JP4619600B2 - 高データ速度の呼用の変更されたフィンガ割当てアルゴリズム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は通信システム、特に多数の信号を受信できる通信システムにおける高いデータ速度の呼用の改良されたフィンガ割当て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
次世代の無線ネットワークは、高いデータ速度の送信と中断のない接続を必要とする多数のサービスを提供する。この次世代はしばしばCDMA無線システムの“第3世代”と呼ばれる。サービス範囲は、テキストページング、2方向無線接続、マイクロブラウザを使用するインターネット接続、2方向無線eメール容量、と無線モデムの機能を含んでいる。CDMAセルラ電話システムは音声サービスだけをサポートする通常のネットワークよりも非常に高いデータ容量を有する移動局(“MS”)と基地局(“BS”)のような無線通信装置間に信頼性のある無線リンクを与えるための能力を提供する。1例として、第3世代のCDMA無線システムでは、(2Mbpsまでの)高いデータ速度の送信をサポートする無線リンクはインターネットアクセスのようなマルチメディアサービスを与えるためにMSとBSとの間に設けられる。
【0003】
有効な第3世代の無線通信用の特に重要なCDMAシステムの特徴はソフトハンドオフであり、これはユーザへのサービスを中断せずにMSが1つのセルのカバー区域から別のセルのカバー区域まで円滑に移動することを可能にする。ソフトハンドオフはMSと多数の基地局またはBSセクタ間で同時に通信を設定することにより行われる。ソフトハンドオフでは、MSがサービスするBSのカバー区域のエッジへ移動し、受信するBSの新しいカバー区域へ移動する。一時的に、両方のBSセクタは同時にMSと通信する。MSがさらに受信するBSのカバー区域中へ移動すると、サーバBSはMSとの通信を停止する。この方法では、ユーザがサーバセルから受信セルへ移動するときMSのユーザの通信は中断されない。有効なソフトハンドオフアルゴリズムはリンク品質を維持し、容量に関連するネットワークリソースを保持する重要な役目を行う。高速度データサービスをサポートする需要が増加するにつれて、ハンドオフアルゴリズムの効率を改良する必要性はさらに重要になる。
【0004】
CDMA技術の基づく第3世代のシステムでは、高い効率のハンドオフアルゴリズムが新しい範囲のサービスをサポートするためのインフラストラクチャを適切に与えるために不可欠である。CDMAシステムにおけるソフトハンドオフの通常のプロトコルは、CDMAセルラシステムを構成するための工業標準方式IS−95、IS−95 A、IS−95 B(集合的に“IS−95 A/B”という)において米国電気通信工業会により採択されている。IS−95 Aでは見られないIS−95 B標準方式の新しい特徴は、補足コードチャンネル、またはトラフィックチャンネル内の補足チャンネルを含んでいることである。トラフィックチャンネルはユーザの音声とシグナリングトラフィックに使用されるMSとBSとの間の通信路である。用語トラフィックチャンネルはBSからMSの順方向チャンネルと、MSからBSの逆方向チャンネルを含んでいる。
【0005】
符号分割多元アクセス(CDMA)セルラ電話システムでは、共通の周波数帯域はシステムの全ての基地局との通信に使用される。共通の周波数帯域は移動局と1以上のBSとの間の同時の通信を可能にする。共通の周波数帯域を占有する信号は高速度疑似雑音(PN)コードの使用に基づいて、拡散スペクトルCDMA波形特性により受信局で弁別される。高速度PNコードは基地局と移動局から送信される信号の変調のために使用される。異なるPNコードまたは時間がオフセットされるPNコードを使用する送信局は受信局で分離して受信されることができる信号を発生する。高速度PN変調はまた信号が幾つかの異なる伝播路にわたって伝播する1つの送信局からの信号を受信局が受信することを可能にする。
【0006】
幾つかの異なる伝播路を伝播する信号は、セルラチャンネルのマルチパス特性により発生される。マルチパスチャンネルの1つの特徴は、チャンネルを通って送信される信号によって導入された時間拡散である。例えば理想的なインパルスがマルチパスチャンネルによって送信されるならば、受信された信号はパルス流として現れる。別のマルチパスチャンネルの特徴は、チャンネルを通る各通路が異なる減衰係数を生じることである。例えば、理想的なインパルスがマルチパスチャンネルで送信されるならば、受信された各パルス流は通常他の受信されたパルスとは異なる信号強度を有する。さらに別のマルチパスチャンネルの特徴は、チャンネルを通る各通路によって信号に異なる位相が生じることである。例えば理想的なインパルスがマルチパスチャンネルによって送信されるならば、受信された各パルス流は通常他の受信されたパルスとは異なる位相を有する。
【0007】
移動体無線チャンネルでは、マルチパスは、建物、木、自動車、人のような環境中の障害物からの信号の反射によって生成される。一般的に、移動体無線チャンネルはマルチパスを生成する構造の相対的な運動により時間変化するマルチパスチャンネルである。それ故、理想的なインパルスが時間変化するマルチパスチャンネルによって送信されるならば、受信されたパルス流は理想的なインパルスが送信された時間の関数として時間位置、減衰、位相に変化を生じる。
【0008】
チャンネルのマルチパス特性は、信号のフェーディングを生じる。フェーディングはマルチパスチャンネルの位相特性の結果生じるものである。マルチパスベクトルが破壊的に付加され、個々のベクトルよりも小さい受信された信号を生じるときにフェードが生じる。例えば、正弦波が2つの通路を有するマルチチャンネルを経て送信され、第1の通路がXdBの減衰係数と、Θラジアンの位相シフトを有する時間遅延δを有し、第2の通路がXdBの減衰係数と、Θ+Πラジアンの位相シフトを有する時間遅延δを有するならば、信号はチャンネルの出力で受信されない。
【0009】
通常の無線電話システムにより使用されるアナログFM変調のような狭い帯域の変調システムでは、無線チャンネルに多数の通路が存在することは深刻なマルチパスフェーディングを生じる。しかしながら、広い帯域のCDMAについて前述したように、異なる通路は復調処理で弁別されることができる。この弁別はマルチパスフェーディングの厳格性を大きく減少するだけでなくCDMAシステムに対して利点を与える。
【0010】
フェーディングの有害な影響はCDMAシステムの送信機パワーを制御することにより緩和されることができる。BSとMSパワー制御のシステムは本出願人による1991年10月8日の米国特許第5,056,109 号明細書(発明の名称“METHOD AND APPARATUS FOR CONTROLLING TRANSMISSION POWER IN A CDMA CELLULAR MOBILE TELEPHONE SYSTEM”)に開示されている。さらに、マルチパスフェーディングの影響はソフトハンドオフプロセスを使用する多数の基地局との通信により減少させることができる。ハンドオフプロセスは本出願人による1991年10月8日の米国特許第5,101,501 号明細書(発明の名称“SOFT HANDOFF IN A CDMA CELLULAR TELEPHONE SYSTEM”)に開示されている。米国特許第5,056,109 号および第5,101,501 号明細書はここで参考文献とされる。
【0011】
拡散スペクトルシステムで多数の復調素子またはフィンガを割当てる方法は、米国特許第5,490,65号明細書('165号特許明細書)に開示されており、この説明はここで十分説明されているように実行される。したがって、背景情報と'165号特許明細書との類似性は本発明で考慮される。'165号特許明細書は本発明の出願人によるものである。
【0012】
'165号特許明細書では、サーチャ素子を使用するMSはアクティブ通信が設定される各BSの各信号の公称上の到着時間近くの時間オフセットのウィンドウを走査する。MSとのアクティブ通信を有する基地局のセットはアクティブセットと呼ばれる。各走査はパイロット信号強度、時間オフセット、対応するBSパイロットオフセットを有する測定通路のリストを生成する測定を行う。測定通路は各信号の到着時間、信号強度、送信機指数のような対応するデータを有する。サーチャ素子は情報を制御装置へ送る。制御装置は各測定通路の時間オフセットを、フィンガにより現在復調されている通路の時間オフセットに一致しようとする。1つの測定通路に一致する復調通路が多数存在するならば、全てのフィンガまたはその通路に割当てられた復調素子は、最強の信号強度の指示を有する復調素子を除いて“フリー”とラベルを付けられる。測定通路に対応しない復調通路が存在するならば、復調通路情報に基づく測定通路のエントリは測定通路のリストに追加される。
【0013】
次に制御装置は信号強度の順序で測定通路を検討し、最も強い信号強度の測定通路が第1である。考察中の測定通路の対応するセクタの任意の通路に割当てられた復調素子が存在しないならば、制御装置は以下の順序で復調素子を測定通路に割当てようとする。割当てられていないまたは“フリー”のラベルを付けられた復調素子が存在するならば、復調素子はその測定通路に割当てられる。復調素子がフリーではないならば、そのBSセクタからの唯一の復調通路ではない最も弱い通路を有する復調素子は、それが存在するならば、測定通路に再度割当てられる。最終的に、最初の2つのケースが復調素子を測定通路に割当てないならば、最も弱い通路に割当てられた復調素子は、測定通路の信号強度が最も弱い復調通路の信号強度よりも強いならば測定通路に再度割当てられる。このプロセスは1つの再割当が行われるまで、または最後の基準が考察中の測定通路へ復調素子を再度割当てなくなるまで継続する。
【0014】
前述の規則が現在の測定通路に対して復調素子を再度割当てないならば、制御装置は信号強度の順序で再度測定通路を検討し、最も強い信号強度の測定通路が最初である。測定通路が現在復調素子に割当てられていないならば、制御装置は任意の割当てられていないまたは“フリー”のラベルを付けられた復調素子を考察中の測定通路へ割当ててもよい。割当てられていない場合、または“フリー”のラベルを付けられた復調素子が存在するならば、制御装置は測定通路が復調通路よりも強いならば、測定通路と同一のBSセクタに割当てられる復調素子を再度割当てる。測定通路が復調通路よりも強いならば、制御装置は2以上の割当てられた復調素子を有する任意のBSセクタへ割当てられる最も弱い復調素子も再度割当ててもよい。2つの前述した規則が一度再割当てを行うか、または再割当ての両者の前述した規則が考察中の測定通路で失敗したならば、プロセスは再度新しい走査で開始する。
【0015】
'165号特許明細書はBSとセクタダイバーシティを確実にするためこれらのステップを使用する。復調素子またはフィンガが再割当てされる毎に、データが変調されない有限時間が経過する。それ故、'165号特許明細書に対する従来技術は測定当りの復調素子の再割当て数を限定した。比較の比率は割当てのヒステリシスの生成のために使用され、したがって復調素子の過剰な再割当てを減少する。
【0016】
BSは復調素子を割当てるため類似しているが複雑ではない方法を使用する。各BSセクタは1つのMSから同一情報を受信するので、ダイバーシティを促進するために最大の信号レベルの通路を犠牲にする必要はない。したがって、BS方法は信号レベルにさらに厳密に基づき、MS方法に類似した測定当りの再割当数を限定する。BSはまた復調素子の過剰な再割当を減少するためにヒステリシスを生成するため移動局と類似の比率を使用する。
【0017】
現在のIS−95B仕様下では、MSはそのアクティブセットで6つまでのセクタを有してもよい。MSは任意または全てのこれらのセクタで高い速度でデータを受信してもよい。しかしながらハードウェアの制限のために、MSはそれが検出する全ての通路を追跡するのに十分な復調フィンガをもたない可能性がある。それ故、高いデータ速度期間中のソフトハンドオフのMSは、'165号特許明細書で説明されているようにフィンガ割当てアルゴリズム下で補足チャンネルで送信している基地局を無視するかもしれない。
【0018】
補足チャンネルは順方向または逆方向トラフィックチャンネルの選択部分であり、これはトラフィックチャンネルの基本コードチャンネルと、選択的に他の補足チャンネルとを伴って高いデータ速度サービスを与えるように動作する。基本コードチャンネルはまたIS−95工業標準にしたがって規定され組織された1次データ、2次データ、シグナリングおよびパワー制御情報の組合わせを伝送する順方向または逆方向トラフィックチャンネルの一部でもある。補足チャンネルは1次データ、2次データ、またはその両者の組合わせを送信するが、シグナリング情報を送信することはない。
【0019】
'165号特許明細書は、“音声専用”システムに関するものであり、それ故、音声の会話に使用されるトラフィックチャンネルとは分離されたMSへ補足データを与えてもよい補足チャンネルの追跡を開示していない。補足コードチャンネルを追跡しないことによって、通信路がソフトハンドオフ中に一時的に切断されるとき、または4ウェイハンドオフが生じるときにデータが失われる可能性がある。以下の例はその問題を示している。
【0020】
図5は、MSが通路の追跡に使用可能な3つのフィンガを有している4ウェイソフトハンドオフを示している。基地局A、B、C、Dは全てHDR呼におけるMSのアクティブセクタにある。フィンガ割当アルゴリズムは基地局A、B、Cから最強の通路を選択し、これらは最強の信号を示すセルにあるのでフィンガと一致する。基地局Dが補足チャンネルを送信する唯一の局であるならば、MSは補足チャンネルを復調せず、MSで無線リンクプロトコル(RLP)再同期を生じる。
【0021】
MSがハンドオフ状態にあり、MSは通路の追跡に利用可能なY個のフィンガを有し、補足チャンネルを送信しているBSセクタはMSにより受信される最後の最強のパイロット信号に対して(Y+1)番目である場合には、データは損失される可能性があり、あるいは、通信の中断が生じる可能性がある。換言すると、MSが通路の追跡に利用可能な例えば4個のフィンガを有し、補足チャンネルで送信する基地局がMSにより受信される5番目に強いパイロットであるならば、補足チャンネルは復調されず、情報は'165号特許明細書で示されている方法によりMSに通信されない。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
恐らくソフトハンドオフで補足チャンネルを失う問題を解決するため、ここで説明されている本発明が提案される。本発明は、少なくとも1つのフィンガが存在するならば、そのフィンガは補足チャンネルを送信しているセルに割当てられることを確実にする。1以上のフィンガが既に補足チャンネルを復調しているならば、フィンガ割当てアルゴリズムは正常に進行する。本発明は'165号特許明細書の図5A−5Dで示されているものに改良されたフィンガ割当てアルゴリズムを与える。
【0023】
この明細書を通じて、用語“復調素子”と“フィンガ”は交換可能に使用される。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、通信システムは1以上の基地局と、それら1以上の基地局との間で通信信号を送信および受信する移動局と、移動局によって受信される通信信号を復調するためフィンガを割当てる制御システムとを具備し、制御システムは全てのフィンガが通信信号を復調するように割当てられた後、任意のフィンガが補足チャンネルで通信信号を復調しているか否かを決定する。制御システムは、割当てられたフィンガに補足チャンネルで通信信号を現在復調しているものがないならば、補足チャンネルを復調するためにフィンガを再度割当てる。当業者は前述の構造の必要な構成を理解するであろう。
【0025】
本発明はまた、複数のフィンガを割当て、それによって少なくとも1つのフィンガが存在するならば、そのフィンガは補足チャンネルで送信しているセルまたはセクタに割当てられることを確実にする方法に関する。この方法は複数のフィンガまたは復調素子を有し、複数のフィンガを基地局からの複数の信号に割当てる移動局または受信機を含んでいる。この方法は、基地局からの複数の信号を最強の信号から最も弱い信号への順序で測定し、複数の各信号の測定通路のリストの電子表示を生成し、移動局により復調される信号に対応して復調通路のリストを測定通路のリストと整合させ、複数のフィンガのそれぞれが複数の信号の1つに整合されるか否かを決定し、任意のフィンガが補足チャンネルを復調しているか否かを決定するステップを含んでいる。補足チャンネルを復調しているフィンガがないとき、この方法はさらにフィンガにより復調されている復調通路を含んだセルが補足チャンネルをサポートするか否かの決定を含んでいる。復調される復調通路を含んだセルが補足チャンネルをサポートするならば、この方法は復調される復調通路の強度がその強度において最も弱いフィンガよりもある量だけ大きいか否かを決定し、イエスであるならば、この方法は補足チャンネルをサポートするセルから復調通路へ最も弱いフィンガを割当てる。補足チャンネルを有する復調通路の強度が最も弱いフィンガよりもある量だけ大きくないならば、この方法では最強の通路で開始する測定通路の新しい走査を開始する。
【0026】
既に補足チャンネルを復調しているフィンガが存在するとき、この方法は、最も弱いフィンガの強度が復調通路の強度よりも少なくとも3dB弱いか否かを問合わせる。イエスであるならば、この方法では、最も弱いフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一のものであるか否かを決定する。ノーであるならば、この方法ではそのフィンガを復調通路に再度割当てる。イエスであるならば、この方法では、その復調通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートするか否かを尋ねる。イエスであるならば、この方法ではそのフィンガを復調通路に再度割当てる。ノーであるならば、セクタは補足チャンネルをサポートせず、呼が補足チャンネルによる高いデータ速度の呼であり、フィンガは補足チャンネルを復調しないか否かを尋ねる。最も弱いフィンガの強度が復調通路よりも3dB以下だけ弱いならば、この方法では前述の質問と同一質問、即ち呼が補足チャンネルによる高いデータ速度であり、フィンガは補足チャンネルを復調していないか否かを決定する。
【0027】
呼が補足チャンネルを有する高いデータ速度でありフィンガが補足チャンネルを復調しないか否かという質問である前述の2つの場合には、イエスであるならば、方法は通路リストにさらに通路が存在するか否かを決定する。通路リストにさらに通路が存在するならば、リスト上の次の最強の通路は検討している復調通路として割当てられ、方法は前述したように再び継続する。ノーであるならば、通路リストにほとんどの通路は存在せず、この方法は通路ダイバーシティのフィンガの割当を続ける。補足データを有するHDR呼がフィンガによって復調されるならば、この方法は通路ダイバーシティに対してフィンガを割当て続ける。
【0028】
それ故、最も弱いフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一のものであり、セルが補足チャンネルをサポートするならば、フィンガは補足チャンネルを有する測定通路Pに割当てられる。しかし、1例として移動局が3つしかフィンガまたは復調素子を有しておらず、4番目に強い測定通路である場合には、通路Pは通常フィンガを割当てられなくてもよい。このようにして、本発明は、補足チャンネルの情報が高いデータ速度の呼におけるソフトハンドオフ期間中に復調素子により常に復調されることを確実にする。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴、目的、利点は図面を参照した以下の詳細な説明からさらに明白になり、同一の参照符号は全体を通じて対応している。
図1乃至4は'165号特許明細書に記載されたものよりも優れた本発明による改良されたフィンガ割当てアルゴリズムを示している。図1乃至4では、割当てに利用可能な3つの復調素子またはフィンガが存在すると仮定している。フローチャートにより示されているアルゴリズムおよび方法を動作する制御システムは示されていない。このような制御システムはMS、BSまたはその両者に配備されることができる。制御システムによるここで説明され請求されている方法およびアルゴリズムの実行は当業者により理解されよう。
【0030】
本発明の多数の他の実施形態は図1乃至4の実行を考慮するとき容易に明白になるであろう。例えば、復調素子の数は3以上でもよく、またはそれ以下でもよい。それ故、図1乃至4は本発明を限定するものではなく、好ましい実施形態として作用することを意味している。
【0031】
図1はサイクルを開始する。方法は最後のサイクル(ブロック80)で見られる測定通路のリストをクリアする(ブロック12)ことによって開始する(ブロック10)。通信が設定される第1のBSセクタはサーチプロセス(ブロック14)で考察している第1のセクタとして設定される。サーチャ素子は考察中のセクタから信号の予測された到着時間周辺の時間ウィンドウをサーチする(ブロック16)。考察中のセクタのサーチから3つの最強の局部的な極大が決定される(ブロック18)。この例では、3つよりも多数の極大を発見することは、3つの復調素子しか割当てに利用可能でないので効果がなく、復調素子が単一のBSセクタから4番目に大きい測定通路に割当てられるケースはない。
【0032】
例示的な実施形態では、極大は時間において0.5チップ隔てられている測定サンプルの使用に基づいてサーチウィンドウ内で発見される。もっと小さい測定サンプルの分解能が使用されるならば、1つの信号路は1を超える異なるピークを生成する傾向がある。このようなシステムでは、異なるピークは復調素子割当ての目的で、単一の極大を生成するために使用される。
【0033】
しきい値よりも強い信号強度を有する3つの各極大値は測定通路に付加される(ブロック20)。アクティブセットにさらにセクタが存在するならば(ブロック22)、アクティブセットの次のセクタは考察のために設定され(ブロック26)、方法は考察中の新しいセクタ周辺の時間ウインドウをサーチし続け(ブロック16)、方法は前述したように進行する。考察中のセクタがサーチされる最後のセクタであるならば、測定リストは完了される(ブロック22)。
【0034】
測定通路のセットが得られると、方法は図2に移行する(接続ブロック24)。考察中の復調通路が“D”に設定される(ブロック32)。考察中の復調通路に対応する復調素子のロック/アンロック状態がチェックされる(ブロック34)。復調素子がアンロックであるならば、制御装置は復調素子の割当てを解除するか、復調素子に“フリー”のラベルをつけてもよい(ブロック50)。このような場合には、測定通路に一致する有効なデータは存在しない。考察中の復調通路に対応するアクションが完了され、方法はさらに復調通路が存在するか否かの決定を続ける(ブロック46)。イエスであるならば、“D”は次の復調通路として設定され(ブロック48)、Dが先に概説したようにロック状態であるか否かが決定される(ブロック34)。
【0035】
考察中の復調素子が現在ロック状態であるならば(ブロック34)、方法は測定通路のリストにおける類似の情報に対する復調通路の時間オフセットを整合させようとする(ブロック36)。一般的に、各復調通路は少なくとも1つの測定通路に一致する。換言すると、BSからの通路が復調されるのに十分な強度であるならば、サーチャ素子により検出可能である。場合によって、サーチャ素子は通路を見落とし、それ故、測定通路リストの復調通路に対応する測定通路に入らない。復調素子はサーチャ素子よりも正確に信号レベルと時間オフセットを評価する。それ故、この方法は復調素子が正確であり、このような通路が存在しないことを仮定している。それ故、復調通路に対する測定通路のエントリがないならば、復調通路に対応する測定通路のエントリが生成される(ブロック52)。考察中の復調通路に対応するアクションが完了し、方法は考察している復調通路がさらに存在するか否かを決定する(ブロック46)。イエスであるならば、“D”は次の復調素子の通路として割当てられ(ブロック48)、方法はDがロック状態であるか否かを決定するために先に概説したように継続する(ブロック34)。
【0036】
考察中の復調通路に対応する測定通路が存在するならば、方法は考察中の復調通路が特定の測定通路に一致する第1の復調通路であるか否かを決定する(ブロック38)。考察中の復調通路が第1の復調通路であるならば、考察中の復調通路に対応するアクションが完了し、方法は、前述したように考察する復調通路がさらに存在するか否かを決定する(ブロック46)。
【0037】
考察中の復調通路が特定の測定通路に一致する第1の復調通路でないならば、2つの復調素子は実質上同一の通路を復調している。このシナリオは共通の発生である。各復調素子はそれにもともと割当てられた信号を追跡する。一般に時間にわたる2つのマルチパス信号は1つの通路またはほぼ同一の通路に融合する。ブロック38はこのような状態を識別する。考察中の復調通路が特定の測定通路に一致する第1の復調通路ではないならば、最も強い信号レベルを有する復調通路を決定する(ブロック40)。考察中の復調通路がさらに強い信号レベルを有するならば、同一の測定通路に一致する通路を有する先の復調素子は割当てを解除されるかフリーのラベルを付けられる(ブロック42)。考察中の復調素子が先の通路よりも弱いならば、考察中の復調通路に対応する復調素子は割当てを解除されるかフリーのラベルを付けられる(ブロック44)。考察中の復調通路に対応するアクションが完了される。
【0038】
まだ考察されていない復調通路が存在するならば(ブロック46)、考察中の次の復調通路が選択され(ブロック48)、プロセスは復調通路で反復される(ブロック34等)。考察中の復調通路が考察される最後の復調通路であるならば、セルダイバーシティを確実にするためのフィンガ割当てを割当てる方法が開始する(ブロック54)。
【0039】
測定通路のセットを獲得し、復調通路を測定通路に整合させると、方法は図3へ続く(ブロック54)。最強の信号レベルを有する測定通路が考察中に採用され、“P”として設定される(ブロック60)。Pを含むセルは“C”に設定され、Pを含むセクタは“S”として設定される(ブロック60)。
【0040】
図3のアルゴリズムは少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルをサポートする通路を復調していることを確実にするためにできる限り多数のセルをカバーすることに焦点を置いている。しかしながら、前述したように本発明の代わりの構成はセクタと無関係にBSダイバーシティを強調する。
【0041】
アルゴリズムは測定リスト中の最強のリストにフィンガを割当てることにより開始する。復調素子が考察中のセルCに割当てられ(ブロック62)、さらに多くの通路が通路リストに存在するならば(ブロック74)、方法はフィンガが何も割当てられていない測定通路を含んだセルが発見されるまで(ブロック62)、最強から開始され最も弱い通路まで行われる(ブロック62、74、70)。考察中の測定通路が考察される最後の測定通路であり、フィンガは全てセルに割当てられるならば(ブロック62)、図4で示されているように通路ダイバーシティを実現するためのフィンガの割当てが開始する(ブロック94)。
【0042】
考察中の測定通路に対応する復調通路を有するフィンガが存在せず、フィンガが何も割当てられないならば(ブロック64)、割当てられないフィンガはその通路に割当てられる(ブロック72)。通路リストにさらに通路が存在するならば(ブロック74)、“P”は考察のための通路リストの2番目に強い通路として割当てられ(ブロック70)、サイクルは継続する(ブロック62)。全てのフィンガが割当てられた後(ブロック64)、方法は各セルを復調する1より多くのフィンガが存在しないことを確実にするプロセスを開始する。最も弱いフィンガ“F”(ブロック65)がフィンガを再割当てするか否かを決定するために最初に評価される。最も弱いフィンガのセルに割当てられる別のフィンガが存在するならば(ブロック66)、他のフィンガは考察中の通路に再割当てされ(ブロック76)、サイクルは図1で再開される。
【0043】
最も弱いフィンガFのセルに割当てられるフィンガが他に存在せず(ブロック66)、さらにフィンガが存在するならば(ブロック69)、“F”は2番目に弱いフィンガとして割当てられ(ブロック67)、Fのセルに他のフィンガが割当てられているか否かを決定し(ブロック66)、前述したように進行する。このようにして、方法は各セルだけがそれを復調する単一のフィンガを有することを確実にする。
【0044】
セルへのフィンガの二重の割当てが存在せず(ブロック66)、フィンガがさらに存在しないならば(ブロック69)、何等かのフィンガが既に補足チャンネルを復調しているか否かが決定される(ブロック80)。既に補足チャンネルを復調したフィンガが存在しないならば、通路Pを含むセクタ“S”が補足チャンネルをサポートするか否かが決定される(ブロック82)。フィンガが既に補足チャンネルを復調しているならば(ブロック80)、比較のための復調通路の信号レベルが考察中の測定通路の信号レベルより3dB以上弱いか否かが決定される(ブロック68)。3dBデータは2つの同様に有効な通路間の過剰な再割当てを防止するためのヒステリシスウィンドウである。さらに大きい、あるいは小さいヒステリシスウィンドウはシステムの応用に応じて使用されることができる。
【0045】
最も弱いフィンガが少なくとも3dB測定通路よりも弱いならば、最も弱いフィンガFが補足チャンネルをサポートする唯一のフィンガであるか否かが決定される(ブロック86)。
【0046】
ブロック80に戻ると、既に補足チャンネルをサポートするフィンガが存在しないならば、考察中の通路を含んでいるセクタSが補足チャンネルをサポートするか否かが決定される(ブロック82)。セルが補足チャンネルをサポートしないならば、前述したように最も弱いフィンガは少なくとも3dBだけPよりも少ないか否かが決定される(ブロック68)。セルが補足チャンネルをサポートするならば(ブロック82)、最強の通路Pプラス異なる量デルタは最も弱いフィンガよりも大きいか否かが決定される(ブロック84)。イエスであるならば、比較のための復調通路に対応するフィンガが考察中の測定通路に再度割当てられる(ブロック76)。この再割当てはこのサイクルの唯一の再割当てであり、サイクルは図1にわたって開始する(ブロック92)。割当ては割当てられていないフィンガが存在するならば、それを復調通路のリスト中の他の全ての送信機インデックスとは異なる対応する送信機インデックスを有する特定の測定通路へ割当てることを含んでいる。割当てられていないフィンガの割当ては、少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルで送信している送信機へ割当てられることを確実にするために、フィンガが補足チャンネルで情報を復調しているか否かに依存している。
【0047】
ブロック84に戻ると、通路Pプラス異なる量が最も弱いフィンガよりも大きくないならば、ブロック76の再割当てはバイパスされ、図4で示されているようにセルダイバーシティを最大にするためにフィンガ再割当てアルゴリズムが実行される(ブロック94)。セクタSが補足チャンネルをサポートするがフィンガは現在補足チャンネルを復調していないとき、フィンガを通路Pに再割当てするときのしきい値を選択するためにデルタの値が操作されることができる。デルタは+/−20dB以上の範囲であってもよい。
【0048】
ブロック68において説明を継続すると、比較に使用される最も弱いフィンガの信号レベルが考察中の測定通路の信号レベルよりも3dBを超える程度に弱いならば、最も弱いフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一のものであるか否かが決定される(ブロック86)。イエスであるならば、考察中の通路Pを含むセクタが補足チャンネルをサポートするか否かが決定される(ブロック88)。ノーであるならば、そのフィンガは通路Pに再度割当てられ(ブロック76)、サイクルは再度図1で開始する(ブロック92)。この場合、補足チャンネルをサポートするフィンガが存在しないが、通路Pを含んでいるセクタは補足チャンネルをサポートし、データが補足チャンネルで送信され始めるならば、セクタはデータを処理するために復調される通路を既に有する。
【0049】
最も弱いフィンガが唯一の補足チャンネルをサポートするフィンガであるならば(ブロック86)、およびセクタが補足チャンネルをサポートするならば(ブロック88)、プロセスはフィンガを考察中の通路Pに再度割当てるように進行し(ブロック76)、サイクルは再開する(ブロック92)。
【0050】
ブロック86に戻ると、最も弱い信号レベルを有するフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一のフィンガであるならば、サイクルはブロック76に進み、比較のために復調通路に対応するそのフィンガは考察中の通路Pに再度割当てられ(ブロック76)、その後サイクルが図1について開始する(ブロック92)。このようにして、1よりも多数のフィンガ補足チャンネルをサポートしているならば、最強のフィンガは通路Pに再度割当てられる。ブロック88に戻ると、考察中の通路Pを含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートしないならば、高いデータ速度の呼が補足チャンネルを使用するか否かおよび補足チャンネルを復調しないフィンガが存在するか否かが決定される(ブロック90)。補足チャンネルを復調していないフィンガがさらに存在し、呼が補足情報を有するHDRであるならば、考慮されていない測定リストにはさらに通路が存在しなければならない。それ故、方法は戻って通路リスト上の通路を測定し続け(ブロック74)、プロセスは前述したように進行する。ブロック90は通路の測定リストがフィンガを補足チャンネルに割当てるあらゆる機会を利用するために消耗されることを確実にする。補足チャンネルを復調するフィンガが存在するならば(ブロック90)、測定通路リストを再割当てしたり、またはそれを試験し続ける必要はなく、図4で示されているようにセクタと通路ダイバーシティを最大にするためにフィンガ再割当てアルゴリズムが実行される(ブロック94)。
【0051】
この手順の利点は、補足データが補足チャンネルで送信されているならば、少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルで送信されているセルに割当てられることである。図1乃至4の方法は最初に、図3でセルダイバーシティを最大にし、図4でセクタおよび通路ダイバーシティに焦点を合せて補足チャンネルが常に復調されることを確実にする。
【0052】
図4を参照すると、通路リスト中で最強の通路は“P”として設定され、Pを含んでいるセルは“C”として設定され、Pを含むセクタは“S”として設定される(ブロック98)。セクタダイバーシティを最大にするために、フィンガが通路Pを復調するように割当てられるか否かを決定する(ブロック106 )。イエスならば、方法は通路リストにさらに通路が存在するか否かを決定する(ブロック104 )。Pに割当てられるフィンガが存在しないならば、フィンガがフリーであるかまたは割当てられていないか否かを決定する(ブロック108 )。割当てられていないまたはフリーのフィンガが存在するならば、割当てられていないまたはフリーのフィンガはPに割当てられ(ブロック102 )、考察中の測定通路に対応するアクションは完了し、通路リストにさらに通路が存在するか否かが決定される(ブロック104 )。
【0053】
ブロック104 から、通路リストにさらに通路が存在するならば、プロセスは次に強い測定通路に対して継続し、これは“P”として割当てられ、Pを含むセルとして“C”を割当てる(ブロック100 )。付加的な測定通路が存在しないならば、フローは接続ブロック80により図1へ継続し、測定通路のリストをクリアし、再サイクルする(ブロック12)。
【0054】
ブロック108 に戻ると、最強の通路がフィンガを割当てられた後、残りのフィンガがないと、アルゴリズムは補足チャンネル上の任意のデータが復調されることを確実にする。最も弱いフィンガは“F”として割当てられる(ブロック110 )。最も弱いフィンガFがセルCに割当てられたか否かが決定される(ブロック112 )。イエスならば、最も弱いフィンガFが補足チャンネルを復調する唯一のフィンガであるか否かが決定される(ブロック114 )。ブロック114 と116 は補足チャンネルを復調する唯一のフィンガを除去されないことを確実にする。
【0055】
フィンガFがセルCを復調する唯一のフィンガであるならば、考察中の通路Pを含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートするか否かが決定される(ブロック116 )。セクタSが補足チャンネルをサポートしないならば、アルゴリズムはフィンガを再割当てしないで、補足チャンネルの唯一の復調フィンガとしてフィンガFを維持する。その方法は図1で示されているように測定通路のリストをクリアし始める(ブロック12)。
【0056】
セクタSが補足チャンネルをサポートするならば(ブロック116 )、考慮されているフィンガFは補足チャンネルを復調する唯一のフィンガではない。フィンガFが3dBだけPよりも弱いか否かが決定される(ブロック118 )。値3dBは例によって使用されるが、+/−20dBの範囲以上が、フィンガがブロック120 で再度割当てられるか否かに関してブロック118 の出力を変化するために使用される。Fが3dBだけPよりも弱いならば、フィンガFは通路Pに再割当てされ(ブロック120 )、測定通路のリストはクリアされる(ブロック80、12)。フィンガFが3dBだけPよりも弱くないならば、再割当ては起こらず、測定通路のリストはクリアされる(ブロック80、12)。
【0057】
図4のブロック112 に戻ると、最も弱いフィンガFが通路Pを含むセルへ割当てられないならば、Fのセルに割当てられた別のフィンガが存在するか否かが決定される(ブロック122 )。イエスであるならば、方法はブロック114 へ進み、前述したように継続する。ノーならば、さらにフィンガが存在するか否かが決定される(ブロック124 )。フィンガが存在しないならば、測定通路のリストはクリアされ、サイクルは再度開始する(ブロック80、12)。さらにフィンガが存在することがブロック124 により決定されるならば、フィンガ“F”は次に弱いフィンガとして割当てられ(ブロック126 )、Fが通路Pを含むセルに割当てられるか否かの決定が継続し、ブロック112 から前述したように進行する。
【0058】
ブロック118 では、3dBのオフセットは2つの類似して有効な通路間に余分の再割当てを阻止するためのヒステリシスウィンドウである。さらに大きいまたはさらに小さいヒステリシスウィンドウはシステムの用途に応じて使用される。このような3dB弱い通路が存在するならば、最も弱いこのような復調通路に対応するフィンガは測定通路に再割当てされる(ブロック120 )。この再割当てはこのサイクルの唯一の再割当てであり、フローは図1の新しいサイクルの開始まで接続ブロック80を経て継続する。割当てられていないフィンガが存在するならば、割当ては、割当てられていないフィンガを復調通路のリストのその他の送信機指数とは異なる対応する送信機指数を有する特定の測定通路に割当てることを含んでいる。割当てられていないフィンガの割当てはフィンガが補足チャンネルの情報を復調しているか否かに基づいており、少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルで送信している送信機に割当てられることを確実にする。
【0059】
このような3dB弱い通路が存在しないならば、残りの測定通路は考察中の復調通路と同一方法で図4をフローする。それ故、このような通路が存在しないならば、即ち再割当てがこのサイクル中に生じないならば、フローはブロック120 から接続ブロック80を経て図1へ継続する。
【0060】
例により、図1乃至4の方法が図6のA乃至Cで示されている信号に基づいて実行されることを仮定する。他のBSセクタは移動局に利用可能ではないと仮定する。これらの復調素子が以下のように割当てられることを想定する。
【0061】
ここで、セクタは図6のA乃至Cの図面番号に対応している。例えば、図6のAで示されている信号はセクタ6Aに対応する。図1から開始すると、測定リストはクリアされ、セクタ6Aはアクティブセットの一部として考察中の第1のセクタとして設定される(ブロック10−14)。サーチャ素子は図6Aで示されているようにマルチパス信号をサーチし始め、以下のようにラベルを付けられる。
【0062】
通路304 は4つのレベルで最小であり、その下はしきい値ライン320 により示されているようなしきい値レベルである。サーチャ素子は3つの極大値を発見する(ブロック16−20)。それ故、このサイクルの測定通路のリストに付加される最終データは以下のようになる。
【0063】
セクタ3Bは考察中の次のセクタとして設定される(ブロック22と26)。さらに2つのエントリが以下のように測定通路のリストに付加される(ブロック16−20)。
【0064】
セクタ3Cは考察中の次のセクタとして設定される(ブロック22と26)。さらに2つのエントリが以下のように測定通路のリストに付加される(ブロック16−20)。
【0065】
したがって測定通路のリストは完了し、フローは図2に継続する。
【0066】
図2は考察中の第1の通路であるように復調素子1の通路を設定することにより開始する。復調通路1はロックされているので、復調通路は測定通路に一致される(ブロック34−36)。この例では、t1 はほぼt10に等しく、したがって復調通路1は測定通路300 に一致することを想定する。復調通路1は測定通路300 に一致する最初の復調通路であるので、プロセスは次の復調通路に対して継続する(ブロック38と46)。
【0067】
復調通路2は考察中の復調通路として設定される(ブロック48)。復調通路2がロックされないので、復調通路2はフリーのラベルを付けられる(ブロック34および50)。プロセスは次の復調通路に継続する(ブロック46)。
【0068】
復調通路3は考察中の復調通路として設定される(ブロック48)。復調通路3はロックされるので、復調通路は測定通路に一致される(ブロック34−36)。この例では、t3 はほぼt10に等しく、したがって復調通路3は復調通路1のように測定通路300 に一致すると想定する。復調通路3は測定通路300 に一致する第2の復調通路であるので、プロセスは2つの通路の振幅を比較する(ブロック38と40)。この例ではA3 <A1 を想定し、それ故、復調素子3はフリーのラベルを付けられる(ブロック44)。復調通路3は最後の復調通路であるので、図2の機能は完了し、フローは図3に継続し、以下復調通路のリストを示す。
以下は測定通路のリストである。
A14が最強の信号レベルであると仮定すると、図3で示されているように方法は考察中の測定通路“P”として測定通路308 を設定し、6Bを通路を含んでいるセクタ“S”とし、“C”を通路Pを含んでいるセクタとして設定することによって開始する。この例では、セクタ6Bに割当てられる復調素子はなく、復調素子またはフィンガ2はフリーである(ブロック62と64)。それ故、復調素子2は測定通路308 に割当てられ、復調通路の新しいリストを以下に示す。
【0069】
A11が次に強い信号レベルであると仮定すると、測定通路302 は考察中の次の測定通路であり、6Aはその通路を含んでいるセクタである(ブロック74と70)。セクタ6Aに割当てられた復調素子が既に存在するので、測定通路310 は考察中の次の測定通路として設定され、6Bはその通路を含んでいるセクタとして設定され(ブロック62、74、70)、A15は次に強い信号レベルであると想定する。このプロセスは測定通路300 と306 を経て継続し、A10とA13は信号強度の順序で続いている。測定通路314 が考察中の通路であり、6Cがその通路を含んでいるセクタであるとき、先のフリーな復調素子3は測定通路314 に割当てられる(ブロック62、64、72)。測定通路312 は考察中の測定通路として設定され(ブロック74および70)、復調通路3がセクタ6Cに割当てられるので、図3の機能は完了し(ブロック62および74)、復調通路のリストを以下示す。
【0070】
このシナリオでは、復調素子はこの点まで割当てられず、それによってさらに通路およびセクタダイバーシティのためにフローは図4に継続する。測定通路308 はA14が最強の信号レベルであるので考察中の測定通路として再設定される(ブロック98)。測定通路308 が復調素子2に割当てられるので、前述のA11が次に強い信号通路であるので、プロセスは考察中の測定通路として測定通路302 で継続する(ブロック108 、106 、104 、100 )。次に、A15が強度順で次であるので、割当てられる測定通路は310 である。復調素子1は測定通路302 に再度割当てられる。この割当てはこのサイクルのプロセスを終了する。測定通路は次のサイクルでクリアされ(ブロック12)、復調通路のリストを以下示す。
【0071】
一度、全てのフィンガが割当てられると(ブロック108 )、前述のセル割当てにしたがって通路およびセクタのカバー区域を最大にする。補足チャンネルを復調しているただ1つの復調素子(1、2または3)が存在するならば、本発明の方法および装置は復調素子が補足チャンネルから除去されないことを確実にする(ブロック114 、116 )。または、セルのセクタが補足チャンネルをサポートし、フィンガFが考察中の通路Pよりも3dBだけ弱いならば、方法はフィンガFを通路Pへ再度割当てる。このようにして、方法は補足チャンネルを復調する復調素子の強度を最大にする。
【0072】
基地局の方法は移動局の方法よりも複雑ではない。移動局と異なって、多数のセクタを有するBSは、類似のパワー制御情報が移動局から送信されないのでセクタダイバーシティに関係しない。基地局の方法は過剰な再割当てを防止しながら全ての利用可能な復調素子を最強の通路に割当てることに焦点を置いている。
【0073】
本発明の実施形態の多数の明白な変形が存在する。好ましい実施形態の先の説明は当業者が本発明を実行または使用することを可能にするために行わった。これらの実施形態に対する種々の変形は当業者に容易に明白であり、ここで規定されている一般原理は本発明の発明力を使用せずに他の実施形態に応用されることができる。したがって、本発明はここで示されている実施形態に限定されることを意図するものではなく、ここで説明した原理と優れた特性と一貫して最も広い技術的範囲に従うことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にしたがった移動局の復調素子割当方法の詳細な例の図。
【図2】 本発明にしたがった移動局の復調素子割当方法の詳細な例の図。
【図3】 本発明にしたがった移動局の復調素子割当方法の詳細な例の図。
【図4】 本発明にしたがった移動局の復調素子割当方法の詳細な例の図。
【図5】 4ウェイハンドオフ状態を示した図。
【図6】 3つの異なる基地局またはベースセクタに対するパイロット信号強度対時間を示したグラフ。
Claims (40)
- 通信装置で複数のフィンガを複数の信号に割当てる方法において、
前記複数の信号を測定し、
前記複数の信号に対応する測定通路のリストを生成し、
復調通路のリストを前記測定通路のリストと整合させ、
前記複数のフィンガを前記測定通路のリスト中の通路へ割当て、
少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルを復調することを確実にするために、任意のフィンガが補足チャンネルを復調しているか否かに基づいてフィンガを復調通路に再度割当てするステップを含んでいる方法。 - 複数のフィンガを複数の復調通路に割当てる方法において、
前記複数の信号を測定し、
前記複数の信号に対応する測定通路のリストを生成し、
復調通路のリストを前記測定通路のリストと整合させ、
通路の強度に基づいてセルダイバーシティを設定するために、前記複数のフィンガを前記測定通路のリストの通路へ割当て、
少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルを復調することを確実にするために任意のフィンガが補足チャンネルを復調しているか否かに基づいてフィンガを復調通路に再度割当て、
前記複数のフィンガを前記測定通路のリスト中の通路へ割当てて、通路ダイバーシティを設定するステップを含んでいる方法。 - 割当てを解除されたフィンガが存在しないならば、特定のフィンガを前記特定の測定通路に再度割当てるステップをさらに含んでおり、前記再度割当てるステップは、
前記特定のフィンガの割当てを解除し、
前記特定のフィンガを前記特定の測定通路に割当て、少なくとも1つのフィンガが存在するならば、それを補足チャンネルを送信している送信機へ割当てることを確実にさせるステップを有する請求項1記載の方法。 - 前記方法は高いデータ速度の呼中に行われる請求項1記載の方法。
- フィンガを複数の復調通路に割当てる方法において、
前記復調通路の測定リストを生成し、
前記フィンガを通路の強度に基づいて前記測定リスト中の前記復調リストに割当て、
考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てられているフィンガが1よりも多く存在するならばフィンガを考察中の復調通路に再度割当て、
各セルが1つのフィンガに割当てられるならば、既に補足チャンネルを復調するフィンガが存在しないならば、また考察中の前記復調通路を含むセクタが補足チャンネルをサポートするならば、フィンガを考察している前記復調通路へ再度割当てるステップを含んでいる方法。 - 特定のフィンガの割当てを解除し、
前記フィンガを前記測定リスト上の前記既存の復調通路の1つに割当て、少なくとも1つのフィンガが存在するならば、それを補足チャンネルを送信している送信機へ割当てることを確実にさせるステップをさらに有する請求項5記載の方法。 - 前記方法は高いデータ速度の呼中に行われる請求項5記載の方法。
- 複数の信号通路を復調する移動体通信装置において、
1組の測定通路を復調する1組のフィンガと、
基地局からの複数のパイロット信号の測定を行い1組の測定通路を生成し、測定通路をフィンガと整合させ、少なくとも1つのフィンガが存在するならば、それが補足チャンネルで送信しているソースへ割当てられることを確実にするために、任意のフィンガが補足チャンネルを復調しているか否かに応じて前記1組の測定通路へフィンガを割当てる制御システムとを具備している移動体通信装置。 - 前記制御システムは、
割当てが解除されたフィンガが存在しないならば、特定のフィンガの割当てを解除し、
前記特定のフィンガを前記信号の特定の測定通路に割当てる請求項8記載の移動体通信装置。 - 前記特定のフィンガは前記信号の測定通路の第1のセットからの前記信号の任意の他の測定通路の信号強度よりも弱い信号強度を有する前記信号の測定通路に割当てられる請求項9記載の通信装置。
- 前記特定のフィンガは前記信号の前記特定の測定通路の前記信号強度よりも弱い信号強度を有する前記信号の測定通路に対応する請求項10記載の装置。
- 信号の処理方法において、
信号の一連のエネルギレベルを測定し、
前記一連のエネルギレベルに基づいて前記信号の一連の電子表示を生成し、
順方向リンク信号のセットに対して前記一連の電子表示をサーチし、
各送信機に対する少なくとも1つの順方向リンク信号を含んでいる順方向リンク信号のサブセットを復調し、前記少なくとも1つの順方向リンク信号は、前記送信機に関連している他の全ての順方向リンク信号の残りのセットよりも大きい信号強度を有し、
前記信号の測定通路の前記第1のセットを前記信号の測定通路の前記第2のセットに整合させ、割当てを解除されたフィンガが存在するならば、割当てを解除されたフィンガを前記信号の測定通路の前記第2のセットからの前記信号の測定通路の前記第1のセットからのあらゆる送信機指数とは異なる対応する送信機指数を有する前記信号の特定の測定通路に割当て、この割当ては少なくとも1つのフィンガが存在するならばそれが補足チャンネルで送信しているソースへ割当てられることを確実にするために補足チャンネルを復調しているフィンガがあるか否かに基づいて行われるステップを含んでいる方法。 - 前記方法は高いデータ速度の呼中に行われる請求項12記載の方法。
- 信号処理はコード分割多元アクセスの順方向リンク伝送中に行われる請求項12記載の方法。
- 1以上の基地局と、
前記1以上の基地局との間で通信信号の送信および受信を行う移動局と、
前記移動局により受信された通信信号を復調するためフィンガを割当て、全ての前記フィンガが通信信号を復調するために割当てられた後、任意のフィンガが補足チャンネルで通信信号を復調しているか否かを決定する制御システムとを具備し、
前記制御システムは、割当てられたフィンガ中に前記補足チャンネルで通信信号を復調しているものがないならば、フィンガを前記補足チャンネルを復調するために再度割当てる通信システム。 - 移動局において複数のフィンガを割当てる方法において、
複数の復調通路に対応する測定通路のリストを生成し、
通路の強度に基づいた測定通路のリストに対応してフィンガを復調通路に割当て、
フィンガが補足チャンネルを復調しているか否かを決定し、
補足チャンネルを復調する最も弱いフィンガが補足チャンネルを復調する唯一のフィンガではないならば、補足チャンネルを復調する最も弱いフィンガではないフィンガを前記通路に再度割当てるステップを含んでいる方法。 - 補足チャンネルを復調するフィンガが存在しないならば、考察している通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートするか否かを決定し、前記セクタが補足チャンネルをサポートするならば、フィンガを前記セクタの通路に再度割当てることをさらに含んでいる請求項16記載の方法。
- フィンガを前記セクタの通路へ再度割当てる前に、通路の強度が予め定められたしきい値を超えているか否かを決定することをさらに含んでいる請求項17記載の方法。
- 補足チャンネルを復調する最も弱いフィンガが補足チャンネルを復調する唯一のフィンガではないか否かを決定する前に、最も弱いフィンガが考察している通路よりも少なくとも3dB弱いか否かを決定するステップをさらに含んでいる請求項16記載の方法。
- 最も弱いフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一のフィンガである場合には、考察している通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートするか否かを決定するステップをさらに含んでいる請求項16記載の方法。
- 前記セクタが補足チャンネルをサポートする場合には、フィンガを考察中の前記通路へ再度割当て、それによって補足チャンネルの情報が高いデータ速度の呼のソフトハンドオフ中にフィンガによって常に復調されることを確実にしている請求項18記載の方法。
- 前記セクタが補足チャンネルをサポートしない場合には、前記移動局が補足チャンネルを使用して高いデータ速度の呼であるか、また補足チャンネルを復調するフィンガが存在しないか否かを決定するステップをさらに含んでいる請求項21記載の方法。
- 前記高いデータ速度の呼において補足チャンネルを復調するフィンガが存在しない場合には、測定通路の前記リストの残りの通路を考慮し続けることをさらに含んでいる請求項20記載の方法。
- 1以上の基地局と、
前記1以上の基地局との間で通信信号の送信および受信を行い、前記1以上の基地局から受信された前記通信信号の測定通路のセットを復調する複数のフィンガを有する移動局と、
前記フィンガを前記1以上の基地局から受信された前記通信信号の前記測定通路のセットへ割当て、それによって、前記制御システムは1つの基地局が補足チャンネルで通信信号を送信している場合には、フィンガが前記補足チャンネルを復調するために割当てられていることを確実にする制御システムとを具備している通信システム。 - 複数の基地局と、
前記複数の基地局と通信する移動局と、
復調通路の強度に基づいて前記複数の基地局から前記移動局へ送信される復調通路へフィンガを割当てる制御システムとを具備し、前記制御システムは、前記フィンガが補足チャンネルを復調している割当てられたフィンガの唯一のフィンガであることの決定後に、補足チャンネルを送信している前記複数の基地局の1つへフィンガを再度割当てる通信システム。 - 前記複数の基地局の1つへ再度、再割当てられた前記フィンガは最も弱いフィンガである請求項25記載の通信システム。
- 前記フィンガを再度割当てる前に、前記制御システムは通路を含むセクタが補足チャンネルをサポートするか否かを決定する請求項25記載の通信システム。
- 前記フィンガを再度割当てる前で、セクタが補足チャンネルをサポートするか否かを決定した後、制御システムは考察している通路がしきい値よりも強いか否かを決定し、通路が少なくともしきい値である場合のみ、前記制御システムはフィンガを通路に再度割当てる請求項27記載の通信システム。
- フィンガを複数の復調通路へ割当てる方法において、
前記復調通路の測定リストを生成し、
前記フィンガを通路強度に基づいて前記測定リスト中の復調通路に割当て、
以下の場合、即ち、
考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てられるフィンガが1よりも多く存在する場合、
考察している前記復調通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートし、各セルが1つのフィンガに割当てられている場合、
各セルには1つのフィンガが割当てられ、少なくとも1つのフィンガは既に補足チャンネルを復調し、最も弱いフィンガは補足チャンネルをサポートする唯一のフィンガではない場合、
各セルには1つのフィンガが割当てられ、少なくとも1つのフィンガは既に補足チャンネルを復調し、最も弱いフィンガは補足チャンネルをサポートする唯一のフィンガであり、考察中の前記復調通路を含んでいるセクタは補足チャンネルをサポートする場合には、
フィンガを考察中の復調通路に再度割当てるステップを含んでいる方法。 - さらに、前記フィンガを前記復調通路に割当て、それによって前記測定リストに復調通路を含んでいる1つのセルに割当てられるフィンガが1つ存在する請求項29記載の方法。
- さらに、考察している前記復調通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートし、考察している通路は最も弱いフィンガよりも大きいしきい値である場合、各セルが1つのフィンガに割当てられるならば、フィンガを考察している復調通路に再度割当てる請求項29記載の方法。
- さらに、各セルには1つのフィンガが割当てられ、少なくとも1つのフィンガは既に補足チャンネルを復調し、最も弱いフィンガは少なくとも考察している通路よりも弱いしきい値であり、最も弱いフィンガが補足チャンネルをサポートする唯一のフィンガではない場合には、フィンガを考察している復調通路に再度割当てる請求項31記載の方法。
- しきい値は約3dBである請求項32記載の方法。
- フィンガを複数の復調通路に割当てる方法において、
前記復調通路の測定リストを生成し、
前記フィンガを通路強度に基づいて前記測定リスト中の復調通路に割当て、
以下の場合、即ち、
最も弱いフィンガが考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てられ、最も弱いフィンガは補足チャンネルを復調する唯一のフィンガではない場合、または、
最も弱いフィンガは考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てられ、最も弱いフィンガは補足チャンネルを復調する唯一のフィンガであり、考察している前記復調通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートする場合には、
フィンガを考察している復調通路に再度割当てるステップを含んでいる方法。 - さらに、前記復調通路に対するフィンガの割当ては1つのフィンガを各復調通路に割当てることを含んでいる請求項34記載の方法。
- 考察している復調通路に再度割当てられたフィンガは最も弱いフィンガである請求項1、2、5、29または34のいずれか1項記載の方法。
- 複数のフィンガを複数の復調通路に割当てる方法において、
複数の復調通路に対応する測定通路のリストを生成し、
セルダイバーシティを設定するために通路の強度に基づいて前記複数のフィンガを前記測定通路のリスト中の復調通路に割当て、
最も弱いフィンガから開始し、各フィンガのセルに割当てられたフィンガが多数存在するか否かを決定し、複数のフィンガが前記それぞれのフィンガのセルに割当てられる場合には、復調通路を新しいフィンガに再度割当て、
1つのフィンガが各セルに割当てられる場合には、任意のフィンガが補足チャンネルを復調しているか否かに基づいてフィンガを復調通路に再度割当てて少なくとも1つのフィンガが補足チャンネルを復調することを確実にし、フィンガの再割当てが行われない場合には、
通路ダイバーシティを設定するために前記複数のフィンガを前記測定通路中の復調通路へ割当て、
最も弱いフィンガが考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てられ、最も弱いフィンガが補足チャンネルを復調する唯一のフィンガではない場合、または最も弱いフィンガが考察している前記復調通路を含んでいるセルに割当てられ、最も弱いフィンガが補足チャンネルを復調する唯一のフィンガであり、考察している前記復調通路を含んでいるセクタが補足チャンネルをサポートする場合には、フィンガを考察している復調通路に再度割当てるステップを含んでいる方法。 - 1つの再割当てが行われたならば、測定通路リストをクリアし、フィンガの割当を再度開始する請求項37記載の方法。
- 通路ダイバーシティを設定するために測定通路の前記リスト中の復調通路へ前記フィンガを割当てた後、再度割当てられるフィンガがしきい値量だけ考察している前記通路よりも弱い場合にのみ、フィンガを考察中の前記通路へ再度割当てる請求項37記載の方法。
- しきい値量は約3dBである請求項37記載の方法。
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