JP4606365B2 - ローダ - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、前記問題を解決したローダを提供することを目的とする。
作業具の揺動支点がアームの揺動支点の下方側に位置し且つ作業具の底面が地面に対向する作業姿勢において、作業具の揺動支点が該作業具の背面側の下部側に位置するように構成すると共に、アームをその長手方向中途部で作業具から後方に離れる方向に凸となるように屈曲形成したことを特徴とする。
作業具の揺動支点がアームの揺動支点の下方側に位置し且つ作業具の底面が地面に対向し且つ作業具が機体に近接するようにアームを揺動させた作業姿勢において、作業具の揺動支点が該作業具の背面側の下部側に位置するように構成すると共に、アームの長手方向上部側が下方に行くに従って後方に移行する傾斜状となり且つアームの長手方向下部側が略垂下状となるようにアームを屈曲形成することを特徴とする。
また、アームがその長手方向中途部で作業具から後方に離れる方向に凸となるように屈曲形成する、または、作業具が機体に近接するようにアームを揺動させた作業姿勢においてアームの長手方向上部側が下方に行くに従って後方に移行する傾斜状となり且つアームの長手方向下部側が略垂下状となるようにアームを屈曲形成することにより、アームを後方に揺動させて作業具を機体に近接させたときのアームと作業具の背面上端との間隔が十分に確保され、これによって、作業具の揺動支点を作業具の背面側下部に位置するように構成したものであっても作業具を機体に十分に近接させることができ、作業具を機体に近接させることができることにより作業具の前後方向のストロークも十分に確保でき、且つ、作業具を機体に近接させた状態で作業具を揺動させるときの作業具の揺動角を大きくとることができる。
図1〜図3において、1は、例えば園芸等に使用される都市型の小型のホイールローダであり、該ホイールローダ1は大別して下部の走行体2と、上部の旋回体3とから構成されている。
走行体2は、左右一対の前後の車輪4,5によって走行可能とされたホイール式の走行体2であって、前記左右一対の前後輪4,5と、この前後輪4,5によって支持された走行機体6と、この走行機体6に搭載されたエンジン7と、このエンジン7からの動力を後輪5に伝達する走行系主動力伝達機構8と、この走行系主動力伝達機構8から分岐して前輪4に動力を伝達する前輪動力伝達機構9とを備えている。
メインフレーム11は、板材から構成され、上壁19と、この上壁19の左右両側縁から下方に延設された左右の側壁20と、上壁19及び左右側壁20の前端に固定された前壁21と、左右の側壁20の後端下部同士を連結する後壁22とから主構成されていて、下方開放状に形成されている。
エンジン7の後部には冷却ファン25が設けられ、該エンジン7の左側方にはラジエータ13が配置され、該エンジン7の右側方にはバッテリー14が配置されている。
図4、図7及び図8に示すように、走行系主動力伝達機構8は、エンジン7からの動力が伝達される走行推進軸26と、この走行推進軸26から動力が伝達される静油圧トランスミッション(以下、HSTという)27と、このHST27からの動力をベベルピニオン軸28に伝達する機械式伝動手段29と、ベベルピニオン軸28から動力が伝達される後輪デフ装置30と、この後輪デフ装置30に伝達された動力を左右の後車軸31に伝達する左右の終伝動装置32とを備え、走行推進軸26,HST27,機械式伝動手段29,ベベルピニオン軸28及び後輪デフ装置30はエンジン7の前方側に配置され、終伝動装置32は後輪デフ装置30の側方からエンジン7の前部側方に亘るように配置されている。
HST27は、ケーシング34内に、エンジン7からの動力を入力する入力軸36と、後輪デフ装置30へと動力を出力する出力軸37とを軸心が前後方向に一致するように備えると共に、入力軸36に設けられた油圧ポンプ38と、出力軸37に設けられた油圧モータ39とを収容してなり、入力軸36によって駆動される油圧ポンプ38から送られる作動油によって油圧モータ39を駆動して、該油圧モータ39によって駆動される出力軸37から動力を出力するミッションである。
HST27の入力軸36は、走行推進軸26の前方側に該推進軸26と同心状に配置されてカップリングによって走行推進軸26と連動連結されている。
油圧ポンプ38は可変容量型ポンプからなり、斜板制御アクチュエータ42によって斜板の角度が変更可能とされ、斜板の角度を変えることにより、油圧モータ39へと吐出される作動油の流量を変えて出力軸37の回転速度(車速)を変えることができると共に、油圧モータ39へと吐出される作動油の流れの方向を変えて出力軸37の回転方向を正転(前進回転)又は逆転(後進回転)に切り換えることができる。
ベベルピニオン軸28は、HST27の出力軸37の、蓋体41から後方に突出した部分の左側方で且つ下方側に平行状に配置され、HST27の出力軸37後端よりも後方に延出されていて、後端側にベベルギヤ部が形成されている。
前記機械式伝動手段29は、本実施の形態にあっては、HST27の出力軸37の、蓋体41から後方に突出した部分に一体回転自在に外嵌された駆動側ギヤ47と、ベベルピニオン軸28の前端側に一体回転自在に外嵌されていて前記駆動側ギヤ47に噛合する被駆動側ギヤ48とから構成されたギヤ伝動機構によって構成されていると共に、減速機構とされている。
後輪デフ装置30は、ベベルピニオン軸28の後方で且つエンジン7左側方の前方側に配置され、左右両側にデフ出力軸49を突出している。
後車軸31は、後輪デフ装置30のデフ出力軸49の後方位置で且つ側面視でエンジン7とオーバーラップするように設けられており、左右各後車軸31の外端側に後輪5が取付固定されている。
なお、この終伝動装置32にあっても、増速機構(変速機構)又は同速機構であってもよい。
前記構成の走行系主動力伝達機構8にあっては、エンジン7から前方に出力された動力は、HST27で折り返されて後方に伝達され、エンジン7の前側の後輪デフ装置30で左右両側方に伝達され、終伝動装置32によって後方に伝達されて後車軸31に至るように構成され、前後方向のコンパクト化が図られている。
この左右の各終伝動ケース55は、その前部の左右方向内端側が前記ハウジング53の側面にボルト固定され、左右の各終伝動ケース55の後部側がメインフレーム11の側壁20上部側にボルト固定されている。
メインフレーム11の左右側壁20の後部の下部側には、終伝動ケース55の上部側に上方から嵌合すべく、下方に開放状の切欠部56が形成され、この切欠部56の周囲のメインフレーム側壁20に終伝動ケース55がボルト固定されている。
前記構成の走行体2にあってはエンジン7の前側に後輪デフ装置30を設けると共に、この後輪デフ装置30からの動力が伝達されて後輪5を回転させる後車軸31を、デフ出力軸49の後方位置で且つ側面視でエンジン7とオーバーラップするように設けることにより、ホイールローダ1の前後方向のコンパクト化が図られている。
また、当該ホイールローダ1には、エンジン7によって駆動され、主としてパイロット圧用の作動油を供給するサブポンプ59が設けられ、このサブポンプ59からのパイロット圧用の作動油はスイベルジョイント15を介して当該ホイールローダ1に装備されたパイロット弁に送られると共に、該サブポンプ79からの作動油は前記前後進切換手段43等にも供給される。
また、図4及び図5に示すように、前記走行系主動力伝達機構8には、走行時や作業時等においてHST27から後輪デフ装置30及び後述する前輪デフ装置61に伝達される(後輪デフ装置30及び前輪デフ装置61に入力される)走行動力を制動する油圧作動式のメインブレーキ(走行ブレーキ、オートブレーキ)62と、駐車時において前輪4及び後輪5を停止状態に保持する油圧作動式の駐車ブレーキ63とが設けられ、これらブレーキ62,63は、機械式伝動手段29の駆動側ギヤ47の後方に配置されている。
前記メインブレーキケース64は後方開放状に形成されていると共に、該メインブレーキケース64内にはHST27の出力軸37の後端側が挿入され、このメインブレーキケース64内に挿入された出力軸37の後端側に前記ブレーキディスク67が軸方向(前後方向)移動自在で且つ一体回動自在に外嵌されている。
また、駐車ブレーキ63は、メインブレーキ62の後方側に配置されており、
該駐車ブレーキ63はハウジング53内に配置されて該ハウジング53に固定された駐車ブレーキケース70と、この駐車ブレーキケース70内に収容された駐車ブレーキピストン71と、駐車ブレーキケース70に固定されたピストン支持部材72と、駐車ブレーキピストン71を押圧して前記ブレーキディスク67とプレート66とを圧接させるバネ73とを有する。
ピストン支持部材72は、後端側のプレート66に対向状に配置された円板部74と、この円板部74の中心から後方に突出すると共に駐車ブレーキケース70の後壁70aを貫通して後方に突出したロッド部75とから構成され、ロッド部75は駐車ブレーキケースの後壁70aに固定されている。
駐車ブレーキピストン71はピストン支持部材72に前後方向移動自在に外嵌されている。
前記構成のメインブレーキ62にあっては、ピストン収容部69のメインブレーキピストン68の背面側(図例ではメインブレーキピストン68の前方側)に作動油を供給することにより、該作動油によってメインブレーキピストン68が押圧されて該メインブレーキピストン68が後方移動し、ブレーキディスク67とプレート66とを駐車ブレーキ63の駐車ブレーキピストン71に押しつけることにより、ブレーキディスク67とプレート66とが圧接され、これにより、メインブレーキ62が作動してHST27の出力軸37が制動される(後輪5及び前輪4が制動される)。
また、エンジン7を始動させると、メインポンプ58又はサブポンプ59からの作動油がピストン支持部材72の円板部74の背面と、駐車ブレーキピストン71との間に供給され、該作動油の油圧によって前記バネ73の付勢力に抗して駐車ブレーキピストン71が後方移動されて、ブレーキディスク67とプレート66との圧接が解除される。
また、後輪デフ装置30の左側方にはデフロック装置77が設けられている。
このデフロック装置77は、図4に示すように、左側のデフ出力軸49と一体回動するデフロックシフタ78を作動油によって戻しバネに抗して後輪デフ装置30側に移動させ、該デフロックシフタ78に形成された係合歯を、後輪デフ装置30側に設けた係合歯に噛合させることで後輪デフ装置30の差動作用を禁止してデフロックする油圧作動式のデフロック装置77である。
また、旋回軸受17のインナーレースの内周側には内ば歯車が形成され、この内ば歯車に噛合したピニオンがメインフレーム11に固定された油圧モータからなる旋回モータ16の出力軸に固定されていて、該旋回モータ16によって旋回軸受17のインナーレースが旋回軸心X回りに回転駆動可能とされている。
前記走行機体6のフロントフレーム12は、板材から構成され、上壁81と、この上壁81の左右両側縁から下方に延設された左右の側壁82と、この左右側壁82の前部同士を連結する連結板とを備えて主構成され、後部側が下方に開放状に形成されている。
フロントフレーム12の前部下部側には前車軸ケース83が左右方向に配置されており、この前車軸ケース83の左右方向中央部の前後両側には、フロントフレーム12に支持された前車軸受84が配置され、この前後の前車軸受84にセンタピンを介して前車軸ケース83が前後方向の軸心回りに揺動自在に支持されており、該前車軸ケース83の左右両側にギヤケース等を介して前輪4が操向自在に支持されている。
フロントフレーム12の左右側壁82間の後部には、エンジン7用の燃料を貯留する燃料タンク18が配置されている。
旋回体3は、走行機体6上に上下方向の旋回軸心回りに旋回自在に支持された旋回機体93と、走行系の操縦装置94と、作業装置(対地作業装置、掘削作業装置)95と、運転席96と、作業装置95及び旋回機体93を制御するコントロールバルブ97と、作業装置95との重量バランスを図るカウンタウエイト98と、ロプス99等とを備えている。
旋回機体93は、前記旋回軸受17のインナーレースに取付固定されていて旋回軸心Xを中心として旋回自在とされた旋回台101と、この旋回台101の前部に立設された左右一対のマスト(作業装置支持体)102と、旋回台101の後部に設けられた運転席配置枠体103とから主構成されている。
運転席配置枠体103は、旋回台101に固定された支持枠104と、この支持枠104に取り付けられていて運転席96を前側枢支で前倒し可能に載置するシート台105と、カウンタウエイト98が取り付けられるウエイト取付枠106とを備えており、前記支持枠104に前記コントロールバルブ97が取付固定されている。
走行系の操縦装置94は、旋回台前部の左右方向中央部で(運転席96の前方側で)且つ左右一対のマスト102の間に配置された操縦台107に支持されたステアリングハンドル108及びブレーキペダル(走行系ブレーキ操作手段)109と、運転席96の前方側に配置され且つ旋回台101に支持された走行ペダル(走行操作手段)110とを備えている。
該ブレーキペダル109は、踏込みを解除すると戻しバネによって踏込み前の位置に復帰するように付勢されており、踏込みを解除するとメインブレーキ62に供給された作動油がマスタシリンダ111へと戻る。
走行ペダル110は、前後方向中途部が左右方向の軸心を有する支軸113に揺動自在に枢支されており、人為的操作によって運転者から見て前側に踏み込み操作又は後側に踏込み操作可能とされていると共に、この前踏み込み又は後踏込みを解除すると中立位置に復帰するように付勢されている。
この走行ペダル110を踏み込み操作することによりパイロット弁からなる走行用リモコン弁114が操作可能とされており、この走行用リモコン弁114は、HST27の前後進切換手段43の前進側ポート44又は後進側ポート45にパイロット作動圧を立たせることで、HST27を前進状態と後進状態とに切り換えると共に、走行体2の走行スピードを調整可能とする。
この前後進変換切換弁116は、走行用リモコン弁114と前後進切換手段43の間のパイロット油路115a、115bを流れるパイロット作動油の流れを切り換えて該走行用リモコン弁114からのパイロット作動油を前後進切換手段43に供給可能な4ポート3位置切換弁によって構成されている。
また、前後進切換弁116がB位置に切り換えられた状態では、走行用リモコン弁114からの前後進切換手段43へのパイロット作動油の供給が断たれることとなり、これによって、走行ペダル110の操作による走行体2の走行は不能となる。
そして、この前後進切換弁116は、旋回機体93が前向き姿勢のときにA位置に切り換えられ、旋回機体93が後向き姿勢のときにC位置に切り換えられ、旋回機体93が横向き姿勢のときにB位置に切り換えられる。
また、パワステコントローラ88から操向シリンダ85に至る作動油流通経路には、旋回機体93を前向き姿勢としたときであっても、後向き姿勢としたときにあっても、運転席96に着座した運転者から見てステアリングハンドル108を切る方向と走行体2の旋回方向とが一致するように作動油の流れを切り換えるステアリング変換手段117が介装されている。
作業装置95は、図1及び図6に示すように、取付部材118と、この取付部材118の上部に基部側がブーム支軸119を介して左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されたブーム120と、基部側がブーム120の先端側にアーム支軸121を介して左右軸回りに回動自在に枢支連結されたアーム122とを左右一対備えていると共に、作業具としての1つのバケット123とを備えている。
バケット123は、左右アーム122の先端側に該左右アーム122にわたって設けられていると共に、左右のアーム122から左右方向外方にはみ出す左右幅に形成されている。
また、図例のバケット123は、土砂,肥料,雪などのすくい取り作業、掘削作業等の対地作業をするものであり、底壁部126と背面壁部127と左右側壁部128とを備えてなり、底面が地面と対向状に配置された状態で開口部分が前方側を向くように、アーム122の先端側に設けられた取付体129に、その背面側が着脱自在に取り付けられている。
この取付体129には第1リンク131の一端側が枢軸132を介して左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結され、この第1リンク131の他端側には第2リンク133の一端側が連結軸134を介して左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結され、この第2リンク133の他端側はアーム122の先端側の、前記バケット支軸130よりも反先端寄りに横軸135を介して左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されている。
ブーム120の先端側(前部側)の上側には、それぞれアームシリンダ137が配置され、該アームシリンダ137の一端側はブーム120の上面側の長手方向中途部に枢支連結され、他端側はアーム122の基部側に枢支連結されており、該アームシリンダ137を伸張・収縮させることによりアーム122がアーム支軸121回りに揺動して前・後に揺動動作する。
前記ブームシリンダ136,アームシリンダ137及びバケットシリンダ138は油圧シリンダによって構成されている。
また、アーム122は、その長手方向中途部でバケット123から後方に離れる方向に凸となるように屈曲形成されており、アーム122の前側の長手方向縁部122aが、該長手方向縁部122aの上部側と下部側とに接する接線140よりも後方側に位置するように、アーム122が屈曲形成されていて、アーム122の前側の長手方向中途部に、バケット123を掬い動作(上方揺動動作)させたときに、バケット123の背面上端側との干渉を回避する干渉回避スペース141が設けられている。
前記構成によれば、バケット123の揺動支点130がアーム122の揺動支点121の下方側に位置し且つバケット123の底面が地面に対向する作業姿勢において、バケット123の揺動支点130が該バケット123の背面側の下部側に位置するように構成されているので、例えば、アーム122を前方に揺動させてバケット123の先端側を土砂等に対して突き刺していく場合に、バケット123が背面側に逃げるのが防止されて、バケット123の先端側が土砂等に良好に突き刺さっていく。
また、左右のアームの先端側に該左右アームにわたって取り付けられた支持体に、バケットが、バケット支持面に対して垂直な軸心回りに回動自在に支持されていて、該バケットを油圧アクチュエータによって前記回動軸心回りに180°回動することにより、掬い作業可能な第1作業姿勢から、掻き込み作業可能な第2作業姿勢に姿勢変更可能とされたものであってもよい。
図7に示すように、左右の操作レバー146は、本実施の形態では、左側の操作レバー146が旋回台101及びアーム122を操作するもの(アーム操作手段)とされ、右側の操作レバー146がブーム120及びバケット123を操作するものとされている。
また、前記コントロールバルブ97は、バケットシリンダ138を制御するバケット用制御弁V1と、ブームシリンダ136を制御するブーム用制御弁V2と、バケットを掬い姿勢と掻き込み姿勢とに姿勢変更自在に取り付けた場合において該バケットの回動用の油圧アクチュエータを制御するバケット回動用制御弁V3と、アームシリンダ137を制御するアーム用制御弁V4と、旋回モータ16を制御する旋回用制御弁V5とを集約してなり、直動スプール形の切換弁からなる各制御弁をスプールの摺動方向に直交する方向に連結して構成されており、前記メインポンプ58からの作動油が、スイベルジョイント15を介してコントロールバルブ97に供給されると共に該コントロールバルブ97の各制御弁V1〜V5からそれぞれのアクチュエータへ送られる。
左側の操作レバー146は、アーム用制御弁V4と旋回用制御弁V5とを制御するパイロット弁からなるアーム・旋回用リモコン弁147に取り付けられ、右側の操作レバー146は、ブーム用制御弁V2とバケット用制御弁V1とを制御するパイロット弁からなるブーム・バケット用リモコン弁148に取り付けられていて、該操作レバー146によって該リモコン弁147,148を操作可能としている。
また、前記右側の操作レバー146を前後に揺動させることにより、ブーム用制御弁V2が操作されてブーム120が下げ・上げ動作し、該右側の操作レバー146を左右に揺動させることによりバケット用制御弁V1が操作されてバケット123がダンプ・掬い動作する。
93 旋回機体
95 作業装置
120 ブーム
121 アームの揺動支点
122 アーム
122a アームの前側の長手方向縁部
123 バケット(作業具)
130 バケットの揺動支点
140 アーム前側の長手方向縁部の上部側と下部側とに接する接線
Claims (4)
- 機体(6,93)の前部に作業装置(95)を備え、この作業装置(95)を、基部側が機体(6,93)に上下揺動自在に支持されたブーム(120)と、該ブーム(120)の先端側に揺動支点(121)を介して前後揺動自在に連結されたアーム(122)と、該アーム(122)の先端側に背面下部が揺動支点(130)を介して枢支連結された作業具(123)とを備えて構成したローダにおいて、
作業具(123)の底面が地面に対向し且つ作業具(123)が機体(6,93)に近接するようにアーム(122)を揺動させた作業姿勢において、
アーム(122)の前側の長手方向縁部(122a)が、その長手方向中途部で作業具(123)の背面上部から後方に離れる方向に凸となるように屈曲形成され、
作業具(123)の背面上部とアーム(122)の前側の長手方向縁部(122a)との間に、作業具(123)の背面上部側と前記長手方向縁部(122a)との干渉を回避する干渉回避スペース(141)が形成されていることを特徴とするローダ。 - 前記アーム(122)の長手方向縁部(122a)は、上部側が下方に行くに従って後方に移行する傾斜状となり且つ下部側が略垂下状となっていることを特徴とする請求項1に記載のローダ。
- 前記干渉回避スペース(141)は、アーム(122)の前側の長手方向縁部(122a)の長手方向中途部と、該長手方向縁部(122a)の上部側と下部側とに接する接線(140)との間に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のローダ。
- 一端が前記作業具(123)側に枢支連結された第1リンク(131)と、
一端が前記作業具(123)の揺動支点(130)よりも上方で前記アーム(122)に枢支連結された第2リンク(133)と、
前記第1リンク(131)及び第2リンク(133)の他端同士を連結する連結軸(134)と前記アーム(122)との間に設けられた作業具シリンダ(138)と、を有しており、
前記作業具シリンダ(138)の基部は、前記アーム(122)の揺動支点(121)の後上方でアーム(122)と連結し、前記連結軸(134)は、前記長手方向縁部(122a)の上部側と下部側とに接する接線(140)より後方に位置すること特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のローダ。
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