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JP4638895B2 - 復号方法、復号器、復号装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

復号方法、復号器、復号装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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JP4638895B2 JP2007134457A JP2007134457A JP4638895B2 JP 4638895 B2 JP4638895 B2 JP 4638895B2 JP 2007134457 A JP2007134457 A JP 2007134457A JP 2007134457 A JP2007134457 A JP 2007134457A JP 4638895 B2 JP4638895 B2 JP 4638895B2
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Description

本発明は、符号を復号する復号方法、当該符号を符号化する符号化方法、これらの方法を利用した復号器、復号装置、符号化装置、プログラムおよび記録媒体に関する。
従来から用いられている電話帯域の音声信号を符号化する音声符号化方法として、G.711(非特許文献1)に用いられる非線型波形圧縮符号化(μ則・A則PCM)や、G. 726(非特許文献2)などに用いられる差分予測波形圧縮符号化(ADPCM)などの波形符号化方式がある。公衆電話網及びインターネットを用いた音声通信(VoIP)では、ほぼこの符号化方式が用いられている。
一方、携帯電話などの回線の伝送帯域に制限がある場合には、線形予測分析に基づく符号化方式が主流であり、この線形予測分析によって得られる包絡情報を元に雑音を変形して符号化する手法が用いられている。しかし、線形予測分析方式では、符号化処理時間単位毎に演算量の多い自己相関関数を求める必要がある。また、符号選択時には、この包絡情報を符号化処理時間単位毎に反映して符号を選択する必要があり、符号化に要する演算量は上述した波形符号化方式の数十倍となる。また、波形符号化や線形予測分析に基づく符号化方式以外にも高音質で圧縮効率の良い符号化方式は多数存在する。
こうして符号化方式が多数存在する場合、方式の違いによって相互接続性が保証されていない。よって異なる符号化方式を搭載した複数の端末装置と通信を行う場合、自らの通信端末上で対応する複数の符号化器および復号器を動作させ、通信相手の端末装置に実装されている符号化方式に応じて符号化方式を使い分ける必要がある。しかし、使用できる演算量が制限される端末装置では、演算量の大きい符号化器を複数同時に動作させることは不可能である。これに対し、波形符号化方式はどのようなVoIP会議端末にも一般的に実装されている。以上より、結局はG.711やG.726のような波形符号化方式を用いざるを得ない。
μ則・A則PCMやADPCMによる符号化方式は振幅の非線形圧縮を用いるため、再生音声に重畳する符号化雑音は音声全体のパワと相関が強く、入力音声レベルに依存せずに復号音声のSN比を一定にできるという利点がある。しかし、この符号化雑音は白色雑音となる。従来G.711やG.726への入力音声は、IRS特性等に代表される高域成分が強調された従来の電話機から出力される信号の周波数特性に変更されることが想定されているため、このように高域成分が強調されている信号によれば白色雑音が顕著に知覚されることはない。ここでのIRS特性(非特許文献3)とは図1に示すような緩やかな高域通過フィルタ型の周波数特性を指す。
しかし、VoIPなどの通信において高域成分が強調された周波数特性を持つマイクが使用されることは稀である。そのため、音声信号が持つ低域へのパワの集中が是正されることなく符号化され(エンコーダミスマッチ)、低域側のパワ増加の影響で高域側のSN比が悪化し、復号側で雑音が顕著に知覚されてしまうという問題が生じる。例えば平坦な周波数特性を持つマイクを使用して音声を収音すると、符号化対象の信号も低域(〜1kHz程度)にパワの集中したものとなり、高域において入力音声レベルに対する符号化雑音レベルが相対的に大きくなり、復号側で雑音が知覚されやすくなる。
上記の問題を解決するため、出願人は、波形符号化のエンコーダミスマッチによって生じた量子化雑音を低演算量かつ高能率に低減する符号化方法および復号方法を実現している。また、これを実現するにあたり、ビットストリームをスケーラブル構成にすることで基本符号では従来端末とのビットストリームの互換性を保ち、相互接続性を高める手段を提供している(特許文献1)。具体的には、エンコーダミスマッチによる品質劣化を避けるためには、G.711あるいはG.726を基本段として用いる多段構成の符号化器を用いており、基本段の雑音を低減する2段目には、線形予測分析に基づく符号化方式よりも大幅に低演算量で動作する符号化方式を用いていた。
特許文献1の符号化器では、あらかじめ重みを付与した高域重み付き形状符号帳と高域重み付きパワ逆数表などの複数の符号帳を用いて高品質に再生でき、かつ低演算量に符号化する機能を実現した。
ITU-T (Telecommunication Standardization Sector, International Telecommunication Union), Geneva, Switzerland. ITU-T G.711-Pulse code modulation (PCM) of voice frequencies, Nov.1988. ITU-T (Telecommunication Standardization Sector, International Telecommunication Union), Geneva, Switzerland. ITU-T G.726-40,32,24,16 kbit/s adaptive differential pulse code modulation (ADPCM), Dec. 1990. ITU-T (Telecommunication Standardization Sector, International Telecommunication Union), Geneva, Switzerland. ITU-T P.830 Annex D-modified IRS send and receive characteristics, Feb. 1996. 特開2006−119301号公報
上述のように、従来は、符号化処理でも復号処理でも、線形予測分析結果などに基づいて重みを変更するために、重みの付いていない同じ符号帳を用いていた。特許文献1では、符号化処理用に、あらかじめ重みを付けた符号帳を用意することで、符号化の品質を保ちながら演算量を低減した。しかし、特許文献1の方法では、復号処理には重みの付いていない符号帳が必要なので、重みを付けた符号帳を記録するためのメモリを確保しなければならなかった。
本発明は、メモリの使用量を特許文献1よりも低減しながら、符号化の品質を従来と同等に保つこと、符号化の演算量は特許文献1と同等とすることを満足する復号技術、符号化技術を提供することを目的とする。
本発明の復号方法は、拡張符号分解ステップ、重み付き形状復号ステップ、重み付け除去演算ステップ、利得復号ステップ、乗算ステップを有する。拡張符号分解ステップは、入力された符号を、形状符号と利得符号に分解する。重み付き形状復号ステップは、重み付き形状符号帳を用いて、形状符号を重み付き形状ベクトルに変換する。重み付け除去演算ステップは、重み付き形状ベクトルの重みを除去し、形状ベクトルを出力する。利得復号ステップは、利得符号帳を用いて、利得符号を利得に変換する。乗算ステップは、形状ベクトルと利得とを乗算して復号信号を出力する。なお、重み付け除去演算ステップでは、符号化するときに用いる重み行列Wの逆行列Uを用いて重みつき形状ベクトルの重みを除去すればよい。
本発明の復号方法によれば、復号に重み付き形状符号帳を用いることができるので、符号化のときに用いた重み付き形状符号帳を復号のときにも利用できる。よって、重み付きの形状符号帳をメモリに記録する際には、重み付きでない形状符号帳を記録する必要がない。双方向通信時には符号化器と復号器の両方を同時に備える必要があるため、特許文献1の符号化方式と組み合わせれば、符号化器と復号器の符号帳が共通となるため、現実に必要とされるメモリ使用量を大幅に低減しながら、符号化の品質を保つこと、符号化の演算量を低減することを満足する復号技術、符号化技術を提供できる。
[第1実施形態]
[符号化装置]
図2に第1実施形態の符号化装置の機能構成例を示す。第1実施形態の符号化装置は、基本符号化器910、基本復号器920、加算部930、拡張符号化器100から構成される。基本符号化器910は、G.711やG. 726などの従来の波形符号化方式の符号化器を用いればよい。基本復号器920は、基本符号化器910に対応する復号器である。基本符号化器910は、入力信号sを符号化し、基本符号Iを出力する。基本復号器920は、基本符号Iを復号する。加算部930は、復号された信号と入力信号との差(基本符号化の量子化雑音)を求める。拡張符号化器100は、基本符号化の量子化雑音(基本雑音信号e)を符号化する。拡張符号化器は、実時間処理を行う場合であれば、8サンプル(1ms)〜160サンプル(20ms)の短時間の処理フレームごとに処理を行う。このときの処理フレームのサンプル数をKとした場合、基本雑音信号eは、K次元のベクトルで表現できる。符号化装置への入力信号は、例えば8kHzでサンプリングされた3.4kHz帯域(電話帯域)の音声デジタル信号である。実時間処理を行わないのであれば、メモリの許す範囲内で一括処理してもよい。
本発明は、図2の符号化装置の中の特に拡張符号化器100に関するので、以下では拡張符号化器100について説明する。図3は、拡張符号化器100の処理フローの例である。拡張符号化器100は、重み付け部110、形状計算部120、利得計算部130、多重化部140、重み付き形状符号帳150、重み付き形状パワ逆数帳160、利得符号帳170から構成される。重み付き形状符号帳150には、N個の重み付き形状ベクトルWc,…,Wcが記録されている。重み付き形状ベクトルは、それぞれK+rサンプルの重み付き形状信号からなるK+r次元のベクトルである。ここで、rは重み付けフィルタのタップ数であり、後述する式(2)の重み付けの場合は1である。重み付き形状パワ逆数帳160には、重み付き形状ベクトルのノルムの逆数(1/‖Wc),…,(1/‖Wc)が記録されている。利得符号帳170には、利得g,…,gが記録されている。重み付け部110は、基本雑音信号(拡張符号化器100に対する入力信号)eに重みを付与し、重み付き雑音信号Weを出力する(S110)。形状計算部120は、重み付き雑音信号Weとの距離が最小となるように、重み付き形状符号帳150内の重み付き形状ベクトルWc(nは1〜Nの整数、Nは重み付き形状符号帳に格納されている重み付き形状ベクトルの個数)を選定するとともに最適な理想利得g optを求め、当該重み付き形状ベクトルを示す形状符号Iと最適な理想利得g optとを出力する(S120)。利得計算部130は、最適な理想利得g optとの距離が最小となるように、利得符号帳170内の利得g(mは1〜Mの整数、Mは利得符号帳に格納されている利得の個数)を選定し、当該利得を示す利得符号Iを出力する(S130)。多重化部140は、形状符号Iと利得符号Iとを多重化して、符号Iを出力する(S140)。以下では、重み付け部110、形状計算部120、利得計算部130について詳細に説明する。
重み付け部110
重み付け部110は、基本雑音信号(拡張符号化器100に対する入力信号)eに重みを付与し、重み付き雑音信号Weを出力する(S110)。具体的には、例えば、
Figure 0004638895
と表現されるFIRフィルタを用いる方法がある。このフィルタは、数学的には(K+r)行K列の行列として次のように表現できる。
Figure 0004638895
式(1)の場合は1タップのフィルタであるため、r=1である。重みを付与する演算はこの行列Wを基本雑音信号eに乗じ、重み付き雑音信号Weを出力する演算である。すなわち畳み込み演算である。なお、例えば、bの値として0.550107181を用いた場合のフィルタの周波数特性を図4に示す。図4(A)は振幅の周波数特性、図4(B)は位相の周波数特性を示している。このようなフィルタ(重み付け)を用いることによって、基本雑音信号eの低域成分は大幅に減衰され、高域を重視するため、拡張符号化器100では高域の雑音を低減できる。なお、入力信号が音声でない場合には、入力信号の特性に合わせたフィルタを用意すればよい。また、このフィルタはrが1よりも大きい高次のフィルタとしてもよい。
形状計算部120
形状計算部120は、重み付き雑音信号Weと重み付き形状符号帳150内の重み付き形状ベクトルWc(nは1〜Nの整数)に最適な理想利得g optを乗じたベクトルとの距離Dが最小となるように、重み付き形状ベクトルWcと最適な理想利得g optを選定する(S120)。ただし、理想利得とは、量子化される前の利得(計算によって求めた利得)をさしている。また、最適な理想利得とは、各重み付き形状ベクトルWcと重み付き雑音信号Weとの距離Dを最小にできる理想利得である。
ここで、距離Dは、次のように表現できる。
=‖We−g optWc (3)
距離Dを最小にする理想利得g optは、距離Dを理想利得g optで偏微分した値を0にするので、
Figure 0004638895
が成り立つ。なお、式中のtは、行列ないしはベクトルの転置を表す。この式をg optについて解くと、
Figure 0004638895
となる。g optを式(3)に代入すると、次式となる。
Figure 0004638895
右辺の第1項‖We‖は、Wcに対して不変であるため、定数項である。したがって、右辺第2項を最大にすることが、距離Dを最小とすることになる。そこで、拡張符号化器100では、距離dを次式のように定義し、距離dが最大となる重み付き形状ベクトルWcと最適な理想利得g optを選定する。
Figure 0004638895
次に具体的な形状計算部120の構成の例を示す。形状計算部120は、図2に示すように初期化手段121、内積手段122、理想利得計算手段123、距離計算手段124、確認手段125を備えている。各手段の処理は、図3のS120の内部に示されており、次のようになる。
初期化手段121は、n=1、dsmax=0とする(S121)。内積手段122は、重み付き形状符号帳150内のn番目の重み付き形状ベクトルWcと重み付き雑音信号Weとの内積結果(Wc(We)を、スカラ変数qとして記録する(S122)。理想利得計算手段は、重み付き形状パワ逆数帳160内のn番目の要素(1/‖Wc)と、変数qとの積を、理想利得g として記録する(S123)。距離計算手段124は、理想利得g と変数qの積を、距離dとして記録する(S124)。なお、q=(Wc(We)は重み付き形状ベクトルと重み付き雑音信号の内積であり、式(5)の分子と同じであるため、dは、理想利得g と変数qの積として求めることができる。確認手段125は、dsmax<dならば、dをdsmax、nを最適な符号iopt、g を最適な理想利得g optとする(S1251、S1252)。形状計算部120は、nがN(重み付き形状符号帳の要素の数)よりも小さければ、n=n+1としてステップS122に戻る(S1261、S1262)。n=Nならば、繰り返し終了時のioptを形状符号Iとし、形状符号Iと繰り返し終了時の最適な理想利得g optを出力とする(S1263)。
形状計算部120は、このように距離dが理想利得g と変数qの積として求めることができることを利用しているので、重み付き形状ベクトルWcと最適な理想利得g optを選定するための演算量を特許文献1よりも低減できる。
利得計算部130
利得計算部130は、最適な理想利得g optとの距離Dが最小となるように、利得符号帳170内の利得g(mは1〜Mの整数)を選定し、当該利得を示す利得符号Iを出力する。(S130)。ここで、距離Dは、
D=‖We−gWc (8)
である。そして、距離d
=‖g opt−g (9)
とし、距離dが最小となる利得gを選定する。
利得計算部130は、探索手段135を備えている。探索手段135は、利得符号帳170内のx番目に値が小さい利得gと、x+1番目に値が小さい利得gx+1を用いて、利得g(mは1〜Mの整数)を選定する。例えば、利得符号帳内の値の小さい利得から順番に、
opt<(g+gx+1)/2 (10)
を満足するかを確認する。そして、最初に式(10)を満足するxを探索する。
具体的な探索処理の例は次のとおりである。探索手段135は、x=1とする(S131)。式(10)を満足するかを確認する(S132)。ステップS132がNoならば、x=x+1とする(S133)。xがM(Mは、利得符号帳170内の利得gの数)よりも小さいかを確認する(S134)。ステップS134がYesの場合はステップS132に戻る。ステップS132がYesの場合とステップS134がNoの場合は、xを利得符号Iとして出力する(S135)。
利得計算部130は、このように式(10)を利用して計算するので、演算量を特許文献1よりも低減できる。
[復号装置]
図5に第1実施形態の復号装置の構成例を示す。復号装置は、基本復号器920と加算部940と拡張復号器200から構成される。基本復号器920は、基本符号化器910に対応する復号器である。基本復号器920は、基本符号Iを再生基本信号S^に復号する。拡張復号器200は、拡張符号Iを再生雑音信号e^に復号する。加算部940は、再生基本信号S^と再生雑音信号e^を加算し、再生信号s^を出力する。
本発明は、図5の復号装置の中の特に拡張復号器200に関するので、以下では拡張復号器200について説明する。図6は、拡張復号器200の処理フローの例である。拡張復号器200は、分解部210、重み付き形状復号部220、重み付け除去演算部230、利得復号部240、乗算部250、重み付き形状符号帳150、利得符号帳170で構成される。第1実施形態の拡張復号器200では、復号用の形状符号帳にも重み付きの符号帳を用いることができる点が特許文献1と大きく異なる点である。重み付きの符号帳を用いることができるので、符号化に用いた重み付き形状符号帳150を復号にも使用できる。
分解部210は、入力された符号Iを、形状符号Iと利得符号Iに分解する(S210)。重み付き形状復号部220は、重み付き形状符号帳150を用いて、形状符号Iを重み付き形状ベクトルWc(nは1〜Nの整数、Nは重み付き形状符号帳に格納されている重み付き形状ベクトルの個数)に変換する。重み付け除去演算部230は、重み付き形状ベクトルWcの重みWを除去し、形状ベクトルcを出力する(S230)。利得復号部240は、利得符号帳170を用いて、利得符号Iを利得g(mは1〜Mの整数、Mは利得符号帳に格納されている利得の個数)に変換する。乗算部250は、形状ベクトルcと利得gとを乗算して、復号信号(再生雑音信号)e^を出力する(S250)。
拡張復号器200が重み付きの符号帳を用いることができる理由は、重み付け除去演算部230にある。例えば、重み付け除去演算部230では、符号化のときに用いた重みを付与する行列(フィルタ)の逆行列(逆フィルタ)を用いればよい。例えば、式(2)の行列Wの逆行列Uは、
Figure 0004638895
と表現されるK行(K+r)列の行列である。式(11)の場合は、1タップのフィルタであるため、r=1である。重み付け除去は、重み付き形状ベクトルにこの逆行列Uを乗算し、形状ベクトルを出力することである。
式(11)の逆行列を用いて重み付き形状ベクトルWcの重みWを除去し、形状ベクトルcを出力するために、重み付け除去演算部230は、初期化手段231、加算手段232、除算手段233、更新手段234を備えている。初期化手段231は、k=1、f=0とする(S231)。加算手段は、重み付き形状ベクトルWcのk番目の要素fをfに加算し、新しいfとする(S232)。除算手段233は、形状ベクトルのn番目の要素pを、p=f/bとし、記録する(S233)。更新手段は、kがKよりも小さい場合には、kに1を加算し、新しいkとする(S2341、S2342)。kがK(Kは形状ベクトルのベクトル長)に等しい場合には、処理を終了する。このようにステップS232〜S2342を、p,…,p(ただし、Kは形状ベクトルのベクトル長)のすべてを求めるまで繰り返す。
第1実施形態の復号装置は、このように重み付け除去演算部230があるため、符号化器と同じ重み付き形状符号帳150を用いることができる。そして、符号化に用いる重み付き形状符号帳を復号にも用いれば、符号化装置と復号装置の両方を備える双方向通信器の符号帳のためのメモリの使用量を、大幅に低減(具体的には、ほぼ半減)できる。
また、一般的に復号に要する演算量は符号探索を行う符号化時に要する演算量より著しく小さい。第1実施形態の場合、符号化に要する演算量と復号に要する演算量は、ほぼN:1の関係にある。つまり、復号のための演算量が微妙に増えたとしても、符号化を含めた全体の演算量にはほとんど影響がない。上述のように第1実施形態の符号化装置は、品質を特許文献1と同等に保ちながら演算量を減らしている。したがって、全体的には、メモリの使用量を大幅に減らしながら、演算量も品質も同等を保つことができる。
また、図7には、本発明の効果を示すために、基本符号部にG.711を用いて第1実施形態の符号化装置と復号装置を用いた場合の再生信号(復号信号)のスペクトル解析例を示す。図7(A)は原音声(破線)とその音声を、G.711を用いて符号化して復号した再生音(実線)、図7(B)は原音声(破線)とその音声を第1実施形態の符号化装置を用いて符号化して復号した再生音(破線)のスペクトル解析結果である。G.711単体を用いた場合では、現音に存在する高域の調波構造が量子化雑音に埋もれているが、第1実施形態を用いれば高域(2500KHz以上)の調波構造が再現されていることが分かる。この結果は、特許文献1と同等である。したがって、符号化と復号の品質を維持しながら演算量を少なくできる。
[第2実施形態]
[符号化装置]
図8に第2実施形態の符号化装置の機能構成例を示す。第1実施形態の利得計算部130は、利得符号帳170から利得符号Iを探索した。第2実施形態の利得計算部330は、計算により利得符号Iを求める。そこで、第2実施形態の拡張符号化器300は、利得計算部130と利得符号帳170の代わりに、利得計算部330を備えている。また、利得計算部330は、量子化手段335を有している。その他の構成は、図2と同じである。また、図9に第2実施形態の拡張符号化器300の処理フローの例を示す。図3に示した第1実施形態の拡張符号化器100の処理フローと、ステップS110、S120、S140は同じである。以下では、第1実施形態との違いである利得計算部330について説明する。
利得計算部330の量子化手段335は、射影関数f(x)を用いて最適な理想利得g optから、利得符号Iを求める。射影関数f(x)は、直線、曲線、あるいは直線と曲線を組み合わせた連続関数である。量子化手段335は、まず射影関数の演算f(g opt)を行う(S331)。次に、四捨五入演算を行い次のように利得符号Iを求める(S332)。
=round(f(g opt)) (12)
利得計算部330は、求めた利得符号Iを出力する(S333)。
射影関数の具体例としては、次式のような双曲線がある。
Figure 0004638895
そして、例えば、利得符号の数Mが64の場合は、
a=1300
b=−1
c=1.07
d=19.27
とすればよい。なお、射影関数は、連続関数であればよく、xの値に応じて複数の関数を切り替えてもよい。
利得計算部330は、このように射影関数を利用して計算するので、演算量を特許文献1よりも低減できる。また、利得符号帳が必要ないので、メモリ使用量を低減できる。
[復号装置]
図10に第2実施形態の復号装置の構成例を示す。第1実施形態の利得復号部240は、利得符号帳170を用いて利得gを求めた。第2実施形態の利得復号部440は、計算により利得gを求める。そこで、第2実施形態の拡張復号器400は、利得復号部240と利得符号帳170の代わりに、利得復号部440を備えている。その他の構成は、図5と同じである。また、図11に第2実施形態の拡張復号器400の処理フローの例を示す。図6に示した第1実施形態の拡張復号器200の処理フローと、ステップS210、S220、S230、S250は同じである。以下では、第1実施形態との違いである利得復号部440について説明する。
利得復号部440は、符号化で用いた射影関数の逆関数f−1(y)を用いて、利得符号Iから利得gを求める。具体的には、利得復号部440は、
=f−1(I) (14)
の演算によって利得gを求める(S440)。
射影関数として式(13)の双曲線を用いた場合であれば、逆関数は、
Figure 0004638895
このときのa、b、c、dは、利得計算部330と同じ値を用いる。
このような構成と処理方法であれば、第1実施形態と同程度の演算量で、メモリ使用量を低減できる。また、符号化と復号の品質にかかわる処理は第1実施形態と同じなので、図7に示したスペクトル解析結果と同じ結果が期待できる。したがって、したがって、符号化と復号の品質を維持しながら演算量を少なくできる。
[変形例]
本発明の復号方法の大切なポイントの1つは、ステップS220、S230である。また、これらのステップを実行するために必要な構成部は、重み付き形状復号部220、重み付き形状符号帳150、重み付け除去演算部230である。その他の構成部は、第1実施形態の復号装置(図5)や第2実施形態の復号装置(図10)に限定する必要はない。図12に第2実施形態の変形例の復号装置の機能構成例を示す。この構成では、図10の乗算部250の代わりに除算部650があり、加算部940の代わりに加算部640がある。除算部650は、再生基本信号s^を利得gで除算する。加算部640は、除算部650の出力s^/gと形状ベクトルcを加算し、再生信号e^’を得る。
図10の復号装置の再生信号e^は、形状ベクトルcと利得gとの積と再生基本信号s^との和である。したがって、再生信号e^と再生信号e^’とは、
e^’=e^/g (16)
の関係となる。つまり、再生信号e^’は、ボリュームは異なるが波形は再生信号e^と同じ信号である。符号化や復号の処理では再生される信号のボリュームは他の処理で調整されるものであり、波形が再生されていれば品質上は問題ない。したがって、図12に示した構成でも第2実施形態の復号装置と同等の効果を得ることができる。
このように、図6や図11に示したステップS220、S230有する復号方法、図5や図10に示した重み付き形状復号部220、重み付き形状符号帳150、重み付け除去演算部230を備える復号装置であれば、本発明の効果を得ることができる。
図13に、コンピュータの機能構成例を示す。なお、本発明の符号化方法や復号方法は、コンピュータの記録部2020に、上記方法の各ステップを実行させるプログラムを読み込ませ、制御部2010、入力部2030、出力部2040などに動作させることで実施できる。また、コンピュータに読み込ませる方法としては、プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておき、記録媒体からコンピュータに読み込ませる方法、サーバ等に記録されたプログラムを、電気通信回線等を通じてコンピュータに読み込ませる方法などがある。
電話網などに用いられているIRS周波数特性を説明するための特性曲線図。 第1実施形態の符号化装置の機能構成例を示す図。 第1実施形態の符号化装置の拡張符号化器の処理フローの例を示す図。 重み付け部の周波数特性を示す図。 第1実施形態の復号装置の機能構成例を示す図。 第1実施形態の復号装置の拡張復号器の処理フローの例を示す図。 基本符号部にG.711を用い、第1実施形態の符号化装置、復号装置を用いた場合の復号結果のスペクトル解析例を示す図。 第2実施形態の符号化装置の機能構成例を示す図。 第2実施形態の符号化装置の拡張符号化器の処理フローの例を示す図。 第2実施形態の復号装置の構成例を示す図。 第2実施形態の復号装置の拡張復号器の処理フローの例を示す図。 第2実施形態の変形例の復号装置の機能構成例を示す図。 コンピュータの機能構成例を示す図。
符号の説明
100 拡張符号化器 110 重み付け部
120 形状計算部 121 初期化手段
122 内積手段 123 理想利得計算手段
124 距離計算手段 125 確認手段
130 利得計算部 135 探索手段
140 多重化部 150 重み付き形状符号帳
160 形状パワ逆数帳 170 利得符号帳
200 拡張復号器 210 分解部
220 形状復号部 230 除去演算部
231 初期化手段 232 加算手段
233 除算手段 234 更新手段
240 利得復号部 250 乗算部

Claims (10)

  1. 形状ベクトルを示す形状符号を復号する復号方法であって、
    重み付き形状符号帳を用いて、前記形状符号を重み付き形状ベクトルに変換する重み付き形状復号ステップと、
    前記重み付き形状ベクトルの重みを除去し、形状ベクトルを出力する重み付け除去演算ステップと、を有し、
    前記重み付け除去演算ステップは、
    k=1、f =0とする初期化サブステップと、
    前記重み付き形状ベクトルのk番目の要素f をf に加算し、新しいf とする加算サブステップと、
    前記形状ベクトルのk番目の要素p を、p =f /bとする除算サブステップと、
    kに1を加算し、新しいkとする更新ステップと、
    を有し、
    前記加算サブステップと前記除算サブステップと前記更新ステップを、p ,…,p (ただし、Kは形状ベクトルのベクトル長)のすべてを求めるまで繰り返す、
    ことを特徴とする復号方法。
  2. 形状ベクトルを示す形状符号と利得を示す利得符号から構成される符号を復号する復号方法であって、
    入力された符号を、形状符号と利得符号に分解する分解ステップと、
    重み付き形状符号帳を用いて、前記形状符号を重み付き形状ベクトルに変換する重み付き形状復号ステップと、
    前記重み付き形状ベクトルの重みを除去し、形状ベクトルを出力する重み付け除去演算ステップと、
    前記利得符号を利得に変換する利得復号ステップと、
    前記形状ベクトルと前記利得とを乗算して、復号信号を出力する乗算ステップと、を有し、
    前記重み付け除去演算ステップは、
    k=1、f =0とする初期化サブステップと、
    前記重み付き形状ベクトルのk番目の要素f をf に加算し、新しいf とする加算サブステップと、
    前記形状ベクトルのk番目の要素p を、p =f /bとする除算サブステップと、
    kに1を加算し、新しいkとする更新ステップと、
    を有し、
    前記加算サブステップと前記除算サブステップと前記更新ステップを、p ,…,p (ただし、Kは形状ベクトルのベクトル長)のすべてを求めるまで繰り返す、
    ことを特徴とする復号方法。
  3. 請求項1または2記載の復号方法であって、
    前記重み付き形状符号帳が、符号化するときに用いる重み付き形状符号帳と同一である
    ことを特徴とする復号方法。
  4. 第1の符号化方法で符号化した符号(以下、「基本符号」という。)と、第1の符号化方法での符号化で生じた誤差を第2の符号化方法で符号化した符号(以下、「品質拡張符号」という。)を復号する復号方法であって、
    品質拡張符号を復号して再生品質拡張信号を出力する品質拡張復号ステップとして、請求項1からのいずれかに記載の復号方法の各ステップを有し、さらに、
    基本符号を復号して再生基本信号を出力する基本復号ステップと、
    前記再生基本信号と前記再生品質拡張信号とを加算して、再生信号を出力する加算ステップと
    を有する復号方法。
  5. 形状ベクトルを示す形状符号を復号する復号器であって、
    形状符号と重み付き形状ベクトルとを対応させる重み付き形状符号帳と、
    前記形状符号を、前記重み付き形状符号帳を用いて重み付き形状ベクトルに変換する重み付き形状復号部と、
    前記重み付き形状ベクトルの重みを除去し、形状ベクトルを出力する重み付け除去演算部と、を有し、
    前記重み付け除去演算部は、
    k=1、f =0とする初期化手段と、
    前記重み付き形状ベクトルのk番目の要素f をf に加算し、新しいf とする加算手段と、
    前記形状ベクトルのk番目の要素p を、p =f /bとする除算手段と、
    kに1を加算し、新しいkとする更新手段と、
    を有し、
    前記加算手段と前記除算手段と前記更新手段に、p ,…,p (ただし、Kは形状ベクトルのベクトル長)のすべてを求めるまで繰り返えし処理させる、
    ことを特徴とする復号器。
  6. 形状ベクトルを示す形状符号と利得を示す利得符号から構成される符号を復号する復号器であって、
    入力された符号を、形状符号と利得符号に分解する分解部と、
    形状符号と重み付き形状ベクトルとを対応させる重み付き形状符号帳と、
    前記形状符号を、前記重み付き形状符号帳を用いて重み付き形状ベクトルに変換する重み付き形状復号部と、
    前記重み付き形状ベクトルの重みを除去し、形状ベクトルを出力する重み付け除去演算部と、
    利得符号と利得とを対応させる利得符号帳と、
    前記利得符号を、前記利得符号帳を用いて利得に変換する利得復号部と、
    前記形状ベクトルと前記利得とを乗算して再生品質拡張信号を出力する乗算部と、を有し、
    前記重み付け除去演算部は、
    k=1、f =0とする初期化手段と、
    前記重み付き形状ベクトルのk番目の要素f をf に加算し、新しいf とする加算手段と、
    前記形状ベクトルのk番目の要素p を、p =f /bとする除算手段と、
    kに1を加算し、新しいkとする更新手段と、
    を有し、
    前記加算手段と前記除算手段と前記更新手段に、p ,…,p (ただし、Kは形状ベクトルのベクトル長)のすべてを求めるまで繰り返えし処理させる、
    ことを特徴とする復号器。
  7. 請求項または記載の復号器であって、
    前記重み付き形状符号帳が、符号化するときに用いる重み付き形状符号帳と同一である
    ことを特徴とする復号器。
  8. 第1の符号化方法で符号化した符号(以下、「基本符号」という。)と、第1の符号化方法での符号化で生じた誤差を第2の符号化方法で符号化した符号(以下、「品質拡張符号」という。)を復号する復号装置であって、
    品質拡張符号を復号して再生品質拡張信号を出力する品質拡張復号器として、請求項からのいずれかに記載の復号器を備え、さらに、
    基本符号を復号して再生基本信号を出力する基本復号器と、
    前記再生基本信号と前記再生品質拡張信号とを加算して、再生信号を出力する加算部と
    を有する、
    復号装置。
  9. 請求項1からのいずれかに記載の方法の各ステップをコンピュータに動作させるプログラム。
  10. 請求項記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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