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JP4563828B2 - 眼底検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は緑内障の診断に用いるのに好適の眼底検査装置、更に詳しくは、視神経繊維束の厚さを精度良く測定することのできる眼底検査装置に関する。
従来から、眼底検査装置には、主として緑内障等の眼科検診に使用される眼底検査装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この従来の眼底検査装置は、円偏光の眼底照明光によって眼底を照明する照明光学系と、この照明による眼底からの照明反射光の偏光特性に基づいて眼底の視神経繊維束の眼底像を撮影する撮像光学系と、複数の偏光状態で撮像光学系により撮影した像に基づき視神経繊維束の厚さ分布を映像化する映像信号処理手段とを備えている。
また、この眼底検査装置では、撮像光学系は偏光素子を介して眼底反射光の楕円偏光を検出し、映像信号処理手段はこれに基づき視神経繊維束の厚さに関する位相分布を求めて視神経繊維束の厚さ分布を映像化している。
更に、その撮像光学系はテレビカメラを有し、映像信号処理手段はこのテレビカメラで撮影した像を格納するフレームメモリを備えている。
また、眼底検査装置には、被検眼の眼底を円偏光の照明光によって照明する照明光学系と、眼底からの照明反射光に基づき眼底像を撮像するCCDカメラが設けられた撮像光学系とを備え、CCDカメラの撮像面に、互いに隣接して照明反射光を互いに直交する直線偏光成分に分解する偏光微小板部とその照明反射光を両直線偏光成分に対して交差する方向の直線偏光成分に分解する偏光微小板部とをひとかたまりの単位小板部としてこの単位小板部の繰り返しからなる偏光フィルターを一体に設け、視神経繊維束の厚さを測定できるようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
このものでは、偏光微小板部はCCDカメラの各画素に対応され、両直線偏光成分に対して交差する方向の直線偏光成分がその両直線偏光成分に対して45度方向に配置されている。
更に、眼底検査装置ではないが、対象物の偏光特性を計測する偏光計測装置も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
このものでは、対象物からの光を集光する集光光学系と、この集光光学系からの光の位相状態を変化させかつその進相軸の角度が互いに異なる4つの微小位相板のかたまりからなる単位構成板がマトリックス状に配列された位相板アレイと、この位相板アレイを通過した光を所定の方向に偏光する1枚の偏光子と、この偏光子を通過して一つの偏光方向に揃えられた照明反射光を受光する複数の受光素子(撮像素子)と、複数の受光素子のそれぞれに受光された照明反射光の強度に基づいて、対象物からの光に関するストークスパラメータを算出する演算処理手段とを備えている。
特許第3235853号 特開2001−137190号公報 特開2002−116085号公報
ところで、その眼底検査装置は、視神経繊維束に偏光特性(複屈折性)が存在し、視神経繊維束を通過する際に生じる複屈折により、二つの通過速度が異なる反射光が生じ、この反射光の成分に生じる通過速度の相違(位相差(リタデーション)ともいう)が視神経繊維束の厚さと正相関する原理を利用したものである。
すなわち、図1に示すように、円偏光の照明光P0を用いて照明すると、例えば、図1に示すように、硝子体Iと網膜(視神経繊維束)Dとの境界Fで反射する。この境界Fにおける反射は鏡面反射であるので、照明反射光P1は円偏光が維持される。
ついで、照明光P0は網膜Dと色素上皮層Gの境界Gで反射するが、この視神経繊維束を通過する際に、照明反射光P2の通過速度の相違により楕円偏光となる。視神経繊維束が全く欠損しているときには、その照明反射光P2は円偏光を維持し、視神経繊維束の膜厚が厚くなればなるほど楕円偏光となり、その偏平率が大きくなる。硝子体Iと網膜Dの境界Fでの鏡面反射光P1は、照明光Pと同じ方向の円偏光板を受光系に入れると、逆方向の円偏光となるので消失する(特許第325853号公報段落番号[0012]〜[0013]参照)。
従って、その照明反射光P2の楕円偏光の偏平度合いによって視神経繊維束の厚さが測定できる。
ところが、照明光Pの中には、色素上皮層Gの内部に入り込み、この色素上皮層Gの内部により散乱反射されるものがあり、この色素上皮層Gの内部により散乱反射された照明反射光P3は非偏光状態となる。
その照明反射光P3は非偏光の状態で撮像光学系に向かうことになるので、色素上皮層Gの内部からの散乱反射光P3の光量分が撮像光学系に受光されることになる。
従って、撮像光学系で受光される照明反射光Pの光量には、色素上皮層Gの内部からの非偏光の散乱反射光P3の光量分がノイズとして含まれていることになり、図2に示すような楕円偏光の照明反射光Pには、図1に示す照明反射光P3の光量分がノイズ成分として上乗せされていることになり、撮像光学系には部分偏光の照明反射光が入射することになり、実際の視神経繊維束の厚さに見かけ上の誤差が含まれることになる。
本発明は、患者に負担をかけずにかつ安価に視神経繊維束の厚さを精度良く測定することのできる眼底検査装置を提供することにある。
請求項1に記載の眼底検査装置は、円偏光の眼底照明光によって眼底を照明する照明光学系と、前記眼底照明光によって眼底から反射された照明反射光の偏光特性に基づいて眼底像を撮影する撮像光学系と、前記撮像光学系からの信号出力を処理する映像信号処理手段とを備え、前記撮像光学系は前記照明反射光の位相状態をそれぞれ変化させるためにその進相軸が互いに異ならされた4つ以上の微小位相板のかたまりからなる単位構成板が縦横のマトリックス状に配列された位相板アレイと、該位相板アレイを通過した照明反射光を所定の偏光方向に偏光させる1枚の偏光子と、該偏光子を通過して偏光方向が一つに揃えられた照明反射光を受光しかつ前記単位構成板にそれぞれ対応する4つ以上の画素のかたまりからなる単位ユニットが縦横のマトリックス状に配列された撮像素子とを備え、前記映像信号処理手段は前記各単位ユニットに前記1枚の偏光子を介して偏光方向が揃えられた照明反射光の強度に基づいて前記眼底からの照明反射光のストークスパラメータを算出しかつ該ストークスパラメータの算出結果に基づき照明反射光の強度に対する部分偏光成分の強度比を求めて、この比を用いて補正することにより前記眼底の視神経繊維束の厚さを求めることを特徴とする。
請求項2に記載の眼底検査装置は、前記4つの微小位相板の各進相軸の前記偏光子の偏光方向に対する角度が、それぞれ4つの異なる角度α0、α1、α2、α3を構成し、4つの異なる角度α0、α1、α2、α3がそれぞれ−51.7度、−15.1度、+15.1度、+51.7度又は−74.9度、−38.3度、+38.3度、+74.9度であることを特徴とする。
請求項3に記載の眼底検査装置は、前記微小位相板のリターデーションδが131.8度であることを特徴とする。
本発明によれば、複数の偏光状態でなく、所定の偏光方向、すなわち、単一の方向に偏光方向が揃えられた偏光状態で眼底からの照明反射光を受光して撮像するので、患者に負担をかけずにかつ安価に視神経繊維束の厚さを精度良く測定することができる。
以下に、本発明に係わる眼底検査装置の発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図3は本発明の眼底検査装置に用いる眼底カメラQの一例を示し、この図3において、1はベース、2は架台、3は装置本体、4はジョィスティック、5はCCDカメラ、6は顎受け、7は額当てである。
この眼底カメラQでは、患者の顎受け6に乗せ、額当て7に額を当てて、例えば、内部固視灯により所定方向を固視させて、撮影スイッチ8を操作すると、後述する照明光学系により被検眼の眼底が照明されて、後述する撮像光学系(受光系)のCCDカメラ5によって眼底像が撮像される。
そのCCDカメラ5は例えば眼底検査装置の一部を構成するパーソナルコンピュータ9に接続され、眼底像はこのパーソナルコンピュータ9の例えばフレームメモリ(画像保存手段)に記憶される。
そのパーソナルコンピュータ9には画像表示モニター10が接続され、マウス、キーボード等の操作手段により、記憶保存されている眼底像FBが画面11に表示される。ここで、FCは乳頭、FDは黄斑部、FEは血管である。
図4はその眼底カメラQの光学系を示し、この図4において、20は照明光学系、21は撮像光学系である。照明光学系20はキセノンランプ22とハロゲンランプ23とを有し、キセノンランプ22とハロゲンランプ23とはハーフミラー24に関して共役位置に配置され、キセノンランプ22とハロゲンランプ23とはコンデンサレンズ25、26によってリング状絞りXの近傍にリレーされる。
このリング状の絞りXは、リレーレンズ27、全反射ミラー28A、リレーレンズ28、穴空きミラー29、対物レンズ30を経て被検眼31の瞳孔近傍にリレーされる。
撮像光学系21は、被検眼31に臨む対物レンズ30、穴空きミラー29、合焦レンズ32、リレーレンズ33、クイックリターンミラー34、CCDカメラ5、写真フィルム36を有する。符号5aはCCDカメラ5の撮像面である。写真フィルム36と撮像面5aとはクイックリターンミラー34に関して共役である。
クイックリターンミラー34は、写真フィルム撮影のとき、リレーレンズ33とCCDカメラ5との間の光路に破線で示すように挿入され、CCDカメラ5で観察又は撮影する際に光路から退避される。
リレーレンズ28と穴空きミラー29との間には、偏光ユニット37が照明光学系20の光路に挿脱可能に設けられている。この偏光ユニット37は、グリーンフィルター(又は干渉フィルター)38と直線偏光特性を有する偏光フィルター39と1/4波長板40とから大略構成されている。その偏光ユニット37は被検眼31の眼底41を観察するとき照明光学系20の光路から退避される。
CCDカメラ5の撮像素子(撮像面)5aは、図5に示すように、多数の画素Gij(i=1、2、…、m;j=1、2、…、n)から構成されている。その撮像面5aの前面には、図4に示すように位相板アレイ42と偏光板43とが設けられている。位相板アレイ42は合焦レンズ32、リレーレンズ33を通過してCCDカメラ5に向かう眼底からの照明反射光Pの位相状態を変化させる役割を果たす。
その位相板アレイ42とCCDカメラ5との間には偏光板43が設けられている。その偏光板43を通過した照明反射光PはCCDカメラ5に受光される。
そのCCDカメラ5の受光出力はパーソナルコンピュータ9に入力される。パーソナルコンピュータ9は後述する映像信号処理手段としての機能を併有し、このパーソナルコンピュータ9はそのCCDカメラ5の各画素Gij毎の受光強度に基づいて眼底からの光に関するストークスパラメータを算出するのに用いられる。
その位相板アレイ42は図6に示すように縦横に二次元的(マトリックス状)に配置された複数個の微小位相板44を有している。これらの複数個の微小位相板44のうち縦横に2つずつ配列された合計4つの微小位相板(例えば44a〜44d)が一つの単位構成板(構成単位U1)を構成している。この構成単位U1が更に縦横方向に二次元的に繰り返し配列されている。
偏光板43は入射光を所定方向AR1に偏光する偏光子としての役割を果たし、その偏光板43の個数は1個であり、この偏光板43の大きさは、位相板アレイ42全体に対して十分な大きさを有する単一のものである。この位相板アレイ42と偏光板43とは互いに貼り付けられて一体として作製されている。
偏光板43における偏光方向はいずれの微小位相板44に対しても同一の方向を有するようにすれば良いので、異なる偏光方向を有する偏光板を各位相板44に応じて別個に設ける必要はなく、例えば、位相板アレイ42全体に対して十分な大きさを有する単一の偏光板43を設ければ十分である。
また、複数の偏光板を各微小位相板44に応じて別個に設ける場合であっても、それらの複数の偏光板の偏光方向は同一であるので、各微小位相板44と各偏光板との位置を精密に位置合わせする必要がない。
CCDカメラ5の各画素Gijは縦横に二次元的に配列された合計4つの画素Ga〜Gdが一つのまとまり(構成単位)U2を形成している。このCCDカメラ5はこれらの構成単位U2が二次元的に繰り返し配列された受光素子アレイともいうことができる。そのCCDカメラ5の代わりにCMOSを受光素子アレイとして用いることができ、CCDカメラ5のフレームレートが30ms(ミリ秒)であるのに対し、CMOSのフレームレートは1ms(ミリ秒)であるので、高速撮影には受光素子アレイとしてCMOSを用いるのが望ましい。
各構成単位U2に含まれる4つの画素Ga〜Gdは対応する構成単位U1の各位相板44a〜44dを通過した光をそれぞれ受光する。すなわち、眼底からの照明反射光Pは、各微小位相板44a〜44dを通過し、偏光板43を通過して、偏光方向を揃えられて各構成単位U2の各画素Gijに入射する。
構成単位U1はその4つの微小位相板44a〜44dの進相軸の角度αが互いに異なっている。この4つの微小位相板44a〜44dの各進相軸は、偏光板43の偏光方向AR1に対して、それぞれ4つの異なる角度α1、α2、α3、α4を有している。
図7は、4つの微小位相板44a〜44dの進相軸の方向を示す図であり、図7(a)は各微小位相板44a〜44dの進相軸が偏光板43の偏光方向AR1に対して為す角度α1〜α4がそれぞれ、−51.7度、−15.1度、+15.1度、+51.7度である場合を示しており、図7(b)は、これらの角度α1〜α4がそれぞれ、−74.9度、−38.3度、+38.3度、+74.9度である場合を示している。なお、図7においては、4つの微小位相板44a〜44dの各進相軸の方向が矢印で示されており、その各進相軸は偏光方向AR1に対して反時計回りを正方向とする角度を有するものとして表現されている。この各微小位相板44の製造方法については特開2002−116085号公報に詳述されているのでその説明は省略する。
次に、測定原理を図8を参照しつつ説明する。その図8は一つの微小位相板44aと一つの偏光板43と一つの画素Gaとの関係を示す概念図である。
ここで、図8に示すように、偏光特性としてストークスパラメータS0、S1、S2、S3を有する光Lが微小位相板44aと偏光板43とを通過して画素aに受光されるとき、その受光された光の強度Iは、以下の[数1]の式によって表される。
Figure 0004563828
ただし、αは微小位相板44aの進相軸AXが偏光板43の偏光方向AR1に対して為す角度であり、δは微小位相板44aのリターデーションである。また、同様の関係が4つの位相板44a〜44dのそれぞれを通過した光について成立する。図9は4つの微小位相板44a〜44dについての偏光板43と画素Gaとの関係を示す概念図である。
図9に示すように、各画素Ga〜Gdで受光される光の強度をI0、I1、I2、I3とする。このとき、[数1]の関係式は、各角度α=α1、α2、α3、α4のそれぞれについて成立し、これらは行列式でまとめて下記の[数2]により表現することができる。
Figure 0004563828
なお、符号Sは、ストークスパラメータS0、S1、S2、S3を要素とするベクトルであり、ベクトルIは、各画素Ga〜Gdで受光された光の強度(観測強度ともいう)I0、I1、I2、I3を要素とするベクトルである。また、行列Aは各角度α1、α2、α3、α4とリタデーションδとをパラメータとする係数行列である。
ここで、行列Aの逆行列が存在する場合には、ストークスパラメータに関するベクトルSは、以下の[数3]式を用いて、観測強度に関するベクトルIを用いて表現し得る。
Figure 0004563828
また、行列Aの逆行列を記号Gを用いて表現すると、この行列Gの各要素は[数4]式を用いて表すことができる。
Figure 0004563828
従って、[数3]式を用いることにより、各画素Ga〜Gdの観測強度I0、I1、I2、I3に基づいて、ストークスパラメータS0、S1、S2、S3を求めることが可能である。
実際には、位相板アレイ42、偏光板43の製作誤差や各画素Gijの特性等を考慮するのが好ましいが、以下の説明では、光学的に理想的な条件のもとでの偏光特性の解析について説明する。
図9ないし図12は、直線偏光した光のストークスパラメータS0、S1、S2、S3の計測処理について説明する図である。図9は図8に示す微小位相板44a〜44d、偏光板43、各画素Ga〜Gdに対して、偏光板43の偏光方向AR1に対して所定の角度γを有する直線偏光状態の光が入射した場合を示す図である。また、図10はこのような各角度γを有する直線偏光の光とストークスパラメータS0、S1、S2、S3との関係を表すグラフである。さらに、図11及び図12は各角度γを有する直線偏光の光と各画素Ga〜Gdにおいて受光された際の観測強度I0、I1、I2、I3との関係を表すグラフであり、図11はリターデーションδ=131.8度の場合、図12はリターデーションδ=60.0度の場合を表している。
図9に示すように、偏光板43の偏光方向AR1に対して所定の角度γの方向に偏光した直線偏光は、この直線偏光状態に対応するストークスパラメータS0、S1、S2、S3を有している。図10のグラフより、例えば、γ=0(度)のときには、(S0、S1、S2、S3)=(1、1、0、0)であり、また、γ=90(度)のときには、(S0、S1、S2、S3)=(1、−1、0、0)であることがわかる。
また、図11のグラフから、この角度γの方向に偏光した直線偏光が、4つの位相板81a〜61dのそれぞれにおいて観測される際における観測強度I0、I1、I2、I3の理論値を得ることができる。
たとえば、γ=0(度)の直線偏光の光は、4つの位相板44a〜44dのそれぞれにおいて、各観測強度(I0、I1、I2、I3)=(0.8、0.8、0.2、0.2)の光として観測される。
このように、所定角度γを有する直線偏光は、対応するストークスパラメータS0、S1、S2、S3を有しており、かつ、各微小位相板44a〜44dにそれぞれ観測強度I0、I1、I2、I3の光として受光される。このストークスパラメータと観測強度との関係は、[数2]式により表される。
逆に、[数2]の逆変換式である[数3]式を用いることにより、実測値である観測強度I0、I1、I2、I3に基づいて、観測光のストークスパラメータS0、S1、S2、S3を求めることができる。この演算は、パーソナルコンピュータ9を用いて行う。ここでは、直線偏光の光について説明したが、楕円偏光の光についても同様の関係を得ることができる。
4つの微小位相板44a〜44dとこれに対応する4つの画素Ga〜Gdとを一つのまとまりとするユニットを用いることにより、眼底の微小領域からの光の偏光特性を表すストークスパラメータを求めることができる。4つの画素Ga〜Gdを構成単位U2とする部分における光の観測強度を用いて、眼底の微小領域についての偏光特性を計測することができる。
この眼底検査装置では、構成単位U1が複数個あり、構成単位U2が複数個ある。構成単位U2内の4つの画素Ga〜Gd毎に眼底の複数の微小領域からの照明反射光Pをこれに対応する構成単位U1の各微小位相板44a〜44d、1個の偏光板43を介して同時に受光できるので、眼底の各微小領域の偏光特性を同時に計測できる。
ところで、眼底からの照明反射光Pには、偏光成分と非偏光成分とが混在しており、照明反射光Pは部分偏光となっている。
部分偏光の振幅を時間的にランダムに変化する非偏光の電場Eのx成分及びy成分ax、ayと、完全偏光成分の振幅Ax、Ayとの和とする。
ただし、電場成分Ex(z、t)、Ey(z、t)は下記の式で表されるものとする。
電場成分Ex(z、t)=Axcos(ωt−kz+δx)
電場成分Ey(z、t)=Aycos(ωt−kz+δy)
ここで、kは光の進行方向(z方向)への伝播定数、δx、δyは初期位相である。
部分偏光の光の場合、ストークスパラメータS0、S1、S2、S3は、時間平均記号〈〉を用いて下記の式により表すことができる。
S0=Ax 2+Ay 2+ax 2+ay 2+〈2Axx+2Ayy
S1=Ax 2−Ay 2+〈ax 2−ay 2+2Axx−2Ayy
S2=2Axxcosδ+2〈(Axy+axy+axy)cosδ〉
S3=2Axxsinδ+2〈(Axy+axy+axy)sinδ〉
部分偏光について、時間平均をとると、上記ストークスパラメータは、
S0=Ax 2+Ay 2+ax 2+ay 2
S1=Ax 2−Ay 2
S2=2Axxcosδ
S3=2Axxsinδ
となる。
ここで、ストークスパラメータS0は光の強度Iに対応している。非偏光の光では、
Ax、Ayは定義より「0」であるので、S1、S2、S3は全て「0」である。
一方、S1、S2、S3は非偏光成分については値を持っていないので、従って、完全偏光の光の強度は、
S02=S12+S22+S32
と表すことができる。
これに対して、部分偏光の光の強度は、
S02≧S12+S22+S32
となる。
部分偏光の強度をS0とすると、完全偏光のストークスパラメータは、下記の[数5]式を用いて表現でき、非偏光のストークスパラメータは、下記の[数6]式を用いて表現できる。
Figure 0004563828
Figure 0004563828
従って、照明反射光の強度の合計S0に対する完全偏光の強度
(S12+S22+S322の比を偏光度Vと定義すると、下記の[数7]式が得られる。
Figure 0004563828
従って、パーソナルコンピュータ9により各単位ユニットに1枚の偏光子を介して偏光方向が揃えられた照明反射光Pの強度に基づいて眼底41からの照明反射光のストークスパラメータを算出しかつストークスパラメータの算出結果に基づき照明反射光Pの強度に対する完全偏光の強度の比を求めて、この比を用いて補正することにより眼底の視神経繊維束の厚さを求めることができる。
すなわち、4つの微小位相板44a〜44dとこれに対応する4つの画素Ga〜Gdとは、いずれも二次元的に繰り返し配列されている。従って、二次元的な広がりを有する眼底の面内からの偏光特性を有する光を、CCDカメラ5において二次元的な広がりを有する画像として連続的に受光できるので、偏光特性に関する面内分布を短時間に正確に測定できる。
また、この眼底検査装置によれば、以下の手段により、非偏光の眼底反射光P3を最小化することができる。
[数3]式から、ストークスパラメータ測定時の誤差変数ベクトルΔSは、観測強度の誤差に関する誤差変数ベクトルΔIを用いて、以下に示す[数8]式を用いて表現できる。
Figure 0004563828
ここで、ベクトルIの強度のばらつきが同程度であり、ベクトルΔIの各要素ΔI0、ΔI1、ΔI2、ΔI3についての標準偏差σが等しいものと仮定すると、この誤差変数が最小になるための条件は、以下の[数9]式で定義される評価値σが最小になることであると表現できる。
Figure 0004563828
すなわち、眼底検査装置における計測誤差の問題は、評価値ρの最適化問題に帰着する。
この[数9]式において、Ai、Bi、Ci、Diは、[数4]式に示す行列G(行列Aの逆行列)の各要素を表す値であり、各値Ai、Bi、Ci、Diは、α0、α1、α2、α3、δをパラメータとする値である。従って、評価値ρを決定する各値Ai、Bi、Ci、Diの組み合わせは、各値α0、α1、α2、α3、δの組み合わせとして表現される。すなわち、より好ましい各値の組み合わせ(α0、α1、α2、α3、δ)を求めることにより、計測誤差をより小さい値にすることが可能になる。
そして、この評価値ρに関する最適解問題を数値計算等を用いて解くことにより、[数9]式における評価値ρを最小とするような各値に関する2つの組み合わせ(α0、α1、α2、α3、δ)=(−51.7、−15.1、+15.1、+51.7、+131.8)、及び(α0、α1、α2、α3、δ)=(−74.9、−38.3、+38.3、+74.9)(単位は「度」)が得られる。ただし、角度α(α0、α1、α2、α3)については、−90度≦α≦+90度、リターデーションδについては、0度≦δ≦180度の範囲で求めている。すなわち、これらの2つの組み合わせが最適化問題の最適解であり、これらの2つの各組み合わせの角度αが図7(a)、図7(b)に示した角度である。
図13は、図7(a)の組み合わせを有する場合におけるリターデーションδと評価値ρとの関係を表すグラフである。このグラフの横軸はリターデーションδを表し、縦軸は評価値ρを表している。なお、図7(b)の組み合わせを有する場合も同一のグラフとなる。
この図13に示すように、リターデーションδが131.8度のときに、評価値ρが最小値となっている。従って、4つの微小位相板44a〜44dの各進相軸が偏光板43の偏光方向に対して図7(a)に示すような角度を有し、かつ、リターデーションδが131.8度を有するときに、評価値ρが最小化され、ストークスパラメータの計測誤差を最小化することが可能である。
ところで、図11は、リターデーションδ=131.8度のときの直線偏光の偏光角度γと各観測強度I0、I1、I2、I3との関係を表し、図12はリターデーションδ=60.0度の場合の直線偏光の偏光角度γと、各観測強度I0、I1、I2、I3との関係を表している。
図12に示すように、リターデーションδ=60.0度の場合、いずれの偏光角度γを有する光についても、4つの微小位相板44a〜44dにおける各観測強度I0、I1、I2、I3の相互間の差は比較的小さい。言い換えると、どの微小位相板44a〜44dを通過した光の観測強度も近い値を有している。従って、このような観測強度を用いた場合、その測定誤差が大きくなってしまう。
一方、図11に示すように、リターデーションδ=131.8度の場合には、いずれの偏光角度γを有する光についても、4つの微小位相板44a〜44dにおける各観測強度I0、I1、I2、I3の相互間の差は比較的大きい。従って、このような観測強度を用いた場合、その計測誤差を小さくすることができる。
このようにリターデーションδ=131.8度の場合の方がリターデーションδ=60.0度の場合に比べて、各観測強度I0、I1、I2、I3の相違度合いが比較的大きくなっているので、計測誤差を小さくできる。
この関係は、図13にも表れており、リターデーションδ=60.0度のときに評価値ρ=9.3であるのに対して、リターデーションδ=131.8度のときに評価値ρ=3.16(最小値)を有している。
以上、発明の実施の形態では、微小位相板の個数を4つひとかたまりの構成としたが、5つ以上でも良く、微小位相板の個数を5つ以上として、5つ以上の微小位相板の個数をひとかたまりとする構成としても良い。この微小位相板に対応する画素のかたまりについても同様である。
この場合には、最小二乗法を用いて4つのストークスパラメータを求めることにより、より一層誤差の軽減を図ることができる。
眼底からの反射状態を示す模式図である。 眼底からの照明反射光の偏光状態の一例を示す模式図である。 本発明の眼底検査装置の眼底カメラの外観図である。 図3に示す眼底カメラの光学系を示す図である。 図4に示すCCDカメラの撮像面を示す平面図である。 図3に示す位相板アレイと偏光板と撮像面との関係を示す拡大斜視図である。 図6に示す構成単位U1の微小位相板の偏光板に対する進相軸を示す説明図であって、(a)は各進相軸の角度が−51.7度、−15.1度、+15.1度、+51.7度の場合を示し、(b)は各進相軸の角度が−74.9度、−38.3度、+38.3度、+74.9度の場合を示す図である。 図3に示す1個の微小位相板と偏光子と1個の画素との関係を示す模式図である。 各角度γを有する直線偏光の光が構成単位U1と1個の偏光板と構成単位U2とに入射した状態を示す模式図である。 角度γを有する直線偏光の光とストークスパラメータとの関係を表すグラフである。 角度γを有する直線偏光の光とストークスパラメータとの関係を表すグラフであってリターデーションが131.8度の場合を表すグラフである。 角度γを有する直線偏光の光とストークスパラメータとの関係を表すグラフであってリターデーションが60.0度の場合を表すグラフである。 進相軸の角度αが+15.1度、−15.1度、+54.7度、−54.7度の場合の評価値とリターデーションとの関係を示すグラフである。
符号の説明
5…撮像素子
9…映像信号処理手段
20…照明光学系
21…撮像光学系
41…眼底
42…偏光子
43…位相板アレイ
P…照明反射光
P0…眼底照明光

Claims (3)

  1. 円偏光の眼底照明光によって眼底を照明する照明光学系と、前記眼底照明光によって眼底から反射された照明反射光の偏光特性に基づいて眼底像を撮影する撮像光学系と、前記撮像光学系からの信号出力を処理する映像信号処理手段とを備え、前記撮像光学系は前記照明反射光の位相状態をそれぞれ変化させるためにその進相軸が互いに異ならされた4つ以上の微小位相板のかたまりからなる単位構成板が縦横のマトリックス状に配列された位相板アレイと、該位相板アレイを通過した照明反射光を所定の偏光方向に偏光させる1枚の偏光子と、該偏光子を通過して偏光方向が一つに揃えられた照明反射光を受光しかつ前記単位構成板にそれぞれ対応する4つ以上の画素のかたまりからなる単位ユニットが縦横のマトリックス状に配列された撮像素子とを備え、前記映像信号処理手段は前記各単位ユニットに前記1枚の偏光子を介して偏光方向が揃えられた照明反射光の強度に基づいて前記眼底からの照明反射光のストークスパラメータを算出しかつ該ストークスパラメータの算出結果に基づき照明反射光の強度に対する部分偏光の偏光成分の強度比を求めて、この比を用いて補正することにより前記眼底の視神経繊維束の厚さを求めることを特徴とする眼底検査装置。
  2. 前記4つの微小位相板の各進相軸の前記偏光子の偏光方向に対する角度が、それぞれ4つの異なる角度α0、α1、α2、α3を構成し、4つの異なる角度α0、α1、α2、α3がそれぞれ−51.7度、−15.1度、+15.1度、+51.7度又は−74.9度、−38.3度、+38.3度、+74.9度であることを特徴とする請求項1に記載の眼底検査装置。
  3. 前記微小位相板のリターデーションδが131.8度であることを特徴とする請求項1に記載の眼底検査装置。
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