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JP4600261B2 - メタルフォーム脱枠棒 - Google Patents

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JP4600261B2
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Description

この発明は、建物の基礎などを構築する際に使用するコンクリート基礎用の金属製の型枠であるメタルフォームをコンクリート硬化後に脱枠する時に使用するメタルフォーム脱枠棒に関する。
メタルフォームの脱枠の仕方として、従来からは次のような手段が用いられている。その第1の手段は、図5に示すように、メタルフォーム11の頂部の横桟10をハンマー15などで叩いて脱枠する手段である。これによって、硬化したコンクリートである基礎躯体14に付着している板材のコンクリート側面がその上方から順に基礎躯体14から剥されて脱枠される。第2の手段は、図6に示すように、メタルフォーム11の裏側にあらかじめ取付けられているUピン16に長棒17を引掛けて長棒17の下端を地面で支え長棒17の上方を手でメタルフォーム11と反対側へ倒すようにしてテコの要領で脱枠する手段である。これによって、メタルフォーム11のコンクリート側面が基礎躯体14からほぼ同時に剥されて脱枠される。第3の手段は、特許文献1に示されるように、型枠の裏側にあらかじめ型枠解体用梃棒を内蔵させておいて、これを用いて型枠をコンクリートから取外す手段である。
特開2003−41773号公報
しかしながら、前記第1の手段によるメタルフォーム11の脱枠の仕方では、ハンマー15で強く横桟10等を叩くために、メタルフォーム11の変形が生じたり、ハンマー15の打ち損じにより基礎躯体14を損傷する可能性も生じる問題点がある。又、前記第2の手段によるメタルフォーム11の脱枠の仕方では、長棒17によるテコの要領でUピン16に強力な力が作用することから、メタルフォーム11が変形したり、破損するなど、メタルフォーム11の使用寿命が短くなる問題点があると共に、メタルフォーム11のUピン16部分から剥すことになるので、外れにくいという問題点がある。更に、前記第3の手段によるメタルフォーム11の脱枠の仕方では、メタルフォーム11の裏側にあらかじめ型枠解体用梃棒を内蔵させておかなければならないので、製作費が高くなるという問題点がある。又、この型枠解体用梃棒を使用する場合でも、メタルフォームの変形や破損が生じて使用寿命が短くなるという問題点がある。
この発明は上記のような種々の課題を解決することを目的としてなされたものである。
この発明の手段とするところは、所定角度で折曲している折曲杆の折曲部の下方に固定した支点柱と、前記折曲杆の一端の下方に固定した差込みピンと、前記折曲杆の他端に前記支点柱の中心と差込みピンの中心間の距離よりも前記支点柱の中心からその先端までの距離が長い手握部を固定したメタルフォーム脱枠棒としたことにある。
上記手段によるこのメタルフォーム脱枠棒によると、隣接している2つのメタルフォームの一方のメタルフォームの作業用にあけられている小穴に差込みピンを挿入し、支点柱を他方のメタルフォームの横桟又は縦桟に当ててから手握部を作業者が手で持って支点柱を中心にして折曲杆の一端がメタルフォームから離れる方向に回転させるだけでよい。これによって、差込みピンを差込んでいる一方のメタルフォームが硬化したコンクリートである基礎躯体から剥れる。このとき、差込みピンの中心と支点柱の中心との距離が、支点柱の中心と握持部の先端との距離よりも小さいので、手握部の先端を手で握って回転させると、テコの原理によって少ない力で容易に差込みピンを差込んでいるメタルフォームを基礎躯体から剥すことができる。又、メタルフォームを叩いたり、引張ったりしないので、メタルフォームが変形や破損することもない。加えて、基礎躯体が損傷することも生じない。
この発明のメタルフォーム脱枠棒の最良の実施形態について以下図に基づいて説明する。図1に示すように、この実施例のメタルフォーム脱枠棒1は、折曲杆2の折曲部3の下方に固定した支点柱4と、前記折曲杆2の一端側の下方に固定した差込みピン5と、前記折曲杆2の他端に前記支点柱4の中心と差込みピン5の中心間距離Aよりも前記支点柱4の中心からその先端までの距離Bの方が長い棒状の手握部6を固定したものである。
前記折曲杆2は金属製の板材を折曲部3を中心に角度を持たせて形成したものである。この折曲の角度は特に限定されるものではないが、100°〜160°の範囲内が好適である。形成の方法は金属製の板材を打ち抜いてもよいし、削って加工したものであってもよい。前記支点柱4はこのような折曲杆2の折曲部3に柱穴7をあけてこの柱穴7に支点柱4を差込んで折曲部3の下方へ突出すようにして溶接等によって固定したものである。折曲部3の上方への支点柱4の突出は特に必要ではないが、突出させておくと溶接が行い易いので確固に固着できる利点がある。又、折曲杆2の一端にもピン穴8があけられており、このピン穴8に上方から差込みピン5が挿入されて固定されている。これら支点柱4及び差込ピン5の折曲杆2の下方からの突出長さは特に限定されるものではないが、最小限横桟10の肉厚よりは長くするほうが好ましい。
前記折曲杆2の他端には、手握部6が固定されている。この手握部6は木製などで手に握り易い棒状の材質のものが好ましいが、他の部材であっても良く特に限定されることはない。この手握部6の長さは、前記支点柱4の中心と差込みピン5の中心との距離Aよりも、前記支点柱4の中心と手握部6の先端との距離Bの方が長くなるようになっている。これによって、支点柱4をメタルフォーム11に当接した状態でこの当接点を中心にメタルフォーム脱枠棒1を回転させる時に、テコの原理によって、少ない力で脱枠できるようにしてある。
上記構成からなるこのメタルフォーム脱枠棒1を用いて脱枠する手順について説明すると、図2に示すように、隣接している2つのメタルフォーム11のうちの一方のメタルフォーム11の横桟10に種々の作業用にあらかじめ形成されている小穴12に差込みピン5を挿入し、他方のメタルフォーム11の横桟10又は縦桟13に支点柱4を当接させてから、図3の矢印Aに示すように、手握部6を手で持って他方のメタルフォーム11方向へ移動させるだけでよい。これによって、支点柱4と他方のメタルフォーム11との当接点を中心に差込みピン5が一方のメタルフォーム11から離反する方向へ移動するので、これに伴って一方のメタルフォーム11も同方向へ移動して、硬化しているコンクリートである基礎躯体14から剥れることとなる。この時、前述したように、支点柱4の中心と差込みピン5の中心との距離Aが、支点柱4の中心と手握部6の先端との距離Bよりも小さいので、テコの原理によって少ない力で脱枠できる。メタルフォーム11の上方がこのようにして硬化したコンクリートである基礎全躯体14から剥れれば、残る部分はメタルフォーム11の剥れた上方部分を手で持って引張ること等によって全体を容易に剥して脱枠できる。このような作業を隣接するメタルフォーム11間で次々と繰り返し行うことによって、全てのメタルフォーム11を基礎躯体14から脱枠できるのである。
以上の実施例においては、差込みピン5と支点柱4が折曲杆2の下方へ突出している場合について説明したので、メタルフォーム11の脱枠は一方向側から他方向側に向かっての一方向の作業しかできないが、図4に示すように、折曲杆2の上下両方に突出するようにしておけば、隣接して多数個並んでいるメタルフォーム11の両方向のいずれの方向からでも作業を始めることができる利点がある。又、この実施例においては折曲杆2に手握部6を固定した場合について説明したが、折曲杆2の一方を長尺に形成することによって、この手握部6と同じ役割を果たすことができるので、折曲杆2の一方を長尺に形成した場合及び、支点柱4をローラーとすることにより脱枠性が向上するが、この場合もこの発明の範囲に含まれるものである。
メタルフォーム脱枠棒の実施例の全体斜視図 メタルフォーム脱枠棒のメタルフォームへの取付け状態斜視図 メタルフォーム脱枠棒による脱枠状態斜視図 メタルフォーム脱枠棒の他の実施例の全体斜視図 従来の脱枠説明図 従来の他の脱枠説明図
符号の説明
1 メタルフレーム脱枠棒
2 折曲杆
3 折曲部
4 支点柱
5 差込みピン
6 手握部
11 メタルフォーム

Claims (1)

  1. 所定角度で折曲している折曲杆の折曲部の下方に固定した支点柱と、前記折曲杆の一端の下方に固定した差込みピンと、前記折曲杆の他端に前記支点柱の中心と差込みピンの中心間の距離よりも前記支点柱の中心からその先端までの距離が長い手握部を固定したことを特徴とするメタルフォーム脱枠棒。
JP2005346529A 2005-11-30 2005-11-30 メタルフォーム脱枠棒 Expired - Fee Related JP4600261B2 (ja)

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