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JP4612771B2 - 端部部材、現像剤収納部及びプロセスカートリッジ - Google Patents

端部部材、現像剤収納部及びプロセスカートリッジ Download PDF

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JP4612771B2 JP2000361129A JP2000361129A JP4612771B2 JP 4612771 B2 JP4612771 B2 JP 4612771B2 JP 2000361129 A JP2000361129 A JP 2000361129A JP 2000361129 A JP2000361129 A JP 2000361129A JP 4612771 B2 JP4612771 B2 JP 4612771B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真画像形成装置に使用されるプロセスカートリッジとこれに設けられる端部部材と現像剤収容部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及び該電子写真感光体に作用するプロセス手段をカートリッジとして一体化し、このカートリッジを装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによることなくユーザー自身で行うことができるために操作性を格段に向上させることができる。このため、プロセスカートリッジ方式は電子写真画像形成装置において広く用いられている。
【0003】
このようなプロセスカートリッジにあっては、現像剤(トナー)を収納したトナー室を有するトナー枠体と現像部材を収容した現像枠体を一体的に設け、トナー枠体と現像枠体との間に、プロセスカートリッジを使用開始するまでトナーを封止しておくトナーシール部材を設けている。そして、前記両枠体と電子写真感光体を支持するドラム枠体とを結合している。
【0004】
ここで、前記トナーシール部材には前記トナー枠体に一体に成形された把手部材に両面テープ等の固定手段により固定されているものがある。そして、トナー枠体と一体に成形されている把手部材の一部には、ユーザーが容易に曲げ切ることができるように切り欠き部が形成されており、ユーザーが把手部材の切り欠き部を曲げ切り、把手部材を引き抜くことによってトナーシール部材が開封される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記従来技術を発展させたものであり、その目的とする処は、封止部材の把手部材との結合強度を安定させるとともに、部品コストと工数の削減を図ることができる端部部材、現像剤収容部及びプロセスカートリッジを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成された潜像を現像するための現像部材と、該現像部材の現像に用いる現像剤を収納するための現像剤収納部と、該現像剤収納部に収納されている現像剤が前記現像部材に供給される際に通過する現像剤通過開口と、該現像剤通過開口を開封可能に封止する封止部材とを有するプロセスカートリッジに用いられる端部部材において、前記封止部材を開封する際に把持するための手部材を前記端部部材に取り外し可能に設けるとともに、該把手部材に形成された貫通穴に前記封止部材を通過せしめ、記封止部材の長手方向における前記貫通穴よりも端部側のシーラント層を前記把手部材に固定したことを特徴とする。
【0012】
請求項記載の発明は、電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成された潜像を現像するための現像部材と、該現像部材の現像に用いる現像剤を収納するための現像剤収納部と、該現像剤収納部に収納されている現像剤が前記現像部材に供給される際に通過する現像剤通過開口と、該現像剤通過開口を開封可能に封止する封止部材とを有するプロセスカートリッジに設けられ現像剤収部において、前記封止部材を開封する際に把持するための把手部材を前記現像剤収納部に取り外し可能に設けるとともに、該把手部材に形成された貫通穴に前記封止部材を通過せしめ、記封止部材の長手方向における前記貫通穴よりも端部側のシーラント層を前記把手部材に固定したことを特徴とする。
【0013】
請求項10記載の発明は、電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成された潜像を現像するための現像部材と、該現像部材の現像に用いる現像剤を収納するための現像剤収納部と、該現像剤収納部に収納されている現像剤が前記現像部材に供給される際に通過する現像剤通過開口と、該現像剤通過開口を開封可能に封止する封止部材と、前記封止部材を開封する際に把持するための把手部材と、を有するプロセスカートリッジにおいて、該把手部材に形成された貫通穴に前記封止部材を通過せしめ、前記封止部材の長手方向における前記貫通穴よりも端部側のシーラント層を前記把手部材に固定したことを特徴とする
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0020】
<実施の形態1>
ここでは、本実施の形態を▲1▼画像形成装置及びプロセスカートリッジの全体構成、▲2▼現像手段の枠体構成、▲3▼端部部材及び把手部材の構成の順に説明する。
【0021】
尚、以下の説明において長手方向とは、装置本体へのプロセスカートリッジの挿入方向に対して直交する方向で、且つ、記録媒体の表面に平行な方向を言う。
又、長手方向に直交する方向を短手方向と言う。
【0022】
(全体構成)
先ず、電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジの全体構成を図1〜図4に基づいて説明する。尚、図1はプロセスカートリッジを装着した電子写真画像形成装置の全体構成を示す断面図、図2はプロセスカートリッジの断面図、図3は同プロセスカートリッジの斜視図、図4は開閉カバーを開いてプロセスカートリッジを装置本体へ装着する状態を説明するための断面図である。
【0023】
図1に示す電子写真画像形成装置Aは、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体に画像を形成するものであり、この電子写真画像形成装置Aにおいては、像担持体であるドラム状の電子写真感光体(以下、感光ドラムと称する)7にトナー像が形成される。そして、前記トナー像の形成と同期して、給送トレイ3aにセットされた記録媒体2がピックアップローラ3b及び搬送ローラ3c等から成る搬送手段3によって搬送される。
【0024】
次いで、プロセスカートリッジBに設けられた前記感光ドラム7に形成されたトナー像が転写手段としての転写ローラ4に電圧を印加することによって記録媒体2に転写される。その後、トナー像の転写を受けた記録媒体2はガイド3dに沿って定着手段5へと搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5a及びヒータを内蔵した定着ローラ5bから成り、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を記録媒体2上に定着する。そして、トナー像が定着された記録媒体2は、排出ローラ3e、3fによって反転搬送されて排出トレイ6へと排出される。
【0025】
一方、前記プロセスカートリッジBにおいては、図1及び図2に示すように、像担持体としての感光層を有する前記感光ドラム7が回転駆動され、帯電部材としての帯電ローラ8への電圧印加によって感光ドラム7の表面が一様に帯電される。次いで、光学系1からの画像情報に応じたレーザービーム光が露光開口部9を介して感光ドラム7へ照射され、該感光ドラム7上に潜像が形成される。そしてこの潜像はトナーを用いて現像手段10によって現像されてトナー像として顕像化される。即ち、現像部材としての帯電ローラ8は感光ドラム7に接触して設けられ、感光ドラム7に帯電を行う。又、現像手段10は、感光ドラム7の現像領域へトナーを供給して感光ドラム7に形成された潜像を現像する。尚、光学系1は、レーザーダイオード1a、ポリゴンミラー1b、レンズ1c及び反射ミラー1dを有している。
【0026】
而して、現像手段10は、トナー収納部としてのトナー室10a内のトナーを現像室10bへ供給し、現像室10bに取り付けられた現像ローラ10cを回転させると共に、現像ブレード10dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を固定磁石を内蔵した現像ローラ10cの表面に形成し、トナーを感光ドラム7の現像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に応じて感光ドラム7へ転移させることによって、トナー像を形成して潜像を可視像化する。
【0027】
そして、転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加することによって、感光ドラム7に形成されたトナー像が記録媒体2に転写され、感光ドラム7上の残留トナーがクリーニング手段11によって除去される。ここで、クリーニング手段11は、感光ドラム7に残留したトナーを弾性クリーニングブレード11aによって掻き落としてこれを廃トナー溜め11bに回収する。
【0028】
前記感光ドラム7等の各部品は、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13及びクリーニング枠体14とを結合して構成されたカートリッジ枠体内に収納されてカートリッジ化されている。即ち、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13を溶着してトナー室10a及び現像室10bを構成し、この現像室10bに現像ローラ10c及び現像ブレード10dを取り付けている。又、クリーニング枠体14には感光ドラム7、帯電ローラ8及びクリーニング手段11を構成する各部材を取り付けている。そして、前記トナー現像枠体12とクリーニング枠体14とを揺動可能に結合することによってプロセスカートリッジBが構成されている。
【0029】
又、プロセスカートリッジBには、画像情報に応じた光を感光ドラム7へ照射するための露光開口部9及び感光ドラム7を記録媒体2に対向するための転写開口部15が設けられており、両開口部9,15はシャッタ部材16によって開閉される。尚、転写開口部15は、感光ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写するためのものである。
【0030】
ところで、画像形成装置Aにおいては、図4に示すように、装置本体17に対して開閉カバー18が軸19を中心にして回動可能に取り付けられている。そして、前記開閉カバー18を開けると、装置本体17の内部にはプロセスカートリッジBをガイドするための不図示のガイド部材(レール溝)が設けられており、操作者はガイド部材に沿ってプロセスカートリッジBを着脱することができる。このとき、図3に示すように、プロセスカートリッジBの長手方向の端壁に設けられた第1突起24と第2突起25が装置本体17のガイド部材(不図示)に沿って案内される。
【0031】
図2及び図3に示すように、シャッタ部材16は、回転自在に支持された回転支軸16cにそれぞれ固定された第1シャッタ部16aとアーム部16dで支持された第2シャッタ部16bを有し、回転支軸16cに装着された捩りコイルばね23のばね力で第1シャッタ部16aが露光開口部9を閉じ、第2シャッタ部16bが転写開口部15を閉じるように付勢され、プロセスカートリッジBが装置本体17外にあるときは、第1シャッタ部16aと第2シャッタ部16bは露光開口部9と転写開口部15をそれぞれ閉じている。
【0032】
クリーニング枠体14に一体的に設けられた把手部26を持ってプロセスカートリッジBを装置本体17へ装着する際、感光ドラム7を覆う第2シャッタ部16bを支持するアーム部16dの先端部の長手方向外方へ突出する係止突起16eが装置本体17に当たり、カートリッジ装着部へのそれ以上の進入が阻止された状態でプロセスカートリッジBは第1、第2突起24,25が装置本体17の不図示のガイド部材に沿って前進し、シャッタ部材16は図3に示すように露光開口部9と転写開口部15を開放する位置に至る。そして、プロセスカートリッジBを装置本体17から取り外すと、捩りコイルばね23のばね力でシャッタ部材16は露光開口部9と転写開口部15を閉じる。
(現像手段の構成)
次に、前記現像手段10の構成について説明する。尚、図5は現像手段の断面図、図6はトナーシール部材(封止部材)の斜視図、図7はトナーシール部材(封止部材)の切り裂き部断面図、図8はトナー現像枠体とトナーシール部材の結合を説明する断面図、図9は現像ローラの支持構成を説明する断面図、図10はトナー現像枠体及びトナー現像壁部材を分離して示す斜視図、図11はトナー現像枠体とトナー現像壁部材の組立構造を示す斜視図、図15はトナー現像枠体とトナーシール端部に設ける端部部材の組立構造を示す斜視図である。
【0033】
現像手段10は、図5及び図10に示すように、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを結合してトナー室10a及び現像室10bを構成している。
【0034】
又、トナー現像枠体12には、トナー室10aに収納されているトナーが現像ローラ10cに供給される際に通過するトナー通過開口12a1が設けられている。
【0035】
トナー現像枠体12は、前記トナー室10a及び現像室10bを構成する本体となるものであり、トナー通過開口12a1を有するシール取付部12aを境界として上方にトナー室10aを形成するトナー室部12bを有し、シール取付部12aの下方に現像室10bを形成する現像室部12cを有している。そして、前記トナー室部12b及び現像室部12cの同一面壁部12a3,12c1を開放して構成している。尚、前記トナー室部12b部分は開放側が幅広となるように形成されており、長手方向における一端部には、トナー室10aにトナーを充填するためのトナー充填口12gが設けられている。
【0036】
一方、トナー現像壁部材13は、前記トナー現像枠体12の開放壁部に結合されるものであり、前記トナー現像枠体12のトナー室10a部分の開放面に結合されるトナー壁部13aと前記現像室10b部分の開放面に結合される現像壁部13bとが一体的に構成されている。そして、前記トナー壁部13aと現像壁部13bとの境界には、段差が設けられて外部側から見て現像壁部13bに対してトナー壁部13aが凹むような凹部13a1が形成されている。
【0037】
前記トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13は共に樹脂の射出成型によって成形される。これらを組み立てるには前記トナー現像枠体12の開放壁部分にトナー現像壁部材13を接合すると共に、該接合部分を溶着して結合する。尚、本実施の形態では、前記トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを結合するとき、図3、図11及び図15に示すように、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13の長手方向両端に端部部材21を取り付け、両者を正確に位置決めするようにしている。
【0038】
そのため、図10、図11及び図15に示すように、トナー現像枠体12の長手方向両端側面には位置決め用のボス穴12b1,12b2が形成されており、同様にトナー現像壁部材13の長手方向両端側面にも位置決め用のボス13cが形成されている。そして、端部部材21には前記ボス穴12b1,12b2とボス13cに嵌入し得る位置決め手段としてのボス21a1とボス穴21a2が形成されている。
【0039】
従って、前記トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを接合し、これらの接合部のうちトナー壁部13aの部分は溶着し、現像壁部13b部分には発泡ポリウレタンで構成されたトナー漏れ防止シール22(図5参照)を介在させて圧接することによって両者を結合する。このとき、トナー漏れ防止シール22を介在させた接合部分は溶着されていないため、溶着した場合のように強固な接合状態ではない。
【0040】
しかしながら、前記端部部材21のボス21a1をそれぞれのボス穴12b1,12b2に嵌入し、且つ、端部部材21のボス穴21a2にトナー現像壁部材13のボス13cを取り付けることにより、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とが位置決めされる。そして、前記接合部に捩れ等の力が加わったとしても前記接合部に隙間が生ずることはなく、該部分からトナーが漏れる可能性はなくなる。
【0041】
ところで、図15に示すように、端部部材21にはクリーニング枠体14へ向かってアーム部21eが突出しており、該アーム部21eの先端に設けた長手方向の結合穴21fとクリーニング枠体14に設けた不図示の結合穴に嵌入する不図示のピンによりクリーニング枠体14と端部部材21は回動可能に結合される。そして、アーム部21eの上のばね止め21gに内径が嵌入する圧縮コイルばね(不図示)がクリーニング枠体14との間に縮設され、現像ローラ10c両側の隙間保持部材50と感光ドラム7が圧接される。
【0042】
又、前述のようにしてトナー現像枠体12と壁部材13とを結合したとき、壁部材13に凹部13a1が形成されているため、トナー壁部13aの下端がトナー通過開口12a1の縁部と略一致するようになる(図5参照)。尚、トナー通過開口12a1に封止部材としてのシール部材27を熱溶着等することによってトナー通過開口12a1を開封可能に封止している。
【0043】
前述のように一体化されたトナー現像枠体12とトナー現像壁部材13に、感光ドラム7やクリーニング手段11等を組み付けたクリーニング枠体14を結合することによってプロセスカートリッジBが組み立てられる。このとき、図5に示すように、トナー室10aは現像室10bの上方に位置し、トナー室10aの一部が現像室10bよりも感光ドラム7側へ突出するようにトナー現像枠体12の形状が決定されている。
【0044】
又、トナー現像枠体12には、トナー現像壁部材13の有する現像手段取り付け部13dに取り付ける現像ローラ10cの周面に付着するトナーの量を規制する現像ブレード10dを取り付けるための現像ブレード取付部10d1が設けられている(図5参照)。そして、トナー現像枠体12の有するトナー収納部を構成する壁部10a1が前記トナー通過開口12a1方向へ向って傾斜しているため、トナー収納部内のトナーを無駄なく現像領域へ供給することができる。尚、前記トナー通過開口12a1には、該トナー通過開口12a1を開封可能に封止するシール部材27が取り付けられており、このシール部材27によってトナー収納部内のトナーがプロセスカートリッジBの使用前に漏れることはない。又、このシール部材27は、プロセスカートリッジBを使用するに先立って操作者によって取り外される。
【0045】
更に、トナー現像壁部材13の有する前記蓋部材(トナー壁部13a)は、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを結合した際に、前記トナー通過開口12a1へ向って傾斜している傾斜面13a2を有する。尚、この傾斜面13a2の下方端部13a3と前記トナー通過開口12a1の下側縁部とがほぼ一致するため、トナー収納部内のトナーを無駄なく現像領域へ供給することができる。
【0046】
ここで、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを結合する際には、前記トナー収納部が設けられている側の端部12f,13fが結合される。この結合は、例えば溶着(例えば超音波溶着)、接着、ねじ止め或いはクリップ、スプリング等によって行われる。更に、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを結合するため、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13の長手方向両端部に結合する端部部材21が設けられている。ここで、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13にはボス穴12b1,12b2とボス13cがそれぞれ形成され、端部部材21の長手方向端部には位置決め部としてのボス21aが設けられている。このため、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13を結合する際、端部部材21のボス21a1をトナー現像枠体12のボス穴12b1,12b2に嵌入することによってトナー現像枠体12とトナー現像壁部材13が位置決めされる。又、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13を結合する際、前記現像手段取付部13dが設けられている側は弾性シール部材としてトナー漏れ防止シール22を介在させた状態で結合される。
【0047】
ところで、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13は共にプラスチック(例えば、ハイインパクトスチロール)によって各々一体成形されている。これにより、プロセスカートリッジBを大型化することなくトナー室10aの容量が大きくなり、多くのトナーを収納することが可能となる。そして、トナー室10aの容量を大きくしても、トナー現像枠体12のトナー室10a部分は開放側が幅広になるように形成されているため、樹脂等の射出成形によってトナー現像枠体12を成形することができる。
【0048】
又、使用開始時にシール部材27を剥離すると、前記トナー室10aのトナーは、トナー室10aから下方に位置する現像室10bへトナー搬送部材90によって供給される。更に、プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに装着した状態(図5に示す状態)では、シール取付部12aが右下方へ傾斜している。
【0049】
しかしながら、トナー通過開口12a1の下側縁部にはトナー現像壁部材13に設けられた凹部13a1によってトナー壁部13aが位置しているため、シール取付部12aの裏側にトナーが残留することはない。
【0050】
尚、前記トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13との結合は、前述のように溶着によるのが接合部が確実に密着してトナー漏れ等を防止する上で好ましいが、溶着以外であっても例えば接合部分に発泡ポリウレタン等のシールを介在させることにより、ねじ止めや掛り止め或いは接着等によって結合しても良い。
【0051】
又、前記現像手段10のトナー室10aには、図2に示すように、トナーを攪拌・搬送するトナー搬送部材90が回転自在に設けられており、トナー室10aからトナーが現像室10bに搬送される。そして、トナー搬送部材90の一端部は、図14に示すように、搬送ギヤ76に接続されている。従って、感光ドラム7の端部に固定されたドラムギヤ(不図示)から、このドラムギヤと噛み合っている現像ローラ10cの端部に固定された現像ローラギヤとアイドラギヤ(不図示)を経て搬送ギヤ76に駆動力が伝達され、これによって前記トナー搬送部材90が回転駆動される。
【0052】
(端部部材と把手部材の構成)
一方の端部部材21は、感光ドラム7の端部に固定したドラムギヤ(不図示)に噛み合っている現像ローラ10cの端部に固定した現像ローラギヤ73(図9参照)と、該現像ローラギヤ73から前記搬送部材90の搬送ギヤ76に駆動を伝達するためのアイドラギヤ74,75(図14参照)から成るギヤトレイン(不図示)を覆っている。又、他方の端部部材21には以下に述べる把手部材21bが設けられている。
【0053】
次に、把手部材21bとトナーシール部材27の構成を図16〜図20に基づいて説明する。尚、図16は端部部材の組立説明図、図17は端部部材の斜視図、図18は同端部部材の側面図、図19及び図20は図18のA−A線断面図である。
【0054】
図5に示すように、トナー現像枠体12のトナー通過開口12a1を塞ぐ複数層から成るトナーシール部材(特開平11−102105号公報参照)27には、レーザー光により引き裂き可能なカバーフィルム部27bがシール取付部12aに加熱溶着されており、このカバーフィルム部27b(図6参照)にはトナーシール部材27を固定するためのシーラント層31が設けられている(図7参照)。
【0055】
上記トナーシール部材27は、前記トナー通過開口12a1の4辺の縁に沿ってシール取付部12aに貼り付けられており、このトナーシール部材27には、トナー通過開口12a1を開封するためにレーザーによってハーフカット処理されている(特開平11−102105号公報)。
【0056】
そして、トナーシール部材27の引き出し部27aは、トナー通過開口12a1の長手方向一端で折り返され、トナー現像枠体12の穴12d(図15参照)を通って外部へ引き出される。このトナーシール部材27の引き出し部27aの外部に引き出された端部27a1は更に端部部材21の穴21hを通って外部へ引き出され、引き出し部27aの加熱固定可能な図7に示す面R(シーラント層31側)が把手部材21b側になるように手掛けとなる板状の把手部材21bの貫通穴80を通り、把手部材21bの決められた面81に加熱固定される。尚、把手部材21bは端部部材21から取り外し可能に設けられている。詳しくは、端部部材21に接続された接続部21cの肉厚を特に薄くして折曲して切り離せるようにしてある。又、把手部材21bと端部部材21とは一体成形されている。好ましくは、ハイインパクトポリスチレン( HIPS) やアクリルニトリルブタジエンポリマー(ABS)等のスチレン系材料を用いて一体成形するのが良い。そして、引き出し部27aの端部27a1をこの把手部材21bに加熱溶着している。
【0057】
トナー現像枠体12に収納されたトナーは、プロセスカートリッジBの外部へ突出しているトナーシール部材27の引き出し部27aの端部27a1と把手部材21bの根元側を端部部材21から切り離し、引きちぎった後に把手部材21bの突部21kを操作者が指に引っ掛けて引くことにより、引き出し部27aが引き出されてカバーフィルム部27bが引き裂かれてトナー現像枠体12のトナー通過開口12a1が開封され、トナー室10aからトナーを現像室10bへ送り出し可能となる。
【0058】
図20に示すように把手部材21bと端部部材21が分離され、前述のように開封動作で把手部材21bを矢印F方向に引っ張ると、引き出し部端部27a1と把手部材21bの結合部21b1には矢印Tに示すように180°方向に力が加わる。把手部材21bを仮に90°寝かせたとしても、引き出し部端部27a1を貫通穴80を通して把手部材21bに固定したため、同様に180°方向に力が引き出し部27aに加わり、該引き出し部27aと把手部21bの結合強度は安定して高い数値を示し、両者が剥れることはない。
【0059】
又、図17に示すように、把手部材21bにはプロセスカートリッジBを識別するための表示部21dが設けられており、この表示部21dに文字や色付け等を施すことによって使用者が適正な製品であるか否かの確認を容易に行うことができる。更に、図13に示すように把手部材21bに短手方向の突起である突部21kを設けると、把手部材21bを端部部材21から引きちぎる際に力を加え易く、引き出し部27aを引く際に突部21kに指を掛けられるために操作性が高められる。
【0060】
次に、端部部材21の構成について更に詳しく説明する。
【0061】
端部部材21のトナー現像枠体12に組み付けられる側には、現像ローラ10cを位置決めするためのボス21a1が設けられている。具体的には、図15及び図16に示すように、現像ローラ10cの両端部の軸10eを軸受部材10c1の受け穴10c2に嵌合させた状態で、軸受部材10c1の位置決め穴10c3の2箇所に前記ボス21a1を挿通させる。更に、このボス21a1を前記トナー現像枠体12の位置決め穴12b1,12b2に嵌入することによって現像ローラ10cを位置決めする。
【0062】
又、端部部材21の前記ボス21a1が設けられている側には、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを位置決めするためのボス穴21a1が設けられている。このボス穴21a1にトナー現像壁部材13のボス13c(図10参照)を嵌入することによってトナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを位置決めする。
【0063】
そして、端部部材21にはクリーニング枠体14に向かってアーム部21eが突設されており、このアーム部21eの先端部には結合穴21fが設けられている。そして、この結合穴21fとクリーニング枠体14に設けられた結合穴(不図示)にピン(不図示)を嵌入することによってクリーニング枠体14と端部部材21が回動可能に結合される。
【0064】
又、上記アーム部21eにはバネ止め21gが突出して設けられており、このバネ止め21gに圧縮バネ(不図示)を圧入し、この圧縮バネをクリーニング枠体14に圧接することによって前記現像ローラ10cの両端部に設けられた隙間保持部材50を感光ドラム7に圧接する。
【0065】
更に、2つの前記ボス21a1の間には、端部部材21をトナー現像枠体12にねじ止めするためのねじ穴21mが設けられている(図14〜図18参照)。
【0066】
次に、把手部材21bが端部部材21と接続する接続部21cの構成について更に詳しく説明する。
【0067】
接続部21cは、把手部材21bが端部部材21から分離される部分の中央部に設けられた第1溝21c1と一端部と他端部に設けられた第2溝21c2を有している。そして、第1溝21c1は、第2溝21c2よりも幅が広くて底が深い。
【0068】
把手部材21bを端部部材21から分離する際には、先ず、把手部材21bを、図12に示すP方向へ曲げる。これにより、図13に示すように第2溝21c2の底部に第1裂け目面21c3と第2裂け目面21c4とが生じる。
【0069】
次に、把手部材21bを図13に示すQ方向へ曲げる。これにより、第1裂け目面21c3と第2裂け目面21c4とが当接し、接続部21cの一端部と他端部の第1溝21c1及び第2溝21c2に形成された面とは反対側の面に裂け目が生じる。又、把手部材21bを図13のQ方向へ曲げると、この裂け目は中央部に向かって進向し、最終的に把手部材21bは端部部材21から分離される。
(現像手段の組立方法)
次に、図11を参照してプロセスカートリッジBの現像手段10の組立工程について説明する。
【0070】
先ず、前記トナー現像枠体12にトナーを搬送・攪拌を行うトナー搬送部材90を取り付ける。前記トナー搬送部材90の一端部は前記トナー現像枠体12に回転自在に取り付けられ、他端部は前記搬送ギヤ76(図14参照)に接続されている。
【0071】
次に、トナーシール部材27のカバーフィルム部27bを前記トナー現像枠体12のシール取付部12aに貼り付ける(図5参照)。前記トナーシール部材27の引き出し部27aは、トナー通過開口12a1の長手方向の一端のシール取付部端12a2(図8参照)で折り返され、トナー現像枠体12の穴12dを通って外部へ引き出される。そして、前記トナー搬送部材90とトナーシール部材27を取り付けた前記トナー現像枠体12に前記トナー現像壁部材13を一体に溶着して固定する。その後、前記トナー現像枠体12の長手方向の一側面に設けられたトナー充填口12gからトナーを充填する。
【0072】
このようにしてトナーを充填した後、トナー充填口12gをキャップ12h(図15参照)で封止し、前記現像ブレード10dをトナー現像枠体12の現像ブレード取付部10d1(図2参照)に取り付ける。次に、前記現像ローラ10cを前記トナー現像枠体12に位置決めする。この現像ローラ10cの位置決めに際しては、先ず、該現像ローラ10cの両端部に隙間保持部材50を被せる。
【0073】
次に、軸10eの両端を軸受部材10c1の受け穴10c2に嵌合し、該軸10eの一端部に現像ローラギヤ73(図9及び図14参照)を取り付ける。その後、軸受部材10c1の位置決め穴10c3の2箇所に端部部材21のボス21a1を挿通し、前記トナー現像枠体12の位置決め穴12b1,12b2に嵌入して端部部材21を取り付け固定する。尚、この端部部材21は、トナー充填口12gを覆うようにトナー室10aの長手方向一端部に設けられている。
【0074】
又、前記端部部材21のボス穴21a2にトナー現像壁部材13のボス13cを嵌入することにより、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とが位置決めされる。この端部部材21を取り付ける際には、トナー現像枠体12の穴12dを通って外部へ引き出された封止部材27の引き出し部端部27a1は前記端部部材21の穴21hを通って外部へ引き出され、端部部材21と一体に成形された把手部材21bに形成された貫通穴80を通った後に結合部(加熱固定部)21b1に加熱溶着固定される。
【0075】
以上説明したように、本発明に係る端部部材は、電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成された潜像を現像するための現像部材と、該現像部材の現像に用いる現像剤を収納するための現像剤収納部と、該現像剤収納部に現像剤を充填するための前記現像剤収納部の長手方向における一端部に設けられた現像剤充填口と、前記現像剤収納部に収納されている現像剤が前記現像部材に供給される際に通過する現像剤通過開口と、該現像剤通過開口を開封可能に封止する封止部材とを有するプロセスカートリッジに用いられる端部部材であって、前記封止部材を開封する際に把持するための、該封止部材の長手方向における一端部と接続する把手部材を取り外し可能に有して、前記現像剤充填口を覆うように前記現像剤収納部の長手方向における一端部に取り付けられることを特徴とする端部部材である。
【0076】
又、前記把手部材が前記端部部材から切り離し可能に一体に設けられている。ここで、前記端部部材及び前記把持部材はプラスチック製であって、一体成形されている。そして、把持部材は平板状であって、封止部材の長手方向に交差する方向の突起が板面上に一体成形されている。
【0077】
尚、把手部材が端部部材でなく、現像剤収容部に切り離し可能に一体に設けられていても良く、一体に成形されていても良い。又、把持部材が平板状であって、前記封止部材の長手方向に交差する方向の突起が板面上に一体成形されていても良い。
【0078】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、封止部材の把手部材への固定を把手部材の貫通穴を一度通過させて固定することによって封止部材の把手部材との結合強度を安定させることができるとともに、部品コストと加工工数の削減を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジを装着した画像形成装置の縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図3】プロセスカートリッジの斜視図である。
【図4】画像形成装置の開閉カバーを開いてプロセスカートリッジを装着する状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係るプロセスカートリッジの縦断面図である。
【図6】トナーシール部材(封止部材)の斜視図である。
【図7】トナーシール部材(封止部材)の切り裂き部断面図である。
【図8】トナー現像枠体とトナーシール部材の結合を説明する正面図である。
【図9】現像ローラの支持構成を説明する断面図である。
【図10】トナー現像枠体及びトナー現像壁部材を分離した状態を示す斜視図である。
【図11】トナー現像枠体とトナー現像壁部材を結合する組み立てを説明する斜視図である。
【図12】把手部材の分離手順を説明する断面図である。
【図13】把手部材の分離手順を説明する断面図である。
【図14】プロセスカートリッジの駆動側を説明する破断側面図である。
【図15】トナー現像枠体と端部部材との組み立てを説明する斜視図である。
【図16】端部部材の組み立てを説明する斜視図である。
【図17】端部部材の斜視図である。
【図18】端部部材の側面図である。
【図19】図10のA−A断面図である。
【図20】図10のA−A断面図(把手部材分離後の説明図)である。
【符号の説明】
A 画像形成装置
B プロセスカートリッジ
7 感光ドラム(電子写真感光体)
8 帯電ローラ(帯電手段)
10 現像手段
10a トナー室(現像剤収納部)
10b 現像室
10c 現像ローラ(現像部材)
11 クリーニング手段
12 トナー現像枠体
12a1 トナー通過開口(現像剤通過開口)
12g トナー充填口(現像剤充填口)
13 トナー現像壁枠体
21 端部部材
21b 把手部材
21k 突部
27 トナーシール部材(封止部材)
31 シーラント層
80 貫通穴

Claims (10)

  1. 電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成された潜像を現像するための現像部材と、該現像部材の現像に用いる現像剤を収納するための現像剤収納部と、該現像剤収納部に収納されている現像剤が前記現像部材に供給される際に通過する現像剤通過開口と、該現像剤通過開口を開封可能に封止する封止部材とを有するプロセスカートリッジに用いられる端部部材において、
    前記封止部材を開封する際に把持するための手部材を前記端部部材に取り外し可能に設けるとともに、該把手部材に形成された貫通穴に前記封止部材を通過せしめ、記封止部材の長手方向における前記貫通穴よりも端部側のシーラント層を前記把手部材に固定したことを特徴とする端部部材。
  2. 前記把手部材を前記端部部材から切り離し可能に一体に設けたことを特徴とする請求項1記載の端部部材。
  3. 前記端部部材と前記把部材をプラスチックで一体成形したことを特徴とする請求項2記載の端部部材。
  4. 前記把部材は、平板状であって、前記封止部材のシーラント層が固定される板面側に、前記封止部材の長手方向に交差する方向の突起が体成形されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端部部材。
  5. 電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成された潜像を現像するための現像部材と、該現像部材の現像に用いる現像剤を収納するための現像剤収納部と、該現像剤収納部に収納されている現像剤が前記現像部材に供給される際に通過する現像剤通過開口と、該現像剤通過開口を開封可能に封止する封止部材とを有するプロセスカートリッジに設けられ現像剤収部において、
    前記封止部材を開封する際に把持するための把手部材を前記現像剤収納部に取り外し可能に設けるとともに、
    該把手部材に形成された貫通穴に前記封止部材を通過せしめ、記封止部材の長手方向における前記貫通穴よりも端部側のシーラント層を前記把手部材に固定したことを特徴とする現像剤収部。
  6. 前記把手部材をプラスチックで一体成形したことを特徴とする請求項記載の現像剤収部。
  7. 前記把部材は、平板状であって、前記封止部材のシーラント層が固定される板面側に、前記封止部材の長手方向に交差する方向の突起が体成形されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の現像剤収部。
  8. 前記電子写真感光体を帯電するための帯電手段と前記電子写真感光体に残留している現像剤を除去するためのクリーニング手段の少なくとも一方と、請求項1〜の何れか1項に記載の端部部材を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 前記電子写真感光体を帯電するための帯電手段と前記電子写真感光体に残留している現像剤を除去するためのクリーニング手段の少なくとも一方と、請求項5〜7の何れか1項に記載の現像剤収納部を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成された潜像を現像するための現像部材と、該現像部材の現像に用いる現像剤を収納するための現像剤収納部と、該現像剤収納部に収納されている現像剤が前記現像部材に供給される際に通過する現像剤通過開口と、該現像剤通過開口を開封可能に封止する封止部材と、前記封止部材を開封する際に把持するための把手部材と、を有するプロセスカートリッジにおいて、
    該把手部材に形成された貫通穴に前記封止部材を通過せしめ、前記封止部材の長手方向における前記貫通穴よりも端部側のシーラント層を前記把手部材に固定したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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