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JP4616336B2 - ソフトハンドオーバー中の同期検出および出力制御の方法とその装置 - Google Patents

ソフトハンドオーバー中の同期検出および出力制御の方法とその装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信システムにおける送信機と受信機との同期の検出に関するものであり、詳細には、無線電話システムにおける端末の同期の検出に関するものである。
デジタル通信システムには、時分割多元接続(TDMA)システム、例えばGSM通信標準およびGSM/EDGEのようなその拡張版に準拠するセルラー無線電話システムと、符号分割多元接続(CDMA)システム、例えばIS−95、cdma2000、広帯域CDMA(WCDMA)通信標準に準拠するセルラー無線電話システムとが含まれる。デジタル通信システムには、また、TDMAシステムとCDMAシステムとの「混合」システム、例えばユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)標準に準拠するセルラー無線電話システムも含まれる。UMTS標準は、国際電気通信連合(ITU)のIMT−2000の枠組みの中で欧州電気通信標準化協会(ETSI)が開発した第3世代(3G)移動体システムの仕様を定めている。第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)はUMTS標準を広めている。本願では、簡潔にするためにWCDMAシステムに焦点を当てているが、本願で説明した原理は他のデジタル通信システムにおいても実装され得ることは理解されるであろう。
WCDMAは直接拡散によるスペクトル拡散法に基づいており、ダウンリンク(基地局から端末への)方向において、疑似雑音スクランブリングコードと直交チャネライゼーションコードとが基地局と物理チャネル(端末およびユーザ)とをそれぞれ分けている。CDMAシステムではすべてのユーザが同じ無線リソースを共有するのであるから、各物理チャネルが必要以上の電力を使わないことが大切である。これは送信電力制御(TPC)メカニズムによって達成される。TPCメカニズムにおいては、特に、基地局がユーザにTPCコマンドを送信する。TPCコマンドは、ユーザに送信電力レベルを一定量ずつ増加または減少させ、それによって、基地局とユーザとの間の専用物理チャネル(DPCH)についての、目標とする信号対干渉比(SIR)を維持している。ここではWCDMAの用語が使われているが、他のシステムも対応する用語を有していることは理解されるであろう。スクランブリングコード、チャネライゼーションコード、および送信電力制御は、当技術では良く知られている。
図1は、移動体無線セルラー通信システム10を描写している図である。移動体無線セルラー通信システム10は、例えばCDMAまたはWCDMA通信システムであってもよい。無線ネットワーク制御装置(RNC)12および14は、例えば無線アクセス・ベアラ設定、ダイバーシティハンドオーバー等を含む各種の無線ネットワーク機能を制御する。より一般的に言うと、各RNCは、移動局(MS)、すなわちリモート端末による適切な基地局(BS)経由の呼を管理する。それらは、ダウンリンク(すなわち、基地局から移動局へ、すなわち前方へ)チャネルおよびアップリンク(すなわち、移動局から基地局へ、すなわち後方へ)チャネルを通じて相互に交信する。RNC12は、BS16、18、20に連結されていることが示されており、RNC14はBS22、24、26に連結されていることが示されている。各BSは、1つの地理的区域にサービスを提供しており、その地理的区域は1つ以上のセルに分割できる。BS26はS1からS5まで5個のアンテナ・セクタを有していることが示されており、それらがBS26のセルを構成しているといえる。BSは、専用電話回線、光ファイバ接続、マイクロ波接続等によってそれぞれの対応するRNCに連結されている。RNC12および14は両方とも、移動交換局(図示していない)およびパケット無線サービスノード(図示していない)のうちの少なくとも一方のような1つ以上のコア・ネットワーク・ノードを通じて、外部ネットワーク、例えば公衆電話網(PSTN)やインターネット等に接続している。
ユーザ端末が基地局に対して移動するとき、そしてその逆の場合もありうるが、進行中の接続は、ハンドオフまたはハンドオーバーのプロセスを通じて維持される。例えば、セルラー電話システムでは、ユーザが1つのセルから別のセルに移動すると、ユーザの接続は1つの基地局から別の基地局へと渡される。初期の通信システムはハードハンドオーバーを用いていた。その場合、第1のセルの基地局(ユーザが去ろうとしているセルをカバーしている)は、第2の基地局(ユーザが入ろうとしているセルをカバーしている)が通信を始めると同時に、ユーザとの通信を止めてしまっていた。現代のシステムは通常、ソフトハンドオーバーを用いる。その場合、ユーザは2つ以上の基地局に同時に接続している。図1では、MS28および30が、ダイバーシティハンドオーバー状況で複数の基地局と交信していることが示されている。MS28は、BS16、18、20と交信し、MS30はBS20、22と交信する。RNC12と14との間の制御リンクが、BS20および22を経由したMS30のダイバーシティ送受信を可能にする。
ソフトハンドオーバーの間、端末は2つ以上の基地局からTPCコマンドを受信するが、異なる基地局からのTPCコマンド間の競合を処理する方法はすでに開発されている。ユーザ端末が1つのセルを去るとき、そのセルの基地局が受信する信号は次第に弱くなり、従って、その基地局のTPCコマンドがもっと強い電力を要求し、同時に、ユーザ端末が新たなセルに入ることがあり、新たなセルの基地局が受信する信号が次第に強くなり、従って、新たな基地局のTPCコマンドがもっと弱い電力を要求する場合に、競合が予測される。3GPP準拠システムでは、UEは、信頼できるダウンリンクからのTPCコマンドを論理和(OR)機能と合成する。それによって、信頼できるコマンドのいずれかが「DOWN」と言えば、UEの送信電力は低減される。これは、3GPP TS 25.214 (V5.6.0)Rel. 5(2003)のセクション5.1.2.2.2.3、物理層手順(FDD)(Physical layer procedures)に記載されている。
信頼できる「OR」TPC合成は、例えば、信頼性閾値を使う方法を用いることによって、UEにおいて異なる方法で実装できるが、これについてはN.Wiberg、H.Rong、F.Gunnarsson、B.Lindoff著、「WCDMAにおけるソフトハンドオーバー中の電力制御コマンドの合成(Combining of power control commands during soft handover in WCDMA)」、第14回パーソナル、室内、移動体無線通信(PIMRC)国際シンポジウム2003予稿集において説明されている。A.Andersson他に与えられた米国特許No.6,594,499「セルラー通信ネットワークにおけるダウンリンク電力制御(Downlink Power Control in a Cellular Telecommunications Network)」においてTPCの別の態様が説明されている。
WCDMAおよび他の3G通信システムにおけるソフトハンドオーバーは、例えば上記で引用した3GPP TS 25.214に説明されているActive Set Update − ADD手順を必要とする。UEがイベント1A(無線リンクの追加)をネットワークに報告し、RNCが、アップリンク(UL)同期を開始するよう、新しい基地局、すなわちノードBに情報を送る。ノードBからの確認応答メッセージがRNCに受信されたとき、「Active Set Update − ADD」メッセージがUEに送信され、同時に、新しいノードBがダウンリンク(DL)上の送信を開始する。UL同期が達成されるまで、新しいDL上でノードBが送信したTPCコマンドは、UEがその送信電力を増加させることを要求する。TS25.214のセクション5.1.2.2.1.2によれば、TPCコマンドシーケンスは、...11111...である。UEは「Active Set Update − ADD」メッセージを受信して復号化し、その後、端末の物理層が、ノードBおよび「旧」基地局であるノードAからのTPCコマンドを含むDL情報の合成を開始する。
ソフトハンドオーバーの場合の進入やリンク追加の際のUL同期は、チャネルの条件によっては100ミリ秒(ms)あるいはそれ以上かかることがある。この遅延の主な原因は、ノードBがUEについての知識を何ら持たないことであり、そのため、ノードBはそのセル全体を探索せざるを得ない。また、別の原因は、ノードBが受信するUL信号の電力が通常は低いこととUL DPCCHパイロットの数が少ないことであり、そのため、信頼性のあるチャネルの取得とパスの推定を行うために多数のシンボルが使われざるを得ない。
この時間的遅延は新しいULとDL上のTPCが開ループである期間に加わるのだが、この遅延を減少させるため、ノードBの物理層(第1層)はRNCから第3層情報を得て、第3層の「Active Set Update」メッセージがUEに送信される前にUL同期を開始する。これに起因するノードBの改善の程度は容易には算出できないが、少なくとも1つのRNCログの中に、ほんの30ないし40ミリ秒の遅延の兆候があった。UL(ノードB)は、同期を確立する際、DLに対するタイミング上の優位点を他にも少なくとも2つ有している。Active Set Updateメッセージ自体は20ミリ秒の長さであり、その後、UEにはそれを処理する時間が必要である。UEの処理時間は、UEのアーキテクチャおよび端末の中のリアルタイム処理ユニット上の現在の負荷に依存する。端末が第1層上で新しいDL情報の合成を開始するまでに、さらに30ないし50ミリ秒の遅延が端末で発生することもあり得る。DLにおけるこれらの遅延の合計は約100ミリ秒であり、これは、UL同期の開始が、DL同期(sync)の発生より少なくとも約100ミリ秒前に発生すると予想されることを意味している。しかし、UL同期の終了は、UEが「Active Set Update」メッセージを受信して、新しい基地局からの電力制御コマンドを合成し始めた後に発生し得る。この状況では、UL電力ピーク、すなわち、UL電力が強すぎる、あるいはUL電力のディップ(落ち込み)、すなわち、UL電力が弱すぎるという形の制御ループの問題が起きるリスクがある。
フィールドテストの結果、現行のTPC法では恐らく防止できないある現象がソフトハンドオーバー中に発生した。端末すなわちユーザ装置(UE)がソフトハンドオーバーにおいて通信リンクに進入するか通信リンクを追加するとき、新しいリンク上のダウンリンク電力の初期設定が高すぎる場合、およびUEがダウンリンクTPCコマンドの合成を開始した時刻から30ないし40ミリ秒以内に(すなわち「Active Set Update」メッセージの受信および処理の後)新しいノードBがアップリンク同期を完了できなかった場合、アップリンク(UEから基地局への)送信電力に20ないし40dBのピークを観察し得る。
出願人らは、ソフトハンドオーバーにおける新しい接続のULおよびDL上のTPCは、UL同期に要する時間に起因して、100ないし200ミリ秒の間、開ループで動作することがあり、そのような長い遅延が送信電力のピークの主な原因である可能性が高い、と認識している。これらの電力ピークは他のユーザに対する干渉となり、従って、ユーザおよびシステム全体に対する問題の原因となり得る。
同期の遅延が原因である可能性が高いもう1つの問題は、UL送信電力のディップである。使用されるUL電力が弱すぎると、ULが「消され」てしまい、これはUEの接続にとって問題である。
本発明の1つの態様において、新しいノードBへのソフトハンドオーバーの際にリンクに進入するかまたはリンクを追加するとき、ノードBがUL同期を完了したか否かを検出する方法が提供される。新しいリンクからのTPCコマンドは、UL同期が完了したとUL同期検出器が判断するまで、TPCコマンドの合成には含まれない。多くの通信システムにおいては、新しいノードBのULが同期されていない限り、TPCコマンドの所定のパターンが新しいDL上に送信されるため、UL同期検出器は、そのTPCコマンドパターンが新しいDL内に存在するか否かを判定することによって、同期が完了したかどうか判定できる。このようにして、UL同期検出器は、UL送信電力の不要なピークやディップの発生や規模を減少させる。
出願人らの発明の別の態様において、通信システムの端末が、その端末を対象とした制御シンボルを復元する装置を含んでいる。ここで、制御シンボルは、その端末が接続している少なくとも1つの送信ノード、および、端末が同時に接続しようとしている少なくとも1つのノードからの、その端末を対象としたTPCコマンドを含んでいる。端末はまた、デバイスからのTPCコマンドを受信し、コマンドに基づいて、端末の送信電力を増減させるのに用いられる、合成されたTPCコマンドを生成するように適合されたTPC合成器と、端末と少なくとも1つのノードの間のアップリンクチャネル上で同期が完了するまで、端末が接続しようとしている少なくとも1つのノードから端末に向けられると予想されるTPCコマンドパターンを認識するように適合されたアップリンク同期検出器とを含んでいる。予想されるTPCコマンドパターンが認識された場合、合成されたTPCコマンドは端末が接続しようとしているノードからのTPCコマンドには基づいていない。
出願人らの発明の別の態様において、通信端末において、ソフトハンドオーバーの際に端末が通信リンクに進入するかまたは通信リンクを追加するときに、通信システム内のアップリンクで送信される電力のピークとディップを減少させる方法が提供される。本方法は、n−1個の通信リンクから送信電力制御(TPC)コマンドを受信して合成するステップと、追加すべき通信リンクについてアップリンク同期が完了しているか否かを判定するステップと、追加すべき通信リンクについてアップリンク同期が完了していない場合には、n−1個の通信リンクのうち少なくとも一部からのTPCコマンドの合成を継続するステップと、そして、追加すべき通信リンクについてアップリンク同期が完了している場合には、追加すべき通信リンクに関連するTPCコマンドを、n−1個の通信リンクのうち少なくとも一部からのTPCコマンドと合成するステップとを含んでいる。
出願人らの発明の別の態様において、ソフトハンドオーバーの際に端末が通信リンクに進入するかまたは通信リンクを追加するときに、通信システム内のアップリンクで送信される電力のピークとディップを減少させるコンピュータプログラムを、コンピュータ可読記憶媒体が含んでいる。本コンピュータプログラムは、追加すべき通信リンクについてアップリンク同期が完了したか否かを判定するステップと、追加すべき通信リンクについてアップリンク同期が完了していない場合には、n−1個の通信リンクのうち少なくとも一部からのTPCコマンドを合成させるステップと、そして、追加すべき通信リンクについてアップリンク同期が完了している場合には、追加すべき通信リンクに関連するTPCコマンドを、n−1個の通信リンクのうち少なくとも一部からのTPCコマンドと合成させるステップとを実行する。
出願人らの発明の多様な特徴、目的、優位点は、図面と併せて記述を読むことによって理解できるであろう。
出願人らは、UEにおいてUL同期が完了するまでは、TPCコマンドの予測可能なパターンが新しいノードBからDLに送信されることを認識していた。3GPP規格による通信システムでは、例えば、パターンは「...11111...」となることがある。これは「TX電力がどんどん上がる(TX power ... up, up, up, up, up,...)」ことを意味する。他の通信システムも、TPCコマンドの予測可能なパターンを有すると考えられる。従って、UEは新しいリンクからのTPCコマンドをフィルタにかけ、その後、その結果をUL同期の検出器として使うことができる。検出器が新しいULが同期されていないことを信号で伝えている限り、そのリンクからのTPCコマンドは、他のリンクからのTPCコマンドと合成されてはならない。
図2は、出願人らの発明による受信機200のブロック図である。受信機200、例えばWCDMA通信システムの移動端末は、アンテナ202を通じて無線信号を受信し、フロントエンド受信機(Fe RX)204で受信信号をダウンコンバートしてサンプリングする。出力サンプルはFe RX204からRAKE合成器兼チャネル推定器206に送り込まれ、RAKE合成器兼チャネル推定器206はパイロットチャネルを逆拡散し、無線チャネルのインパルス応答を推定し、受信したデータと制御シンボルとに関する受信エコーを逆拡散して合成する。合成器兼チャネル推定器206の出力はシンボル検出器208に提供される。シンボル検出器208は情報を生成するが、その情報は、特定の通信システムにとって適切となるようにさらに処理される。
RAKE合成およびチャネル推定は、当技術分野ではよく知られている。RAKE受信機の各種の態様は、以下の文献に説明されている。G.Turin著「スペクトル拡散反マルチパス技術の概要およびそれらの都市型デジタル無線への応用(Introduction to Spread−Spectrum Antimultipath Techniques and Their Application to Urban Digital Radio)」、Proc. IEEE、vol. 68、pp.328−353(1980年3月)、Dentに与えられた米国特許No.5,305,349「量子化されたコヒーレントなRake受信機(Quantized Coherent Rake Receiver)」、Wang他による米国特許出願公開公報No.2001/0028677 「Rake受信機におけるフィンガ遅延選択のための装置と方法(Apparatus and Methods for Finger Delay Selection in Rake Receivers)」、そして、G.Bottomleyに与えられた米国特許No.6,363,104「Rake受信機における干渉除去の方法と装置(Method and Apparatus for Interference Cancellation in a Rake Receiver)」およびWang他に与えられたNo.6,801,565「マルチステージRake合成の方法と装置(Multi−Stage Rake Combining Methods and Apparatus)。」チャネル推定については、例えばL.Wilhelmssonによる米国仮特許出願No.60/519,261「適応型内挿によるチャネル推定(Channel Estimation by Adaptive Interpolation)」に記述されている。
合成器/推定器206はまた、端末の接続先である基地局のような、各ノードからのTPCコマンドを含む制御シンボルを復元し、TPCコマンドストリームTPC、TPC,・・・、TPCを、active setの各リンクから、TPCコマンドを検出するTPC合成器210に供給する。検出されたコマンドに基づいて、合成器210は、端末の送信電力を増減させるのに使用される、合成TPCコマンドを生成する。active setの中にリンクが1つしかない場合、合成TPCコマンドは、その特定リンクについて検出されたまさに1つのTPCコマンドストリームである。TPCコマンドを決定し合成する方法はいくつかある。例えば、Nilsson他による米国特許出願公開公報No.US 2004/0058700「偏向した解釈を用いて送信電力生後コマンドを決定する方法、受信機、およびコンピュータプログラム製品(Methods, Receivers, and Computer Program Product for Determining Transmission Power Control Commands Using Biased Interpretation)」に説明された方法がそうである。
端末200は時々、端末は新しいダウンリンクのリッスンおよび合成を開始すべきだというActive Set Update − ADD(ASU ADD)メッセージを、より高い信号層(第3層すなわちL3)から受信することがある。言い換えれば、端末はリンクの数がN=2になればソフトハンドオーバー(SHO)し始める。または、リンクの数がN>2ならSHOの際にリンクを追加する。図2から分かるように、L3情報は、新しいノードBからDLを受信して逆拡散し始める合成器/推定器206と、新しいDLからのTPCコマンドストリームを検出する準備をするTPC合成器210に供給される。重要なことだが、新しいDLのTPCコマンドは合成器210のTPC合成には含まれていないことに注意が必要である。
図2から分かるように、L3のASU ADD情報は、UL同期フィルタ212にも送信される。これはUL同期が完了するまで新しいノードBから受信されると予期されるTPCコマンドパターンに適合されたフィルタである。フィルタで検出された新しいリンクからのTPCコマンドは、制御ユニット214に供給される。制御ユニット214は、フィルタ処理したコマンドに基づいて、UL同期が完了したか否かを判定する。点線で示すように、図2に示された典型的実施形態におけるフィルタ212と制御ユニット214は、UL同期検出器216と考えてもよい。UL同期が完了していないと判定される限り、合成器210によって実施されたTPC合成は、N−1個の「古い」リンクだけを含んでいる。UL同期が完了したと制御ユニット214が判定すると、制御ユニットは適切な信号を合成器210に送る。制御ユニット214からの信号に応じて、合成器210は新しいリンクからのTPCコマンドをそのTPC合成に含み始める。無論、理解されるはずだが、同期されたか否かの指標としての制御ユニット214からの信号の存否は、単なる設計上の選択の問題にすぎない。従って、SHOでのリンク進入またはリンク追加時のUL電力ピークのリスクは減少する。
図3は、出願人らの発明による方法のフローチャートである。初期条件下では、N−1個のリンクからのTPCコマンドが受信され合成され得る(ブロック302)。ASU ADDメッセージのようなメッセージが受信され(ブロック304)、追加予定リンクのUL同期検出器が起動されるか使用可能になる(ブロック306)。ブロック308では、UL同期が検出されたか否か、判定が行われる。否ならば、プロセスフローは元に戻り、例えば2タイムスロット分というように適切な時間を空けて、判定が再度行われる。UL同期が検出されたことを判定が示したならば、プロセスフローは先に進み、N個のリンクからのTPCコマンドストリームが合成される(ブロック310)。
理解されるはずだが、予想されるTPCコマンドパターンに適合されているという点で、同期フィルタ212はマッチドフィルタであり、従ってフィルタ212はマッチドフィルタに利用可能な多くの形態を取りうる。例えば、フィルタ212は、TPCコマンドストリームを予想されるコマンドストリームに比較する相関器を含んでもよい。そのようなフィルタが、受信機200の中のプロセッサが実行する、あるいは、合成器/推定器206が用いる回路が実行するプログラムステップの中で適宜実装されることがある。
UL同期検出器の別形態において、同期フィルタ212は積算器を含む可能性があり、制御ユニット214は下記のように動作する閾値ユニットを含む可能性がある。3GPPP規格によれば、DL TPCコマンドは、ULが無線リンク同期を完了するまでは「1」すなわち「上昇」となることがある。積算器は従ってM個のTPCコマンドの総和もしくは総和の目安を形成する可能性があり、制御ユニットは総和もしくは総和の目安を閾値と比較する比較器を実装する可能性がある。総和がMに近い限り(例えば総和>M−L)、閾値ユニットは、新しいULが同期を完了していないことを示すために、合成器210への信号の送信を停止する(又は送信を実行する)。M−Lという量は、適切であればいかなる方法でも(例えば制御ユニットが実行するソフトウェアによって)設定でき、MとLの値は、TPC検出誤り率と検出ミスのトレードオフに基づいて選択される。
TPC検出誤り率(最悪の場合)が15%だと仮定すると、M=15(すなわち、15の「上昇」コマンド)とL=4が良い選択だと現在考えられているが、他の値を選択してもよいことは理解されるであろう。同期フィルタは従って、次式で記述されてもよい。
Figure 0004616336

上式で、xは積算器の出力であり、TPCt−kはそれぞれの時刻t−kにおける新しいリンクのためのTPCコマンドの推定値である。積算器(フィルタ)はゼロに初期化されており、時刻t=tに起動される。ここでtは、ASU ADD情報を受信機が認識する時刻である。さらに、閾値の設定手段として、下記の論理決定基準を使うことができる。

t−1≧11且つx<11なら、UL同期が完了する

基準がそうであれば、積算器はオフにして新しいTPCコマンドをTPC合成に含めることができる。
図4Aおよび4Bはシミュレーションの結果を示す図であるが、ここでは、1パス、3km/時のレイリーフ−ジング・チャネルが想定されており、新しいリンクがスロット番号750で追加され(すなわち、ASU ADDメッセージがスロット番号750で受信され処理される)、そして、UL同期がスロット番号900で完了する(すなわち、DL電力制御が新しいリンク上で開始される)。図4Aは、TPC ADDが処理された直後にTPC合成において新しいリンクのためのTPCコマンドが使われたときのシミュレーションの結果を示す。言い換えると、図4Aは、先行技術を表している。図4Bは、ULが同期していることをUL同期検出器が判断した後に初めて新しいリンクのコマンドがTPC合成に含まれたときのシミュレーションの結果を示す。図4Aと図4Bの比較から分かるように、開ループ時間(スロット番号750から900まで)の間のULピークは、約20dBのレベルから約−10dBのレベルへと約30dB低下している。
上述のとおり、また、上記で引用した米国特許出願No.10/445,759に記載されているとおり、あるノード、例えばノードBによってUL電力の制御のためにUEに送信されるDL TPCパターンは、ネットワークが違えば異なる可能性がある。例えば、「すべて上昇」のTPCパターンを使用すべきだと3GPP規格が示す場合でも、ネットワークは、トグリングパターン、すなわち、時折「追加の(extra)」上昇コマンドを含むことがある一連の(「上昇」「低下」)ペアを代わりに送信することがある。トグリングパターンについては、3GPP TS 25.214のセクション5.1.2.2.1.2で議論されている。そのようなトグリングパターンはUEにとっては問題となり得る。UL電力の減少をもたらし、最後にはULを「止めて」しまう、すなわち、UL送信電力が低下しすぎる結果になってしまう。トグリングパターンは、場合によっては呼がドロップするという問題をもたらしているにもかかわらず、一部のネットワークではよく使われていたし、そのようなトグリングパターンの使用は今後も続くかもしれない。「すべて上昇」のパターンと同様、トグリングパターンはUEによって、および適切な行動を取ることによって検出できる。その結果、UL電力の設定が適切なものとなり、呼が継続される。この状況において、開ループであるとして検出されたリンクからのTPCコマンドが、閉ループである他のリンクからのTPCコマンドと合成されないときに、UL電力の設定が適切なものとなる。
上述のように、+1が「上昇」コマンドを表し、−1が「低下」コマンドを表し、x(k)がノードBからの(UL電力を制御する)DL TPCコマンドを表すとする。ここでkは時刻の指標(例えばタイムスロット)である。3GPPネットワークにおいては、二つのコマンドが違うならばx(k)x(k−1)=−1であり、違わなければ+1であるということに気づかれるであろう。
TPCコマンドのトグリング・シーケンスは、d(k)=x(k)x(k−1)である、d(k)で表され得る検出信号を形成し、ローパス・フィルタで検出信号を平滑化することによって検出できる。ローパス・フィルタは下記の式に従ってソフトウェアの中に適宜実装できる。
df(k)=αdf(k−1)+(1−α)d(k)
上式で、αはフィルタの時定数である。時定数の典型的な値は現在、α=0.99であると考えられている。フィルタ処理された検出信号df(k)は、アップリンクが同期していればおよそゼロであり、時定数αによって決定された応答でトグリングパターンが開始されればマイナスの値になる。従って、閾値は例えばdf(k)≦−0.4に設定され、df(k)が閾値を越えると、UL同期の喪失とトグリングパターンの使用が検出される。df(k)>−0.4であればULは同期していると考えられる。
理解されるはずだが、−0.4以外の同期/非同期遷移の閾値を使うこともできるし、信号の値は説明どおりに+1から−1までの範囲内にある必要もない。さらに認識されるはずだが、この処理形態は一種のマッチド・フィルタリングであると考えることができる。従って、検出信号d(k)を形成し、それをローパス・フィルタでフィルタ処理することは、UL同期フィルタ212によって実行することができる。そして、フィルタ処理された検出信号df(k)を閾値と比較し、比較の結果の指標を生成することは、制御ユニット214によって実行することが可能である。これらの機能は論理回路で実装されてもよいし、適切なプロセッサによって実行されるソフトウェアで実装されてもよい。
そのようなトグリング検出器を作り、フィールドテストを行った。その測定結果を図5Aおよび5Bに表している。図5Aの痕跡は、DL上で送信された(フィルタ処理された)TPCコマンドx(k)を表し、図5Bの線はフィルタ処理された検出信号df(k)を表す。図5Bから、アップリンク同期は時刻インデックスk=90.000で失われることが分かる。UL同期の喪失を検出することによって、UEはノードBがそのULを「止め」得るTPCコマンドのトグリングパターンを送信していることを検出し、UEはTPC合成においてこれらのTPCコマンドの使用を止めるかまたは減らすことができる。
出願人らのTPCコマンドシーケンス検出器がマッチドフィルタである限りにおいて、どのマッチドフィルタを使用するか、すなわち、TPCコマンドのどのシーケンスが想定されるかをUEが知ることが必要である。上述のとおり、代表的なシーケンスは「すべて上昇」およびトグリングである。UEは、どのシーケンスを想定すべきかをいくつかの方法で知ることができ、例えば、それが必要というわけではないが、UEの登録や認証の間に送信されることがあるネットワーク記述メッセージの中に適切な情報要素を含むことによる方法がある。UEは複数の異なるマッチドフィルタを同時に、あるいは連続的に使うことによってTPCコマンドを処理し、応答のあるフィルタに従って動作することも可能である。
UL電力ピークは、上述のとおり新しいDL電力の設定が高すぎるときに主として観察されることから、そのような場合に限ってUL同期検出器を作動させることが有利である可能性がある。図2に戻るが、受信機200は、この場合に当るのか否か、すなわち、UL同期検出器が必要なのか否かを確認するのに用いることができるSIR推定器402および制御ユニット404を含んでもよい。SIR推定器402は、合成器/推定器206から、合成されたDL SIRの推定に適した情報を受け取る。推定器402はSIR推定値を制御ユニット404に提供し、制御ユニット404は下記のようにSIR情報に基づいてUL同期検出器ON/OFF信号を生成し、そのON/OFF制御信号をUL同期フィルタ212に提供する。
SIRは、ASU ADDメッセージが受信される前の時刻tにおいてn−1個のリンクを合成した後に受信した合成SIRを表すとする。また、ASU ADDメッセージは、時刻t+1に受信されるとし、受信したN個のリンクの合成SIR(すなわち、新しいリンクを含むSIR)をSIRt+1で表すとする。
もしSIRt+1>>SIRであるならば、新しいDLからの新しいSIRが非常に大きく、UL同期フィルタが起動されることになるであろう。すなわち、新しいリンクからのTPCコマンドは、UL同期が検出されるまでは含まれないということである。従って、制御ユニット404はUL同期フィルタ212にON信号を提供する。他方、もしSIRt+1<SIRであるならば、新しいDLからの新しいSIRは許容レベルにある可能性が高く、新しいリンクからのTPCコマンドが含まれてよい。従って、制御ユニット404はフィルタ212にOFF信号を提供する。SIR推定値は雑音が多い可能性があるため、理解されるはずだが、制御ユニット404がフィルタ処理をしたSIR推定値に基づいてON/OFFの決定を行う必要があるかもしれない。
SIRを推定する方法は当技術分野ではよく知られている。信号電力Sと干渉電力Iは通常、パイロットシンボル、すなわち、1つ以上のチャネル上で送信される既知のシンボルを用いて推定される。SIR推定については、例えば、J.Nilsson他による米国特許出願No.10/700,855「代替スクランブリングコードを用いたCDMAシステムにおける干渉推定(Interference Estimation in CDMA Systems Using Alternative Scrambling Codes)」で説明されており、それを参照により本願に援用する。
これもフィールドテストにおいて観察されたことだが、SHOにおいてリンクが同期した後でリンクが同期を失う(OoS)という非ゼロリスクが存在する。これが発生した場合、リンクは通常、当初の同期の場合と同様の手順で再同期され、そのためUL送信電力のピークとディップが大きくなるというリスクがある。従って、SHOにおいてULがOoSか否かを受信機が検出し、そのようなULのOoSが検出された場合には上述のUL同期検出器を採用することは、有益である可能性がある。そのようなOoSの検出については、2004年5月6日に出願されたJ.Nilsson他による米国特許出願No.10/840,518「アップリンク同期喪失の高速ダウンリンク情報のための方法と装置(Methods and Apparatus for Fast DownlinkInformation of Uplink Out−of−Synchronization)」の中で説明されている。
ULのOoSを検出するもう1つの方法は、SHOにおける第1のリンクが同期した後でデータの受信中に、またはデータ受信と並行して、OoSフィルタを実行することである。OoSフィルタのパラメータは、この状況下での検出は初期の同期検出より難しいため、長い方のフィルタ長等に合わせて調整される。特定のDLに対応するフィルタの出力がOoSの閾値を越えたとき、そのDLからのTPCコマンドは、TPC合成から除外されるか、TPC合成において制限される。理解されるはずだが、図2はOoSフィルタ216を1つ表示しているが、そのようなフィルタは複数提供されてもよい。
理解されるはずだが、上述の手順は、例えば、送信器と受信機の間の通信チャネルの時間と共に変化する特性に応じるために、必要に応じて何度も実行される。理解を助けるため、出願人らの発明の多くの態様が、例えばプログラム可能なコンピュータシステムの要素によって実行できる動作のシーケンスという観点で記述されている。認識されるはずだが、各種の動作は、専門化した回路(例えば相互接続されて専門的な機能を実行する離散論理ゲートや特定用途向け集積回路)によって、1つ以上のプロセッサが実行するプログラム命令によって、あるいは両方の組み合わせによって実行され得る。
また、出願人らの発明は、加えて、命令実行システム、器具または装置、例えばコンピュータ・ベースのシステム、プロセッサを含むシステム、または媒体から命令をフェッチしてそれらの命令を実行できるその他のシステムで使用する、あるいはそれらに関連する、適切な一組の命令をその中に保存しているいかなる形態のコンピュータ可読記憶媒体の中にも、完全に実施されると考えることができる。ここで用いられているように、「コンピュータ可読記憶媒体」は、命令実行システム、器具または装置で使用する、あるいはそれらに関連するプログラムを含み、保存し、伝達し、伝搬し、あるいは転送することができるいかなる手段であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、または半導体による、システム、器具、装置、または伝搬媒体であってもよいが、それに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)には、1本以上の配線を有する電気接続機器、携帯可能なコンピュータディスケット、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリー・メモリ(ROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバが含まれる。
このように、本発明は多くの異なる形態で実施されることがあり、そのすべてを上記で説明してはいないが、そのような形態はすべて本発明の範囲内にあると考えられる。本発明の各種の態様の各々について、いかなるそのような形態であっても、説明された動作を実行「するように構成された論理」である、または説明された動作を実行「する論理」であると言及されることがある。
特に重要なのは、「含む(comprise)」や「含んでいる(comprising)」という用語は、本出願の中で使われた場合には、記載された特徴、整数、ステップ、または構成要素の存在を明記しているのであって、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、構成要素、あるいはそれらの集まりの存在または追加を排除するものではないということである。
上記の具体的な実施形態は単に例示しているのであって、いかなる意味でも限定的だと考えられてはならない。本発明の範囲は下記の請求項によって決定されるのであり、請求項の範囲内に入るすべての変化形や均等物はその中に包含されることが意図されている。
通信システムを表す図である。 出願人らの発明による受信機のブロック図である。 出願人らの発明による方法のフローチャートである。 アップリンク同期を検出しなかった場合と検出した場合それぞれの場合の、スロットの範囲におけるUE送信電力のシミュレーションを示す図である。 アップリンク同期を検出しなかった場合と検出した場合それぞれの場合の、スロットの範囲におけるUE送信電力のシミュレーションを示す図である。 TPCコマンドシーケンス検出器によるフィールドテストでの測定値を表す図である。 TPCコマンドシーケンス検出器によるフィールドテストでの測定値を表す図である。

Claims (23)

  1. 通信システムにおける端末であって、
    前記端末が接続している少なくとも1つの送信ノード、および前記端末が同時に接続しようとしている少なくとも1つのノードから前記端末へ向けられた、送信電力制御(TPC)コマンドを含む制御シンボルを復元するデバイスと、
    前記デバイスからTPCコマンドを受信し、且つ前記端末の送信電力を増加または減少させるために使用される合成TPCコマンドを前記TPCコマンドに基づいて生成する、TPC合成器と、
    前記端末と該端末が同時に接続しようとしている前記少なくとも1つのノードとの間で同期が完了するまで、前記少なくとも1つのノードから前記端末へ向けられると予想されるTPCコマンドパターンを認識する、アップリンク同期検出器と、
    を備え、
    前記予想されるTPCコマンドパターンが認識された場合、前記合成TPCコマンドは、前記端末が接続しようとしている前記少なくとも1つのノードからのTPCコマンドには基づかない
    ことを特徴とする端末。
  2. 前記アップリンク同期検出器は、前記端末へ向けられた所定のメッセージに応答して動作可能にされることを特徴とする請求項1に記載の端末。
  3. 前記アップリンク同期検出器は、
    前記予想されるTPCコマンドパターンに適合されたフィルタと、
    アップリンク同期が完了したか否かを前記フィルタの出力に基づいて判断し、且つ対応する信号を前記TPC合成器に供給する制御ユニットと
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の端末。
  4. 前記アップリンク同期検出器は、フィルタ及び閾値ユニットを備え、
    前記フィルタは、複数のTPCコマンドを積算して、該積算したTPCコマンドに基づいて出力信号を生成し、
    前記閾値ユニットは、前記フィルタの出力信号を閾値と比較して、アップリンク同期が完了したか否かの指標を前記出力信号に基づいて生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 前記アップリンク同期検出器は、フィルタ及び閾値ユニットを備え、
    前記フィルタは、複数のTPCコマンドに基づく検出信号を平滑化して、前記検出信号に基づいて出力信号を生成し、
    前記閾値ユニットは、前記フィルタの出力信号を閾値と比較して、アップリンク同期が完了したか否かの指標を前記出力信号に基づいて生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  6. 前記アップリンク同期検出器は、前記端末が接続しようとしている前記少なくとも1つのノードからのダウンリンク電力が所定の水準を超えた時に動作可能にされることを特徴とする請求項1に記載の端末。
  7. 信号対干渉比(SIR)推定器及び第2制御ユニットをさらに備え、
    前記SIR推定器は、前記端末が接続しようとしている前記少なくとも1つのノードからのダウンリンクにおけるSIRの推定値を生成し、
    前記第2制御ユニットは、前記SIR推定値に基づいて、前記アップリンク同期検出器のためのONまたはOFFの信号を生成する
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末。
  8. 前記SIR推定値を平滑化するフィルタをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の端末。
  9. 前記TPCコマンドパターンは、前記端末と該端末が接続しようとしている前記少なくとも1つのノードとの間のアップリンクチャネルにおける再同期が完了するまで、前記少なくとも1つのノードから前記端末へ向けられると予想されるものであることを特徴とする請求項1に記載の端末。
  10. 前記デバイスはRAKE受信機を含むことを特徴とする請求項1に記載の端末。
  11. 前記端末は移動体電話であることを特徴とする請求項1に記載の端末。
  12. 通信端末において、前記端末がソフトハンドオーバーの際に通信リンクに進入するかまたは通信リンクを追加する時に、通信システムのアップリンクにおいて送信される電力におけるピークおよびディップを減少させる方法であって、
    n−1個の通信リンクからの送信電力制御(TPC)コマンドを受信して合成するステップと、
    追加される通信リンクに対するアップリンク同期が完了したか否かを判断するステップと、
    前記追加される通信リンクに対するアップリンク同期が完了していない場合、前記n−1個の通信リンクのうちの少なくとも一部からのTPCコマンドを合成することを継続するステップと、
    前記追加される通信リンクに対するアップリンク同期が完了した場合、前記追加される通信リンクに関連するTPCコマンドを前記n−1個の通信リンクのうちの少なくとも一部からのTPCコマンドと合成するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  13. 前記判断するステップは、前記追加される通信リンクに関連するTPCコマンドをフィルタ処理するステップを含み、
    前記判断するステップは、前記端末によって受信された所定のメッセージに応答して実行される
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記フィルタ処理するステップは、前記追加される通信リンクに関連するTPCコマンドのパターンを認識するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記判断するステップは、
    前記追加される通信リンクに関連する複数のTPCコマンドを積算するステップと、
    前記積算されたTPCコマンドに基づいて出力信号を生成するステップと、
    前記出力信号を閾値と比較するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. 前記判断するステップは、
    前記追加される通信リンクに関連する複数のTPCコマンドに基づいて検出信号を形成するステップと、
    前記検出信号を平滑化するステップと、
    前記平滑化された検出信号に基づいて出力信号を生成するステップと、
    前記出力信号を閾値と比較するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  17. 前記端末が接続しようとしている少なくとも1つのノードからのダウンリンクにおける信号対干渉比(SIR)を推定するステップをさらに備え、
    前記判断するステップは、前記推定されたSIRに基づいて実行される
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  18. 前記推定されたSIRを平滑化するステップをさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記判断するステップは、
    再同期される通信リンクに対するアップリンク同期が完了したか否かを判断するステップと、
    前記再同期される通信リンクに対するアップリンク同期が完了していない場合、前記n−1個の通信リンクのうちの少なくとも一部からのTPCコマンドを合成することを継続するステップと、
    前記再同期される通信リンクに対するアップリンク同期が完了した場合、前記再同期される通信リンクに関連するTPCコマンドを前記n−1個の通信リンクのうちの少なくとも一部からのTPCコマンドと合成するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  20. 前記端末は移動体電話であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  21. 端末がソフトハンドオーバーの際に通信リンクに進入するかまたは通信リンクを追加する時に、通信システムのアップリンクにおいて送信される電力におけるピークおよびディップを減少させるコンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、
    追加される通信リンクに対するアップリンク同期が完了したか否かを判断するステップと、
    前記追加される通信リンクに対するアップリンク同期が完了していない場合、前記n−1個の通信リンクのうちの少なくとも一部からの送信電力制御(TPC)コマンドが合成されるようにするステップと、
    前記追加される通信リンクに対するアップリンク同期が完了した場合、前記追加される通信リンクに関連するTPCコマンドが前記n−1個の通信リンクのうちの少なくとも一部からのTPCコマンドと合成されるようにするステップと、
    を実行することを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  22. 前記端末によって受信された所定のメッセージに応答して、前記追加される通信リンクに関連するTPCコマンドをフィルタ処理することによって、アップリンク同期が完了したか否かが判断されることを特徴とする請求項21に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  23. 前記追加される通信リンクに関連するTPCコマンドのパターンを認識することによって、TPCコマンドがフィルタ処理されることを特徴とする請求項22に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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