JP4592226B2 - 独立懸架式サスペンション - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の車輪を車体に対して各輪毎に懸架する独立懸架式サスペンションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
独立懸架式のサスペンションでは、車輪が取り付けられる車輪支持部材(ハブキャリア)を各輪毎にアームやリンクを用いて車体に連結させている。車輪支持部材はロアアームやアッパーアームを介して車体に取り付けられている。ロアアームは、燃料タンク等とのスペース的制約から、その車体への取付部となる二つの支持点(前側支持点及び後側支持点)のうち前側支持点が後側支持点よりも車両外側に配置されることがある。このような場合、車輪支持部材のロアアームへの取付部となる二つの連結点(前側連結点及び後側連結点)のうち前側連結点が後側連結点よりも車両外側に配置され、二つの支持点によって形成されるロアアームの揺動軸と二つの連結点によって形成される車輪支持部材の揺動軸とがほぼ平行となるようにされる。上述した支持点及び連結点にはゴムブッシュなどが介在され、そのブッシュ軸は上述した揺動軸方向に一致させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでゴムブッシュは、その構造的要因により、それ自身のブッシュ軸方向への変形は起こりやすく、ブッシュ軸に直角な方向には変形しにくい。このため、車輪に前後方向の荷重が作用した場合には、ブッシュ軸に直角な方向に変形しにくいことに起因して、サスペンションの前後方向の剛性が硬く乗り心地を悪化させる。一方、車輪に横方向の荷重が作用した場合には、ブッシュ軸方向に変形しやすいことに起因して、サスペンションの横方向の剛性が柔らかく操縦安定性を悪化させる。
【0004】
本発明の課題は、サスペンションの前後方向の剛性を柔らかくして乗り心地を向上させると共に、サスペンションの横剛性を硬くして操縦安定性を向上させることのできる独立懸架式サスペンションを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の独立懸架式サスペンションは、車体に支持されたロアアームに連結され、車輪を回転可能に支持する車輪支持部材を有しており、車輪支持部材が前側連結点と後側連結点の二点でロアアームに対して連結されており、前側連結点が後側連結点よりも車体外側に位置し、前側連結点及び後側連結点がそれぞれブッシュを介した連結点であり、前側連結点及び後側連結点の双方のブッシュのブッシュ軸を車両前後方向軸に一致させ、 前側連結点には車輪支持部材の後方移動を規制する第1ストッパを設け、後側連結点には車輪支持部材の前方移動を規制する第2ストッパを設けたことを特徴としている。
【0006】
本発明の独立懸架式サスペンションによれば、ブッシュ軸を車両前後方向軸に一致させることによって、ブッシュのコンプライアンスによる車輪の車両横方向への変位を抑制し、サスペンションの横剛性を硬くして操縦安定性を向上させることができる。また、同時に、ブッシュ軸を車両前後方向軸に一致させることによって、ブッシュのコンプライアンスによる車輪の車両前後方向への変位を助長し、サスペンションの前後方向の剛性を柔らかくして乗り心地を向上させることもできる。
また、前側連結点及び後側連結点の双方のブッシュのブッシュ軸を車両前後方向軸に一致させ、前側連結点には車輪支持部材の後方移動を規制する第1ストッパを設け、後側連結点には車輪支持部材の前方移動を規制する第2ストッパを設ける。このようにすると、車輪と各連結点までの距離が異なるので、車輪に後方向の荷重が作用したときに車輪に作用するモーメントが、車輪に前方向の荷重が作用したときに車輪に作用するモーメントよりも小さくなり、制動時のトーアウト側へのトー変化量を抑制し、かつ、駆動時のトーイン側へのトー変化量を大きく確保することができ、制動時及び駆動時の車両安定性を向上させることができる。
【0007】
ここで、ブッシュ軸を車両前後方向軸に近づけたブッシュの上下部分にスグリを形成させることが好ましい。このようにすることによって、ブッシュのねじれに対する耐久性を向上させることができ、上述した乗り心地向上及び操縦安定性向上の両立と共に、ブッシュの耐久性をも向上させることができる。
【0008】
また、ブッシュ軸を車両前後方向軸に近づけたブッシュの水平部分にインターリーフを埋設させることも好ましい。このようにすることによって、より一層ブッシュのブッシュ軸に直角な方向の変形を抑制し、ブッシュの横剛性を向上して操縦安定性の一層の向上を実現することができる。
【0009】
なお、上述したスグリの形成とインターリーフの埋設とは、併用することが好ましいが、必ずしも併用されなくてもよい。併用しなくても、上述した各々の効果はそれぞれ得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態にかかる独立懸架式サスペンションの実施形態について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるサスペンショ(左後輪)の平面図である。また、図2は、図1における矢印A方向から連結点のブッシュ10aをみた側面図である。なお、図1に示されるサスペンションの車輪支持部材(ハブキャリア)4には、図示されているロアアーム6だけでなくアッパーアームも連結されているが、車輪支持部材4のロアアーム6との連結点(ブッシュ8a,10a)の状況をわかりやすく示すためアッパーアームとの連結点については図示を省略する。
【0013】
図1に示されるように、車輪2は車輪支持部材4に対して回転可能に取り付けられている。車輪支持部材4は、車体前後方向に離れた二つの連結点(前側連結点及び後側連結点)を介して、ロアアーム6に連結されている。前側連結点ではブッシュ8aを介して車輪支持部材4とロアアーム6とが連結されており、後側連結点はブッシュ10aを介して連結されている。そして、このロアアーム6が、車体前後方向に離れた二つの支持点(前側支持点及び後側支持点)において車体側に支持されている。即ち、前側支持点ではブッシュ12を介してロアアーム6が車体に支持されており、後側連結点ではブッシュ14を介して支持されている。
【0014】
これらのブッシュ8a,10a,12,14は、一方(例えば車輪支持部材4側)が円筒形の筒状体を有し、他方(例えばロアアーム6側)がこの筒状体の中心部に位置する棒状体(小径の筒状体でもよい)を有しており、これらの間にゴムブッシュが介在されているものである。なお、ブッシュ8a,10aにおいては、車輪支持部材4側が円筒体を有し、ロアアーム6側が棒状体を有しているが、これらは逆であってもよい。また、ブッシュ12,14においては、ロアアーム6側が円筒体を有し、車体側が棒状体を有しているが、これらは逆であってもよい。
【0015】
上述したように、ロアアーム6はブッシュ12,14を介して車体に支持されているが、前側支持点に対応するブッシュ12は、後側支持点に対応するブッシュ14よりも車体外側に位置している。ロアアーム6は、この前側のブッシュ12に向けてのびる前側アーム6aと、後側のブッシュ14に向けてのびる後側アーム6bとを有している。この後側アーム6bは、別体的に形成され、溶接またはボルトナットなどによってロアアーム6の本体部に対して結合されている。また、ロアアーム6は、その車輪2側に車輪支持部材4を連結するためのブッシュ8a,10aを有している。
【0016】
ブッシュ8a,10aは車輪支持部材4とロアアーム6との間に形成されており、前側連結点に対応するブッシュ8aは、後側連結点に対応するブッシュ10よりも車体外側に位置している。これらのブッシュ8a,10aは車輪支持部材4の下側に形成されており、車輪支持部材4は、その上側にアッパーアーム(図示せず)への連結点となるブッシュ(図示せず)も有している。車輪2は、ハブを介して車輪支持部材4に回転可能に取り付けられている。ここで二つの支持点を通るロアアーム6の揺動軸と、二つの連結点を通る車輪支持部材4下方の揺動軸Xhとは平行とされている。
【0017】
前側連結点に対応するブッシュ8aのブッシュ軸は、この揺動軸Xhとほぼ一致するようにされている。しかし、後側連結点に対応するブッシュ10aのブッシュ軸Xbrは、この揺動軸Xhよりも車両の前後方向軸に近づけられている。特に、このサスペンションにおけるブッシュ10aのブッシュ軸Xbrは、車両中心を通り前後方向に沿う車体中心線となる車両前後方向軸にほぼ一致するようにされている。ブッシュ10aは、その構造上、揺動軸Xh方向の変形は生じやすく、揺動軸Xhに直角な方向の変形は生じにくい。このため、ブッシュ10aのコンプライアンス変形による車輪支持部材4の変位は、従来のように前側と後側の双方のブッシュ軸が揺動軸Xhに平行である場合に比べて、車両前後方向に大きく、車両横方向に小さくなる。この結果、サスペンションの横剛性は硬くなり、操縦安定性が向上する。また、同時に、サスペンションの前後方向の剛性が柔らかくなり、乗り心地が向上する。
【0018】
更に、本実施の形態では、ブッシュ10aが図2に示されるような構造とされている。即ち、ブッシュ10aのゴム部分には、その上下部分にスグリ16が形成されている。スグリ16は、ブッシュ軸Xbrに沿って車両前後方向に貫通する孔である。ブッシュ10aのブッシュ軸Xbrは、揺動軸Xhに対して角度を有しているため、ねじられやすくなるので耐久性の観点からは、ブッシュ軸Xbrと揺動軸Xhを一致させた場合よりも厳しくなる。このように、ブッシュ軸を車両前後方向に近づけたブッシュ10aの上下部分に一対のスグリ16を形成させることによって、ブッシュ10aのねじれに対する耐久性を向上させることができ、上述した乗り心地向上及び操縦安定性向上の両立と共に、ブッシュ10aの耐久性をも向上させることができる。なお、ここに言う上下部分とは、ブッシュ10aの中心に対して上側と下側という意味であり、厳密に鉛直線に沿ってスグリ16が配置されなくてはならないと言うことではない。
【0019】
また、ブッシュ10aのゴム部分には、その水平部分にインターリーフ18が埋設されている。インターリーフ18はブッシュ軸Xbrに沿って車両前後方向にわたって配置された金属板で、ゴム部分に埋設されることによってブッシュ10aの横(水平)方向の変形を抑止する効果がある。このように、ブッシュ軸を車両前後方向に近づけたブッシュ10aの水平部分にインターリーフ18を埋設させることによって、ブッシュ10aの水平方向の剛性をより一層向上させ、操縦安定性の一層の向上を実現することができる。なお、ここに言う水平部分とは、ブッシュ10aの中心に対して両側方という意味であり、厳密に水平線に沿ってインターリーフ18が配置されなくてはならないと言うことではない。
【0020】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上述した第1実施の形態に準じるものである。このため、第1実施の形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0021】
図3は、本発明の第2の実施の形態にかかる独立懸架式サスペンション(左後輪)の平面図である。本実施の形態においては、前側連結点に対応するブッシュ8bのブッシュ軸Xbfが、車輪支持部材4の揺動軸Xhよりも車両の前後方向軸に近づけられている。特に、このサスペンションにおけるブッシュ8bのブッシュ軸Xbfは、車両中心を通り前後方向に沿う車両前後方向軸にほぼ一致するようにされている。後側連結点に対応するブッシュ10bのブッシュ軸は、この揺動軸Xhとほぼ一致されている。このように、後側でなく前側のブッシュ8bのブッシュ軸Xbfを車両前後方向軸に近づけることによっても、ブッシュ8bのコンプライアンス変形による車輪支持部材4の変位を、従来のように前側と後側の双方のブッシュ軸が揺動軸Xhに平行である場合に比べて、車両前後方向に大きく、車両横方向に小さくすることができる。この結果、サスペンションの横剛性が硬くなって操縦安定性を向上させることができ、同時に、サスペンションの前後方向の剛性が柔らかくなって乗り心地を向上させることができる。
【0022】
また、本実施の形態では、前側のブッシュ8bの構造が、第1の実施の形態におけるブッシュ10bの構造(図2参照)と同一である。このため、本実施の形態のサスペンションも、上述したスグリ16やインターリーフ18による効果も実現できるものである。
【0023】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態も、上述した第1の実施の形態に準じるものである。このため、第1の実施の形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0024】
図4は、本発明の第3の実施の形態にかかる独立懸架式サスペンション(左後輪)の平面図である。本実施の形態においては、前側連結点に対応するブッシュ8cのブッシュ軸Xfと後側連結点に対応するブッシュ10cのブッシュ軸Xrとの双方が、車輪支持部材4の揺動軸Xhよりも車両中心を通り前後方向に沿う車両後方向軸に近づけられている。特に、このサスペンションにおけるブッシュ軸Xf,Xrの双方が、車両前後方向軸にほぼ一致するようにされている。このように、二つのブッシュ軸Xf,Xrの双方を車両中心を通り前後方向に沿う車両前後方向軸に近づけることによって、ブッシュ8c,10cのコンプライアンス変形による車輪支持部材4の変位を、上述した第1の実施の形態や第2の実施の形態に比べてより一層、車両前後方向に大きく、車両横方向に小さくすることができる。この結果、サスペンションの横剛性が硬くなって操縦安定性をより一層向上させることができ、同時に、サスペンションの前後方向の剛性が柔らかくなって乗り心地をより一層向上させることができる。
【0025】
なお、本実施の形態では、二つのブッシュ8c,10cの構造が、第1の実施の形態におけるブッシュ10bの構造(図2参照)と同一である。このため、本実施の形態のサスペンションも、上述したスグリ16やインターリーフ18による効果も実現できるものである。
【0026】
更に、本実施の形態では、図5に示すように、前側のブッシュ8cに付随して、車輪2に後方向の荷重が作用した際(例えば制動時)に、ロアアームブラケット6cと当接してブッシュ8cの後方への移動を規制する第1ストッパ20が設けられている。ここで第1ストッパ20は、ブッシュ8cのゴムブッシュをロアアームブラケット6cとの間に延設させたものである。同様に、後側のブッシュ10cに付随して、車輪2に前方向の荷重が作用した際(例えば加速・駆動時)に、ロアアームブラケット6dと当接してブッシュ10cの前方への移動を規制する第2ストッパ22が設けられている。ここで、第2ストッパ22は、ブッシュ10cのゴムブッシュをロアアームブラケット6dとの間に延設させたものである。
【0027】
車輪2に後方向の荷重が作用すると、ロアアームブラケット6cと第1ストッパ20とが当接して、図4中のモーメントM1が発生する。一方、車輪2に前方向の荷重が作用すると、ロアアームブラケット6dと第2ストッパ22とが当接して、図4中のモーメントM2が発生する。このとき、前方向の荷重と後方向の荷重が等しい場合で考えれば、(車輪2の中心線とブッシュ8cとの距離:Lf)<(車輪2の中心線とブッシュ10cとの距離:Lr)となるので、M1<M2となる。即ち、車輪支持部材4に関して言えば、後ろ向き荷重時の車輪2のトーアウト側へのトー変化量を抑止し、前向き荷重時のトーイン側へのトー変化量を大きく確保することができ、車両安定性を向上させることができる。(なお、実際の車輪2の最終的なトー変化量は、ロアアーム6と車体との間のブッシュ12,14のコンプライアンスステアによる影響なども受けて決まる。)
なお、本発明の独立懸架式サスペンションは、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、ブッシュ軸Xfやブッシュ軸Xrは、いずれの場合も車両中心を通り前後方向に沿う車両前後方向軸にほぼ一致されていたが、かならすしもほぼ一致されていなくてはならないということではなく、車輪支持部材4の揺動軸Xhよりも車両中心を通り前後方向に沿う車両前後方向軸に近づく(車両前後方向軸に対してより平行に近づく)ようになされていればよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明の独立懸架式サスペンションによれば、ブッシュ軸を車輪支持部材の揺動軸よりも車両中心を通り前後方向に沿う車両前後方向軸に一致するようにして、車輪支持部材の剛性を横方向では硬く、前後方向では柔らかくしたため、操縦安定性の向上と乗り心地の向上とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる独立懸架式サスペンション(左後輪)の平面図である。
【図2】図1に示されるサスペンションにおける車輪支持部材の後側ブッシュの側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態にかかる独立懸架式サスペンション(左後輪)の平面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態にかかる独立懸架式サスペンション(左後輪)の平面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態にかかるストッパの構成を示す図である。
【符号の説明】
2…車輪、4…車輪支持部材、6…ロアアーム、6a…前側アーム、6b…後側アーム、8a,8b,8c,10a,10b,10c,12,14…ブッシュ、16…スグリ、18…インターリーフ、20…第1ストッパ、22…第2ストッパ。
Claims (3)
- 車体に支持されたロアアームに連結され、車輪を回転可能に支持する車輪支持部材を有する独立懸架式サスペンションにおいて、
前記車輪支持部材が前側連結点と後側連結点の二点で前記ロアアームに対して連結されており、前記前側連結点が前記後側連結点よりも車体外側に位置し、前記前側連結点及び前記後側連結点がそれぞれブッシュを介した連結点であり、
前記前側連結点及び前記後側連結点の双方のブッシュのブッシュ軸を車両前後方向軸に一致させ、
前記前側連結点には前記車輪支持部材の後方移動を規制する第1ストッパを設け、前記後側連結点には前記車輪支持部材の前方移動を規制する第2ストッパを設けたことを特徴とする独立懸架式サスペンション。 - ブッシュ軸を車両前後方向軸に近づけた前記ブッシュの上下部分にスグリを形成させたことを特徴とする請求項1記載の独立懸架式サスペンション。
- ブッシュ軸を車両前後方向軸に近づけた前記ブッシュの水平部分にインターリーフを埋設させたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の独立懸架式サスペンション。
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