JP4652639B2 - イオン導入具 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明はイオン導入具に関するものであり、とりわけ、簡便に用いることができ、全体として嵩張らず、日常生活における動作の妨げになり難いイオン導入具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
イオン導入(イオントホレーシス)は、正又は負に荷電した電極とイオン性生理活性物質との電気的反発力を利用して、生理活性物質を経皮的に投与する方法であり、注射などとは違って、原理上、投与に際して、痛みや恐怖感などの肉体的、精神的な苦痛を伴わない。従来のイオン導入具は、その多くが一対の電極と、電極に平流又は低周波のパルス電圧を印加するための発振回路と、発振回路を付勢するための電源回路とにより構成されていたので、全体として嵩張り易く、一般家庭では取扱い難いうえに、電池が消耗するか、電灯線を利用できない環境へ持ち出すと、全くイオン導入できないという問題があった。
【0003】
イオン導入具における斯かる課題を解決する方法として、特許第2797118号明細書においては、貴金属を主体とする陽極と、金属酸化物による半導体を主体とする陰極とを導線により接続するイオン導入具が提案されている。このイオン導入具は、貴金属と半導体との接触電位差を利用していることから、原理上、従来のイオン導入具においては不可欠の要素となっていた電池や電灯線などの電源を一切要しないという利点がある。その半面、斯かるイオン導入具は、電極同士を導線で接続したり、陽極の一側に生理活性物質を含浸せしめるマトリックスが設けられているので、全体として嵩張り易く、体表面に当接すると、日常生活における動作を妨げ易いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
斯かる状況に鑑み、この発明の課題は、簡便に用いることができ、全体として嵩張り難く、日常生活における動作の妨げになり難いイオン導入具を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者が鋭意検索し、研究したところ、本質的に貴金属からなる箔状の陽極と、本質的に貴金属以外の導体又は半導体からなり、陽極と接触する箔状の陰極と、陽極と陰極とを保持する保持部材とを含んでなるイオン導入具は、簡便に用いることができ、全体として嵩張らず、日常生活における動作を妨げ難いことが判明した。とりわけ、陽極と陰極とを互いに重ね合わせることによって接触せしめる態様によるときには、電極同士を接続する導線を省略できることから、腐食によるイオン導入具の故障を実質皆無とし得ることを見出した。
【0006】
すなわち、この発明は、前記の課題を、本質的に貴金属からなる箔状の陽極と、本質的に貴金属以外の導体又は半導体からなり、陽極と接触する箔状の陰極と、それらの陽極と陰極とを保持する保持部材とを含んでなるイオン導入具を提供することによって解決するものである。
【0007】
さらに、この発明は、前記の課題を、斯かる構成のイオン導入具において、シート状の保持部材の一側に粘着層を設け、その粘着層に陽極と陰極とを貼付してなるイオン導入具を提供することによって解決するものである。
【0008】
さらに、この発明は、前記の課題を、斯かる構成のイオン導入具において、円形又は円環状に形成した陽極と陰極とを保持部材の一側に同心円状に保持せしめてなるイオン導入具を提供することによって解決するものである。
【0009】
さらに、この発明は、前記の課題を、斯かる構成のイオン導入具において、陽極と陰極とを互いに重ね合わせることによって接触せしめるイオン導入具を提供することによって解決するものである。
【0010】
さらに、この発明は、前記の課題を、斯かる構成のイオン導入具において、陽極及び/又は陰極における保持部材と反対側の一部を絶縁層で覆ってなるイオン導入具を提供することによって解決するものである。
【0011】
さらに、この発明は、前記の課題を、斯かる構成のイオン導入具において、陽極と陰極との間に絶縁層を設けるとともに、その絶縁層の一部を切欠し、その切欠部を介して陽極と陰極とを接触せしめるイオン導入具を提供することによって解決するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態につき、以下、図示実施例に基づいて説明すると、図1はこの発明による一実施例の平面図であり、また、図2は切断線A−A´に沿って縦断した図1に示す実施例の縦断面図である。図中、1は保持部材であって、通常、皮膚貼付剤において汎用される、柔軟性ある、例えば、紙、布、不織布、プラスチックフィルム、これらの積層体などのシート状非電導材料を用い、これをイオン導入すべき体表面の部位に応じた形状、大きさに裁断して作製される。2は粘着層であり、通常、皮膚貼付剤において汎用される、天然、合成若しくは半合成の高分子基剤の1又は複数と、必要に応じて、これに粘性付与剤、軟化剤、無機充填剤、吸収促進剤、溶解剤、香料、色素などを配合せしめてなる、例えば、アクリル系、ゴム系、シリコン系の含水粘着剤(膏体)を保持部材1の一側全面に延展させることによって形成される。
【0013】
3は本質的に貴金属からなる陽極であり、通常、金、銀、白金又はそれらの合金などの貴金属を薄く延展するか織りあげることによって厚さ1mm以下、望ましくは、1乃至100μmの箔状に形成したものが用いられる。本例においては、金箔を矢印で示される幅を有する円環状に形成し、その一側を粘着層2へ貼付することによって保持部材1上に保持される。陽極3は、その電気的要部が貴金属により構成されていればよく、したがって、非電導材料である、例えば、プラスチックをフィルム状又はシート状に形成し、これを心材として、その一部又は全体を、例えば、スパッタリング、真空蒸着、化学蒸着などの汎用の方法により、貴金属による箔で覆ったり、貴金属を化学繊維などと混紡し、織りあげたものであってもよい。
【0014】
4、4´は絶縁層であり、通常、プラスチックなどの非電導材料を厚さ1mm以下、望ましくは、1乃至100μmのフィルム状又はシート状に形成するとともに、外径において陽極3よりやや小さい半円形に細断し、陽極3における中抜き部を利用し、周囲を陽極3の内周へ重ねつつ、一定の間隙5を設けて、互いに対向させて粘着層2へ貼付することによって保持部材1上へ保持される。
【0015】
6は本質的に貴金属以外の導体又は半導体からなる陰極であり、通常、貴金属と接触して電位を発生する、例えば、チタン、鉄、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、炭素、錫、アンチモン、ビスマス、これらの合金などの導体か、あるいは、酸化亜鉛、酸化錫、酸化アンチモン、酸化ビスマスなどの半導体を薄く延展するか織りあげることによって厚さ1mm以下、望ましくは、1乃至100μmの箔状に形成したものが用いられる。本例においては、アルミニウム箔を外径において絶縁層4、4´より小さい、矢印で示される直径を有する円形に裁断し、絶縁層4、4´における間隙5を切欠部として利用し、周囲を絶縁層4、4´と重ね合せて粘着層2へ貼付することによって保持部材1上へ保持される。斯くして、陰極6は、絶縁層4、4´における切欠部の一部を介して陽極3と直接接触することとなる。なお、陰極6は、その電気的要部が貴金属以外の導体又は半導体で構成されていればよく、陽極3におけると同様に、非電導材料である、例えば、プラスチックをフィルム状又はシート状に形成し、これを心材として、その一部又は全体を、例えば、スパッタリング、真空蒸着、化学蒸着などの汎用の方法により、貴金属以外の導体又は半導体による箔で覆ったり、貴金属以外の導体又は半導体を化学繊維などと混紡し、織りあげたものであってもよい。また、切欠部としては、上記したもの以外に、例えば、絶縁層の一部を楔形、円形、方形などの適宜形状、大きさに切欠したものであってもよい。
【0016】
この発明においては、支持部材上における陽極と陰極との配置は図1及び図2に見られるものに決して限定されてはならない。この発明によるより好ましい態様においては、要は、陽極と陰極とが支持部材により保持された状態で、両電極が接触電位差を生じるのに充分な程度に接触しつつ、かつ、イオン性生理活性物質を皮下へ均一に投与すべく、イオン導入すべき体表面の部位の形状、大きさに応じて、陽極及び/又は陰極における体表面に接触する側の一部を絶縁層で覆ってなるものであればよい。斯かる実施態様としては、図1及び図2に見られるもの以外に、例えば、図3に示すものが挙げられる。
【0017】
図3に見られる実施態様においては、矢印で示される幅を有する円環状に形成された陽極3と、矢印で示される直径を有する円形に形成された陰極6とを、前者の内周が後者の外周全体にわたって直接重なり合うように支持部材1上へ貼付することによって両者を略平面状に保持している。さらに、接着剤などにより、イオン導入すべき体表面の部位の形状、大きさに応じて、陽極3と陰極6との接触面を覆うように、矢印で示される幅を有する、プラスチックなどの非電導材料による円環状の絶縁層4を重なり合った陽極3及び陰極6の上からそれぞれを部分的に覆うように、陽極3と陰極6における保持部材1と反対側へ貼付する。陽極と陰極とを直接接触させることによって電位を発生させるときには、従来のイオン導入具における不可欠の要素であった、陽極と陰極とを接続するための導線を省略できることから、イオン導入具全体がより嵩小さくなり、導線の腐食によるイオン導入具の故障を実質皆無にすることができる。なお、イオン導入する部位によっては、適用時間が長くなると、発汗により蒸れたり、体表面との接触抵抗が極端に低下することがあるので、イオン導入すべき部位が比較的広い場合などには、例えば、陽極及び/又は陰極の適所に複数の貫通穴を穿設したり、電極の一部又は全体を網目状に形成するのが望ましい。また、陽極と陰極とを接触させるには、上記のように直接接触させる以外に、例えば、陽極又は陰極と同じか異なる材料による切片状の接続部材を準備し、これを陽極と陰極とに架設することによって両極を接触させてもよい。
【0018】
さて、斯かるイオン導入具は、通常、支持部材1における陽極3及び陰極6とを貼付した側を適宜の覆い部材により覆って製品とされる。斯かる覆い部材について説明すると、例えば、図4において、7は覆い部材であり、通常、保持部材1におけると同様の材料を同様の形状、大きさか、あるいは、図4に示すがごとく、保持部材1より大きい適宜形状の台紙状に裁断し、例えば、図1乃至図3に見られるがごときイオン導入具8の1又は複数を脱着自在に貼付する。
【0019】
本例のイオン導入具の使用方法について説明すると、使用に当たって、先ず、体表面における適宜の部位へ所望の生理活性物質を含有する、例えば、液剤、軟膏などの形態にして塗布するか、あるいは、斯かる部位へ液剤を含浸せしめた、例えば、布、紙片などを当接し、次いで、覆い部材7からイオン導入具8を取外し、その部位へ貼付する。皮膚は一種の導体として機能することから、イオン導入具8を貼付すると、陽極3、陰極6及び皮膚からなる電路が形成させる。陽極3と陰極6とは、互いに接触せしめることによって、両電極における電子系の化学ポテンシャルが等しくなり、フェルミ準位も同一となることから、電極の接触面において、両電極を構成する導体又は半導体の仕事関数の差に等しい、いわゆる、接触電位差が生じることとなる。言い換えれば、この発明によるイオン導入具は、このようにして用いると、陽極3及び陰極6がそれぞれ正及び負に荷電することとなり、その結果として、陽極3又は陰極6付近にある生理活性物質の陽イオン又は陰イオンが、それぞれ、電極における正又は負の荷電と反発し、皮下へ浸透することとなる。
【0020】
この発明のイオン導入具は、正又は負に荷電する、例えば、麻酔剤、催眠鎮痛剤、抗不安剤、抗癲癇剤、解熱鎮痛消炎剤、興奮剤、覚醒剤、抗パーキンソン剤、精神神経用剤、中枢神経用剤、骨格筋弛緩剤、自律神経用剤、鎮痙剤、眼科用剤、耳鼻科用剤、鎮暈剤、強心剤、不整脈用剤、利尿剤、血圧降下剤、血管収縮剤、冠血管拡張剤、末梢血管拡張剤、高脂血症用剤、循環器官用剤、呼吸促進剤、鎮咳去痰剤、気管支拡張剤、アレルギー用剤、止瀉剤、整腸剤、消化性潰瘍治療剤、健胃消化剤、制酸剤、下剤、利胆剤、脳下垂体ホルモン剤、唾液腺ホルモン剤、甲状腺ホルモン剤、抗甲状腺ホルモン剤、蛋白同化ステロイド剤、副腎皮質ホルモン剤、男性ホルモン剤、卵胞・黄体ホルモン剤、混合ホルモン剤、泌尿生殖器・肛門用剤、外皮用殺菌消毒剤、創傷保護剤、化膿性疾患用外用剤、鎮痛・鎮痒・収斂・消炎剤、寄生性皮膚疾患用剤、皮膚軟化剤・腐食剤、歯科・口腔用剤、ビタミン剤、無機質製剤、止血剤、血液凝固阻止剤、肝臓疾患用剤、解毒剤、習慣性中毒用剤、痛風治療剤、酵素製剤、糖尿病用剤、抗悪性腫瘍剤、放射性医薬品、抗ヒスタミン剤、刺激療法剤、生薬、漢方処方による医薬品、抗生物質、化学療法剤、生物学的製剤、駆虫剤・抗原虫剤、X線造影剤、診断用薬、麻薬、細胞賦活用剤、治療補助剤などの医薬品における薬効成分や、基礎化粧品、頭髪用化粧品、口腔衛生品などの香粧品における、例えば、L−アスコルビン酸並びにその塩及び誘導体、エスチオール、エラグ酸、塩化カルプロニウム、カフェイン、感光素、麹酸、サリチル酸、トコフェロール、ニコチン酸、乳酸、リボフラビン、さらには、動植物由来のテルペン化合物、脂質、生理活性蛋白質などの栄養成分、保湿成分、エモリエント成分、角質軟化成分、血行促進成分、美白成分、発毛成分、育毛成分、口臭抑制成分、知覚過敏抑制成分、殺菌成分をはじめとする諸種の生理活性物質へ適用することができる。ただし、これらは単なる例示であって、この発明のイオン導入具により皮下へ投与される生理活性物質は決して上記のものに限定されてはならない。
【0021】
斯かる生理活性物質は、例えば、水、エタノール、グリセリン、エチレングリコール、ポリエチレングリコールなどの適宜媒体若しくは基剤に溶解させるか分散させて用いられる。適用する部位は体表面のいずれであってもよく、複数部位へ同時に適用してもよい。顔面へ適用する場合には、保持部材を顔面の凹凸に応じた、例えば、フェイスパック状のものを採用するとともに、陽極及び陰極を適用部位に応じた適宜の形状に形成する。適用の目的や生理活性物質の種類にもよるけれども、イオン導入の時間は、被適用者の症状や部位の状態などを注意深く観察しながら、通常、0.1時間以上、24時間まで、好ましくは、0.5乃至5時間の範囲で加減する。ペプチドホルモン、サイトカインなどの高分子の生理活性物質や、弱く荷電するか、あるいは、分子の一部だけが荷電する生理活性物質をイオン導入する場合には、イオン導入を促進するために、必要に応じて、斯かる生理活性物質とともに、例えば、エチレンジアミン四酢酸、エチレングリコールビス(2−アミノエチルエーテル)−N,N,N´,N´−四酢酸などのキレート剤を含有する吸収促進剤を同時又は逐次に併用してもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したごとく、この発明のイオン導入具は、本質的に貴金属からなる箔状の陽極と、本質的に貴金属以外の導体又は半導体からなり、陽極と接触する箔状の陰極と、陽極と陰極とを略平面状に保持する保持部材とを含んでなるイオン導入具であるので、全体として嵩張らず、日常生活における動作の妨げになり難い。陽極と陰極とを互いに重ね合わせることによって接触せしめる態様によるときには、電極同士を接続する導線を省略できることから、腐食によるイオン導入具の故障を実質皆無とし得る実益がある。
【0023】
斯くも顕著な効果を奏するこの発明は、斯界に貢献すること誠に多大な、意義のある発明であると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるイオン導入具の一実施例の平面図である。
【図2】切断線A−A´に沿って縦断した図1に示すイオン導入具の側断面図である。
【図3】この発明によるイオン導入具の別の実施例の平面図である。
【図4】この発明によるイオン導入具を覆い部材に貼付した状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 保持部材
2 粘着層
3 陽極
4、4´ 絶縁層
5 間隙
6 陰極
7 覆い部材
8 イオン導入具
Claims (4)
- 本質的に貴金属からなる箔状の陽極と、本質的に貴金属以外の導体又は半導体からなり、陽極と接触する箔状の陰極と、それらの陽極と陰極とを保持する保持部材とを含んでなるイオン導入具であって、陽極と陰極との間に絶縁層を設けるとともに、その絶縁層の一部を切欠し、その切欠部を介して陽極と陰極とを互いに重ね合わせることによって両極を接触せしめてなるイオン導入具。
- シート状の保持部材の一側に粘着層を設け、その粘着層に陽極と陰極とを貼付してなる請求項1に記載のイオン導入具。
- 円形又は円環状に形成した陽極と陰極とを保持部材の一側に同心円状に保持せしめてなる請求項1又は2に記載のイオン導入具。
- 陽極及び/又は陰極における保持部材と反対側の一部を絶縁層で覆ってなる請求項1、2又は3に記載のイオン導入具。
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