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JP4615258B2 - 電力ケーブルの終端接続部及び組み立て方法 - Google Patents

電力ケーブルの終端接続部及び組み立て方法 Download PDF

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JP4615258B2
JP4615258B2 JP2004176227A JP2004176227A JP4615258B2 JP 4615258 B2 JP4615258 B2 JP 4615258B2 JP 2004176227 A JP2004176227 A JP 2004176227A JP 2004176227 A JP2004176227 A JP 2004176227A JP 4615258 B2 JP4615258 B2 JP 4615258B2
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Description

本発明は、発電所、変電所などに配置される電力機器と電力ケーブルとの接続部分に用いられるガス中終端接続部、油中終端接続部や気中終端接続部等の電力ケーブルの終端接続部及びその組み立て方法に関する。
一般に、CV(架橋ポリエチレン絶縁)ケーブル等の電力ケーブルには、絶縁体内の電界ストレスを緩和するため、絶縁体上に遮蔽層(外部半導電層)が設けられている。このような電力ケーブルの終端接続部を形成する場合、ただ単に遮蔽層を取り除くのみでは、遮蔽層端部に電界ストレスが集中し、絶縁破壊を引き起こすおそれがある。
このような電力ケーブルを、GIS(ガス絶縁開閉装置:Gas Insulated Swichgear)等の電力機器に用いられるガス中終端接続箱や、油中終端接続箱に接続する場合には、電界ストレスが集中しないように、例えば、特許文献1に示すガス中終端接続箱を備える電力ケーブル終端接続部を用いることが知られている。
図10は、従来のケーブル終端接続部の一例を示す図である。図10に示すガス中終端接続箱1は、CVケーブル用スリップオン式ガス中終端接続箱である。このガス中終端接続箱1は、GIS等のガス絶縁電力機器の外壁2に取り付けられる。外壁2内部のガス中終端接続箱1の周囲には、SF(六フッ化硫黄)ガス等の絶縁ガスが充填されている。
ガス中終端接続箱1では、エポキシ樹脂等の絶縁体からなる套(とう)管3が、機器の外壁2の内部に気密に取り付けられている。この套管3の受容口には下方から差し込まれた電力ケーブル4が接続されている。電力ケーブル4はその端末において端末処理がなされ、絶縁体がはぎ取られて導体5が露出されている。なお、電力ケーブル4は、ガス中終端接続箱1内において外部遮蔽層の接地がとられた状態となっている。
そして、套管3内部の上部には高圧電極8aが設けられ、電力ケーブル4の端末である導体5が、スリーブ6、接触子7を介して電気的に接続されている。
この高圧電極8aの上端には、導体引出棒8が一体的に形成され、套管3の上部から露出して、図示しない遮断機等のガス絶縁電力機器に電気接続されている。
さらに、電力ケーブル4の絶縁体9と套管3の受容口との間には、ストレスコーン10が嵌挿されている。ストレスコーン10は、エチレンプロピレンゴム製の絶縁ゴム部10aと導電ゴム部10bとからなり、押しパイプ11、スプリング12、フランジ13からなる押圧機構14によって套管3の受容口内部に押圧されている。
これにより、ガス中終端接続箱1では、外壁2の内側、つまり、套管3内で電力ケーブル4の導体5を接続するとともに、ストレスコーン10の表面と、套管3の内面とを密着させて、これらの界面15の十分な絶縁特性が得られる構成となっている。図11は、図10における課電時の等電位面の分布を示す図である。
図11に示すように、このガス中終端接続箱1は、架橋ポリエチレン製の絶縁体9、エチレンプロピレンゴム製の絶縁ゴム部10a及びエポキシ樹脂製の套管3を密着させてなる複合絶縁により絶縁し、電界ストレスを緩和する。なお、このストレスコーン10の上部には、上端付近を覆うように高圧電極8aの下端部が配置され、ストレスコーンの上端付近を電気的に遮蔽している。
特開2002−135959号公報
しかしながら、特許文献1に示すように、ストレスコーン10を用いるケーブルの終端接続部では、架橋ポリエチレン、エチレンプロピレン及びエポキシ樹脂といった材質の異なる部材による複合絶縁構造を採るため、複合絶縁部分A(図11参照)では等電位面に乱れが生じることは否めない。よって、この乱れを抑えて終端接続部分における電界緩和効果(絶縁特性)を向上したいという要望がある。
また、従来では、複合絶縁構造を維持するために、ストレスコーン10を套管3に密着させる押圧機構14が必須である。
この押圧機構14は、押しパイプ11、スプリング12、フランジ13等の複数の部品により構成されるため、押圧機構14を備えるケーブル終端接続部では、組み立てる際の工数がかかるとともに、終端接続部自体を大型化し、その分、重量が大きくなっている。
したがって、終端接続部自体の構造を簡略化して、部品点数を減らし、工数を減らすとともに、さらには終端接続部自体の小型軽量化を図ることが望まれている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、絶縁特性(電界緩和効果)の向上を図ることができるとともに、部位点数を少なくして、製作も容易に行える電力ケーブルの終端接続部及び組み立て方法を提供することを目的とする。
本発明の電力ケーブルの終端接続部は、電力ケーブルの端部において露出するケーブル導体と、前記ケーブル導体を接続する埋め込み導体と、前記埋め込み導体に一体的に成形され、前記埋め込み導体の本体部の周囲を絶縁する套管部と、前記埋め込み導体の一端部で前記ケーブル導体と接合する導体接続部と、前記導体接続部を被覆し、該導体接続部における電界を緩和する筒状の絶縁補強ブロックとを備え、前記套管部は、終端接続箱内に配置され、且つ、前記埋め込み導体の他端部側で電界を緩和する頭部を備える絶縁本体部と、前記終端接続箱の外方で前記絶縁補強ブロックに挿入されるブロック挿入部とを有し、前記導体接続部は、前記ブロック挿入部が挿入された前記絶縁補強ブロック内に配置され、前記絶縁補強ブロックは、前記導体接続部と前記ケーブル導体との接合部分を被覆する内部電極と、前記内部電極の両端部からそれぞれ所定間隔離間した位置に配置され、且つ、互いに対向する開口部は当該開口部の内周面に穏やかな傾斜を持たせたラッパ状である、導電性のストレスコーン部及びベルマウス部と、前記内部電極及び前記ストレスコーン部を覆い、且つ前記ベルマウス部に軸方向に隣接して配置される補強絶縁部と、前記補強絶縁部を覆い、且つ、前記ベルマウス部とともに外部半導電層を形成する筒状被覆部とを有し、前記ベルマウス部は、前記ブロック挿入部に外嵌されるとともに前記ストレスコーン部は、前記電力ケーブルの外部半導電層端部の外周に密着固定され、終端接続箱内の、前記頭部を除く前記絶縁本体部の外周面から、前記ブロック挿入部の外周面において当該外周面に外嵌された前記ベルマウス部に当接する部分まで導電塗料を塗布して形成された遮蔽層を備える構成を採る。
この構成によれば、電力ケーブルの端部で露出するケーブル導体を絶縁導体部(埋め込み導体、套管部)の導体部の一端に付けるだけで電界緩和効果を有する終端接続部となる。また、ケーブル導体に接合された導体部を被覆する絶縁被覆部のみで電力ケーブルの端部の電界を緩和するため、従来と異なり、ストレスコーン、套管、絶縁体など複数の異なる材質による複合絶縁を用いる必要がない。これにより、絶縁被覆部における電位線が滑らかな曲線を描くことになり、終端接続部分における電界緩和効果(絶縁特性)の向上を図ることができるとともに、終端接続部を構成する部位点数が少なくなり、終端接続部自体の製作も容易に行うことができる。
この構成によれば、ケーブル導体と導体部の一端との接合部分を絶縁補強ブロックで覆うため、接合部分における電界集中箇所の電界を緩和できる。
この構成によれば、ブロック挿入部が絶縁補強ブロックに挿入されるとともに、絶縁補強ブロック内に、ケーブル導体と導体部の接合部分が配置されているため、挿入部を補強絶縁ブロックに挿入するだけで、補強絶縁ブロックは接合部分を被覆して、接合部分における電界緩和効果の向上を図ることができるとともに、容易に組み立てることができ、施工性の向上を図ることができる。
なお、本発明の電力ケーブルの終端接続部は、上記構成において、前記絶縁被覆部は、高分子材料、エポキシ樹脂及びアクリル樹脂など硬化型樹脂により成形されてなる構成を採ってもよい。
この構成によれば、絶縁被覆部を高分子材料、エポキシ樹脂及びアクリル樹脂など硬化型樹脂を用いて容易に成形することができる。特に、注型により成形する場合、導体部が埋め込まれた絶縁被覆部を容易に成形でき、絶縁導体部を容易に製造できる。
また、本発明の電力ケーブルの終端接続部は、上記構成において、前記絶縁導体部の前記電界緩和部が密閉された内部に絶縁ガスまたは油が充填された容器内に挿入され、あるいは、大気中に設置されるとともに、前記接合部分は露出する終端接続箱を備え、前記終端接続箱の内部には、前記導体接続部と電力ケーブル導体の接合部分を持ち、前記接合部分に前記補強絶縁ブロックを被せる構成を採ってもよい。
この構成によれば、絶縁特性(電界緩和効果)の向上を図ることができるとともに、部位点数が少なく、制作も容易に行えるガス中終端接続部または油中終端接続部となる。
本発明の電力ケーブルの終端接続部の組み立て方法は、上記構成の電力ケーブルの終端接続部の組み立て方法であって、前記絶縁補強ブロックは、拡径方向に伸張するゴム弾性体により成形されてなり、前記埋め込み導体と前記電力ケーブル導体が接合する前記導体接続部の周囲に、予め拡径した前記絶縁補強ブロックを配置し、次いで、前記埋め込み導体の一端部に、前記電力ケーブル導体を接合した後、前記絶縁補強ブロック内に前記ブロック挿入部配置して、前記ベルマウス部を前記ブロック挿入部の外周面に外嵌させるとともに、前記導体接続部上に前記内部電極を被せ次いで、前記絶縁補強ブロックを縮径して前記導体接続部の外周に密着させて被覆するようにした。
この方法によれば、絶縁導体部の導体部の一端にケーブル導体を接合した後、導体部とケーブル導体と導体部の接合部分の周囲に、予め拡径した絶縁補強ブロックを配置して縮径することにより、接合部分の外周に密着させて接合部分を被覆する。このため、従来と異なり、複合絶縁、複合絶縁に必要な押圧機構を用いることなく終端接続部を組み立てることができる。したがって、終端接続部の組み立てに際し、部品点数が少なく、工数も少ないため、容易に組み立てることができる。
以上説明したように、本発明によれば、絶縁特性(電界緩和効果)の向上を図ることができるとともに、部位点数が少なく、製作も容易行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電力ケーブルの終端接続部の構成を示す部分断面図である。なお、図1ならびに各図の部分断面図は、便宜上、電力ケーブル部分以外の部分を断面で示している。
この本発明に係る電力ケーブルの終端接続部は、トランスや、架空線、変電所の母線等に接続するために用いられる。具体的には、気中終端接続部、油中終端接続部及びガス中終端接続部のどのような形態の終端接続部として適用してもよく、ここでは、GIS(Gas Insulated Swichgear:ガス絶縁開閉装置)などのガス絶縁電力機器等に取り付けられるガス中終端接続部に適用して説明する。
図1に示す電力ケーブルの終端接続部100は、電力ケーブル110の端部を構成するケーブル導体112と、ケーブル導体112に接続された絶縁導体部130と、GISなどのガス絶縁電力機器に設けられた密閉型の終端接続箱200とを有する。
電力ケーブル110は、ケーブル導体112の周囲を内側から順に内部半導電層(図示せず)、ケーブル絶縁体114、外部半導電層116、金属遮蔽層118およびケーブルシース120で被覆して構成されている。
そして、電力ケーブル110の端部110aは、電力ケーブル110の端末から順にそれぞれ所定の長さでケーブル導体112、ケーブル絶縁体114、および外部半導電層116、金属遮蔽層118が露出している。
すなわち、電力ケーブル110の端部110aは、電力ケーブル110を構成するケーブル絶縁体114、外部半導電層116、金属遮蔽層118およびケーブルシース120を外側から順にそれぞれ所定の長さ分剥ぎ取ることで構成されている。
ここで、ケーブル絶縁体114は、絶縁性を有するゴムプラスチック材料、例えば、エチレンプロピレンゴムやポリエチレン、架橋ポリエチレン等で作られている。また、外部半導電層116は、導電性を有する材料、例えば、エチレンプロピレン(Ethylene Propylene)ゴム、ポリエチレン(Polyethylene)やシリコーン(Silicone)ゴム、エチレンビニルアセテイト(Ethylene Vinyl Acetate)等のエラストマーにカーボン等の導電性物質を混ぜ合わせたもので作られている。
電力ケーブル110の端部110aにおいて、電力ケーブル110の端末で露出したケーブル導体112には、電力ケーブル110と同軸線上に配置された埋め込み導体132の一端部132aが固定されている。なお、この埋め込み導体132の一端部132aを以下では、導体接続部132aという。
この埋め込み導体132は、長尺の部材からなり、導体接続部132aから延びる本体部132bの周囲には、絶縁部(以下、「套管部」という)134が一体的に設けられている。詳細には、埋め込み導体132は、套管部134に埋め込まれて形成され、導体接続部132aを終端接続箱200の外部に出し、他端部132cを終端接続箱200内に位置するように配置されている。
この導体接続部132aは、端面側に開口する凹部にケーブル導体112を挿入し、凹部の側壁から凹部内に突出するボルト1322により固定されている。ボルト1322の先端はケーブル導体112の周壁部分に食い込まれ、ケーブル導体112自体の抜けが防止されている。なお、他端部132cは、接続される電気機器に整合している。
套管部134は、例えば、エポキシ樹脂を埋め込み導体132の本体部132bを覆うように注型することによって形成される。
この套管部134は、内部に埋め込み導体132が挿通された筒状をなし、インサート金具1344及びボルト1345等の取付部材を介して外壁210に取り付けられている。
套管部134は、終端接続箱200内に配置される絶縁本体部1341と、絶縁本体部1341に一体的に形成され、外壁210に対し外方に配置されるブロック挿入部1342とを有する。
絶縁本体部1341は、筒状をなし、その外周面の中央部分から外方に張り出したフランジ部1343を有する。フランジ部1343には、筒状のインサート金具1344が取り付けられ、このインサート金具1344に挿通されるボルト1345によって、外壁210の開口部212の縁部(開口縁部)214に、Oリング1347を挟んで外壁210の裏面側から取り付けられている。なお、このOリング1347は、終端接続箱200内の気密性を保つものである。
絶縁本体部1341は、埋め込み導体132の他端部132c側で電界を緩和する頭部1341bを有し、頭部1341bは、埋め込み導体132の他端部132c側に向かって狭窄する円錐台状の筒体をなす。
この頭部1341bの狭窄する外面136で、電界緩和を行い、この頭部1341bを除く絶縁本体部1341の外面には、導電塗料を塗布することにより遮蔽層1346が形成されている。
ブロック挿入部1342は、埋め込み導体132が挿通された挿通孔が形成され、この挿通孔は、絶縁本体部1341内部の挿通孔と同一の径を有する。また、ブロック挿入部1342は、絶縁本体部1341の外径よりも小さい外径の筒状をなす。
そして、このブロック挿入部1342は、ケーブル導体112、ケーブル絶縁体114ととともに周囲に密着固定された絶縁補強ブロック160に挿入され、この絶縁補強ブロック160によって被覆されている。
なお、遮蔽層1346は、絶縁本体部1341の外周面から、ブロック挿入部1342の外周面において外嵌された絶縁補強ブロックの導電性を有するベルマウス部167に当接する部分まで形成されている。
絶縁補強ブロック160は、内部電極162と、ストレスコーン部164と、補強絶縁層166と、ベルマウス部167と、外部半導電層168とを有する。
なお、絶縁補強ブロック160は、同様の機能を有するものであれは、例えば、内部電極162、ストレスコーン部164、補強絶縁層166及び外部半導電層168を有するものであれば、どのように構成されていてもよい。例えば、絶縁ゴムテープを各部位の形状に巻き上げることにより絶縁補強ブロックが形成されてもよい。
この実施の形態の絶縁補強ブロック160においては、内部電極162、ストレスコーン部164、補強絶縁層166及び外部半導電層168は、例えば、シリコーンゴム、エチレンプロピレン(Ethylene Propylene Diene Terpolymer :EPDM、Ethylene Propylene Methylene Linkage:EPM)ゴム等の材料で作られたゴム弾性体からなる筒状体によって、一体的に形成されている。この絶縁補強ブロック160は、装着時収縮状態となる。
内部電極162は導電性を有し、その両端部162a、162bは、それぞれ丸みが設けられるなど、電界の集中を防ぐ構造が採られ、導体接続部132aとともに、ケーブル絶縁体114のケーブル導体112側端部を被覆している。
この内部電極162は、電力ケーブルの露出する端部であるケーブル導体112と埋め込み導体132の導体接続部132aとの接合部分に被せられ、この接合部分において最も電界が集中して高電圧側の電界集中箇所となる導体接続部132aの表面および角部近傍の電界を緩和する。
この内部電極162は、ゴムプラスチック製の導電性を有する材料、たとえば、エチレンプロピレンゴムやシリコーンゴム、あるいはエチレンビニルアセテイトなどにカーボンなどの導電性物質を混合したもので形成されている。
ストレスコーン部164及びベルマウス部167は、導電性を有し、それぞれ基端部164a、167aから先端側に向かってラッパ状に開口する開口部164b、167bを有している。なお、ベルマウス部167は、筒状被覆部169とともに外部半導電層168として一体的に形成されている。
ストレスコーン部164及びベルマウス部167は、内部電極162の両端部162a、162bからそれぞれ所定間隔離間した位置に、開口部164b、167bが互いに対向するように配置されている。
すなわち、ストレスコーン部164及びベルマウス部167では、立ち上がり部分164c、167cが鋭利な突起にならないように、対向する開口部164b、167bのそれぞれの内周面(開口部167b、164bの内面)に緩やかな傾斜(ここでは曲面)を持たせた形状となっている。
この構成により、ストレスコーン部164及びベルマウス部167は、低電圧側の電界集中箇所(ストレスコーン部164及びベルマウス部167のそれぞれの立ち上がり部分近傍)の電界を緩和する。
また、このストレスコーン部164は、電力ケーブルの外部半導電層116端部の外周に密着固定されている。
ストレスコーン部164は、外部半導電層168とともに、ゴムプラスチック製の導電性を有する材料、例えば、エチレンプロピレンゴムやシリコーンゴム、あるいはエチレンビニルアセテイト等にカーボン等の導電性物質を混合して形成されている。
補強絶縁層166は、絶縁性を有し、外部半導電層168のベルマウス部167に軸方向において隣接されるとともに、外部半導電層168の筒状被覆部169の内側に位置し、内部電極162及びストレスコーン部164を覆い、一体的に設けられている。
なお、筒状被覆部169は、内部電極162の上方に設けられ、補強絶縁層166を覆うととともに、一端部が、ベルマウス部167の開口部167bの上端に接続されている。また、この筒状被覆部169の他端部側には、ストレスコーン部164の上方に離間して配置され、ストレスコーン部164に対して絶縁された縁切り部166aが形成されている。
この補強絶縁層166は、絶縁性を有する所定の材料、好ましくは絶縁性を有するゴムプラスチック材料、たとえば、エチレンプロピレンゴムやシリコーンゴムなどのエラストマーで作られている。
このように設けられた終端接続部100では、外壁210の外面にボルト141により固定されたアダプタ140を介して、外壁210から突出するブロック挿入部1342を含む接合部分の周囲を囲む絶縁筒142が取り付けられている。また、絶縁筒142の電力ケーブル側の端部には、保護金具144が被せられ、電力ケーブル110の端部110aを固定するとともに、電力ケーブル110の端部110aの接合部分を覆っている。
図2は、図1に示す終端接続部における課電時の等電位面の分布を示す図である。
ケーブル導体112に接合される埋め込み導体132は、一種類の材料、ここではエポキシ樹脂により成形された套管部134により被覆されている。このため、図2中、符号Bで示す等電位面の分布でも明らかなように等電位線は略等間隔で滑らかなものとなっており、終端接続部100は、安定した絶縁性能を有する。
次に、この電力ケーブルの終端接続部100の組み立て方法について説明する。
図3から図6は、本発明に係る電力ケーブルの終端接続部の組み立て工程を説明するための部分断面図である。
まず、図3に示すように、GISなどのガス絶縁電力機器に取り付けられた終端接続箱200内に、絶縁本体部1341を配置し、外壁210の開口部212から外方にブロック挿入部1342を突出させて、絶縁導体部130を取り付ける。詳細には、埋め込み導体132の導体接続部132aと、他端部132cとが、外壁210に対して略直交する直線上に位置させて、絶縁導体部130を配置する。
次いで、フランジ部1343のインサート金具1344にボルト1345を挿通させ、フランジ部1343で開口部212を閉塞した状態で、外壁210の裏面側から套管部134を外壁210に固定する。
一方、接続される電力ケーブル110(図1参照)が、ゴムプラスチック絶縁電力ケーブルである場合、接続する端部110a(図1参照)を接続可能な状態にする。詳細には、電力ケーブル110の端部110aでは、ケーブルシース120を電力ケーブル110の端面から所定の位置まで剥ぎ取り、金属遮蔽層(所謂、ワイヤーシールド)118をケーブル本体側に折り返す。これにより外部半導電層116が露出する(図1参照)。
次いで、電力ケーブル端部110aのケーブル絶縁体114を導体接続に必要な長さ分剥ぎ取り、ケーブル導体112を露出させるとともに、外部半導電層116を所定の長さに加工する。ここでは、所定の長さを、取り付けられる絶縁補強ブロック内部において露出する絶縁体の長さC(図1参照)より長いものとし、この長さとなるように外部半導電層116を削る。
次いで、補強絶縁ブロック160を電力ケーブル110にセットする(図1参照)。このセット方法としては、既存のインナーコアを予め補強絶縁ブロック160内に挿入、拡径して、径を広げた状態とし、拡径状態の補強絶縁ブロック160を電力ケーブルに通す方法が挙げられる。
なお、インナーコアは、合成樹脂などを用いて、補強絶縁ブロック160に押し潰されない強度を持つ帯状あるいは紐状に加工された成形体を螺旋状の筒体に形成されてなる。これに拡径された補強絶縁ブロック160を被せることにより、補強絶縁ブロック160は所定の径を維持できる。
このようにインナーコア182(図5参照)に支えられた補強絶縁ブロック160は、当該補強絶縁ブロック160を取り付ける目的の箇所で、インナーコア片端の紐、帯状体を他端に導き、他端側へインナーコアを引き抜くことによって、補強絶縁体ブロック160が縮められ、目的物を被覆することができる。
また、拡径せずに、電力ケーブル110の外部半導電層116を、構造的に必要な長さ、つまり、補強絶縁ブロック160を所定位置に配置した際に必要な長さよりも長く露出させて、電力ケーブル110の外部半導電層116上を絶縁補強ブロック160が摺動自在にする方法が挙げられる。
なお、補強絶縁ブロック160を電力ケーブルに差し込む前に、保護金具144、絶縁筒142、アダプタ140を必要に応じて差し込んでおく。
次いで、絶縁補強ブロック160がセットされる(図示しない)とともに、図4に示すように、端部を加工した電力ケーブル110の端部におけるケーブル導体112を、導体接続部132aの凹部内に挿入し、ボルト1322を締めることによって、導体接続部132aに接合する。
次いで、絶縁補強ブロック160を導体接続部132a上に位置させて密着した状態で固定する。
図5は、予め拡径した補強絶縁ブロックを用いた場合を示す図である。
図5に示すように、予め拡径された絶縁補強ブロック160を電力ケーブル110に通している場合、導体接続部132a上に配置する。
そして、インナーコア182を解体して絶縁補強ブロック160の拡径状態を解除し、導体接続部132aの周囲に密着させた状態で固定する(図6参照)。
一方、拡径せずに電力ケーブル110に差し込まれた絶縁補強ブロック160であれば、導体接続部132a上までずらし、導体接続部132aに密着させて被覆する。
そして、導体接合部分の周囲に固定された絶縁補強ブロック160の両端部側において、例えば、導電性ゴムテープなどを用い、ストレスコーン部164と電力ケーブル110の外部半導電層116を結ぶ。更に、ベルマウス部167と外部半導電層168の表面に金属の遮蔽層を設ける。
次いで、補強絶縁ブロック160の周囲に、アダプタ140や、遮蔽層側に流れる電流を遮断する絶縁筒142及び保護金具144を被せて、絶縁筒142と電力ケーブル110の端部110a間を接続し保護する(図1参照)。そして、アダプタ140と接続し、電気的接続処理を行う。
そして、終端接続箱200内に絶縁ガス、ここでは、SF(sulphur hexafluoride)ガスを充填する。
本実施の形態によれば、電力ケーブル110の端部110aで露出するケーブル導体112を埋め込み導体132の導体接続部132aに付けるだけで電界緩和効果を有する終端接続部100となる。
また、ケーブル導体112に接合された埋め込み導体132を被覆する套管部134のみで電力ケーブル110の端部の電界を緩和するため、従来と異なり、ストレスコーン、套管、絶縁体など複数の異なる材質による複合絶縁を用いる必要がない。
これにより、套管部134における電位線が滑らかな曲線を描くことになり、終端接続部分における電界緩和効果(絶縁特性)の向上を図ることができるとともに、終端接続部を構成する部位点数が少なくなり、制作も容易に行うことができる。
また、ケーブル導体112と埋め込み導体132の導体接続部132aとの接合部分を絶縁補強ブロック160で覆うため、接合部分における電界集中箇所の電界を緩和できる。
さらに、ケーブル導体112と埋め込み導体132の接合部分では、ケーブル導体112と埋め込み導体132の導体接続部132aとの接合部が内部電極162に覆われ、この内部電極162は補強絶縁層166により覆われ、補強絶縁層166は外部半導電層168により覆われている。
このため、補強絶縁ブロック160を接合部分に取り付けるだけで、接合部分における電界緩和効果の向上を図ることができ、施工性の向上を図ることができ、容易に組み立てることができる。
また、套管部134を高分子材料、エポキシ樹脂及びアクリル樹脂を用いて容易に成形することができる。特に、注型により成形する場合、導体部が埋め込まれた套管部134を容易に成形でき、絶縁導体部130を容易に製造できる。
また、ブロック挿入部1342が絶縁補強ブロック160に挿入され、絶縁補強ブロック160内に、ケーブル導体112と埋め込み導体132の接合部分が配置されているため、ブロック挿入部1342を補強絶縁ブロック160に挿入するだけで、補強絶縁ブロック160は接合部分を被覆して、接合部分における電界緩和効果の向上を図ることができるとともに、容易に組み立てることができ、施工性の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態の終端接続部100では、絶縁導体部130を直線形状に形成し、GIS等に取り付ける構成としたが、これに限らず、終端接続部が取り付けられる箇所に対応する形状としてもよい。
例えば、C−GISなどの側面に取り付ける場合として、絶縁導体部130をL字形状に形成して取り付けても良い。この例を変形例1として示す。
(変形例1)
この変形例1の終端接続部300は、図1に示す実施の形態1に対応する終端接続部100と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7は本発明に係る電力ケーブルの終端接続部の変形例1を示す部分断面図である。
図7に示す終端接続部300は、終端接続部100の絶縁導体部130をL字状にした絶縁導体部330を有する。この絶縁導体部330の作用は絶縁導体部130と略同じであるため説明は省略する。つまり、この絶縁導体部330は、埋め込み導体132より長く、かつL字型に形成した埋め込み導体332と、この埋め込み導体332を被覆する絶縁部334とを有する。そして、埋め込み導体332の一端部である導体接続部332aに電力ケーブルを接続している。なお、埋め込み導体332の他端部は、終端接続箱230内に配置されている。この埋め込み導体332の他端部は、終端接続部100の埋め込み導体132aと同様の構成であるため、同符号を付して説明は省略する。
これにより、SFガスが充満された終端接続箱230において、その側面部232に終端接続部300を形成したい場合、容易に形成することができる。
また、本実施の形態では、終端接続部100をガス中終端接続部として説明したが、これに限らず、気中終端接続部や油中終端接続部として用いてもよい。
気中終端接続部や油中終端接続部として用いる場合、絶縁導体部130の形状を変えてもよい。
(変形例2)
図8は本発明に係る電力ケーブルの終端接続部の変形例2を示す部分断面図である。
この変形例2の終端接続部400は、図1に示す実施の形態1に対応する終端接続部100と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8に示す終端接続部400は、終端接続部100において、套管部134における絶縁本体部1341の頭部1341bの外周面に複数のヒダ部410を設けてなる。
つまり、終端接続部400は、終端接続部100の構成において、絶縁本体部1341に替えて、放射方向に張り出す複数のヒダ部410を有する絶縁本体部4341が設けられた套管部434を備える。つまり、套管部434は、絶縁本体部4341と、絶縁本体部4341と一体的に形成されたブロック挿入部4342とを有する。
なお、取り付け方法、作用効果などは、終端接続部100の套管部434と同様であるのため、説明は省略する。図8では、内部に油を充満させた終端接続箱250を備える油中終端接続部として説明したが、これに限らず、図8に示す終端接続箱250の外壁252を架台とし、気中終端接続部として用いてよいことは勿論である。
また、本実施の形態では、一本の電力ケーブルの終端接続部として説明したが、これに限らず複数の電力ケーブルの終端接続部としてもよい。
(変形例3)
図9は、本発明に係る電力ケーブルの終端接続部の変形例3を示す部分断面図である。
この変形例3の終端接続部500は、図1に示す実施の形態1に対応する終端接続部100と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9に示す終端接続部500は、終端接続部500において、複数の電力ケーブル110A、110Bが接続されている。
この終端接続部500では、絶縁導体部130と基本的に同様の構成、機能を有する絶縁導体部530は、埋め込み導体532の導体接続部532aに複数の凹部を形成し、この凹部のそれぞれに電力ケーブル110A、110Bのケーブル導体112、112を挿入してボルト1322を介して接合している。
そして、これら接合部分を覆う絶縁補強ブロック560に、接続される複数の電力ケーブル110A、110Bに対応した開口部581、582が形成されている。この変形例3では、絶縁補強ブロック560をT字状に形成している。なお、この絶縁補強ブロック560の基本的構成は、絶縁補強ブロック160と同様であるため、同符号を付して説明は省略する。
つまり、絶縁補強ブロック560は、導電性を有する内部電極1620と、導電性を有するストレスコーン部164と、絶縁性を有する補強絶縁層166と、導電性を有しベルマウス部167を有する外部半導電層168とを有する。
内部電極1620は、ここでは、埋め込み導体532が挿入される開口部と、2つの電力ケーブルが挿入される開口部と3つの開口部が形成されてなる。この終端接続部500によれば、複数の電力ケーブルを一カ所で接続できる。
本発明に係る終端接続部は、絶縁特性(電界緩和効果)の向上を図ることができるとともに、部位点数が少なく、制作も容易に行うことができるものとして有用である。
本発明の一実施の形態に係る電力ケーブルの終端接続部の構成を示す部分断面図 図1に示す終端接続部における課電時の等電位面の分布を示す図 同電力ケーブルの終端接続部の組み立て工程を説明するための部分断面図 同電力ケーブルの終端接続部の組み立て工程を説明するための部分断面図 同電力ケーブルの終端接続部の組み立て工程を説明するための部分断面図 同電力ケーブルの終端接続部の組み立て工程を説明するための部分断面図 本発明に係る電力ケーブルの終端接続部の変形例1を示す部分断面図 本発明に係る電力ケーブルの終端接続部の変形例2を示す部分断面図 本発明に係る電力ケーブルの終端接続部の変形例3を示す部分断面図 従来の電力ケーブルの終端接続部の一例を示す図 図10における課電時の等電位面の分布を示す図
符号の説明
100、300、400、500 終端接続部
110、110A、110B 電力ケーブル
110a 電力ケーブルの端部
112 ケーブル導体
114 ケーブル絶縁体
116 外部半導電層
118 金属遮蔽層
130 絶縁導体部
132、332、532 埋め込み導体
132a 導体接続部
134、434 套管部
160、560 絶縁補強ブロック
162 内部電極
164 ストレスコーン部
166 補強絶縁層
167 ベルマウス部
168 外部半導電層
200、230、250 終端接続箱
210、252 外壁
212 開口部
214 開口縁部
410 ヒダ部
1342、4342 ブロック挿入部

Claims (4)

  1. 電力ケーブルの端部において露出するケーブル導体と、前記ケーブル導体を接続する埋め込み導体と、前記埋め込み導体に一体的に成形され、前記埋め込み導体の本体部の周囲を絶縁する套管部と、前記埋め込み導体の一端部で前記ケーブル導体と接合する導体接続部と、前記導体接続部を被覆し、該導体接続部における電界を緩和する筒状の絶縁補強ブロックとを備え、
    前記套管部は、終端接続箱内に配置され、且つ、前記埋め込み導体の他端部側で電界を緩和する頭部を備える絶縁本体部と、前記終端接続箱の外方で前記絶縁補強ブロックに挿入されるブロック挿入部とを有し、
    前記導体接続部は、前記ブロック挿入部が挿入された前記絶縁補強ブロック内に配置され、
    前記絶縁補強ブロックは、前記導体接続部と前記ケーブル導体との接合部分を被覆する内部電極と、前記内部電極の両端部からそれぞれ所定間隔離間した位置に配置され、且つ、互いに対向する開口部は当該開口部の内周面に穏やかな傾斜を持たせたラッパ状である、導電性のストレスコーン部及びベルマウス部と、前記内部電極及び前記ストレスコーン部を覆い、且つ前記ベルマウス部に軸方向に隣接して配置される補強絶縁部と、前記補強絶縁部を覆い、且つ、前記ベルマウス部とともに外部半導電層を形成する筒状被覆部とを有し、
    前記ベルマウス部は、前記ブロック挿入部に外嵌されるとともに前記ストレスコーン部は、前記電力ケーブルの外部半導電層端部の外周に密着固定され、
    終端接続箱内の、前記頭部を除く前記絶縁本体部の外周面から、前記ブロック挿入部の外周面において当該外周面に外嵌された前記ベルマウス部に当接する部分まで導電塗料を塗布して形成された遮蔽層を備える、
    ことを特徴とする電力ケーブルの終端接続部。
  2. 前記筒状被覆部の一端部は、前記ベルマウス部に接続されており、
    前記筒状被覆部の他端部は、前記ストレスコーン部の上方に離間して配置され、当該ストレスコーン部に対して絶縁された縁切り部であることを特徴とする請求項1記載の電力ケーブルの終端接続部。
  3. 前記内部電極の両端部には丸みが設けられていることを特徴とする請求項1又2記載の電力ケーブルの終端接続部。
  4. 請求項1記載の電力ケーブルの終端接続部の組み立て方法であって、
    前記絶縁補強ブロックは、拡径方向に伸張するゴム弾性体により成形されてなり、
    前記埋め込み導体と前記ケーブル導体が接合する前記導体接続部の周囲に、予め拡径した前記絶縁補強ブロックを配置し、
    次いで、前記埋め込み導体の一端部に、前記電力ケーブル導体を接合した後、
    前記絶縁補強ブロック内に前記ブロック挿入部配置して、前記ベルマウス部を前記ブロック挿入部の外周面に外嵌させるとともに、前記導体接続部上に前記内部電極を被せ
    次いで、前記絶縁補強ブロックを縮径して前記導体接続部の外周に密着させて被覆することを特徴とする電力ケーブルの終端接続部の組み立て方法。
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