JP4600888B2 - ガス検知管撮影装置、ガス検知管測定装置、ガス濃度測定システムおよびその方法 - Google Patents
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Description
L=4.7mm×(100/6.4)=73mm
すなわち、被写体である検知管からカメラレンズを73mm以上離す必要があることが分る。
前記複数のガス検知管と前記カメラとの間に、前記複数のガス検知管を透過した透過光のみを選択的に透過するようにスリットが前記ガス検知管に合わせて形成された遮光部材と、
前記照明手段と、前記照明手段による照明光のうち、前記透過光のみを撮影する前記カメラとの間の空間を外光から遮光する筐体とを備えたことを特徴とする構成とした。
ガス検知管測定装置は、コントローラを用いてポンプを適宜なタイミングでON/OFF制御することによりガス検知管にガス(大気)を通気し、ガス検知管に充填された検知剤と検知対象となるガス成分を反応させ検知剤を変色させる。そして、ガス検知管測定装置は、コントローラによって適宜なタイミングで照明手段をON/OFF制御するとともに、カメラを制御して、ガス検知管撮影装置によってほぼ平面上に配列された複数のガス検知管の透過光画像を撮影する。
また、請求項1に記載の発明によれば、照明手段から照射された照明光のうち、複数のガス検知管を透過した透過光のみをカメラに入射するため、更に迷光等の影響を低減し、コントラスト良く複数のガス検知管の画像を撮影することができる。
請求項2に記載の発明によれば、カメラによるガス検知管撮影装置を用いた複数のガス検知管の撮影において、コントローラによってカメラと照明手段とポンプを制御するため、安定した複数のガス検知管の画像撮影を、人手をかけることなく自動的に行うことができる。
請求項3または請求項5に記載の発明によれば、ガス検知管測定装置によって撮影された複数のガス検知管の画像データを送信し、受信側で画像データを解析してガス濃度を算出するため、複数箇所にガス検知管測定装置を設置する場合においても、人手をかけることなく、広範囲な複数のガス成分の濃度測定を安定して行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、ガス濃度測定システムは、複数のガス検知管測定装置を配置した各地点のガス濃度データをデータ管理用コンピュータに収集することができるため、集計作業などに人手をかけることなくガス濃度分布を知ることができる。
<装置の構成>
まず、図1を参照して、本発明によるガス濃度測定システム1の実施の形態について説明する。ここで、図1は、ガス濃度測定システム1の構成を説明するための図である。
図1に示す実施の形態においては、3台のガス検知管測定装置2A,2B,2Cが設置されている。各ガス検知管測定装置2A,2B,2Cに装着され、ガス濃度測定に供されるガス検知管は、それぞれのガス検知管測定装置2A,2B,2Cに取り付けられた送信手段を備えたカメラ(カメラ付き携帯電話)によってガス検知管の透過光画像が撮影される。撮影されたガス検知管の画像データは、携帯電話の電子メール機能によって電子メールに添付され、各携帯電話の最寄りの基地局11A,11B,11C、電話会社12、インターネット13、LAN(Local Area Network)等を介して、データ管理手段であるデータ管理用コンピュータ(ホストコンピュータ)20に送信される。データ管理用コンピュータ20は、受信した電子メールから画像データを取得し、その画像データを画像解析することによりガス濃度を算出し、算出したデータを記憶・管理する。
また、ガス濃度測定システム1は、複数のガス検知管測定装置2を地理的に広範囲な場所に配置し、ガス検知管測定装置2を配置した各地のガス濃度データをデータ管理用コンピュータ20が収集して、ガス濃度分布を得ることもできる。
なお、配置する場所は広範囲な場所に限らず、特定の地域や1つの建物、1つの室内であってもよく、ガス濃度分布の測定システムとして用いることもできる。
ガス検知管撮影装置10の底部には、面発光光源からなる照明手段103が配置され、上方を均一に照明することができる。
照明手段103の上方には、測定に使用される複数(6本)のガス検知管100を支持する支持部材106が配置され、複数のガス検知管100は、支持部材106によってほぼ同一平面上に配列される。また、支持部材106は、メッシュ部材で形成され、照明手段103から照射される照明光を透過する。
更に上方には、ガス検知管100に合わせてスリットが形成された遮光部材105が配置され、ガス検知管100を透過した透過光のみを選択的に筐体101内に導入する。
前記したように、暗箱を構成する筐体101の上部には、カメラ110によりガス検知管100の透過光画像を撮影するための撮影穴101aが形成され、また、カメラ110の撮像ユニット110bのカメラレンズが撮影穴101aに合うように、カメラ110の設置位置を位置決めするための位置決め部材101bが設けられている。この位置決め部材101bは、使用するカメラの形状に合わせて位置を調節することができる。
すなわち、ポンプ107を稼動させることで測定対象となる大気(ガス)をガス検知管100に通気し、大気の通気により変色するガス検知管100を撮影することで、ガス検知管100の検知対象となるガス成分を検出するものである。
また、ポンプ107を停止すると、ガス検知管100への大気の通気も停止し、再度ポンプ107が稼動されるまで変色反応は休止する。
(照明手段)
まず、図4を参照して、照明手段103を詳細に説明する。ここで図4(a)は、照明手段103の構成を示す側面図であり、図4(b)はその斜視図である。
照明手段103は、筐体103aと、冷陰極管103bと、インバータ103cと、電源ケーブル103dと、拡散板103eと、から構成される。
本実施の形態においては、照明手段103は、冷陰極管103bを光源とする面発光光源を構成する。一様な面発光型の照明光を得るために、冷陰極管103bは面内で屈曲した形状をしている。また、冷陰極管103bから発光される光は、白色アクリル板からなる拡散板103eによって拡散され、発光面内の輝度分布の均一性が優れた面発光型の照明光を得ることができる。
冷陰極管103bの両端の電極は、直流−交流変換するインバータ103cに接続され、高圧高周波交流を供給することで発光する。また、照明手段103の電源ケーブル103dは、コントローラ102によってON(点灯)/OFF(消灯)が制御できるようにパワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を用いた制御回路を介して電源に接続される。
なお、面発光型の照明手段103としては冷陰極管を光源とするものに限らず、撮影に必要な光量が得られるものであれば、LED(発光ダイオード)、有機EL(エレクトロルミネッセンス)等を光源とするものでもよい。
図2および図3に示したカメラ110は、本体110aと、撮像ユニット110bと、通信手段110cと、を備える。
カメラ110は、複数のガス検知管100を同時に撮影するため、2次元撮像素子を備えたデジタルカメラを用いる。撮像ユニット110bは、カメラレンズと2次元撮像素子とから構成され、カメラレンズによって2次元撮像素子上に結像された画像を電気信号(画像データ)に変換する。変換された画像データは、カメラ本体110aにおいて、適宜AD(アナログ−デジタル)変換、画像圧縮処理され、図示しないカメラ本体110aの内蔵メモリに記憶される。
また、広範囲にわたる複数箇所での同時測定を可能にするため、カメラ110は送信手段110cを備え、撮影した画像データを送信することができる。このような装置として、カメラ付き携帯電話があり、例えば、NTTドコモ社のムーバP506iCを用いることができる。この携帯電話は、2.0メガピクセルの画素数を有する2次元CCDセンサを用いたデジタルカメラを備え、カラー撮影をすることができる。また、デジタルカメラで撮影した画像データを電子メールに添付して、指定したメールアドレス宛に送信する電子メール送信機能を有する。
(参考資料)
「自動車携帯電話サービスを利用するための技術参考資料(デジタル方式)第3.2版」, 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ,2004年6月9日
http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/document/pdc/jidoushadenwa.pdf
ガス検知管100は、数mm〜十数mm程度の一定内径のガラス管内に、アルミナ、シリカゲル等からなる数十μm程度の粒径の粒体に、検知対象となるガスと反応して変色する試薬をコーティングした検知剤が充填されている。ガラス管の一端から検体であるガス(大気)を通気することで、検知対象となるガス成分の吸入量に応じ、ガス導入端(上流端)から排気端(下流端)に向けて変色層が伸びて行く。変色層の長さは、通気量(体積)を一定とすると、検知対象となるガス濃度が高いほど長く、低いほど短くなる。
支持部材106は、照明手段103の上方に配置され、測定に使用される複数(6本)のガス検知管100をほぼ平面状に配列した状態で支持する。支持部材106は、上部が開口した箱型形状をしており、上部の開口部からガス検知管100の着脱をすることができる。また、支持部材106は、照明手段103から照射される照明光がガス検知管100を照明することができるようにメッシュ部材で形成されている。
遮光部材105は、支持部材106の上方に配置され、ガス検知管100に合わせてスリットが形成された黒色のアクリル樹脂で形成される。遮光部材105は、ガス検知管100を透過した透過光のみを選択的に筐体101内に導入し、ガス検知管撮影時において迷光等の影響を低減する。
なお、遮光部材105は、黒のアクリル板で構成したが、つや消し塗装や無光沢の黒紙を貼付して、更に迷光の影響を低減するようにしてもよい。
また、筐体101の内部の筐体内部についても同様に、つや消し塗装や無光沢の黒紙を貼付するようにしてもよい。
ポンプ107は、配管104bを介してガス検知管100の下流端に接続され、ポンプ107の駆動によりポンプ側に吸引し、ガス検知管100内に大気を通気する。ポンプ107の電源ラインはパワーMOSFETを介して5Vの直流電源に接続され、コントローラ102によってON(駆動)/OFF(停止)が制御される。
ポンプ107は、6本のガス検知管100それぞれに対して同型のポンプを1台ずつ接続し、各ガス検知管100を均等な吸引力で吸引する。
なお、複数のガス検知管100を均等に吸引できる吸引力のポンプ107であれば、6本の下流側の配管104bを集合し、1台のポンプで吸引するように構成してもよい。
また、ポンプ107の駆動電源は直流電源に限らず、交流電源であってもよい。更に、複数のポンプを組み合わせるよう構成してもよい。
図5および図6を参照して、コントローラ102を詳細に説明する。ここで、図5は、コントローラ102の構成を示す回路図であり、図6はコントローラ102に付随する回路を示す回路図であって、(a)はリセット回路、(b)は照明手段103と接続するための制御回路、(c)はポンプ107と接続するための制御回路である。
コントローラ102は、MCU102a、リセット回路102b、割込入力回路102c、制御回路102d、102e、スイッチ102f、レギュレータREG、水晶発振子CRYSTAL、抵抗素子、コンデンサ、LED等から構成される。
MCU102aには、MCU102aの動作クロックを生成するための水晶発振子CRYSTALと、5V電源を供給するためのレギュレータREGが接続される。
また、リセット信号入力端子(MCLR)、割込信号入力端子(RB0/INT)にはそれぞれリセット回路102b、割込入力回路102cが接続される。図6(a)に示す回路は、リセット回路102bおよび割込入力回路102cの例であり、抵抗素子、コンデンサ、ダイオードおよびスイッチSWから構成される。リセット回路および割込入力回路はスイッチSWが開の状態では出力端子(OUT)からはH(High)レベルが出力され、スイッチSWを閉じるとL(Low)レベルが出力される。スイッチSWは例えば押しボタン型スイッチを用いることができ、それぞれ、リセット回路および割込入力回路のスイッチSWを押下することでMCU102aに対してリセット信号、割込信号を入力できるよう構成されている。
図6(b)は、制御回路102eと照明手段103の接続の様子を示す回路図である。制御回路102eは、MOSFETと、2個の抵抗素子から構成される。照明手段103に供給される12Vの直流電源のグランド側はMOSFET(回路図では2SK2231を使用)を介して接地される。制御回路102eの入力端子(IN)はMCU102aの入出力用の端子RB2に接続され、MCU102aからHレベルの信号が出力され、MOSFETのゲートに印加されるとMOSFETのドレイン・ソース間に電流が流れ、照明手段103が点灯(ON)する。また、MCU102aの入出力用の端子RB2からLレベルの信号が出力されると、制御回路のMOSFETのドレイン・ソース間の電流が流れず、照明手段103は消灯(OFF)する。
図6(c)は、制御回路102dとポンプ107の接続の様子を示す回路図である。ポンプに供給する直流電源の電圧が5Vであり、制御回路102dの入力端子(IN)と接続するMCU102aの入出力端子がRB1である以外は、前記した照明手段103の場合とON/OFF制御の動作は同じであるので説明は省略する。
また、端子RA2はカメラ110への電源供給(charge)のために供され、カメラ110の図示しない内蔵バッテリの容量の制約を受けることなく長時間の測定が可能となる。
本実施の形態では、スイッチ102fは設定値が数値表示されるデジタルスイッチを用いているが、安価なディップスイッチ等を用いてもよい。
図7を参照して、データ管理手段であるデータ管理用コンピュータ(ホストコンピュータ)20について説明する。ここで、図7はデータ管理用コンピュータ20において実行する機能の構成を示すブロック図である。
データ管理用コンピュータ20では、メール受信手段210と、画像データ記憶手段211と、画像解析手段212と、ガス濃度データ表示手段213と、して機能するプログラムが実行される。
ガス検知管測定装置2A等によって、ガス検知管画像を撮影した画像データを添付した電子メールが送信される(図1参照)。データ管理用コンピュータ20は、メール受信手段210を用いて受信メールの有無を確認し、受信メールがある場合は受信メールに添付された画像データを取得し、画像データ記憶手段211に記憶する。
画像データ記憶手段211に記憶された画像データは、画像解析手段212を用いて、ガス検知管の変色層の長さに基づいてガス濃度を算出する。データ管理用コンピュータ20は、算出したガス濃度データをオペレータの要求に応じて、ガス濃度データ表示手段213を用いて数値あるいはグラフ等の形式で表示する。
各手段の詳細については順次説明する。
メール受信手段210は、各ガス検知管測定装置が送信する電子メールのメールアドレスを順次検索し、受信メールがあると、その受信メールから添付された画像データを取得し、画像データ記憶手段211に記憶する。
図8を参照して、画像解析手段212について説明する。ここで図8は、画像解析手段212の構成を示すブロック図である。
画像解析手段212は、画像データ取得手段220と、検知管画像切出手段221と、平均化処理手段222と、差分処理手段223と、移動平均処理手段224と、変色層面積算出手段225と、ガス濃度算出手段226と、ブランクデータ記憶手段227と、変色層面積記憶手段228と、検量線データ記憶手段229と、ガス濃度データ記憶手段230と、から構成される。
例えば、変色が白色から黄色に変化するものである場合、後段の画像解析処理においては、画像データのカラー信号の内、黄色に対する感度の最も高いB色(Blue)信号を選択する。また、白色から赤色系に変色する場合は、G色(Green)信号を選択し、青色系に変色する場合はR色(Red)信号を選択するという具合に、色変化の情報に基づいて最適なカラー信号を選択することで、画像解析によるガス濃度の検出を精度よく行うことができる。
画像解析手段212は、6本の検知管の画像200aから200fに対して順次解析を行うが、検知管画像切出手段221に対して、この内の1本の画像切出しを指示する。検知管画像切出手段221は指示された検知管画像を切出す。図9(b)に、1本の検知管画像を切出した様子を示す。
この平均化処理によって、検知剤が粒体であることによる撮影画像中の粒状ノイズ(画像ムラ)を低減することができる。また、この演算の結果、検知剤層の各位置と輝度値の関係を表すデータを得ることができる。
また、ブランクデータとの差分を計算することにより、ガス検知管の表面反射やカメラの感度ムラ等の雑音成分を相殺し、ガス濃度の検出を精度よく行うことができる。
ブランクデータは、測定開始前の未変色の状態の画像を撮影して、前記した平均化処理手段222で平均化処理したデータとして得ることができる。このブランクデータをブランクデータ記憶手段227に記憶しておき、変色したガス検知管の画像データを解析するときに読み出して用いる。
本実施の形態では、17次の移動平均フィルタ(中心の画素を含め、前後8画素の輝度変化値を平均する)を用いる。なお、移動平均フィルタのサイズは17次に限定されるものではなく、ノイズのレベルに応じて適宜変更してもよい。また、参照する画素値の単純平均ではなく、中心の画素から遠くなるほど重みを減じた加重平均を算出するようにしてもよい。
図10において、上方のグラフは、検知剤層のガス進行方向における位置(変色距離)をx、輝度変化をf(x)としたときの両者の関係を示すグラフである。ガス検知管は左端から右方に向かって変色し、このグラフの斜線部分が変色した領域であることを示す。
fyaは、完全に変色したときの輝度変化の平均値である。一方、未変色の領域では、前記した差分処理により輝度変化値は0である。グラフ中ほどの輝度変化がなだらかに変化する領域は、変色が進行中の領域である。このように変色層と未変色層の境界が曖昧な場合においても適切に変色量を検出できるように、本実施の形態では、変色長の代わりに変色層面積を用いる。
なお、この画像解析の手法については、本願発明者らにより前記した非特許文献1に詳しく開示されている。
まず、変色速度とガス濃度の関係を示す検量線データの作成方法について、トルエンガスを検出対象ガスとしたときの実験例について説明する。
まず、サンプリングバッグ(GLサイエンス社製、材質はフッ素樹脂)に 100ppb のトルエンガスを詰めた。ガス濃度はPID検出器(Photo Ionization Detector,REA社 モデルPGM-7240)を用いて確認した。サンプリングバッグ中のトルエンガスを一定の通気速度でガス検知管(ガステック社、トルエン用ガス検知管No.122P)に導入し、適宜な間隔でガス検知管画像を撮影して前記した手順で変色層面積を算出した。また、使用したトルエンガス検知管は白色から茶色に変色するため、B色のカラー信号を用いた。
図16に、その実験結果を示す。通気時間に比例して一定速度で変色層面積が増加することがわかる。ここで、グラフの傾きである変色層面積の増加速度(以降、変色速度と呼ぶ)は、そのガス濃度に依存する。この依存関係について次の実験で説明する。
なお、通気時間が20分位で変色層面積の増加が飽和するが、これはガス検知管の端部まで変色したためである。
この実験結果から、各ガス濃度について変色層面積が直線的に変化する部分の傾きを、その濃度の変色速度として算出した。そうして得られたトルエンガス濃度と変色速度の関係を図18に示す。変色速度からガス濃度を算出する本手法では、図中矢印で示した16ppbまで測定可能であることが分った。
ガス濃度算出手段226は、変色層面積算出手段225で新たに算出された変色層面積データと前回の測定時の変色層面積データとから変色速度を算出し、前記検量線データを用いて、その変色速度に対応するガス濃度を算出する。算出したガス濃度データは、ガス濃度データ記憶手段230に記憶する。
なお、変色速度算出においては、前回の測定値のみを参照するのではなく、更に過去の測定値を参照して変色速度を算出するように構成してもよい。
図7に戻って、ガス濃度データ表示手段213は、画像解析手段212において算出され、画像解析手段212のガス濃度データ記憶手段230(図8参照)に記憶されるガス濃度データを、オペレータの要求に応じてデータ管理用コンピュータの画面に表示する。
図19にガス濃度測定結果の表示例を示す。ガス濃度は約15分間隔で測定期間と休止期間を設定し、測定期間中は約1分間隔で測定を繰り返した。また休止期間中はポンプを停止し、ガス検知管の変色が進行しないようにした。
そして、データ管理用コンピュータ20の図示しないキーボード、マウス等の入力手段を介して入力されたオペレータの指示に従い、2点鎖線で囲まれたA,B,C3箇所のガス濃度を前記した手順で算出し、変色層面積の経時変化を示すグラフ上に表示したものである。
なお、表示の形式は図19の例に限定されるものではなく、画面表示ではなくプリンタを接続して印刷するようにしてもよい。
(ガス濃度測定システムの動作)
図11を参照して、本発明の実施の形態に係る図1に示したガス濃度測定システム1の動作について説明する。ここで、図11は、ガス濃度測定システム1の処理の流れを示すフロー図である。
なお、図1に示す構成例では、ガス濃度測定システム1は3台のガス検知管測定装置2(2A,2B,2C)と1台のデータ管理手段(データ管理用コンピュータ)20から構成されるが、ガス検知管測定装置2は1台でもよく、2台以上の複数台を用いることもできる。
次に、ガス検知管測定装置2は、コントローラ102の制御にしたがって所定のタイミングでカメラ110を用いてガス検知管100の透過光画像の撮影を行う(ステップS11)。なお、撮影の際には、コントローラ102は照明手段103を点灯するように制御する。
ガス検知管測定装置2は送信手段110cを用いて、カメラ110によって撮影された画像データを電子メールに添付して、データ管理用コンピュータ20が受信可能なメールアドレス宛に送信する(ステップS12)。
データ管理用コンピュータ20は、画像データ記憶手段211に記憶された画像データを読み出し、画像解析手段212を用いて、画像データを解析してガス濃度を算出する(ステップS21)。
データ管理用コンピュータ20は、算出したガス濃度データを、ガス濃度データ表示手段213を用いて、オペレータの要求に応じてデータ管理用コンピュータ20の図示しない画面に表示する(ステップS22)。
また、データ管理用コンピュータ20は、所定のタイミングで画像データの受信と、画像データの画像解析と、必要に応じてガス濃度データの表示と、を含む処理(ステップS20ないしステップS22)を繰り返し実行する。
次に、図12を参照して、図2および図3に示した本発明の実施の形態に係るガス検知管測定装置2の動作について詳細に説明する。ここで、図12は、ガス検知管測定装置2の処理の流れを示すフロー図である。
なお、本実施の形態においては、ガス検知管測定装置2は、所定回数の連続測定と、所定時間の休止期間を交互に繰り返すようにコントローラ102によって制御される。
次にMCU102aは、端子RB1およびRB2にLレベルを出力し、それぞれ制御回路102d、102eを介してポンプ107および照明手段103のOFF状態を保つとともに、カウンタ変数ToffにステップS100で入力したT値を代入する(ステップ101)。
また、MCU102aは、リセット回路102bを介してリセット信号が入力されると、何れのステップを実行中であってもその処理を中断し、電源投入時と同様にステップS100から実行を再開する。
次に、データ管理用コンピュータ20の動作について、図13を参照して説明する。ここで、図13は、図7に示すデータ管理用コンピュータ20の処理の流れを示すフロー図である。
データ管理用コンピュータ20は、メール受信手段210によってメール受信処理を実行し、ガス検知管測定装置2からの電子メールを受信していないかどうかを確認し、受信した電子メールがあると、その電子メールに添付された画像データを取得し、画像データ記憶手段211に記憶する(ステップ200)。
次に、データ管理用コンピュータ20は、画像解析手段212を用いて、画像データ記憶手段211に記憶された画像データを読み出して、その画像を解析してガス濃度を算出し、算出したガス濃度データをガス濃度データ記憶手段230(図8参照)に記憶する(ステップS201)。
次に、図14を参照して、図13に示すメール受信処理(ステップS200)について詳細に説明する。ここで、図14は、図7に示すメール受信手段210の処理の流れを示すフロー図である。
なお、本実施の形態では、9台のガス検知管測定装置2が稼動しており、それぞれのガス検知管測定装置2は、画像データを添付した電子メールを対応する所定のメールアドレス宛に送信するものである。
次に、図15を参照して図13に示す画像解析処理(ステップS201)について詳細に説明する。ここで、図15は、図8に示す画像解析手段212の処理の流れを示すフロー図である。
画像解析手段212は、画像データ取得手段220によって、画像データ記憶手段211から記憶される画像データを読み出し取得する(ステップS400)。取得した画像データは、検知管画像切出手段221を用いて、画像データに含まれる複数のガス検知管画像から1つの画像を切出す(ステップS401)。切出された1本のガス検知管の画像に対して、平均化処理手段222によってガス進行方向と垂直方向の画素値の平均化処理を行い(ステップS402)、平均化処理された画像データに対して、差分処理手段223を用いて、ブランクデータ記憶手段227に記憶されるブランクデータとの差分値を算出する(ステップS403)。更に、差分値データに対して、移動平均処理手段224を用いて移動平均処理を行い(ステップS404)、移動平均処理されたデータから変色層面積算出手段225を用いて変色層面積を算出する。算出した変色層面積データは、ガス濃度算出手段226に出力するとともに、変色層面積記憶手段228に記憶する(ステップS405)。
次に、本発明に係るガス検知管測定装置2を用いて撮影したガス検知管の透過光画像の輝度分布と、比較例としてカメラの方向から照明して撮影したガス検知管の反射光画像の輝度分布とを、それぞれ図20および図21に示す。
(透過光画像)
照明手段:
面発光冷陰極管(秋月電子社、面発光冷陰極管バックライトセットM−416)
カメラ:
カメラ付き携帯電話(NTTドコモ社、ムーバP506iC)
B色のカラー信号を使用
ガス検知管:
トルエン用ガス検知管(ガステック社、ガス検知管No.122P)
照明手段:
蛍光灯(松下電器産業社、ツイン蛍光灯FPL27EX−N、長さ245mm)
上記蛍光灯を装着した学習用電気スタンドを用い、カメラと略同じ高さで、蛍光管の軸方向をガス検知管の軸方向と略平行になるように配置して照明した。
カメラ、ガス検知管:
カメラ、ガス検知管、および照明手段以外の他の構成は透過光画像のときと同じものを用いた。
図20において、グラフ左側の褐色領域およびグラフ右側の白色領域ともに、変色の境界である位置xが40から60の間を除けば、ほぼフラットな値を示している。
他方、図21においては、位置xが60から80の白色領域に比較して、位置xが80から100にかけての白色領域は輝度レベルが30ないし40程度持ち上がっている。これは、この領域において、照明光がガス検知管のガラス表面で正反射し、カメラに入射したためであり、反射型の照明では、撮影対象領域の全面で安定した画像撮影が難しいことを示している。
図20に示したように、面発光型照明を用いて透過光画像を撮影した場合は、撮影対象領域の全面に対して安定した画像撮影ができることがわかる。
2、2A、2B、2C ガス検知管測定装置
10 ガス検知管撮影装置
20 データ管理用コンピュータ(データ管理手段)
100 ガス検知管
101 筐体
101a 撮影穴
102 コントローラ
103 照明手段
104a、104b 配管
105 遮光部材
106 支持部材
107 ポンプ
110 カメラ
110a カメラ本体
110b 撮像ユニット
110c 送信手段
210 メール受信手段(受信手段)
212 画像解析手段
Claims (5)
- 検知対象となるガスと反応して変色する粒状の検知剤が充填されているガス検知管を透過する透過光を、2次元撮像素子を備えたカメラで撮影した画像を解析することによってガス濃度を測定するためのガス検知管撮影装置であって、
複数の前記ガス検知管を同一平面上に配列する支持部材と、
前記支持部材に支持された前記複数のガス検知管を照明する面発光型の照明手段と、
前記複数のガス検知管と前記カメラとの間に、前記複数のガス検知管を透過した透過光のみを選択的に透過するようにスリットが前記ガス検知管に合わせて形成された遮光部材と、
前記照明手段と、前記照明手段による照明光のうち、前記透過光のみを撮影する前記カメラとの間の空間を外光から遮光する筐体とを備えたことを特徴とするガス検知管撮影装置。 - 請求項1に記載のガス検知管撮影装置と、
2次元撮像素子を備えたカメラと、
前記複数のガス検知管にガスを通気するポンプと、
前記カメラの撮影と、前記照明手段の点灯および消灯と、前記ポンプの駆動および停止とを制御するコントローラと、
を備えたことを特徴とするガス検知管測定装置。 - 前記カメラで撮影した前記複数のガス検知管の画像データを送信する送信手段を有する請求項2に記載のガス検知管測定装置と、
前記送信手段で送信された前記画像データを受信する受信手段と、受信手段が受信した画像データを解析することでガス濃度を算出する画像解析手段と、を有するデータ管理手段と、
を備えたことを特徴とするガス濃度測定システム。 - 複数の前記ガス検知管測定装置を有し、
前記データ管理手段は、前記複数のガス検知管測定装置から送信された画像データに基づいてガス濃度を算出すること、
を特徴とする請求項3に記載のガス濃度測定システム。 - 検知対象となるガスと反応して変色する粒状の検知剤が充填されているガス検知管を用いたガス濃度測定方法であって、
同一の平面内に配列した複数の前記ガス検知管にガスを通気する通気ステップと、
面発光型の照明手段によって前記複数のガス検知管を照明し、前記照明手段による照明光のうち、前記複数のガス検知管を透過して前記ガス検知管に合わせて遮光部材に形成されたスリットを通過した透過光のみを、2次元撮像素子を備えたカメラで撮影する撮影ステップと、
前記カメラで撮影された前記複数のガス検知管の画像データを送信する送信ステップと、
前記送信された画像データを受信する受信ステップと、
前記受信した画像データを解析してガス濃度を算出する画像解析ステップと、
を含むことを特徴とするガス濃度測定方法。
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