JP4650414B2 - 通信処理システム、パケット処理負荷分散装置及びそれに用いるパケット処理負荷分散方法 - Google Patents
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Description
これらの装置では、通過するパケットが属する上位層のセッションを識別し、それぞれのセッションの状態に応じてパケットを処理する必要がある。これらの装置は、パケットが通過するたびに、セッションの識別と状態の参照・更新を行うため、処理にかかる計算量が大きく、装置を複数台用意して負荷を分散させる技術が開発されてきている。ここで、セッションとはIPの上位層によって提供される仮想通信路を指し、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)のコネクション、IPsecのSecurity Association等が含まれる。
従来のシステムの分散方式としては、以下に述べるような2種類の方式がある。第1の方式は、図8に示すような方式であり、複数のパケット処理装置[ルータ装置(#1〜#n)4−1〜4−n]の手前に、パケットを振り分ける装置(パケット振り分け装置5)を設置し、この装置で、いずれかのパケット処理装置へパケットを振り分けることで、負荷の分散を行うものである。
図8において、ルータ装置(#1〜#n)4−1〜4−nはセッション状態41a−1〜41a−n(セッション状態41a−2〜41a−nは図示せず)を保持するセッション処理機能41−1〜41−n(セッション処理機能41−2〜41−nは図示せず)を備えており、パケット振り分け装置5は負荷分散規則51を備えている。
この第1の方式では、パケットを振り分ける装置に処理が集中し、またこの装置の故障によってシステム全体が麻痺するという問題がある。これを解決すために、以下に述べる第2の方式が提案されている。
すなわち、第2の方式は、図9に示すような方式であり、この第2の方式では、データリンク層プロトコルでのマルチキャストによって、全てのパケット処理装置(マスタルータ装置7及びルータ装置6−1〜6−n)にパケットが到達する。各パケット処理装置にはパケット分散フィルタ[トラフィック分散フィルタ73及びトラフィック分散フィルタ63−1〜63−n(トラフィック分散フィルタ63−2〜63−nは図示せず)]がある。
図9において、マスタルータ装置7は他の装置のセッション状態(現用)71と、セッション状態72aを保持するセッション処理機能72とを備えており、ルータ装置6−1〜6−nは他の装置のセッション状態(予備)61−1〜61−n[他の装置のセッション状態(予備)61−2〜61−nは図示せず]と、セッション状態62a−1〜62a−n(セッション状態62a−2〜62a−nは図示せず)を保持するセッション処理機能62−1〜62−n(セッション処理機能62−2〜62−nは図示せず)とを備えている。また、マスタルータ装置7及びルータ装置6−1〜6−nは隣接ノードとのデータリンク200を介して隣接ノード(送信側)8に接続されている。
パケット分散フィルタはデータリンク上でマルチキャストされたIPパケットを、負荷分散規則によって通過または破棄させている。負荷分散規則は、(1)同一内容のパケットはいずれかひとつの装置で処理される、(2)パケットは必ずいずれかの装置のフィルタを通過するという条件を満たすように、各装置に設定されている。
第2の方式における負荷分散の手順においては、以下のような動作が実行される。
(1)マスタ装置は、負荷分散規則を他の装置に設定する。
(2)マスタ装置は、他の装置にどのような負荷分散フィルタが設定されているかを把握しており、負荷が均等に分散されるように規則を設定する。
(3)マスタ装置は、負荷分散規則に当てはまらないパケットを処理するような負荷分散フィルタを自身に設定している。
(4)マスタ装置が処理したパケットのセッション情報から新たな負荷分散規則を作成して他の装置に規則を設定する。
(5)マスタ装置が故障すると、他の装置がマスタ装置として振る舞うように動作する。
図9において、各装置にはセッション処理機能がある。セッション処理機能は、内部のセッション処理規則とセッション状態とを参照し、パケット分散フィルタを通過してきたパケットを処理し、そのパケットを破棄または転送させている。
マスタルータ装置7は、各装置にセッション処理規則を設定する。また、マスタルータ装置7を含む各装置は、互いにセッション状態を交換し合っており、一定時間毎に、前回の交換との差分があれば交換が行われる。
マスタルータ装置7を含む各装置は、他の装置のセッション処理規則とある時点での各装置のセッション状態とを保持している。このため、マスタルータ装置7以外のいずれかの装置が故障すると、マスタルータ装置7は代替する装置を決定し、故障した装置に設定されていたセッション処理規則とセッション状態とを該当装置に引き継がせる。また、マスタルータ装置7が故障すると、マスタルータ装置の機能を他の装置が引き継ぐ。これによって、任意の装置の故障に対する自動復旧が可能になる。(文献 特公表2003−518338号公報、特公表2003−517221号公報)
しかしながら、上述した従来の負荷分散方法では、マスタ装置の故障に備えるため、他の装置はマスタ装置として動作するために必要な情報を保持する必要がある。
マスタ装置は他の装置に割り当てるセッションの内容をすべて保持する必要があるため、全ての装置が、他のすべての装置に割り当てられたセッションの情報を保持する必要がある。このため、従来の負荷分散方法では、クラスタシステムが処理するセッション数が増加すると、システム内の装置数によらず、各装置が保持すべき状態の量が増加するという問題がある。
また、従来の負荷分散方法では、上記の状態を各装置で同期させるため、マスタ装置が新規にセッションを他の装置へ割り当てる時、全ての装置の状態の更新が行われる。そのため、従来の負荷分散方法では、マスタ装置の故障時のfailover(他の装置がマスタ装置の制御処理を引き継ぐ)時間を短縮するために、状態の同期間隔を短くすると、状態の更新のための通信のオーバヘッドが増大するという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、システム内の各装置が保持すべき状態の量や状態の更新のための通信のオーバヘッドを増大させることなく、パケット処理の負荷分散を図ることができる通信処理システム、パケット処理負荷分散装置及びそれに用いるパケット処理負荷分散方法を提供することにある。
前記複数の負荷分散制御装置を前記パケットを処理するパケット処理装置と分離して設置し、
前記複数の負荷分散制御装置のうちの1台が故障した時にその故障した装置の制御処理を他の負荷分散制御装置が引き継いでいる。
本発明によるパケット処理負荷分散装置は、パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群の負荷分散を制御する機能を備え、
前記パケットを処理するパケット処理装置と分離して設置され、前記パケット処理装置に対する制御処理を実行する現用装置が故障した時にその故障した現用装置の制御処理を引き継いでいる。
本発明によるパケット処理負荷分散方法は、パケットを処理するパケット処理装置と分離して設置した複数の負荷分散制御装置側に、パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群の負荷分散を制御するステップを備え、
前記複数の負荷分散制御装置のうちの1台が故障した時にその故障した装置の制御処理を他の負荷分散制御装置に引き継がせている。
すなわち、本発明のパケット処理負荷分散方法は、IP(Internet Protocol)パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群の負荷分散を制御する装置であり、複数台の制御装置をパケット処理装置と分離して設置し、制御装置の1台が故障しても他の装置が制御処理を引き継ぐこと(failover)で、故障時にIPルータの機能及び負荷分散機能の停止を防いでいる。
また、本発明のパケット処理負荷分散方法では、通過するパケットの処理を、パケットの通過によらず静的に決まる分割規則によって各装置に分散させることで、負荷分散制御のコストを低く抑えている。
さらに、本発明のパケット処理負荷分散方法では、制御装置の故障とfailoverによるクラスタシステムの処理とを制御装置間のみで行うことで、ルータクラスタが制御装置のfailover処理に巻き込まれない。
ここで、IPルータクラスタは、
(A)他の隣接IPノードに対しては、IPパケットを転送する1台のルータとして動作する。
(B)複数台のルータがパケットの転送処理を分担して行うことで、全体の性能を高める。
(C)TCP(Transmission Control Protocol)等の上位層ヘッダ情報を用いて、パケットが属するセッションを検出し、そのセッションの状態を記録更新するとともに、セッション状態に応じて所定の処理を行うというような機能を持つ。尚、セッションとはIPの上位層によって提供される仮想通信路を指し、例えば、TCPのコネクション、IPsec(IP security protocol)のSecurity Association等が含まれる。
これによって、本発明のパケット処理負荷分散方法では、予備のマネージャが現用マネージャと同様の情報を保持することで、マネージャの冗長化を行っている。また、マネージャはクラスタメンバと分離して設置されているので、マネージャの故障によって、クラスタメンバの処理が停止したり、クラスタメンバが余分な制御信号を処理したりする必要がないため、マネージャの故障によるクラスタメンバへの影響が小さくなる。
また、本発明のパケット処理負荷分散方法では、各クラスタメンバへトラフィックの分割規則を予め割り当てておき、クラスタメンバの変更時以外は、セッション情報の交換が不要であるため、負荷分散のための制御情報の通信のオーバヘッドが小さくなる。
さらに、本発明のパケット処理負荷分散方法では、死活監視のための広告を頻繁に送信する場合、マネージャと各クラスタメンバとを制御信号専用のデータリンクで接続してもよい。
よって、本発明のパケット処理負荷分散方法では、システム内の各装置が保持すべき状態の量や状態の更新のための通信のオーバヘッドを増大させることなく、パケット処理の負荷分散を図ることが可能となる。
図2は、図1の負荷分散マネージャの構成を示すブロック図である。
図3は、図1のクラスタメンバの構成を示すブロック図である。
図4は、図1の負荷分散マネージャ間の死活監視・failover手順を示すフローチャートである。
図5は、図1の負荷分散マネージャによるクラスタメンバの負荷分散制御手順を示すフローチャートである。
図6は、図1のクラスタメンバのパケット処理手順を示すフローチャートである。
図7は、図1のクラスタメンバの死活監視・failover手順を示すフローチャートである。
図8は、従来例による通信処理システムの構成例を示すブロック図である。
図9は、従来例による通信処理システムの他の構成例を示すブロック図である。
つまり、クラスタメンバ2−1〜2−nは、それぞれ隣接ノード(送信側)3と同一のデータリンク(隣接ノードとのデータリンク100)に接続されている。負荷分散マネージャ1−1〜1−kは、いずれかの隣接ノード(送信側)3とのデータリンク(隣接ノードとのデータリンク100)上に接続されている。
クラスタメンバ2−1〜2−n各々はセッション状態テーブル21a−1〜21a−n(セッション状態テーブル21a−2〜21a−nは図示せず)を保持するセッション処理機能21−1〜21−n(セッション処理機能21−2〜21−nは図示せず)と、トラフィック分散フィルタ(主処理)22−1〜22−n[トラフィック分散フィルタ(主処理)22−2〜22−nは図示せず]と、トラフィック分散フィルタ(副処理)23−1〜23−n[トラフィック分散フィルタ(副処理)23−2〜23−nは図示せず]とを備えている。
負荷分散マネージャ1−1〜1−kは、負荷分散規則(「メンバ#1のマスタ処理の範囲、バックアップ処理の範囲」,・・・,「メンバ#nのマスタ処理の範囲、バックアップ処理の範囲」)11−1と、マネージャリスト(マネージャ#1,・・・,マネージャ#k)12−1とを備えている。
負荷分散マネージャ1−1〜1−kはクラスタメンバ2−1〜2−n各々へ、トラフィック処理を所定の規則で分割するようにフィルタ規則を割り当てる。クラスタメンバ2−1〜2−n各々はその割り当て規則にしたがって、隣接ノード3が隣接ノードとのデータリンク100上でマルチキャストしたパケットを取得する。
クラスタメンバ2−1〜2−n各々は取得したパケットのセッションを検出し、状態の記録更新及びファイアウォールパケットフィルタの適用等、所定の処理を行う。ここで、セッションとはIP(Internet Protocol)の上位層によって提供される仮想通信路を指し、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)のコネクション、IPsec(IP security protocol)のSecurity Association等が含まれる。
負荷分散マネージャ1−1〜1−kは複数台設置することができる。それらの負荷分散マネージャ1−1〜1−kのうちの1台が現用として動作し、他は予備として動作する。現用の負荷分散マネージャはクラスタ内のメンバリストを基に各クラスタメンバ2−1〜2−nのトラフィックの処理範囲を割り当てて処理を指示する。
予備の負荷分散マネージャは現用の負荷分散マネージャの死活を監視し、現用の負荷分散マネージャが故障した時に、それらの予備の負荷分散マネージャのうちの1台が現用の負荷分散マネージャとなる。これによって、クラスタメンバ2−1〜2−n各々は負荷分散マネージャ1−1〜1−kの故障や冗長構成を意識することなく、処理を行うことができる。
図2は図1の負荷分散マネージャ1−i(0<i≦k)の構成を示すブロック図である。図2において、負荷分散マネージャ1−iは負荷分散制御機能13−iと、マネージャ死活監視機能15−iと、負荷分散規則設定部16−iと、広告送受信部17−iと、マネージャ個別情報18−iと、ネットワークインタフェース部19−iとから構成されている。
尚、負荷分散制御機能13−iは負荷分散規則11−iと、メンバ死活監視機能14−iとを含み、マネージャ死活監視機能15−iはマネージャリスト12−iを含んでいる。尚、メンバ死活監視機能14−iはクラスタメンバ2−1〜2−n(メンバ#1〜#n)毎の広告受信経過時間(t1〜tn)と死活情報とからなり、マネージャリスト12−iは負荷分散マネージャ1−1〜1−k(マネージャ#1〜#n)毎の有効期間(u1〜uk)と優先度(p_1〜p_k)とからなる。
また、負荷分散マネージャ1−1〜1−kの個別パラメータとしては、「マネージャ識別子:クラスタ内で唯一になるように設定される」と、「優先度:全順序がつくように設定される」と、「マネージャ広告の有効期間」とが設定されている。
広告送受信部17−iはメンバ死活監視機能14−i及びマネージャ死活監視機能15−iに接続され、自装置の活性を通知するための広告を送信するとともに、クラスタメンバ2−1〜2−n及び他の負荷分散マネージャが送信する広告信号を受信してその情報をメンバ死活監視機能14−i及びマネージャ死活監視機能15−iに伝達する。メンバ死活監視機能14−i及びマネージャ死活監視機能15−iは広告信号から、その送信元である装置の死活状態を管理する。
負荷分散規則11−iはクラスタメンバ2−1〜2−n各々が処理すべきトラフィックの分割規則と、現在の分割の状態とを管理する。また、負荷分散規則11−iは主負荷分散規則(mf_1〜mf_n)と、副負荷分散規則(bf_1〜bf_n)とからなる。負荷分散規則設定部16−iは負荷分散規則11−iに接続され、負荷分散規則11−iが定めたトラフィック割り当てを各ルータ装置(図示せず)へ通知する。
広告送受信部17−i及び負荷分散規則設定部16−iはそれぞれネットワークインタフェース部19−iを介して隣接ノードとのデータリンク100に接続される。マネージャ個別情報18−iには負荷分散マネージャ1−iの識別子、優先度、有効期間等の個別情報が格納されている。
図3は図1のクラスタメンバ2−j(0<j≦n)の構成を示すブロック図である。図3において、クラスタメンバ2−jはセッション処理機能21−jと、セッション状態テーブル21a−jと、負荷分散フィルタ22−j&23−jと、広告送受信部24−jと、メンバ個別情報25−jと、死活管理機能26−jと、パケット転送機能27−jと、ネットワークインタフェース(#1〜#m)281−j〜28m−jとから構成されている。
また、各クラスタメンバ2−jの個別パラメータとしては、「メンバ識別子:クラスタ内で唯一になるように設定される」と、「メンバ広告の有効期間」とが設定されている。
ネットワークインタフェース(#1〜#m)281−j〜28m−jは、各ルータと隣接ノードとを繋ぐデータリンク(隣接ノードとのデータリンク100)に接続される。本実施例では、データリンクがマルチキャストまたはブロードキャストをサポートする必要がある。
負荷分散フィルタ22−j&23−jは主処理規則(mf_j)と副処理規則(bf_j)とを持ち、データリンクから受信したパケットのうち、自装置が処理すべきものを振り分ける。
セッション処理機能21−jは各パケットが属するセッションに応じた処理を行う。セッション状態テーブル21a−jは各パケットが属するセッションの状態を保持する。ここで、セッションとはIP(Internet Protocol)の上位層によって提供される仮想通信路を指し、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)のコネクション、IPsec(IP security protocol)のSA(Security Association)等が含まれる。
セッション状態テーブル21a−jは、これらのセッション毎に保持される固有の情報を指し、TCPのコネクションの場合には、「コネクションの状態」、「シーケンス番号」、「応答番号」等を含む。IPsec SAの場合には、RFC(Request For Comments)2401で定められるSAのパラメータを含む。
パケット転送機能27−jは、予め設定された経路情報をパケットの宛先をキーとして検索し、パケットの送出方路を決定して次ホップノードへ転送する機能である。
死活管理機能26−jは、自装置の情報を他のクラスタメンバと負荷分散マネージャとに通知し、また、他のクラスタメンバの故障を検知するための機能であり、広告メッセージの送信及び受信機能と死活監視タイマとから構成されている。
図4は図1の負荷分散マネージャ1−1〜1−k間の死活監視・failover手順を示すフローチャートであり、図5は図1の負荷分散マネージャ1−1〜1−kによるクラスタメンバ2−1〜2−nの負荷分散制御手順を示すフローチャートであり、図6は図1のクラスタメンバ2−1〜2−nのパケット処理手順を示すフローチャートであり、図7は図1のクラスタメンバ2−1〜2−nの死活監視・failover手順を示すフローチャートである。これら図1〜図7を参照して本発明の一実施例による通信処理システムの動作について説明する。以下、図2に示す負荷分散マネージャ1−i及び図3に示すクラスタメンバ2−jを用いて説明する。
各負荷分散マネージャ1−iは、後述するマネージャ広告を受信することで、クラスタ内に存在する他の負荷分散マネージャの識別子や情報を取得し、負荷分散マネージャ1−iの冗長構成の制御を行う。負荷分散マネージャ1−iの冗長制御は、負荷分散マネージャ1−iのマネージャ死活監視機能15−iによって行われる。
マネージャ監視機能15−iは、所定のインタフェース上で、所定の宛先あてに、識別子,優先度,有効期間を含むマネージャ広告を送信する。マネージャ広告は全ての負荷分散マネージャ1−iが受信するよう設定されている。
各負荷分散マネージャ1−iは、受信したマネージャ広告を基にマネージャリスト12−iを作成する。マネージャリスト12−iの各要素は、広告に含まれる有効期間が経過し、かつ新規の広告を受信しなければ一覧から消去される。
マネージャリスト12−iに含まれるマネージャのうち、自装置の優先度が最大であるようなマネージャの状態が「現用」に設定される。他のマネージャは自装置の状態を「予備」に設定する。
現用マネージャは、後述する手順でクラスタメンバ2−jの負荷分散制御を行う。クラスタメンバ2−jの故障等によって、処理範囲の割り当てが更新された場合には、他のマネージャに対して更新された割り当て内容を通知する。予備マネージャは、現用マネージャから分散処理の割り当てを受信して保持する。
予備マネージャは、図4に示す手順によって現用マネージャの死活を監視する。マネージャ広告の有効期間が切れ、マネージャ一覧から現用マネージャの要素が削除された時には、一覧に登録された予備マネージャの中で、自装置の優先度が最大であるような予備マネージャが現用マネージャとして振る舞うようになる。
すなわち、予備マネージャはパケットの宛先から経路情報Bを検索し(図4ステップS1)、自ノードが受信処理対象でなければ(図4ステップS2)、そのパケットを破棄する(図4ステップS3)。
予備マネージャは自ノードが受信処理対象であれば(図4ステップS2)、そのパケットがマネージャ広告メッセージかを判定する(図4ステップS4)。予備マネージャはそのパケットがマネージャ広告メッセージでなければ、そのパケットを他のプロトコルの受信処理に回す(図4ステップS5)。
予備マネージャはそのパケットがマネージャ広告メッセージで、自装置が予備モードで動作中であれば(図4ステップS6)、現用マネージャの死活監視タイマAをリセットする(図4ステップS7)。
一方、予備マネージャは死活監視タイマAの状態を監視しており(図4ステップS11)、死活監視タイマAがタイムアウトすると(図4ステップS12)、自装置が予備マネージャで最高優先度であれば(図4ステップS13)、予備マネージャから現用マネージャへ処理を切替え(図4ステップS14)、マネージャリストCを更新する(図4ステップS15)。
各クラスタメンバ2−jは負荷分散マネージャ1−i及び他のクラスタメンバへ自装置の活性を広告の送信によって伝達する。この広告は所定のインタフェース上で、所定の宛先あてに送信される。また、この広告にはクラスタメンバの識別子、広告の有効期間が含まれる。さらに、この広告は各クラスタメンバ及び現用マネージャによって受信される。
現用マネージャは上記のクラスタメンバ広告を受信することで、クラスタ内に存在するクラスタメンバの識別子を取得し、トラフィック分散の制御を行う。負荷分散制御機能13−iは同一データリンクに接続されたクラスタメンバのリストを含む。
クラスタメンバのリストの各要素は、リストの中での位置を示す番号、識別子、有効期限、該当する要素に対応するフィルタ規則を計算するための情報を含む。また、クラスタメンバのリストは広告に含まれるメンバの識別子の番号順に並べるように構成する。
現用マネージャは作成したクラスタメンバのリストに含まれるメンバ数と、リスト中での各メンバの位置とから各クラスタメンバが主処理すべきトラフィックの範囲を計算する。
ここで、各処理範囲が次の条件を満たすような計算規則が、予め設定されているものとする。すなわち、主処理範囲は、ルータクラスタが処理すべき全トラフィックの一部分であり、各範囲は相互に重複しないものとする。トラフィックの全体をT,空集合をφとすると、各クラスタメンバj(0<j≦n)が主処理を受け持つトラフィックの範囲は、
mf_1∪mf_2∪ ... ∪mf_n=T
mf_1∩mf_2∩ ... ∩mf_n=φ
となる。
また、各クラスタメンバj(0<j≦n)は主処理と別に、副処理の範囲bf_jを、
bf_1∪bf_2∪ ... ∪bf_n=T
mf_j∩bf_j=φ
という条件を満たすように計算する。但し、0<j≦nである。各クラスタメンバj(0<j≦n)は上記のmf_j,bf_p_jを処理するように指示を行う通知を各クラスタメンバへ送信する。
また、各クラスタメンバj(0<j≦n)は上記の副処理の範囲の割り当てに加えて、同範囲の主処理を受け持つクラスタメンバの識別子もその指示に含める。すなわち、
master(bf_j)=1
となるような1_pを計算して記録しておく。
現用マネージャはルータクラスタ内のメンバ数が増減した時の負荷の再分散を行う。図2の負荷分散制御機能13−iにあるように、上記の手順によって作成されるクラスタメンバのリストの要素には、所定の有効期限を設ける。
図5に示すように、トラフィック分散制御機能は、予め定めた送受信手順によって受信した広告に含まれる識別子から、上記の手順にしたがって一覧を更新する。同時に、該当要素の監視タイマを所定の有効期限にリセットする。
該当する要素が含むクラスタメンバの識別子と同一の識別子を含む広告が、前回受信した時から有効期限の間に再度受信できなければ、監視タイマのタイムアウトによって、その要素をクラスタメンバのリストから削除する。
すなわち、現用マネージャは、パケットの宛先から経路情報Bを検索し(図5ステップS21)、自ノードが受信処理対象でなければ(図5ステップS22)、そのパケットを破棄する(図5ステップS23)。
現用マネージャは、自ノードが受信処理対象であれば(図5ステップS22)、そのパケットがメンバ広告メッセージかどうかを判定する(図5ステップS24)。現用マネージャは、メンバ広告メッセージでなければ、そのパケットを他のプロトコルの受信処理に回す(図5ステップS25)。現用マネージャは、そのパケットがメンバ広告メッセージであれば、メンバリストDを更新する(図5ステップS26)。
続いて、現用マネージャは、死活監視タイマAをリセットし(図5ステップS27)、死活監視タイマAの状態を監視する処理に移る(図5ステップS28)。現用マネージャは、死活監視タイマAがタイムアウトすると(図5ステップS29)、メンバリストDから該当メンバを削除し、処理範囲の再割り当てを実施する(図5ステップS30)。
現用マネージャはこの手順によって、クラスタメンバのリストから要素が消滅した場合、あるいは新規のクラスタメンバが追加される場合等、クラスタメンバのリストの要素が変化し、いずれかのクラスタメンバが処理すべきトラフィックの範囲が変化すると、処理範囲の再割り当ての指示を各クラスタメンバへ送信する。
あるクラスタメンバにおいて、この手順によるトラフィック処理割り当ての変更によって、そのメンバ自身がセッション状態を保持しているトラフィックがフィルタの範囲から外れる場合には、セッション状態を保持する範囲のトラフィックを受信するようフィルタを設定する。但し、その範囲のトラフィックにおいて、新規に確立されるセッションのトラフィックについては受け付けない。
また、そのクラスタメンバは該当するセッションの情報と状態とを現用マネージャに報告する。現用マネージャはそのセッションを含む範囲のトラフィックの範囲を割り当てているルータ装置に該当するセッション状態をコピーする。
近隣ノード3からルータクラスタを次ホップとして送付されるIPパケットの処理について、図6を用いて説明する。ルータクラスタ用IPアドレスを次ホップとするパケットは、データリンク上で所定のマルチキャストアドレスにあてて送信される。
マルチキャストされたパケットは全部のクラスタメンバが受け取るように設定されている。所定のマルチキャストアドレス以外のデータリンクアドレスを宛先として受信したパケットは、経路情報を参照して別途処理が行われる。
クラスタメンバは、マルチキャストされたパケットを上記の現用マネージャによって設定された負荷分散フィルタ22−j&23−jにかける。そのバケットは負荷分散フィルタ22−j&23−jにおいて、主処理フィルタまたは副処理フィルタのいずれかによって、パケットの通過が許可されたルータのみ、セッション処理機能21−jに回される。その他のパケットは破棄される。
負荷分散フィルタ22−j&23−jを通過したパケットは、そのヘッダ情報に基づいて、セッション状態テーブル21a−jを参照し、該当するセッションを識別する。セッションを識別できないパケットは、ディフォルトの処理規則にしたがって処理される。
セッションが識別されたパケットは、セッションの状態を参照し、該当する状態と所定の処理規則とに基づいて、パケット処理とセッションの状態の更新とが行われる。
セッション処理によって破棄されないパケットのうち、トラフィック分散フィルタ(主処理)22−jを通過したパケットはパケット転送機能27−jに回される。また、トラフィック分散フィルタ(副処理)23−jを通過したパケットは転送されずに破棄される。
パケット転送機能27−jでは、経路情報cを検索し、自メンバ宛のパケットを受信処理に回し、それ以外のパケットを経路情報cによって決定された送出側のインタフェースから送出される。
すなわち、クラスタメンバ2−jはデータリンク上でクラスタ宛に送信されたパケットであれば(図6ステップS41)、負荷分散フィルタ規則aのうちの負荷分散主処理フィルタ規則を適用する(図6ステップS42)。また、クラスタメンバ2−jはデータリンク上でクラスタ宛に送信されたパケットでなければ(図6ステップS41)、パケットの宛先から経路情報cを検索し(図6ステップS51)、経路情報cによって決定された送出側のインタフェースから送出する。
クラスタメンバ2−jは負荷分散主処理フィルタ規則を適用することで、そのパケットが通過可能でなければ(図6ステップS43)、負荷分散副処理フィルタ規則を適用する(図6ステップS44)。その際、クラスタメンバ2−jは負荷分散副処理フィルタ規則を適用することで、そのパケットが通過可能でなければ(図6ステップS45)、そのパケットを破棄する(図6ステップS46)。
クラスタメンバ2−jは負荷分散主処理フィルタ規則を適用することで、そのパケットが通過可能となれば(図6ステップS43)、あるいは負荷分散副処理フィルタ規則を適用することで、そのパケットが通過可能となれば(図6ステップS45)、そのパケットのヘッダ情報からセッション状態を検索する(図6ステップS47)。
クラスタメンバ2−jは検索結果に基づいてパケットを処理し、セッション状態テーブルbを更新する(図6ステップS48)。クラスタメンバ2−jはそのパケットが主処理フィルタ規則によって通過したのでなければ(図6ステップS49)、そのパケットを破棄する(図6ステップS50)。
クラスタメンバ2−jはそのパケットが主処理フィルタ規則によって通過したのであれば(図6ステップS49)、パケットの宛先から経路情報cを検索し(図6ステップS51)、経路情報cによって決定された送出側のインタフェースから送出する。
各クラスタメンバは、図7に示すようにして、主処理メンバ故障時のfailover処理を行う。図7に示すように、クラスタメンバ2−jの死活監視機能26−jは、予め定めた送受信手順によって受信した広告に含まれる識別子が、負荷分散マネージャ1−iにて割り当てられた自装置が副処理を担当している範囲について、主処理を行っているクラスタメンバの識別子と等しい場合、該当するクラスタメンバの死活監視タイマをリセットする。
上記の広告が受信されなくなってから所定の時間が経過すると、死活監視タイマがタイムアウトするので、これを契機として、死活監視機能26−jは該当する広告の送信元であるクラスタメンバが故障したものとみなし、自装置のトラフィック分散フィルタの副処理規則を主処理規則に変更する。
副処理を行うクラスタメンバは、主処理を行うクラスタメンバと同一のセッション状態をノード内に保持することができる。このため、主処理ノードが故障した時点から副処理ノードが主処理ノードとして振る舞えば、主処理ノードの切り替えによるクラスタ外部への影響がない。
failover処理によって、副処理担当のクラスタメンバが主処理を行うようになると、該当範囲を副処理するクラスタメンバがいなくなり、副処理範囲に欠損ができる。欠損した副処理範囲を埋めるよう、負荷分散マネージャは分散処理規則を設定し直す。failover処理後に、上記の動作をただちに実行できるよう、failover処理を行ったクラスタメンバは、切替え後の負荷分散フィルタの内容を現用マネージャに報告する。
すなわち、クラスタメンバは、パケットの宛先から経路情報cを検索し(図7ステップS61)、自ノードが受信処理対象でなければ(図7ステップS62)、そのパケットを送出処理に回す(図7ステップS63)。
また、クラスタメンバは、自ノードが受信処理対象で(図7ステップS62)、メンバ広告メッセージでなければ(図7ステップS64)、そのパケットを他のプロトコルの受信処理に回す(図7ステップS65)。
クラスタメンバは、メンバ広告メッセージであり(図7ステップS64)、自ルータが副処理中の主処理メンバから発信されたものでなければ(図7ステップS66)、そのパケットを破棄する(図7ステップS67)。クラスタメンバは、そのパケットが、自ルータが副処理中の主処理メンバから発信されたものであれば(図7ステップS66)、死活監視タイマdをリセットする(図7ステップS68)。
また、クラスタメンバは、死活監視タイマdの状態を監視し(図7ステップS71)、死活監視タイマdがタイムアウトすると(図7ステップS72)、負荷分散フィルタ規則aにおいて副処理フィルタ規則を主処理フィルタ規則に変更し(図7ステップS73)、マネージャ側にfailover報告を送信する(図7ステップS74)。
現用マネージャはfailover報告を受信後、所定の手順によって副処理範囲を埋めるように負荷分散規則を設定し直す。但し、報告受信時に現用マネージャがすでに主処理メンバの故障を検知している場合、負荷の再分散によって該当する欠損範囲が埋められるはずであるから、この副処理範囲を埋めるような処理は行われない。
このように、本実施例では、予備マネージャが現用マネージャと同様の情報を保持することで冗長化を行っており、負荷分散マネージャ1−1〜1−kがクラスタメンバ2−1〜2−nと分離され、負荷分散マネージャの故障によってクラスタメンバ2−1〜2−nの処理が停止したり、クラスタメンバ2−1〜2−nが余分な制御信号を処理したりする必要がなくなるので、負荷分散マネージャの故障によるクラスタメンバ2−1〜2−nへの影響を小さくすることができる。
また、本実施例では、各クラスタメンバ2−1〜2−nへトラフィックの分割規則を予め割り当てておき、クラスタメンバ2−1〜2−nの変更時以外はセッション情報の交換が不要となるため、負荷分散のための制御情報の通信のオーバヘッドを小さくすることができる。
尚、本実施例では、死活監視のための広告を頻繁に送信する場合、負荷分散マネージャ1−1〜1−kと各クラスタメンバ2−1〜2−nとを制御信号専用のデータリンクで接続してもよい。
なお、上記実施例による負荷分散マネージャの各機能については、ハードウェア的に実現することは勿論として、これらの構成要素が実行する機能をソフトウェア的に実現することも可能である。その場合、負荷分散マネージャを実現するコンピュータ装置上で、上述した制御機能を提供するコンピュータプログラム(負荷分散制御プログラム)を実行する。
本発明による通信処理システム、パケット処理負荷分散装置は、以上に述べたような構成及び動作とすることで、システム内の各装置が保持すべき状態の量や状態の更新のための通信のオーバヘッドを増大させることなく、パケット処理の負荷分散を図ることができるという効果が得られる。
Claims (15)
- パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群を含む通信処理システムであって、
前記パケットを処理するパケット処理装置と、
前記ルータクラスタ装置群の負荷分散を制御する複数の負荷分散制御装置を備え、
前記複数の負荷分散制御装置を前記パケット処理装置と分離して設置し、
前記複数の負荷分散制御装置の何れかが故障した時にその故障した装置の制御処理を他の負荷分散制御装置が引き継ぐように制御し、
前記負荷分散制御装置が、通過するパケットの処理を前記パケットの通過によらず予め割り当てられた所定の分割規則によって各前記パケット処理装置に分散させる制御を行う。 - パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群を含む通信処理システムであって、
前記パケットを処理するパケット処理装置と、
前記パケット処理装置群の負荷分散を制御する複数の負荷分散制御装置を備え、
前記パケット処理装置は、
処理対象パケットが伝送されるデータリンクデバイスに各々が接続し、全装置に同報される処理対象パケットを各装置自身が取捨して分散処理を行う構成をとり、前記複数の負荷分散制御装置を前記パケット処理装置と分離して設置し、前記複数の負荷分散制御装置の何れかが故障した時にその故障した装置の制御処理を他の負荷分散制御装置が引き継ぐように制御し、
前記負荷分散制御装置が、通過するパケットの処理を前記パケットの通過によらず予め割り当てられた所定の分割規則によって各前記パケット処理装置に分散させる制御を行う。 - 請求項1又は請求項2の通信システムであって、
前記複数の負荷分散制御装置間で、前記故障の通知及びその故障による前記制御処理の引き継ぎのための処理を行う。 - 請求項1又は請求項2の通信処理システムであって、
前記負荷分散制御装置が、通過するパケットの処理を前記パケットの通過によらず静的に決まる分割規則によって各前記パケット処理装置に分散させる制御を行い、
前記複数の負荷分散制御装置間で、前記故障の通知及びその故障による前記制御処理の引き継ぎのための処理を行う。 - 請求項1又は請求項2の通信処理システムであって、
前記複数の負荷分散制御装置において、現用として動作する負荷分散制御装置の前記制御処理の情報を、予備用として動作する負荷分散制御装置各々に保持することにより、前記負荷分散制御装置を冗長化する処理を行う。 - 請求項1又は請求項2の通信処理システムであって、
前記パケットは、IP(Internet Protocol)パケットである。 - パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群を含む通信システムにおけるパケット処理負荷分散方法であって、
パケットを処理するパケット処理装置と分離して設置した複数の負荷分散制御装置に、パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群の負荷分散を制御するステップを有し、
前記複数の負荷分散制御装置の何れかが故障した時にその故障した装置の制御処理を他の負荷分散制御装置に引き継がせるステップを有し、
前記負荷分散制御装置において、通過するパケットの処理を前記パケットの通過によらず予め割り当てられた所定の分割規則によって各パケット処理装置に分散させるステップを有する。 - パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群を含む通信処理システムにおけるパケット処理負荷分散方法であって、
複数の負荷分散制御装置において、前記パケットを処理するパケット処理装置群の負荷分散を制御するステップを有し、
前記パケット処理装置において、
処理対象パケットが伝送されるデータリンクデバイスに各々が接続し、全装置に同報される処理対象パケットを各装置自身が取捨して分散処理を行う構成をとり、前記複数の負荷分散制御装置を前記パケット処理装置と分離して設置し、前記複数の負荷分散制御装置の何れかが故障した時にその故障した装置の制御処理を他の負荷分散制御装置に引き継がせるステップを有し、
前記負荷分散制御装置において、通過するパケットの処理を前記パケットの通過によらず予め割り当てられた所定の分割規則によって各パケット処理装置に分散させるステップを有する。 - 請求項7又は請求項8のパケット処理負荷分散方法であって、
前記複数の負荷分散制御装置間で、前記故障の通知及びその故障による前記制御処理の引き継ぎを行うステップを有する。 - 請求項7又は請求項8のパケット処理負荷分散方法であって、
前記負荷分散制御装置において、通過するパケットの処理を前記パケットの通過によらず静的に決まる分割規則によって各パケット処理装置に分散させるステップを有し、
前記複数の負荷分散制御装置間で前記故障の通知及びその故障による前記制御処理の引き継ぎを行うステップを有する。 - 請求項7又は請求項8のパケット処理負荷分散方法であって、
前記複数の負荷分散制御装置において、現用として動作する負荷分散制御装置の前記制御処理の情報を予備用として動作する負荷分散制御装置各々に保持することにより、前記負荷分散制御装置を冗長化するステップを有する。 - 請求項7又は請求項8のパケット処理負荷分散方法であって、
前記パケットは、IP(Internet Protocol)パケットである。 - パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群を含む通信システムにおける負荷分散制御プログラムであって、下記機能を有する。
パケットを処理するパケット処理装置と分離して設置した複数の負荷分散制御装置に、パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群の負荷分散を制御する機能を実行させ、
前記複数の負荷分散制御装置の何れかが故障した時にその故障した装置の制御処理を他の負荷分散制御装置に引き継がせる機能を実行させ、
前記負荷分散制御装置において、通過するパケットの処理を前記パケットの通過によらず予め割り当てられた所定の分割規則によって各パケット処理装置に分散させる機能を実行させる。 - パケットを転送するルータとして動作するルータクラスタ装置群を含む通信処理システムにおける負荷分散制御プログラムであって、下記機能を有する。
複数の負荷分散制御装置において、
前記パケットを処理するパケット処理装置群の負荷分散を制御する機能を実行させ、
前記パケット処理装置において、
処理対象パケットが伝送されるデータリンクデバイスに各々が接続し、全装置に同報される処理対象パケットを各装置自身が取捨して分散処理を行う構成をとり、前記複数の負荷分散制御装置を前記パケット処理装置と分離して設置し、前記複数の負荷分散制御装置の何れかが故障した時にその故障した装置の制御処理を他の負荷分散制御装置に引き継がせる機能を実行させ、
前記負荷分散制御装置において、通過するパケットの処理を前記パケットの通過によらず予め割り当てられた所定の分割規則によって各パケット処理装置に分散させる機能を実行させる。 - 請求項13又は請求項14の負荷分散制御プログラムであって、
前記複数の負荷分散制御装置間で、前記故障の通知及びその故障による前記制御処理の引き継ぎを行う機能を実行させる。
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