JP4570585B2 - 電子写真用カプセルトナー - Google Patents
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Description
たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。特許文献1のカプセルトナーは、ポリエステルを含むコア粒子表面に、ソープフリー乳化重合によって得られるスチレン樹脂および/またはアクリル樹脂の微粒子からなるシェア層を被覆したものである。特許文献2のカプセルトナーは、たとえば、スチレン−アクリル共重合体からなるコア粒子表面にスチレン樹脂の微粒子からなるシェア層を被覆したものである。これらの特許文献では、コア粒子に含まれる結着樹脂として、ガラス転移温度または軟化点が比較的低い樹脂材料を用い、シェル層を構成する樹脂微粒子としてガラス転移温度または軟化点がコア粒子の結着樹脂よりも相対的に高い樹脂からなる微粒子を用いることによって、記録媒体への低温定着性を維持しつつ、保存性の向上を図っている。スチレン樹脂は疎水性が強く、吸湿性が低いことから、吸湿による帯電性の変化が少ないという利点を有するものの、ガラス転移温度が100℃以上と高いため、単独で用いると低温定着性を損なうおそれがある。アクリル樹脂はモノマーを選択することによってガラス転移温度を調整できるので好都合であるけれども、その分子中にエステル結合、水酸基といった親水性部位を持つため、高湿度下で吸湿して帯電性が変化するという問題がある。スチレン樹脂およびアクリル樹脂のほかに、ポリエステルからなる樹脂微粒子も用いられるけれども、ポリエステルにもアクリル樹脂と同様の問題がある。
高圧ホモジナイザ法が、
シクロオレフィン共重合体樹脂の粗粉末のスラリーを加熱加圧下で耐圧ノズルに通過させて、該粗粉末を粉砕して粒径1μm以下の樹脂粒子を含み加熱加圧状態にあるスラリーを得る粉砕工程と、
粉砕工程で得られるスラリーを冷却する冷却工程と、
冷却工程で冷却されたスラリーをバブリングが発生しない圧力まで徐々に減圧する減圧工程とを含むことを特徴とする。
また、シェル層に粒径30〜500nmのシクロオレフィン共重合体樹脂微粒子を含有させることによって、トナー定着時に、シクロオレフィン共重合体樹脂とコア粒子中の異なる種類の合成樹脂とが一層均一に混合し、画像の記録媒体に対する定着強度が一層向上するとともに、画像表面の平滑性が増し、画像光沢が向上する。
また、粒径30〜500nmのシクロオレフィン共重合体樹脂微粒子を製造するのに高圧ホモジナイザ法を採用することによって、粒子形状が揃い、粒度分布の幅が狭く、コア粒子に含まれる他の合成樹脂と相溶し易く、コア粒子表面におけるシェル層の形成に適する樹脂微粒子を比較的容易にかつ安定的に製造できる。
シェル層はシクロオレフィン共重合体樹脂を含む。シクロオレフィン共重合体樹脂としては公知のものを使用でき、たとえば、非環式オレフィン類と環状オレフィン類との共重合体、スチレンとジシクロペンタジエンとの共重合体などが挙げられる。非環式オレフィン類と環状オレフィン類との共重合体には、ランダム共重合体、ブロック共重合体などが含まれる。非環式オレフィン類としては、好ましくは炭素数2〜20、さらに好ましくは2〜6の低級アルケンが挙げられる。該低級アルケンの具体例としては、たとえば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコサンなどのα−オレフィンが挙げられる。非環式オレフィン類は1種を単独で使用できまたは2種以上を併用できる。環状オレフィン類の具体例としては、好ましくは炭素数3〜17、さらに好ましくは5〜12でありかつ二重結合を少なくとも1つ含有するシクロオレフィンが挙げられる。シクロオレフィンの具体例としては、たとえば、ノルボルネン、ノルボルナジエン、ジシクロペンタジエン、ジヒドロキシペンタジエン、テトラシクロドデセン、シクロペンタジエン、テトラシクロペンタジエン、シクロヘキセン、これらに1または2種以上の置換基が結合した置換体、置換体のエーテル、置換体のエステルなどが挙げられる。該置換基としては、たとえば、メチル、エチル、プロピル、ブチルなどのアルキル基、ビニルなどのアルケニル基、エチリデンなどのアルキリデン基、フェニル、トリル、ナフチルなどのアリール基、シアノ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、ピリジル基、水酸基、カルボン酸基、アミノ基、無水酸基、シリル基、エポキシ基、アクリル基、メタクリル基などが挙げられる。環状オレフィン類は1種を単独で使用できまたは2種以上を併用できる。
商品名、ラニー(Rannie)社製)、高圧ホモジナイザ(商品名、三丸機械工業(株)製)、高圧ホモゲナイザ(商品名、(株)イズミフードマシナリ製)などが挙げられる。また、特許文献に記載の高圧ホモジナイザとしては、たとえば、国際公開第03/059497号パンフレットに記載のものが挙げられる。これらの中でも、国際公開第03/059497号パンフレットに記載の高圧ホモジナイザが好ましい。該高圧ホモジナイザを用いる樹脂粒子の製造方法の一例を図1に示す。図1は、樹脂粒子の製造方法を概略的に示すフローチャートである。図1に示す製造方法は、粗粉調製工程S1と、スラリー調製工程S2と、粉砕工程S3と、冷却工程S4と、減圧工程S5とを含む。これらの工程のうち、国際公開第03/059497号パンフレットに記載の高圧ホモジナイザを用いる高圧ホモジナイザ法は、粉砕工程S3、冷却工程S4および減圧工程S5の各工程である。以下、図1に示す樹脂粒子の製造方法について具体的に説明する。
粗粉調製工程S1では、シクロオレフィン共重合体樹脂を粗粉砕して粗粉末を得る。シクロオレフィン共重合体樹脂の粗粉末は、たとえば、シクロオレフィン共重合体樹脂を溶融混練し、得られる溶融混練物を冷却し、得られる冷却固化物を粉砕することによって得られる。シクロオレフィン共重合樹脂の溶融混練物は、たとえば、シクロオレフィン共重合体樹脂をその溶融温度以上の温度に加熱しながら、溶融混練することにより製造できる。溶融混練には、二軸押し出し機、三本ロール、ラボブラストミルなどの一般的な混練機を使用できる。さらに具体的には、たとえば、TEM−100B(商品名、東芝機械(株
)製)、PCM−65/87(商品名、(株)池貝製)などの1軸もしくは2軸の押出機、ニーディックス(商品名、三井鉱山(株)製)などのオープンロール方式のものが挙げられる。シクロオレフィン共重合樹脂の溶融混練物は冷却されて固化物となる。この冷却固化物は、カッターミル、フェザーミル、ジェットミルなどの粉体粉砕機によって粗粉砕され、シクロオレフィン共重合体樹脂の粗粉末が得られる。粗粉末の粒径は特に制限されないけれども、好ましくは450〜1000μm、さらに好ましくは500〜800μm程度である。
スラリー調製工程S2では、粗粉調製工程で得られるシクロオレフィン共重合体樹脂の粗粉末(以後特に断らない限り単に「粗粉末」と称す)と液体とを混合し、液体中に粗粉末を分散させることによって、粗粉末スラリーを調製する。粗粉末と混合する液体には、該粗粉末を溶解せずかつ均一に分散させ得る液状物であれば特に制限されないけれども、工程管理の容易さ、全工程後の廃液処理などを考慮すると、水が好ましく、分散安定剤を含む水がさらに好ましい。分散安定剤は、粗粉末を水に添加する前に、水に添加しておくのが好ましい。分散安定剤としては特に制限されず、この分野で常用されるものを使用できる。その中でも、水溶性高分子分散安定剤が好ましい。水溶性高分子分散安定剤としては、たとえば、(メタ)アクリル酸、α−シアノアクリル酸、α−シアノメタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマール酸、マレイン酸、無水マレイン酸などのアクリル系単量体、アクリル酸β−ヒドロキシエチル、メタクリル酸β−ヒドロキシエチル、アクリル酸β−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸β−ヒドロキシプロピル、アクリル酸γ−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸γ−ヒドロキシプロピル、アクリル酸3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルなどの水酸基含有アクリル系単量体、ジエチレングリコールモノアクリル酸エステル、ジエチレングリコールモノメタクリル酸エステル、グリセリンモノアクリル酸エステル、グリセリンモノメタクリル酸エステルなどのエステル系単量体、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドなどのビニルアルコール系単量体、ビニルアルコールとのエーテル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテルなどのビニルアルキルエーテル系単量体、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニルなどのビニルアルキルエステル系単量体、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなどの芳香族ビニル系単量体、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、これらのメチロール化合物などのアミド系単量体、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのニトリル系単量体、アクリル酸クロライド、メタクリル酸クロライドなどの酸クロライド系単量体、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、エチレンイミンなどのビニル窒素含有複素環系単量体、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、メタクリル酸アリル、ジビニルベンゼンなどの架橋性単量体などから選ばれる1種または2種の親水性単量体を含む(メタ)アクリル系ポリマー、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシプロピレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド、ポリオキシプロピレンアルキルアミド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルフェニルエステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエステルなどのポリオキシエチレン系ポリマー、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどのセルロース系ポリマー、ポリオキシエチレンラウリルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルフェニルエーテル硫酸カリウム、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルフェニルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンオレイルフェニルエーテル硫酸アンモニウムなどのポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸カリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテル硫酸アンモニウムなどのポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩などが挙げられる。分散安定剤は1種を単独で使用できまたは2種以上を併用できる。分散安定剤の添加量は特に制限はないけれども、好ましくは水と分散安定剤との合計量の0.05〜10重量%、さらに好ましくは0.1〜3重量%である。
、メカノミル(商品名、岡田精工(株)製)などのヘンシェルタイプの混合装置、オングミル(商品名、ホソカワミクロン(株)製)、ハイブリダイゼーションシステム(商品名、(株)奈良機械製作所製)、コスモシステム(商品名、川崎重工業(株)製)などが挙げられる。こうして得られる粗粉末スラリーはそのまま粉砕工程S3に供してもよいけれども、たとえば、前処理として一般的な粗粉砕処理を施し、粗粉末の粒径を好ましくは100μm前後、さらに好ましくは100μm以下に粗粉砕してもよい。粗粉砕処理は、たとえば、粗粉末スラリーを高圧下にてノズルに通過させることによって行われる。
粉砕工程S3では、スラリー調製工程S2で得られる粗粉末スラリーを加熱加圧下に耐圧ノズルに通過させることによって、粗粉末を粉砕して樹脂微粒子とし、樹脂微粒子のスラリーを得る。粗粉末スラリーの加圧加熱条件は特に制限されないけれども、50〜250MPaに加圧されかつ50℃以上に加熱されるのが好ましく、50〜250MPaに加圧されかつ90℃以上に加熱されるのがさらに好ましく、50〜250MPaに加圧されかつ90〜Tm+25℃(Tm:フローテスターよるシクロオレフィン共重合体樹脂の1/2軟化温度、℃)に加熱されるのが特に好ましい。50MPa未満では、せん断エネルギー小さくなり、充分な小粒子径化が出来ないおそれがある。250MPaを超えると、実際の生産ラインにおいて危険性が大きくなり過ぎ、現実的ではない。粗粉末スラリーは、前記範囲の圧力および温度で耐圧ノズルの入口から耐圧ノズル内に導入される。
冷却工程S4では、粉砕工程S3で得られる小径化された樹脂微粒子を含み加熱加圧状態にあるスラリーを冷却する。冷却工程S4では、前工程において耐圧ノズルから排出されるスラリーを冷却する。冷却温度には制限はないけれども、1つの目安を挙げれば、たとえば、液温30℃以下まで冷却すると、該スラリーに付加される圧力は5〜80MPa程度に減圧される。冷却には、耐圧構造を有する一般的な液体冷却機をいずれも使用でき、その中でも蛇管式冷却機のように冷却面積の大きい冷却機が好ましい。また、冷却機入口から冷却機出口に向けて、冷却勾配が小さくなるように(または冷却能力が低くなるように)構成するのが好ましい。これによって、樹脂微粒子の小径化が一層効率的に達成される。また、樹脂微粒子同士の再付着による粗大化を防止し、小径化樹脂微粒子の収率を向上させることができる。前工程において耐圧ノズルから排出される小径化樹脂微粒子含有スラリーは、たとえば、冷却機入口から冷却機内部に導入され、冷却勾配を有する冷却機内部での冷却を受け、冷却機出口から排出される。冷却機は1つ設けてもよくまたは複数設けてもよい。
減圧工程S5では、冷却工程S4で得られる樹脂微粒子を含む加圧されたスラリーの圧力を、バブリング(泡の発生)が起こらない程度の圧力まで減圧する。冷却工程S4から減圧工程S5に供給されるスラリーは、5〜80MPa程度に加圧された状態である。減圧は、段階的に徐々に行うのが好ましい。この減圧操作には、国際公開第03/059497号パンフレットに記載の多段減圧装置を用いるのが好ましい。冷却工程S4で得られる樹脂微粒子を含む加圧されたスラリーは、たとえば、冷却工程S4と減圧工程S5との間に耐圧性配管を設け、該耐圧性配管上に供給ポンプおよび供給バルブを設けることによって、冷却工程S4から減圧工程S5に供給され、該多段減圧装置に導入される。該多段減圧装置は、樹脂微粒子を含み加圧状態にあるスラリーを該多段減圧装置内に導入する入口通路と、入口通路に連通するように形成されて、樹脂微粒子を含む減圧されたスラリーを該多段減圧装置の外部に排出する出口通路と、入口通路と出口通路との間に設けられて、連結部材を介して2以上の減圧部材が連結されてなる多段減圧手段とを含んで構成される。多段減圧装置において、多段減圧手段に用いられる減圧部材としては、たとえば、パイプ状部材が挙げられる。連結部材としては、たとえば、リング状シールが挙げられる。内径の異なる複数のパイプ状部材をリング状シールにて連結することによって多段減圧手段が構成される。たとえば、入口通路から出口通路に向けて、同じ内径を有するパイプ状部材を2〜4個連結し、次にこれらよりも2倍程度内径の大きなパイプ状部材を1個連結し、さらに、2倍程度内径の大きなパイプ状部材よりも5〜20%程度内径の小さなパイプ状部材を1〜3個程度連結することによって、パイプ状部材内を流過する樹脂微粒子を含むスラリーが徐々に減圧され、最終的にはバブリングが起こらない程度の圧力、好ましくは大気圧まで減圧される。多段減圧手段の周囲に冷媒または熱媒を用いる熱交換手段を設け、樹脂粒子を含むスラリーに付加されている圧力値に応じて、冷却または加熱を行ってもよい。多段減圧装置は1つ設けてもよくまたは複数設けてもよい。多段減圧装置内で減圧された樹脂微粒子を含むスラリーは、出口通路から該多段減圧装置の外部に排出される。
コア粒子は結着樹脂および着色剤を含有し、さらに離型剤、帯電制御剤などを含有してもよい。結着樹脂としては、シクロオレフィン共重合体樹脂との相溶性が比較的良好で、かつ低温での記録媒体への定着が可能なものであれば、従来からトナー用結着樹脂として用いられるものがいずれも使用できる。その具体例としては、ポリエステル、ポリエーテル、ポリエーテルサルホン、ポリスチレン、ポリアクリル酸エステル、スチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−メタクリル酸樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどの熱可塑性樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタンなどの熱硬化性樹脂などが挙げられる。これらの中でも、ポリエステル、ポリエーテル、ポリエーテルサルホン、スチレン−アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタンなどが好ましく、ポリエステル、ポリエーテルサルホン、ポリスチレン−アクリル樹脂などが特に好ましい。結着樹脂は1種を単独で使用できまたは2種以上を併用できる。
本発明のカプセルトナーは、コア粒子にシクロオレフィン共重合体樹脂を被覆してシェル層を形成することによって製造できる。シクロオレフィン共重合体樹脂のコア粒子への被覆は、メカノフュージョン法、流動床型コーティング法、湿式コーティング法などの公知の方法に従って実施できる。メカノフュージョン法によれば、たとえば、コア粒子表面にシクロオレフィン共重合体樹脂の微粒子を静電吸着させた後、機械的衝撃にてコア粒子表面を加熱・加圧し、シクロオレフィン共重合体樹脂の微粒子の一部または全量を溶融させてフィルム化してシェル層を形成することによって、本発明のカプセルトナーが製造される。メカノフュージョン法を実施するには、市販の各種メカノフュージョン装置を利用できる。また、流動床コーティング法によれば、コア粒子の流動床を形成し、この流動床中にシクロオレフィン共重合体樹脂の溶液またはシクロオレフィン共重合体樹脂微粒子の分散液をスプレーすることによって、本発明のカプセルトナーが製造される。流動床コーティング法を実施するには、たとえば、流動床式コーティング装置などを利用できる。また、湿式コーティング法には、たとえば、スプレードライ法、浸漬法、流動化ベッド法などがある。スプレードライ法によれば、コア粒子表面にシクロオレフィン共重合体樹脂の溶液を噴霧塗布し、溶液に含まれる溶媒を乾燥させてシェル層を形成することによって、本発明のカプセルトナーが製造される。流動化ベッド法によれば、上昇する加圧ガス流によってコア粒子を平衡の高さにまで上昇させ、つぎにコア粒子が落下までにシクロオレフィン共重合体樹脂溶液を噴霧塗布する操作を繰り返すことによって、シェル層が形成され、本発明のカプセルトナーが製造される。湿式コーティング法を実施するには、たとえばコートマイザージェットコーチングシステム(商品名、フロイント産業(株)製)などのスプレーコーティング装置、グラニュレックス(商品名、フロイント産業(株)製)などのスプレードライ装置、ディスパコート(商品名、日清エンジニアリング(株)製)などのスプレーコーティング装置、スプレードライヤーなどを利用できる。また、コア粒子、シクロオレフィン共重合体樹脂粒子、前記したのと同様の分散安定剤および適度の界面活性剤(好ましくはアニオン系界面活性剤)の水分散液に、攪拌下に、硫酸マグネシウム水溶液などを添加(好ましくは滴下)することによっても、コア粒子表面がシクロオレフィン共重合体樹脂粒子によって被覆された本発明のカプセルトナーが得られる。このカプセルトナーは、濾過、純水による洗浄、真空乾燥などの一般的な単離精製方法によって反応系から容易に単離できる。
[コア粒子の製造例]
ビスフェノールAプロピレンオキサイド、テレフタル酸および無水トリメリット酸を重縮合して得られるポリエステル樹脂(結着樹脂、重量平均分子量:15000、Mw/Mn=12、ガラス転移温度57℃、軟化温度110℃)100部、銅フタロシアニン(着色剤)5.0部、パラフィン系ワックス(離型剤、軟化点78℃)5.0部およびサリチル酸の亜鉛化合物(電荷制御剤、商品名:ボントロンE84、オリエント化学工業(株)
製)2.0部をスーパーミキサで均一に混合して混合物を得た。この混合物を二軸押出機(商品名:PCM−30、(株)池貝製)にてシリンダ温度145℃、バレル回転数300rpmで溶融混練し、冷却することによって溶融混練物の固化物を調製した。この固化物をカッティングミルで粗粉砕した後、超音波式ジェットミルで微粉砕し、分級機で5μm以下の微粉を除去するように設定して分級することによってコア粒子を製造した。得られたコア粒子は、体積平均粒径6.9μm、変動係数25であった。
シクロオレフィン樹脂(重量平均分子量:24000、Mw/Mn=18、ガラス転移点68℃、軟化温度128℃)100部をカッターミル(商品名:VM−16、オリエント(株)製)で粗粉砕し、粒径500〜800μmの粗粉を調製した。高分子系分散剤(
商品名:ジョングリル51、ジョンソンポリマー社製)1部とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1部を脱イオン水490部中に溶解した水溶液中に、粗粉100部を混合し、粗粉の水性スラリーを調製した。この水性スラリーを168MPaの圧力下に内径0.3mmのノズルに通過させて前処理を行い、該水性スラリー中の粗粉の粒径を100μm以下に調整した。
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1部を脱イオン水500部中に溶解した水溶液中にコア粒子100部とシクロオレフィン微粒子10部とを混合し、水性スラリーを調製した。ホモジナイザにて2000rpmの攪拌下に、この水性スラリーに0.1重量%の硫酸マグネシウム水溶液を少量ずつ滴下し、その後、この混合液を1時間攪拌したところ、トナー母粒子の表面にシクロオレフィン微粒子の凝集が観測された。このトナー凝集物を含む水性スラリーを76℃の温度下に2時間攪拌し、該水性スラリー中に粒径および形状の整ったトナー粒子を形成した。スラリーから濾過によって単離したトナー粒子を純水(0.5μS/cm)で3回洗浄した後、真空乾燥機によって乾燥し、体積平均粒径が7.2μm、変動係数24のカプセルトナーを製造した。なお、純水は、超純水製造装置(
ADVANTEC社製:Ultra Pure Water SystemCPW−102)を用いて水道水から調製した。水の導電率はラコムテスター(商品名:EC−PHCON10、井内盛栄堂製)を用いて測定した。得られたトナー100部にシランカップリング剤で表面処理されたシリカ微粒子(商品名;RX−200日本アエロジル社製)1.5部をヘンシェルミキサにて処理することで、外添処理された本発明のカプセルトナーを製造した。
実施例1で得られたコア粒子100部にシリカ微粒子(商品名;RX−200日本アエロジル社製)1.5部をヘンシェルミキサにて処理し、比較用のトナーを製造した。
実施例1および比較例1で得られたトナーを試験用画像形成装置の現像装置の現像槽に投入し、フルカラー専用紙(商品名:PP106A4C、シャープ(株)製、以後単に「記録用紙」と称す)に、トナーの付着量が0.5mg/cm2になるように調整してべた画像部を含むテスト画像を未定着の状態で形成した。試験用画像形成装置には、市販の画像形成装置(商品名:デジタルフルカラー複合機AR−C150、シャープ(株)製)を、現像装置を非磁性1成分現像剤用に改造し、定着装置を取外して用いた。形成された未定着画像を、プロセススピード122mm/secの外部定着機を用いて定着させ、得られた画像を評価用画像とした。外部定着機には、市販の画像形成装置(商品名:デジタルフルカラー複合機AR−C160、シャープ(株)製)から取出したオイルレス方式の定着装置を用いた。定着温度は120〜200℃の範囲で5℃毎に変化させて定着を行った。ここで、オイルレス方式の定着装置とは、加熱ローラに離型剤を塗布せずに定着を行う定着装置のことである。
定着率(%)=〔(擦過後の像濃度)/(擦過前の像濃度)〕×100
○:155℃未満。低温定着性が非常に良好であり、画像の定着強度も高い。
△:155℃以上170℃未満。低温定着を行うことが可能であり、画像の定着強度も実用範囲内である。
×:170℃以上。低温定着を行うことができない。
(1)の低温定着性および定着強度試験と同様にして、トナー像を記録用紙に転写し、外部定着機により定着処理を行った。次いで白紙の記録用紙を外部定着機に通過させ、この記録用紙にトナー汚れが発生するか否かを目視観察した。この操作を、外部定着機の設定温度(定着温度)を順次上昇させた状態で繰り返し、トナー汚れが発生する最低の設定温度をもって、ホットオフセット発生温度とし、以下の基準で評価した。
○:210℃以上。ホットオフセット性が非常に良好である。
△:190℃以上210℃未満。ホットオフセット性が良好である。
×:190℃未満。ホットオフセット性が不充分である。
100mlのガラス瓶に10gのトナーを入れ、温度50℃の恒温槽に2日間放置し、以下の基準で評価した。
○:全くブロッキング(トナーの融着)が見られない。
△:トナー同士が弱い付着力で付着したソフトケーキング状態である。
×:トナー同士が強く付着したハードケーキング状態である。
気温30℃・湿度80%の条件下において耐刷試験を行い、画像の劣化度合いから評価を行った。
○:50000枚の耐刷において画像が変化しなかった。高湿下でもトナーの帯電性能の変化が認められなかった。
△:30000枚の耐刷で画像劣化が見られた。高湿下でトナーの帯電性能の変化がやや認められ、画像劣化をもたらした。
×:5000枚の耐刷で画像が著しく劣化した。高湿下でトナーの帯電性能が大きく変化し、僅かな印字枚数で画像劣化が発声した。
2 液体流過路
3 衝突壁
4 矢符
Claims (5)
- ガラス転移温度が60〜100℃のシクロオレフィン共重合樹脂からなり、高圧ホモジナイザ法によって製造される粒径30〜500nmのシクロオレフィン共重合樹脂微粒子を含有するシェル層と、シクロオレフィン共重合樹脂とは異なる種類の合成樹脂を含有するコア粒子とを含み、コア/シェル型構造を有することを特徴とする電子写真用カプセルトナー。
- シクロオレフィン共重合樹脂とは異なる種類の合成樹脂がポリエステル、ポリエーテル、ポリエーテルサルホン、スチレン−アクリル樹脂、エポキシ樹脂およびポリウレタンから選ばれる合成樹脂であることを特徴とする請求項1記載の電子写真用カプセルトナー。
- シクロオレフィン共重合樹脂とは異なる種類の合成樹脂がポリエステル、ポリエーテルサルホンおよびスチレン−アクリル樹脂から選ばれる合成樹脂であることを特徴とする請求項1または2記載の電子写真用カプセルトナー。
- 高圧ホモジナイザ法が、
シクロオレフィン共重合体樹脂の粗粉末のスラリーを加熱加圧下で耐圧ノズルに通過させて、該粗粉末を粉砕して粒径1μm以下の樹脂粒子を含み加熱加圧状態にあるスラリーを得る粉砕工程と、
粉砕工程で得られるスラリーを冷却する冷却工程と、
冷却工程で冷却されたスラリーをバブリングが発生しない圧力まで徐々に減圧する減圧工程とを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子写真用カプセルトナー。 - シェル層のガラス転移温度がコア粒子のガラス転移温度よりも5〜30℃高いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電子写真用カプセルトナー。
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