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JP4626490B2 - 回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、それぞれ独立の基板に形成される複数の半導体回路装置を有した回路装置に係り、特に、歩留りの向上を図った回路装置に関するものである。
近年、半導体の進化よりも通信や記憶デバイスの進化が著しくなってきている。ジョージ・ギルダー(George Gilder)が提唱した「ギルダーの法則」によれば、通信における帯域幅がコンピュータの能力の少なくとも3倍の速さで増大するとされている。外部記憶容量については、「ムーアの法則」を超えた速度で増大している。
他方、半導体製造技術は年々複雑化している。例えば光リソグラフィーの限界を補正する位相シフトマスク法や、半導体基板を液体に漬けて処理を行う液浸光露光装置などが導入されており、マスクのコストと作成時間が指数関数的に増大している。
また、1つの半導体チップに形成される回路規模が拡大している一方で、配線間のクロストークの増大などにより回路設計がますます困難になっているため、設計工数は増加の一途を辿っている。もはや、一つの半導体チップを最初から全て設計することは不可能になりつつあり、設計資産の再利用が必須になってきている。
半導体製造技術の複雑化と設計工数の増加に対処するため、ストラクチャードASIC(Structured ASCI)と称される新しい構造の半導体集積回路が提案されている。ストラクチャードASICは、回路の最小構成単位として、NAND回路のような基本ゲートよりも粒度の粗い構造を持った回路セルを用いる。また、FPGA(field programmable gate array)などと異なり、配線の一部を用途に合わせてカスタマイズするマスク・ルーティングにより所望の機能を持った回路を構成する。マスク・ルーティングを採用することにより、スタンダードセル方式には面積の点で劣るものの、FPGAにおける再構成可能な配線構造よりは非常に無駄が少なくなり、かつスタンダードセル方式より短期間に開発できるというメリットが得られる。
ストラクチャードASICの基本論理構成単位に関する代表的な論文として、例えば“Regular logic fabrics for a via patterned gate array (VPGA), CMU K.Y.Tong, IBM R.Puri, IEEE 2003 Custom integrated circuits conference”がある。ここでは、3入力ルックアップテーブル、スキャンフリップフロップ、2つの3入力NAND回路、7つのバッファを用いて基本構成単位を構成している。この基本構成単位の中身をばらばらに使って配置配線を行った場合とスタンダードセル方式により配置配線を行った場合を比較すると、面積では前者が後者に比べて40〜68%大きくなるが、遅延はほぼ同等になっている。特許文献1においては、ルックアップテーブルの入力にNAND回路を接続した論理セルが提案されている。
また、設計資産の再利用を図るため、IP(Intellectual Property)として機能ブロックの設計データをライブラリ化することが一般的になっている。IPコア同士をチップ内で接続する手段には、例えば米国ARM社が提唱するAXIバスや、オンチップのバスプロトコルであるOCP(Open Core Protocol)などがある。これらのバスでは異なるデータフローを流すことが可能であり、複数のマスタを同一のバスにぶら下げることができる。これにより、複数の機能を担うIPコアのグループを同一のバスに接続して効率よく利用できる仕組みが提供されている。
米国特許第6236229号明細書
しかしながら、近年の半導体集積回路では、加工寸法の微細化と回路サイズの大規模化が進み、欠陥による歩留りの低下が深刻化している。上述のようなストラクチャードASICの導入やIPコアの効率的な利用によって製造工程の効率化や設計期間の短縮を図ることは可能であるが、微細化に伴う歩留りの低下を抑える解決手段とはなっていない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、欠陥による歩留りの低下の改善を図った回路装置を提供することにある。
本発明に係る回路装置は、各々が独立の基板に形成され、共通のバスを介して互いに通信を行う複数の半導体回路装置を具備し、前記半導体回路装置は、互いに機能を代替可能な同一の種類の複数のモジュールと、前記複数のモジュールのうち使用可能な一部のモジュールを選択するモジュール選択部と、前記モジュール選択部において選択されたモジュールが他の半導体回路装置と信号をやり取りするためのインターフェース部を含む回路ブロックとを有し、1の半導体回路装置に含まれる論理モジュールは、他の少なくとも1つの半導体回路装置に含まれる論理モジュールと機能を代替できない異なる種類に属前記回路ブロックは、各々が1つのモジュールに少なくとも1つの信号を出力する、又は、各々が当該1つのモジュールにおいて発生する少なくとも1つの信号を入力する複数の入出力部を有し前記モジュール選択部は、入力される制御信号に応じて前記複数のモジュールから使用可能な一部のモジュールを選択し、当該選択した一部のモジュールと前記複数の入出力部とを接続し、かつ、前記複数の入出力部の各々に、少なくとも2つの使用可能なモジュールから上記制御信号に応じて選択した使用可能なモジュールを前記共通のバスを介して接続して所定の回路を実現する
好適には、前記回路ブロックは、各々が1つのモジュールに少なくとも1つの信号を出力する、及び/又は、各々が当該1つのモジュールにおいて発生する少なくとも1つの信号を入力する複数の入出力部を有し、前記モジュール選択部は、入力される制御信号に応じて前記複数のモジュールから一部のモジュールを選択し、当該選択した一部のモジュールと前記複数の入出力部とを1対1に接続し、かつ、前記複数の入出力部の各々に、少なくとも2つのモジュールから上記制御信号に応じて選択した1つのモジュールを接続する。
例えば、前記複数のモジュールは、第1モジュールから第NモジュールまでのN個(Nは3以上の整数を示す)のモジュールを含み、前記複数の入出力部は、第1入出力部から第(N−1)入出力部までの(N−1)個の入出力部を含む場合に、前記モジュール選択部は、前記制御信号に応じて第iモジュール(iは1から(N−1)までの整数を示す)
又は第(i+1)モジュールの一方を選択し、当該選択した使用可能なモジュールを第i入出力部に接続してよい。
好適に、本発明に係る回路装置は、前記半導体回路装置の内部におけるモジュール間の信号の伝送速度と同等若しくはこれより高速に前記半導体回路装置間の信号を伝送可能な信号伝送部を有する。
前記信号伝送部は、少なくとも一部の信号を光によって伝送してよい。この場合、前記インターフェース部は、前記信号伝送部へ出力する少なくとも一部の信号を電気信号から光信号へ変換し、前記信号伝送部から入力する少なくとも一部の信号を光信号から電気信号へ変換してよい。
あるいは、前記信号伝送部は、前記基板を貫通する電極を含んでよいし、ワイヤボンディングによる配線を含んでよい。
好適に、前記複数の半導体回路装置に含まれる複数のインターフェース部は、共通の通信方式により通信を行う。
本発明によれば、同一基板の半導体回路装置に同一種類のモジュールを集めることによって、製造工程を簡易化し、再設計の負担を減らすことができる。また、同一基板の半導体回路装置に含まれる同一種類の複数のモジュールのうち欠陥のあるモジュールを除いた正常なモジュールを選択して使用することにより、欠陥による歩留りの低下を改善することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る回路装置の概略的な構成の一例を示す図である。
図1において、矢印の左側は従来の一般的な回路装置を示し、矢印の右側は本実施形態に係る回路装置を示す。
左側に示す従来の回路装置は、6つの半導体チップ(1−1a,1−1b,1−2,1−3,1−4a,1−4b)を有する。
半導体チップ(以下では、チップと略記する)1−1aは機能FA,FBのモジュールをそれぞれ1つ、機能FCのモジュールを2つ搭載しており、仕様P1を実現する。チップ1−1bはメモリ機能を有しており、チップ1−1aに接続される。チップ1−2は機能FAのブロックを2つ、機能FB,FCのブロックをそれぞれ1つ搭載しており、仕様P2を実現する。チップ1−3は機能FA,FBのブロックをそれぞれ1つ搭載し、仕様P3を実現する。チップ1−4aは機能ブロックFB,FCのブロックをそれぞれ1つ搭載しており、仕様P4を実現する。チップ1−4bはメモリ機能を有し、チップ1−4aに接続される。
これらのチップはそれぞれインターフェース部を持ち、バスを介して必要な信号を互いにやり取りしている。各チップを接続するバスは、それぞれ異なった仕様で構成されている。
他方、右側に示す本実施形態に係る回路装置は4つのチップ(2−1〜2−4)を有しており、左側に示す従来の回路装置と同じ仕様を実現する。これらのチップは、欠陥のあるモジュールを正常なモジュールに置換して欠陥を救済する冗長救済機能を有する。
チップ2−1は機能FAのモジュールを、チップ2−1は機能FBのモジュールを、チップ2−3は機能FCのモジュールをそれぞれ5つずつ有する。すなわち、チップ2−1〜2−3は、それぞれ機能を代替可能な同一種類のモジュールを複数有しており、同一のチップに同一種類のモジュールが集められている。
これらのチップに搭載される同一種類のモジュールの数は、装置全体で必要とされる数より1つ多くなっている。すなわち、各チップに搭載される同一種類のモジュールには、冗長なモジュールが含まれている。チップ2−1〜2−3は、欠陥のあるモジュールを冗長なモジュールに置換することによってモジュールの欠陥を救済する機能(冗長救済機能)を有する。
チップ2−4は、装置全体で必要とされるメモリ機能を有する。チップ2−4は冗長なメモリセルを含んでおり、欠陥のあるメモリセルを正常なメモリセルに置換する冗長救済機能を有する。
これらのチップ2−1〜2−4は、共通の通信方式により通信を行うインターフェース回路をそれぞれ有しており、共通のバスを介して信号をやり取りする。各チップに搭載されるモジュールがバスを介して信号をやり取りすることにより、左側の従来の回路装置と同様な仕様P1〜P4が実現される。すなわち仕様P1は、チップ2−1の1つモジュール(機能FA)と、チップ2−2の1つのモジュール(機能FB)と、チップ2−3の2つのモジュール(機能FC)と、チップ2−4のメモリ機能とにより実現される。仕様P2は、チップ2−1の2つのモジュール(機能FA)と、チップ2−2の1つのモジュール(機能FB)と、チップ2−3の1つのモジュール(機能FC)とにより実現される。仕様P3は、チップ2−1の機能FAとチップ2−2の機能FBとにより実現される。仕様P4は、チップ2−2の機能FBと、チップ2−3の機能FCと、チップ2−4のメモリ機能とにより実現される。
図2は、本実施形態に係る回路装置のより具体的な構成の一例を示す図である。
図2に示す回路装置は、複数のモジュールを有するモジュールアレイチップ3−1〜3−8と、多ポートメモリチップ3−9〜3−12と、周辺チップ3−13と、バックプレーンチップ3−14〜3−16とを有する。
バックプレーンチップ3−14,3−15,3−16は縦続接続されている。
バックプレーンチップ3−14にはモジュールアレイチップ3−1〜3−4が接続され、バックプレーンチップ3−15にはモジュールアレイチップ3−5〜3−8が接続され、バックプレーンチップ3−16には多ポートメモリチップ3−9〜3−12及び周辺チップ3−13が接続されている。
各チップは、例えば光ファイバなどを介して光通信を行う。モジュールアレイチップ、多ポートメモリチップ及び周辺チップ(3−1〜3−13)は、この縦続接続されたバックプレーンチップ(3−14〜3−16)を介して相互に通信を行う。
図3は、モジュールアレイチップ(3−1〜3−8)の構成の一例を示す図である。
図3に示すモジュールアレイチップは、互いに機能を代替可能な65個のモジュールMと、例えばAXIバスなどの階層接続されたバスB1−1〜B1−4,B2−1〜B2−4,B3−1〜B3−4,B4−1〜B4−4,B5−1〜B5−4と、バス/インターフェース部IF1とを有する。
バスBp−q(p,qは、それぞれ1から4までの整数を示す)には4つのモジュールMが接続される。バスBp−qは、例えばラウンドロビン方式などによって4つのモジュールの各々に均等にアクセス権を付与する。アクセス権を与えられたモジュールはマスタとなり、データ転送のリクエストを発行する。
バスB5−qには、4つのバスB1−q〜B4−qが接続される。バスB5−qも上記のバスと同様に、例えばラウンドロビン方式などによって4つのバスの各々に均等にアクセス権を付与する。バスB5−qによってバスB1−q〜B4−qの何れかにアクセス権が与えられると、このアクセス権を付与されたバスに接続されるモジュールは、バスB5−qを介してチップ内の他のモジュール若しくは他のチップにデータ転送リクエストを発行する。
バス/インターフェース部IF1には、4つのバスB5−1〜B5−4が接続される。バス/インターフェース部IF1も上記と同様に、例えばラウンドロビン方式などによって4つのバスの各々に均等にアクセス権を付与する。バス/インターフェース部IF1によってバスB5−1〜B5−4の何れかにアクセス権が与えられると、このアクセス権を与えられたバスに接続されるモジュールは、バス/インターフェース部IF1を介してチップ内の他のモジュール若しくは他のチップにデータ転送リクエストを発行する。
またバス/インターフェース部IF1は、4つのバスB5−1〜B5−4からチップの外へ出力される信号をそれぞれ電気信号から光信号へ変換するとともに、チップの外からこれらのバスへ入力される信号をそれぞれ光信号から電気信号へ変換する。この電気−光変換を行う部分については、後ほど図7,図8を参照して説明する。
図3に示すモジュールアレイチップは、その右上隅において斜線で示すように、バスBp−qと接続されない冗長なモジュールを1つ含んでいる。モジュールアレイチップは、65個のモジュールの中から使用可能な64個のモジュールを選択し、これをバスBp−qに接続する。したがって、65個のモジュール中に欠陥のあるモジュールが1つ含まれている場合は、これを冗長なモジュールと置換することが可能である。
図4は、多ポートメモリチップ(3−9〜3−12)の構成の一例を示す図である。
図4に示す多ポートメモリチップは、インターフェース部IF2と、リード/ライト部202と、列バンクデコーダ203と、行バンクデコーダ204と、アービタと、メモリバンクアレイ206とを有する。
メモリバンクアレイ206は、行列状に配列された複数のメモリバンク207を有する。
インターフェース部IF2は、チップの外へ出力される信号を電気信号から光信号へ変換するとともに、チップの外から入力される信号を光信号から電気信号へ変換する。
リード/ライト部202は、メモリバンクアレイ206に含まれる各メモリバンク207に対してデータの読み出しと書き込みを行う。
列バンクデコーダ203は、インターフェース部201を介して入力される複数のポートのメモリアドレスに応じて、各ポートのアクセス先の列を指定するアドレス信号を生成する。
行バンクデコーダ204は、インターフェース部201を介して入力される複数のポートのメモリアドレスに応じて、各ポートのアクセス先の行を指定するアドレス信号を生成する。
アービタ205は、複数のポートによって同一のメモリバンク207が同時にアクセスされないように、列バンクデコーダ203及び行バンクデコーダ204を制御する。
各メモリバンク207は、例えば図4に示すように、リード/ライト部208と、列デコーダ209と、行デコーダ210と、ポート数変換部211と、メモリセルアレイ212とを有する。
メモリセルアレイ212は、行列状に配列された複数のメモリセル213を有する。
リード/ライト部208は、メモリセルアレイ212に含まれる各メモリセル213に対してデータの読み出しと書き込みを行う。
ポート数変換部211は、列バンクデコーダ203及び行バンクデコーダ204から供給されるアドレス信号に応じて、複数のポートのうち自らのメモリバンクに割り当てられたポートにおいてデータを入出力するようにリード/ライト部208を制御する。また、これらのアドレス信号に応じて、メモリセルアレイ212の列及び行を指定するアドレス信号を生成する。
列デコーダ209は、ポート数変換部211から供給されるメモリセルアレイ212の列のアドレス信号に応じて、アクセス対象のメモリセルが属する列を選択する信号を生成する。
行デコーダ210は、ポート数変換部211から供給されるメモリセルアレイ212の行のアドレス信号に応じて、アクセス対象のメモリセルが属する行を選択する信号を生成する。
図4に示す多ポートメモリチップによれば、インターフェース部IF2を介して入力される複数ポートのメモリアドレスに応じて、各ポートにアクセス先のメモリバンク207が割り当てられる。このとき、複数のポートから同一のメモリバンク207がアクセスされないようアービタ205によって調停(arbitration)が行われる。各ポートに1つずつメモリバンク207が割り当てられると、各ポートから各メモリバンク内のメモリセルに対して書き込みや読み出しが行われる。各ポートからのメモリセルに対するアクセスは同時に並行して行うことが可能である。
図5は、周辺チップ3−13の構成の一例を示す図である。
周辺チップ3−13は、モジュールアレイチップ3−1〜3−8ではカバーできない各応用分野に特化した機能を実現するためのチップであり、図5の例ではインターフェース部IF3と、専用LSI252と、オーディオ部253と、USBインターフェース部254と、バスブリッジ255と、ブート回路256と、タイマ回路257と、パラレル入出力回路258と、アナログ/デジタル変換回路259と、外部メモリインターフェース回路260と、シリアル入出力回路261とを有する。
インターフェース部IF3は、チップの外へ出力される信号を電気信号から光信号へ変換するとともに、チップの外から入力される信号を光信号から電気信号へ変換する。
専用LSI252は、特定の応用分野に特化した機能を実現する回路であり、例えば先に説明したモジュールアレイチップと同様に、冗長救済可能な構成を有する。
オーディオ部252は、インターフェース部IF3を介して供給されるオーディオ信号を再生し、端子T1へ出力する。
USBインターフェース部254は、端子T2を介して接続される不図示の電子機器との間でUSB(universal serial bus)に基づいた通信を行う。
バスブリッジ255は、インターフェース部IF3を介して接続される回路装置のメインのバスと、周辺チップ3−13内部で用いられるAPB(advanced peripheral bus)等のローカルなバスBPとの間で相互にデータを転送できるようにするための制御を行う。
ブート回路256は、電源起動時に回路装置の各回路を起動するための制御を行う。
タイマ回路257は、日付や時刻を管理する。
パラレル入出力回路258は、パラレル信号を入出力する。
アナログ/デジタル変換回路259は、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
外部メモリインターフェース回路260は、フラッシュメモリなどの記憶装置を回路装置において利用できるようにするためのインターフェース処理を行う。
シリアル入出力回路261は、シリアル信号を入出力する。
図6は、バックプレーンチップ3−14〜3−16の構成の一例を示す図である。
バックプレーンチップは、例えば図6に示すように、インターフェース部IF4〜IF9と、バスB6とを有する。
インターフェース部IF4〜IF9は、チップの外へ出力される信号を電気信号から光信号へ変換するとともに、チップの外から入力される信号を光信号から電気信号へ変換する。
バスB6は、モジュールアレイチップ(3−1〜3−8)や、多ポートメモリチップ(3−9〜3−12)、周辺チップ3−13なとの間で相互にデータ通信を行うための中継機器として機能し、例えばクロスバスイッチなどによって構成される。
図7は、モジュールアレイチップ(3−1〜3−8)において電気信号と光信号との変換を行うインターフェース部(IF1)の構成の一例を示す図である。他のチップに含まれるインターフェース部(IF2〜IF9)も例えば図7と同様な構成を有する。
図7に示すインターフェース部は、エンコーダ301と、複数のフォトダイオード302と、マルチプレクサ304と、コネクタ309と、デマルチプレクサ305と、複数の光検出器307と、デコーダ308とを有する。
エンコーダ301は、バスを介して入出力されるモジュールMのパラレル信号に所定の符号化処理を施し、シリアル信号として出力する。例えば、一連のデータに同一符号が連続することを防ぐため、シリアル信号を例えば‘64B/66B’と称される方式によりに符号化し、64ビットの情報を66ビットの情報に変換する。
フォトダイオード302は、エンコーダ301から出力されるシリアル信号に応じた光信号を発生する。図の例では3つのフォトダイオードを示しているが、フォトダイオード302の数はマルチプレクサ304において多重化する光信号の数に応じて設定される。フォトダイオード302は、例えば鉄シリサイドを用いて形成されており、非常に高いスルーレートで電気信号に応じた光信号を発生する。
マルチプレクサ304は、複数のフォトダイオード302から出力される光信号から各々特定の波長の光信号を分離する複数のフィルタ303を有しており、分離された各波長の光信号を多重化してコネクタ309に出力する。
コネクタ309は、マルチプレクサ304において多重化された光信号をチップの外部に出力するとともに、チップの外部から入力される多重化された光信号をデマルチプレクサ305に出力する。コネクタ309は、例えばパッシブ・アライメント(passive alignment)などの方式によって高精度に位置決めすることが可能であり、例えばMEMES(micro electro mechanical system)技術により形成される。
デマルチプレクサ305は、コネクタ309から入力される多重化された光信号から各々特定の波長の光信号を分離する複数のフィルタ306を有しており、分離した各波長の光信号を対応する光検出器307に入力する。
光検出器307は、デマルチプレクサから出力される光信号に応じた電気信号を発生する。図の例では3つの光検出器307を示しているが、光検出器307の数はデマルチプレクサ304において分離される光信号の数に応じて設定される。光検出器307は、例えば鉄シリサイドを用いて形成されており、非常に高いスルーレートで光信号に応じた電気信号を発生する。
デコーダ308は、複数の光検出器307からシリアル信号として出力される電気信号に所定の復号化処理を施し、モジュールMにおいて入出力されるパラレル信号に変換する。例えば上述した‘64B/66B’により符号化された信号を復号化し、66ビットの情報を64ビットの情報に変換する。
図7に示すインターフェース部によれば、非常に高速な電気/光変換機能によって、チップ内のバスにおける信号の伝送速度よりも高速にチップ間の信号を伝送することができる。
1つのモジュールの信号線を256本、動作周波数を150MHzとし、4モジュール分の信号を独立に伝送する場合、インターフェース部の転送速度は、エンコーダ301によって符号化を行うと例えば160Gbpsになり、符号化を行わなければ例えば38.4Gbpsになる。マルチプレクサ304は、例えばD−WDM(dense wavelength division multiplexing)により、それぞれ2.5Gbpsの転送速度を持つ64種類の波長の光信号を多重化することにより、160Gbspの転送速度を実現することが可能である。
図8は、マルチプレクサ304及びデマルチプレクサ305の構成の一例を示す図である。
マルチプレクサ304及びデマルチプレクサ305は、例えば、異なるピッチを持つ複数の二次元フォトニック結晶(CR1,CR2,…)を並べて繋げた面内へテロ構造を有する。
面内へテロ構造において、ピッチが異なるフォトニック結晶を貫くように光導波路G1が設けられており、その光導波路G1の横には結晶ごとに欠陥(DF1,DF2,…)が設けられている。光導波路G1に光信号を入射すると、ある特定の波長(λ1,λ2,…)の光だけが欠陥に閉じ込められる。フォトニック結晶に穿たれた穴のピッチが1.25nmずつ大きくなると、欠陥に閉じ込められる光の波長は例えば5nmずつ長くなる。
面内へテロ構造におけるフォトニック結晶のピッチは、光の伝播方向に沿って比例的に変化するように(例えば図に示すピッチS1とS2の比が隣り合うフォトニック結晶において一定となるように)設定されている。また、光導波路と欠陥との距離をその欠陥によって閉じ込められる光の波数で表した場合、各フォトニック結晶における光導波路と欠陥との距離は一定になっている。そのため、どの波長の光でもQ値が一定になり、良好なフィルタ特性が達成される。
図8(A)に示すように、光導波路G1から欠陥(DF1,DF2,…)へ曲がる光を光検出器へ出力することにより、多重化された光信号に含まれる特定の波長の光を分離して出力するデマルチプレクサが構成される。
また、図8(B)に示すように、フォトダイオードにおいて発生した特定の波長の光を光導波路G1へ導くことにより、複数種類の波長の光を多重化するマルチプレクサが構成される。
次に、図3に示すモジュールアレイチップにおいてモジュールMの欠陥救済を実現するための部分を詳しく説明する。
図9は、モジュールアレイチップにおいて欠陥救済機能に関連する部分を説明するための図である。ここでは図示の都合上、モジュールアレイチップに含まれるモジュール数が全体で7個であるものとして説明する。
図9の例に示すモジュールアレイチップは、モジュールM1〜M7と、一般回路ブロック100と、スイッチ回路SWA1〜SWA6と、スイッチ回路SWB1〜SWB6とを有する。
モジュールM1〜M7は、それぞれ本発明のモジュールの一実施形態である。
一般回路ブロック100は、本発明の回路ブロックの一実施形態である。
スイッチ回路SWA1〜SWA6及びSWB1〜SWB6を含む回路は、本発明のモジュール選択部の一実施形態である。
モジュールM1〜M7は、それぞれ所定の機能を持つ一まとまりの回路であり、互いに機能を代替することができる。モジュールM1〜M7は、全て同一の回路構成を有していても良いし、互いに機能を代替可能であれば、その一部に異なる回路構成を有するモジュールを含んでいても良い。
モジュールM1〜M7の回路構成や機能は任意である。例えばDSP(digital signal processor)等の演算・処理機能を持つ回路でも良いし、ルックアップテーブルのように比較的単純な論理演算を行う回路でも良い。
図10は、モジュールM1〜M7の構成の一例を示す図である。図10の例に示すモジュールは、転送制御部101と、演算部103と、記憶部102とを有する。
転送制御部101は、バスBp−q(p,qは、それぞれ1から4までの整数を示す)を介して入出力されるデータの転送を制御する。
演算部103は、記憶部102に格納される命令コードに応じた演算を実行する。演算部103には、例えばALU(arithmetic logical unit)とシーケンサ回路が搭載されており、上述の命令コードに応じてシーケンサ回路がALUを制御し、種々の演算を実行する。
記憶部102は、演算部103において実行される命令コードや、演算部103の処理に利用されるデータ、処理結果として演算部103から出力されるデータなどを記憶する。また、転送制御部101において入出力されるデータを一時的に記憶する。
一般回路ブロック100は、上述したモジュールM1〜M7との間で信号をやり取りするための入出力部P1〜P6を有する。一般回路ブロック100は、図3における階層接続されたバス(B1−1〜B1−4,B2−1〜B2−4,B3−1〜B3−4,B4−1〜B4−4)、バス/インターフェース部IF1などを含んだ回路ブロックに対応する。
入出力部P1〜P6は、それぞれ、上述したモジュールM1〜M7のうちの1つのモジュールに少なくとも1つの信号を出力する、及び/又は、当該1つのモジュールにおいて発生する少なくとも1つの信号を入力する。
入出力部P1〜P6は、全てが同一の組合せの信号を入出力しても良いし、異なる組合せの信号を入出力する異なる種類の入出力部を含んでいても良い。
例えばモジュールM1〜M7が3つの出力端子を有する場合において、この3つの出力端子の全てから信号を入力する入出力部や、1つの出力端子のみから信号を入力する入出力部などが混在していても良い。
スイッチ回路SWAi(iは、1から6までの整数を示す。)は、入出力部PiとモジュールMiとの間に接続されており、入力される制御信号(不図示)に応じてオン又はオフする。
スイッチ回路SWBiは、入出力部PiとモジュールM(i+1)との間に接続されており、入力される制御信号に応じてオン又はオフする。
スイッチ回路SWA1〜SWA6及びSWB1〜SWB6は、モジュール選択部を構成する。
ここで、モジュール選択部(SWA1〜SWA6,SWB1〜SWB6)は、7つのモジュール(M1〜M7)の中から制御信号に応じて6つのモジュールを選択し、選択した6つのモジュールと6つの入出力部(P1〜P6)とを1対1に接続する機能を持った回路である。
このモジュール選択部(SWA1〜SWA6,SWB1〜SWB6)は、6つの入出力部(P1〜P6)の各々に、2つのモジュールから制御信号に応じて選択した1つのモジュールを接続する。すなわち、入力される制御信号に応じて、モジュールMi又はモジュールM(i+1)の一方を選択し、選択したモジュールを入出力部Piに接続する。
モジュール選択部(SWA1〜SWA6及びSWB1〜SWB6)は、例えば、不図示の制御部から供給される制御信号に応じて、7つのモジュールのうちの故障したモジュール(故障がない場合には予め冗長用に設けられたモジュール)が全ての入出力部から切り離されるように、6つのモジュールを選択する。
例えば、モジュールMn(nは、1から7までの整数を示す。)を全ての入出力部から切り離すことを指示する制御信号が入力された場合において、nが2から6までの整数であれば(すなわちモジュールM2〜M6を切り離す場合は)、スイッチ回路SWA1〜SWA(n−1)がオン、スイッチ回路SWAn〜SWA6がオフするとともに、スイッチ回路SWB1〜SWB(n−1)がオフ、スイッチ回路SWBn〜SWB6がオンする。
nが整数1であれば(すなわちモジュールM1を切り離す場合は)、スイッチ回路SWA1〜SWA6が全てオフし、スイッチ回路SWB1〜SWB6が全てオンする。
nが整数7であれば(すなわちモジュールM7を切り離す場合は)、スイッチ回路SWA1〜SWA6が全てオンし、スイッチ回路SWB1〜SWB6が全てオフする。
図11は、モジュールM3に欠陥が生じている場合の接続状態を示す。この場合、図示しない制御部は、モジュールM3を全ての入出力部から切り離すように制御信号を生成する。
この制御信号に応じて、スイッチ回路SWA1,SWA2がオン、スイッチ回路SWA3,SWA4,SWA5,SWA6がオフ、スイッチ回路SWB1,SWB2がオフ、スイッチ回路SWB3,SWB4,SWB5,SWB6がオンする。
これにより、入出力部P1とモジュールM1、入出力部P2とモジュールM2、入出力部P3とモジュールM4、入出力部P4とモジュールM5、入出力部P5とモジュールM6、入出力部P6とモジュールM7とがそれぞれ接続され、モジュールM3が一般回路ブロック100から切り離される。
図12は、モジュールアレイチップにおいて欠陥救済機能に関連する部分のより詳細な構成の一例を示す図であり、図9と図12の同一符号は同一の構成要素を示す。この図12の例においても、図示の都合上、モジュールアレイチップに含まれるモジュール数を7個としている。
図12に示すモジュールアレイチップは、モジュールM1〜M7と、入出力部P1〜P6を持った一般回路ブロック100と、モジュール選択部50と、制御部60と、記憶部70と、信号入力部80とを有する。
モジュール選択部50は、制御部60から供給される制御信号に応じて、モジュールM1〜M7から6個のモジュールを選択し、当該選択した6個のモジュールと一般回路ブロック100の6個の入出力部P1〜P6とを1対1に接続する。
モジュール選択部50は、例えば図12に示すように、スイッチ回路SWA1〜SWA6とスイッチ回路SWB1〜SWB6とを有する。
スイッチ回路SWAi(1≦i≦6)は、入出力部PiとモジュールMiとの間に接続されており、制御部60から供給される制御信号Sciが値‘0’の場合にオン、値‘1’の場合にオフする。
スイッチ回路SWBiは、入出力部PiとモジュールM(i+1)との間に接続されており、制御信号Sciが値‘0’の場合にオフ、値‘1’の場合にオンする。
スイッチ回路SWAiは、入出力部PiからモジュールMiへ伝送される信号をオンオフする回路、及び/又は、モジュールMiから入出力部Piへ伝送される信号をオンオフする回路を少なくとも1つ有している。
同様に、スイッチ回路SWBiは、入出力部PiからモジュールM(i+1)へ伝送される信号をオンオフする回路、及び/又は、モジュールM(i+1)から入出力部Piへ伝送される信号をオンオフする回路を少なくとも1つ有している。
制御部60は、モジュール選択部50を制御する制御信号Sc1〜Sc6を発生する。すなわち、第1の動作モードにおいて、信号入力部80に入力される信号が指示する1のモジュールを全入出力部(P1〜P6)から切り離すように制御信号Sc1〜Sc6を生成し、第2の動作モードにおいて、記憶部70に書き込まれた情報が指示する1のモジュールを全入出力部(P1〜P6)から切り離すように制御信号Sc1〜Sc6を生成する。
制御部60が動作モードを認識する方法は任意であり、例えば所定の端子に印加される信号に応じて動作モードを認識しても良いし、記憶部70に書き込まれるフラグの値に応じて動作モードを認識しても良い。
第1の動作モードは、主としてモジュールの検査を行う場合に設定され、第2の動作モードは、モジュールの検査が完了した後の通常状態において設定される。
制御部60は、信号入力部80から入力される信号若しくは記憶部70に書き込まれる情報においてモジュールMn(1≦n≦7)を全ての入出力部から切り離すように指示された場合、整数nの値に応じて、次のような制御信号Sc1〜Sc6を出力する。
[2≦n≦6]
この場合、制御部60は、制御信号Sc1〜Sc(n−1)を値‘0’に設定し、制御信号Scn〜Sc6を値‘1’に設定する。
これにより、スイッチ回路SWA1〜SWA(n−1)がオン、スイッチ回路SWAn〜SWA6がオフ、スイッチ回路SWB1〜SWB(n−1)がオフ、スイッチ回路SWBn〜SWB6がオンに設定される。その結果、モジュールM1〜M(n−1)が入出力部P1〜P(n−1)と1対1に接続され、モジュールM(n+1)〜M7が入出力部Pn〜P6と1対1に接続され、モジュールMnが全入出力部から切り離される。
[n=1]
この場合、制御部60は、制御信号Sc1〜Sc6を全て値‘1’に設定する。
これにより、スイッチ回路SWA1〜SWA6が全てオフ、スイッチ回路SWB1〜SWB6が全てオンに設定される。その結果、モジュールM2〜M7が入出力部P1〜P6と1対1に接続され、モジュールM1が全入出力部から切り離される。
[n=7]
この場合、制御部60は、制御信号Sc1〜Sc6を全て値‘0’に設定する。
これにより、スイッチ回路SWA1〜SWA6が全てオン、スイッチ回路SWB1〜SWB6が全てオフに設定される。その結果、モジュールM1〜M6が入出力部P1〜P6と1対1に接続され、モジュールM7が全入出力部から切り離される。
この制御部60は、例えば図12に示すように、デコード部601と、OR回路602−2〜602−6とを有する。
デコード部601は、記憶部70若しくは信号入力部80から入力される信号をデコードし、そのデコード結果を信号Sd1〜Sd6として出力する。
すなわち、記憶部70に記憶される情報若しくは信号入力部80から入力される信号がモジュールMnを全ての入出力部から切り離すように指示する場合、デコード部601は、整数nの値に応じて、次のような信号Sd1〜Sd6を生成する。
‘n’が1から6までの整数であれば、信号Sdnを‘1’とし、他の信号を‘0’に設定する。
‘n’が整数7であれば、信号Sd1〜Sd6を全て値‘0’に設定する。
信号Sd1〜Sd6は、モジュールM1〜M7の各々を全入出力部から切り離すか否か指示する信号であることから、以下では指示信号Sd1〜Sd6と呼ぶ。
デコード部601は、第1の動作モード(モジュール検査時の動作モード)において、信号入力部80から入力される信号に応じて指示信号Sd1〜Sd6を生成し、第2の動作モード(モジュール検査完了後の動作モード)においては、記憶部70に書き込まれた情報に応じて指示信号Sd1〜Sd6を生成する。
なお、図12の例においてデコード部601が出力する指示信号Sd1は、モジュール選択部50に供給される制御信号Sc1と同じである。
OR回路602−2〜602−6は、それぞれ2つの入力と1つの出力を有する論理和演算回路であり、この順番で縦続接続されている。
OR回路602−2は、2つの入力の一方に指示信号Sd1(=制御信号Sc1)、他方に指示信号Sd2を入力する。OR回路602−2の出力は、制御信号Sc2としてモジュール選択部50に供給される。
OR回路602−k(kは、3から6までの整数を示す。)は、2つの入力の一方にOR回路602−(k−1)の出力信号を入力し、他方に指示信号Sdkを入力する。OR回路602−kの出力は、制御信号Sckとしてモジュール選択部50に供給される。
デコード部601の指示信号Sdj(jは、2から6までの整数を示す。)が値‘1’になると、この指示信号Sdjが入力されるOR回路602−jは値‘1’の制御信号Scjを出力する。‘j’が6より小さい場合には、OR回路602−jより後段のOR回路602−(j+1)〜602−6から出力される制御信号Sc(j+1)〜Sc6も全て値‘1’になる。
デコード部601の指示信号Sd1(=制御信号Sc1)が値‘1’になると、この指示信号Sd1が入力されるOR回路602−2は値‘1’の制御信号Sc2を出力する。OR回路602−2より後段のOR回路602−3〜602−6から出力される制御信号Sc3〜Sc6も全て値‘1’になる。
他方、デコード部601の全ての指示信号(Sd1〜Sd6)が値‘0’になると、OR回路602−2〜602−6の入出力信号が全て値‘0’になるため、モジュール選択部50に供給される制御信号(Sc1〜Sc6)は全て値‘0’になる。
したがって、モジュールMnを全ての入出力部から切り離す場合において、‘n’が2から6までの整数であるときは、デコード部601によって指示信号Sd1〜Sd(n−1)が値‘0’、指示信号Sdnが値‘1’、指示信号Sd(n+1)〜Sd6が値‘0’に設定されるため、制御信号Sc1〜Sc(n−1)は値‘0’、制御信号Scn〜Sc6は値‘1’になる。‘n’が整数1であるときは、デコード部601によって指示信号Sd1が値‘1’に設定されるため、制御信号Sc1〜Sc6は全て値‘1’になる。‘n’が整数7であるときは、デコード部601によって指示信号Sd1〜Sd6が全て値‘0’に設定されるため、制御信号Sc1〜Sc6は全て値‘0’になる。
記憶部70は、7個のモジュール(M1〜M7)の中で、全ての入出力部(P1〜P6)から切り離すべき1のモジュールを指示する情報を記憶する。
記憶部70は、例えばヒューズ素子や不揮発性メモリなどによって構成可能である。
信号入力部80は、全ての入出力部(P1〜P6)から切り離すべき1のモジュールを指示する信号を入力するための回路であり、例えばモジュールアレイチップの検査を行う場合などにおいて、外部の装置から制御部60に信号を入力するために用いられる。
ところで、上述した図9,図12に示すモジュールアレイチップは、冗長なモジュールが全体に1つしかなく、2つ以上の欠陥を救済できない。欠陥の発生確率が高い場合には、救済できる欠陥の数を増やさなければ十分な歩留りを達成できない可能性がある。
そこで、モジュールアレイチップは、図9,図12に示すように1つの欠陥を救済可能なモジュールの集まり(モジュールブロック)を複数設けても良い。
図13は、複数のモジュールブロックを有するモジュールアレイチップの例を示す図である。
各モジュールブロックには、互いに機能を代替可能なN個(Nは2より大きい整数を示す)のモジュールと、このN個のモジュールから(N−1)個のモジュールを選択して一般回路ブロック100の(N−1)個の入出力部と1対1に接続するモジュール選択部が設けられている。
モジュールブロックは、図13に示すように規則的に配置しても良いし、自由な形状の領域に配置しても良い。
このような複数のモジュールブロックとモジュール選択部を設けることによって、モジュールアレイチップ内のより多くの欠陥を救済することが可能になる。
次に、本実施形態に係る回路装置の応用例について説明する。
図14は、本実施形態に係る回路装置をホームサーバ装置に適用した例を示す。ホームサーバ装置では、家庭内の各種の電子機器(AV機器、パーソナルコンピュータ、ゲーム機など)をネットワークによって接続し、情報の蓄積や管理が行われる。
図14に示すホームサーバ装置400は、複数のプロセッサモジュールを含むプロセッサアレイチップ401〜402と、複数のALU(arithmetic and logical unit)モジュールを有するALUアレイユニット403〜404と、複数のメモリバンクを有するメモリバンクアレイユニット405〜406と、光ルータチップ407とを有する。
これらのチップは、例えば共通の回路基板上に構成される。また、上記の実施形態と同様なインターフェース部をそれぞれ搭載しており、光ファイバ等を介して相互に通信を行う。
プロセッサアレイチップ401〜402は汎用的な処理、ALUアレイユニット403〜404は算術処理を実行する。
光ルータチップ407は外部の大容量記憶装置408や、光デジタル接続が可能な外部のAV(audio video)機器と通信する。また、プロセッサアレイチップ401〜402、ALUアレイユニット403〜404、メモリバンクアレイユニット405〜406において処理されたオーディオや映像などの情報を外部の機器にルーティングする処理を行う。
メモリバンクアレイユニット405〜406は、外部の大容量記憶装置408において読み書きされる情報の一時的な保存を行う。これにより、大容量記憶装置408の転送速度やアクセス時間をできる限り隠蔽し、高速で快適なデータ処理を実現する。
上記のチップ群は、何れも冗長救済機能を有しており、高い歩留りで製造可能である。また、各チップが標準的な部品で構成されるため、システムの拡張性に優れている。更に、外部のAV機器は光インターフェースによって接続されるため、信号処理ノイズの影響が少ない。
以上説明したように、本実施形態に係る回路装置によれば、それぞれ独立のチップに形成される複数の半導体回路装置の全体に、機能を代替できない複数種類のモジュールが含まれており、かつ、同一基板の半導体回路装置に同一種類のモジュールが含まれている。そして、この複数の半導体回路装置が互いに通信を行うことによって、装置全体の動作が実現される。
このように、全体として複数種類のモジュールを用いる場合、同一種類のモジュールを同一チップの半導体回路装置に集めることによって、製造工程を簡易化し、生産性を高めることができる。また、異なる種類のモジュールを組み合わせるために必要となる煩雑な設計作業を省略できるため、再設計の負担を減らすことができる。しかも、チップ単位で接続や切離しが可能になるため、システムの拡張性が向上するとともに、少ない種類の構成要素でシステムのラインナップを揃えることが可能になる。
また、本実施形態に係る回路装置によれば、同一チップの半導体回路装置に含まれる複数のモジュールのうち、モジュール選択部によって選択された使用可能な一部のモジュールが、インターフェース部によって他のチップの半導体回路装置と信号をやり取りする。
これにより、同一チップの半導体回路装置に含まれる同一種類の複数のモジュールのうち欠陥のあるモジュールを除いた正常なモジュールを選択して使用できるため、モジュールの欠陥による歩留りの低下を改善することができる。また、あるチップの半導体回路装置において欠陥救済を行っても、他のチップの動作に影響を与えないため、システム内のあらゆるチップに冗長救済機能を設けることが可能である。
また、本実施形態に係る回路装置によれば、欠陥のあるメモリセルを冗長なメモリセルに置換する冗長救済機能を持ったメモリを他のモジュールアレイチップとは別の独立のチップに形成することにより、ロジック回路とメモリをそれぞれ別の最適なプロセスで製造することが可能になるため、各々の性能を向上できるとともにコストの削減を図ることができる。
更に、本実施形態に係る回路装置によれば、チップ内のブロック間通信よりも広帯域の信号伝送手段によってチップ間を接続することにより、本来一つのチップ内に集約させていた機能モジュールを複数のチップにまたがって配置しても、性能の劣化を微小に抑えることができる。
しかも、論理機能が集約されたチップの中に光インターフェース手段を混載させることによって、チップのパッケージングコストを削減することができる。
また、各チップにおけるインターフェース部の通信方式を共通化することで、汎用的なチップを製造することが可能となり、再設計の部分を減らすことができる。
ここまで、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
上述の実施形態では、光を利用してチップ間通信を行っているが、本発明はこれに限定されない。
図15は、チップ間通信に貫通電極を用いる例を説明するための図である。
近年、半導体の加工技術の進歩によって、非常に薄く加工した半導体基板に微細な貫通電極(貫通ビアとも呼ぶ)を形成することが可能になってきている。貫通電極を用いると、非常に短い距離でチップ間を電気的に接続することができるため、チップ内と遜色がない高速なチップ間通信を行うことができる。
図15の例では、シリコン基板にMOSトランジスタや配線を形成し、MOSトランジスタを避けるようにチップを縦方向に貫くビヤ(VIA)電極が形成されている。チップ(2A,2B,2C)の間におけるビヤ同士の接続には、例えばバンプ(bump)が用いられる。
図16は、チップ間通信にワイヤボンディングの配線を用いる例を説明するための図である。
例えば図16に示すように、基板上に複数のチップ(2A,2B,2C)を積み上げ、それぞれのチップと基板をワイヤボンディングによって接続する。ワイヤボンディングによる配線は光通信や貫通電極に比べてあまり高速な通信を行うことができないが、既存の製造装置をそのまま使って形成できるため、これらの方式に比べて低いコストで実現可能である。
図17は、チップ間通信を無線により行う例を説明するための図である。
例えばチップ間通信を行うためのインターフェース部として、無線通信を行うための送受信回路がチップ上に形成される。各送受信回路は、チップを重ね合わせたときに無線通信を行う送受信回路のアンテナ同士が対向するように配置される。
図17の例では、チップ2Aに送受信回路U1,U5が配置され、チップ2Bに送受信回路U3,U6が配置され、チップ2Cに送受信回路U2,U4が形成される。チップ2A,2B,2Cをこの順番で重ねて配置したとき、チップ2Aの送受信回路U1とチップ2Cの送受信回路U2、チップ2Bの送受信回路U3とチップ2Cの送受信回路U4、チップ1Aの送受信回路U5とチップ2Bの送受信回路U6がそれぞれ対向する。この対向する送受信回路同士はチップの厚み程度の距離で近接しているため、比較的低い電力で高速な通信を行うことができる。
上述のように、チップ間通信を実現する手段は1つに限定されていないため、コストと性能のトレードオフを勘案して最適な手段を選択することができる。
また、上述の実施形態において具体的に示した数値(モジュールの数、入出力部の数、モジュールブロックの数など)は一例であり、適宜任意の数値に変更可能である。
本発明の実施形態に係る回路装置の概略的な構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る回路装置のより具体的な構成の一例を示す図である。 モジュールアレイチップの構成の一例を示す図である。 多ポートメモリチップの構成の一例を示す図である。 周辺チップの構成の一例を示す図である。 バックプレーンチップの構成の一例を示す図である。 モジュールアレイチップにおいて電気信号と光信号との変換を行うインターフェース部の構成の一例を示す図である。 図7に示すインターフェース部におけるマルチプレクサ及びデマルチプレクサの構成の一例を示す図である。 モジュールアレイチップにおいて欠陥救済機能に関連する部分を説明するための図である。 モジュールの構成の一例を示す図である。 特定のモジュールに欠陥が生じている場合における各モジュールと各入出力部との接続状態の例を示す図である。 モジュールアレイチップにおいて欠陥救済機能に関連する部分のより詳細な構成の一例を示す図である。 複数のモジュールブロックを有するモジュールアレイチップの例を示す図である。 本実施形態に係る回路装置をホームサーバ装置に適用した例を示す。 チップ間通信に貫通電極を用いる例を説明するための図である。 チップ間通信にワイヤボンディングの配線を用いる例を説明するための図である。 チップ間通信を無線により行う例を説明するための図である。
符号の説明
1−1,1−1a,1−2,1−3,1−4a,1−4b,2−1〜2−4,2A〜2C,3−1〜3−16,401〜407…半導体チップ、M,M1〜M7…モジュール、B1−1〜B1−4,B2−1〜B2−4,B3−1〜B3−4,B4−1〜B4−4,B5−1〜B5−4,B6,BP…バス、IF1〜IF9…インターフェース部、50…モジュール選択部、100…一般回路ブロック

Claims (9)

  1. 各々が独立の基板に形成され、共通のバスを介して互いに通信を行う複数の半導体回路装置を具備し、
    前記半導体回路装置は、
    互いに機能を代替可能な同一の種類の複数のモジュールと、
    前記複数のモジュールのうち使用可能な一部のモジュールを選択するモジュール選択部と、
    前記モジュール選択部において選択されたモジュールが他の半導体回路装置と信号をやり取りするためのインターフェース部を含む回路ブロックと
    を有し、
    1の半導体回路装置に含まれる論理モジュールは、他の少なくとも1つの半導体回路装置に含まれる論理モジュールと機能を代替できない異なる種類に属
    前記回路ブロックは、各々が1つのモジュールに少なくとも1つの信号を出力する、又は、各々が当該1つのモジュールにおいて発生する少なくとも1つの信号を入力する複数の入出力部を有し
    前記モジュール選択部は、入力される制御信号に応じて前記複数のモジュールから使用可能な一部のモジュールを選択し、当該選択した一部のモジュールと前記複数の入出力部とを接続し、かつ、前記複数の入出力部の各々に、少なくとも2つの使用可能なモジュールから上記制御信号に応じて選択した使用可能なモジュールを前記共通のバスを介して接続して所定の回路を実現する
    回路装置。
  2. 前記複数のモジュールは、第1モジュールから第NモジュールまでのN個(Nは3以上の整数を示す)のモジュールを含み、
    前記複数の入出力部は、第1入出力部から第(N−1)入出力部までの(N−1)個の入出力部を含み、
    前記モジュール選択部は、前記制御信号に応じて第iモジュール(iは1から(N−1)までの整数を示す)又は第(i+1)モジュールの一方を選択し、当該選択した使用可能なモジュールを第i入出力部に接続する、
    請求項に記載の回路装置。
  3. 前記複数の半導体回路装置は、冗長なメモリセルを含んだ複数のメモリセルを有し、欠陥のあるメモリセルを当該冗長なメモリセルに置換することが可能な半導体記憶装置を含む、
    請求項1に記載の回路装置。
  4. 前記半導体回路装置の内部におけるモジュール間の信号の伝送速度と同等若しくはこれより高速に前記半導体回路装置間の信号を伝送可能な信号伝送部を有する、
    請求項1に記載の回路装置。
  5. 前記信号伝送部は、少なくとも一部の信号を光によって伝送する、
    請求項に記載の回路装置。
  6. 前記インターフェース部は、前記信号伝送部へ出力する少なくとも一部の信号を電気信号から光信号へ変換し、前記信号伝送部から入力する少なくとも一部の信号を光信号から電気信号へ変換する、
    請求項に記載の回路装置。
  7. 前記信号伝送部は、前記基板を貫通する電極を含む、
    請求項に記載の回路装置。
  8. 前記信号伝送部は、ワイヤボンディングによる配線を含む、
    請求項に記載の回路装置。
  9. 前記複数の半導体回路装置に含まれる複数のインターフェース部は、共通の通信方式により通信を行う、
    請求項1に記載の回路装置。
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