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JP4567122B2 - 密封容器 - Google Patents

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JP4567122B2
JP4567122B2 JP23605399A JP23605399A JP4567122B2 JP 4567122 B2 JP4567122 B2 JP 4567122B2 JP 23605399 A JP23605399 A JP 23605399A JP 23605399 A JP23605399 A JP 23605399A JP 4567122 B2 JP4567122 B2 JP 4567122B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、嫌水性物質を内容物とする密封容器に係り、特に容器本体が紙を主体とする防湿性積層材料からなる密封容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、包装用の容器としては、例えば入浴剤、粉末洗剤、インスタントコーヒー、粉末ジュース、粉ミルク等の水分を嫌う物質、すなわち嫌水性物質を内容物として収納するため、種々の材料からなる容器が使用されてきている。
【0003】
この嫌水性物質用の容器としては、密封性の優れた樹脂製容器、或いは金属製容器が望ましいが、これ等はコストが高い、或いは廃棄処分が困難である等の問題を抱えている。
【0004】
一方、このような内容物を収納する嫌水性物質用の容器として、紙を使用した密封容器も使用されてきている。
【0005】
そして、この種の密封容器のうち、容器本体の側壁がある程度強度を有する厚手の紙製板からなる容器については、その密封性に関連して、次のような異なる構造的特徴を有する2つの型式に分類することができる。
【0006】
第1は、容器本体の側壁が矩形形状を成すもので、これは、側壁および底壁の各パーツを直線的に形成することにより、側壁と底壁との接続部の密封性を確保できるようにしている。
【0007】
第2は、容器本体の側壁が円形、或いは楕円形を成すもので、これは、紙を主体とする帯体をスパイラルに巻いて側壁を形成する一方、金属薄板からなる底壁をかしめによって側壁と接続することにより、側壁と底壁との接続部の密封性を確保できるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記前者の矩形形状の密封容器の場合には、円形状、或いは楕円形状の容器に比較して、外観、使用性、機械的強度等において劣るという問題点がある。
【0009】
また、上記後者の円形状、或いは楕円形状の密封容器の場合には、側壁と底壁とが異なる材料からなるため、分別廃棄が困難であり、材料の再利用を図り難いという問題点がある。
【0010】
本発明は、上記のような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、外観、使用性、機械的強度に優れ、かつ分別廃棄が容易で材料の再利用を図り易い、嫌水性物質用の密封容器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、紙を主体とする防湿性積層材料からなり、頂部開口および底部開口を有する筒状体を形成する側壁と、紙を主体とする防湿性積層材料からなり、底部開口を密封シールするように底部開口に沿って側壁に接着されることにより側壁と協働して容器本体を形成する底壁と、防湿性材料からなり、頂部開口を密封シールするように頂部開口に沿って側壁に接着された蓋シートとを備え、嫌水性物質を内容物とする密封容器であって、容器本体の透湿度を0.1〜30g/pkg・monthに設定しており、側壁を構成する板は、筒状体の周方向に沿って角部が存在しないように長さ方向に丸められ、かつその両側方端部は重ね合わせて接着されることにより筒状体を形成し、底部開口に沿った側壁の下側周縁部は、内方に折返されて底部折返し部を形成し、底壁の周縁部は、底部折返し部に挿入されるように下向きに折返されて脚部を形成し、脚部は、内外両面で底部折返し部に接着しており、底壁は、紙とポリエチレンテレフタレートフィルムとを中心層とし、両側にヒートシール性樹脂層が配置され、側壁は、表ラベル、中間層、および最内層からなる積層構造を有する1枚の板からなり、表ラベルの両側方端部のうち、一方の端部は中間層から剥がされ、他方の端部の上に接着しており、中間層の両側方端部は、斜めに切断された上で互いに重ねられ、接着剤を介して接着しており、最内層の両側方端部のうち、容器本体の内部に面する側の端部は、中間層側に折返された上で他方の端部に接着している。
【0012】
従って、請求項1の発明の密封容器においては、容器本体の透湿度を0.1〜30g/pkg・monthとなるように設計することにより、密封容器の所定の透湿度を確保して、内容物である入浴剤、粉末洗剤、インスタントコーヒー、粉末ジュース、粉ミルク等の水分を嫌う物質、すなわち嫌水性物質を保護することができる。
また、容器本体を筒状体とすることにより、外観、使用性、機械的強度に優れたものとなる。
さらに、側壁と底壁とが同一の材料、すなわち防湿性材料からなることにより、分別廃棄が容易であり、材料の再利用を図り易くすることができる。
【0015】
さらに、請求項の発明では、上記請求項1の発明の密封容器において、側壁は、最内層の両側方端部のうち、容器本体の内部に面する側の端部は、側壁側に折返された上で他方の端部に接着している。
【0016】
従って、請求項の発明の密封容器においては、側壁の、最内層の両側方端部のうち、容器本体の内部に面する側の端部を、側壁側に折返した上で他方の端部に接着する(エッジプロテクト構造とする)ことにより、密封容器の所定の透湿度および保香性を確保することができる。
【0017】
一方、請求項の発明では、上記請求項1または請求項2の発明の密封容器において、頂部開口に沿った側壁の上側周縁部にフランジ部を配設し、蓋シートの周縁部は、フランジ部の形状に沿ってフランジ部に接着している。
【0018】
従って、請求項の発明の密封容器においては、頂部開口に沿った側壁の上側周縁部にフランジ部を配設し、蓋シートの周縁部を、フランジ部の形状に沿ってフランジ部に接着することにより、密封容器の所定の透湿度を確保することができる。
【0019】
また、請求項の発明では、上記請求項の発明の密封容器において、頂部開口を覆うように、フランジ部に嵌合するオーバキャップをさらに備えている。
【0020】
従って、請求項の発明の密封容器においては、頂部開口を覆うように、フランジ部に嵌合するオーバキャップを備えることにより、密封容器を開封した後に開口を密封することができ、また内容物の量を計るための計量カップとしての機能を果たすことができる。
【0021】
さらに、請求項の発明では、上記請求項1乃至請求項のいずれか1項の発明の密封容器において、側壁、底壁、および蓋シートは、ポリエステル膜からなる層を備えている。
【0022】
従って、請求項の発明の密封容器においては、側壁、底壁、蓋シートが、ポリエステル膜からなる層を備えることにより、上記請求項1乃至請求項のいずれか1項の発明の作用をより一層効果的に奏することができる。
【0023】
以上により、外観、使用性、機械的強度に優れ、かつ分別廃棄が容易で材料の再利用を図り易くすることが可能となる。
【0024】
一方、請求項の発明では、上記請求項1乃至請求項のいずれか1項の発明の密封容器において、容器本体は、容器本体の筒状の側壁の長さ方向に対して直交する断面の形状が偏平形状を成すようにし、容器本体のほぼ中心を通り、一方の互いに対向する二つの側面を結ぶ第1の軸の寸法R1が50mm〜85mmとなるようにし、容器本体のほぼ中心を通り、他方の互いに対向する二つの側面を結び第1の軸と直交する第2の軸の寸法R2が90mm〜120mmとなるようにし、全ての側面が、それぞれ湾曲面を介して連続している構造を有する。
【0025】
従って、請求項の発明の密封容器においては、上記請求項1乃至請求項のいずれか1項の発明と同様の作用を奏するのに加えて、容器本体を偏平形状とし、一方の互いに対向する二つの側面を結ぶ第1の軸の寸法R1を50mm〜85mmとし、他方の互いに対向する二つの側面を結び第1の軸と直交する第2の軸の寸法R2を90mm〜120mmとし、全ての側面が湾曲面を介して連続している構造とすることにより、使用者の手の大きさ、すなわち親指の先端から手のひらを通した中指の先端までの長さの平均がおおよそ15cm〜20cmであることから、容器を手で把持して内容物を振り出して使用する際に容器を片手で把持した時に、手の親指の位置が第2の軸方向の約1/2の部所に位置することになるため、手のひらが密封容器の側壁部分にフィットして容器が持ち易くなり、容器を安心して持つことができ、また内容物を振り出し易くなる。
さらに、容器本体の断面の形状が偏平形状を成すことにより、複数個の容器を保管・収納するような場合に、断面の形状が円形状の場合に比べてデッドスペースが少なくなるため、容器を保管・収納し易く効率がよくなる。
【0026】
また、請求項の発明では、上記請求項1乃至請求項のいずれか1項の発明の密封容器において、容器本体は、容器本体の筒状の側壁の長さ方向に対して直交する断面の形状がほぼ楕円形状を成すようにし、短軸の寸法R1が50mm〜85mmとなるようにし、長軸の寸法R2が90mm〜120mmとなるようにした構造を有する。
【0027】
従って、請求項の発明の密封容器においては、上記請求項1乃至請求項のいずれか1項の発明と同様の作用を奏するのに加えて、容器本体をほぼ楕円形状とし、短軸の寸法R1を50mm〜85mmとし、長軸の寸法R2を90mm〜120mmとした構造とすることにより、使用者の手の大きさ、すなわち親指の先端から手のひらを通した中指の先端までの長さの平均がおおよそ15cm〜20cmであることから、容器を手で把持して内容物を振り出して使用する際に容器を片手で把持した時に、手の親指の位置が第2の軸方向の約1/2の部所に位置することになるため、手のひらが密封容器の側壁部分にフィットして容器が持ち易くなり、容器を安心して持つことができ、また内容物を振り出し易くなる。
さらに、容器本体の断面の形状が偏平形状を成すことにより、複数個の容器を保管・収納するような場合に、断面の形状が円形状の場合に比べてデッドスペースが少なくなるため、容器を保管・収納し易く効率がよくなる。
【0028】
さらに、請求項の発明では、上記請求項または請求項の発明の密封容器において、寸法R1が60mm〜70mmとなるようにし、寸法R2が100mm〜110mmとなるようにしている。
【0029】
従って、請求項の発明の密封容器においては、特に上記寸法R1を60mm〜70mmとし、寸法R2を100mm〜110mmとすることにより、上記請求項または請求項の発明の作用をより一層効果的に奏することができる。
【0030】
以上により、持ち易く、また内容物を振り出し易く、さらに保管・収納をし易くすることが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0032】
(第1の実施の形態)
図1は本実施の形態による嫌水性物質を内容物とする密封容器10の構成例を示す斜視図、図2は図1における密封容器10の要部の概略構造を嫌水性物質 (例えば、入浴剤、粉末洗剤、インスタントコーヒー、粉末ジュース等の粉体、粒体、顆粒体等)5と共に示す線図である。
【0033】
図1および図2において、密封容器10は、側壁12、底壁22、および蓋シート32を具備している。
【0034】
側壁12は、筒状体の長さ方向に対して直交する断面の形状がほぼ円形状を成し、頂部開口16および底部開口18を有している。
【0035】
底壁22は、底部開口18を密封シールするように、底部開口18に沿って側壁12に接着されることにより、側壁12と協働して容器本体14を形成している。
【0036】
蓋シート32は、頂部開口16を密封シールするように、頂部開口16に沿って側壁12に接着している。
【0037】
ここで、これら側壁12、底壁22、および蓋シート32の協働により、密封容器10は、その透湿度が0.1〜30g/pkg・month(ここで、pkg・monthは、1パッケージの1月当たり値であることを意味する)となるように設計している。
【0038】
側壁12は、望ましくは0.3〜3mmの厚さを有し、かつ側壁12が形成する円筒状体の周囲長、すなわち容器本体14の周囲長に実質的に対応する長さを有する長方形の1枚の板からなる。
【0039】
側壁12を構成する板は、容器本体14が円筒形状となるように、すなわち容器本体14の周方向に沿って角部が存在しないように長さ方向に丸められ、その両側方端部は重ね合わせて接着している。
【0040】
図3は、側壁12の両側方端部の重ね合せの態様の一例を示す断面図である。
【0041】
図3において、側壁12(すなわち側壁12を構成する板)は、紙を主体とする防湿性材料からなり、表ラベル42、中間層44、および最内層46からなる積層構造を有し、さらにそれぞれの層についても積層構造を有する。
【0042】
まず、表ラベル42は、裏刷りしたPET(ポリエチレンテレフタレートフィルム)と紙との防湿性を有する積層構造をなし、中間層44と接する側に紙が配置される。
【0043】
中間層44は、紙からなり、原紙の単層構造、或いは複数層の原紙を接着剤で貼り合わせた構造のいずれかの構造をなす。
【0044】
最内層46は、少なくとも紙とPETとシーラントとが重ねられた防湿性および保香性を有する積層構造をなし、中間層44と接する側に紙が配置される。
【0045】
ここで、シーラントは熱接着可能な樹脂であればよく、例えば、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンアクリル酸共重合体、アイオノマー樹脂から選択される。
【0046】
図3に示すように、側壁12の両側方端部の重ね合せの態様において、表ラベル42の両側方端部42a,42bのうち、一方の端部42aは中間層44から剥がされ、他方の端部42bの上に接着している。
【0047】
中間層44の両側方端部44a,44bは、斜めに切断された上で互いに重ねられ、接着剤を介して接着している。
【0048】
これにより、中間層44の重なりにより側壁12の厚みが増加しないようになる。
【0049】
また、最内層46の両側方端部46a,46bのうち、容器10の内部に面する側の端部46bは、中間層44側に折返された上で他方の端部46aに接着している(エッジプロテクト構造)。
【0050】
これにより、密封容器10の所定の透湿度および保香性を確保することが可能となる。
【0051】
一方、底壁22は、望ましくは0.2〜1mmの厚さを有する1枚の板からなる。
【0052】
底壁22の周縁部は、下向きに折返されて形成された脚部24を有する浅い円筒形をなし、側壁12が形成する筒状体の底部開口18側に嵌め込まれる。
【0053】
底部開口18に沿った側壁12の下側周縁部は、底壁22の脚部24を包むように内方に折返されて底部折返し部26を形成している。
【0054】
底壁22の脚部24は、内外両面で底部折返し部26に接着している。
【0055】
これにより、密封容器10の所定の透湿度を確保することが可能となる。
【0056】
底壁22(すなわちち底壁22を構成する板)は、紙とPETとを中心層とし、両側にヒートシール性樹脂層が配置された防湿性積層材料からなる。
【0057】
容器内面側に配置されるヒートシール性樹脂層は、側壁12の内面を形成する樹脂と同じであることが望ましい。
【0058】
一方、蓋シート32は、望ましくは30〜500μmの厚さを有する1枚のシートからなる。
【0059】
蓋シート32は、頂部開口16に沿って側壁12上に接着している。
【0060】
また、必要に応じて、頂部開口16に沿った側壁12の上側周縁部は外方に折返され、フランジ部34が形成され、このフランジ部34に蓋シート32を接着している。
【0061】
これにより、密封容器10の所定の透湿度を確保することが可能となる。
【0062】
蓋シート32は、紙の層を含まない防湿性材料からなり、望ましくは部分的に切断開口される構造を有する。
【0063】
そのため、蓋シート32の材料として、一軸若しくは二軸延伸シートを使用し、開封開始部にタブ部(つまみ)38を一体的に設ける等の適当な開封機構を配設することができる。
【0064】
密封容器10は、頂部開口16を覆うように側壁12のフランジ部34に嵌合する軟質樹脂製のオーバキャップ42をさらにに具備している。
【0065】
キャップ42は、密封容器10を開封した後、蓋シート32の開口を密封するために使用される。
【0066】
また、キャップ42は、内容物の量を計るための計量カップとしての機能を有するように形成することができる。
【0067】
上述したように、本実施の形態の密封容器10では、容器本体14の透湿度を0.1〜30g/pkg・monthとなるように設計して、密封容器10の所定の透湿度を確保しているため、入浴剤、粉末洗剤、インスタントコーヒー、粉末ジュース、粉ミルク等の水分を嫌う物質、すなわち嫌水性物質5を保護することが可能となる。
【0068】
また、容器本体14を円筒状体としているため、外観、使用性、機械的強度に優れたものとなる。
【0069】
さらに、側壁12と底壁22とが同一の材料、すなわち防湿性材料からなっているため、分別廃棄が容易であり、材料の再利用を図り易くすることが可能となる。
【0070】
(第2の実施の形態)
図4は、本実施の形態による嫌水性物質を内容物とする密封容器50の構成例を示す斜視図である。
【0071】
本実施の形態による密封容器50は、容器本体14が概ね楕円形の形状を有する点を除いて、前記図1に示した密封容器10と同一構造を有する。従って、図4中、前記第1の実施の形態と対応する部分には同一符号を付して示すことにより、重複説明を省略する。
【0072】
密封容器50は、主に外観および使用性を考慮して設計された寸法および形状を有している。
【0073】
すなわち、密封容器50は、容器本体14の側壁12が、筒状体の長さ方向に対して直交する断面の形状が偏平形状を成し、その寸法が次のような条件を満たすものとしている。
【0074】
図5は、側壁12の長さ方向に対して直交する断面形状の一例を示す概念図である。
【0075】
すなわち、図5に示すように、容器本体14のほぼ中心を通り、偏平形状の一方の互いに対向する二つの側面を結ぶ第1の軸の寸法R1が50mm〜85mm、望ましくは60mm〜70mmとなるようにし、また容器本体14のほぼ中心を通り、偏平形状の他方の互いに対向する二つの側面を結び第1の軸と直交する第2の軸の寸法R2が90mm〜120mm、望ましくは100mm〜110mmとなるようにし、さらにこれら全ての側面が、それぞれ湾曲面を介して連続している構造を有している。
【0076】
ここで、それぞれの軸の寸法R1,R2は、密封容器50の使用者の手の大きさ、すなわち親指の先端から手のひらを通した中指の先端までの長さの平均がおおよそ15cm〜20cmであることから、これに基づいて決めているものである。
【0077】
なお、密封容器50の容器本体14の高さ寸法は、8cm〜20cm、望ましくは10cm〜18cm、さらにより望ましくは15cmとなるようにしている。
【0078】
これにより、密封容器50の使用者の手の大きさ、すなわち親指の先端から手のひらを通した中指の先端までの長さの平均が、おおよそ15cm〜20cmであることから、密封容器50を手で把持して内容物である嫌水性物質5を振り出して使用する際に密封容器50を片手で把持した時に、手の親指の位置が第2の軸方向の約1/2の部所に位置することになるため、特に例えば手のひらが多少濡れているような時でも、手のひらが密封容器50の側壁12部分にフィットして容器が持ち易くなり、滑って密封容器50を手から落としてしまうようなことがなく、密封容器50を安心して持つことができ、また内容物5を振り出し易くことが可能となる。
【0079】
さらに、密封容器50の容器本体14の断面の形状が偏平形状を成すことにより、複数個の密封容器50を保管・収納するような場合に、前述した第1の実施の形態のような断面の形状が円形状の場合に比べて、デッドスペースが少なくなるため、密封容器50を保管・収納し易くなり効率を良くすることが可能となる。
【0080】
図6乃至図10は、本実施の形態の密封容器50に関し、内部で125名を対象として調査(調査期間1カ月)を行なった結果の一例を示す図である。
【0081】
図6および図7は密封容器50の持ち易さ、図8は密封容器50の保管・収納のし易さ、図9および図10は密封容器50の内容物である嫌水性物質5の振出し易さについての調査結果をそれぞれ示している。
【0082】
図6乃至図10から明らかなように、容器本体14の長さ方向に対して直交する断面の形状が偏平形状を成し、容器本体14のほぼ中心を通り、一方の互いに対向する二つの側面を結ぶ第1の軸の寸法R1が50mm〜85mmとなるようにし、容器本体14のほぼ中心を通り、他方の互いに対向する二つの側面を結び第1の軸と直交する第2の軸の寸法R2が90mm〜120mmとなるようにし、全ての側面が、それぞれ湾曲面を介して連続している構造を有する密封容器50とすることにより、密封容器の持ち易さ、密封容器の保管・収納のし易さ、密封容器の内容物である嫌水性物質5の振出し易さの全ての点において、従来の密封容器の場合よりも優れた効果が得られることがわかる。
【0083】
上述したように、本実施の形態の密封容器50では、前述した第1の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができるのに加えて、容器を手で把持して内容物である嫌水性物質5を振り出して使用する際に、容器を片手で把持した時に、手の親指の位置が第2の軸方向の約1/2の部所に位置することになるため、手のひらが密封容器50の側壁12部分にフィットして容器が持ち易くなり、容器を安心して持つことができ、また嫌水性物質5を振り出し易くすることが可能となる。
【0084】
さらに、複数個の容器を保管・収納するような場合に、断面の形状が円形状の場合に比べてデッドスペースが少なくなるため、容器を保管・収納し易く効率を良くすることが可能となる。
【0085】
(他の実施の形態)
以上、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例および修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0086】
(a)前記第2の実施の形態では、密封容器50の容器本体14の側壁12が偏平形状を成し、特に長矩形形状の4つの角部を丸め、さらに矩形の短辺のそれぞれの直線部分を曲線状に丸めた形状とした場合について説明したが、何らこれに限られるものではない。
【0087】
すなわち、密封容器50の容器本体14の長さ方向に対して直交する断面の形状が偏平形状を成す場合でも、
例えば図11に概念図を示すように、長矩形形状の4つの角部を丸め、さらに矩形の長辺のそれぞれの直線部分を曲線状に丸めた形状とした場合、
図12に概念図を示すように、長矩形形状の4つの角部を丸めた形状とした場合、
図13に概念図を示すように、長矩形形状の4つの角部を丸め、さらに矩形の短辺および長辺のそれぞれの直線部分を曲線状に丸めた形状とした場合
のいずれの場合についても、第1の軸の寸法R1が50mm〜85mm、望ましくは60mm〜70mmとなるようにし、また第2の軸の寸法R2が90mm〜120mm、望ましくは100mm〜110mmとなるようにしても、前述した実施の形態の場合と同様に本発明を適用して、同様の作用効果を得ることが可能である。
【0088】
あるいは、図14に概念図を示すように、密封容器50の容器本体14の長さ方向に対して直交する断面の形状がほぼ楕円形状を成す場合でも、第1の軸(短軸)の寸法R1が50mm〜85mm、望ましくは60mm〜70mmとなるようにし、第2の軸(長軸)の寸法R2が90mm〜120mm、望ましくは100mm〜110mmとなるようにしても、前述した実施の形態の場合と同様に本発明を適用して、同様の作用効果を得ることが可能である。
【0089】
(b)前記第1または第2の実施の形態において、キャップ42の外表面に、例えば周方向に沿って4箇所の丸め部に、容器本体14の底部に嵌合するずれ防止用の突起部(爪部)を形成するようにすることにより、複数個の密封容器10または50を積み重ねた際の横ずれを防止することが可能となる。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、外観、使用性、機械的強度に優れ、かつ分別廃棄が容易で材料の再利用を図り易い、嫌水性物質用の密封容器を提供することができる。
【0091】
さらに、本発明によれば、持ち易く、また内容物を振り出し易く、さらに保管・収納をし易い、嫌水性物質用の密封容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る嫌水性物質を内容物とする密封容器の第1の実施の形態を示す斜視図。
【図2】同第1の実施の形態における密封容器の要部の概略構造を示す線図。
【図3】同第1の実施の形態における密封容器の側壁の両側方端部の重ね合せの態様を示す断面図。
【図4】本発明に係る嫌水性物質を内容物とする密封容器の第2の実施の形態を示す斜視図。
【図5】同第2の実施の形態における密封容器の側壁の長さ方向に対して直交する断面形状の一例を示す概念図。
【図6】同第2の実施の形態における密封容器の効果(容器の持ち易さ)を説明するための図。
【図7】同第2の実施の形態における密封容器の効果(容器の持ち易さ)を説明するための図。
【図8】同第2の実施の形態における密封容器の効果(容器の保管・収納のし易さ)を説明するための図。
【図9】同第2の実施の形態における密封容器の効果(内容物の振出し易さ)を説明するための図。
【図10】同第2の実施の形態における密封容器の効果(内容物の振出し易さ)を説明するための図。
【図11】同第2の実施の形態における密封容器の側壁の長さ方向に対して直交する断面形状の他の例を示す概念図。
【図12】同第2の実施の形態における密封容器の側壁の長さ方向に対して直交する断面形状の他の例を示す概念図。
【図13】同第2の実施の形態における密封容器の側壁の長さ方向に対して直交する断面形状の他の例を示す概念図。
【図14】同第2の実施の形態における密封容器の側壁の長さ方向に対して直交する断面形状の他の例を示す概念図。
【符号の説明】
5…嫌水性物質
10,50…密封容器
12…側壁
14…容器本体
16…頂部開口
18…底部開口
22…底壁
24…脚部
26…底部折返し部
32…蓋シート
34…フランジ部
38…タブ部
42…キャップ
42a,42b…側方端部
44…中間層
44a,44b…側方端部
46…最内層
46a,46b…両側方端部
R1…第1の軸(短軸)の寸法
R2…第2の軸(長軸)の寸法。

Claims (8)

  1. 紙を主体とする防湿性積層材料からなり、頂部開口および底部開口を有する筒状体を形成する側壁と、
    紙を主体とする防湿性積層材料からなり、前記底部開口を密封シールするように前記底部開口に沿って前記側壁に接着されることにより前記側壁と協働して容器本体を形成する底壁と、
    防湿性材料からなり、前記頂部開口を密封シールするように前記頂部開口に沿って前記側壁に接着された蓋シートと、
    を備え、嫌水性物質を内容物とする密封容器であって、
    前記容器本体の透湿度を0.1〜30g/pkg・monthに設定しており、
    前記側壁を構成する板は、前記筒状体の周方向に沿って角部が存在しないように長さ方向に丸められ、かつその両側方端部は重ね合わせて接着されることにより前記筒状体を形成し、
    前記底部開口に沿った前記側壁の下側周縁部は、内方に折返されて底部折返し部を形成し、
    前記底壁の周縁部は、前記底部折返し部に挿入されるように下向きに折返されて脚部を形成し、
    前記脚部は、内外両面で前記底部折返し部に接着しており、
    前記底壁は、紙とポリエチレンテレフタレートフィルムとを中心層とし、両側にヒートシール性樹脂層が配置され
    前記側壁は、表ラベル、中間層、および最内層からなる積層構造を有する1枚の板からなり、
    前記表ラベルの両側方端部のうち、一方の端部は前記中間層から剥がされ、他方の端部の上に接着しており、
    前記中間層の両側方端部は、斜めに切断された上で互いに重ねられ、接着剤を介して接着しており、
    前記最内層の両側方端部のうち、前記容器本体の内部に面する側の端部は、前記中間層側に折返された上で他方の端部に接着している
    ことを特徴とする密封容器。
  2. 前記請求項1に記載の密封容器において、
    前記側壁は、最内層の両側方端部のうち、前記容器本体の内部に面する側の端部は、前記側壁側に折返された上で他方の端部に接着していることを特徴とする密封容器。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載の密封容器において、
    前記頂部開口に沿った前記側壁の上側周縁部にフランジ部を配設し、
    前記蓋シートの周縁部は、前記フランジ部の形状に沿って前記フランジ部に接着していることを特徴とする密封容器。
  4. 前記請求項3に記載の密封容器において、
    前記頂部開口を覆うように、前記フランジ部に嵌合するオーバキャップをさらに備えていることを特徴とする密封容器。
  5. 前記請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の密封容器において、
    前記側壁、前記底壁、および前記蓋シートは、ポリエステル膜からなる層を備えていることを特徴とする密封容器。
  6. 前記請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の密封容器において、
    前記容器本体は、
    前記容器本体の筒状の側壁の長さ方向に対して直交する断面の形状が偏平形状を成すようにし、
    前記容器本体のほぼ中心を通り、一方の互いに対向する二つの側面を結ぶ第1の軸の寸法R1が50mm〜85mmとなるようにし、
    前記容器本体のほぼ中心を通り、他方の互いに対向する二つの側面を結び前記第1の軸と直交する第2の軸の寸法R2が90mm〜120mmとなるようにし、
    前記全ての側面が、それぞれ湾曲面を介して連続している構造を有する
    ことを特徴とする密封容器。
  7. 前記請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の密封容器において、
    前記容器本体は、
    前記容器本体の筒状の側壁の長さ方向に対して直交する断面の形状がほぼ楕円形状を成すようにし、
    短軸の寸法R1が50mm〜85mmとなるようにし、
    長軸の寸法R2が90mm〜120mmとなるようにした構造を有する
    ことを特徴とする密封容器。
  8. 前記請求項6または請求項7に記載の密封容器において、
    前記寸法R1が60mm〜70mmとなるようにし、
    前記寸法R2が100mm〜110mmとなるようにしたことを特徴とする密封容器。
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