JP4622142B2 - 充填機の洗浄装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、充填バルブを介して容器内に液体を充填する充填機の洗浄を行う洗浄装置に係り、特に、充填バルブに洗浄カップを装着して洗浄を行う充填機の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
容器内に飲料等の液体を充填する充填機では、食品衛生管理上、運転終了後に充填液タンクから充填バルブに至る液通路等の接液部すべてを洗浄する必要がある。充填機を洗浄する際には、充填バルブに洗浄カップを装着し、充填液タンクに熱湯や殺菌水等の洗浄液を注入して、前記充填液通路内を流通させるようにしている。
【0003】
洗浄カップを充填バルブに装着し、洗浄液を洗浄カップから充填バルブの液通路や気体通路へ循環させて内部の洗浄を行う形式の充填機の洗浄装置では、洗浄カップに液体回収用の通路が形成されていない場合には、洗浄後に洗浄カップ内に洗浄液が残ってしまうので、この残水を洗浄カップから排出しなければならない。
【0004】
このような洗浄カップ内の残水を排出するために、従来は、洗浄カップの底部に開閉バルブを備えたドレン用の通路を接続し、洗浄終了後そのバルブを開放して洗浄カップ内の残水を回収していた(特許第2808482号公報)。しかしながらこのようなドレン用の通路を接続する構成では、構造が複雑で装置が大型化しコスト高である等の問題があった。
【0005】
そこで、前記のような洗浄カップ内に残留した洗浄液を簡単な構成で排出できるように、洗浄カップの底部にドレン弁を設け、洗浄終了後このドレン弁を開放して残水を排出する「充填装置の洗浄用キャップ」が提案されている(特開平6−312788号公報)。
【0006】
前記公報(特開平6−312788号)に記載された装置は、洗浄時には、洗浄用キャップを非洗浄位置から充填バルブ直下の洗浄位置へ移動させ、次いで伸縮駆動手段により上端部をセンタリングベルを介して充填バルブのバルブブロックに当接させ、充填バルブを開いて、洗浄液を洗浄液循環系に循環させて、接液部を洗浄する。洗浄が終了したら、リフタを上昇させて、ドレン弁を開き、残留している洗浄液を洗浄用キャップ外へ排出するようになっている。
【0007】
前記構成の充填機の洗浄装置では、洗浄後、洗浄カップ(この発明では洗浄キャップ)から残水を排出する際には、リフタを上昇させてドレン弁を開くようにしている。そして、洗浄カップ内の洗浄液を排出した後この洗浄カップを非洗浄位置に移動させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記構成では、ドレン弁を開放して洗浄カップ内に残留した洗浄液を排出するためにリフタを上昇させなければならないという問題があった。また、リフタの上昇によりドレン弁を開放するために、充填を行う領域内に洗浄液が放出されてしまうという問題もあった。
【0009】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、極めて簡単な構造で、洗浄後洗浄カップ内に残留している洗浄液を排出することができ、しかも、周辺を汚染したりするおそれのない充填機の洗浄装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る充填機の洗浄装置は、上端にシール部が設けられ、洗浄位置と退避位置とに移動可能な洗浄カップと、この洗浄カップを移動させる駆動手段とを備え、前記洗浄カップを洗浄位置に移動させ、容器内に充填液を吐出する充填手段に前記シール部を密着させて洗浄を行うものであって、さらに、前記洗浄カップの底部にドレン通路を形成し、このドレン通路をドレン弁によって開閉可能とし、さらに、前記洗浄カップを、回転体の外周に円周方向等間隔で配置されたアームに取り付けるとともに、前記ドレン弁に係合して開放する係合手段をこれら各アームに設け、駆動手段によってこのアームを退避位置に移動させたときに、各洗浄カップのドレン弁が、隣接する洗浄カップ用アームに設けられた係合部材に係合することを特徴とするものである。
【0011】
前記充填機の洗浄装置では、洗浄カップの退避位置に係合部材を設けてあり、リフタを上昇させる等の駆動が必要なく、洗浄カップを退避位置に移動させるだけでドレン弁を開放して、洗浄カップ内に残留している洗浄液を排出することができる。しかも、洗浄液は、容器内に充填を行う搬送経路から外れた洗浄カップの退避位置に排出される。さらに、洗浄カップのドレン弁を開放する係合部材を、洗浄カップが取り付けられているアームに設けているので、構造が極めて簡単で、しかもコンパクトである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る洗浄装置を備えた充填機の全体の構成を示す図であり、容器搬送コンベヤ2によって搬送されてきた容器は、インフィードスクリュー4によって所定の間隔に切り離され、入口スターホイール6を介して充填機8内に供給される。
【0015】
充填機8には、外周側に円周方向等間隔で充填バルブ10(後に説明する図2参照)が設けられており、これら各充填バルブ10の下方にそれぞれ設けられたネックリフタ12によって上昇された容器により、充填バルブ10内の液バルブが開放されて、図示しない充填液タンクから送られた液体がこの容器内に充填される。液体が充填された容器は、出口スターホイール14を介して容器搬送コンベヤ2上に排出されて次の工程に送られる。なお、前記ネックリフタ12は、生産時には常時エアを供給して常に上方に付勢しておき、容器の供給排出位置でカムにより強制的に下降させる形式の従来公知の構成のものを用いている。
【0016】
前記充填バルブ10にそれぞれ対応して洗浄カップ16が設けられている。これら洗浄カップ16は、前記充填バルブ10が配置されている円周(図3および図4に一点差線で示す円)とその内部側との間で移動可能に設けられている。この洗浄カップ16の配置について図2ないし図4により説明する。充填機8の回転ベース18上に支柱20を介して回転体22が固定されており、各洗浄カップ16は、この回転体22の外周部上に円周方向等間隔で設けられている。これら洗浄カップ16は、充填バルブ10よりも内周側の退避位置(図4に示す位置)と、それぞれが充填バルブ10の真下に位置する洗浄位置(図3に示す位置)との間で移動可能になっている。
【0017】
前記回転体22の外周寄りに等間隔で設けられている直立した回転シャフト24にそれぞれアーム26が取り付けられている。これら各アーム26の先端に洗浄カップ16が固定されている。また、各アーム26の洗浄カップ16よりも内部側に、側方へ延びるブラケット28を介してドレン用ブロック30が固定されている。これらドレン用ブロック30が後に説明するドレン弁に係合してこのドレン弁を開放する。
【0018】
回転体22上の内周側に、この回転体22に対して相対回転可能な回転プレート32が配置されている。この回転プレート32の下面側に等間隔でローラ34が取り付けられている。一方、前記各アーム26が固定されている回転シャフト24には長孔36aを有するレバー36の一端が固定されており、これら各レバー36の長孔36a内に前記ローラ34がそれぞれ嵌合している。前記回転体22上に駆動用シリンダ38の一端38aが回動可能に取付けられ、この駆動用のシリンダ38のピストンロッド38b側が回転プレート32の下面に連結されている。
【0019】
前記駆動シリンダ38の作動により、回転体22に対し回転プレート32が相対的に回転し、前記レバー36が回転する。これらレバー36の回転に伴って、洗浄カップ16およびドレン用ブロック30が固定されている各アーム26が回転する。駆動シリンダ38のピストンロッド38bが収縮した状態では、各アーム26が外方に向けて揺動して放射方向を向き、その先端に固定されている洗浄カップ16がそれぞれ充填バルブ10の直下に位置する(図3に示す状態)。また、駆動シリンダ38のピストンロッド38aが伸張すると、回転プレート32が回転体22に対して図3の時計回り方向に回転し、レバー36を介して各アーム26が内方側へ向かって揺動する(図4に示す状態)。
【0020】
次に、図5(a)、(b)、(c)により、洗浄カップ16の構造について説明する。各アーム26の先端のガイド孔26a内に昇降ロッド40が上下動可能に嵌合している。昇降ロッド40の中間部に水平な支持板42が取付けられており、前記アーム26の下面とこの支持板42の上面との間に介装されたスプリング44により、昇降ロッド40は常時下方に付勢されている。昇降ロッド40の下部には大径の押し上げ部40aが設けられており前記ネックリフタ12の上昇によってこの昇降ロッド40が押し上げられる。なお、ネックリフタ12の昇降ロッド40に当接する部分(上端面)には押し上げブロック12aが固定されている(図2参照)。
【0021】
昇降ロッド40の中間部に取付けられた水平な支持板42は、アーム16の先端方向に延びており、この延長部に洗浄カップ16が固定されている。前述のように昇降ロッド40がネックリフタ12によって押し上げられると、洗浄カップ16は支持板42を介して一体的に上昇する。この洗浄カップ16は、下方に延びる円筒部16aを有しており、この円筒部16a内にスプール46が昇降可能に嵌合している。スプール46の上端に大径部が設けられ、その下面側にシールリング48が嵌着されている。スプール46はスプリング50により常時下方に付勢されており、通常は、スプール46の大径部のシールリング48が、前記円筒部16aの上端内面に形成された弁座16bに着座している。これらスプール46のシールリング48と円筒部16aの内面の弁座16bとによりドレン弁52が構成されている。
【0022】
円筒部16aの前記弁座16bよりもやや下方に複数の横方向を向いたドレン通路16cが形成されており(図5(c)参照)、前記スプール46が押し上げられてシールリング48が弁座16bから離座すると、洗浄カップ16の内部がドレン通路16cを介して外部に連通する。
【0023】
洗浄カップ16の上端には環状のシールパッキン54が取り付けられており、洗浄カップ16が洗浄位置で上昇したときに、このシールパッキン54が充填バルブ10の下端に設けられたガイドコーン56(図2参照)に密着して洗浄カップ16内を密封する。
【0024】
前記各アーム26の側部に取り付けられているドレン用ブロック30は、上面に平坦部30aと傾斜部30bとを有しており、図3に示すように、アーム26に対してやや斜め方向を向けて取り付けられている。そして、各アーム26が図3の状態から揺動して図4に示す状態になるとき、洗浄カップ10の下部に設けられているドレン弁52のスプール46の下端が、前記ドレン用ブロック30の傾斜部30bに係合して次第に押し上げられ、図4の状態になったときには、スプール46の下端がドレン用ブロック30の平坦部30aに係合して、前記ドレン弁52が完全に開放するようになっている。
【0025】
以上の構成に係る充填機の洗浄装置の作動について説明する。充填機8の通常の生産運転が終了した後、充填液タンク(図示せず)から充填バルブ10に至る液通路内に残っている充填液を抜き取る。次に、充填液タンクに洗浄液を供給する。充填機10の生産運転時には、図4に示すように、洗浄カップ16を充填バルブ10よりも内方の退避位置に移動させておく。
【0026】
洗浄位置に洗浄カップ16を移動させるときには、ネックリフタ12のエアを抜いて下降させるとともに、充填バルブ10を洗浄カップ16に干渉しない高さに上昇させておく。そして、駆動シリンダ38を作動させて回転プレート32を回転させ、各アーム26を図3に示すように外方へ向けて揺動させ、各洗浄カップ16をそれぞれ充填バルブ10の直下に位置させる。
【0027】
続いて、充填バルブ10を洗浄高さに調整するとともに、ネックリフタ12にエアを供給して上昇させる。前記洗浄カップ16が充填バルブ10の直下に位置しているときには、洗浄カップ16が取り付けられている昇降ロッド40の下端の押し上げ部40a、がネックリフタ12の上端の押し上げブロック12aに上下に対向しており、ネックリフタ12が上昇すると、押し上げブロック12aが昇降ロッド40の押し上げ部40aに当たって押し上げる。昇降ロッド40が上昇すると、この昇降ロッド40と一体の水平支持板42に取り付けられている洗浄カップ16も上昇し、その上端に取り付けられているシールパッキン54が充填バルブ10のガイドコーン56に密着して洗浄カップ16内が密封される(図6参照)。なお、本実施の形態のネックリフタ12は、エアを導入した場合の最下端高さとエアを遮断した高さとの距離を、洗浄カップ16を持ち上げて充填バルブ10と密着させるまでの距離よりも大きくして、すべての洗浄カップ16を一斉に装着している。
【0028】
洗浄カップ16内を密封した後、充填バルブ10内の液バルブを開放して洗浄カップ16内に洗浄液を供給し、所定時間循環させて洗浄を行う。洗浄を終了した後、充填バルブ10を上昇させるとともに、ネックリフタ12のエアを抜き下降させる。
【0029】
充填バルブ10とネックリフタ12を上下に離した後、回転体22上の駆動シリンダ38を作動させて回転プレート32を逆方向(図3の時計回り方向)に回転させて、アーム26を図4に示す位置の方向に揺動させ、洗浄カップ16を退避位置に移動させる。このアーム26の移動の過程で、アーム26の先端に固定されている洗浄カップ16のドレン弁52は、スプール46の下端が、隣接するアーム26のドレン用ブロック30に係合して開放される。ドレン弁52が開放すると、洗浄カップ16内に残っている洗浄液はドレン通路16cから排出される。このように本実施例装置は極めて簡単な構造で洗浄カップ16のドレン弁52を開放し、残留していた洗浄液を排出することができる。また、退避位置では洗浄カップ16のドレン弁52が常に開放した状態にあるので、生産運転中に無菌水あるいは滅菌水をスプレーすることにより、洗浄カップ16内を常に清潔な状態に保つことができる。
【0030】
なお、前記実施の形態では、ドレン弁52を開放するドレン用ブロック30を隣接する洗浄カップ16のアーム26に取り付けているが、必ずしもアーム16に取り付ける必要はなく、例えば、洗浄カップ16を退避させる位置にドレン用ブロックを固定しておいても良い。また、洗浄カップ16のドレン弁52が、上下動するスプール46によって開閉されるようになっているが、水平方向に移動するスプールによって開閉するように構成することも可能である。さらに、ドレン通路16cが、洗浄カップ16の円筒部16aに半径方向(横方向)を向いて設けられているが、必ずしも横方向である必要はなく、下方に向けて排水するようにしても良い。
【0031】
図7は、他の実施の形態に係る充填機の洗浄装置を示す図である。前記実施の形態では、図2に示すように退避位置でドレン弁52を開放して洗浄カップ16内に残留している洗浄液を放出しているが、この実施の形態では、洗浄カップ16の退避位置の下方にドレン水受け用のトイ58を設置してあり、洗浄カップ16から排出された洗浄液をこのトイ58で回収して集中排水するようにしている。この実施の形態の構成のその他の部分は、前記第1の実施の形態と同一であるので、同一の部分に同一の符号を付してその説明を省略する。
【0032】
なお、前記実施の形態では、ガス詰め用の充填機に設けられた洗浄装置について説明したが、このようなガス詰め充填機の場合には、充填バルブ10側に寸法誤差を吸収する機構がないので、ネックリフタ12によって持ち上げるようにしているが、例えば、グラビティタイプのようにバルブ側で誤差が吸収できる構成であれば、ネックリフタのエアを遮断して一斉に下降させ、充填液タンクを下降させることによって洗浄カップをシールすることも可能である。また、洗浄カップ16を押し上げるのはネックリフタ12に限定されるものではなく、容器を昇降させる容器台であっても良い。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、上端にシール部が設けられ、洗浄位置と退避位置とに移動可能な洗浄カップと、この洗浄カップを移動させる駆動手段とを備え、前記洗浄カップを洗浄位置に移動させ、容器内に充填液を吐出する充填手段に前記シール部を密着させて洗浄を行う充填機の洗浄装置において、前記洗浄カップの底部にドレン通路を形成し、このドレン通路をドレン弁によって開閉可能とし、さらに、前記洗浄カップを、回転体の外周に円周方向等間隔で配置されたアームに取り付けるとともに、前記ドレン弁に係合して開放する係合手段をこれら各アームに設け、駆動手段によってこのアームを退避位置に移動させたときに、各洗浄カップのドレン弁が、隣接する洗浄カップ用アームに設けられた係合部材に係合するようにしたことにより、洗浄カップの底部に設けたドレン弁を、極めて簡単な構造により開放して残留している洗浄液を排出することができ、従来の構成のように、開閉バルブを有するドレン用の回路を接続したり、開放する際にエアリフタを上昇させる必要がないので、洗浄装置全体の構成が簡素化され、コンパクトになり、しかもローコストである。また、衛生上も優れている。さらに、洗浄カップを洗浄位置から退避位置に移動させるだけで、ドレン弁を開放して洗浄カップ内に残留している洗浄液を排出することができる。しかも、ドレン弁を開放する係合部材を、洗浄カップが取り付けられているアームに設けているので、構造が極めてシンプルで、コンパクトであり、ローコストである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る充填機の洗浄装置の全体の配置を簡略化して示す平面図である。
【図2】前記充填機の洗浄装置の要部の構成を示す図であり、洗浄カップを退避位置に後退させている場合を示す。
【図3】洗浄カップを洗浄位置と退避位置とに移動させる機構を示す平面図であり、洗浄カップを洗浄位置に移動させた状態を示す。
【図4】洗浄カップを退避位置に移動させた状態を示す。
【図5】洗浄カップの構成を拡大して示す図であり、図(a)は縦断面図、図(b)は図(a)を右方向から見た図、図(c)はドレン弁のドレン通路を示す横断面図である。
【図6】洗浄カップを充填バルブに押し付けて洗浄カップ内を密封した洗浄時の状態を示す図である。
【図7】第2の実施の形態に係る充填機の洗浄装置を示す図であり、前記図2と同様の位置を示す図である。
【符号の説明】
8 充填機
10 充填手段(充填バルブ)
16 洗浄カップ
16c ドレン通路
26 アーム
30 係合手段(係合部材)
38 駆動手段(駆動用シリンダ)
52 ドレン弁
54 シール部(シールパッキン)
Claims (1)
- 上端にシール部が設けられ、洗浄位置と退避位置とに移動可能な洗浄カップと、この洗浄カップを移動させる駆動手段とを備え、前記洗浄カップを洗浄位置に移動させ、容器内に充填液を吐出する充填手段に前記シール部を密着させて洗浄を行う充填機の洗浄装置において、
前記洗浄カップの底部にドレン通路を形成し、このドレン通路をドレン弁によって開閉可能とし、さらに、前記洗浄カップを、回転体の外周に円周方向等間隔で配置されたアームに取り付けるとともに、前記ドレン弁に係合して開放する係合手段をこれら各アームに設け、駆動手段によってこのアームを退避位置に移動させたときに、各洗浄カップのドレン弁が、隣接する洗浄カップ用アームに設けられた係合部材に係合することを特徴とする充填機の洗浄装置。
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