JP4596301B2 - 車両のシートベルト構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両ドアにシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを設けた車両のシートベルト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平2−20423号公報には、リアドアがその後端部でヒンジを介して車体に支持され、フロントドアがその前端部でヒンジを介して開閉可能に車体に支持された観音開きタイプのドアが開示され、米国特許第4,289,328には、フロントドアの内部にシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを設けた構成が開示されている。
【0003】
また、特開昭63−130450号公報には、ピラーレスタイプの車両において、リアドアの内部にシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを設けた構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、シートベルトの非装着時にドアパネルのウィンドウ近傍にタングが露出するために外観の見栄えが悪い。また、フロントドアの内部にリトラクタを設けた場合、上記の例ではベルトの端部が車体側に支持されているためベルトの端部と中間部とを両方外してフロントシートへの乗降時にシートベルトを完全に収納する必要があり操作性が悪く、リアドアの内部にリトラクタを設けた場合リアシートへの乗降時にシートベルトを完全に収納する必要があり、いずれにしても乗降性を悪化させることになる。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、外観見栄えがよく、乗降性を改善する車両のシートベルト構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明の車両のシートベルト構造は、車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドアにシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、当該リトラクタから延出するシートベルトの端部をドア下部に配設されたアンカに係合し、当該シートベルトにおける当該端部と前記シートベルトが繰り出されるドアパネルとの間に設けられたタングを着座する乗員の車幅中央側に配設されたバックルに係合可能とし、前記アンカは、車幅方向側部に車体前後方向に延びるサイドシルよりも上方に配設され、前記乗員が着座するシートを車体前後方向に移動させたときに、当該車体前後方向且つ車体前方に向く円弧状に移動可能に支持されている。
【0008】
また、好ましくは、前記リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在で当該シートベルトを前記ドアパネルに沿って着座する乗員に対して車幅外側上方に案内するショルダアンカが当該ドアパネルに設けられている。
【0009】
また、好ましくは、アンカを支持するドア下部は、前記ドア閉成時に車体に設けられた係合部に係合される。
【0010】
また、好ましくは、前記ドアはその前端部で前記ヒンジを介して車体に支持されたフロントドアである。
【0011】
また、好ましくは、前記ドアの後方にはリアドアがその後端部でヒンジを介して開閉可能に車体に支持されている。
【0012】
また、好ましくは、前記フロントドア及びリアドアが開成された状態で、車体側部に車室内外を連通する仕切のない開口を形成する。
【0013】
また、好ましくは、前記車室内の前後にシートが配設され、前記シートベルトはフロントシートに着座する乗員が利用可能に配設される。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドアにシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、当該リトラクタから延出するシートベルトの端部をドア下部に配設されたアンカに係合し、シートベルトにおける端部とシートベルトが繰り出されるドアパネルとの間に設けられたタングを着座する乗員の車幅中央側に配設されたバックルに係合可能としたことにより、フロントドアの開成時の操作性と乗降性が向上し、リアドアの開成時のシートベルトの見栄えの向上と、後席乗員の乗降性向上との両立を図ることができ、特にセンタピラーレスの車両にあってドア開口の開放感と、後席へのアクセス時の足元の乗降性改善を図ることができる。
【0015】
また、アンカは車体前後方向に移動可能に支持されていることにより、シートを車体前後方向にスライドさせた時にシートベルトの着座乗員に対する拘束位置がなるべく変動しないようにアンカの車体前後方向の変位を許容する。
【0016】
請求項2の発明によれば、リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在で当該シートベルトをドアパネルに沿って着座する乗員に対して車幅外側上方に案内するショルダアンカが当該ドアパネルに設けられていることにより、シートベルトを着座乗員に対して適正な位置に保持できる。
【0017】
請求項3の発明によれば、アンカを支持するドア下部は、ドア閉成時に車体に設けられた係合部に係合されることにより、シートベルトの引っ張り荷重に対してドア下部の支持剛性を確保できる。
【0018】
請求項4の発明によれば、ドアはその前端部でヒンジを介して車体に支持されたフロントドアであることにより、フロントドアの開成時の乗降性が向上する。
【0019】
請求項5の発明によれば、ドアの後方にはリヤドアがその後端部でヒンジを介して開閉可能に車体に支持されていることにより、リヤドアの開成時のシートベルトの見栄えの向上と、後席乗員の乗降性向上との両立を図ることができ、特にセンタピラーレスの車両にあってドア開口の開放感と、後席へのアクセス時の足元の乗降性改善を図ることができる。
【0020】
請求項6の発明によれば、フロントドア及びリヤドアが開成された状態で、車体側部に車室内外を連通する仕切のない開口を形成することにより、観音開き構造で、かつセンタピラーを有さないセンタピラーレス構造となるので、開口の充分な開放感と、連続した1つの開口の効率的な使用が可能となる。
【0021】
請求項7の発明によれば、車室内の前後にシートが配設され、シートベルトはフロントシートに着座する乗員が利用可能に配設されることにより、前後複数列のシートに対応して、特に前席乗員をシートベルトにて確実に拘束することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
【0024】
先ず、図1及び図2を参照して本実施形態の車体構造およびドア構造について説明する。
【0025】
図1及び図2に示すように車両1の車体側面には、フロントドア2とリヤドア3とで構成されるサイドドアが設けられ、フロントドア2の前端部とリヤドア3の後端部とに、それぞれヒンジ部としてのフロントドアヒンジ4とリヤドアヒンジ5が設けられ、これらフロントドア2及びリアドア3が開成された状態で、車体側部に車室内外を連通する仕切のない開口13を形成する観音開き構造のサイドドアが構成されている。
【0026】
これらサイドドアを構成するフロントドア2とリヤドア3とは、それぞれ、ドアパネル6,7とドアサッシュ8,9とウインドガラス10,11とを備え、上述の各ドアパネル6,7の内部(詳しくはドアインナパネルとドアアウタパネルとの間)には車両の前後方向に延びるサイドインパクトバー(図示せず)が設けられている。
【0027】
さらに、フロントドア2には、車外から該フロントドア2の開閉操作を行うドアアウタハンドル(図示せず)と、車両後方を視認するドアミラー12が設けられている。
【0028】
この実施形態の観音開き構造のドアはフロントドア2が優先して開放され、リヤドア3はフロントドア2の開放後において、その開放が許容されるように構成している。
【0029】
上述のサイドドアの車室内方側にはドア開口(車両の側部開口)としての前席用の乗降口13aと後席用の乗降口13bとが形成され、前席用の乗降口13aはフロントドア2で開閉され、後席用の乗降口13bはリヤドア3で開閉されると共に、これらの乗降口13a,13bは両ドア2,3によって開閉自在に覆われる連続した1つのドア開口13で形成され、センターピラーレスの車体が構成されている。
【0030】
図1に示すように、上述のフロントドア2の後部の上下にはボディとの間で車幅方向の荷重が入力されたときに当該フロントドア2をロックするロック部14a,15aが設けられている。
【0031】
また、リヤドア3の前部の上下にはボディとの間で当該リヤドア3をロックするロック部14b,15bが設けられ、リヤドア3の前端部中間にはフロントドア2のストライカ16をロックするロック部17が設けられている。
【0032】
図3はロック部14a,15aの構成を拡大して示しており、ロック部14a,15aは、フロントドア2及びリアドア3の上下端面に設けられた軸部51とその軸部51の先端に形成された拡径部52とから構成されるドアピン部と、ドア閉成時に当該軸部51を案内する溝53と拡径部52に嵌合する開口54とを有するボディパネルに設けられたコの字状の側断面を持つピン受け部とを備え、フロントドア2にシートベルト31を設けた場合の支持剛性を確保している。
【0033】
尚、上記ロック部は、図4に示すように、サイドシルアウタ38又はこのサイドシルアウタ38に対応するドアパネルに突設されたピン部38a,2bと、ドア閉成時にこのピン部38a,2bに嵌合する穴部2a,38bとをドアパネル又はこのドアパネルに対応するサイドシルアウタ38に設けて構成してもよい。
【0034】
一方、図3に示すようにフロアパネル18の車室内の前後には複数列のシートとしてフロントシート21及びリヤシート28が配設され、ブラケット19およびシートスライド装置20を介してフロントシート21が取付けられている。
【0035】
このフロントシート21はシートクッション22と、シートバック23と、ヘッドレスト24とを備え、フロントシート21におけるシートクッション22の車幅中央のトンネル部18a側にはバックル25bが設けられ、バックル25bはブラケット26bを介してフロアパネル18に、又はストークを介してシートクッション22の車幅中央側の側面に固定されている。
【0036】
尚、バックル25bをストークを介してシートクッション22の車幅中央側の側面に固定した場合には、シートの車体前後方向へのスライドに追従してバックル25bが動くため、着座乗員に対するシートベルト31による拘束状態を変化させずにシート前後位置を変更できるという利点がある。
【0037】
また、フロントドア2におけるフロントシート2の車幅外側方下部にはアンカ25aが設けられており、アンカ25aはスライドブラケット26aを介してフロントドア2のインナパネルに固定されている。
【0038】
フロアパネル18の左右両サイド(但し、図面では一方のみを示す)にはサイドシルインナ37とサイドシルアウタ38とを有して車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面39をもった車体剛性部材としてのサイドシル40が配設されている。
【0039】
また、車室内にはフロントシート21に着座する乗員が利用可能で当該着座乗員を拘束するシートベルト31が設けられている。
【0040】
このシートベルト31はフロントドア2におけるセンタピラーと同等の剛性を有するドア後部構造体2a内に配設されたリトラクタ32により所定加速度での引張荷重以下では乗員により繰り出し及び自動で巻き取り可能であると共に、当該所定加速度での引張荷重以上では繰り出されずに固着して乗員の車体前方への移動を禁止するための張力を付与する。
【0041】
上述のフロントドア2の車室側の下半部にはアームレスト33を有するドアトリム34が一体的に設けられる一方、ドア後部構造体2aの車室側の上部にはフロントシート21のヘッドレスト24位置と対応するようにショルダアンカ35が取付けられている。
【0042】
そして、上述のリトラクタ32から繰り出されたシートベルト31はドアトリム34の上端部からドア後部構造体2aの車室内へ導出された後に、このドア後部構造体2aの上部に設けられたショルダアンカ35でその繰出部が支持及び案内されて車室30側に延びるように構成されている。
【0043】
上記シートベルト31は、リトラクタ32からフロントドア2内部を通って上方に延び、フロントドア2の車内パネルにおける前席乗員の外側部上方からショルダアンカ35を介して車室内に延出する。
【0044】
当該シートベルト31の端部は、フロントドア2の車幅外側方下部に配設されたスライドブラケット26aに係止されたアンカ25aに係合可能とされている。
【0045】
また、当該シートベルト31における当該端部とショルダアンカ35との間には、タング36bが、当該シートベルトの端部とショルダアンカ35との間でシートベルト31に対して挿通されて摺動自在で移動するように設けられている。
【0046】
タング36bは、フロントシート21の車幅中央側に配設されたバックル25bに係合可能とされる。
【0047】
図2は、シートベルト31を装着した使用状態を示し、フロントドア2の閉状態でタング36bをバックル25bに夫々係入させると3点式シートベルト構造によりフロントシート21に着座した前席乗員を拘束することができる。
【0048】
スライドブラケット26aは全体が扇型であって、その外縁弧に沿って内部に円弧状の孔61が形成されており、その孔に沿ってスライド可能にアンカ25aが配設されている。スライドブラケット26aは、外縁弧の部分が車体前方に向くようにフロンドドア2のインナパネルの下部に強固に固定され、その円弧状の孔61によりアンカ25aの車体前後方向への変位を許容する。そして、このスライドブラケット26aは、シートを車体前後方向にスライドさせた時にシートベルト31の着座乗員に対する拘束位置がなるべく変動しないようにアンカ25aの車体前後方向の変位を許容すると共に、シートベルト31に荷重がかかったときにスライドブラケット26aに均一に荷重されるように円弧状の孔61にアンカ25aが支持されている。
【0049】
また、スライドブラケット26aとロック部15aとは、ドアパネル内に設けられた補強メンバ27により接合されて支持剛性が高められている。
【0050】
尚、スライドブラケット26aは、図5に示すように、全体が扇型であって、その外縁弧を円弧状の断面円形の軸62として形成し、その軸62に沿ってスライド可能にアンカ25aを配設した構成としてもよい。
【0051】
図2の点線で示すように、タング36bをバックル25bから取り外した時には、アンカ25aからショルダアンカ35までのシートベルト31をリトラクタ32の張力により真っ直ぐに保持し、この未使用状態では着座乗員をシートベルト31による拘束から解く状態を形成し、フロントドア2を開成した時に前席乗員が乗降可能となる。
【0052】
なお、図中、45は合成樹脂等により形成されるスカーフプレート、46はルーフパネル、47はルーフレール、48はルーフレールアウタ、49はルーフレールインナである。
【0053】
このように本実施形態の車両のシートベルト構造では、フロントドア2にシートベルト31を巻き取るリトラクタ32を配設し、上記リトラクタ32から延びるシートベルト31に摺動自在で当該シートベルト31を当該フロントドアパネルに沿って着座する乗員に対して車幅外側上方に案内するショルダアンカ35を当該フロントドア2のインナパネルに設け、シートベルト31の端部を着座する乗員の車幅外側方のドア下部に配設されたアンカ25aに係合し、当該シートベルト31における当該アンカ25aとショルダアンカ35との間に設けられたタング36bを着座する乗員の車幅中央側に配設されたバックル25bに係合可能とした。
【0054】
この構成において、タング36bをバックル25bから取り外すことで、操作性とフロントドア2の開成時の乗降性が向上し、リアドア3の開成時のシートベルト31の見栄えの向上と、後席乗員の乗降性向上との両立を図ることができ、特にセンタピラーレスの車両にあってドア開口13の開放感と、後席へのアクセス時の足元の乗降性改善を図ることができる。
【0055】
さらに、上記シートベルト31はフロントドア2の上部に設けられたショルダアンカ35にその中間部が支持されて車室30側に延びるように構成されたものである。
【0056】
この構成によれば、ショルダアンカ35によりシートベルト31の支持が安定すると共に、3点式シートベルト構造にて乗員を保護することができる。
【0057】
また、フロンドドア2の閉成時にロック部14a,15aが係合し、アンカ25aを支持するスライドブラケット26aとロック部とが補強メンバ27により接合されているので、フロントドア2にシートベルト31を設けても支持剛性を確保できる。
【0058】
さらに、上記車両1のドア開口13はフロントドア2とリヤドア3とによって開閉自在に覆われる連続した1つの開口13で形成されたものである。
【0059】
この構成によれば、観音開き構造で、かつセンタピラーを有さないセンタピラーレス構造となるので、ドア開口13の充分な開放感と、連続した1つの開口(ドア開口13)の効率的な使用が可能となる。
【0060】
加えて、上記車両1の車室30内には前後に複数列のシート(フロントシート21、リヤシート28参照)が配置され、上記シートベルト31はフロントドア2に対応する位置に配置されたフロントシート21の着座乗員用に設定されたものである。
【0061】
この構成によれば、前後複数列のシートに対応して、特に前席乗員を上記シートベルト31にて確実に拘束することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のシートベルト構造を備えた車両の側面図である。
【図2】シートベルト装着時の車室内の要部を正面図である。
【図3】ロック部の拡大図である。
【図4】ロック部の変形例を示す図である。
【図5】スライドブラケットの変形例を示す図である。
【符号の説明】
2 フロントドア
3 リヤドア
4,5 ヒンジ
13 ドア開口
21 フロントシート
25a アンカ
25b バックル
26a スライドブラケット
28 リヤシート
30 車室
31 シートベルト
32 リトラクタ
35 ショルダアンカ
36b タング
Claims (7)
- 車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドアにシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、当該リトラクタから延出するシートベルトの端部をドア下部に配設されたアンカに係合し、当該シートベルトにおける当該端部と前記シートベルトが繰り出されるドアパネルとの間に設けられたタングを着座する乗員の車幅中央側に配設されたバックルに係合可能とし、
前記アンカは、車幅方向側部に車体前後方向に延びるサイドシルよりも上方に配設され、前記乗員が着座するシートを車体前後方向に移動させたときに、当該車体前後方向且つ車体前方に向く円弧状に移動可能に支持されていることを特徴とする車両のシートベルト構造。 - 前記リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在で当該シートベルトを前記ドアパネルに沿って着座する乗員に対して車幅外側上方に案内するショルダアンカが当該ドアパネルに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のシートベルト構造。
- 前記アンカを支持するドア下部は、前記ドア閉成時に車体に設けられた係合部に係合されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のシートベルト構造。
- 前記ドアはその前端部で前記ヒンジを介して車体に支持されたフロントドアであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両のシートベルト構造。
- 前記ドアの後方にはリヤドアがその後端部でヒンジを介して開閉可能に車体に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の車両のシートベルト構造。
- 前記フロントドア及びリヤドアが開成された状態で、車体側部に車室内外を連通する仕切のない開口を形成することを特徴とする請求項5に記載の車両のシートベルト構造。
- 車室内の前後にシートが配設され、前記シートベルトはフロントシートに着座する乗員が利用可能に配設されることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の車両のシートベルト構造。
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