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JP4672338B2 - ホース収納式水栓 - Google Patents

ホース収納式水栓 Download PDF

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JP4672338B2
JP4672338B2 JP2004333907A JP2004333907A JP4672338B2 JP 4672338 B2 JP4672338 B2 JP 4672338B2 JP 2004333907 A JP2004333907 A JP 2004333907A JP 2004333907 A JP2004333907 A JP 2004333907A JP 4672338 B2 JP4672338 B2 JP 4672338B2
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Description

この発明は吐水ヘッドが可撓性のホースとともに引出し可能とされたホース収納式水栓に関する。
近年、例えばキッチン水栓等においてこの種のホース収納式水栓、即ち吐水ヘッドがこれに接続された可撓性のホースとともに吐水ヘッドを保持するホルダから引出し可能とされたホース収納式水栓が好んで用いられるようになって来ている。
図16は下記特許文献1に開示されたホース収納式水栓(キッチン水栓)の具体例を示したもので、図中300はカウンター、302はその下側のキャビネット、304はシンクであり、306はカウンター300上に起立する状態で設けられた水栓本体である。
308は吐水口310を備えた吐水ヘッドで、通常時はホルダ312に保持されており、必要に応じてこの吐水ヘッド308がホース314とともにホルダ312から引出し可能とされている。
316,318は給水元管,給湯元管の端部にそれぞれ設けられた止水栓で、これら止水栓316,318からカウンター300下側且つキャビネット302内部において給水用及び給湯用のサプライ管320,322が上向きに延び出しており、それぞれの上端部が水栓本体306に接続されている。
水栓本体306にはそれらサプライ管320,322を通じて送られて来た水,湯を混合し、温調(温度調節)する混合弁が内蔵されており、その混合後の温調水が流出管324を通じてカウンター300下側に流出するようになっている。
ここで流出管324は金属管等の剛性の管にて構成されており、水栓本体306からカウンター300下側に延び出している。
そしてその流出管324の下部の接続口に対して、上記可撓性のホース314の一端側が接続されている。
ホース314は、他端側がホルダ312を挿通して吐水ヘッド308に接続されている。
尚326は、水栓本体306の上部に設けられたレバーハンドルである。
図16に示しているように通常この種のホース収納式水栓においては、止水栓の側方空間、具体的にはここでは水側の止水栓316と湯側の止水栓318との間の空間が空き空間となっていることから、ホース314を流出管324からそのまま一対の止水栓316,318間の空間に下向きに垂れ下がらせた上、向きを上向きに転じて水栓本体306及びホルダ312を挿通し、吐水ヘッド308に接続している。
しかしながらこのようにホース314がカウンター300下側で大きく下方に垂れ下がっていると、その垂れ下がったホース314が邪魔となってキャビネット302内の下部空間が狭められ、同部を収納空間等として利用する際の制限となってしまう。
尚、下記特許文献2にはホースの収納構造についての発明が示されているが、その課題とするところは本発明とは異なっており、また解決手段も本発明とは異なっている。
特開2002−361234号公報 特開平9−177151号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、カウンター下側の空間を収納空間等として有効に活用することのできるホース収納式水栓を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、カウンター上に設けられた水栓本体の内部の混合弁から流出管が、該カウンターの貫通の穴を通ってカウンター下側に延び出し、該流出管に対して可撓性のホースの一端部が接続されて、該ホースが前記カウンターの前記穴を通ってカウンター上に延びて、他端部が吐水ヘッドに接続され、該吐水ヘッドが該ホースとともに該吐水ヘッドを保持するホルダから引出し可能とされたホース収納式水栓において、前記カウンター下側において前記流出管の下部を、上向きに突き出した接続口を備えるとともにホースガイドの装着されたカプラにて構成して、該接続口に前記ホースの前記一端部を接続し、該ホースを一端側で該接続口から上向きに延び出させた後、同一の回転方向を維持しつつ向きを下向きに転じた後、更に下向きから上向きに転じて、該ホースを前記カウンター下側で且つ給水元管の端部に設けられた止水栓よりも上側において、縦方向に少なくとも1回転させて、該1回転させたホースを前記ホースガイドのガイド孔に挿通して上向きに延び出させ、前記カウンターの前記穴及び前記ホルダを挿通して前記他端部を前記吐水ヘッドに接続してあるとともに、前記カウンターの前記穴を通って給水管と給湯管とが前記混合弁に接続してあることを特徴とする。


請求項2のものは、請求項1において、前記ホースが前記カウンター下側に突出したシンクより奥側の空間で少なくとも1回転していることを特徴とする
発明の作用・効果
以上のように本発明は、カウンター下側において流出管の下部の接続口を上向きに突き出して、その接続口に可撓性のホースの一端部を接続し、そしてホースをカウンター下側で縦方向に少なくとも1回転させた上で、他端側を吐水ヘッドに接続するようになしたもので、本発明によれば、カウンター下側で可撓性のホースが下方に大きく垂れ下がった状態となるのを防止でき、これによりカウンター下側の空間を収納空間等として有効に活用できるようになる。
本発明ではまた、給水元管の端部に設けられた止水栓よりも上側においてホースを少なくとも1回転させるようになしており、このようにすれば止水栓の側方空間を空いた空間となすことができ、同部を収納空間として或いは水栓装置における構成器具の配設空間等として活用できるようになる。
本発明においては、上記ホースをカウンター下側に突出したシンクよりも奥側の空間で少なくとも1回転させるようになすことができる(請求項2)。
シンクの奥側の空間は従来デッドスペースとなっている部分であり、従って本発明によればそのデッドスペースを有効に活用することができ、またこれに伴って前方側の空間を空き空間となして収納空間その他として有効に活用できるようになる。
次に本発明をキッチン用のホース収納式の自動水栓に適用した場合の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10はキッチンのキャビネットで、12はカウンターであり、このカウンター12上に起立する状態で水栓本体14と吐水管16とが設けられている。ここで吐水管16は水栓本体14に対して所定角度回動可能とされている。
また吐水管16は、図4に示しているように逆U字状のグースネック形状をなしている。
同図に示しているように吐水管16は、先端に吐水口18を有し、可撓性のホース20とともに引出し可能な吐水ヘッド22と、吐水ヘッド22を収納位置に保持するホルダとしての働きを有する吐水管本体24とを有している。
図1に示しているように、キャビネット10の内部には一対の止水栓28,30の間の位置においてバルブユニット26が配設されている。
そしてこのバルブユニット26の後述の水流入口92(図6(イ)参照)に対して給水元管(給水用の元配管)が止水栓28,分岐継手32及び接続ホース34を介して接続されている。
また後述の湯流入口94(図6(イ)参照)に対して給湯元管(給湯用の元配管)が、止水栓30及び接続ホース36を介して接続されている。
このバルブユニット26の水流出口及び湯流出口からは給水用,給湯用のサプライ管38,40が上向きに延び出しており、それらの先端が上記の水栓本体14に接続されて、その水栓本体14に水,湯がそれぞれ供給されるようになっている。
水栓本体14には後述の混合弁58(図3参照)が内蔵されていて、その混合弁58から水又は湯(混合弁58で温調された温調水)を流出させる金属製の剛性の流出管42がカウンター12の下側に下向きに延び出している。
この流出管42の下部はカプラ44として構成されている。
カプラ44は上向きに突き出した接続口180を備えており、その接続口180に対して可撓性のホース20の一端部が接続されている。
接続口180から上向きに延び出したホース20は、カウンター12下側のキャビネット10内部で、且つ水用及び湯用の一対の止水栓28,30の上側であって、更に図2に示しているようにカウンター12から下向きに突出したシンク182の奥側の空間において縦方向に1回転し、そして水栓本体14及びホルダとしての吐水管本体24を挿通して上記の吐水ヘッド22に他端部が接続されている。
尚このカプラ44には、図2に示しているようにホースガイド184が装着されており、そのホースガイド184の円形のガイド孔186を、1回転した後のホース20が挿通して上向きに延びている。
キャビネット10の内部にはまた図1に示しているように浄水器46が設けられており、バルブユニット26の上流部において給水元管からの水が分岐継手32,ホース48を通じてこの浄水器46に導かれるようになっている。
浄水器46は、水道水を後述のフィルタ66(図3参照)に通して浄化するもので、その浄化後の浄水を流出させるホース50が浄水器46から延び出している。
このホース50の先端はカプラ44を介して、吐水ヘッド22に繋がるホース20に接続されている。
即ち浄水器46から流出した浄水がホース50,20を通じて吐水ヘッド22に導かれ、その先端の吐水口18から吐水されるようになっている。
キャビネット10の内部にはまた、バルブユニット26の下側において水栓の動作制御のためのコントローラ(制御部)52が設けられている。
図3に示しているように本実施形態において給水元管,給湯元管からの水,湯は給水路54,給湯路56を通じて水栓本体14に内蔵された混合弁58に供給される。
供給された水と湯とはレバーハンドル60の操作に基づいて所定比率で混合された上、同じくそのレバーハンドル60の操作に基づいて決定された所定流量で流出路62を通じ吐水ヘッド22に送られ、先端の吐水口18から吐水される。
ここでレバーハンドル60は、左右回動操作によって水と湯との混合比率の調節即ち温度調節を行い、また上下回動操作によって流量調節を行う。
給水元管からの水はまた、電磁弁68の上流部で給水路54から分岐した浄水路64に取り出され、そして浄水路64上に設けられた浄水器46のフィルタ66を通過してそこで浄化された上で、浄化後の水(浄水)が混合弁58をバイパスして流出路62に導かれ、そしてその流出路62を通じて吐水ヘッド22の吐水口18から吐水されるようになっている。
これら給水路54,給湯路56及び浄水路64のそれぞれには流路を開閉する電磁弁68,70,72及び逆流防止をなす逆止弁74が配設されている。
尚浄水路64には定流量弁73が設けられている。
給水路54からはまた、電磁弁68の上流部においてバイパス路76が分岐して延び出しており、その先端が給湯路56且つ電磁弁70及び逆止弁74の下流部に接続されている。
このバイパス路76上にもまた、流路を開閉する電磁弁78と逆止弁74が設けられている。
これら電磁弁68,70,72,78はそれぞれコントローラ52に電気的に接続されていて、コントローラ52によって動作制御される。
本実施形態において、給水路54と給湯路56とを連絡するバイパス路76を設けているのは次のような理由による。
即ちレバーハンドル60の操作位置が、混合弁58内における湯の流路を全開、水の流路を全閉状態とする状態にあると、後述する人体検知センサ(水用センサ116)による人体検知に基づいて吐水口18から水吐水させようとしてもこれを行うことができない。
そこで給水路54と給湯路56とをバイパス路76で連絡しておき、混合弁58内において水の流路が全閉状態にあっても、給水元管からの水をバイパス路76,給湯路56,更に流出路62を通じて吐水口18へと供給可能となしているのである。
この実施形態の自動水栓では、図15(A)に示しているように電磁弁68及び78が開,電磁弁70,72が閉とされることで、給水路54及びバイパス路76、更に給湯路56の一部を通じて給水元管からの水が混合弁58に送られ、更にその混合弁58を経由して流出路62を通じ、吐水口18から水が吐水(水吐水)される。
また図15(B)に示しているように電磁弁68及び70が開,電磁弁72及び78が閉の状態の下で、給水元管からの水と給湯元管からの湯がそれぞれ給水路54及び給湯路56を通じて混合弁58に送られてそこで混合され、適温の湯(温調水)とされた上で流出路62を通じ吐水口18から湯が吐水(湯吐水)される。
一方図15(C)に示しているように電磁弁68,70及び78の何れもが閉で、電磁弁72のみが開の状態の下では、給水元管からの水が浄水器46、つまり浄水路64の側に導かれてフィルタ66を通り、浄水となって流出路62を通じ吐水口18から吐水(浄水吐水)される。
図8に上記混合弁58の構成が具体的に示してある。
同図に示しているように混合弁58は、ハウジング80の内部に固定弁体82と、その上面を摺動する可動弁体84とを有しており、その可動弁体84に対してレバーハンドル60が作動的に連結されている。
固定弁体82には水,湯の入口86,86が設けられていて、それら入口86,86を通じて、サプライ管38,40を図中上向きに送られて来た水と湯とが可動弁体84の混合室88内に流入する。
そして混合室88で混合された後の温調後の湯或いは水(冷水)が出口89から流出管42へと流出して、図2の流出路62を通じ吐水口18へと導かれる。
図5〜図7に上記バルブユニット26の構成が具体的に示してある。
これらの図において90はバルブボデーで、図6に示しているように水流入口92,湯流入口94と、それらに連通して給水路54,給湯路56の一部をなす内部流路54a,56aを有している。
そしてそれら内部流路54a,56a上に電磁弁68,70(図7参照)が設けられている。
バルブボデー90にはまた、図6(ハ)に示しているように上記バイパス路76の一部を成す分岐流路76aが給水用の内部流路54aから分岐しており、この分岐流路76a上にバイパス路76を開閉するための電磁弁78(図7参照)が設けられている。
バルブボデー90には更に、図6(イ)に示しているように分岐流路76aを給湯路56に合流させるための、バイパス路76の残部をなす合流路76bが設けられており、分岐流路76aからの水がこの合流路76bによって給湯路56に合流し、その後給湯路56を通じて図3の混合弁58へと送られるようになっている。
上記電磁弁68,70,78は図7(ロ)に示しているように、主弁としてのダイヤフラム弁98と、その背後に形成された背圧室100と、背圧室100の水抜きを行う水抜水路としてのパイロット水路102と、パイロット水路102を開閉するパイロット弁としてのプランジャ弁104と、固定コア106と、プランジャ弁104を電磁力で動作させるソレノイド108とを有している。
この電磁弁68,70,78においては、ソレノイド108への通電によりプランジャ弁104を開弁させると、パイロット水路102が開放されて背圧室100の圧力が抜け、主弁としてのダイヤフラム弁98が開弁動作する。
尚、図5(A)及び図7(イ)に示しているようにバルブボデー90には内部の水,湯を抜くための水抜栓110と、水抜きに際してダイヤフラム弁98を手動にて開放させるための開放操作部材112とが設けられている。
開放操作部材112は、摘み114を回転操作することでダイヤフラム弁98を手動で開放させる。
図4に示しているように、逆U字状のグースネック形状をなす吐水管16における吐水管本体24の先端部、詳しくはその最上位の部位から先端に向かって下向きとなる部分の上面に、水用センサ(水用の人体検知センサ)116及び湯用センサ(湯用の人体検知センサ)118が、所定間隔隔てて管軸方向に一列に配列されている。
ここで水用センサ116は使用者に近い手前側に(前側に)、また湯用センサ118は奥側に設けられている。従って水用センサ116は湯用センサ118に対して下位置に、また湯用センサ118は水用センサ116に対して上位置に位置している。
本実施形態においては、吐水管本体24の側面においても浄水用センサ(浄水用の人体検知センサ)120が設けられている。
尚吐水管本体24の先端部下面には、吐水やシンク182或いはシンク182内の容器等に光を照射してほのかに照らし出す光照射部122が設けられている。
この実施形態の自動水栓では、水用センサ116の上方に手をかざして水用センサ116によりこれを検知させると、吐水口18から水が吐水(水吐水)される。また水吐水状態の下で再び水用センサ116の上方に手をかざすと、そこで水吐水が停止する。即ち止水する。
一方湯用センサ118の上方に手をかざすと、湯用センサ118による手の検知に基づいて、吐水口18から適正温度に温度調節された湯が吐水され、そしてその湯吐水中に再び湯用センサ118の上方に手をかざすと、そこで湯吐水が停止する。
一方図14に示しているように吐水管本体24の先端部側方に手を差し出すと、浄水用センサ120がこれを検知し、吐水口18から浄水が吐水(浄水吐水)される。また浄水吐水状態の下で再び浄水用センサ120に対して手をかざすと、そこで浄水吐水が停止する。
そのようにコントローラ52が対応する各電磁弁68,70,72,78を動作制御する。
尚ここでは、水用センサ116の検知距離が奥側の湯用センサ118の検知距離よりも短く設定されている。
即ち各センサ(水用センサ116及び湯用センサ118)が差し出された手の指を検知するものと想定して、ここでは水用センサ116の検知距離が約2cm程度、湯用センサ118の検知距離が約4cm程度に設定されている。
図9〜図12に吐水管16の内部構造が具体的に示してある。
図9,図10及び図11に示しているように、吐水管本体24は金属パイプ124と、断面U字状をなして金属パイプ124の内部に挿入され内側においてホース20をガイドし、また外側において上記各水,湯,浄水用の各センサ116,118,120とコントローラ52とを連絡する電気配線をガイドする湾曲形状のインナ部材126と、その先端側に設けられて可撓性ホース20を挿通ガイドする概略筒状のガイド部材128と、その下側からこれを覆うガイドカバー130とを有している。
図12に示しているようにこのガイド部材128の上面には仕切板131が固定されており、そしてその仕切板131の上面に上記水用センサ116,湯用センサ118を有するセンサユニット132,134が載置固定された上、その上側から樹脂製の透光性のセンサカバー136が被せられている。
ガイド部材128には、その側面に浄水用センサ120が取り付けられている。ガイドカバー130は、その浄水用センサ120に対応する部分が透光性とされている。
上記湯用センサ118は光電式のものであって、図13(A)に示しているようにこの湯用センサ118を有するセンサユニット134は基板140を有していて、そこに赤外線の発光素子142と、受光素子144と、センサ制御部としてのマイコン146が搭載されている。
基板140にはまた、湯吐水状態であるかそうでないかを表示するためのLED148が搭載されており、湯吐水状態の下ではこのLED148が点滅し、またそうでないときにはLED148が点灯保持するようになっている。
一方図13(B)に示しているように、水用センサ116を有するセンサユニット132は、基板140に赤外線の発光素子142と、受光素子144と、更に水吐水中であるか否かを表示するLED150が搭載されている。
ここでLED150は水吐水中であれば点滅を行い、またそうでないときには点灯状態を保持して、水吐水中であるか否かを表示する。
このセンサユニット132にはまた、基板140に現在の吐水温度を表示するための3色(RGB)LED152が搭載されている。
一方図13(C)に示しているように浄水用センサ120を有するセンサユニット138は、基板140に赤外線の発光素子142と、受光素子144及び浄水吐水中であるか否かを表示するためのLED154が搭載されている。
このLED154は浄水吐水中においては点滅動作し、またそうでないときには点灯状態を保持することによって、浄水吐水中であるか否かを表示する。
一方吐水ヘッド22は、図10に示しているように筒状のコア部材156と、これを外周側から覆うカバー158とを有しており、そのコア部材156に対して可撓性ホース20の先端部が水密に接続固定されている。
この吐水ヘッド22の先端には、吐水口18からの吐水をストレート吐水からシャワー吐水に又はその逆に切換操作する切換操作部160が設けられている。
図1に示しているように、上記カプラ44には吐水口18からの吐水の温度をその上流部において事前に検知する温度検知素子としてサーミスタ170が取り付けられている。
そして図9及び図10に示しているように、このサーミスタ170による温度検知に基づいて吐水の温度ないしその温度変化を光の色ないし色変化によって表示する光温度表示部162が吐水管24の先端面近傍、詳しくはここでは吐水管24の先端面と吐水ヘッド22とによって管軸方向に挟まれる位置に取り付けられている。
この光温度表示部162は透光性の樹脂から成っていて、図10に示しているように後方への延出部164を一体に有しており、その延出部164の下面に対して、上記3色LED152からの光が照射されるようになっている。
この透光性樹脂から成る光温度表示部162は外周面が表示面とされていて、組付状態においてその表示面だけが吐水管16の外周面で露出せしめられ、表示面で吐水の温度を光の色で表示する。
詳しくは、3色LED152から延出部164の被照射面に照射された光は透光性樹脂の内部を透過して、外周面の表示面から外部に放射され、その光の色によって吐水の温度を表示する。
上記3色LED152は色の3原色である赤(Red),緑(Green),及び青(Blue)を発色するLEDをユニット化したもので、上記サーミスタ170よる温度検知に基づいて連続的に光の色を変化させる。
光温度表示部162は、その光の色及び色変化を連続的に外部に放射して吐水温度を表示する。
即ち吐水温度が低いときには青色を、吐水温度が高いときには赤色を、中間のときにはそれらに応じた色を発色して現在の吐水温度がどのような温度であるかをその色変化によって表示する。
本実施形態では、浄水用センサ120,湯用センサ118及び水用センサ116が実質的に同時に手を検知した場合には、浄水用センサ120による検知が最も優先し、その次に湯用センサ118による検知が優先するようになっている。
詳しくは、浄水用センサ120が手を検知したときには一定時間他のセンサ即ち湯用センサ118及び水用センサ116の検知が無効化され、一定時間経過後に湯用センサ118,水用センサ116による検知が有効化される。
また湯用センサ118が手を検知したときには、一定時間水用センサ116による検知が無効化され、一定時間経過後に水用センサ116による検知が有効化される。
コントローラ52がそのように吐水の動作を制御する。
以上のように本実施形態のホース収納式水栓では、カウンター12下側において流出管42の下部の接続口180を上向きに突き出して、その接続口180に可撓性のホース20の一端部を接続し、そしてホース20をカウンター12下側で且つシンク182の奥側の空間で、更にまた一対の止水栓28,30より上側の空間で縦方向に1回転させた上で他端側を吐水ヘッド22に接続してあるので、カウンター12下側でホース20が下方に大きく垂れ下がった状態となるのを防止でき、一対の止水栓28と30との間の空間をバルブユニット26配設用の空間として確保することができるとともに、シンク182の下方空間を空き空間となして、同部分を収納空間等として有効に活用することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば上記実施形態では流出管42の下部をカプラ44にて構成し、そのカプラ44に上向きの接続口180を備えてそこに可撓性のホース20の一端部を接続するようにしているが、場合によって流出管42の下部をカプラ44で構成することなく直接流出管42自体に上向きの接続口180を設けて、そこにホース20の一端部を接続するようになすことも可能である。
その他本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態である自動水栓を示す図である。 図1の側面図である。 同実施形態の自動水栓の流路を示す図である。 同実施形態の吐水管と各種センサを示す図である。 同実施形態のバルブユニットを示す斜視図である。 図4のバルブユニットを互いに異なる切断面で切断して示す斜視図である。 図4のバルブユニットの図5とは異なった切断面における断面図である。 同実施形態における混合弁を示す図である。 図3の吐水管の内部構造を示す断面図である。 図8における吐水ヘッドを吐水管本体から離した際の図である。 図8の分解斜視図である。 図10の一部を詳しく示した図である。 同実施形態における各人体検知センサを示した図である。 浄水吐水を行う際の図である。 同実施形態における流路切換えの説明図である。 従来のホース収納式水栓の一例を示す図である。
12 カウンター
14 水栓本体
20 ホース
22 吐水ヘッド
24 吐水管本体(ホルダ)
28 止水栓
42 流出管
180 接続口
182 シンク

Claims (2)

  1. カウンター上に設けられた水栓本体の内部の混合弁から流出管が、該カウンターの貫通の穴を通ってカウンター下側に延び出し、該流出管に対して可撓性のホースの一端部が接続されて、該ホースが前記カウンターの前記穴を通ってカウンター上に延びて、他端部が吐水ヘッドに接続され、該吐水ヘッドが該ホースとともに該吐水ヘッドを保持するホルダから引出し可能とされたホース収納式水栓において、
    前記カウンター下側において前記流出管の下部を、上向きに突き出した接続口を備えるとともにホースガイドの装着されたカプラにて構成して、該接続口に前記ホースの前記一端部を接続し、該ホースを一端側で該接続口から上向きに延び出させた後、同一の回転方向を維持しつつ向きを下向きに転じた後、更に下向きから上向きに転じて、該ホースを前記カウンター下側で且つ給水元管の端部に設けられた止水栓よりも上側において、縦方向に少なくとも1回転させて、該1回転させたホースを前記ホースガイドのガイド孔に挿通して上向きに延び出させ、前記カウンターの前記穴及び前記ホルダを挿通して前記他端部を前記吐水ヘッドに接続してあるとともに、
    前記カウンターの前記穴を通って給水管と給湯管とが前記混合弁に接続してあることを特徴とするホース収納式水栓。
  2. 請求項1において、前記ホースが前記カウンター下側に突出したシンクより奥側の空間で少なくとも1回転していることを特徴とするホース収納式水栓。
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