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JP4603920B2 - 燃料電池用加湿装置及びこれを備えた燃料電池システム - Google Patents

燃料電池用加湿装置及びこれを備えた燃料電池システム Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池に使用される燃料電池用加湿装置及びこの燃料電池用加湿装置を備えた燃料電池システムに関する。
従来から、燃料電池に使用される燃料電池用加湿装置として、水蒸気交換膜を介して、燃料電池から排出されるオフガスと、燃料電池に供給される供給ガス(反応ガス)との間の水分交換を行っているものがある。
このような燃料電池用加湿装置としては、例えば、水蒸気透過膜と、この水蒸気透過膜により画成された加湿ガス室及び被加湿ガス室を備え、燃料電池から排出される反応後のオフガスを加湿ガス、燃料電池に供給する反応ガス(供給ガス)を被加湿ガスとして反応ガスを加湿する反応ガス加湿装置が紹介されている。(例えば、特許文献1参照)。
また、中空糸膜モジュールを複数備えたアノード加湿器と、中空糸膜モジュールを複数備えたカソード加湿器からなる燃料電池用加湿装置(加湿器)も紹介されている。この燃料電池用加湿装置は、中空糸膜モジュールの両端を保持する一対のヘッドと、当該ヘッド各々を連結する連結部材と、前記ヘッドが有する供給ガス(反応ガス)の出口及び供給ガスの入口を温めるようにした温水ライザーとを備えて構成されている。(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−132038号公報 特開2004−165062号公報
ここで、燃料電池、特に、固体高分子型燃料電池では、その出力性能が、供給ガスの加湿状態に大きく依存している。しかしながら、前述した従来の燃料電池用加湿装置は、その運転条件や、置かれている環境条件等によって、加湿特性が影響され易い。また、燃料電池の負荷変動に起因して加湿量が変動し易い。
具体的には、従来の燃料電池用加湿装置の構造では、例えば、加湿セルあるいは燃料電池用加湿装置が置かれている環境温度変化の他、燃料電池用加湿装置内で行われる供給ガスとオフガスとの水交換効率の低下に起因して燃料電池用加湿装置内に発生する水凝縮によるガス流通状態の変化等が起こり易く、性能の安定性を維持することが困難である。したがって、動作環境や、燃料電池の出力レベル等、内外因に影響され難く、安定した加湿能力を発揮することができる燃料電池用加湿装置の提供が望まれている。
また、前述したバイパスバルブの開閉によって、燃料電池用加湿装置に対し供給ガスあるいはオフガスをバイパスさせる方法は、バイパスバルブの開閉動作頻度が高い場合、当該バイパスバルブの使用寿命を向上させる必要がある。さらにまた、バイパスバルブの開閉動作に関わる電力消費が増加し、システムの効率を低下させる虞もある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、加湿量及び熱交換量を適切に調整することが可能であると共に、周囲の環境温度変化によって加湿特性が影響されることを防止することが可能であり、信頼性、安定性、制御性が向上した燃料電池用加湿装置、及びこの燃料電池用加湿装置を備えた燃料電池システムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、燃料電池に供給される供給ガスと、燃料電池から排出されるオフガスとを導入し、水交換膜を介して加湿を行う燃料電池用加湿装置であって、前記水交換膜と、当該水交換膜の一方の面に配設され前記供給ガスが流通する供給ガス流路と、前記水交換膜の他方の面に配設され前記オフガスが流通するオフガス流路と、を有する加湿セルと、前記加湿セルと独立に形成され、前記供給ガス流路及びオフガス流路のいずれか一方に連通して前記供給ガスまたはオフガスを流通させるガス流通路を有すると共に、当該加湿セルに隣接して配設されるガス流通部と、を備えてなる燃料電池用加湿装置を提供するものである。
この構成を備えた燃料電池用加湿装置は、供給ガス及びオフガスのいずれか一方のみがガス流通部を流通(通過)するため、ガス流通部では、オフガスと供給ガスとの水交換及び熱交換が行われない。したがって、例えば、ガス流通部にオフガスが流通する場合、燃料電池内での温度にほぼ等しい温度のオフガスが、ガス流通部内に導入されることになる。このため、燃料電池用加湿装置を保温することができると共に、燃料電池用加湿装置からの放熱、あるいは周囲環境からの受熱を防止することができる。
また、ガス流通部にオフガスが流通する場合、一定のガス利用率下であれば、ガス流通路を通過した(バイパスされた)オフガスの分だけ、加湿セル内を流通するオフガス量が少なくなる。したがって、加湿セル内では、オフガス量に対し、供給ガス量が相対的に増加することになり、オフガスに対する供給ガスの相対比率を高くすることができる。したがって、燃料電池用加湿装置の水交換効率比(水交換膜を介して供給ガスを加湿した水[mol/sec]対オフガス中の水[mol/sec])を高くする、すなわち、供給ガスを加湿した水:オフガス中の水を、1:1に近づけることができる。このため、加湿セル内で、供給ガスとオフガスとの間の水交換を効率よく行うことができる。したがって、加湿セル内での水交換が十分に行えない際に生じる凝縮水の発生を防止でき、燃料電池用加湿装置の運転安定性を向上することができる。
一方、ガス流通部に供給ガスが流通する場合、流通ガスを流通させるためのポンプやコンプレッサ等の圧縮過程で、ある程度高温となった供給ガスが、ガス流通部内を流通することになる。したがって、この場合も、燃料電池用加湿装置を保温することができると共に、燃料電池用加湿装置からの放熱、あるいは周囲環境からの受熱を防止することができる。
前記ガス流通部は、ガス流通セルから構成することができる。また、このガス流通セルは、前記加湿セルの供給ガス流路及びオフガス流路の少なくとも一方と並列に配設することができる。そしてまた、前記ガス流通セルは、前記加湿セルの一方の端部に配設してもよく、両端部に配設してもよい。前記ガス流通セルを両端部に配設すれば、加湿セルの端部からの放熱をより効果的に防止することができる。
また、本発明にかかる燃料電池用加湿装置は、前記加湿セルを複数枚並列に配設してなり、前記ガス流通セルを当該加湿セルの間に配設してもよい。このようにすることで、前記利点に加え、燃料電池用加湿装置の保温性をさらに向上することができ、また、加湿セル内での水交換をさらに効率よく行うことができる。
また、本発明は、燃料電池と、当該燃料電池に供給ガスを供給するガス供給路と、当該燃料電池から排出されたオフガスが通過するガス排出路と、前述した燃料電池用加湿装置を備えてなる燃料電池システムを提供するものである。
この構成を備えた燃料電池システムは、燃料電池用加湿装置を保温することができると共に、燃料電池用加湿装置からの放熱、あるいは周囲環境からの受熱を防止することができる。また、加湿セル内で水交換を効率よく行うことができる。
また、本発明にかかる燃料電池システムでは、前記ガス排出路は、前記燃料電池と燃料電池用加湿装置との間で分岐されてなり、前記オフガスを当該分岐路に分岐流通させる分岐流通手段が配設されてなる構成とすることができる。この場合、例えば、前記分岐流通手段がバルブであり、当該バルブの開閉に応じて、前記オフガスを前記分岐路に流通させることもできる。
このように構成することで、余計なオフガスを分岐路から排出することができるため、燃料電池の負荷変化(例えば、ガス流量の変化等)に対応して、燃料電池用加湿装置に導入されるオフガスの量を変更でき、燃料電池用加湿装置における加湿量を制御することができる。この時、前記ガス流通部(ガス流通セル)により、バルブ閉時(オフガスが分岐路に流通しない時)のオフガス過剰分を吸収する(加湿セルを通過させずにバイパスさせる)ことができるため、バルブの作動頻度を低減することができる。したがって、バルブの使用寿命を向上させることができる。さらに、前記制御のロバスト性を向上することもできる。また、バルブ開時は、分岐路から排出されるオフガスの量とガス流通部を通過するオフガスの量の合計が、実質バイパス量となるため、分岐路から排出されるオフガス量、すなわち、バルブを通過するオフガス量を低減することができるため、大口径のバルブを使用する必要がなく、バルブの駆動電力を節約することができる。
本発明にかかる燃料電池用加湿装置は、ガス流通部においてオフガスと供給ガスとの水交換及び熱交換がないため、燃料電池用加湿装置を保温することができると共に、燃料電池用加湿装置からの放熱、あるいは周囲環境からの受熱を防止することができる。この結果、周囲の環境温度変化によって加湿特性が影響されることを防止することができる。また、加湿セル内で水交換を効率よく行うことができる。この結果、信頼性、安定性、制御性が向上した燃料電池用加湿装置を提供することができる。
また、本発明にかかる燃料電池システムは、燃料電池用加湿装置を保温することができ且つ燃料電池用加湿装置からの放熱、あるいは周囲環境からの受熱を防止することができる。さらにまた、加湿セル内で水交換を効率よく行うことができる。この結果、信頼性、安定性、制御性が向上した燃料電池システムを提供することができる。
次に、本発明の好適な実施の形態にかかる燃料電池用加湿装置及びこの燃料電池用加湿装置を備えた燃料電池システムについて図面を参照して説明する。なお、以下に記載される実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施の形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1にかかる燃料電池用加湿装置の断面図、図2は、図1に示す燃料電池用加湿装置の加湿セルの一部を示す断面図、図3は、図1に示す燃料電池用加湿装置の加湿セルの一部及びガス流通セルを示す断面図、図4は、図3に示すガス流通セルの内面を示す平面図、図5は、図1に示す燃料電池用加湿装置を備えた燃料電池システムの一部を模式的に示す図、図6は、図1に示す燃料電池用加湿装置における供給ガス及びオフガスの流れを模式的に示す図である。
本実施の形態にかかる燃料電池用加湿装置1は、図5に示すように、燃料電池システムに組み込まれ、図示しない供給ガス供給源に接続され且つ燃料電池100に供給ガス(酸化剤ガス及び/または燃料ガス)を供給するガス供給路50と、燃料電池100から排出されたオフガスを排出するガス排出路60に接続されている。
この燃料電池用加湿装置1は、図1〜図4に示すように、複数の加湿セル11が並設されてなる加湿セル群10と、加湿セル群10の加湿セル並設方向両端部に配設されたガス流通セル20を備えて構成されている。
加湿セル11は、特に図2に示すように、燃料電池100(図5参照)に供給される供給ガスが流通する供給ガス流路板12と、供給ガス流路板12に対向配置され且つ燃料電池100から排出されるオフガスが流通するオフガス流路板13と、供給ガス流路板12及びオフガス流路板13との間に介在する水交換膜14を備えている。
供給ガス流路板12の水交換膜14に臨む面には、複数の隔壁部15が互いに間隔をおいて平行に配設されており、これらの隔壁部15によって、複数の供給ガス流路16(多数の平行溝)が形成されている。また、オフガス流路板13の水交換膜14に臨む面には、複数の隔壁部17が互いに間隔をおいて平行に配設されており、これらの隔壁部17によって、複数の供給ガス流路18(多数の平行溝)が形成されている。これらの供給ガス流路板12及びオフガス流路板13は、例えば、金属、カーボン、プラスチック、樹脂、ゴム等から好適に構成することができる。
水交換膜14は、供給ガスとオフガスとの間の水分交換を行うものであり、例えば、イオン交換樹脂膜、多孔質膜等から好適に構成することができる。
ガス流通セル20は、特に図3に示すように、ガス流路板21からなり、このガス流路板21の加湿セル11に臨む面には、複数の隔壁部22が互いに間隔をおいて平行に配設されており、これらの隔壁部22によって、複数のガス流路23が形成されている。さらにガス流通セル20には、図4に示すように、複数のガス流路23に連通したガス導入口24と、ガス導入口24から複数のガス流路23を経たガスが排出されるガス排出口25が形成されている。
ガス流通セル20のガス導入口24にはガス供給路50またはガス排出路60のいずれか一方のみが接続される。したがって、複数のガス流路23には、供給ガスまたはオフガスのいずれか一方のみが流通することになる。なお、実施例1では、ガス導入口24にガス排出路60を接続し(図6参照)、複数のガス流路23には、オフガスのみが流通するようにした。
より具体的には、図6に示すように、ガス流通セル20のガス導入口24及び各々の加湿セル11のオフガス導入口(図示せず)からはオフガスが導入される。一方、各々の加湿セル11の供給ガス導入口(図示せず)からは供給ガスが導入される。ここで、実施例1にかかるガス流通セル20は、前述したように、オフガスのみが導入され、供給ガスは導入されない。つまり、供給ガスは、ガス流通セル20を流通することなく各々の加湿セル11に導入される。一方、各々の加湿セル11には、オフガス及び供給ガスが導入され、水交換膜14を介して供給ガスとオフガスとの間の水分交換が行われる。
ガス流通セル20に導入されたオフガスは、複数のガス流路23を流通し、ガス排出口25から外部に排出される。したがって、ガス流通セル20内では、オフガスと供給ガスとの間で熱交換及び水交換が行われることはない。したがって、燃料電池100内における温度にほぼ等しい温度のオフガスが、ガス流通セル20内を流通することになるため、燃料電池用加湿装置1を保温することができる。また、燃料電池用加湿装置1の端部からの放熱、あるいは周囲環境からの受熱を防止することができる。
さらにまた、燃料電池用加湿装置1では、ガス流通セル20のガス流通路23を通過した(バイパスされた)オフガスの分だけ、加湿セル11内に供給されるオフガス量が少なくなる。したがって、加湿セル11内における供給ガス量が相対的に増加することになり、オフガスに対する供給ガスの相対比率が高くなる。したがって、燃料電池用加湿装置1において、水交換膜14を介して供給ガスの加湿に使用される水[mol/sec]対オフガス中の水[mol/sec]を1:1に近づけることができる。このため、加湿セル11内での水交換を効率よく行うことができる。この結果、加湿セル11内に凝縮水が発生することを防止でき、燃料電池用加湿装置1の運転安定性を向上することができる。
また、実施例1にかかる燃料電池用加湿装置1のように、加湿セル群10の両端部にガス流通セル20を各々配設した構成のものは、オフガス全体量に占める、ガス流通セル20を流通するオフガス量が、各加湿セル11間の配流率の偏在によるオフガス流量の増減によって変化するため、負荷変動に伴うオフガス流量の変化に自律的に応答することもできる。
なお、本発明にかかる燃料電池用加湿装置1は、酸化剤ガス系に配設して酸化剤ガスを加湿してもよく、燃料ガス系に配設して燃料ガスを加湿してもよい。また、酸化剤ガス系及び燃料ガス系の両方に配設して、酸化剤ガス及び燃料ガスの両者を加湿してもよい。
また、実施例1では、ガス流通セル20のガス導入口24にガス排出路60を接続し、複数のガス流路23にオフガスのみが流通する構成とした場合について説明したが、これに限らず、ガス導入口24にガス供給路50を接続し、複数のガス流路23に供給ガスのみが流通する構成としてもよい。
そしてまた、実施例1では、ガス流通セル20を加湿セル群10の両端部に一列ずつ配設した場合について説明したが、これに限らず、ガス流通セル20は、所望により複数枚を並列して配設してもよい。また、ガス流通セル20の配設位置も特に限定されるものではない。
例えば、図7に示すように、ガス流通セル20を加湿セル群10の間に配設してもよい。図7では、ガス流通セル20を加湿セル群10の中央にガス流通セル20を配設しているが、これに限らず、ガス流通セル20は、例えば、加湿セル11と交互に配設してもよく、二つおき、三つおき等、一定の枚数の加湿セル11毎に配設してもよい。なお、ガス流通セル20を加湿セル群10の間に配設する場合、加湿セル群10の両端部にガス流通セル20を必ずしも配設しなくてもよい。このように、ガス流通セル20を加湿セル群10の間に配設することで、燃料電池用加湿装置1の保温性をさらに向上することができる。また、加湿セル11内での水交換をさらに効率よく行うことができる。
さらにまた、実施例1では、加湿セル群10の加湿セル並設方向両端部にガス流通セル20を配設した場合について説明したが、これに限らず、ガス流通セル20は、例えば、加湿セル並設方向に対し直交する方向の端部に設けてもよい。また、加湿セル11の供給ガス導入口、供給ガス排出口とは独立して、供給ガスまたはオフガスを流通させる流通口を設ける等してもよい。なお、加湿セル11の供給ガス導入口、供給ガス排出口とは独立して設けられた前記流通口は、加湿セル11を積層した場合に、ガス流通マニホールドとなる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2にかかる燃料電池システムについて図面を参照して説明する。なお、実施例2では、実施例1で説明した部材と同様の部材については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8は、実施例2にかかる燃料電池システムの一部を示す概略図である。なお、実施例2では、実施例1で説明した燃料電池用加湿装置1を酸化剤ガス系に配設して酸化剤ガス(空気)を加湿する場合について説明する。
図8に示すように実施例2にかかる燃料電池システムの、実施例1に係る燃料電池システムと異なる主な点は、燃料電池100と燃料電池用加湿装置1との間であるA点(分岐点A)で、ガス排出路60を分岐し、この分岐された分岐路70にバルブ71を設けた点である。
この燃料電池システムでは、ガス供給路50の燃料電池用加湿装置1よりも上流側に温度センサ72が配設されており、ここを通過する供給空気(供給ガス)の温度TI1が測定される。また、燃料電池用加湿装置1には温度センサ73が配設されており、燃料電池用加湿装置1の表面温度Th1が測定される。さらに、ガス供給路50の燃料電池用加湿装置1の下流側には温度センサ74が配設されており、燃料電池用加湿装置1から吐出された供給空気の温度TI2が測定される。
一方、ガス排出路60の燃料電池100よりも下流側であって、分岐点Aよりも上流側には温度センサ75が配設されており、燃料電池100から排出されたオフ空気(オフガス)の温度TE1が測定される。また、ガス排出路60の燃料電池用加湿装置1よりも下流側には温度センサ76が配設されており、燃料電池用加湿装置1から吐出された供給空気の温度TE2が測定される。
また、燃料電池100には、冷媒温度を測定する温度センサ77が配設されており、冷媒の温度TCが測定される。
そしてまた、この燃料電池システムは、制御部(ECU)80を備えており、この制御部80は、各温度センサ72〜77で測定された温度を受信し、これらの温度に基づいて、バルブ71の開閉を制御するものである。
この構成を備えた燃料電池システムでは、空気供給源90から供給された供給空気(供給ガス)が、ガス供給路50から燃料電池用加湿装置1に導入されて加湿された後、燃料電池100に供給される。また、燃料電池100には、燃料ガス系(図示せず)から燃料ガスが供給される。これらのガスが供給された燃料電池100では電気反応が起こり、高温高湿のオフ空気が、ガス排出路60に排出される。また、図示しない燃料ガス系のガス排出路には、未反応の水素が排出される。
ガス排出路60に排出された高温高湿のオフ空気は、燃料電池用加湿装置1に導入される。そして、ここで水交換膜14を介して、オフ空気から供給空気に水分及び熱を移動させる水交換及び熱交換を行った後、オフ空気は、燃料電池用加湿装置1からガス排出路60に排出される。この水交換及び熱交換では、供給空気に対しての熱交換量が、水交換量の増加に伴って大きくなる。すなわち、燃料電池用加湿装置1から吐出された供給空気の温度TI2と、供給空気に対する加湿量Wとの間には、図9に示すような相関関係があることが判っている。
図9から、供給空気量Q1に応じて、加湿量Wと温度TI2との関係が変化することも判る。なお、供給空気が燃料電池用加湿装置1に導入される際の温度TI1、燃料電池用加湿装置1の表面温度Th1、燃料電池100の冷媒温度TCが、所定の条件で一定に保持された際に、燃料電池用加湿装置1から吐出された供給空気の温度TI2が供給空気に対する加湿量Wの指標になる。すなわち、
Figure 0004603920

となる。
同様の理由から、オフ空気が燃料電池用加湿装置1を通過した後の温度TE2も供給空気に対する加湿量Wの制御対象量になる。すなわち、
Figure 0004603920
となる。
供給空気に対する加湿量W、その制御対象量としての温度TI2、または温度TE2の制御は、分岐路70に配設したバルブ71の開閉制御によって行われる。これは、分岐路70を流通するオフ空気の量(バイパスされる量)が増加するにしたがって、燃料電池用加湿装置1の各々の加湿セル11(加湿セル群10)に導入されて供給空気に水分及び熱を与えるオフ空気の正味量が減少し、供給空気に対する加湿量Wが、この影響を受けて単調的に減少するからである。また、このオフ空気の正味量の減少に伴い、オフ空気と供給空気との熱交換量も単調に減少する。この結果、燃料電池用加湿装置1を流通した後の供給空気の温度TI2、または燃料電池用加湿装置1を流通した後のオフ空気の温度TE2が、燃料電池用加湿装置1の加湿セル群10を流通するオフ空気の正味量の減少に伴って下がる。同様の理由から、バルブ71を通過するオフ空気の流用(バイパス量)を減少させると、燃料電池用加湿装置1を流通した後の供給空気の温度TI2、または燃料電池用加湿装置1を流通した後のオフ空気の温度TE2が上がる。
なお、バルブ71は、連続弁であってもON/OFF開閉弁であってもよい。例えば、バルブ71が連続弁である場合は、供給空気を加湿するために必要な要求加湿量が要求する温度TI2、または温度TE2が制御目標値TIWに達するようにバルブ71(連続弁)の開度を所定のレベルに合わせる。これによって、分岐路70にバイパスさせるべきオフ空気量が得られ、供給空気の要求加湿量を要求通りに確保することができる。
一方、バルブ71がON/OFF開閉弁である場合は、供給空気を加湿するために必要な要求加湿量が要求する温度TI2、または温度TE2が、制御目標値あるいは制御目標範囲に入るようにバルブ71の開閉を制御する。例えば、温度TI2を、この制御に用いる場合、図9に示すように、温度TI2が、例えば、60℃≦TI2≦62℃の範囲では、供給空気の加湿量Wが0.18〜0.22のモル比に相当することが判る。したがって、0.18〜0.22のモル比に相当する加湿量Wを供給空気に与えられるように、温度TI2が62℃になった際にバルブ71を開き、温度TI2が60℃未満になった際にバルブ71を閉じる制御を行うことになる。
次に、温度TI2の値を用いて、バルブ71が連側弁である場合のバルブ71の開度を制御する場合について、図10に示すフローチャートを参照しながら、さらに具体的に説明する。
先ず、制御部(ECU)80に、燃料電池用加湿装置1における供給空気に対する要求加湿量Wが入力される(ステップS101)。制御部(ECU)80に、さらに各温度センサ72、73及び77で測定された値TI1、Th1、TCと、供給空気量Q1が入力される(ステップS102)と、制御部(ECU)80では、前述した式1にこれらの値を入力し、供給空気の燃料電池用加湿装置1を流通した後の温度TI2の制御目標値TIWを決定する(ステップS103)。
次に、温度センサ74によって供給空気の燃料電池用加湿装置1を流通した後の温度TI2を測定し、この値(実測値)を制御部(ECU)80に入力する(ステップS104)。
次いで、制御部(ECU)80では、制御目標値TIWと、温度TI2とを比較し(ステップS105)、温度TI2が、制御目標値TIWよりも小さい(低い)場合(ステップS105:YES)は、バルブ71の開度が小さく(狭く)なるようにバルブ71を制御する(ステップS106)。次に、温度TI2が、制御目標値TIWと同じ値となったか否かを判断し(ステップS107)、温度TI2が、制御目標値TIWと同じ値となった場合(ステップS107:YES)は、バルブ71の開度を保持する(ステップS108)一方、温度TI2が、制御目標値TIWと同じ値でない場合は、ステップS105に戻る(ステップS107:NO)。
また、ステップS105で、温度TI2が、制御目標値TIWよりも大きい(高い)場合(ステップS105:NO)は、バルブ71の開度が大きく(広く)なるようにバルブ71を制御する(ステップS109)。次に、温度TI2が、制御目標値TIWと同じ値となったか否かを判断し(ステップS107)、温度TI2が、制御目標値TIWと同じ値となった場合(ステップS107:YES)は、バルブ71の開度を保持する(ステップS108)。温度TI2が、制御目標値TIWと同じ値でない場合は、ステップS105に戻る(ステップS107:NO)。
なお、バルブ71がON/OFF開閉弁である場合は、図10に示すステップS105において、温度TI2が、制御目標値TIWの上限以下且つ下限以上であるか、温度TI2が、制御目標値TIWの上限を超えたかを判断し、温度TI2が、制御目標値TIWの上限以下且つ下限以上の場合は、バルブ71を閉じ、温度TI2が、制御目標値TIWの上限を超えた場合は、バルブ71を開く制御を行えばよい。
また、実施例2にかかる燃料電システムでは、燃料電池用加湿装置1と、分岐路70に配設したバルブ71とによって、各々の加湿セル11(加湿セル群10)に導入されるオフ空気の量を制御している。ここで、燃料電池用加湿装置1のガス流通セル20は、いわゆる常時開放状態にあるバイパス流路のようなものである。したがって、図11に示すように、バルブ71の閉状態(OFF状態)を最大オフ空気流量(フル負荷状態)に合わせて設定して、低オフ空気流量域でバルブ71を使用する作動モードを実行することができる。したがって、燃料電池用加湿装置1の運転安定性、水交換効率及び熱交換効率を向上させることができる。
一方、燃料電池用加湿装置1の代わりに、ガス流通セル20が存在していない従来の燃料電池用加湿装置を使用した場合、供給空気に対する加湿量の制御は、バルブ71の開閉によってのみ行われることになる。この場合は、図12に示すように、燃料電池100への空気供給量、あるいは負荷レベルに応じた加湿要求量の幅が大きくなり、この加湿要求量の全域に応答するために、分岐路70を流通するオフ空気の流量範囲が、数NL/min〜数十NL/minまで及ぶことになる。したがって、大きな口径を有するバルブが必要となり、バルブの駆動電力が大きくなると共に、オフ空気の流量が少ない場合の応答性や制御性が低下する虞がある。また、オフ空気の流動変動に伴う圧力変動も大きくなり、空気ブロア等の補機類に悪影響を及ぼす虞もある。
なお、実施例2では、式1に基づいて、供給空気の燃料電池用加湿装置1を流通した後の温度TI2の制御目標値TIWを決定した場合について説明したが、これに限らず、制御目標値TIWに所定の幅を持たせた制御目標範囲を決定し、温度TI2(実測値)が、この制御目標範囲内にあるか否かを判断してもよい。
また、実施例2では、前述した式2に基づいて、オフ空気の燃料電池用加湿装置1を流通した後の温度TE2の制御目標値TEWあるいは制御目標範囲を決定し、温度TE2(実測値)が、制御目標値TEWあるいは制御目標範囲内にあるか否かを判断してもよい。
そしてまた、本発明にかかる燃料電池用加湿装置1及びバルブ71は、酸化剤ガス系に配設してもよく、燃料ガス系に配設してもよい。また、酸化剤ガス系及び燃料ガス系の両方に配設してもよい。
また、実施例2では、分岐路70にバルブ71を設けた場合について説明したが、これに限らず、バルブ71は、分岐点Aよりも下流のガス排出路60に配設してもよい。そしてまた、分岐点Aに、三方弁を配設することもできる。
本発明の実施例1にかかる燃料電池用加湿装置の断面図である。 図1に示す燃料電池用加湿装置の加湿セルの一部を示す断面図である。 図1に示す燃料電池用加湿装置の加湿セルの一部及びガス流通セルを示す断面図である。 図3に示すガス流通セルの内面を示す平面図である。 図1に示す燃料電池用加湿装置を備えた燃料電池システムの一部を模式的に示す図である。 図1に示す燃料電池用加湿装置における供給ガス及びオフガスの流れを模式的に示す図である。 本発明の他の実施例にかかる燃料電池用加湿装置の断面図である。 本発明の実施例2にかかる燃料電池システムの一部を示す概略図である。 本発明の実施例2にかかる燃料電池システムにおける供給空気加湿量と供給空気温度との関係を示す図である。 本発明の実施例2にかかる燃料電池システムのバルブ制御を説明するフローチャートである。 本発明の実施例2にかかる燃料電池システムのバルブ状態と、加湿セルを通過しないオフ空気流量(実質バイパス流量)との関係を示す図である。 従来の燃料電池システムのバルブ状態と、加湿セルを通過しないオフ空気流量(実質バイパス流量)との関係を示す図である。
符号の説明
1…燃料電池用加湿装置、10… 加湿セル群、11…加湿セル、12…供給ガス流路板、13…オフガス流路板、14…水交換膜、20…ガス流通セル、50…ガス供給路、60…ガス排出路、70…分岐路、71…バルブ、80…制御部、100…燃料電池

Claims (8)

  1. 燃料電池に供給される供給ガスと、燃料電池から排出されるオフガスとを導入し、水交換膜を介して加湿を行う燃料電池用加湿装置であって、
    前記水交換膜と、当該水交換膜の一方の面に配設され前記供給ガスが流通する供給ガス流路と、前記水交換膜の他方の面に配設され前記オフガスが流通するオフガス流路と、を有する加湿セルと、
    前記加湿セルと独立に形成され、前記供給ガス流路及びオフガス流路のいずれか一方に連通して前記供給ガスまたはオフガスを前記加湿セルをバイパスさせて流通させるガス流通路を有すると共に、当該加湿セルに隣接して配設されるガス流通部と、
    を備えてなる燃料電池用加湿装置。
  2. 前記ガス流通部が、ガス流通セルである請求項1記載の燃料電池用加湿装置。
  3. 前記ガス流通セルは、前記加湿セルの供給ガス流路及びオフガス流路の少なくとも一方と並列に配設されてなる請求項2記載の燃料電池用加湿装置。
  4. 前記ガス流通セルは、前記加湿セルの少なくとも一方の端部に配設されてなる請求項2または請求項3記載の燃料電池用加湿装置。
  5. 前記加湿セルを複数枚並列に配設してなり、前記ガス流通セルを当該加湿セルの間に配設してなる請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の燃料電池用加湿装置。
  6. 燃料電池と、当該燃料電池に供給ガスを供給するガス供給路と、当該燃料電池から排出されたオフガスが通過するガス排出路と、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の燃料電池用加湿装置を備えてなる燃料電池システム。
  7. 前記ガス排出路は、前記燃料電池と燃料電池用加湿装置との間で分岐されてなり、前記オフガスを当該分岐路に分岐流通させる分岐流通手段が配設されてなる請求項6記載の燃料電池システム。
  8. 前記分岐流通手段がバルブであり、当該バルブの開閉に応じて、前記オフガスを前記分岐路に流通させる請求項7記載の燃料電池システム。
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