JP4564477B2 - シンクライアント、シンクライアントシステム、及びプログラム - Google Patents
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Description
Ardence(非特許文献1)では、モバイルパソコン等が使用されるシンクライアントのOSイメージは、ネットワークを介したストレージに存在し、ネットワーク上のストレージからOSブートする。運用中にシンクライアント上で発生するRead/Write要求の処理は、全てネットワーク上のストレージに対して実施される。従って、シンクライアントで発生した更新データは、全てネットワーク上のストレージに記録される。これによって、シンクライアントとしてモバイルパソコンが使用された場合であっても、モバイルパソコンのローカルディスクには、データが保存されないため、このモバイルパソコンからの情報漏洩のリスクを抑える効果がある。
Windows Embeded/Windows CE等を使用したシンクライアントでは、ROMからOSが起動される。このように、記録媒体がROMであるため、シンクライアント上にデータを記録することができない。これによって、シンクライアントとして使用されたモバイルパソコンの盗難・紛失等による情報漏洩のリスクを抑える効果がある。
Microsoft Shared Computer Toolkit for Windows XP(非特許文献2)は、学校、図書館、インターネットカフェなどの公共の場所で使用する共有コンピュータ向けのツールである。このツールでは、Windowsディスク保護の機能により、コンピュータが再起動されるたびに変更をクリアすることにより、ユーザ、ウイルス、スパイウェア、またはその他のプログラムによる変更が確定されないようにする機能がある。
HD革命/Win Protectorは、ローカルディスクへの書き込みを、再起動によりクリアさせる機能を持っている。
バーチャルシンクライアントは、ローカルディスクへの書き込みを、再起動によりクリアさせる機能を持つ。その他、実行ファイル(アプリケーション)の起動の制御等を行う機能を持つ。
図1は、第1の実施の形態に係るシンクライアントシステム10の構成例を示す概念図である。
本発明の第2の実施の形態を図3を用いて説明する。
Claims (9)
- 第1の記録装置を備えたシンクライアントと、前記シンクライアントとネットワークによって接続された第2の記録装置とを備えてなるシンクライアントシステムにおいて、
前記シンクライアントを、前記第1の記録装置に記録された第1のオペレーティングシステムを使用して稼動させる第1の運用形態と、前記シンクライアントを、前記第2の記録装置に記録された第2のオペレーティングシステムを使用して稼動させる第2の運用形態とを切り替えて運用する切替手段と、
前記第1及び第2の何れの運用形態で前記シンクライアントが稼動されている場合であっても、前記第1及び第2の何れのオペレーティングシステムも認識不可な予め定められた特別な書込命令の専用コマンドを含む書込命令が前記シンクライアントに入力された場合には、前記第1の記録装置への前記シンクライアントによるデータの書き込みを許可する書込許可手段と、
前記第1の運用形態によって前記シンクライアントが稼動されている場合には、前記第1のオペレーティングシステムによって認識可能な書込命令が前記シンクライアントに入力されても、前記第1の記録装置への前記シンクライアントによるデータの書き込みを禁止する第1の書込禁止手段と
を前記シンクライアントに備えたシンクライアントシステム。 - 請求項1に記載のシンクライアントシステムにおいて、
前記書込許可手段によって前記第1の記録装置への書き込みが許可されたデータを、前記ネットワークを経由して前記第2の記録装置に、ログ情報とともに書き込む書込手段と、
前記書込手段による書き込みができない場合には、前記書込許可手段によって許可されたデータの前記第1の記録装置への書き込みを禁止する第2の書込禁止手段と
を更に前記シンクライアントに備えたシンクライアントシステム。 - 請求項1又は請求項2に記載のシンクライアントシステムにおいて、
前記書込許可手段は更に、前記データが、予め承認されたデータであるか否かを判定し、予め承認されたデータであると判定した場合にのみ、このデータの前記第1の記録装置への書き込みを許可するシンクライアントシステム。 - 第1の記録装置を備えたシンクライアントと、前記シンクライアントとネットワークによって接続された第2の記録装置とを備えてなるシンクライアントシステムにおける前記シンクライアントであって、
前記シンクライアント自体を、前記第1の記録装置に記録された第1のオペレーティングシステムを使用して稼動させる第1の運用形態と、前記シンクライアント自体を、前記第2の記録装置に記録された第2のオペレーティングシステムを使用して稼動させる第2の運用形態とを切り替えて運用する切替手段と、
前記第1及び第2の何れの運用形態で稼動されている場合であっても、前記第1及び第2の何れのオペレーティングシステムも認識不可な予め定められた特別な書込命令の専用コマンドを含む書込命令が入力された場合には、前記第1の記録装置へのデータの書き込みを許可する書込許可手段と、
前記第1の運用形態によって稼動されている場合には、前記第1のオペレーティングシステムによって認識可能な書込命令が入力されても、前記第1の記録装置へのデータの書き込みを禁止する第1の書込禁止手段と
を備えたシンクライアント。 - 請求項4に記載のシンクライアントにおいて、
前記書込許可手段によって前記第1の記録装置への書き込みが許可されたデータを、前記ネットワークを経由して前記第2の記録装置に、ログ情報とともに書き込む書込手段と、
前記書込手段による書き込みができない場合には、前記書込許可手段によって許可されたデータの前記第1の記録装置への書き込みを禁止する第2の書込禁止手段と
を更に備えたシンクライアント。 - 請求項4又は請求項5に記載のシンクライアントにおいて、
前記書込許可手段は更に、前記データが、予め承認されたデータであるか否かを判定し、予め承認されたデータであると判定した場合にのみ、このデータの前記第1の記録装置への書き込みを許可するようにしたシンクライアント。 - 第1の記録装置を備えたシンクライアントと、前記シンクライアントとネットワークによって接続された第2の記録装置とを備えてなるシンクライアントシステムにおいて、前記シンクライアントに適用されるプログラムであって、
前記シンクライアントを、前記第1の記録装置に記録された第1のオペレーティングシステムを使用して稼動させる第1の運用形態と、前記シンクライアントを、前記第2の記録装置に記録された第2のオペレーティングシステムを使用して稼動させる第2の運用形態とを切り替えて運用する機能、
前記シンクライアントが前記第1及び第2の何れの運用形態で稼動されている場合であっても、前記第1及び第2の何れのオペレーティングシステムも認識不可な予め定められた特別な書込命令の専用コマンドを含む書込命令が前記シンクライアントに入力された場合には、前記シンクライアントによる前記第1の記録装置へのデータの書き込みを許可する機能、
前記シンクライアントが前記第1の運用形態によって稼動されている場合には、前記第1のオペレーティングシステムによって認識可能な書込命令が前記シンクライアントに入力されても、前記シンクライアントによる前記第1の記録装置へのデータの書き込みを禁止する機能
を前記シンクライアントに実現させるためのプログラム。 - 請求項7に記載のプログラムにおいて、
前記第1の記録装置への書き込みが許可されたデータを、前記ネットワークを経由して前記第2の記録装置に、ログ情報とともに書き込む機能、
前記第2の記録装置への書き込みができない場合には、前記第1の記録装置への書き込みが許可されたデータの前記第1の記録装置への書き込みを禁止する機能
を更に前記シンクライアントに実現させるためのプログラム。 - 請求項7又は請求項8に記載のプログラムにおいて、
前記書き込みを許可する機能は更に、前記データが、予め承認されたデータであるか否かを判定する機能と、予め承認されたデータであると判定した場合にのみ、このデータの前記第1の記録装置への書き込みを許可する機能とを含むプログラム。
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