JP4553131B2 - 反転式アンローディング方法及び反転式アンローダー - Google Patents
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Description
この発明において、前記反転体は中心に水平な反転軸を有し、前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転軸を中心に一度に180度ずつ回転して前記搬入位置が水平になる位置で停止するようになっていて、反転体の180度の回転ごとに、上側又は下側いずれかの搬入位置へのトレイの搬入、レトルトパウチの搬出及びトレイの搬出が順次行われる。
なお、本発明において外側とは、前記反転体の中心側からみた前記ベルトコンベアの方向であり、内側とはその反対の方向を意味する。また、前後というときは、前側がトレイの搬送方向の上流側、後側が下流側を意味する。
(1)本発明に係るアンローディング方法の1つ(請求項1)は、トレイを下向きに反転させた後、レトルトパウチをトレイ外に出すタイプで、前記反転体の外側には前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれベルトコンベアが配置されている。そして、上側の搬入位置に搬入したトレイを外側の所定位置に移動させてその位置に保持すると共に、該位置において前記ベルトコンベアに押し付けて前記トレイ内のレトルトパウチを上から押さえ、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、反転して下向きとなった前記トレイを内側に移動させ、トレイ外に出たレトルトパウチをベルトコンベアにより外部に搬出し、前記トレイを外側に移動させて前記所定位置に保持し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、上向きに戻った前記トレイを外部に搬出する。前記トレイをベルトコンベアに押し付けるとき、前記ベルトコンベアの一部をトレイ内に進入させて、前記レトルトパウチを前記トレイと前記ベルトコンベアのベルトの間に保持する。
この場合、前記トレイストッパーをトレイの外周部の上縁に当接するように配置し、かつ前記トレイ移動部材をトレイの下面に面接触するものとするのが望ましい。これにより、前記トレイ移動部材によりトレイをトレイストッパーに押し付けて保持したとき、トレイの下面を押し上げてだれを矯正することができる。トレイの下面のだれを矯正することにより、該トレイ内の複数個のレトルトパウチの上面がほぼ同じ水平面上にきて、前記ベルトコンベアのベルトによるレトルトパウチの押さえが確実に行われるようになる。
さらに、このアンローダーにおいて、前記トレイ持ち上げ手段は、反転体に支持されているのではなく、反転体から独立して該反転体の近傍に設置されていることが望ましい。
このアンローディング方法において、望ましくは、上側の搬入位置に搬入したトレイを外側の所定位置に移動させてその位置に保持すると共に、該位置において前記ベルトコンベアに押し付けて前記トレイ内のレトルトパウチを上から押さえるようにする。
このパウチ保持ピンはばねにより外向きに付勢され、負荷が掛かったとき後退可能となっていることが望ましい。これはパウチ保持ピンを一斉に外側に移動させたとき、レトルトパウチの厚みの大きい箇所や径の大きいスパウトに当たったパウチ保持ピンを個別に後退させ、レトルトパウチへのパウチ保持ピンの当たりを全てのパウチ保持ピンで均等化するためである。
このアンローダーにおいて、前記トレイ保持手段は、例えば、前記ベルトコンベアの近傍に配置されたトレイストッパーと、内外方向に移動可能であり、外向きに移動したとき前記トレイを前記トレイストッパーに押し付けて前記所定位置に保持するトレイ移動部材からなる。この場合、前記トレイを前記所定位置に保持したとき、前記トレイが前記ベルトコンベアのベルトに押し付けられ、レトルトパウチが前記ベルトにより上から押さえられるようになっていることが望ましい。
前記トレイ保持手段は、例えば、前記反転体の搬入位置に設置され前記トレイの下面に面接触する支持部材と、前記反転体に対して内外方向に移動可能で、内向きに移動したとき前記トレイの外周部の上縁に接触し、前記トレイを前記支持部材に押し付けて保持する押圧部材からなる。前記押圧部材は、例えば前記ベルトコンベアに取り付けられ、共に内外方向に移動する。
このアンローダーにおいて、前記トレイ保持手段は、例えば、前記反転体の搬入位置に設置され前記トレイの下面に面接触する支持部材と、前記反転体に対して内外方向に移動可能で、内向きに移動したとき前記トレイの外周部の上縁に接触し、前記トレイを前記支持部材に押し付けて保持する押圧部材からなる。
このアンローダーにおいて、前記トレイ保持手段は、例えば、前記反転体の搬入位置に設置され前記トレイの下面に面接触する支持部材と、前記反転体に対して内外方向に移動可能で、内向きに移動したとき前記トレイの外周部の上縁に接触し、前記トレイを前記支持部材に押し付けて保持する押圧部材からなる。押圧部材は、例えばベルトコンベアに設置され、共に内外方向に移動する。
前記搬出入手段は、前記反転体に設置され、かつ該反転体の両搬入位置を通るように配置された環状のコンベアからなる。
前記ベルトコンベアの前記反転体に向く側は、一部がトレイ内に進入可能で、当該部分のベルトが前記トレイ内のレトルトパウチを押さえるようになっている。これにより、トレイ内のレトルトパウチの高さが該トレイの外周縁高さより高くなくても、前記ベルトコンベアのベルトによるレトルトパウチの押さえが確実に行われる。
前記ベルトコンベアの前記反転体に向く側は、レトルトパウチの送り出し側が前記反転体から離れる方向に傾斜している。これにより、前記ベルトコンベアと該ベルトコンベアの下流側に設置したコンベア等(反転体の外部に設置)との隙間を小さくして、レトルトパウチの乗り移りをスムースに行うことができる。
前記ベルトコンベアは、ベルトに多数の貫通する穴が形成され、前記反転体に向く側においてベルトの裏面に気密ボックスが配置され、該気密ボックスが真空源に接続されている。ベルトの穴を通してレトルトパウチを吸着することにより、トレイ反転中のレトルトパウチの落下や位置ずれをさらに確実に防止できる。
前記ベルトコンベアの駆動軸に駆動用プーリが固定され、前記反転体から独立して該反転体の近傍に前記駆動用プーリの駆動機構が設置され、該駆動機構は前記駆動用プーリとの連結及び連結の解除が可能である。ベルトコンベアの駆動機構を前記反転体の外部に設置することにより、ベルトコンベアの構造が簡素化して慣性が小さくなり、また反転体にベルトコンベアのための電気配線を配設する必要がなくなる。
このアンローディング方法においても、反転体の下側でレトルトパウチ入りトレイの搬入及び搬出を行っているあいだ、反転体の上側ではレトルトパウチの排出及び送り出しを行うことができる。つまり、180度の回転毎に1つのトレイを受け入れ、かつレトルトパウチの排出処理を行うことができる。
図1〜図4に示すアンローダーは、中心に水平な反転軸2を有し、反転軸2を中心として回転自在であり、両側に対称的にトレイTの搬入位置(図1に矢印A,Bで示す)が設定された反転体1と、反転体1の外側に間隔を開けて対称的に配置された2つのベルトコンベア3,4と、反転体1の反転軸2に連結され、反転体1を一度に180度ずつ回転させ前記搬入位置が水平になる位置で停止させる図示しない反転駆動手段と、反転体1に設置され、反転体1の上側の搬入位置へのトレイTの搬入及び搬出を行うトレイ搬出入用チェーンコンベア5と、反転体1に設置され、エアシリンダ8,9の作動により前記搬入位置にきたトレイTを外向きに移動させるトレイ移動部材6,7と、前記ベルトコンベア3,4のフレーム11に設置されたストッパー12,13等を備える。なお、トレイ移動部材6,7とストッパー12,13は、本発明のトレイ保持手段に相当する。
図4に示すように、ベルトコンベア3の従動ローラ33,34は同じ高さ(反転体1からの距離が同じ)に設置され、その間隔はトレイTの搬送方向に垂直な方向の幅(図4に示されたトレイTの幅)よりやや小さく設定され、駆動ローラ29は前記従動ローラ33,34より高い位置に設置されている。また、ベルトコンベア3の幅(送り方向に垂直な方向の幅)はトレイTの搬送方向に平行な方向の幅(図1に示されたトレイTの幅)より、やや小さく設定されている。これにより、ベルトコンベア3の一部(従動ローラ33から従動ローラ34の間)がトレイT内に進入可能となっている。
駆動機構39は反転体1からは独立して設置されたもので、フレーム上に固定されたブラケット41に軸受42を介して回転自在に支持された主軸43と、該主軸43に固定されたタイミングプーリ44及び駆動用ギア45と、基部が主軸43に回転自在に取り付けられ、図示しない駆動源に連結されたロッド46の昇降に伴って揺動する揺動アーム47と、揺動アーム47の先端に回転自在に取り付けられたタイミングプーリ48と、タイミングプーリ44,48に掛け渡された前記タイミングベルト40と、駆動用ギア45に連結してこれを回転させる図示しない駆動源からなる。ロッド46が上昇して揺動アーム47が起き上がると、タイミングベルト40が下側にきたベルトコンベア3,4の駆動用プーリ38に噛み合うようになっている。
また、反転体1とは独立して、トレイ搬送コンベア55,56が反転体1の両側に設置されている。このトレイ搬送コンベア55,56の搬送方向は、いずれもトレイ搬出入用チェーンコンベアの搬出入方向と同方向に設定されている。
(1)反転体1が180度回転して停止したとき、該反転体1の上側では、図1の仮想線に示すように、トレイ移動部材6が外側に移動(上昇)して空のトレイTをストッパー12との間で保持している。
このとき反転体1の下側では、トレイ移動部材7が外側に移動(下降)して、反転したトレイTをストッパー13との間で保持している。トレイT内のレトルトパウチPはベルトコンベア4上に載っている。
(2)反転体1の上側では、トレイ位置決め部材18が外側に作動して開き、エアシリンダ8が作動してトレイ移動部材6が内側に移動(下降)し、空のトレイTをトレイ搬出入用チェーンコンベア5上に載置する。
このとき反転体1の下側でも、トレイ位置決め部材が外側に作動して開き、エアシリンダ9が作動して、トレイ移動部材7が内側に移動(上昇)して反転したトレイTの下面から離れ、レトルトパウチPの入ったトレイTをベルトコンベア4上に置き残す。続いてトレイ持ち上げ部材52が揺動上昇し、トレイTを持ち上げる。これにより、コンベアベルト37上にレトルトパウチPが置き残される(レトルトパウチPがトレイTから出る)。
このとき反転体1の下側では、駆動機構39のタイミングベルト40がベルトコンベア4の駆動用プーリ38に係合して回転し、ベルトコンベア4が作動してレトルトパウチPを整列状態でパウチ搬出コンベア50(図4参照)に送り出し、続いてベルトコンベア4が停止し、トレイ持ち上げ部材52が揺動下降し、反転したトレイTをストッパー13上に載置する。
(4)反転体1の上側では、トレイ位置決め部材18が内側に作動して閉じ、レトルトパウチPが入ったトレイTを、トレイ搬出入用チェーンコンベア5上で反転体1の搬入位置Aに位置決めする。
反転体1の下側でもトレイ位置決め部材が同時に作動する。
反転体1の下側でもエアシリンダ9が同時に作動してピストンロッドが伸び、トレイ移動部材6が外側に移動(下降)して、ストッパー13との間でトレイTを保持する。
(6)反転体1が180度回転して、上側に保持したレトルトパウチ入りトレイを反転させて下向きとし、下側に保持した空のトレイを再度反転させて上向きとする。これが前記(1)の状態である。
また、上記アンローダーではトレイTの保持のためにストッパー12,13を設置したが、トレイTの内外方向の保持はベルトコンベア3,4との間でも可能であるので、水平方向での保持(トレイ移動部材6,7の面内でずれないように保持)が可能であれば、ストッパー12,13は必須ではない。その場合、水平方向の保持を可能とする手段として、例えばトレイ位置決め部材18の頂部を延長して当接面57を長くとり、トレイTをベルトコンベア3,4との間で保持したときも、トレイTが当接面57にガイドされた状態とする。あるいは、トレイ移動部材6,7にトレイを保持する保持機能を付加する(例えば、トレイ移動部材6,7の前後にトレイTの外周部を保持する保持部材(後述するトレイ保持部材73、保持部材93参照)を設ける)こともできる。なお、後者の場合、トレイTを搬入位置で保持し、保持したまま外側に移動し、そこでさらに保持させることができ、また、トレイ持ち上げ部材52が不要となる。
さらに、上記アンローダーでは、トレイ持ち上げ部材52を反転体1とは独立して、該反転体1の近傍に設置したが、これをベルトコンベア3,4と同じように、反転体1に設置することもできる。ただし、その場合、トレイ持ち上げ部材は反転体1の上側と下側の両方に設置する必要があり、しかもトレイ持ち上げ部材の駆動源のための電気配線やエア導管を反転体1に配設する必要がでてくる。
(a)トレイ移動部材6,7を設ける代わりに、ベルトコンベア3,4を内外方向に所定距離移動可能とした。ベルトコンベア3,4の移動は、反転フレーム14に取り付けられたエアシリンダ65,66により行われ、外側に移動したとき図6の実線位置にきてトレイTから離れ、内側に移動したとき仮想線位置にきてトレイT内のレトルトパウチPを上から押さえる。なお、この例では、ベルトコンベア3,4が内側に移動したとき、ベルトコンベア3,4に取り付けられたストッパー12,13がトレイTの外周部を押さえるようになっている。
(1)反転体1が180度回転して停止したとき、該反転体1の上側では、トレイ保持部材73が閉じて空のトレイTを支持レール67上に保持し、ベルトコンベア3は内側に移動(下降)している(図6の仮想線の位置)。
このとき反転体1の下側では、トレイ保持部材73が閉じてトレイTを支持レール67上に保持し、ベルトコンベア4は内側に移動(上昇)して、反転したトレイT内のレトルトパウチPを下から押さえている。
(2)反転体1の上側では、エアシリンダ65が作動してベルトコンベア3が外側に移動(上昇)し、空のトレイTから離れる(図6の実線位置)。続いて、トレイ保持部材73が外側に揺動してトレイTを解放する(図6の仮想線位置)。
このとき反転体1の下側でもエアシリンダ66が同時に作動し、ベルトコンベア4が外側に移動(下降)し、レトルトパウチPは反転したトレイTから出て、ベルトコンベア4に載置された状態で外側に移動(下降)する。
このとき反転体1の下側では、駆動機構39のタイミングベルト40がベルトコンベア4の駆動用プーリ38に係合して回転し、ベルトコンベア4が作動してレトルトパウチPを整列状態で外部に送り出す。
反転体1の下側でもエアシリンダ66が同時に作動し、ベルトコンベア4が内側に移動(上昇)する。
(5)反転体1が180度回転して、上側に保持したレトルトパウチ入りトレイTを反転させて下向きとし、下側に保持した空のトレイを再度反転させて上向きとする。これが前記(1)の状態である。
ベルトコンベア82は、反転フレーム85に支持され、支持レール87,88に対し等距離に配置された多数のガイドローラ89と、反転体81の中央位置において突出して配置された駆動ローラ91と、これらに掛け渡されたコンベアベルト92からなる。駆動ローラ91は図示しない駆動源により、反転体81の180度の回転ごとに正逆回転可能であり、送り方向側となる側に突出して配置されている。このガイドローラ89及び駆動ローラ91の配置により、ベルトコンベア82の搬送面は支持レール87,88の支持面に平行な面(水平面)及び該支持面から傾斜した面で構成される。なお、ベルトコンベア82は、その一部が、前記ベルトコンベア3,4と同様に、トレイT内に進入可能となっている。
トレイ搬出入手段は、例えば、反転体81とは独立して、該反転体81の外部に設けられたプッシャーのようなものでよい。
また、反転体81とは独立して、トレイ搬送コンベア96,97が反転体81の両側に設置されている。98はレトルトパウチの搬送コンベアである。
(1)反転体81が180度回転して停止したとき、該反転体81の下側では、保持部材93が閉じて空のトレイを保持し、内側に移動(上昇)し、その位置に保持している(図7の仮想線参照)。
このとき、反転体81の上側では、保持部材93がレトルトパウチPが入ったトレイTを保持して内側に移動(下降)し、その位置に保持しベルトコンベア82の上面に押し付けている。
(2)反転体81の下側では、エアシリンダ94が作動し、保持部材93が外側に移動(下降)し、空のトレイTを支持レール88上に載置し、続いてエアシリンダ95が作動し保持部材93を開いて(図7の仮想線参照)、トレイTを解放する。
このとき反転体81の上側でもエアシリンダ94が作動し、保持部材93が外側に移動(上昇)し、反転したトレイTのみを外側に移動(上昇)させ、レトルトパウチPをベルトコンベア82上に置き残す。
この間、ベルトコンベア82が作動して、レトルトパウチPを反転体81外に搬出し、搬送コンベア98に受け渡し、受渡し後、ベルトコンベア82は停止する。
(4)反転体81の下側では、エアシリンダ95が作動して保持部材93が閉じ、支持レール88上のトレイTを保持し、続いてエアシリンダ94が作動して保持部材93が内側に移動(上昇)し、その位置に保持する。この位置で保持部材93はトレイTをベルトコンベア82に向けて押し付け、トレイT内のレトルトパウチPは該ベルトコンベア82により上から押さえられる。
反転体81の上側では、同時にエアシリンダ94が作動して、保持部材93が内側に移動(下降)する。
(5)反転体81が180度回転して、下側に保持したレトルトパウチ入りトレイTを反転させて下向きとし、上側に保持した空のトレイを再度反転させて上向きとする。これが前記(1)の状態である。
(a)このアンローダーに適用されるトレイTの底面に、碁盤目状に多数の穴Taが形成されている。
(b)トレイ移動部材6,7の内側に、反転体1の両側の搬入位置に沿って昇降プレート101,102が配置され、昇降プレート101,102の外面側に多数のパウチ保持ピン103が、搬入位置に位置決めされたトレイTの各穴Taに対応して外向きに碁盤目状に設置されている。昇降プレート101,102は、ブラケット104を介して梁部材15に取り付けられたエアシリンダ106(昇降プレート101側),107(昇降プレート102側)の作動により内外方向に移動し、それに伴い、パウチ保持ピン103が内外方向に移動し、内向きに移動したとき(図8の実線位置)、前記搬入位置の内側(搬送用チェーン25の内側)に位置し、外向きに移動したときトレイTの穴Taを貫通して突き出す。
パウチ保持ピン103は、図11に示すように、軸部108が昇降プレート101(昇降プレート102側も同じ)に固定されたピンホルダ109のピン支持部110に進退自在に支持され、先端にやや径の大きいヘッド部111、後端にストッパ部112を有し、ピンホルダ109の中空内部に配置された圧縮ばね113により外向きに付勢されている。無負荷時は、圧縮ばね113の付勢力により、図11に示す突出位置(ストッパ部112がピン支持部110に当接)にあり、ヘッド部111に負荷が掛かったとき、その負荷の大きさに従って後退する。
(c)図9に示すように、トレイ移動部材6,7に、パウチ保持ピン103が遊嵌する穴114が、各パウチ保持ピン103に対応して形成されている。ただし、トレイ移動部材6,7がパウチ保持ピンの列の隙間に配置されているのであれば、穴114は不要である。
(1)反転体1が180度回転して停止したとき、該反転体1の上側では、図8の仮想線に示すように、トレイ移動部材6が外側に移動(上昇)して空のトレイTをストッパー12との間で保持している。
このとき反転体1の下側では、トレイ移動部材7が外側に移動(下降)して、反転したトレイTをストッパー13との間で保持している。
一方、反転体1の上下でパウチ保持ピン103は外向きに移動しており、反転体1の下側では、レトルトパウチP(この例ではスパウト付きパウチ)をベルトコンベア4のベルト37に押し付け、パウチ保持ピン103とベルト37の間で保持している。
このとき反転体1の下側でも、トレイ位置決め部材18が外側に作動して開き、エアシリンダ9が作動して、トレイ移動部材7が内側に移動(上昇)して反転したトレイTの下面から離れ、レトルトパウチPの入ったトレイTをベルトコンベア4上に置き残す。
同時に、エアシリンダ106,107が作動して、パウチ保持ピン103が内側に移動し、反転体1の下側では、レトルトパウチPはパウチ保持ピン103とベルト37による保持から解放される。
続いてトレイ持ち上げ部材52が揺動上昇し、反転体1の下側にあるトレイTを持ち上げる。これにより、コンベアベルト37上にレトルトパウチPが置き残される。
このとき反転体1の下側では、駆動機構39のタイミングベルト40がベルトコンベア4の駆動用プーリ38に係合して回転し、ベルトコンベア4が作動してレトルトパウチPを整列状態でパウチ搬出コンベア50(図10参照)に送り出し、続いてベルトコンベア4が停止し、トレイ持ち上げ部材52が揺動下降し、反転したトレイTをストッパー13上に載置する。
(4)反転体1の上側では、トレイ位置決め部材18が内側に作動して閉じ、レトルトパウチPが入ったトレイTを、トレイ搬出入用チェーンコンベア5上で反転体1の搬入位置Aに位置決めする。
反転体1の下側でもトレイ位置決め部材18が同時に作動する。
反転体1の下側でもエアシリンダ9が同時に作動してピストンロッドが伸び、トレイ移動部材7が外側に移動(下降)して、ストッパー13との間でトレイTを保持する。
続いて、エアシリンダ106,107が作動して、パウチ保持ピン103が外側に移動し、反転体1の上側では、パウチ保持ピン103がレトルトパウチPを押し上げてベルト37に押し付け、レトルトパウチPをパウチ保持ピン103とベルト37の間で保持する。
(6)反転体1が180度回転して、上側に保持したレトルトパウチ入りトレイを反転させて下向きとし、下側に保持した空のトレイを再度反転させて上向きとする。これが前記(1)の状態である。
(a)トレイ移動部材6,7と、それを移動させるためのエアシリンダ8,9等の部材がない。
(b)互いに対向して配置されたガイド部材16,16及びガイド部材17,17の上端に、その長さ方向に沿ってトレイT側に突出するトレイ保持部115,116が形成されている。また、ガイド部材16,17は、反転フレーム14にブラケット117を介して固定されたエアシリンダ118,119の作動により、内外方向に所定距離移動可能(図14の実線及び仮想線参照)である。ガイド部材16,17が外側に移動したとき、トレイ保持部115,116と搬送用チェーン25の間に、トレイTが進入可能な隙間ができ、ガイド部材16,17が内側に移動したとき、トレイ保持部115,116がトレイTの外周部を押さえ、搬送用チェーン25との間で該トレイTを保持するようになっている。すなわち、このアンローダーにおいて、ガイド部材16,17と搬送用チェーン25は、本発明のトレイ保持手段に相当する。
(c)上側の搬入位置に搬入されたトレイTを、その位置に保持する。
(d)トレイTを下向きに反転する前に、レトルトパウチP(この例ではスパウト付きパウチ)をトレイ外に出す。
(1)反転体1が180度回転して停止したとき、該反転体1の上側では、ガイド部材16が内側に移動(下降)して、空のトレイTを搬送用チェーン25との間で保持している。
このとき反転体1の下側では、ガイド部材17が内側に移動(上昇)して、反転したトレイTを搬送用チェーン25との間で保持している。
一方、反転体1の上下でパウチ保持ピン103は外向きに移動しており、反転体1の下側では、保持ピン103がレトルトパウチPをトレイTから突き出し、ベルトコンベア4のベルト37に押し付けてパウチ保持ピン103とベルト37の間で保持している。
このとき反転体1の下側でも、トレイ位置決め部材18が外側に作動して開き、エアシリンダ119が作動してガイド部材17が外側に移動(下降)する。
同時に、エアシリンダ106,107が作動して、パウチ保持ピン103が内側に移動し、反転体1の下側では、レトルトパウチPはパウチ保持ピン103とベルト37による保持から解放される。
このとき反転体1の下側では、駆動機構39のタイミングベルト40がベルトコンベア4の駆動用プーリ38に係合して回転し、ベルトコンベア4が作動してレトルトパウチPを整列状態でパウチ搬出コンベア50(図14参照)に送り出す。
(4)反転体1の上側では、トレイ位置決め部材18が内側に作動して閉じ、レトルトパウチPが入ったトレイTを、トレイ搬出入用チェーンコンベア5上で反転体1の搬入位置Aに位置決めする。
反転体1の下側でもトレイ位置決め部材18が同時に作動する。
反転体1の下側でもエアシリンダ119が同時に作動してガイド部材17が内側に移動(上昇)し、トレイTの外周部に当接して該トレイを搬送用チェーン25に押し付け、その間に保持する。
続いて、エアシリンダ106,107が作動して、パウチ保持ピン103が外側に移動し、反転体1の上側では、パウチ保持ピン103がレトルトパウチPを押し上げてトレイTから出し、ベルト37に押し付けてパウチ保持ピン103とベルト37の間で保持する。
(6)反転体1が180度回転して、上側に保持したレトルトパウチ入りトレイを反転させて下向きとし、下側に保持した空のトレイを再度反転させて上向きとする。これが前記(1)の状態である。
2 反転軸
3,4,58 ベルトコンベア
5 チェーンコンベア
6,7 トレイ移動部材
12,13 ストッパー
18 位置決め部材
37 コンベアベルト
39 駆動機構
52 トレイ持ち上げ部材
55,56 トレイ搬送コンベア
67,68 支持部材(レール)
71,72 トレイ保持手段
81 反転体
82 ベルトコンベア
83,84 トレイ保持手段
87,88 支持レール
101,102 昇降プレート
103 パウチ保持ピン
115,116 トレイ保持部
Claims (25)
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出するレトルトパウチの反転式アンローディング方法において、前記反転体は中心に水平な反転軸を有し、前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転軸を中心に一度に180度ずつ回転して前記搬入位置が水平になる位置で停止し、前記反転体の外側には前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれベルトコンベアが配置されており、前記反転体の180°の回転毎に上側の搬入位置に搬入したトレイを外側の所定位置に移動させてその位置に保持すると共に、該位置において前記ベルトコンベアに押し付け、前記ベルトコンベアの一部をトレイ内に進入させて前記トレイ内のレトルトパウチを上から押さえ、これにより前記レトルトパウチを前記トレイと前記ベルトコンベアのベルトの間に保持し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、反転して下向きとなった前記トレイを内側に移動させ、トレイ外に出たレトルトパウチを前記ベルトコンベアにより外部に搬出し、前記トレイを外側に移動させて前記所定位置に保持し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、上向きに戻った前記トレイを外部に搬出することを特徴とするレトルトパウチの反転式アンローディング方法。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出するレトルトパウチの反転式アンローディング方法において、前記トレイとして底に多数の穴が形成されたトレイを用い、前記反転体は中心に水平な反転軸を有し、前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転軸を中心に一度に180度ずつ回転して前記搬入位置が水平になる位置で停止し、前記反転体には内外方向に所定距離移動可能な多数のパウチ保持ピンが設置され、前記反転体の外側には前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれベルトコンベアが配置されており、前記反転体の180°の回転毎に上側の搬入位置に搬入したトレイを外側の所定位置に移動させてその位置に保持し、前記パウチ保持ピンを前記トレイの穴を通して外向きに移動させ、前記レトルトパウチを内側から押し上げ前記ベルトコンベアのベルトに押し付けて保持し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、前記パウチ保持ピンと反転して下向きとなった前記トレイを内側に移動させ、トレイ外に出たレトルトパウチを前記ベルトコンベアにより外部に搬出し、前記トレイを外側に移動させて前記所定位置に再び保持し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、上向きに戻った前記トレイを外部に搬出することを特徴とするレトルトパウチの反転式アンローディング方法。
- 上側の搬入位置に搬入したトレイを外側の所定位置に移動させてその位置に保持すると共に、該位置において前記ベルトコンベアに押し付けて前記トレイ内のレトルトパウチを上から押さえることを特徴とする請求項2に記載されたレトルトパウチの反転式アンローディング方法。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出するレトルトパウチの反転式アンローディング方法において、前記反転体は中心に水平な反転軸を有し、前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転軸を中心に一度に180度ずつ回転して前記搬入位置が水平になる位置で停止し、前記反転体の外側には前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれベルトコンベアが配置されており、前記反転体の180°の回転毎に上側の搬入位置に搬入したトレイを該搬入位置に保持すると共に、該位置において前記ベルトコンベアを押し付け、前記ベルトコンベアの一部をトレイ内に進入させて前記トレイ内のレトルトパウチを上から押さえ、これにより前記レトルトパウチを前記トレイと前記ベルトコンベアのベルトの間に保持し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、前記ベルトコンベアを外側に移動して反転して下向きとなった前記トレイから離間させ、トレイ外に出たレトルトパウチを前記ベルトコンベアにより外部に搬出し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、上向きに戻った前記トレイを外部に搬出することを特徴とするレトルトパウチの反転式アンローディング方法。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出するレトルトパウチの反転式アンローディング方法において、前記トレイとして底に多数の穴が形成されたトレイを用い、前記反転体は中心に水平な反転軸を有し、前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転軸を中心に一度に180度ずつ回転して前記搬入位置が水平になる位置で停止し、前記反転体には内外方向に所定距離移動可能な多数のパウチ保持ピンが設置され、前記反転体の外側には前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれベルトコンベアが配置されており、前記反転体の180°の回転毎に上側の搬入位置に搬入したトレイを該搬入位置に保持し、前記パウチ保持ピンを前記トレイの穴を通して外向きに移動させ、前記レトルトパウチを内側から押し上げて前記トレイから出すと共に前記ベルトコンベアに押し付けて保持し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、前記パウチ保持ピンを内側に移動させ、トレイ外に出たレトルトパウチを前記ベルトコンベアにより外部に搬出し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、上向きに戻った前記トレイを外部に搬出することを特徴とするレトルトパウチの反転式アンローディング方法。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出するレトルトパウチの反転式アンローディング方法において、前記トレイとして底に多数の穴が形成されたトレイを用い、前記反転体は中心に水平な反転軸を有し、前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転軸を中心に一度に180度ずつ回転して前記搬入位置が水平になる位置で停止し、前記反転体には内外方向に所定距離移動可能な多数のパウチ保持ピンが設置され、前記反転体の外側には前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれベルトコンベアが配置されており、前記反転体の180°の回転毎に上側の搬入位置に搬入したトレイを該搬入位置に保持すると共に、該位置において前記ベルトコンベアを押し付けて前記トレイ内のレトルトパウチを上から押さえ、前記パウチ保持ピンを前記トレイの穴を通して外向きに移動させ、前記レトルトパウチを内側から押し上げ前記ベルトコンベアに押し付けて保持し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、前記ベルトコンベアを外向きに移動させ、トレイ外に出たレトルトパウチを前記ベルトコンベアにより外部に搬出し、続いて前記反転体及びベルトコンベアを180度回転させ、上向きに戻った前記トレイを外部に搬出することを特徴とするレトルトパウチの反転式アンローディング方法。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出するレトルトパウチの反転式アンローディング方法において、前記反転体は中心に水平な反転軸を有し、前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転軸を中心に一度に180度ずつ回転して前記搬入位置が水平になる位置で停止し、前記反転体は前記両搬入位置の内側に配置された環状のベルトコンベアを含み、前記反転体の180°の回転毎に下側の搬入位置に搬入したトレイを内側の所定位置に移動させてその位置に保持すると共に、該位置において前記ベルトコンベアに押し付け、前記ベルトコンベアの一部をトレイ内に進入させて前記トレイ内のレトルトパウチを上から押さえ、これにより前記レトルトパウチを前記トレイと前記ベルトコンベアのベルトの間に保持し、続いて前記反転体を180度回転させ、反転して下向きとなった前記トレイを外側に移動させ、トレイ外に出たレトルトパウチを前記ベルトコンベアにより外部に搬出し、続いて前記反転体を180度回転させ、上向きに戻った前記トレイを外部に搬出することを特徴とするレトルトパウチのアンローディング方法。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出する反転式アンローダーにおいて、前記反転体は中心に水平な反転軸を有して該反転軸を中心に回転自在であり、かつ前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、さらに、前記反転軸に連結され、前記反転体を一度に180度ずつ回転させ前記搬入位置が水平になる位置で停止させる反転駆動手段と、前記反転体の上側の搬入位置へのトレイの搬入及び前記搬入位置からのトレイの搬出を行うトレイ搬出入手段と、前記反転体の外側の前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれ配置されたベルトコンベアと、上側の搬入位置に搬入したトレイを外側の所定位置に移動させてその位置に保持すると共に、該位置において前記トレイ内のレトルトパウチを前記ベルトコンベアのベルトに押し付けるトレイ保持手段と、反転して下向きとなったトレイを内側に移動させて前記ベルトコンベアから離間させるトレイ持ち上げ手段を備え、前記ベルトコンベアの前記反転体に向く側は一部がトレイ内に進入可能で、前記トレイ保持手段が上側の搬入位置に搬入したトレイを外側の所定位置に移動させたとき、前記ベルトコンベアの一部がトレイ内に進入し、当該部分のベルトが前記トレイ内のレトルトパウチを押さえ、これにより前記レトルトパウチが前記トレイとベルトの間に保持されることを特徴とする反転式アンローダー。
- 前記トレイ保持手段は、前記ベルトコンベアの近傍に配置されたトレイストッパーと、内外方向に移動可能であり、外向きに移動したとき前記トレイを前記トレイストッパーに押し付けて前記所定位置に保持するトレイ移動部材からなることを特徴とする請求項8に記載された反転式アンローダー。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出する反転式アンローダーにおいて、前記トレイは底に多数の穴が形成されたトレイであり、前記反転体は中心に水平な反転軸を有して該反転軸を中心に回転自在であり、かつ前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転体には内外方向に所定距離移動可能で前記トレイの穴を貫通自在な多数のパウチ保持ピンが設置され、さらに、前記反転軸に連結され、前記反転体を一度に180度ずつ回転させ前記搬入位置が水平になる位置で停止させる反転駆動手段と、前記反転体の上側の搬入位置へのトレイの搬入及び前記搬入位置からのトレイの搬出を行うトレイ搬出入手段と、前記反転体の外側の前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれ配置されたベルトコンベアと、上側の搬入位置に搬入したトレイを外側の所定位置に移動させてその位置に保持するトレイ保持手段と、反転して下向きとなったトレイを内側に移動させて前記ベルトコンベアから離間させるトレイ持ち上げ手段を備え、前記パウチ保持ピンは、内側に移動したとき前記搬入位置の内側に位置し、外側に移動したとき前記レトルトパウチを前記ベルトコンベアに押し付けて保持することを特徴とする反転式アンローダー。
- 前記トレイ保持手段は、前記ベルトコンベアの近傍に配置されたトレイストッパーと、内外方向に移動可能であり、外向きに移動したとき前記トレイを前記トレイストッパーに押し付けて前記所定位置に保持するトレイ移動部材からなることを特徴とする請求項10に記載された反転式アンローダー。
- 前記トレイを前記所定位置に保持したとき、前記トレイが前記ベルトコンベアのベルトに押し付けられ、レトルトパウチが前記ベルトにより上から押さえられることを特徴とする請求項10又は11に記載された反転式アンローダー。
- 前記トレイ保持手段において、前記トレイストッパーはトレイの外周部の上縁に当接するように配置され、前記トレイ移動部材はトレイの下面に面接触することを特徴とする請求項9又は11に記載された反転式アンローダー。
- 前記トレイ持ち上げ手段は、反転体から独立して該反転体の近傍に設置されていることを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載された反転式アンローダー。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出する反転式アンローダーにおいて、前記反転体は中心に水平な反転軸を有して該反転軸を中心に回転自在であり、かつ前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、さらに、前記反転軸に連結され、前記反転体を一度に180度ずつ回転させ前記搬入位置が水平になる位置で停止させる反転駆動手段と、前記反転体の上側の搬入位置へのトレイの搬入及び前記搬入位置からのトレイの搬出を行うトレイ搬出入手段と、前記反転体の外側の前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれ配置され、内外方向に所定距離移動可能とされたベルトコンベアと、上側の搬入位置に搬入したトレイを該搬入位置に保持するトレイ保持手段を備え、前記ベルトコンベアの前記反転体に向く側は一部がトレイ内に進入可能で、前記ベルトコンベアが内向きに移動したとき、前記ベルトコンベアの一部がトレイ内に進入し、当該部分のベルトが前記トレイ内のレトルトパウチに押し付けられ、これにより前記レトルトパウチが前記トレイとベルトの間に保持されることを特徴とする反転式アンローダー。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出する反転式アンローダーにおいて、前記トレイは底に多数の穴が形成されたトレイであり、前記反転体は中心に水平な反転軸を有して該反転軸を中心に回転自在であり、かつ前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転体には内外方向に所定距離移動可能で前記トレイの穴を貫通自在な多数のパウチ保持ピンが設置され、さらに、前記反転軸に連結され、前記反転体を一度に180度ずつ回転させ前記搬入位置が水平になる位置で停止させる反転駆動手段と、前記反転体の上側の搬入位置へのトレイの搬入及び前記搬入位置からのトレイの搬出を行うトレイ搬出入手段と、前記反転体の外側の前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれ配置されたベルトコンベアと、上側の搬入位置に搬入したトレイを該搬入位置に保持するトレイ保持手段と備え、前記パウチ保持ピンは、内側に移動したとき前記搬入位置の内側に位置し、外側に移動したとき前記レトルトパウチを押し上げてトレイから出すと共に前記ベルトコンベアに押し付けて保持することを特徴とする反転式アンローダー。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出する反転式アンローダーにおいて、前記トレイは底に多数の穴が形成されたトレイであり、前記反転体は中心に水平な反転軸を有して該反転軸を中心に回転自在であり、かつ前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記反転体には内外方向に所定距離移動可能で前記トレイの穴を貫通自在な多数のパウチ保持ピンが設置され、さらに、前記反転軸に連結され、前記反転体を一度に180度ずつ回転させ前記搬入位置が水平になる位置で停止させる反転駆動手段と、前記反転体の上側の搬入位置へのトレイの搬入及び前記搬入位置からのトレイの搬出を行うトレイ搬出入手段と、前記反転体の外側の前記両搬入位置に対向する位置にそれぞれ配置され、内外方向に所定距離移動可能とされたベルトコンベアと、上側の搬入位置に搬入したトレイを該搬入位置に保持するトレイ保持手段と備え、前記パウチ保持ピンは、内側に移動したとき前記搬入位置の内側に位置し、外側に移動したとき前記レトルトパウチを前記ベルトコンベアに押し付けて保持することを特徴とする反転式アンローダー。
- 前記トレイ保持手段は、前記反転体の搬入位置に設置され前記トレイの下面に面接触する支持部材と、前記反転体に対して内外方向に移動可能で、内向きに移動したとき前記トレイの外周部の上縁に接触し、前記トレイを前記支持部材に押し付けて保持する押圧部材からなることを特徴とする請求項15〜17のいずれかに記載された反転式アンローダー。
- 前記トレイ保持手段は、前記反転体の搬入位置に設置され前記トレイの下面に面接触する支持部材と、前記反転体に対して内外方向に移動可能で、内向きに移動したとき前記トレイの外周部の上縁に接触し、前記トレイを前記支持部材に押し付けて保持する押圧部材からなり、該押圧部材が、前記ベルトコンベアに取り付けられ、共に内外方向に移動することを特徴とする請求項15又は17に記載された反転式アンローダー。
- 前記ベルトコンベアの前記反転体に向く側は、一部がトレイ内に進入可能で、当該部分のベルトが前記トレイ内のレトルトパウチを押さえることを特徴とする請求項10〜12,17のいずれかに記載された反転式アンローダー。
- 前記ベルトコンベアの前記反転体に向く側は、レトルトパウチの搬出側が前記反転体から離れる方向に傾斜していることを特徴とする請求項8,9,15,20のいずれかに記載された反転式アンローダー。
- 前記ベルトコンベアは、並列に配置された複数個のベルトを有することを特徴とする請求項8〜21のいずれかに記載された反転式アンローダー。
- 前記ベルトコンベアの駆動軸に駆動用プーリが固定され、前記反転体から独立して該反転体の近傍に前記駆動用プーリの駆動機構が設置され、該駆動機構は前記駆動用プーリとの連結及び連結の解除が可能であることを特徴とする請求項8〜22のいずれかに記載された反転式アンローダー。
- 前記パウチ保持ピンは、ばねにより外向きに付勢されて所定位置に保持され、負荷が掛かったとき後退可能であることを特徴とする請求項10,16,17のいずれかに記載された反転式アンローダー。
- 反転体に上向きの水平状態で搬入したトレイを、レトルトパウチごと前記反転体と共に反転させ、トレイ外に出したレトルトパウチを前記反転体から外部に搬出し、次いで空トレイを前記反転体と共に再度反転させた後搬出する反転式アンローダーにおいて、前記反転体は中心に水平な反転軸を有して該反転軸を中心に回転自在であり、かつ前記反転軸を挟んで両側にそれぞれトレイの搬入位置が設定され、前記搬入位置の内側には環状のベルトコンベアが配置され、さらに、前記反転軸に連結され、前記反転体を一度に180度ずつ回転させ前記搬入位置が水平になる位置で停止させる反転駆動手段と、前記反転体の下側の搬入位置へのトレイの搬入及び前記搬入位置からのトレイの搬出を行うトレイ搬出入手段と、下側の搬入位置に搬入したトレイを前記搬入位置から内側の所定位置に移動させてその位置に保持すると共に、該位置において前記トレイ内のレトルトパウチを前記ベルトコンベアのベルトに押し付けるトレイ保持手段を備え、前記ベルトコンベアの一部がトレイ内に進入可能で、前記トレイ保持手段が下側の搬入位置に搬入したトレイを内側の所定位置に移動させたとき、前記ベルトコンベアの一部がトレイ内に進入し、当該部分のベルトが前記トレイ内のレトルトパウチを押さえ、これにより前記レトルトパウチが前記トレイとベルトの間に保持されることを特徴とする反転式アンローダー。
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