JP4554292B2 - 薄膜トランジスタの作製方法 - Google Patents
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Description
T.Shimoda、Ink−jet Technology for Fabrication Processes of Flat Panel Displays、SID 03 DIGEST、p1178−1181
なお本発明では、SASは、少なくともチャネル形成領域に用いていれば良い。またチャネル形成領域は、その膜厚方向において全てセミアモルファス半導体である必要はなく、少なくとも一部にセミアモルファス半導体を含んでいれば良い。
本発明は、前記第1の半導体素子のチャネル部としてセミアモルファス半導体層を形成し、前記第1の半導体素子を構成する導電体層は、導電性材料を含む組成物を選択的に吐出して形成することを特徴とする。この表示装置の作製方法については、形態3に詳述する。
また、本発明は、液滴吐出法を用いることにより、レジストによるマスクを全く用いない、又は数枚のみを用いるだけで、薄膜トランジスタを形成することが可能となる。従って、レジストの塗布、レジストの焼成、露光、現像、現像後の焼成、レジスト剥離等の工程を省略することができるため、工程の簡略化によるコストの大幅な低減や信頼性の向上が実現される。
(実施の形態1)
ガラス、石英、プラスチック材料、ステンレスやアルミニウムなどの金属材料の上に絶縁膜を形成した基板10上にゲート電極及びゲート配線(走査線)を形成するための導電体層51、52を形成する(図2(A))。この導電体層51、52は、液滴吐出法を用いて、導電性材料を含む組成物を基板10上に描画することで形成される。より詳しくは、導電体材料を含む組成物を選択的に吐出することで形成される。なお、図示しないが、この際、ゲート電極と接続する配線も同時に形成される。
溶媒は、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル類、イソプロピルアルコール、エチルアルコール等のアルコール類、メチルエチルケトン、アセトン等の有機溶剤等に相当する。
本発明は、このような半導体をセミアモルファス半導体(以下、SASと表記)と呼ぶ。さらに、ヘリウム、アルゴン、クリプトン、ネオンなどの希ガス元素を含ませて格子歪みをさらに助長させることで安定性が増し良好なSASが得られる。
また、SASは、価電子制御を目的とした不純物元素を意図的に添加しないときに弱いN型の電気伝導性を示す。これは、SAS中に含まれる不純物によるもので、代表的には酸素がN型の伝導性を付与するものとして考えられている。SASに含まれる酸素は、成膜時の高周波電力密度に応じても変化する。
従って、弱N型の電気伝導性を持つ第1の半導体層55に対して、同じ導電型で一導電型を有する第3の半導体層57を形成する場合には必ずしも必要ない。しきい値制御をする目的において、P型を付与する不純物元素を添加する場合には、第2の半導体層56は段階的に不純物濃度を変化させる効果を持ち、接合形成を良好にする上で好ましい形態となる。すなわち、形成されるトランジスタにおいては、チャネル形成領域とソースまたはドレイン領域の間に形成される低濃度不純物領域(LDD領域)としての機能を持たせることが可能となる。
このようにして形成されるトランジスタは、チャネル形成領域がソースとドレインの間、およびLDD領域の間に挟まれて形成されず、電界集中や電流集中を緩和できる構造を有している。
続いて、導電体層66〜69をマスクとして、第2の半導体層61、64、第3の半導体層62、65及び導電体層58、59をパターン加工する。この際、第1の半導体層60、63も少しエッチングされ、第1の半導体層70、74、第2の半導体層71、75、第3の半導体層72、76、導電体層73、77、88、89が形成される。この導電体層73及び77と、導電体層88及び89は、一方がソース配線であり、他方はドレイン配線に相当する。
以上の工程を経て、チャネルエッチ型のトランジスタが形成される。このトランジスタは、SASでチャネル形成領域を構成することにより2〜10cm2/V・secの電界効果移動度を得ることができる。従って、このTFTを画素のスイッチング用素子として利用することができる。さらに画素のスイッチング素子だけではなく、走査線(ゲート線)側の駆動回路を形成する素子として利用することができる。従って、システムオンパネル化を実現した表示装置を作製することができる。
また、特筆すべき点として、本工程では、レジストによるマスクを用いていない点が挙げられる。これは、液滴吐出法を用いているために可能となっており、より詳しくは、第1乃至第3の半導体層55〜57は、導電体層58、59、又は導電体層66〜69を用いてパターニングを行っている。そのために、レジストの塗布、レジストの焼成、露光、現像、現像後の焼成、レジスト剥離等の工程を省略することができる。従って、工程の簡略化によるコストの大幅な低減や信頼性の向上が実現される。
そうすると、反応温度が60℃以上85℃未満と低温で作製することができる。上記条件で作製した薄膜は、0.3atomic%以上の希ガスを有し、HFが4.7%、NH4Fが36.3%含まれたバッファードフッ酸における室温でのエッチングレートが30.0nm/min以下の特性、又は0.3atomic%以上の希ガスと25atomic%未満の水素を有し、HFが4.7%、NH4Fが36.3%含まれたバッファードフッ酸における室温でのエッチングレートが30.0nm/min以下の特性、又は0.3atomic%以上の希ガスと4.0atomic%以上の酸素を有し、HFが4.7%、NH4Fが36.3%含まれたバッファードフッ酸における室温でのエッチングレートが30.0nm/min以下の特性、又は0.3atomic%以上の希ガスと4.0atomic%以上の酸素と25atomic%未満の水素を有し、HFが4.7%、NH4Fが36.3%含まれたバッファードフッ酸における室温でのエッチングレートが30.0nm/min以下の特性を有する。このように、80度以下という低温で作製したにも関わらず、上記のようなエッチングレートを有する窒化珪素膜は、バリア性が高く、緻密で質のよい膜であることが分かる。
続いて、液晶を封止するためのシール材87を形成する。また、透明導電膜からなる対向電極83と、ラビング処理が施された配向膜82とが形成された第2の基板(対向基板)84を準備する。そして、シール材87で囲まれた領域に液晶81を滴下し、別途用意しておいた第2の基板84を、対向電極83と画素電極として機能する導電体層80とが向かい合うように、シール材87を用いて貼り合わせる。
なおシール材87にはフィラーが混入されていても良く、また、第2の基板84には、カラーフィルタや、ディスクリネーションを防ぐための遮蔽膜(ブラックマトリクス)などが形成されていても良い。また、偏光板85、偏光板86を各基板10、84に貼り合わせておく。
(実施の形態2)
本発明は、第1の半導体層15中の酸素濃度は5×1019atoms/cm3以下、好ましくは1×1019atoms/cm3以下とすることが望ましい。また、チャネル形成領域を具備する第1の半導体層15に対しては、P型を付与する不純物元素を、この成膜と同時に、或いは成膜後に添加することで、しきい値制御をすることが可能となる。P型を付与する不純物元素としては、代表的には硼素であり、B2H6、BF3などの不純物気体を1ppm〜1000ppmの割合で珪化物気体に混入させると良い。そしてボロンの濃度を1×1014〜6×1016atoms/cm3とすると良い。
また、マスクパターン21、22を形成せずに、導電体層11、12を用いて裏面露光することで、チャネル保護膜を形成してもよい。
また、特筆すべき点として、本工程では、レジストによるマスクを液滴吐出法により形成する点が挙げられる。より詳しくは、第1の半導体層15は、液滴吐出法により形成されたマスクパターン16、17を用いてパターニングを行っており、絶縁体層20はマスクパターン21、22を用いてパターニングを行っており、第2及び第3の半導体層25、26は導電体層27〜30を用いてパターニングを行っている。そのために、レジストの塗布、レジストの焼成、露光、現像、現像後の焼成等の工程を省略することができる。従って、工程の簡略化によるコストの大幅な低減や信頼性の向上が実現される。
次に、全面に絶縁体層41を形成し、続いて、導電体層40が露出するように、所定の箇所に開口部を設ける(図1(B))。
次に、液滴吐出法又は蒸着法等により、電界発光層42を形成する。電界発光層42は、無機材料や有機材料等の広汎に渡る材料により形成され、単層で形成されていても、複数の層が積層され形成されていてもどちらでもよい。次に、電界発光層42上に、対向電極となる導電体層43を液滴吐出法により形成する。この導電体層40、電界発光層42及び導電体層43の積層体が発光素子44に相当する。
(実施の形態3)
その場合には、走査線側と信号線側で用いるドライバICの仕様を異なるものにすることが好適である。例えば、走査線側のドライバICを構成するトランジスタには30V程度の耐圧が要求されるものの、駆動周波数は100kHz以下であり、比較的高速動作は要求されない。従って、走査線側のドライバを構成するトランジスタのチャネル長(L)は十分大きく設定することが好適である。一方、信号線側のドライバICのトランジスタには、12V程度の耐圧があれば十分であるが、駆動周波数は3Vにて65MHz程度であり、高速動作が要求される。そのため、ドライバを構成するトランジスタのチャネル長などはミクロンルールで設定することが好適である。
(実施の形態4)
溶媒は、酢酸ブチル等のエステル類、イソプロピルアルコール等のアルコール類、アセトン等の有機溶剤等に相当する。表面張力と粘度は、溶媒の濃度を調整したり、界面活性剤等を加えたりして適宜調整する。
ここで、ディスペンサ方式を採用した場合、つまり、液晶滴下プロセスについて、図26を用いて説明する。基板8001上に、TFT等の素子が完成したら、まず、シール材として機能する閉ループ8002を形成する(図26(A)参照)。次に、閉ループ8002の中にディスペンサにより液晶8003を滴下する(図26(B)参照)。続いて、真空中で基板8001と基板8004とを貼り合わせる(図26(C)参照)。その後、UV硬化を行うと、液晶8005が充填された状態となり(図26(D)参照)、続いてパネル毎に分断する(図26(E)参照)。
次に、開口部641を充填するように、導電性材料を含む組成物を選択的に吐出して、画素電極として機能する導電体層643を形成する。続いて、配向膜として機能する絶縁体層644を形成する(図31(B)参照)。その後、図30(B)(C)に示す工程と同様に、シール材を形成し、対向基板を貼り合わせて、液晶を注入すれば、表示機能を有する表示装置が完成する(図27(B)参照)。上記工程を経て、図27(A)とは異なる構成のチャネル保護型のスイッチング用TFT632と容量素子633を含む表示装置が完成する。
本工程では、レジストによるマスクを用いていない点を特徴とし、本特徴により、レジストの塗布、レジストの焼成、露光、現像、現像後の焼成、レジスト剥離等の工程を省略することができる。従って、工程の簡略化による作製時間の短縮や作製費用の低減を実現する。
(実施の形態5)
本工程では、レジストによるマスクを用いていない点を特徴とし、これは、液滴吐出法を用いているために可能となっている。従って、レジストの塗布、レジストの焼成、露光、現像、現像後の焼成、レジスト剥離等の工程を省略することができる。従って、工程の簡略化による作製時間の短縮や作製費用の低減を実現する。本実施の形態は、上記の実施の形態と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態6)
また図12では、信号線駆動回路4003を別途形成し、第1の基板4001に実装している例を示しているが、本実施例はこの構成に限定されない。走査線駆動回路を別途形成して実装しても良いし、信号線駆動回路の一部または走査線駆動回路の一部のみを別途形成して実装しても良い。
また、液晶素子4011aが有する画素電極4030は、トランジスタ4010と配線4040、配線4041を介して電気的に接続されている。そして液晶素子4011aの対向電極4031は第2の基板4006上に形成される。画素電極4030、対向電極4031及び液晶4007aが重なっている部分が、液晶素子4011aに相当する。
4035は球状のスペーサであり、画素電極4030と対向電極4031との間の距離(セルギャップ)を制御するために設けられている。なお絶縁膜をパターニングすることで得られるスペーサを用いていても良い。
また別途形成された信号線駆動回路4003と、走査線駆動回路4004または画素部4002に与えられる各種信号及び電位は、図12(B)に示す断面図では図示されていないが、引き回し配線4014及び4015を介して、接続端子4016から供給されている。
図25(C)に示す保護回路は、P型TFT7220、P型TFT7230を、TFT7350、TFT7360、TFT7370、TFT7380で代用した等価回路図である。
また、上記とは別の構成の保護回路として、図25(D)に示す保護回路は、抵抗素子7280、抵抗素子7290と、N型TFT7300を有する。
図25(E)に示す保護回路は、抵抗素子7280、7290、P型TFT7310及びN型TFT7320を有する。図25(D)(E)の両構成とも、端子7330には配線などが接続され、この配線などの電位が急激に変化した場合に、N型TFT7300、又はP型TFT7310及びN型TFT7320がオンすることで、電流を端子7330から7340の方向に流す。そうすると、端子7330に接続された電位の急激な変動を緩和し、素子の損傷又は破壊を防止することができる。なお、上記保護回路を構成する素子は、耐圧に優れた非晶質半導体層により構成することが好ましい。本実施例は、上記の実施の形態と自由に組み合わせることが可能である。
Claims (27)
- 絶縁表面を有する基板上に、液滴吐出法でゲート電極を形成し、
前記ゲート電極上に、ゲート絶縁層、セミアモルファス半導体層、一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層を積層形成し、
前記ゲート電極と重なる位置に、液滴吐出法で第1の導電体層を形成し、
前記第1の導電体層をマスクとして、前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層とをエッチングし、
前記第1の導電体層上に、液滴吐出法でソース配線又はドレイン配線として機能する第2の導電体層を形成し、
前記第2の導電体層をマスクとして、前記第1の導電体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層とをエッチングし、
前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層は、プラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 絶縁表面を有する基板上に、液滴吐出法でゲート電極を形成し、
前記ゲート電極上に、ゲート絶縁層、第1のセミアモルファス半導体層を積層形成し、
前記ゲート電極と重なる位置に、液滴吐出法で第1のマスクを形成し、
前記第1のマスクを用いて、前記第1のセミアモルファス半導体層をエッチングして第2のセミアモルファス半導体層を形成し、
前記第2のセミアモルファス半導体層上に絶縁体層を形成し、
前記絶縁体層上に、液滴吐出法で第2のマスクを形成し、
前記第2のマスクを用いて、前記絶縁体層をエッチングしてチャネル保護層を形成し、
前記第2のセミアモルファス半導体層上に、一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層を形成し、
前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層上に、液滴吐出法でソース配線又はドレイン配線として機能する導電体層を形成し、
前記導電体層をマスクとして、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層をエッチングし、
前記第1のセミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層は、プラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1において、
前記第1の導電体層と前記第2の導電層は、それぞれ、銀、金、又は銅を含む材料を用いて液滴吐出法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1又は請求項3において、
前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、酸素濃度が5×1019atoms/cm3以下であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1又は請求項3において、
前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、酸素濃度が1×10 19 atoms/cm 3 以下であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1、請求項3乃至請求項5のいずれか一項において、
前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、結晶粒が分散した非晶質半導体層であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1、請求項3乃至請求項5のいずれか一項において、
前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、0.5〜20nmの結晶粒が分散した非晶質半導体層であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1、請求項3乃至請求項7のいずれか一項において、
前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、珪化物気体を用いてプラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1、請求項3乃至請求項7のいずれか一項において、
前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、珪化物気体を希ガス元素で希釈した気体を用いてプラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1、請求項3乃至請求項7のいずれか一項において、
前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、珪化物気体に炭化物気体を混入させた気体を用いてプラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1、請求項3乃至請求項7のいずれか一項において、
前記セミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、珪化物気体にゲルマニウム化気体を混入させた気体を用いてプラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項2において、
前記導電体層は、銀、金、又は銅を含む材料を用いて液滴吐出法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項2又は請求項12において、
前記第1のセミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層は、酸素濃度が5×1019atoms/cm3以下であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項2又は請求項12において、
前記第1のセミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層は、酸素濃度が1×10 19 atoms/cm 3 以下であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項2、請求項12乃至請求項14のいずれか一項において、
前記第1のセミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層は、結晶粒が分散した非晶質半導体層であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項2、請求項12乃至請求項14のいずれか一項において、
前記第1のセミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層は、0.5〜20nmの結晶粒が分散した非晶質半導体層であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項2、請求項12乃至請求項16のいずれか一項において、
前記第1のセミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、珪化物気体を用いてプラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項2、請求項12乃至請求項16のいずれか一項において、
前記第1のセミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、珪化物気体を希ガス元素で希釈した気体を用いてプラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項2、請求項12乃至請求項16のいずれか一項において、
前記第1のセミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、珪化物気体に炭化物気体を混入させた気体を用いてプラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項2、請求項12乃至請求項16のいずれか一項において、
前記第1のセミアモルファス半導体層と、前記一導電型の不純物を含有するセミアモルファス半導体層はそれぞれ、珪化物気体にゲルマニウム化気体を混入させた気体を用いてプラズマCVD法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項8乃至請求項11、請求項17乃至請求項20のいずれか一項において、
前記珪化物気体は、SiH 4 、Si 2 H 6 、SiH 2 Cl 2 、SiHCl 3 、SiCl 4 、又はSiF 4 であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項9又は請求項18において、
前記希ガス元素は、水素、ヘリウム、アルゴン、クリプトン及びネオンから選ばれた1種または複数種であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項10又は請求項19において、
前記ゲルマニウム化気体は、GeH 4 又はGeF 4 であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項11又は請求項20において、
前記炭化物気体は、CH 4 又はC 2 H 6 であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1乃至請求項24のいずれか一項において、
前記ゲート電極は、銀、金、又は銅を含む材料を用いて液滴吐出法により形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1乃至請求項25のいずれか一項において、
前記ゲート絶縁層は、窒化珪素層と、酸化珪素層とを順次積層して形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 請求項1乃至請求項25のいずれか一項において、
前記ゲート絶縁層は、第1の窒化珪素層と、酸化珪素層と、第2の窒化珪素層とを順次積層して形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。
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