JP4585474B2 - 溶融メッキ処理装置及び溶融メッキ処理方法 - Google Patents
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Description
さらにメッキ鋼線の外観を良好に維持するためには浴面が静止面であることが必要条件であるとの業界通説によりこのドロスを撹拌するようなことはタブー視されてきた(例えば、非特許文献1)
またメッキ浴から引き上げた鋼線を冷却する冷却装置として空冷方式を採用する場合は、水冷方式である場合に比較して冷却能力が低いので、7.0mmを超える太径の鋼線で700g/m2以上の厚物のメッキ層を付着させることは困難であった。
「金属表面技術便覧 第2版」P507,P508、社団法人 金属表面技術協会編、日刊工業新聞社発行 「第3版 鉄鋼便覧 第5巻 二次加工・表面処理・熱処理・溶接」P425、社団法人 日本鉄鋼協会編、丸善株式会社発行
本発明の課題は、このような問題を解決するため、浮きドロスを解消して、高品位のメッキ層が形成される溶融メッキ処理装置及びメッキ方法を提供することである。
さらに、メッキ浴が波動手段で波動することにより、溶融しているメッキ素材が浴槽の内壁に凝着することが抑制される。このためメッキ浴の温度をメッキ素材の凝固点温度近傍の低温に設定して溶融メッキ処理装置を操業させることが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1(a)は第1実施形態に係る溶融メッキ処理装置10(10a)の縦断面図であり、図1(b)は平面図である。
溶融メッキ処理装置10aは、走行装置20と、浴槽30と、ガス絞り装置40と、波動手段50(50a,50b)と、地金溶解促進装置60(60a)と、熱付与装置70と、を備える。このように構成されて溶融メッキ処理装置10は、メッキ素材が溶融するメッキ浴Lに素線Mを通過させてこの鋼線Mをメッキするものである。
ここでメッキ素材は、特に限定されるものではないが本実施形態では、Zn−4〜25質量%Alの二元合金、又はZn−4〜25質量%Al−0.04〜0.60質量Mnの三元合金(以下、単に「Zn合金」と言う場合がある)である場合を想定する(いずれのZn合金も不可避成分を含む)。
第1ドラム21は、メッキ層を付着させる前の鋼線Mが巻回されているものであって、回転することによりこの鋼線Mが長手方向に供給されるものである。そして、第1ドラム21から供給された鋼線Mは、第1ガイド22を経由してメッキ浴Lに案内される。
シンカローラ23は、メッキ浴Lを通過している鋼線Mの進行方向を切り替えるものである。これにより、メッキ浴Lの液面Eから進入して底面方向に進行している鋼線Mは、進行方向が切り替えられて再び液面Eの方向に進行するようになる。
そして、メッキ浴Lの液面Eから進入した鋼線Mは、シンカローラ23を経由して再びメッキ浴Lの液面Eから引き上げられるまでの工程において、Zn合金の溶融体は鋼線に付着することになる。
なお、メッキ浴Lから引き上げたメッキ鋼線Nは、冷却装置80により冷却される。この冷却装置80は、公知の風冷式又は水冷式のいずれであってもよいが、一般に空冷式のほうがメッキ層の偏肉が少なく外観に優れ高耐食メッキ組成を有するメッキ鋼線が得られるので望ましい。本発明者による連設多段高性能メッキ空冷装置(特願2005−342928)の使用が望ましい。
ガス通流管41は導入ガスGが一端から他端の方向に通流するものである。この導入ガスGは、N2ガスやArガスのような不活性ガスである場合や、メッキ鋼線Nの種別に応じて、その他反応性ガスを用いる場合もある。
そして、このガス通流管41の他端は、外筒部42の外側に接続して内側へ開口している。この外筒部42の下端は、メッキ浴Lの液面に接するか又は若干浸漬するように構成されている。
内筒部43は、外筒部42と同心状に配置されて、その内側空間をメッキ浴Lから引き上げられたメッキ鋼線Nが通過するように、かつその下端がメッキ浴Lの液面に接することがないように構成されている。
天板部44は、外筒部42の上端と内筒部43の上端とを隙間が無いように連接するように構成されている。これにより、この天板部44の内側面と、内筒部43の内側面と、メッキ浴Lの液面とによりメッキ鋼線Nが引き上げられる局所空間領域Kを局所的に閉じた領域にしている。
このように、導入ガスGにより雰囲気調節された局所空間領域Kをメッキ素材(Zn合金)の溶融体が付着した鋼線Mが通過すると、その表面の酸化が防止され調質されて外観をはじめとするメッキ層の品質が改善される。
またガス絞り装置40は、メッキ浴Lの表面を浮遊する浮きドロスをシャットアウトして外筒部42の内側に侵入させないので、表面を浮遊する浮きドロスが鋼線Mに接近することを防止する効果も発揮する。
波動手段50(50a,50b)は、モータ51と、回転軸52と、回転体53(53a,53b)とから構成される。そして、波動手段50は、図1(b)に示される平面視において、回転体53の回転中心から波動する領域Rが、少なくともメッキ浴Lの液面の作業領域の半分以上を占めるように複数配置されている。ここで作業領域とは、浴槽30内の、後記する熱付与装置70が配置されて熱が供給される加熱領域を除く領域である。
回転軸52は、回転体53(53a,53b)の回転中心軸であるとともに、モータ51の動力を回転体53に伝達するものである。
回転体53は、図1(a)に示されるように、メッキ浴Lの表層領域を回転している第1回転体53aと、さらに深層領域を回転している第2回転体53bとの複数翼である場合や(例えば、図中、波動手段50a)、第1回転体53aのみの単翼である場合がある(例えば、図中、波動手段50b)。
また、第2回転体53bはメッキ浴Lの深さ中間部で作動しメッキ浴Lの全体にZn合金の溶融体が上下方向に流動する対流を引き起こすように作用する。
これにより、メッキ浴Lの液面の全面が波動することとなり、浮きドロスの溶解を促進させる。さらに、メッキ浴Lの温度をメッキ素材の溶融体の凝固点近傍の低温に設定しても、Zn合金の溶融体が激しく波動されるので、凝固が抑制される。
これにより、メッキ素材(Zn合金)の溶融体の温度を、本来なら凝固する低温に設定することができる。このため、この溶融体の粘度が高い状態で鋼線Mのメッキが行え、鋼線Mに付着させるメッキ層を肉厚にすることができる。また、より太径の鋼線の溶融メッキに対応することができる。
このように地金溶解促進装置60aが構成されることにより、その内側に配置されるメッキ素材の地金Dは、波動手段50の波動動作により生じた内部流動にさらされて表面から徐徐に溶解していく。また、地金溶解促進装置60aは、その内側で地金Dを保持して溶解させるので、溶解して小さくなった地金Dが浴槽30内を浮遊して、鋼線Mや回転体53やガス絞り装置40に衝突することを防止する。
このメッキ浴Lの温度は、メッキ鋼線Nに付着させるメッキ層の厚さを決定する重要な要素の一つである。
なお、肉厚のメッキ層を得ようとする場合は、メッキ浴Lの温度を下げてZn合金の溶融体の粘度を高くすることが望ましい。ただし、メッキ浴Lの温度を下げすぎると、溶融体が凝固して鋼線Mの円滑な走行が阻害されてしまう。
液相線温度のマイナス8℃以下の設定温度では、メッキ素材の合金組成によっては均一な流動体とならずメッキ層が荒れてしまったり、浴槽30の内部(特に浴壁部)やガス絞り装置で部分的に凝固が開始されたりする。また液相線温度のプラス3℃以上の設定温度では、メッキ浴Lの粘度が低下して肉厚のメッキ層を得ることができない。
具体的に、Zn−10wt%Al合金について検討すると、この組成の凝固温度は平衡状態図の液相線上の約428℃であるので、この組成のAl−Zn二元合金をメッキ素材に適用する場合は、420℃から431℃の範囲であることが望ましい。
まず、波動手段50を動作させることによりメッキ浴Lの液面部分を波動させ表層領域に存在している浮きドロスをメッキ浴L中に溶解させる。さらに、加振装置49を動作させてガス絞り装置40を振動させることにより、ガス絞り装置40内部の浴面を波動手段50とあわせて振動させることにより鋼線Mが引き上げられるメッキ浴Lの液面部分に浮きドロスが存在しないようにする。
また、温度コントロール機能を有する熱付与装置70によりメッキ浴Lの温度は、メッキ素材(Zn合金)が凝固する直前の低温に設定されているが、波動手段50の動作によりこの溶融体が凝固することがない。さらにこの溶融体は低温に設定されているので粘度が極めて高い状態である。
さらに、波動手段50の動作によりメッキ浴Lの液面部分が波動してガス絞り装置40近傍の浮きドロスが存在しないので、鋼線Mに付着したZn合金の溶融体が削ぎ落とされてメッキ層が薄肉になることがない。そして、鋼線Mに付着してザラ状やコブ状の外観不良を発生させることもない。またガス絞り装置40の内壁に付着した浮きドロスは加振装置49の動作により振り落とされるので、浮きドロスがガス絞り装置40の内部に凝着して未凝固のメッキ層に接触することもない。
図3(a)は第2実施形態に係る溶融メッキ処理装置10(10b)の平面図であり、図3(b)は(a)のb−b縦断面図である。
第2実施形態に係る溶融メッキ処理装置10bは、地金溶解促進装置60(60b,60c,60d)の構成が、自身を回転させたり波動手段と一体化して構成されたりしている点を除き、他の構成は第1実施形態ですでに述べた溶融メッキ処理装置10aと同一である。このため図3に示す地金溶解促進装置60(60b,60c,60d)以外の構成は、図1と同一の符号を付して説明を省略する。なお、第2実施形態における地金溶解促進装置60(60b,60c,60d)は、波動手段としての機能も兼ねている。
そして、この地金溶解促進装置60bがメッキ浴L(図3(b)参照)に浸漬されて回転すると、側面板64bに設けられた穿孔65bからメッキ素材の溶融体が進入して地金Dを溶解させ、メッキ浴Lの消費分を補充することができる。さらに、回転する地金溶解促進装置60bは、メッキ浴Lを波動させるので、表層領域に存在する浮きドロスを溶解させる作用も発揮する。
籠体62cは、上側の開口から挿入される地金Dが当接する底面板63cと、四つの側面に設けられる側面板64cとから構成される。
この側面板64cには、複数の穿孔65cが設けられるとともにこの穿孔65cの周縁の一部には羽板66cが側面板64cに対して立設している。
このように構成される地金溶解促進装置60cが、メッキ浴L(図3(b)参照)に浸漬されて回転すると、メッキ素材(Zn合金)の溶融体が羽板66cに導かれて穿孔65cから進入し、地金Dを溶解させてメッキ浴Lの消費分を補充することができる。さらに、回転する地金溶解促進装置60cは、羽板66cによりメッキ浴Lを波動させるので、表層領域に存在する浮きドロスを溶解させる作用も発揮する。
筒体67は、地金Dが上部から挿入されるように一方の開口が上方向を向くように支持体68により固定されている。そして、筒体67の他方の開口は、挿入される地金Dが当接するように底面板63dが設けられている。
この底面板63dは、格子状に地金Dが落下しないよう構成されて、波動手段50dの回転軸52dが貫通するとともに、回転体(インペラー)53dが回転して発生するZn合金の溶融体がこの底面板63dを通過して流動するようになっている。この地金溶解促進装置60dは、最も溶解効率が高く、また前記した溶湯ポンプと原理を有するものであるので、波動手段50(図1参照)として適用することも可能である。
支持体68は、波動手段50dと地金溶解促進装置60dとを同軸に支持するとともに、浴槽30(図3参照)に対して固定されるものである。
1.メッキ浴の表層領域を広域にわたり波動させるので浮きドロスの発生を抑制するとともに、発生した浮きドロスをメッキ浴中に再溶解させることができる。これにより、メッキ浴を通過して素線の表面に付着したメッキ素材の溶融体が削ぎ落とされることがないし、浮きドロスが鋼線に付着してザラ状やコブ状の外観不良を発生させることもなく、メッキ層の品位を低下させることがない。
2.メッキ浴を低温化して溶融体の粘度を高めることができるので鋼線に付着させるZn合金のメッキ層の付着量を従来と比較して50〜100g/m2程度増やすことができる。このようにZnメッキ鋼線のメッキ層を厚肉化することにより、このZnメッキ鋼線の耐食性を長期間にわたり維持させることが可能になる。
3.メッキ浴を低温化することができるので、空冷設備を拡張することなく既存の状態で、従来ではメッキをすることが困難であった太径のすなわち熱容量の大きい素線の空冷メッキをすることができる。この空冷メッキによればメッキ組織が高耐食組織となるので耐食性が向上する。
4.メッキ浴を低温化することができるので、燃料の使用量を低下させることができ、省エネルギー化に寄与する。
5.メッキ浴が低温化しても、回転体を含む地金溶解促進装置を採用することにより、メッキ素材の地金の溶解を促進することができるので、消費されたメッキ浴を速やかに補充することができる。これによりメッキ浴の低温化作業が可能になる。
6.浮きドロスを浴槽の外に除去する作業が減りメッキ浴のロスが少なくなるので、地金をメッキ浴に補給する回数が減りコストダウンにつながる。
鋼線の線径φ4.0mm、走行速度65m/min、メッキ浴組成Zn−11質量%Al−0.1%Mnの基本条件に対し、メッキ浴の設定温度を445℃(通常設定)及び425℃(低温設定)に切り替えて効果確認をした。
ここで、425℃に低温設定されたメッキ浴では、本願発明の構成要件である波動手段を用いてメッキ浴を波動させないと、浴槽の一部や浮きドロスを核として溶融体の一部凝固が認められた。しかし、425℃に低温設定されたメッキ浴を本願発明の構成要件である波動手段で波動させると、浮きドロスは解消され、また溶融体の一部凝固も認められなくなった。すなわち、このようなメッキ浴組成における425℃のような低温操業は、波動手段を用いてメッキ浴を波動させることなくして実施することはできないといえる。
また、詳細な報告を省略するが、鋼線の走行速度の最適化、波動手段の回転速度を最適化してメッキ浴温度の低温化を図ることにより、最大100g/m2程度のメッキ層の付着量の増量が見込めることが確認された。
使用する地金は、含有するAlの割合が10,20,30質量%であるZn−Al二元合金であって、形状が幅110mm、長さ440mm、厚み45mmであり質量は約9kgである。ちなみに、Zn−Al二元合金における最低融点である共晶点は、Zn−5.0質量%Alの組成で382℃である。また地金溶解促進装置は、図6で示される形態のものを使用した。
図8に示す表より、地金溶解促進装置を動作させなかった場合の比較例と比較して、これを動作させた場合の実施例は溶解時間が大幅に短縮することが認められた。
20 走行装置
30 浴槽
40 ガス絞り装置
49 加振装置
50(50a,50b,50d) 波動手段
52,52d 回転軸
53(53a,53b,53d) 回転体
60(60a,60b,60c,60d) 地金溶解促進装置
70 熱付与装置
D 地金
E メッキ浴の液面
G 導入ガス
K 局所空間領域
L メッキ浴
M 鋼線(素線)
Claims (11)
- メッキ浴に素線を通過させてこの素線をメッキする溶融メッキ処理装置において、
前記メッキ浴を保持する浴槽と、
前記メッキ浴の液面を波動させる波動手段と、
前記素線が前記メッキ浴から引き上げられる前記液面の波動が及ぶ箇所に設置されるガス絞り装置と、を備えることを特徴とする溶融メッキ処理装置。 - 前記波動手段は、前記液面の表層領域を回転する回転体を構成に含むことを特徴とする請求項1に記載の溶融メッキ処理装置。
- 前記メッキ浴の前記液面において前記回転体を中心にして波動する領域は、前記液面の作業領域の半分以上を占めるように複数の前記波動手段が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の溶融メッキ処理装置。
- 前記メッキ浴に、メッキ素材の地金を保持して前記メッキ浴中で溶解させる地金溶解促進装置をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の溶融メッキ処理装置。
- 前記地金溶解促進装置は、保持する前記地金を回転させることを特徴とする請求項4に記載の溶融メッキ処理装置。
- 前記地金溶解促進装置は、前記メッキ浴を流動させてこの流動が前記地金に当たるように設けられる回転体を構成に含むことを特徴とする請求項4に記載の溶融メッキ処理装置。
- 前記ガス絞り装置を振動させる加振装置を備えることを特徴とする請求項1からから請求項6のいずれか1項に記載の溶融メッキ処理装置。
- 前記素線は鋼線であり、前記メッキ素材はZn−Al二元合金又はZn−Al−Mn三元合金であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の溶融メッキ処理装置。
- 前記メッキ浴の温度は、前記メッキ素材の各組成における液相線温度に対し、プラス3℃からマイナス8℃の範囲で設定されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の溶融メッキ処理装置。
- メッキ浴に素線を通過させてこの素線をメッキする溶融メッキ処理方法において、
前記素線が前記メッキ浴の液面から引き上げられる箇所の局所空間領域に導入する導入ガスにより局所的な雰囲気調節をするとともに、
少なくとも、前記素線が引き上げられる箇所の前記メッキ浴の液面部分を、波動させながら溶融メッキを行うことを特徴とする溶融メッキ処理方法。 - 前記素線は鋼線であり、前記メッキ素材はZn−Al二元合金又はZn−Al−Mn三元合金であることを特徴とする請求項10に記載の溶融メッキ処理方法。
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