JP4644988B2 - 無線インパルス送信機、受信機、及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は無線インパルス送信機、受信機、及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常のデジタル通信は、メッセージのシンボルを表すアナログ波形をチャンネルを介して送信することにより行われる。超広帯域(UWB)通信は、パルス列の送信及び検出により行われる。パルス幅は1ns未満であり、そのバンド幅は3GHz以上である。超広帯域システムは、高密度のマルチパスで、おそらく遮蔽のある環境での短距離の移動体による無線通信に適している。ベースステーションが複数の遠隔受信機へデータ送信する場合、ベースステーションは各遠隔受信機がそれぞれ対応のパルス列だけ受信するように、異なるパルス列を送信しなければならない。例えばベースステーションは、モノサイクルと呼ばれる基準パルスの時間的な位置をパルス位置変調(PPM)で変調し、同じコードが割り当てられた受信機のみが解読できるよう、各パルス列を符号化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、異なるパルス列を識別させる従来の方法では、マルチユーザベースステーションはデータを順次、つまりパルスを1つずつ順番に送信する必要がある。順次送信しないと、パルス間の干渉によって遠隔受信機における正確な受信が妨げられる。従って、遠隔受信機の数が増すにつれ符号化スキームは更に複雑になり、ユーザ1人当たりのデータレートが低下する。
【0004】
本発明は、通信速度を低下させることなくユーザの数を増やすことが可能な無線インパルス・システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明による無線インパルス送信機は、複数の受信機にパルス列を送信する。各受信機には複数の直交(orthogonal)パルス形状のうち、2つが割り当てられている。各受信機に割り当てられた当該2つのパルス形状は、対応する受信機に対しそれぞれ0又は1を示す。本発明の送信機は、パルス選択器と、パルス供給器と、送信ユニットとを備える。パルス選択器は、入力データストリームのシンボルに対応するパルス形状を、複数の直交パルス形状の中から選択する。パルス供給器はパルス選択器によって選択されたパルス形状のパルスを供給する。送信ユニットはパルス供給器によって供給されたパルスをパルス列で送信する。ここで、異なる受信機に割り当てられたパルス形状のパルスは同時に送信される。
【0006】
パルス選択器で選択されパルス供給器で供給されるパルスは直交であるので、干渉を生じさせることなく複数のパルスの送受信を同時に行うことができる。その結果、チャンネルのビットレートを下げることなく、ユーザ受信機の数を増やすことができる。
【0007】
a < x < bの範囲内で定義される2つの実値関数gm(t)及び gn(t)は、次の時に直交する。
【0008】
パルス供給器は、同じパルス幅のパルス形状を供給するのが好ましい。全てのパルスが同じパルス幅及び周波数帯を有すれば、送信プロセスが非常に簡易化される。
【0009】
パルス供給器は変形エルミート多項式に基づくパルス形状を供給するのが好ましい。エルミート多項式は次の様に変形されて直交となる。
【0010】
この構成では、実際に、パルス持続時間は全てのn値において等しい。つまり、パルスの時間は、パルスのオーダーと関係なく決まる。図7に示す例では、パルス持続時間は+/−6nsと定義される。図16に示すように、図7の全パルス、つまりn=0...8のパルスの場合、エネルギーの95%以上がパルス時間に収まる。
【0011】
パルスのオーダーに制限はない。
【0012】
さらに、パルスの直交性は、それらが微分されても変わらない。微分処理はアンテナでの現象に例えられることが多い。
【0013】
距離に伴う減衰も、レベルの数と共に顕著に増すことはない。
【0014】
また、パルス帯域幅は、パルスのオーダーに関係なく、つまり全ての値nについて、ほぼ同じである。これは無線システムでは重要である。パルス幅を所定の幅に収めることで、周波数を所定バンド内に収めることができるためである。
【0015】
オーダーn > 0からのパルスはDC成分を含まない。
【0016】
パルスの直交性は、送信機アンテナと受信機アンテナの微分効果とは関係なく維持される。
【0017】
中心周波数を変えることで比帯域幅を容易に制御することができる。比帯域幅は、広帯域アンテナアレイの設計時に重要で、通常、高周波数と低周波数の比率は2又は3程度である。
【0018】
パルス供給器は変形・正規化エルミート多項式に基づくパルス形状を供給するのが好ましい。この構成では、送信されたパルス列の全てのパルスは、ほぼ同一の高さ及び等しいエネルギーを有するため、全パルスの送信コストが等しくなる。
【0019】
本発明による無線インパルス受信機は受信ユニットと相関器とを備える。受信ユニットは、2つの異なる直交パルス形状のいずれかのパルスを含むデータストリームを受信する。相関器は、受信ユニットで受信されたデータストリーム中のパルスのパルス形状とシンボルとの対応を識別する。相関器はまた、受信されたデータストリーム中のパルス形状に対応するシンボルを出力する。この構成では本発明の送信機により得られるのと同じ効果が得られる。
【0020】
更に同期ユニットを備えるのが好ましい。同期ユニットは、互いに直交するパルス形状を有するパルスを複数の送信機から同時に受信できるように、受信ユニットにおける受信タイミングと複数の送信機からの送信とを同期させる。直交パルスを同時に受信できるので、受信機の受信速度が大幅に向上する。
【0021】
本発明における複数の受信機に無線送信でパルス列を送信する方法は、受信機に2対1で対応するよう、受信機に2つずつ割り当てられ、対応の受信機に対して0又は1を示す複数の直交パルス形状の中から、入力データストリームのシンボルに対応するパルス形状を選択するステップと、選択されたパルス形状のパルスを供給するステップと、供給されたパルスを、異なる受信機に割り当てられたパルス形状のパルスが同時に送信されるようなパルス列として送信するステップとを備える。この方法では、本発明の送信機及び受信機と同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態による超広帯域(UWB)通信システムについて、添付の図面を参照して説明する。本発明によれば、超広帯域通信システムとは、25%より大きい比帯域幅Bfを有するシステムをいう。比帯域幅Bfは次のように定義される。
ここで、Bは信号帯域幅、fc は中心周波数、fh は信号スペクトルの高周波側3dBポイント、fl は信号スペクトルの低周波側3dBポイントである。
【0023】
第1の形態による超広帯域通信システムについて、図1乃至図4を参照して説明する。図1に示すように、第1の実施の形態によるシステムは無線超広域帯インパルス送信機1と、4つの遠隔受信機100A乃至100Dとを備える。本実施の形態では、送信機1はマルチユーザ・ベースステーションであり、受信機100A乃至100Dは移動端末である。送信機1は互いに直交する異なる8つのパルス形状を送信することができる。8つのパルス形状はシンボル番号1乃至8に対応する。受信機100A乃至100Dには、それぞれ当該8つのパルス形状(シンボル番号)の内の2つのパルス形状が割り当てられており、これによって2値チャンネル、つまり0又は1を表す。本例では受信機100Aにはシンボル番号1及び2が、受信機100Bにはシンボル番号3及び4が、受信機100Cにはシンボル番号5及び6が、受信機100Dにはシンボル番号7及び8が、それぞれ割り当てられている。このような関係をまとめると次のようになる。
【0024】
送信機1は、受信機100A乃至100Dに1対1で対応するパルス列生成器5a乃至5dを備える。送信機1は更に基準パルス選択器30a乃至30dに接続されたパルス結合器90と、パルス結合器90に接続された送信ユニット80とを備える。
【0025】
各パルス列生成器5a―5dの構成は略同一なので、ここではパルス列生成器5aの構成を例に説明する。図2に示すように、パルス列生成器5aは入力ユニット10aと、直交パルス・セレクタ20aと、パルス選択器30aとを備える。直交パルス・セレクタ20aは入力ユニット10aから受信された2値データストリームに含まれるどのビットにどのシンボルが対応するか判断し、シンボル番号を基準パルス供給器30aへ出力する。図2の例では、入力ユニット10aはデータストリームとしてビット“0110”を直交パルス・セレクタ20aへ提供し、直交パルス・セレクタ20aは対応のシンボル番号“1,2,2,1”を基準パルス供給器30aへ出力する。直交パルス・セレクタ20aはシンボル番号を、関数(n + 1/2)と利得
を乗じて得られた値で出力する。これは、パルス振幅を正規化するためである。ここで、nはパルスのオーダーを指し、本例では1または2の値を取る。
【0026】
基準パルス供給器30aは直交パルス・セレクタ20aからの選択に基づきアナログパルス形状を生成する。つまり、基準パルス供給器30aは入力シンボル番号に対応した異なるパルス形状のセットを生成する。異なるパルス形状は互いに直交しており、略同一パルス幅を有する。本実施の形態によれば、基準パルス供給器30aは、変形・正規化エルミート多項式に基づくパルス形状を供給する。これらのパルス形状は下記のように直交する。
【0027】
エルミート多項式は次の式で表される。
【0028】
ここで、nは1,2,...
である。エルミート多項式の例として、次のものが挙げられる。
これらの関係は次の式で表される。
【0029】
ここで、
は
の導関数である。式(4)、(5)から導出されるように、エルミート多項式を満たす微分方程式は次のようになる。
【0030】
エルミート多項式は直交ではない。定義上、a < x < bの範囲内で定義される2つの実値関数gm(t)及び gn(t)は、次の条件が満たされた場合に直交となる。
【0031】
一連の実値関数g1(t), g2(t), g3(t), ... は、セットの関数の直交セットと呼ばれる。(gm ・ gm)の正平方根はgm(t)のノルムと呼ばれ、
で示される。つまり、
【0032】
関数の直交標準セットは全ての値mについて
を満たす。
【0033】
エルミート多項式は直交するように次の様に変形される。
【0034】
変形エルミート多項式(MHP)は下記の微分方程式を満たしていることが分かる。
【0035】
hn(t)をHn(f)へフーリエ変換すると、式(10)、(11)、(12)は次にように書き換えられる。
【0036】
式
と
はn=0の場合の例である。式(15)より、MHPのより高次の変換は次の様に求められることが分かる。
【0037】
周波数領域における柔軟性を上げるためには、時間関数は任意移相正弦曲線を乗じて変形される。従って変調された変形・正規化エルミート多項式(MMNHP)は次の様に定義される。
【0038】
ここで、n = 0, 1, 2, ...、−∞< t <∞、 φr はゼロと成り得る任意位相である。
【0039】
変形正規化エルミート多項式関数に基づくパルスは、次の特徴を有する。
1.パルス持続時間は全てのn値について実際に同一である。
2.パルス帯域幅は全てのn値についてほぼ同一である。これは無線システムでは重要である。パルス幅を特定の幅領域内に納めれば、周波数を特定のバンドに収めることができるためである。
3.比帯域幅は中心周波数fcにより容易に制御できる。
4.パルスは相互に直交である。
5.パルスはDC成分を含まない。
6.送信機アンテナと受信機アンテナの微分効果にかかわらず、パルスの直交性は維持される。
【0040】
図3,4に示されるように、基準パルス供給器30aは、パルス列生成器31と加算器32と、2つの積分器33,34と、パルス幅制御器35と、パルス・オーダー選択器36とを有する。図4に、基準パルス供給器30aの各構成要素の数学的機能を示す。
【0041】
パルス列生成器31はパルスの基準入力であり、パルス間の基準時間ユニットを示すパルス繰返し要素(PRF)を提供する。本実施の形態によると、パルス列は、パルスの擬似雑音(PN)系列であり、通常のパルス列における特定の周波数スパイク(spike)を回避できる。
【0042】
パルス幅制御器35は利得Gを有するt2単安定ジェネレータである。
【0043】
ここで、PWはパルス幅であり、tは時間である。
【0044】
利得Gに積分器34からの信号を乗じる。利得Gによりパルス幅PW及びパルスの帯域幅が決定されるので、利得Gは重要である。
【0045】
パルス・オーダー選択器36は直交パルス・セレクタ20aからの入力に応じてパルスのオーダーを決定する。パルス・オーダー選択器36は、直交パルスセレクタ20aからの値に積分器34からの戻り値を乗じる。加算器32はパルス・オーダー選択器36からの積にパルス幅制御器35の出力を加算する。
【0046】
送信ユニット80は、パルス供給器30aにより生成されたパルスのパルス列を無線通信で実際に送信するための広帯域アンテナ82とパワー増幅器81とを備える。
【0047】
パルス列結合器90は全パルス列生成器5a乃至5dからのパルス列を結合し、送信機80がそれを無線チャンネルを介して送信する。
【0048】
受信機100A乃至100Dは、パルス形状がそれぞれ2つずつの割り当てられている点を除き、入来信号を復調するための略同一の構成を有する。ここでは受信機100Aを例に説明する。図5に示すように、受信機100Aは受信ユニット101と、タイミング制御回路140と、基準パルス供給器150と、相関器160と、直交―デジタルデータ選択器170と、出力ユニット180とを備える。受信ユニット101はアンテナ110と、フィルタ120と、増幅器130とを備える。
【0049】
アンテナ110がパルスを受信すると、信号はフィルタ120にかけられ、増幅器130により増幅される。対応するシンボルを識別するために、相関器160は基準パルス供給器150からの複数の直交パルス形状と各入来パルスとの類似性の相関をとる。直交パルスが使用されているので、パルス間の相互相関はゼロである。従って、相関器160は、異なるパルス間の識別を正しく行うことができる。相関器160は送信機と受信機間での飛行時間における違い(例えば送信機と受信機が移動した時)を可能にするため、及びPPMとPNのコードタイミングの変化の算入を可能にするために、タイミング制御回路140によって変形されたタイミングで相関処理を行う。
【0050】
本実施の形態では、受信機100A乃至100Dは全て、システムに割り当てられた異なる直交パルス形状を全て復調することができる。これにより、一部の受信機だけが使用されているときにはM-ary変調スキームを応用することができる。つまり、一部の受信機だけが使用されているときは、送信機1と作動中の受信機は、作動中の各受信機に2つ以上のパルス形状を割り当てる。ここで、各パルス形状はマルチビットシンボルに対応している。例えば、受信機100Aと100Bのみが作動している場合、受信機100Aと100Bにはそれぞれ4つのシンボル番号(パルス形状)が割り当てられ、下記の方法により4-ary変調スキームが作成される。
【0051】
図6に第2の実施の形態による送信機のパルス列生成器5a’を示す。パルス列生成器5a’は、第1の実施の形態によるパルス列生成器5aの入力ユニット10aと、直交パルス・セレクタ20aと、基準パルス供給器30aに加え、システムの効果を向上させるために更に変調器40と,タイミング回路制御器50と、振幅制御器60と、フィルタ70とを備える。変調器40はミキサ41と正弦波発生器42を備える。
【0052】
変調器40は、パルス帯域幅をどんな周波数領域へでも移動できるように、基準パルス供給器30aからのパルス列に対し正弦変調を行う。これは、政府規制への対応や周波数ホッピングの実行を容易にする。
【0053】
タイミング回路制御器50はパルス位置変調(PPM)を行い、データレートを上げる。レベル或いは時間の選択決定には、直交パルス・セレクタ20aからの情報が利用される。上述のように受信機100A及び100Bのみが作動中の場合、タイミング回路制御器50は2パルス位置変調を、基準パルス供給器30aと直交パルス・セレクタ20aの4-aryパルス形状変調に応用して、データストリームを次のように符号化する。
【0054】
ここで、0は一つの位置(逆方向へのシフト)を示し、1は他の位置(正方向へのシフト)を示す。
【0055】
振幅制御器60はパルス振幅変調(PAM)を行う。直交パルスセレクタ20aからの情報はレベル或いは時間の選択決定に利用される。
【0056】
フィルタ70は、送信パワー及び規制条件に応じて、バンド外ノイズを更に削除する。
【0057】
第2の実施の形態における(変調器40を有する)送信機用の受信機には、図5に点線で示すような復調器145と振幅相関器155が必要である。
【0058】
図7及び図8にオーダーn=1、2、3の変形・正規化エルミート・パルスの時間領域と、これらパルスの自己相関を示す。
【0059】
図9に、PW=8であり、オーダーn=3,4,5の、ユニット・エネルギーへ正規化された変形・正規化エルミート・パルスの時間応答を示す。
【0060】
図10に、PW=8であり、オーダーn=6,7,8の、ユニット・エネルギーへ正規化された変形エルミート・パルスの時間応答を示す。
【0061】
発明者は本発明の効果を判断するためにシミュレーションをいくつか行った。
図11乃至図14にその結果を示す。
【0062】
図11に、時間間隔40ns以上の任意の時間に異なる4人のユーザに対し2つの異なる直交変形エルミートパルスを送信した結果得られるシンボル誤り率(SER)とビット誤り率(BER)の比率(SER/BER)を示す。複数のパルスがほぼ同時期に発信されてオーバーラップし、干渉が生じることがあった。オーバーラップが大き過ぎると、受信エラー生じた。完全に同じタイミングで異なるユーザへ同じパルスが送信されると、得られるBERはより一層大きくなると予想できる。このような場合にはパルス同士は必ず干渉するためである。
【0063】
図12に、4人のユーザに対し任意の時間に8つの異なる直交変形エルミートパルス形状を送信したときのシンボル誤り率を示す。送信タイミングは任意であるため、図11に示す例と同様に、パルス同士がほぼ同時期に送信されオーバーラップし、干渉が生じることがあった。しかしながら、各パルスはそれぞれ固有の形を有するため、パルスが正確に受信される周期は、図11の例よりも高かった。
【0064】
図13では、4人のユーザのそれぞれに2つの異なるエルミート(直交)パルス(計8つのパルス)を割り当てた。つまり、オーダー1及び2のパルスを第1ユーザに、オーダー3と4のパルスを2ユーザに、オーダー5と6のパルスを3ユーザに、オーダー7と8のパルスを第4のユーザに割り当てた。各パルスセットの片方のパルスは他のパルスと同時に送信され、これらのパルスはあたかも単一のベースステーションから送信されたかのように完璧に並んだ。これらのパルスは全て直交であるため、受信時にこれらのパルスが干渉し合うことはなく、良好な受信パフォーマンスが得られた。パフォーマンスは図14に示す単一ユーザの場合と同じである。図14において、単一のユーザへの送信に2つの異なるエルミート(直交)パルスが使用された。4つの異なるケースを示す。つまり、オーダー1と2のパルス、オーダー3と4のパルス、オーダー5と6のパルス、オーダー7と8のパルス。各パルスセットの結果は同じであった。
【0065】
図15に、送信機と受信機の間における、一様分布ランダム・タイミング・ジッター[−Δ、+Δ]の加算効果を示す。タイミングジッターには、パルス幅の<1%(丸印)、<2.5%(星印)、<5%(四角)が加算された。パルス幅の割合を用いているのは、必要とされる帯域幅の広さに応じてUWBシステムにおけるパルス幅が非常に異なるためである。パルス幅の割合を特定することで、実際には非常に異なる絶対タイミングジッターが10nsであるか0.1nsであるかに関わらず、同一の結果を得ることができる。
【0066】
図15に示すように、タイミングジッターがパルス幅の2%未満のとき、タイミングジッターの影響はほとんどなく、1dB以下である。タイミングジッターがパルス幅の5%より大きいと、特にパルスのオーダーが高いものについて誤り率は大きくなり、4dB以上である。このような増加は、高いパルスオーダーに見られる、より多くの振動が原因で起こる。これによって、実際の通信システムで使用できる変形エルミートパルスの数が実際に制限される。
【0067】
本発明は特定の実施例を参照にして詳細に説明してきたが、添付の請求の範囲および本発明の思想から逸脱しない範囲で様々な変更や改良がおこなえることは当業者には明らかである。
【0068】
例えば、上記実施の形態では標準パルス供給器が異なるパルス形状を生成したが、異なるパルス形状を記憶するメモリをパルス形状の供給器として利用することもできる。
【0069】
上記実施の形態では、タイミング回路制御器50はパルス位置変調(PPM)を行った。しかしながらタイミング回路制御器50はパルス位置変調(PPM)に代えて或いはパルス位置変調(PPM)に加えて、擬似ノイズ(PN)コード分割を行っても良い。
【0070】
上記実施の形態では、異なるパルス形状として変形エルミートパルスを使用したが、他の異なるパルス形状、例えば直交ウェーブレットパルス等を使用することもできる。また、パルス幅が略同一のものであれば、どのようなパルス形状のセットでも使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による超広帯域システムの概要を示すブロック図。
【図2】図1のシステムの送信機のパルス列生成器の構成を示すブロック図。
【図3】図2のパルス列生成器の標準パルス供給器の構成を示すブロック図。
【図4】図3の標準パルス供給器の要素の数学的機能を示すブロック図。
【図5】第1の実施の形態による受信機を示すブロック図。
【図6】本発明の第2の実施の形態によるパルス列生成器を示すブロック図。
【図7】PW=8,オーダーn=0、1,2の変形・正規化エルミートパルスの時間応答を示すグラフ。
【図8】PW=8,オーダーn=0、1,2の正規化エルミートパルスの自己相関を示すグラフ。
【図9】PW=8,オーダーn=3,4,5の、ユニット・エネルギーへ正規化された変形・正規化エルミート・パルスの時間応答を示すグラフ。
【図10】PW=8,オーダーn=6,7,8の、ユニット・エネルギーへ正規化された変形エルミート・パルスの時間応答を示すグラフ。
【図11】単一の受信機へのデジタル送信中のシンボルを表すのに2つの異なる変形エルミートパルスが使用されたときに得られるシンボル誤り率とビット誤り率の比率(SER/BER)を示すグラフ。
【図12】時間間隔40nsで4人のユーザのそれぞれに異なる時間に2つのパルス形状を送信したときに得られるシンボル誤り率を示すグラフ。
【図13】2つの異なるエルミート(直交)パルスが4人のユーザのそれぞれに割り当てられている様子を示すグラフ。
【図14】図12と同様に2つの異なるエルミート(直交)パルスが4人のユーザのそれぞれに割り当てられているが、パルスは同時に送信される様子を示すグラフ。
【図15】送信機と受信機の間における、一様分布ランダムタイミングジッター[−Δ、+Δ]の加算効果を示すグラフ。
【図16】図7のパルス全てのパルス、つまりオーダーn=0...8のパルスの場合、エネルギーの95%がパルス持続時間に収められている様子を示すグラフ。
【符号の説明】
1、1A・・・送信機
10・・・入力ユニット
20a・・・直交パルスセレクタ
30a−30d・・・基準パルス供給器
31・・・パルス列生成器
35・・・パルス幅制御器
36・・・パルス・オーダー選択器
50・・・タイミング回路制御器
60・・・振幅制御器
70・・・フィルタ
80・・・送信ユニット
100A−100D・・・受信機
101・・・受信ユニット
Claims (12)
- 複数の受信機にパルス列を送信する無線インパルス送信機であって、
受信機と2対1で対応するよう、各受信機に2つずつ割り当てられ、対応の受信機に対してそれぞれ0又は1を示す複数の直交パルス形状の中から、入力データストリームのシンボルに対応するパルス形状を選択するパルス選択器と、
上記パルス選択器が選択したパルス形状のパルスを供給するパルス供給器と、
上記パルス供給器が供給するパルスを、異なる受信機に割り当てられたパルス形状のパルスが同時に送信されるようなパルス列として送信する送信ユニットとを備えた
無線インパルス送信機。 - パルス供給器はパルス幅が同一のパルス形状を供給する
請求項1記載の無線インパルス送信機。 - パルス供給器は変形エルミート多項式に基づくパルス形状を供給する
請求項1記載の無線インパルス送信機。 - パルス供給器は変形・正規化エルミート多項式に基づくパルス形状を供給する
請求項3記載の無線インパルス送信機。 - 2つの異なる直交パルス形状のいずれのパルスを含むデータストリームを受信する受信ユニットと、上記受信ユニットが受信したデータストリーム中のパルスのパルス形状とシンボルとの対応を識別し、受信されたデータストリーム中のパルス形状に対応するシンボルを出力する相関器とを備える
無線インパルス受信機。 - 相互に直交するパルス形状のパルスを複数の送信機から同時に受信するように、受信ユニットにおける受信タイミングと複数の送信機からの送信とを同期させる同期ユニットを更に備える
請求項5に記載の無線インパルス受信機。 - パルス供給器は変形エルミート多項式に基づくパルス形状を供給する
請求項5記載の無線インパルス受信機。 - パルス供給器は変形・正規化エルミート多項式に基づくパルス形状を供給する
請求項7記載の無線インパルス受信機。 - 複数の受信機に無線送信でパルス列を送信する方法であって、受信機と2対1で対応するよう、各受信機に2つずつ割り当てられ、対応の受信機に対して0又は1を示す複数の直交パルス形状の中から、入力データストリームのシンボルに対応するパルス形状を選択するステップと、選択されたパルス形状のパルスを供給するステップと、供給されたパルスを、異なる受信機に割り当てられたパルス形状のパルスが同時に送信されるようなパルス列として送信するステップとを備える方法。
- 同じパルス幅のパルス形状が供給される請求項9記載の方法。
- 変形エルミート多項式に基づくパルス形状が供給される請求項9記載の方法。
- 変形・正規化エルミート多項式に基づくパルス形状が供給される請求項11記載の方法。
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