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JP4664890B2 - 遷音速翼及び軸流回転機 - Google Patents

遷音速翼及び軸流回転機 Download PDF

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Description

本発明は、遷音速又は超音速の流れ領域で作動する遷音速翼、及びこの遷音速翼を備えるタービンなどの軸流回転機に関するもので、特に、3次元形状となる遷音速翼、及びこの遷音速翼を備える軸流回転機に関する。
ガスタービンや航空用ファンエンジンや航空用ジェットエンジンなどの軸流回転機において、翼列に発生する損失は大きく分類すると、翼型形状そのものに起因するプロファイル損失と翼列間を流れる流体に起因する二次損失とに分けられる。二次損失を低減させる翼として、前縁部の高い位置を低い位置より軸方向に前方に配置させて、翼面に発生する固体壁境界層における二次流れを抑制する動翼が提案されている(特許文献1参照)。尚、本明細書において、軸方向とは、翼が周囲に設置されるロータの軸方向を表し、径方向は、このロータの径方向を表す。又、プロファイル損失に対しては、3次元構造の翼を構成することによって、その損失の低減が図られている。
又、動翼として、遷音速又は超音速の差動流体が流入して作動する遷音速翼が設けられているものがある。この遷音速翼が設けられた、遷音速又は超音速の差動流体で作動する軸流回転機では、差動流体の圧縮性に伴う衝撃波が発生し、上述のプロファイル損失及び二次損失となる種々の損失が生じる。即ち、衝撃波そのものによる損失、衝撃波と固体壁境界層との干渉による損失、及び、衝撃波とチップクリアランス(翼先端とケーシングとの間隙)との干渉による損失が発生する。
そして、これらの衝撃波による損失それぞれの影響は、図15の翼面静圧分布に示すように、翼100のチップ(翼先端)101側で強い衝撃波が生じるため、図16に示す周方向(翼の高さ方向)の効率分布に示すように、チップ側での効率が低くなる。更に、図17に示すように、衝撃波の一種である離脱衝撃波110により減速した流れが、翼100の前縁102に対して、そのインシデンス(入流角と翼の前縁の角度との差)が大きくなる。このインシデンスが大きくなると、圧力損失が大きくなって、その分、軸流回転機における効率が低下することとなる。
このような衝撃波による様々な損失に対して、特許文献1における動翼では、特に、衝撃波と固体壁境界層との干渉による損失を抑制するために、翼の径方向衝撃波と固体壁境界層との干渉点の位置が、径方向の高さが高い位置ほど、軸方向の上流側となるように設計されている。即ち、動翼断面における前縁部が、径方向の高さが高い位置ほど軸方向の上流側になるように、全体として上流側に前傾した形とされる。これにより、固体壁境界層の二次流れを抑制し、衝撃波との干渉前での境界層の肥大を避けるとともに剥離を防ぎ、その損失を低減することができる。
特開平7−224794号公報
上述したように、特許文献1の動翼では、上流側に前傾姿勢となるように構成することで、上述したように、チップ漏れ流れによる二次流れと衝撃波との干渉が緩和され、チップ側の損失低下は認められる。これにより、チップ側に流れを寄せるものとなり、チップ側の効率を良好なものとすることができるが、逆に、ハブ(根本)側の境界層が厚くなって流れが不安定なものとなり、ハブ側の効率が悪化してしまう。
このような問題を鑑みて、本発明は、チップ側の衝撃波による効率の低下を抑制するとともに、ハブ側の境界層の肥大をさけて剥離を防ぐことのできる遷音速翼及び軸流回転機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遷音速翼は、回転軸との接続位置側のハブと、前記回転軸の径方向となる高さ方向の中心位置であるミーンと、前記高さ方向において前記回転軸から最も離れた位置の先端であるチップと、流入する作動流体の上流側に位置する前縁と、前記作動流体の下流側に位置する後縁と、を備え、遷音速以上の前記作動流体による流れ領域で作動する遷音速翼であって、前記前縁と前記後縁とを結ぶ第1方向に平行に、前記翼の高さ方向の各断面プロファイルを連続的に遷移させ、前記チップ側の前記断面プロファイルと前記ミーン及び前記ハブの間の前記断面プロファイルとを、前記第1方向における上流側に突出させて、S字形状とし、前記チップ側の前記断面プロファイルの前記第1方向における遷移量が、前記ミーン及び前記ハブの間の前記断面プロファイルの前記第1方向における遷移量より大きいことを特徴とする。
即ち、前記第1方向において前記チップ側が上流側に傾いたフォワードスイープ形状と、前記第1方向において前記ミーン及び前記ハブの間の部分が上流側に突出したバックワードスイープ形状とを組み合わせたS字形状であり、前記チップ側が最も上流側に突出した形状とされる。
このとき、前記第1方向に垂直となる第2方向に対しても、前記翼の高さ方向の各断面プロファイルを連続的に遷移させるものとしても構わない。即ち、前記第2方向において前記チップ側が上流側に傾いたフォワードリーン形状を更に組み合わせた形状としても構わないし、前記第2方向において前記ミーン及び前記ハブの間の部分が上流側に突出したバックワードリーン形状を更に組み合わせた形状としても構わない。
又、前記翼の高さ方向の各断面プロファイルにおける前記第1方向と前記回転軸の軸方向との交差角が連続的に変化するようにした三次元翼形状としても構わない。
本発明の軸流回転機は、中心に位置するとともに回転する回転軸と、前記回転軸の外周方向及び軸方向それぞれにおいて等間隔で前記回転軸の外周表面に設置された複数の動翼と、前記回転軸及び動翼を覆う車室と、該車室の内周表面に前記動翼と前記回転軸の軸方向に交互になって配置される複数の静翼と、を備える軸流回転機であって、前記複数の動翼の一部として、上述のいずれかの遷音速翼を備えることを特徴とする。
本発明によると、チップ側とハブ及びミーンの間の部分とを上流側に突出させたS字形状とすることで、ハブ側の境界層を薄くして、ハブ側における剥離耐力を強化するとともに、チップ側の境界層を厚くして、チップ漏れ損失を低減することができる。更に、チップ側が上流側に突出した形状であるため、衝撃波を弱めることができ、衝撃波による各種損失を抑制することができる。これらの損失の低減により、翼の回転エネルギーを効率よく流体に伝達することができる。又、ハブでの剥離を低減することで、ストールマージン(失速余裕)を増加させることができる。
(軸流回転機)
まず、遷音速翼を動翼として使用する軸流回転機について、以下に説明する。尚、以下では、この軸流回転機として、ガスタービンの圧縮機を例に挙げて説明する。図1に、ガスタービンの概略構成図を示す。
図1に示すように、ガスタービンは、空気を圧縮する圧縮機1と、圧縮機1で圧縮された空気と燃料が供給されて燃焼動作を行う燃焼器2と、燃焼器2からの燃焼ガスにより回転駆動するタービン3と、を備える。この圧縮機1、燃焼器2、及びタービン3はそれぞれ、車室4で覆われ、又、燃焼器2が、圧縮機1とタービン3とを1軸とするロータ5の外周に等間隔で複数配置される。
このガスタービンにおいて、圧縮機1で圧縮された空気が、車室4内を通じて燃焼器2やロータ5に供給される。そして、燃焼器2に供給された圧縮空気は、燃焼器2に供給される燃料の燃焼に使用される。又、タービン3側の車室4内及びロータ5内に供給された圧縮空気は、燃焼器2からの燃焼ガスにより高温に曝される車室4に固定された静翼31とロータ5に固定された動翼32とを冷却するために使用される。この静翼31及び動翼32が、ロータ5の軸方向に交互に配列される。
そして、燃焼器2における燃焼動作によって発生する燃焼ガスがタービン3に供給されて、燃焼ガスが動翼32に吹き付けられるとともに静翼31で整流されることで、タービン3が回転駆動する。タービン3の回転駆動がロータ5を介して圧縮機1に伝えられることで、圧縮機1が回転駆動する。これにより、圧縮機1において、ロータ5に固定された動翼12が回転することで、車室4に固定された静翼11と動翼12とにより形成される空間を流れる空気が圧縮される。この静翼11及び動翼12が、ロータ5の軸方向に交互に配列される。
この図1に示すようなガスタービンにおいて、圧縮機1は、その流入速度が遷音速、即ち、動翼に流入する作動流体(空気)中にマッハ数が1を越す超音速の部分が発生する速度以上となる作動流体(空気)で作動される遷音速又は超音速圧縮機とされる。そして、この遷音速又は超音速圧縮機とされる圧縮機1において、その動翼12として、遷音速翼が使用される。
以下において、本発明における遷音速翼について説明する。尚、以下の説明において、図1に示すガスタービンにおけるロータ5の軸方向において、作動流体(空気)の流入する側を「上流側」、作動流体(空気)が流出する側を「下流側」とする。又、図1に示すガスタービンにおけるロータ5の径方向、即ち、遷音速翼の高さ方向を、「スパン方向」とする。又、ロータ5の軸方向の作動流体の流れに対して平行な面を「子午線面」とし、ロータ5の径方向に垂直な遷音速翼の断面の形状を「断面プロファイル」とする。
そして、遷音速翼において、断面プロファイルをスパン方向に堆積することを、「スタッキング」と呼ぶ。又、図2に示す遷音速翼12の断面プロファイルにおいて、作動流体(空気)が流入する側の先端を「前縁」(図2の符号121)とし、作動流体(空気)が流出する側の先端を「後縁」(図2の符号122)とし、この前縁と後縁を接続する直線のロータ5軸に対する傾き方向を「スタッガ方向」(図2の矢印S)とする。そして、ロータ5の軸方向の上流側に面した面を「背面」(図2の符号126)とし、ロータ5の軸方向の下流側に面した面を「腹面」(図2の符号127)とする。
更に、図3に示す遷音速翼12のスパン方向断面において、ロータ5に接続される部分(遷音速翼12の高さ方向80〜100%位置)を「ハブ」(図3の符号123)とし、車室4に近接する先端部分(遷音速翼12の高さ方向0〜20%位置)を「チップ」(図3の符号124)とし、翼の高さの中央位置(遷音速翼12の高さ方向50%近傍位置)を「ミーン」(図3の符号125)とする。尚、遷音速翼12の高さ方向の位置をパーセント表示としたが、このパーセント表示は、ロータ5の径方向(遷音速翼12の高さ方向に相当)の各位置を、遷音速翼12の高さの相対位置として表すものである。そして、ロータ5の外周表面から最も離れた先端を0%とし、ロータ5の外周表面における接続位置を100%としている。
又、遷音速翼12の断面プロファイルにおいて、図4(a)に示すように、スタッガ方向(矢印S)に平行に遷移させるとき、その遷移させる方向(矢印P)を「スイープ方向」とし、又、図4(b)に示すように、スタッガ方向に垂直に遷移させるとき、その遷移させる方向(矢印Q)を「リーン方向」とする。
(本発明における遷音速翼の基本構成)
本発明における遷音速翼の基本構成について、図面を参照して説明する。本基本構成においては、スパン方向に対する遷音速翼の各断面プロファイルによる重心位置がスイープ方向に連続的に変化させられる。図5に、スパン方向におけるハブ123からチップ124に向かって、スイープ方向に連続的に変化させた3種類の遷音速翼12a〜12cの構成を示す。
図5(a)に示す遷音速翼12aは、ハブ123からチップ124に向かって、各断面プロファイルの重心Gをスパン方向に平行となるようにした構成とする。即ち、ロータ5径方向に向かって、各断面プロファイルの重心Gが一致した構成とし、この図5(a)に示す構成を基準とする。この遷音速翼12aのような形状を、以下において、「基準形状」と呼ぶ。
そして、図5(b)に示す遷音速翼12bは、ハブ123からチップ124に向かって、各断面プロファイルの重心Gをスイープ方向に対して下流側から上流側に連続的に遷移した構成とする。即ち、図5(a)の遷音速翼12aと比べて、ロータ5の径方向に対して上流側(前縁121側)に前傾した構成とする。この遷音速翼12bのような形状を、以下において、「フォワードスイープ形状」と呼ぶ。
又、図5(c)に示す遷音速翼12cは、チップ124からハブ123に向かって、各断面プロファイルの重心Gをスイープ方向に対して下流側から上流側に連続的に遷移した構成とする。即ち、図5(a)の遷音速翼12aと比べて、ロータ5の径方向に対して下流側(後縁122側)に後傾し、ハブ123側が上流側(前縁121側)に突起した構成とする。この遷音速翼12cのような形状を、以下において、「バックワードスイープ形状」と呼ぶ。
この図5(a)〜(c)の遷音速翼12a〜12cそれぞれに対して、スパン方向の軸流速度(前縁121に流入する作動流体の速度)分布が図6の曲線X1〜Z1それぞれで示す分布形状となる。このスパン方向の軸流速度分布について、図5(a)の基準形状の遷音速翼12aと図5(b)のフォワードスイープ形状の遷音速翼12bとを比較したとき、遷音速翼12aに対する曲線X1に比べて、遷音速翼12bに対する曲線Y1では、チップ124側での軸流速度が速くなり、逆に、ハブ123側での軸流速度が遅くなっている。一方、図5(a)の基準形状の遷音速翼12aと図5(c)のバックワードスイープ形状の遷音速翼12cとを比較したとき、遷音速翼12aに対する曲線X1に比べて、遷音速翼12cに対する曲線Z1では、チップ124側での軸流速度が遅くなり、逆に、ハブ123側での軸流速度が速くなっている。
この図6の曲線X1〜Z1の結果より、図5(b)の遷音速翼12bに示すように、チップ124側を前傾させたフォワードスイープ形状とすることにより、チップ124側に作動流体(空気)の流れが寄ることとなる。一方、図5(c)の遷音速翼12cに示すように、チップ124側を後傾させたバックワードスイープ形状とすることにより、ハブ123側に作動流体(空気)の流れが寄ることとなる。
又、図5(a)〜(c)の遷音速翼12a〜12cそれぞれに対して、スパン方向の効率(遷音速翼を回転させる動力が作動流体に伝達されるエネルギー効率)分布が図7の曲線X2〜Z2それぞれで示す分布形状となる。このスパン方向の効率分布について、図5(a)の基準形状の遷音速翼12aと図5(b)のフォワードスイープ形状の遷音速翼12bとを比較したとき、遷音速翼12aに対する曲線X2に比べて、遷音速翼12bに対する曲線Y2では、チップ124側での効率が高くなる反面、ハブ123側での効率が低くなっている。一方、図5(a)の基準形状の遷音速翼12aと図5(c)のバックワードスイープ形状の遷音速翼12cとを比較したとき、遷音速翼12aに対する曲線X2に比べて、遷音速翼12cに対する曲線Z2では、チップ124側での効率が悪くなるものの、チップ124近傍以外の部分での効率を維持又は向上している。
この図7の曲線X2〜Z2の結果より、図5(b)の遷音速翼12bに示すように、チップ124側を前傾させたフォワードスイープ形状とすることにより、スパン方向の翼高さの70%以上となるチップ124側において、前縁121における背面126及び腹面127それぞれの静圧の圧力差が小さくなる。一方、図5(c)の遷音速翼12cに示すように、チップ124側を後傾させたバックワードスイープ形状とすることにより、スパン方向の翼高さの70%以下となるハブ123側において、前縁121における背面126及び腹面127それぞれの静圧の圧力差が小さくなる。
又、図5(b)のようなフォワードスイープ形状とすることにより、図8に示すロータ5の周方向に並ぶ複数の遷音速翼12bのチップ124側における断面プロファイルのように、チップ124側では、前端121に衝突する衝撃波80により、背面126及び腹面127それぞれに斜め衝撃波80a,80bが生じる。そして、チップ124側において、腹面127側に生じる斜め衝撃波80bにより作動流体(空気)の流れが減速して、隣接する遷音速翼12b間に生じる垂直衝撃波81が弱まる。
これらのことより、図5(b)のようなフォワードスイープ形状とすることで、チップ124側において、作動流体(空気)の流れを寄せ、前縁121でのマッチングを良好とするとともに、更に、衝撃波を弱めることができる。これにより、チップ124側において、衝撃波そのものによる損失、衝撃波と固体壁境界層との干渉による損失、及び、衝撃波とチップクリアランスとの干渉による損失を低減することができる。
一方、図5(c)のようなバックワードスイープ形状とすることで、ハブ123側に作動流体(空気)の流れを寄せ、チップ124以外の前縁121でのマッチングを良好とする。尚、「マッチングが良好である」とは、翼メタル角に対して、作動流体の翼に対する流入角度が適当な値となり、翼で生じる損失が最小もしくはそれに近い状態となることを示す。これにより、ハブ123側での固体壁境界層を薄くして、剥離耐力を強化することができる。よって、ハブ123側での衝撃波と固体壁境界層との干渉による損失を低減することができる。
このように、スパン方向にスタッキングする断面プロファイルをスイープ方向に調整することで、衝撃波下流の三次元圧力場を制御し、前縁121での軸流速度プロファイルを変更することができる。これにより、インシデンス角をわせ、プロファイル損失を低減することができるとともに、後縁122に流れを寄せて、境界層の発達を抑制することができる。そのため、遷音速翼となる動翼12に対する静翼11の車室4側のハブでの剥離を低減し、ストールマージン(失速余裕)を増加させることができる。又、上述したように、遷音速翼となる動翼12のスパン方向の各位値に対して、衝撃波に基づく各種損失を抑制し、その効率を高くするように、調整することができる。
以下では、このようにスイープ方向に調整された断面プロファイルをスパン方向にスタッキングして得られる遷音速翼の実施形態について、説明する。
<第1の実施形態>
上述の基本構造に基づいてスパン方向の各断面プロファイルがスイープ方向に調整されて構成される遷音速翼の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図9は、本実施形態の遷音速翼の構成を示す概略斜視図である。又、図10は、ハブからチップまでのスパン方向に対する各断面プロファイルのスイープ方向における遷移を示す図である。
本実施形態の遷音速翼12xは、図9に示すように、図5(b)の遷音速翼12bのフォワードスイープ形状と、図5(c)の遷音速翼12cのバックワードスイープ形状とを組み合わせた形状とする。即ち、図9に示す遷音速翼12xは、図5(b)の遷音速翼12bのフォワードスイープ形状と同様、チップ124側における断面プロファイルがスイープ方向の上流側に突起した形状となる。そして、図5(c)の遷音速翼12cのバックワードスイープ形状と同様、ハブ123とミーン125との間の部分における断面プロファイルがスイープ方向の上流側に突起した形状となる。
このように、図9に示す遷音速翼12xは、各断面プロファイルがスイープ方向に位置調整された構成とされることで、スパン方向に対してS字形状となる。このスパン方向に対して連続させて変化させるスイープ方向の位置調整量について、図10に示す。この図10に示すように、図9に示す遷音速翼12xは、チップ124(スパン方向100%の位置)におけるスイープ方向上流側への突起部分90が、ハブ123とミーン125との間の部分(スパン方向20%〜50%の位置)におけるスイープ方向上流側への突起部分91よりも、スイープ方向の上流側に突起するように形成されることで、S字形状とされる。
このように、フォワードスイープ形状とバックワードスイープ形状とを組み合わせたS字形状とすることで、ハブ123側の境界層を薄くして、ハブ123側における剥離耐力を強化するとともに、チップ124側の境界層を厚くして、チップ漏れ損失を低減することができる。
更に、この遷音速翼12xは、プロファイル損失の低減を図る三次元的な翼形状とするために、スパン方向に対して、各断面プロファイルのスタッガ方向が変更される。この各段面プロファイルのスタッガ方向の変更について、遷音速翼のチップ側からみた上面図を図11に示す。尚、図11では、図11(b)に、本実施形態の遷音速翼12xの上面図を示すとともに、より理解を簡単とするために、図11(a)に、スイープ方向の変位のない基準形状の遷音速翼12aに示して、遷音速翼12xと対比させる。又、より理解を容易にするために、図12(a),(b)それぞれに、遷音速翼12a,12xそれぞれにおけるハブ123、ミーン125、及びチップ124での断面プロファイルを示す。
図11及び図12に示すように、遷音速翼12a,12xともに、チップ124側がロータ5の軸方向に対して垂直に近い角度となるようにスタッガ方向が決められ、ハブ123側がロータ5の軸方向に対して平行に近い角度となるようにスタッガ方向が決められる。そして、ハブ123からチップ124に向かって、そのスタッガ方向が連続的に変化するように、各断面プロファイルのスタッガ方向が設定される。即ち、遷音速翼12a,12xともに、ミーン125でのスタッガ方向のロータ5の軸方向に対する角度が、チップ124及びハブ123それぞれでのスタッガ方向のロータ5の軸方向に対する角度の中間値となる。
<第2の実施形態>
上述の基本構造に基づいてスパン方向の各断面プロファイルがスイープ方向に調整されて構成される遷音速翼の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、第1の実施形態の遷音速翼のように、スパン方向の各断面プロファイルがスイープ方向に調整された構成に対して、リーン方向にも断面プロファイルの位置を変化させてスタッキングした構成とする。
即ち、本実施形態の遷音速翼12yは、第1の実施形態の遷音速翼12xと同様、図10に示すように、スイープ方向に対して、ハブからチップまでのスパン方向に対する各断面プロファイルが遷移され、チップ124側がフォワードスイープ形状とされるとともに、ハブ123側がバックワードスイープ形状とされている。それに加えて、ハブからチップまでのスパン方向に対する各断面プロファイルが、リーン方向に対しても遷移されるようにして構成される。
このリーン方向に断面プロファイルの位置を変化させた遷音速翼について、図13を参照して簡単に説明する。図13に、スパン方向におけるハブ123からチップ124に向かって、リーン方向に連続的に変化させた3種類の遷音速翼12a,12d,12eの構成を示す。尚、図13(a)の遷音速翼12aは、図5(a)と同様の「基準形状」の遷音速翼である。
図13(b)に示す遷音速翼12dは、ハブ123からチップ124に向かって、各断面プロファイルの重心Gをリーン方向に対して下流側(腹面127側)から上流側(背面126側)に連続的に遷移した構成とする。即ち、図13(a)の遷音速翼12aと比べて、ロータ5の径方向に対して上流側(前縁121側)に前傾した構成とする。この遷音速翼12dのような形状を、以下において、「フォワードリーン形状」と呼ぶ。
又、図13(c)に示す遷音速翼12eは、チップ124からハブ123に向かって、各断面プロファイルの重心Gをリーン方向に対して下流側(腹面127側)から上流側(背面126側)に連続的に遷移した構成とする。即ち、図13(a)の遷音速翼12aと比べて、ロータ5の径方向に対して下流側(後縁122側)に後傾し、ハブ123側が上流側(前縁121側)に突起した構成とする。この遷音速翼12eのような形状を、以下において、「バックワードリーン形状」と呼ぶ。
よって、本実施形態の遷音速翼12yでは、第1の実施形態と同様、図5(b)の遷音速翼12bのフォワードスイープ形状と、図5(c)の遷音速翼12cのバックワードスイープ形状とを組み合わせたS字形状に対して、更に、図13(b)の遷音速翼12dのフォワードリーン形状、又は、図13(c)の遷音速翼12eのバックワードリーン形状を組み合わせた形状とする。これにより、第1の実施形態の遷音速翼12xと比べて、軸流速度プロファイルやマッチングの調整の自由度が大きくなるため、空力性能を向上させることができる。
又、図14に、フォワードリーン形状を組み合わせた場合において、ハブからチップまでのスパン方向に対する各断面プロファイルのリーン方向における遷移状態を示す。この図14に示すように、フォワードスイープ形状とバックワードスイープ形状によるS字形状にフォワードリーン形状を組み合わせる場合、例えば、リーン方向の上流側(背面126側)への遷移量が、ハブ123からチップ124にむかって緩やかに増加し、遷移量の変化率がハブ123側で大きく、チップ124側で小さくなるように設定される。
本発明は、遷音速又は超音速の作動流体雰囲気内で利用される遷音速翼に適用可能である。又、本発明は、この遷音速翼を動翼として備える軸流回転機に適用可能である。更に、この軸流回転機として、ガスタービン、航空用ファンエンジン、航空用ジェットエンジンなどの圧縮機に適用することができる。
は、ガスタービンの概略構成図である。 は、遷音速翼の断面プロファイルを示す図である。 は、遷音速翼の構成を示すスパン方向の断面図である。 は、遷音速翼の断面プロファイルの重心の遷移方向を説明するための図である。 は、本発明の遷音速翼における基本構成を説明するための図である。 は、図5(a)〜(c)の遷音速翼それぞれに対するスパン方向の軸流速度分布を示す図である。 は、図5(a)〜(c)の遷音速翼それぞれに対するスパン方向の効率分布を示す図である。 は、ロータの周方向に並ぶ図5(b)に示す遷音速翼に対する衝撃波の状態を示す図である。 は、第1の実施形態の遷音速翼の構成を示す概略斜視図である。 は、図9の遷音速翼において、スパン方向に対する各断面プロファイルのスイープ方向における遷移を示す図である。 は、基準形状となる遷音速翼及び図9の遷音速翼それぞれのチップ側からみた上面図である。 は、基準形状となる遷音速翼及び図9の遷音速翼それぞれにおける、ハブ、ミーン、及びチップそれぞれでの断面プロファイルを示す図である。 は、リーン方向に断面プロファイルの位置を変化させた遷音速翼の構成を示す図である。 は、第2の実施形態の遷音速翼において、スパン方向に対する各断面プロファイルのリーン方向における遷移を示す図である。 は、従来の翼における翼面静圧分布を示す図である。 は、従来の翼におけるスパン方向の効率分布を示す図である。 は、ロータの周方向に並ぶ従来の翼に対する衝撃波の状態を示す図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 燃焼器
3 タービン
4 車室
5 ロータ
11,31 静翼
12,32 動翼
12a〜12e,12x,12y 遷音速翼
121 前縁
122 後縁
123 ハブ
124 チップ
125 ミーン
126 背面
127 腹面

Claims (4)

  1. 回転軸との接続位置側のハブと、前記回転軸の径方向となる高さ方向の中心位置であるミーンと、前記高さ方向において前記回転軸から最も離れた位置の先端であるチップと、流入する作動流体の上流側に位置する前縁と、前記作動流体の下流側に位置する後縁と、を備え、遷音速以上の前記作動流体による流れ領域で作動する遷音速翼であって、
    前記前縁と前記後縁とを結ぶ第1方向に平行に、前記翼の高さ方向の各断面プロファイルを連続的に遷移させ、
    前記チップ側の前記断面プロファイルと前記ミーン及び前記ハブの間の前記断面プロファイルとを、前記第1方向における上流側に突出させて、S字形状とし、
    前記チップ側の前記断面プロファイルの前記第1方向における遷移量が、前記ミーン及び前記ハブの間の前記断面プロファイルの前記第1方向における遷移量より大きいことを特徴とする遷音速翼。
  2. 前記第1方向に垂直となる第2方向に対しても、前記翼の高さ方向の各断面プロファイルを連続的に遷移させることを特徴とする請求項1に記載の遷音速翼。
  3. 前記翼の高さ方向の各断面プロファイルにおける前記第1方向と前記回転軸の軸方向との交差角が連続的に変化することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遷音速翼。
  4. 中心に位置するとともに回転する回転軸と、前記回転軸の外周方向及び軸方向それぞれにおいて等間隔で前記回転軸の外周表面に設置された複数の動翼と、前記回転軸及び動翼を覆う車室と、該車室の内周表面に前記動翼と前記回転軸の軸方向に交互になって配置される複数の静翼と、を備える軸流回転機であって、
    前記複数の動翼の一部として、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の遷音速翼を備えることを特徴とする軸流回転機。
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