JP4670274B2 - 液体噴射装置の記録媒体搬送体、液体噴射装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、記録媒体搬送体としての搬送トレイ1は、略長方形の平板状に形成された本体2を備えている。本体2の正面3には、円形状の載置部4が凹設されている。載置部4の底面5の中心位置には、円環状の溝部6が設けられている。この溝部6を形成することで、底面5の溝部6内側には、円柱状の台座7が形成されている。台座7の中心位置には、円柱状の挿入部8が突設されている。そして、載置部4には、図3に示すように、CD−R、DVD−R等の記録媒体としてのメディアMが収容されるようになっている。このメディアMは、円盤状に形成されていて、データを記憶するための図示しない記憶面と、記憶面と対向する側に印刷面Maを備えている。印刷面Maには、画像又はタイトル等が印刷されるようになっている。また、メディアMの中心には、貫通孔9が貫通形成されている。メディアMは、搬送トレイ1の挿入部8を貫通孔9に挿入させることで、載置部4に位置決めされる。そして、メディアMは、印刷面Maを上面に向けて搬送トレイ1に取着されるようになっている。
容部12には、平板状に形成されたテストパターン形成部としてのパターン印刷部材13が着脱可能に収容されている。パターン印刷部材13の上面13aには、テフロン(登録商標)加工等の撥液処理(撥水処理)が施されている。そして、パターン印刷部材13の上面13aは、パターン印刷部材13が収容部12に収容されると、本体2の正面3と同一水平面上に位置決めされる。
図3に示すように、プリンタ21は、略直方体形状のフレーム22を備えている。フレーム22の前面23には、長方形状の第1開口部24が設けられている。第1開口部24は、上述した搬送トレイ1をフレーム22内に搬入するためのものである。フレーム22の前後方向の長さは、搬送トレイ1に比べて長く形成されている。そして、フレーム22は、搬入される搬送トレイ1を収容できる容積に形成されている。フレーム22内には、第1開口部24に沿って、その長手方向(左右方向)にプラテン25が配設されている。プラテン25は、第1開口部24から挿入される搬送トレイ1を支持する。
。従って、第1及び第2駆動ローラ26,29、第1及び第2従動ローラ28,30、駆動モータ27は、搬送手段を構成している。
33aを封止した状態で、図示しない吸引ポンプにて生成される負圧を各ノズルN1〜N6に供給し、インクを吸引して各ノズルN1〜N6の目詰まりを解消する。そして、キャップ部材36は、各ノズルN1〜N6から排出されるインクを、図示しない廃インクタンクに排出させるようになっている。ワイパ部材37は、キャップ部材36によるインクの吸引が完了し、印刷領域に移動するキャリッジ32の記録ヘッド33のノズル形成面33aに当接し払拭するようになっている。
図6に示すように、プリンタ21は、フレーム22内に制御部40を備えている。制御部40は、検出手段を構成するCPU41、メモリ42、入出力回路43を備えている。制御部40のCPU41は、メモリ42に予め記憶された制御プログラムに基づいて、メモリ42、入出力回路43を制御しプリンタ21を駆動制御するようになっている。
bを出力させ、キャリッジモータ39を駆動制御するようになっている。CPU41は、キャリッジモータ39を駆動制御することで、キャリッジ32の主走査方向の移動を制御するようになっている。また、CPU41は、入出力回路43から記録ヘッド33の圧電素子に第1駆動電圧Vを出力させ、圧電素子を駆動制御するようになっている。そして、CPU41は、記録ヘッド33の各ノズルN1〜N6からのインクの吐出を制御するようになっている。
を出力させて第1及び第2駆動ローラ26,29を正回転駆動し、挿入された搬送トレイ1をフレーム22内のプラテン25上に搬送するようになっている。
ータ27を正転駆動させて、第1及び第2駆動ローラ26,29を回転駆動制御し搬送トレイ1をフレーム22内の奥側へ搬送する。CPU41は、搬送トレイ1の載置部4に収容されるメディアMがキャリッジ32の記録ヘッド33と相対向すると、駆動モータ27を駆動停止させ、第1及び第2駆動ローラ26,29の回転駆動を停止させる。これにより、搬送トレイ1に載置されたメディアMは、プラテン25上にキャリッジ32の記録ヘッド33と相対向して位置決めされる。
CPU41は、入出力回路43を介してキャリッジモータ39を駆動して、キャリッジ32を主走査方向に往復移動させる。CPU41は、入出力回路43から記録ヘッド33の圧電素子に第1駆動電圧Vを出力し、記録ヘッド33の各ノズルN1〜N6から搬送トレイ1に取着されたメディアMの印刷面Maにインクを吐出させる。そして、CPU41は、入出力回路43を介して駆動モータ27を断続的に正転駆動させ、第1及び第2駆動ローラ26,29を回転駆動制御し搬送トレイ1をフレーム22内へ少しずつ搬送させる。これによって、メディアMの印刷面Maには、画像等が印刷される。
図7(a)に示すように、プリンタ21は、第1開口部24からフレーム22内に搬送トレイ1が搬入されると、搬送トレイ1を、第1駆動ローラ26の回転駆動によってフレーム22内のプラテン25上に搬送する。そして、プリンタ21は、前段階として、パターン印刷部材13に予め定めた第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を印刷する。そして、プリンタ21は、印刷した第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6とメモリ42に記憶された予め定めた第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6に基づいて、各ノズルN1〜N6の目詰まりを検出する。プリンタ21は、各ノズルの目詰まりを検出したときには、メンテナンスユニット35によって各ノズルN1〜N6の目詰まりを解消する。プ
リンタ21は、記録ヘッド33の各ノズルN1〜N6の目詰まりが無い又は解消されると、本段階として、メディアMの印刷面Maへ画像等の印刷を開始する。プリンタ21は、図7(b)に示すように、搬送トレイ1をフレーム22内の奥側に少しずつ搬送し、記録ヘッド33の各ノズルN1〜N6からメディアMの印刷面Maへインクを吐出して印刷を行う。このとき、搬送トレイ1のパターン印刷部材13の上面13aには、クリーニング部材38の当接部38aが当接する。パターン印刷部材13の上面13aは、搬送トレイ1がフレーム22内の奥側に少しずつ搬送されることで、クリーニング部材38の当接部38aによって徐々に払拭される。そして、メディアMの印刷面Maへの画像等の印刷が完了すると、パターン印刷部材13の上面13aの払拭も完了する。これによって、パターン印刷部材13の上面13aに印刷された第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6は消去される。次に、プリンタ21は、図7(c)に示すように、メディアMの印刷面Maへの画像等の印刷が完了すると、搬送トレイ1をフレーム22外へ搬出し印刷動作を終了する。
(1)本実施形態では、搬送トレイ1の収容部12に、パターン印刷部材13を収容させた。そして、プリンタ21に、パターン印刷部材13の上面13aに第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を印刷させた。従って、メディアMの印刷面Maには、第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を直接印刷することがないので、印刷面Maに印刷される画像等の美観を向上させることができる。さらに、パターン形成用の記録媒体を用意する必要がないので、プリンタ21のランニングコストの低減を実現することができる。
(3)本実施形態では、プリンタ21のフレーム22内にクリーニング部材38を設けた。そして、メディアMへの画像等の印刷時に、クリーニング部材38によって搬送トレイ1のパターン印刷部材13を払拭させ、パターン印刷部材13に印刷された第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を消去させた。これによって、パターン印刷部材13に印刷された第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を、手等によって消去する手間を低減することができる。従って、プリンタ21に、メディアMの印刷面Maへの画像等の印刷が終了した後に新たなメディアMに画像を印刷させる場合であっても、搬送トレイ1に新たなメディアMを取着して、すぐに印刷動作を実行させることができる。この結果、プリンタ21は、メディアMへの画像の印刷を迅速に実行することができる。
(4)本実施形態では、パターン印刷部材13の上面13aに撥液処理を施した。この結果、パターン印刷部材13に形成される第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6をクリーニング部材38によって、より効率よく払拭することができる。これによって、プリンタ21は、パターン印刷部材13を好適な状態に保つことができ、鮮明に第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を印刷させることができる。これによって、プリンタ21のCPU41は、印刷された第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6から、記録ヘッド33
の各ノズルN1〜N6の目詰まりの正確な判定を実現することができる。
(5)本実施形態では、パターン印刷部材13を搬送トレイ1に対し着脱可能に構成した。これによって、パターン印刷部材13が、複数回の第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6の印刷によって汚れた際には、適宜取り外し洗浄することで好適な状態に保つことができる。従って、プリンタ21は、パターン印刷部材13に鮮明に第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を印刷することができる。そして、プリンタ21のCPU41は、パターン印刷部材13に形成される第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6から各ノズルN1〜N6の目詰まりを常に正確な判定を維持することができる。
(6)本実施形態では、搬送トレイ1の収容部12と載置部4との距離D2が、プリンタ21のクリーニング部材38と記録ヘッド33との距離D1と等しくなるように構成した。これによって、記録ヘッド33がメディアMの印刷面Maへの画像等の印刷を完了し、載置部4の後端部に対向しているときには、クリーニング部材38は、パターン印刷部材13の上面13aの払拭を完了し第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を消去することができる。従って、プリンタ21に、メディアMの印刷面Maへの画像等の印刷が終了した後に新たなメディアMに画像を印刷させる場合であっても、搬送トレイ1に新たなメディアMを取着して、すぐに印刷動作を実行させることができる。この結果、プリンタ21は、メディアMへの画像の印刷を迅速に実行することができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図8〜図10に従って説明する。
図8(a)〜図8(c)に示すように、液体噴射装置としてのプリンタ51のフレーム22には、背面52に、長方形状の第2開口部53が貫通形成されている。第2開口部53は、前記第1実施形態の前記第1開口部24と相対向するように形成されていて、第1開口部24と同じ大きさとなっている。そして、本実施形態のプリンタ51では、メディアMを取着した記録媒体搬送体としての搬送トレイ54が、第2開口部53を介してフレーム22内に搬入されるようになっている。
いる。
一方、プリンタ51のフレーム22内の第1開口部24側の付近には、消去手段としてのクリーニング部材58が設けられている。クリーニング部材58は、前記第1実施形態の前記クリーニング部材38と同様に構成され、ゴム等の可撓性部材、又はスポンジ等の多孔質部材から構成される当接部58aを備えている。クリーニング部材58の当接部58aは、第2駆動ローラ29によって搬送される搬送トレイ54のパターン印刷部57の上面57aと当接し、上面57aを払拭するようになっている。また、クリーニング部材58の当接部58aは、載置部4に載置されるメディアMの印刷面Maからは離間し接触しないようになっている。そして、図8及び図9に示すように、クリーニング部材58の当接部58aから記録ヘッド33の第1開口部24側の基端部までの距離D3は、搬送トレイ54のパターン印刷部57の後端部から載置部4の後端部までの距離D4よりも短くなっている。
図8(a)に示すように、プリンタ51は、第2開口部53からフレーム22内に搬送トレイ54が搬入されると、搬送トレイ54を、第2駆動ローラ29の回転駆動によってフレーム22内のプラテン25上に搬送する。そして、プリンタ51は、第1実施形態と同様に、前段階として、パターン印刷部57に第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を印刷しリーダRによって各ノズルN1〜N6の目詰まりを検出する。プリンタ51は、各ノズルの目詰まりを検出したときには、メンテナンスユニット35によって各ノズルN1〜N6の目詰まりを解消する。プリンタ51は、記録ヘッド33の各ノズルN1〜N6の目詰まりが無い又は解消されると、搬送トレイ54を、搬送しメディアMの印刷面Maが記録ヘッド33に相対向するように搬送する。そして、図8(b)に示すように、この搬送の際には、搬送トレイ54のパターン印刷部57の上面57aに、クリーニング部材58の当接部58aが当接し、上面57aは払拭される。そして、搬送トレイ54の先端部は、第1開口部24を介してフレーム22内から搬出される。
(7)本実施形態では、プリンタ51のフレーム22の背面52に第2開口部53を設け、第1開口部24と相対向させた。そして、前後方向におけるフレーム22の長さよりも長く形成された搬送トレイ54を、第2開口部53からフレーム22内に搬入し、第1開口部24から搬出させた。従って、本実施形態のプリンタ51のフレーム22は、第1実施形態のプリンタ21のフレーム22ように、搬送トレイ54を収容する容積を必要としない。これによって、プリンタ51のフレーム22の大きさを、第1実施形態のプリンタ21のフレーム22に比べて小さく形成することができる。この結果、プリンタ51は、省スペース化を実現することができる。
(8)本実施形態では、プリンタ21のクリーニング部材58から記録ヘッド33までの前後方向の距離D3を、搬送トレイ54のパターン印刷部57から載置部4までの距離D4よりも短くなるように構成した。これによって、記録ヘッド33がメディアMの印刷面Maへの画像等の印刷を開始する前に、クリーニング部材38は、パターン印刷部材13
の上面13aの払拭を完了し第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を消去することができる。従って、プリンタ51に、メディアMの印刷面Maへの画像等の印刷が終了した後に新たなメディアMに画像を印刷させる場合であっても、搬送トレイ1に新たなメディアMを取着して、すぐに印刷動作を実行させることができる。この結果、プリンタ51の高速化を実現することができる。
(9)本実施形態では、搬送トレイ54にパターン印刷部57を凸設した。これによって、パターン印刷部57の上面57aは、搬送トレイ54の正面56から離間する。即ち、パターン印刷部57の上面57aは、搬送トレイ54の載置部4に載置されるメディアMの印刷面Maから離間する。従って、プリンタ51は、パターン印刷部57を払拭するクリーニング部材58の当接部58aを、搬送トレイ54の正面56から離間させた位置に配設することができる。そして、クリーニング部材58の当接部58aが、搬送トレイ54に載置されたメディアMの印刷面Maと接触することを防止することができる。これによって、メディアMの印刷面Maに印刷される画像等を、クリーニング部材58の当接による汚染から保護することができる。この結果、メディアMの印刷面Maに印刷される画像等の美観を向上させることができる。
・上記第1実施形態では、搬送トレイ1の先端部にパターン印刷部材13を設けたが、この限りではなく、パターン印刷部材13の配設位置を適宜変更してもよい。従って、例えば、図11に示すように、略長方形に形成された記録媒体搬送体としての搬送トレイ61の本体62に、載置部4の横(主走査方向)にパターン印刷部材13を並設してもよい。そして、プリンタ21を、このパターン印刷部材13に第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を形成し記録ヘッド33の各ノズルN1〜N6の目詰まりを検出するように変更するとよい。このように変更した場合、プリンタ21は、目詰まりの検出後にキャリッジ32を主走査方向に移動させるだけで、すぐにメディアMへの印刷を開始することができる。この結果、プリンタ21の高速化を実現することができる。さらに、パターン印刷部材13を載置部4の横(主走査方向)に並設することで、搬送トレイ61の縦の長さを短くすることができるので、搬送トレイ61の省スペース化を実現することができる。
この印刷装置72は、複数枚のプレパラート70を載置した記録媒体搬送体としての搬送トレイ73を、第1駆動ローラ26にて搬送するとともに、記録ヘッド33の各ノズルN1〜N6から、各プレパラート70の印刷領域71にインクを吐出させ印刷を行うようになっている。さらに、印刷装置72は、プリンタ21,51と同様に、印刷領域71への印刷の前に、各プレパラート70に対応する各パターン印刷部材13に、記録ヘッド33の各ノズルN1〜N6からインクを吐出させ、第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を形成し、各ノズルN1〜N6の目詰まりを検出する。そして、搬送トレイ73の各パターン印刷部材13は、ガイド軸74に沿って移動するクリーニング部材38によって払拭され各ドットパターンDP1〜DP6が消去される。また、この印刷装置72に限らず、例えば、卵等の食品に日付、画像等を直接印刷する印刷装置に具体化してもよい。さらに、プリンタ21,51を、メディアMの印刷に加えて、記録用紙に印刷を行うことができるように、その構成を適宜変更してもよい。
・上記第1実施形態では、収容部12にパターン印刷部材13を着脱可能に収容したが、この限りではなく、適宜変更してもよい。従って、例えば、剥離可能に積層された複数枚のシールを収容部12に収容させてもよい。そして、プリンタ21によって第1〜第6ド
ットパターンDP1〜DP6が印刷されたときには、一枚ずつ剥離し廃棄することで、第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を消去することができる。これによって、プリンタ21は、新たなメディアMへの印刷を介しするときには、すぐにパターン印刷部材13に第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を形成することができるので、高速化を実現することができる。
・上記各実施形態では、パターン印刷部材13及びパターン印刷部57の上面13a,57aに撥液処理を施したが、この限りではなく、パターン印刷部材13及びパターン印刷部57を撥液性材料から構成してもよい。
・上記各実施形態では、液体噴射装置を、記録ヘッド33からインクを吐出させるプリンタ21,51に具体化したが、この限りではなく、他の液体を噴射する液体噴射装置に具体化してもよい。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。
・上記各実施形態では、パターン印刷部材13及びパターン印刷部57を、それぞれ搬送トレイ1,54に1つ設けたが、この限りではなく、複数設けてもよい。そして、プリンタ21,51の記録ヘッド33に、メディアMの印刷途中に、各パターン印刷部に第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を形成させるとよい。プリンタ21,51は、この第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を、リーダRを介して読み取ることで、メディアMの印刷途中にも各ノズルN1〜N6の目詰まりを検出することができ、メンテナンスユニット35によって解消することができる。
・上記各実施形態では、プリンタ21,51に、クリーニング部材38,58を設け、搬送トレイ1,54のパターン印刷部材13及びパターン印刷部57を払拭させたが、この限りではなく、クリーニング部材38,58を設けなくてもよい。この場合、パターン印刷部材13及びパターン印刷部57を布等によって払拭し、第1〜第6ドットパターンDP1〜DP6を消去することが望ましい。
録ヘッド、35…メンテナンス手段としてのメンテナンスユニット、36…メンテナンス手段を構成するキャップ部材、38,58…消去手段としてのクリーニング部材、41…検出手段を構成するCPU、43…検出手段を構成する入出力回路、57…テストパターン形成部としてのパターン印刷部、72…液体噴射装置としての印刷装置、M…記録媒体としてのメディア、N1〜N6…ノズル、R…検出手段を構成するリーダ。
Claims (2)
- 複数のノズルから記録媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドに、同記録媒体を載置して搬送手段にて搬送される液体噴射装置の記録媒体搬送体であって、
前記記録媒体搬送体は、前記液体を着弾させることで、前記複数のノズルに対応したテストパターンを形成させるテストパターン形成部を備え、
前記テストパターン形成部は、前記テストパターンが形成される上面が、前記載置された記録媒体における印刷面から離間していることを特徴とする液体噴射装置の記録媒体搬送体。 - 記録媒体に複数のノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記記録媒体を載置して搬送手段にて搬送され、前記記録媒体を前記液体噴射ヘッドに相対向するように案内する記録媒体搬送体と
を備えた液体噴射装置であって、
前記記録媒体搬送体は、前記液体を着弾させることで、前記複数のノズルに対応したテストパターンを形成させるテストパターン形成部と、
前記テストパターン形成部に形成された前記テストパターンを消去する消去手段とを備え、
前記消去手段は、前記液体噴射ヘッドから前記記録媒体への前記液体の吐出が完了したときには、前記テストパターン形成部に形成された前記テストパターンの消去が完了するように構成されたことを特徴とする液体噴射装置。
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