応答帯域、ch1はLSBが応答帯域)、両者を接近させて共有させても、非接触ICカード2からの応答に影響しないので、ch1とch2の間隔を200kHz程度まで接近させるようにする。
上記実施の形態3では、例えば、ch2のデータ通信装置が下側波帯の変調信号(LSB)を送信して、上側波帯の変調信号(USB)を送信しない場合、ch1,ch3のデータ通信装置が、下側波帯の変調信号(LSB)を送信せずに上側波帯の変調信号(USB)を送信するものについて示したが、データ通信システムの中で、周波数が最も低い無線周波数信号が割り当てられるデータ通信装置は、下側波帯の変調信号(LSB)を送信せずに上側波帯の変調信号(USB)を送信し、周波数が最も高い無線周波数信号が割り当てられるデータ通信装置は、上側波帯の変調信号(USB)を送信せずに下側波帯の変調信号(LSB)を送信するようにしてもよい。
上記実施の形態1では、特に言及していないが、各データ通信装置は、他のデータ通信装置が送信しない単側波帯相当の周波数帯域の信号を送信しないようにする規定が設けられている場合、その周波数帯域の変調信号や無線周波数信号を送信しないようにする。
これにより、図17に示すように、各データ通信装置は、他のデータ通信装置宛の非接触ICカード2からの応答に対して妨害を与えないようにすることができる効果を奏する。
Claims (8)
- 無線周波数信号を発振する無線周波数信号発振手段と、
非接触型無線通信機器宛のデータに応じて、上記無線周波数信号発振手段から発振された無線周波数信号を単側波帯変調し、その単側波帯の変調信号を出力する変調手段と、
上記変調手段から出力された変調信号又は上記無線周波数信号発振手段から発振された無線周波数信号を送信する送信手段と、
上記送信手段から無線周波数信号が送信されているとき、上記非接触型無線通信機器から送信された両側波帯の変調信号を受信する受信手段と、
上記受信手段により受信された変調信号からデータを復調する復調手段と、
を備え、
上記変調手段は、
非接触型無線通信機器宛のデータを示すディジタル信号をディジタル回路により単側波帯変調する単側波帯変調器と、
上記単側波帯変調器によるディジタルの変調信号をアナログ信号に変換するD/A変換器と、
上記D/A変換器による変換後の変調信号と無線周波数信号を乗算する乗算器と、
上記乗算器から出力された乗算信号の単側波帯を除去するフィルタと、
を用いて構成していることを特徴とするデータ通信装置。 - 無線周波数信号を発振する無線周波数信号発振手段と、
非接触型無線通信機器宛のデータに応じて、上記無線周波数信号発振手段から発振された無線周波数信号を単側波帯変調し、その単側波帯の変調信号を出力する変調手段と、
上記変調手段から出力された変調信号又は上記無線周波数信号発振手段から発振された無線周波数信号を送信する送信手段と、
上記送信手段から無線周波数信号が送信されているとき、上記非接触型無線通信機器から送信された両側波帯の変調信号を受信する受信手段と、
上記受信手段により受信された変調信号からデータを復調する復調手段と、
を備え、
上記復調手段は、上記変調手段から出力された変調信号が上側波帯の変調信号であれば、上記受信手段により受信された両側波帯の変調信号から下側波帯の変調信号を抽出し、上記変調手段から出力された変調信号が下側波帯の変調信号であれば、上記受信手段により受信された両側波帯の変調信号から上側波帯の変調信号を抽出し、上記下側波帯の変調信号または上記上側波帯の変調信号からデータを復調することを特徴とするデータ通信装置。 - 無線周波数信号を発振する無線周波数信号発振手段と、
非接触型無線通信機器宛のデータに応じて、上記無線周波数信号発振手段から発振された無線周波数信号を単側波帯変調し、その単側波帯の変調信号を出力する変調手段と、
上記変調手段から出力された変調信号又は上記無線周波数信号発振手段から発振された無線周波数信号を送信する送信手段と、
上記送信手段から無線周波数信号が送信されているとき、上記非接触型無線通信機器から送信された両側波帯の変調信号を受信する受信手段と、
上記受信手段により受信された変調信号からデータを復調する復調手段と、
を備え、
上記復調手段は、
上記受信手段により受信された両側波帯の変調信号の単側波帯を除去して、単側波帯の変調信号を出力する単側波帯除去器と、
上記単側波帯除去器から出力された変調信号から、上記単側波帯除去器により除去された単側波帯を再生して、両側波帯の変調信号を出力する単側波帯再生器と、
上記単側波帯再生器から出力された両側波帯の変調信号からデータを復調するデータ復調器と、
を用いて構成していることを特徴とするデータ通信装置。 - 変調手段は、単側波帯の変調信号を出力する際、その変調信号に搬送波成分を含めて出力することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のデータ通信装置。
- 送信対象のデータに応じて無線周波数信号を単側波帯変調し、その単側波帯の変調信号又は当該無線周波数信号を送信する一方、その無線周波数信号を送信しているとき、両側波帯の変調信号を受信すると、その両側波帯の変調信号からデータを復調するデータ通信装置と、
上記データ通信装置から送信された単側波帯の変調信号を受信すると、その変調信号からデータを復調する一方、上記データ通信装置から送信された無線周波数信号を受信すると、上記データ通信装置宛のデータを両側波帯変調して、その両側波帯の変調信号を上記データ通信装置に送信する非接触型無線通信機器と、
を備え、
複数のデータ通信装置が設置される場合、相互に応答帯域を接近、または、共有できるよう周波数が異なる無線周波数信号が各データ通信装置に割り当てられ、
上記各データ通信装置は、隣接帯域の無線周波数信号が割り当てられている他のデータ通信装置が上側波帯の変調信号を送信して下側波帯の変調信号を送信しない場合、上側波帯の変調信号を送信せずに下側波帯の変調信号を送信し、上記他のデータ通信装置が下側波帯の変調信号を送信して上側波帯の変調信号を送信しない場合、下側波帯の変調信号を送信せずに上側波帯の変調信号を送信することを特徴とするデータ通信システム。 - 送信対象のデータに応じて無線周波数信号を単側波帯変調し、その単側波帯の変調信号又は当該無線周波数信号を送信する一方、その無線周波数信号を送信しているとき、両側波帯の変調信号を受信すると、その両側波帯の変調信号からデータを復調するデータ通信装置と、
上記データ通信装置から送信された単側波帯の変調信号を受信すると、その変調信号からデータを復調する一方、上記データ通信装置から送信された無線周波数信号を受信すると、上記データ通信装置宛のデータを両側波帯変調して、その両側波帯の変調信号を上記データ通信装置に送信する非接触型無線通信機器と、
を備え、
複数のデータ通信装置が設置される場合、相互に周波数が異なる無線周波数信号が各データ通信装置に割り当てられ、
周波数が最も低い無線周波数信号が割り当てられるデータ通信装置は、下側波帯の変調信号を送信せずに上側波帯の変調信号を送信し、周波数が最も高い無線周波数信号が割り当てられるデータ通信装置は、上側波帯の変調信号を送信せずに下側波帯の変調信号を送信し、
周波数が最も低い無線周波数信号の帯域または最も高い無線周波数信号の帯域は、他用途の帯域または該他用途の帯域との境界に設けられたガードバンドに対して、接近、または、共有して割り当てられることを特徴とするデータ通信システム。 - 送信対象のデータに応じて無線周波数信号を単側波帯変調し、その単側波帯の変調信号又は当該無線周波数信号を送信する一方、その無線周波数信号を送信しているとき、両側波帯の変調信号を受信すると、その両側波帯の変調信号からデータを復調するデータ通信装置と、
上記データ通信装置から送信された単側波帯の変調信号を受信すると、その変調信号からデータを復調する一方、上記データ通信装置から送信された無線周波数信号を受信すると、上記データ通信装置宛のデータを両側波帯変調して、その両側波帯の変調信号を上記データ通信装置に送信する非接触型無線通信機器と、
を備え、
複数のデータ通信装置が設置される場合、上記複数のデータ通信装置で使用される無線周波数信号の周波数帯域は複数あり、各々の周波数帯域は上側波帯の変調信号または下側波帯の変調信号が割り当てられ、上側波帯の変調信号が割り当てられる帯域と下側波帯の変調信号が割り当てられる帯域が相互に応答帯域を接近、または、共有できるよう隣接することを特徴とするデータ通信システム。 - 送信対象のデータに応じて無線周波数信号を単側波帯変調し、その単側波帯の変調信号又は当該無線周波数信号を送信する一方、その無線周波数信号を送信しているとき、両側波帯の変調信号を受信すると、その両側波帯の変調信号からデータを復調するデータ通信装置と、
上記データ通信装置から送信された単側波帯の変調信号を受信すると、その変調信号からデータを復調する一方、上記データ通信装置から送信された無線周波数信号を受信すると、上記データ通信装置宛のデータを両側波帯変調して、その両側波帯の変調信号を上記データ通信装置に送信する非接触型無線通信機器と、
を備え、
複数のデータ通信装置が設置される場合、上記複数のデータ通信装置で使用される無線周波数信号の周波数帯域は複数あり、
周波数が最も低い無線周波数信号の帯域は上側波帯の変調信号が割り当てられ、周波数が最も高い無線周波数信号の帯域は下側波帯の変調信号が割り当てられ、
周波数が最も低い無線周波数信号の帯域または最も高い無線周波数信号の帯域は、他用途の帯域または該他用途の帯域との境界に設けられたガードバンドに対して、接近、または、共有して割り当てられることを特徴とするデータ通信システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2004/012123 WO2006021991A1 (ja) | 2004-08-24 | 2004-08-24 | データ通信装置、データ通信方法及びデータ通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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