JP4616899B2 - 管理サーバ、プール増設方法および計算機システム - Google Patents
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Description
シンプロビジョニングとは、ストレージシステムがそれ自身は記憶領域を持たない(実記憶領域(実際の物理的あるいは論理的な記憶領域)と対応していない)シンプロビジョニングボリュームをホストに提供し(ホストに見せ)、このシンプロビジョニングボリュームにはプールと呼ばれる仮想的な記憶領域の集合を対応させる機能である。そして、ホストがシンプロビジョニングボリュームにアクセスすると、ストレージシステムは、ホストによってアクセスされたシンプロビジョニングボリュームの領域に実記憶領域を割り当てる。
ストレージ装置は、ホスト計算機がアクセスする仮想ボリュームと、仮想ボリュームに割り当てられ、複数の記憶デバイスと対応付けられた仮想的な記憶領域である論理ボリュームの集合であるプールと、をそれぞれ1つ以上備えている。
そして、管理サーバは、コントローラから取得したプールに関する物理的な構成情報を用いて導出した可用性の評価値と、予め記憶している基準値と、を比較し、当該可用性の評価値が基準値を超えたと判断した場合に、プールの増設が必要であると判断し、ストレージ装置にプールの増設を指示することを特徴とする。また、可用性の評価値は、プールに関する物理的な構成要素の数に基づくパラメータを含み、前記数が大きくなるほど大きな値となるものである。
その他の手段については後記する。
図1から図10を参照して、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態の計算機システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
第1の実施形態の計算機システムSは、1台以上のホスト計算機(以下、「ホスト」という。)300(「300」は「300a」と「300b」の総称であり、以下、他の構成についても同様である。)、ファイバチャネルスイッチ400、管理サーバ200、ストレージ(装置)100を備える。
CPU330は、メモリ310に格納されたソフトウェアを読み出して実行するプロセッサである。CPU330がオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラム等のソフトウェアを実行することによって、所定の機能が達成(実現)される。
記憶装置320は、例えば、ディスクドライブ又は光磁気ディスクドライブであり、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のソフトウェアを格納する。
入力装置340は、例えば、キーボードおよびマウス等である。入力装置340は、ホスト管理者等からの入力を受け付ける。
インタフェース制御部360は、IP(Internet Protocol)ネットワーク1と接続される。ホスト300は、複数のインタフェース制御部360を備えてもよい。
ポート370は、ファイバチャネルスイッチ400のポート10に接続される。ホスト300は、一つ以上のホストバスアダプタ(HBA)を備え、1つのHBAが1つ以上のポート370を備えてもよい。
CPU230は、メモリ210に格納されたソフトウェアを読み出して実行するプロセッサである。CPU230がストレージ管理ソフトウェア等を実行することによって、計算機システムS全体の運用および保守管理等の所定の機能が達成(実現)される。
記憶装置220は、例えば、ディスクドライブ又は光磁気ディスクドライブであり、ストレージ管理ソフトウェア等を格納する。
入力装置240、出力装置250およびインタフェース制御部260は、それぞれ、入力装置340、出力装置350およびインタフェース制御部360と同様の構成であるため、説明を省略する。
コントローラ101は、ストレージ100の動作を制御する。コントローラ101は、例えば、複数のチャネルアダプタ(CHA)120、複数のディスクアダプタ(DKA)130、キャッシュメモリ140、共有メモリ150、内部結合網160、SVP(Service Processor)170およびインタフェース制御部(I/F)180を備えて構成される。
SVP170は、内部LAN(Local Area Network)等(内部結合網160)を介して、CHA120やインタフェース制御部180に接続されている。SVP170は、ストレージ100内の各種ステータス等の情報を定期的にまたは不定期に収集し、収集した情報に基づいて、警告信号や解析結果等を出力する。
例えば、4台や8台等のような所定数のディスクドライブ111によって、一つのグループが構成される。このグループをアレイグループ112と呼ぶ。アレイグループ112を構成する各ディスクドライブ111は、それぞれ物理的な記憶領域を提供し、これら物理的な記憶領域の集合体が形成される。
図3は、第1の実施形態の管理サーバ200の記憶装置220およびメモリ210に格納される、制御情報(構成情報)およびストレージ制御処理のためのプログラムの一例を示すソフトウェア構成図である。
記憶装置220には、構成情報221、基準値222および可用性評価値テーブル227が格納される。なお、可用性評価値テーブル227は、構成情報221内に格納されてもよい。ストレージ100から収集する構成情報221には、プール・プールボリューム対応テーブル223およびプールボリューム・物理リソース対応テーブル224が含まれる。
図4は、第1の実施形態のプール・プールボリューム対応テーブル223の一例を示す説明図である。プール・プールボリューム対応テーブル223は、各プールについて、当該プールを構成するプールボリューム名22とそれぞれのプールボリュームの容量23の情報の組を保持する。
プールボリューム名22には、プールボリュームを識別するためにSVP170がプールに割り当てた名称が格納される。
容量23には、各プールボリューム名22に示されるプールボリュームのそれぞれのボリュームの容量(50T(テラバイト)等)を示す情報が格納される。
図5は、プールボリューム・物理リソース対応テーブル224の一例を示す説明図である。プールボリューム・物理リソース対応テーブル224は、プールボリュームごとにプールボリューム名31、ldev名32、ldevサイズ33、DKA名34、DKAポート名35およびアレイグループ名36の情報の組を保持する。
ldev名32には、SVP170が当該プールボリュームとして割り当てたldev113の名称が格納される。
ldevサイズ33には、各ldev名32に示されるldev113のそれぞれの容量を示す情報が格納される。
DKAポート名35には、各アレイグループ112を接続するDKA130のポート131の名称が格納される。
アレイグループ名36には、当該アレイグループ112に割り当てられたアレイグループの名称が格納される。
図6は、基準値222の内容の一例を示す説明図である。基準値222は、ldev数41、DKA数42およびポート数43の情報の組を保持する。
ldev数41には、1つのプールに含まれるldev113の個数の最大数が格納される。
DKA数42には、1つのプールに含まれるDKA130の個数の最大数が格納される。
ポート数43には、1つのプールに含まれるポート130の個数の最大数が格納される。
図9は、可用性評価値テーブル227の一例を示す図である。可用性評価値テーブル227は、プールボリュームごとのldev数51、DKA数52およびポート数53の情報の組を保持する(詳細は図8で後記)。
制御処理プログラム211は、図7に示すように、まず、ステップ700で構成変更検知処理プログラム212を起動する。構成変更検知処理プログラム212は、ストレージ100のSVP170を介してストレージ100のプール構成の変更の有無を確認し、ldev113aを追加する等のプール構成の変更があった場合にはそのことを検知する。ストレージ100のプール構成の変更を検知した場合(ステップ700でYes)、ステップ701に進む。ストレージ100のプール構成の変更を検知しない場合(ステップ700でNo)、ステップ700の処理を繰り返す。
ステップ703の後、ステップ704で、制御処理プログラム211は、ボリューム追加処理プログラム216を起動する。ボリューム追加処理プログラム216は、ステップ703で作成したプールにldev113aを追加する。
まず、ステップ800で、可用性評価値導出処理プログラム213は、プールを構成する各プールボリューム名称(プールボリューム名22)をプール・プールボリューム対応テーブル223から取得する。
次に、ステップ801で、可用性評価値導出処理プログラム213は、プールボリューム・物理リソース対応テーブル224から各プールボリュームを構成するldev名32を取得(検索)し、その個数を可用性評価値テーブル227のldev数51に格納する。
最後に、ステップ803で、可用性評価値導出処理プログラム213は、プールボリューム・物理リソース対応テーブル224から各ldevが使用するDKAポート名35を取得(検索)し、その個数を可用性評価値テーブル227のポート数53に格納する。
図11から図17を参照して、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、外部ストレージを含めてストレージシステムを構築していることが第1の実施形態と異なる。
図11は、第2の実施形態における計算機システムSa(S)のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。つまり、第2の実施形態では、第1の実施形態(図1)と比較し、外部ストレージ1000が追加されており、また、管理サーバ200の構成に変更点がある。
コントローラ1001は、外部ストレージ1000の動作を制御するもので、前記したコントローラ101と同様に、CHA1020、DKA1030、キャッシュメモリ1040、共有メモリ1050、内部結合網1060、SVP1070およびインタフェース制御部(I/F)1080を備えている。コントローラ1001は、ポート1031および通信ネットワーク1002を介して、記憶部1010に接続されている。
また、コントローラ1001は、ポート1021を介して、ストレージ100のコントローラ101のポート121に接続されている。コントローラ1001とコントローラ101との間には、通信ネットワーク1002が設定されている。
なお、ストレージ100と各外部ストレージ1000との間を、それぞれ複数の通信ネットワーク1002で接続してもよい。これにより、通信負荷を分散させたり、耐障害性を向上させたりすることができる。
図12は、第2の実施形態の管理サーバ200の記憶装置220およびメモリ210に格納される、制御情報(構成情報)およびストレージ制御処理のためのプログラムの一例を示すソフトウェア構成図である。
管理サーバ200は、第1の実施形態の管理サーバ200(図3)とほぼ同じであるが、構成情報221にプールボリューム・外部接続リソース対応テーブル225が追加されており、可用性評価値導出処理213a、基準値222aおよび可用性評価値テーブル227aが変更されている。
図13は、プールボリューム・外部接続リソース対応テーブル225の一例を示す説明図である。プールボリューム・外部接続リソース対応テーブル225は、プールボリュームごとにプールボリューム名61、ldev名62、ldevサイズ63、DKA名64、DKAポート名65、アレイグループ名66、外部ストレージ名67および外部ストレージ側ポート名68の情報の組を保持する。
ldev名62には、SVP170が当該プールボリュームに割り当てたldev1013の名称が格納される。
ldevサイズ63には、各ldev名62に示されるldev1013のそれぞれの容量を示す情報が格納される。
DKA名64には、各アレイグループ1012が接続されているDKA1030の名称が格納される。
アレイグループ名66には、SVP170が当該アレイグループ1012に割り当てたアレイグループ1012の名称が格納される。
外部ストレージ名67には、当該プールボリュームを構成するアレイグループ1012が格納されている外部ストレージ1000の名称が格納される。
外部ストレージ側ポート名68には、当該外部ストレージ1000を接続するポート1021の名称が格納される。
図14は、基準値222aの内容の一例を示す説明図である。基準値222aは、基準値222(図6参照)における項目に加えて、外部ストレージ数74および外部接続ポート数75の情報の組を保持する。
外部ストレージ数74には、ストレージ100に外部接続する外部ストレージ1000の個数が格納される。
外部接続ポート数75には、外部ストレージ1000を接続するポート1021の個数が格納される。
また、外部ストレージ数74は、ストレージ100から外部ストレージ1000への総I/O(Input/Output)量(入出力量)をホスト300からストレージ100への全I/O量で除算した値を外部ストレージ数74に乗算した値を用いてもよい。そうすれば、可用性に影響を与える可能性のあるI/O量についても考慮することで、可用性の評価をより高精度で行うことができる。
図17は、可用性評価値テーブル227aの一例を示す図である。可用性評価値テーブル227aは、プールごとのldev数81、DKA数82、ポート数83、外部ストレージ数84および外部接続ポート数85の情報の組を保持する(詳細は図16で後記)。
制御処理プログラム211は、まず、ステップ1100で、構成変更検知処理プログラム212を起動する。構成変更検知処理プログラム212は、ストレージ100のSVP170を介してストレージ100の構成変更の有無を確認し、ldev113aもしくはldev1013aを追加する等の構成変更があった場合にはそのことを検知する。ストレージ100のプール構成の変更を検知した場合(ステップ1100でYes)、ステップ1101に進む。ストレージ100のプール構成の変更を検知しない場合(ステップ1100でNo)、ステップ1100の処理を繰り返す。
ステップ1103の後、ステップ1104で、制御処理プログラム211は、ボリューム追加処理プログラム216を起動する。ボリューム追加処理プログラム216は、ステップ1103で作成したプールにldev113aもしくはldev1013aを追加する。
まず、ステップ1200で、可用性評価値導出処理プログラム213aは、プールを構成する各プールボリューム名称(プールボリューム名22)をプール・プールボリューム対応テーブル223から取得する。
次に、ステップ1201で、可用性評価値導出処理プログラム213aは、プールボリューム・物理リソース対応テーブル224から各プールボリュームを構成するldev名32を取得し、その個数を可用性評価値テーブル227aのldev数81に格納する。
次に、ステップ1203で、可用性評価値導出処理プログラム213aは、プールボリューム・物理リソース対応テーブル224から各ldevが使用するDKAポート名35を取得し、その個数を可用性評価値テーブル227aのポート数83に格納する。
図18から図22を参照して、第3の実施形態について説明する。
前記した2つの実施形態では、ホスト300によるストレージ100の使用量が増加するに従ってプールの増設が頻発する可能性があり、増設時のコスト(処理時間等)が問題となる。そこで第3の実施形態では、シンプロビジョニングボリュームの仮想サイズの合計分までデータを格納した場合のプールの構成を予測して、プールの可用性の評価値を導出する。この予測したプールの可用性の評価値に基づいてプール増設の要否を判定することで、ホストがシンプロビジョニングボリュームの仮想サイズ分までデータを格納してもプールの増設が必要となる事態を回避する。
管理サーバ200について説明する。図18は、第3の実施形態の管理サーバ200の一例を示すソフトウェア構成図である。管理サーバ200は、第1の実施形態の管理サーバ200(図3)とほぼ同じであるが、構成情報221にシンプロビジョニングボリューム・プール対応テーブル226が追加されている。
図19は、シンプロビジョニングボリューム・プール対応テーブル226の一例を示す説明図である。シンプロビジョニングボリューム・プール対応テーブル226は、プール名91、シンプロビジョニングボリューム名92、仮想容量93および使用容量94の情報の組を保持する。
シンプロビジョニングボリューム名92には、各ホスト300に提供しているシンプロビジョニングボリュームを識別するためにSVP170がそれぞれに割り当てた名称が格納される。
使用容量94には、各シンプロビジョニングボリュームそれぞれの実際に使用している容量を示す情報が格納される。
制御処理プログラム211は、まず、ステップ1300で、構成変更検知処理プログラム212を起動する。構成変更検知処理プログラム212は、ストレージ100のSVP170を介してストレージ100のプール構成の変更の有無を確認し、ldev113aを追加する等の構成変更があった場合にはそのことを検知する。ストレージ100のプール構成の変更を検知した場合(ステップ1300でYes)、ステップ1301に進む。ストレージ100のプール構成の変更を検知しない場合(ステップ1300でNo)、ステップ1300の処理を繰り返す。
まず、ステップ1400で、可用性評価値導出処理プログラム213bは、プールを構成する各プールボリューム名称(プールボリューム名22)をプール・プールボリューム対応テーブル223から取得する。
次に、ステップ1401で、可用性評価値導出処理プログラム213bは、プールボリューム・物理リソース対応テーブル224から各プールボリュームを構成するldev名32を取得(検索)し、その個数を可用性評価値テーブル227(図22(a)で後記)のldev数51に格納する。
次に、ステップ1403で、可用性評価値導出処理プログラム213bは、プールボリューム・物理リソース対応テーブル224から各ldevが使用するDKAポート名35を取得(検索)し、その個数を可用性評価値テーブル227(図22(a)で後記)のポート数53に格納する。
次に、ステップ1404で、可用性評価値導出処理プログラム213bは、シンプロビジョニングボリューム・プール対応テーブル226の仮想容量93(仮想サイズ)から、各プールのシンプロビジョニングボリュームに割り当てている仮想サイズを合算した容量(総容量)を取得する。
次に、ステップ1406で、可用性評価値導出処理プログラム213bは、ステップ1404で取得した値をステップ1405で取得した値で除算し、仮想サイズと実使用サイズの差の率(比率)を取得する。
図22は、図19に示すシンプロビジョニングボリューム・プール対応テーブル226の各値の内容のときに図20および図21の処理フローを実行した例である。図21のステップ1400からステップ1402までで取得したプールの可用性の評価値を図22の(a)に示す。ステップ1404で取得した値は300Tバイト、ステップ1405で取得した値は100Tバイトとなり、ステップ1406で算出する仮想サイズと実サイズの差の率は「3」となる。よって、図22の(a)の可用性評価値テーブル227の各値をそれぞれ3倍すると、図22の(b)の可用性評価値テーブル227の各値となる。
101 コントローラ
111 ディスクドライブ(記憶デバイス)
113 論理ボリューム(ldev)
115 プール
116 シンプロビジョニングボリューム(仮想ボリューム)
120 チャネルアダプタ
121 ポート
130 ディスクアダプタ
131 ポート
200 管理サーバ
222 基準値
300 ホスト(計算機)
1000 外部ストレージ(装置)
Claims (17)
- 複数の記憶デバイスと、通信経路を介して接続されるホスト計算機からの要求に応じて前記記憶デバイスに対するデータの入出力制御を行うコントローラと、を備えるストレージ装置を管理する管理サーバであって、
前記ストレージ装置は、
前記ホスト計算機がアクセスする仮想ボリュームと、
前記仮想ボリュームに割り当てられ、前記複数の記憶デバイスと対応付けられた仮想的な記憶領域である論理ボリュームの集合であるプールと、をそれぞれ1つ以上備えており、
前記管理サーバは、
前記コントローラから取得した前記プールに関する物理的な構成情報を用いて導出した可用性の評価値と、予め記憶している基準値と、を比較し、当該可用性の評価値が前記基準値を超えたと判断した場合に、前記プールの増設が必要であると判断し、前記ストレージ装置に前記プールの増設を指示し、
前記可用性の評価値は、前記プールに関する物理的な構成要素の数に基づくパラメータを含み、前記数が大きくなるほど大きな値となるものである
ことを特徴とする管理サーバ。 - 前記パラメータは、前記ストレージ装置のコントローラにおける前記複数の記憶デバイスとの間のデータ通信を制御するためのディスクアダプタ、前記ディスクアダプタにおける通信用のポート、および、前記論理ボリューム、の少なくともいずれかの数である
ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。 - 前記パラメータが複数あり、
前記管理サーバは、
当該パラメータのいずれか1つでもその対応する前記基準値を超えた場合、前記プールの増設が必要であると判断する
ことを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。 - 前記管理サーバは、
過去に発生した前記仮想ボリュームが使用不可となる障害時の前記プールの物理的な構成情報に基づいて、前記基準値を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。 - 前記ストレージ装置は、接続された外部ストレージ装置における論理ボリュームを前記プールに含んでおり、
前記基準値は、前記外部ストレージ装置の物理的な構成情報に関する情報を含んでいる
ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。 - 前記可用性の評価値は、前記ストレージ装置と前記外部ストレージ装置とのデータの入出力量に基づくパラメータを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の管理サーバ。 - 前記管理サーバは、
前記仮想ボリュームの総容量分までデータを格納した場合の前記プールに関する物理的な構成情報を予測し、その予測した物理的な構成情報を用いて前記可用性の評価値を導出し、その導出した前記可用性の評価値と前記基準値とを比較し、当該可用性の評価値が前記基準値を超えたと判断した場合に、前記プールの増設が必要であると判断し、前記ストレージ装置に前記プールの増設を指示する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。 - 複数の記憶デバイスと、通信経路を介して接続されるホスト計算機からの要求に応じて前記記憶デバイスに対するデータの入出力制御を行うコントローラと、を備えるストレージ装置を管理する管理サーバによるプール増設方法であって、
前記ストレージ装置は、
前記ホスト計算機がアクセスする仮想ボリュームと、
前記仮想ボリュームに割り当てられ、前記複数の記憶デバイスと対応付けられた仮想的な記憶領域である論理ボリュームの集合であるプールと、をそれぞれ1つ以上備えており、
前記管理サーバは、
前記コントローラから取得した前記プールに関する物理的な構成情報を用いて導出した可用性の評価値と、予め記憶している基準値と、を比較し、当該可用性の評価値が前記基準値を超えたと判断した場合に、前記プールの増設が必要であると判断し、前記ストレージ装置に前記プールの増設を指示し、
前記可用性の評価値は、前記プールに関する物理的な構成要素の数に基づくパラメータを含み、前記数が大きくなるほど大きな値となるものである
ことを特徴とするプール増設方法。 - 前記パラメータは、前記ストレージ装置のコントローラにおける前記複数の記憶デバイスとの間のデータ通信を制御するためのディスクアダプタ、前記ディスクアダプタにおける通信用のポート、および、前記論理ボリューム、の少なくともいずれかの数である
ことを特徴とする請求項8に記載のプール増設方法。 - 前記パラメータが複数あり、
前記管理サーバは、
当該パラメータのいずれか1つでもその対応する前記基準値を超えた場合、前記プールの増設が必要であると判断する
ことを特徴とする請求項9に記載のプール増設方法。 - 前記管理サーバは、
過去に発生した前記仮想ボリュームが使用不可となる障害時の前記プールの物理的な構成情報に基づいて、前記基準値を設定する
ことを特徴とする請求項8に記載のプール増設方法。 - 前記ストレージ装置は、接続された外部ストレージ装置における論理ボリュームを前記プールに含んでおり、
前記基準値は、前記外部ストレージ装置の物理的な構成情報に関する情報を含んでいる
ことを特徴とする請求項8に記載のプール増設方法。 - 前記可用性の評価値は、前記ストレージ装置と前記外部ストレージ装置とのデータの入出力量に基づくパラメータを含む
ことを特徴とする請求項12に記載のプール増設方法。 - 前記管理サーバは、
前記仮想ボリュームの総容量分までデータを格納した場合の前記プールに関する物理的な構成情報を予測し、その予測した物理的な構成情報を用いて前記可用性の評価値を導出し、その導出した前記可用性の評価値と前記基準値とを比較し、当該可用性の評価値が前記基準値を超えたと判断した場合に、前記プールの増設が必要であると判断し、前記ストレージ装置に前記プールの増設を指示する
ことを特徴とする請求項8に記載のプール増設方法。 - 複数の記憶デバイスと、通信経路を介して接続されるホスト計算機からの要求に応じて前記記憶デバイスに対するデータの入出力制御を行うコントローラと、を備えるストレージ装置、および、前記ストレージ装置を管理する管理サーバ、を有する計算機システムであって、
前記ストレージ装置は、
前記ホスト計算機がアクセスする仮想ボリュームと、
前記仮想ボリュームに割り当てられ、前記複数の記憶デバイスと対応付けられた仮想的な記憶領域である論理ボリュームの集合であるプールと、をそれぞれ1つ以上備えており、
前記管理サーバは、
前記コントローラから取得した前記プールに関する物理的な構成情報を用いて導出した可用性の評価値と、予め記憶している基準値と、を比較し、当該可用性の評価値が前記基準値を超えたと判断した場合に、前記プールの増設が必要であると判断し、前記ストレージ装置に前記プールの増設を指示し、
前記可用性の評価値は、前記プールに関する物理的な構成要素の数に基づくパラメータを含み、前記数が大きくなるほど大きな値となるものである
ことを特徴とする計算機システム。 - 前記パラメータは、前記ストレージ装置のコントローラにおける前記複数の記憶デバイスとの間のデータ通信を制御するためのディスクアダプタ、前記ディスクアダプタにおける通信用のポート、および、前記論理ボリューム、の少なくともいずれかの数である
ことを特徴とする請求項15に記載の計算機システム。 - 前記パラメータが複数あり、
前記管理サーバは、
当該パラメータのいずれか1つでもその対応する前記基準値を超えた場合、前記プールの増設が必要であると判断する
ことを特徴とする請求項16に記載の計算機システム。
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