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JP4552884B2 - エンジンの冷却装置 - Google Patents

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JP4552884B2 JP2006119341A JP2006119341A JP4552884B2 JP 4552884 B2 JP4552884 B2 JP 4552884B2 JP 2006119341 A JP2006119341 A JP 2006119341A JP 2006119341 A JP2006119341 A JP 2006119341A JP 4552884 B2 JP4552884 B2 JP 4552884B2
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Description

本発明は、エンジンの冷却装置に関するものである。
従来より、エンジンを冷却するための冷却装置として、シリンダブロック及びシリンダヘッドの内部にそれぞれウォータージャケットと呼ばれる冷却水の流通路を形成し、シリンダブロック内のウォータージャケット(以下、シリンダブロックウォータージャケット)からシリンダヘッド内のウォータージャケット(以下、シリンダヘッドウォータージャケット)へ冷却水を流すことで、該シリンダブロック及びシリンダヘッドを内部から冷却するものが知られている。この場合、冷却水は、シリンダヘッド及びシリンダブロックのウォータジャケット内を流通することで、熱交換によりシリンダヘッド及びシリンダブロックから熱量を受け取って、ラジエータや車室内を暖めるためのキャビンヒータと熱交換して冷却水の熱量を放出するようにしている。
ここで、一般的に、エンジンで熱負荷の高い部分は、上記シリンダブロックにおけるシリンダボア同士の間(以下、シリンダボア間ともいう)や上記シリンダヘッドの排気ポート周辺、特に4バルブエンジンの場合には2つの排気バルブ孔の間に位置するバルブブリッジ部などである。特に、後者のシリンダヘッド排気側のバルブブリッジ部の熱負荷が高いため、この排気側のバルブブリッジ部を冷却すべく、例えば特許文献1に開示されるように、シリンダブロックからシリンダヘッドへ冷却水を流すとともに、該シリンダヘッド内に、バルブブリッジ部へ冷却水を流すような流路が形成されたものが知られている。これにより、バルブブリッジ部を直接冷却することができ、シリンダヘッドの熱負荷を低減できるようになっている。
なお、上記シリンダブロック及びシリンダヘッドのウォータージャケットに供給される冷却水は、一般的に、エンジン回転によって動作するウォーターポンプから送出されるようになっている。
特開2005−69095号公報
ところで、上述のように、上記シリンダブロック及びシリンダヘッド内のウォータージャケットに冷却水を送出するウォーターポンプは、エンジン回転に連動して動作するため、エンジンの負荷になって燃費に大きな影響を及ぼすことになる。そのため、上記ウォーターポンプの容量を小さくしたり、エンジン回転により動作する機械式ポンプではなく電動式ポンプにしたりする等、エンジンの負荷を低減することによって燃費の改善を図ることが考えられている。
しかしながら、このように、シリンダブロック及びシリンダヘッドのウォータージャケットへ冷却水を供給するためのウォーターポンプの容量を小さくしたり、相対的に吐出量の少ない電動ポンプに変更したりすると、該シリンダブロックのシリンダボア間やシリンダヘッドの排気側バルブブリッジ部など熱負荷の高い部分に十分な冷却水が供給されずに、温度が高くなって、信頼性の低下を招くおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シリンダブロック及びシリンダヘッド内のウォータージャケットの構成に工夫を凝らして、少ない冷却水量でもエンジンの熱負荷を効率良く低減することにより、燃費の向上を図りつつ、エンジンの冷却性能及び信頼性を確保することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るエンジンの冷却装置では、シリンダブロックの排気側及び吸気側に位置するシリンダブロックウォータージャケットをそれぞれ上部及び下部に分けて、該シリンダブロックにおけるシリンダボア同士の間に、吸気側のシリンダブロックウォータージャケットの下部と排気側のシリンダブロックウォータージャケットの上部とを連通させる連通路を設けるとともに、シリンダヘッドには、上記排気側シリンダブロックウォータージャケットの上部から排気バルブ孔間のバルブブリッジ部に冷却水が流れるような冷却水流路を設けた。
具体的には、請求項1の発明は、複数のシリンダを形成するシリンダヘッド及びシリンダブロックの内部にそれぞれ設けられたウォータージャケットのうち、該シリンダブロックのシリンダライナ周りを冷却するためのシリンダブロックウォータージャケットを、上部及び下部からなる分割構造としたエンジンの冷却装置を対象とする。
そして、上記シリンダブロックウォータージャケットは、上記シリンダブロックにおいて上記シリンダの一部を構成するシリンダボアの吸気側及び排気側にそれぞれ設けられており、上記シリンダブロックにおけるシリンダボア同士の間には、上記吸気側のウォータージャケットの下部を排気側のウォータージャケットの上部に連通させる連通路が設けられていて、上記シリンダヘッドには、上記排気側のウォータージャケットの上部から排気バルブ孔間のバルブブリッジ部へ冷却水を流すための冷却水流路が設けられているものとする。
この構成により、シリンダブロックにおいてシリンダボアの吸気側及び排気側にそれぞれ設けられたシリンダブロックウォータージャケットは、上部及び下部に分割されて、吸気側のシリンダブロックウォータージャケットの下部と排気側のシリンダブロックウォータージャケットの上部とが連通路によって連通されるため、該連通路を介して吸気側のシリンダブロックウォータージャケットの下部から排気側のシリンダブロックウォータージャケットの上部に冷却水を流すことができ、熱負荷の高い排気側を内部から確実に冷却することができる。
そして、シリンダヘッドには、上記排気側のウォータージャケットの上部からバルブブリッジ部へ冷却水を流すための冷却水流路が形成されているため、この冷却水流路によって、排気側ウォータージャケット内の冷却水を、最も熱負荷の高いシリンダヘッドのバルブブリッジ部に流すことができ、エンジンの熱負荷を効率良く低減することができる。
また、上記連通路は、上記シリンダブロックにおいてシリンダを構成するシリンダボア同士の間に設けられるため、該連通路を流れる冷却水によって、シリンダブロックで比較的熱負荷の高いシリンダボア間を効率良く冷却することができる。
したがって、上述のような構成にすることで、少ない冷却水量でも、比較的熱負荷の高いシリンダブロック排気側、シリンダヘッドのバルブブリッジ部及びシリンダブロックのシリンダボア間を効率良く冷却できるため、冷却水の低流量によって冷間時の放熱量の抑制を図りつつ、エンジン高温時には効率良く熱負荷を低減することができる。
また、上述のような構成にすることで、エンジン全体の冷却性能を大きく悪化させることなく、冷却水の水量を減少させることが可能になるため、ウォーターポンプの容量を小さくすることができ、燃費の向上を図れる。これにより、上記ウォーターポンプをエンジン回転により駆動する機械式ポンプではなく、比較的吐出量は少ないがエンジンにほとんど負荷のかからない電動ポンプにすることも可能になるため、さらなる燃費の向上も可能となる。
上述の構成において、上記シリンダブロックウォータージャケットの下部は、上部よりも幅が広いのが好ましい(請求項2の発明)。これにより、シリンダブロックウォータージャケットの下部における冷却水の流動抵抗を低減できるため、冷却水の流通路全体の抵抗を低減することができ、ウォーターポンプのさらなる小型化等が可能になり、燃費をさらに向上することができる。しかも、シリンダブロックウォータージャケットの上部の幅は下部よりも狭くなるため、該上部内を流れる冷却水の流速を速めることができ、これにより、シリンダブロック上部、特に連通路を介して吸気側のウォータージャケットの下部から冷却水の流入する排気側ウォータージャケットの上部周辺を効果的に冷却することができる。
また、上記シリンダブロックにおけるシリンダボア同士の間には、上記吸気側及び排気側のウォータージャケットにおいてそれぞれ上部と下部とを連通させる連通孔が設けられているものとする(請求項3の発明)。このように、シリンダブロックのシリンダボア同士の間にウォータージャケットの上部と下部とを連通する連通孔を設けることで、該連通孔内を流通する冷却水によってシリンダブロックにおいて最も熱負荷の高いシリンダボア間を効率良く冷却することができ、エンジンの熱負荷を低減することができる。
さらに、上記シリンダブロックウォータージャケットの下部は、該ウォータージャケット内に冷却水を送出するウォーターポンプに近い部分のほうが遠い部分よりも幅が広いのが好ましい(請求項4の発明)。これにより、ウォーターポンプからシリンダブロックウォータージャケットへ冷却水を送出する場合の該ウォータージャケット内の流動抵抗を低減することができるから、吐出量の少ないポンプであっても、シリンダヘッド及びシリンダブロックのウォータージャケット内に効率良く冷却水を流すことができ、該シリンダヘッド及びシリンダブロックを内部から冷却することができる。
本発明によれば、シリンダブロックにおいてシリンダボアの吸気側及び排気側に設けられたシリンダブロックウォータージャケットを上下に分割し、該シリンダブロックにおけるシリンダボア同士の間に、吸気側のシリンダブロックウォータージャケット下部と排気側のシリンダブロックウォータージャケット上部とを連通する連通路を設けたため、該連通路内を吸気側から排気側へ冷却水を流して比較的熱負荷の高いシリンダボア間を効率良く冷却するとともに、排気側に多くの冷却水を流すことが可能になる。そして、シリンダヘッド内に上記排気側のシリンダウォータージャケット上部からバルブブリッジ部に冷却水を流すための冷却水流路を設けることで、最も熱負荷の高いバルブブリッジ部を冷却水によって効率良く冷却することができる。これにより、少ない冷却水量でも、熱負荷の高い部分を優先的に冷却することができ、エンジン全体の熱負荷を効果的に低減できるので、エンジンの信頼性及び冷却性能を確保しつつ、少ない吐出量のポンプを使用することにより燃費の向上を図れる。また、上述のような構成にすることで、冷却水量を少なくできるため、冷間時の放熱量の抑制を図りつつ、エンジン高温時には熱負荷を効率良く低減することができる。
また、上記シリンダブロックウォータージャケットの上部と下部とを連通させる連通孔をシリンダボア間に設けることで、シリンダブロックで最も熱負荷の高いシリンダボア間を効果的に冷却することができ、少ない冷却水量でもエンジンの熱負荷をより効率良く低減できる。
さらに、上記シリンダブロックウォータージャケットの下部の幅を上部よりも広くしたり、ウォーターポンプに近い下部の幅を、遠い部分よりも広くしたりすることで、全体の流動抵抗を低減することができ、ポンプの小型化若しくは電動化によって燃費をさらに向上することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るエンジンE全体の概略斜視図を示し、図2はシリンダブロック1の上面図を示し、図3a、図3b及び図4は、それぞれ、エンジンEを図2におけるIIIa−IIIa線、IIIb−IIIb線及びIV−IV線で切断した場合の断面図を示す。
この実施形態において、エンジンEは、4つの気筒11,11,…がクランク軸(図示省略)の軸方向(図1において紙面左右方向)に沿って直列に並ぶように設けられた直列4気筒エンジンである。また、このエンジンEは、アルミニウム合金製のシリンダブロック1と該シリンダブロック1の上側に組み付けられる同じくアルミニウム合金製のシリンダヘッド2とにより構成されており、該シリンダブロック1とシリンダヘッド2とにより形成される上記気筒11,11,…内でピストン(図示省略)が上下動するように構成されている。なお、図1において、上記シリンダヘッド2の上側には、シリンダヘッドカバー30が取り付けられている。
上記エンジンEは、車両前部に設けられたエンジンルーム内に、クランク軸が車幅方向に向かって延びるように横置き搭載されるもので、図1に示すように、エンジンEの左側(図1において紙面手前側)には、各気筒11内に吸気を導入するための吸気マニホールド40が配設されている。この吸気マニホールド40は、4本の分岐管を有していて、特に図示しないが、各分岐管が上記エンジンE内の各気筒11にそれぞれ連通している。一方、上記エンジンEの右側(図1において紙面奥側)には、排気系(排気マニホールド等、図示省略)が設けられている。
また、上記エンジンEの左前側(図1において紙面手前左側)には、後述するように、上記シリンダブロック1及びシリンダヘッド2に形成されたウォータージャケット15,21内に冷却水を送出するためのウォーターポンプ7が配設されている。なお、このウォーターポンプ7は、シリンダブロック1のエンジン前側に設けられたクランクプーリ50を介してクランク軸(図示省略)により駆動される。
上記シリンダブロック1は、図2に示すように、概略直方体形状のブロック材の上面に、エンジンEの複数の気筒11,11,…の一部を構成するシリンダボア1a,1a,…が直列に並んで開口するように形成されたもので、各気筒11の内周面上(シリンダボア1aの内周面上)に配設されるシリンダライナ12の周辺を冷却するように、該シリンダボア1a,1a,…の吸気側及び排気側に冷却水の流通路としての空洞部15,15(シリンダブロックウォータージャケット、以下、ウォータージャケットとも呼ぶ)が形成されている(図3〜図6参照)。
また、上記シリンダブロック1において、気筒列方向(シリンダ列方向)の両端部及びシリンダボア間のそれぞれ吸気側及び排気側には、シリンダヘッド2とボルト締結するためのボルトが螺合されるボルト穴1b,1b,…が形成されている。さらに、該ボルト穴1b,1b,…よりもシリンダブロック1の吸気側外方及び排気側外方の位置には、それぞれ、エンジンEの圧縮・燃焼行程で燃焼室からクランク室に漏れ出たガスを吸気系に戻すためのブローバイ通路1c,1c,…が設けられている。
上記ウォータージャケット15,15は、図2〜図4に示すように、シリンダボア1a,1a,…の側面に沿って、シリンダブロック内部の吸気側及び排気側に冷却水を流すための流通路であり、上記シリンダブロック1のブロック上面で上方に向かって開口する溝状に形成されている。そして、上記各ウォータージャケット15には、該ウォータージャケット15を上下2つの空間に区画するための仕切壁16が設けられている(図3a、図3b参照)。すなわち、この仕切壁16は、上記各ウォータージャケット15内部を気筒列方向に延びるように設けられていて、これにより、該ウォータージャケット15は上部15aと下部15bとに分けられている。
上記ウォータージャケット15の上部15aと下部15bとは、図2及び図4に示すように、上記シリンダブロック1において各シリンダボア1aの気筒列方向(シリンダ列方向)の一方の端部側(エンジン後側)に設けられたブロック連通孔15c,15c,…によって互いに連通されていて、図5及び図6に示すように、エンジン前側に設けられた上記ウォーターポンプ7からエンジン後方側へ吐出される冷却水は、シリンダブロックのエンジン前側で吸気側と排気側とに分かれて上記下部15b内に流れ込んだ後、上記ブロック連通孔15c,15c,…を介して上部15a内へ流れるようになっている(図4〜図6中の矢印参照)。つまり、上記上部15a内には、図2にも示すように、シリンダボア間に位置するブロック連通孔15c,15c,…を介して下部15bから冷却水が各気筒の周囲に並列に流れることになるため、該ブロック連通孔15c,15c,…を通過する際の冷却水の流速を均一化することができ、シリンダブロック1において最も熱負荷の高いシリンダボア間を効率良く冷却することができる。
ここで、上記ウォータージャケット15は、図3a、図3b及び図4に示すように、仕切壁16によって下部15bのほうが上部15aよりも高さ寸法が大きくなるように区画されているとともに、該下部15bの幅寸法は上部15aよりも大きくなるように形成されている。このように、ウォータージャケット15の上部15aよりも下部15bの幅を広くすることで該下部15bの冷却水の流動抵抗を低減しつつ、下部15bよりも幅の狭い上部15a内を流れる冷却水の流速を該下部15b内の冷却水の流速よりも速めることができる。
したがって、上述の構成により、冷却水の流路全体の流動抵抗を低減しつつ、後述するように上部15aに連通しているシリンダヘッド2のウォータージャケット21にも流速の速い冷却水を供給できるようになるため、冷却水を吐出するウォーターポンプ7をより小型のものにできるとともに、冷却水の水量が少なくてもシリンダブロック1の上部及びシリンダヘッド2を内部から効率良く冷却することができる。
また、図2及び図4に示すように、上記シリンダブロック1には、吸気側及び排気側のウォータージャケット15,15において、吸気側のウォータージャケット15の下部15bが排気側のウォータージャケット15の上部15aに連通するようなクロスドリルと呼ばれる連通路17がシリンダボア間に設けられている。この連通路17を設けることにより、排気側のウォータージャケット15の上部15aには、その下部15bからだけでなく、吸気側のウォータージャケット15の下部15bからも冷却水が供給されることになる。
これにより、より多くの冷却水が排気側のウォータージャケット15の上部15a内に流れることになるため、比較的熱負荷の高いシリンダブロック1の排気側だけでなく、後述するように熱負荷の高い排気側のシリンダヘッド2をより効果的に冷却することができる。さらに、上記連通路17をシリンダブロック1のシリンダボア間に設けることで、該シリンダブロック1において最も温度の高いシリンダボア間を該連通路17内を流れる冷却水によって冷却することができ、エンジンE全体の熱負荷を効率良く低減することができる。
上記ウォータージャケット15の下部15bは、図5及び図6に示すように、シリンダブロック1の気筒列方向に延びて、シリンダボア1a,1a,…の排気側及び吸気側にそれぞれ一つの大きな空間を形成している一方、上部15aは、図2に示すように、各シリンダボア1aに対応して区画されている。すなわち、上記ウォータージャケット15の上部15aは、シリンダボア1a,1a,…毎に排気側及び吸気側の流路15d,15e,…がそれぞれ独立して形成されるように、シリンダブロック1のシリンダボア間に設けられた仕切壁1d,1d,…によって仕切られている。
なお、図1に示すように、本実施形態では、上記ウォータージャケット15の上部15aの気筒列方向両端部では、排気側及び吸気側が一つの流路によって構成されているが、この限りではなく、この気筒列方向両端部でも上部15aの排気側及び吸気側を上記仕切壁1dによって区画するようにしてもよい。
以上より、上記シリンダブロック1におけるウォータージャケット15の上部15aには、シリンダボア1a毎に吸気側流通路15d,15d,…及び排気側流通路15e,15e,…が形成されることになる。そして、各吸気側流通路15d及び排気側流通路15eには、それぞれ、上記ウォータージャケット15の上部15aと下部15bとを連通させるための上記ブロック連通孔15cが形成されている(気筒列方向両端部のうちエンジン後側の端部では、吸気側流通路15dと排気側流通路15eとが繋がって一つの流路になっているため、ブロック連通孔15cは一つ)ため、各流路15d,15e,…に流れ込む冷却水が合流することはなく、合流によって冷却水の流速が低下して澱むこともないため、シリンダブロック1の上部及びシリンダヘッド2を効率良く冷却することができる。
ここで、上述のように上下2つの空間に区画されたウォータージャケット15を有するシリンダブロック1を製造する方法としては、低圧鋳造若しくはダイカストの2つの鋳造方法が考えられる。前者の低圧鋳造では、低圧で鋳型内に注湯されるため、中子の使用が可能であり、上記シリンダブロック1のウォータージャケット15のうち、上部15aをシリンダブロック1形成用の上型によって形成する一方、下部15bを中子によって形成する。そして、この低圧鋳造の場合には、上記中子を支持するために、シリンダブロック1の側方(エンジン側方)及び前後(エンジン前側、後側)位置に幅木を設ける。これにより、上下2つの空間に区画されたウォータージャケット15を有するシリンダブロック1を容易に一体で製作することができる。
一方、上記後者のダイカストは、精密な金型に溶融金属を高圧で圧入する方法であり、上述の低圧鋳造のように中子を用いてウォータージャケット15の下部15bを形成できないため、図8に示すように、シリンダブロック1のエンジン左側及び右側の側面(図8における紙面左右側)に、それぞれ、気筒列方向(エンジン前後方向)に延びる溝部1e,1eを一体形成し、これらの溝部1e,1eをシリンダブロック1側面にボルト締めされるカバー13,13によって覆うことで、上記下部15bを形成するようにしている。このようにダイカストによって鋳造した場合には、金型によりシリンダブロック1を大量に生産可能なため、シリンダブロック1の生産性を向上することができる。
上記シリンダヘッド2は、シリンダブロック1の上側に取り付けられるアルミニウム合金製の部材で、下面には燃焼室3の一部を構成する空間が、内部には、該燃焼室3と吸気管及び排気管(図示省略)とを連通させる吸気ポート4及び排気ポート5(図5及び図6参照)や、燃焼室3内のガスに点火するための点火プラグ6(図3a、図3b参照)の配置スペースなどが、設けられている。
また、上記シリンダヘッド2の内部には、図3a、図3b、図5及び図6に示すように、吸気ポート4及び排気ポート5の周辺を冷却するための冷却水の流路としての空洞部21(シリンダヘッドウォータージャケット、以下、ウォータージャケットとも呼ぶ)が形成されている。さらに、このシリンダヘッド2には、上記ウォータージャケット21を上記シリンダブロック1に形成されたウォータージャケット15の上部15aに連通させるように、複数の連通孔21a,21a,…が形成されている。
具体的には、これらの連通孔21a,21a,…は、上記シリンダブロック1のウォータージャケット15の上部15aに対して、図2に示すように、上面視で、各シリンダボア1aの吸気側では、上記ブロック連通孔15cとはシリンダボア1aの気筒列方向反対側の端部に形成される一方、各シリンダボア1aの排気側では、気筒列方向のシリンダボア中央付近に形成されている。なお、図2に示すように、上記連通孔21aは、上述以外にも、気筒列方向の他方の端部側(エンジン前側)にも設けられていて、エンジン前側に位置するシリンダボア1aの吸気側及び排気側を流れた冷却水のうち、該吸気側及び排気側の連通孔21a,21a,…からシリンダヘッド2側へ流れなかった残りの冷却水を該シリンダヘッド2側へ確実に流すように構成されている。
これにより、上記シリンダブロック1のウォータージャケット15の上部15a内を流れる冷却水は、各シリンダボア1aの吸気側では、該各シリンダボア1aの吸気側部分に沿って周方向全体に流れる一方、各シリンダボア1aの排気側では、該各シリンダボア1aの排気側部分に沿って周方向に当該部分の約半分の範囲を流れて、上記シリンダヘッド2のウォータージャケット21内へ流れることになる。
したがって、上述のような構成にすることで、シリンダブロック1の吸気側は冷却水によって十分に冷却されるため、燃焼室内において火炎伝播の遅い吸気側で異常燃焼が生じるのを防止することができ、ノッキングの発生を抑制することができる。
また、上述の構成により、シリンダブロック1の排気側は吸気側よりも冷却水が上部15aを流れる距離が短く、吸気側よりも早くシリンダヘッド2側に冷却水を供給することになるため、該シリンダヘッド2を内部から効果的に冷却することができる。
ここで、上記エンジンEは、一つの気筒の吸気ポート4及び排気ポート5に対して、吸気バルブ及び排気バルブ(図示省略)が2つずつ設けられた4バルブエンジンであり、図7に示すように、上記シリンダヘッド2には、1つの気筒に対してその吸気側及び排気側にそれぞれバルブ孔2a,2a,2b,2bが2つずつ形成されている。
そのため、上記シリンダヘッド2の吸気側及び排気側には、上記バルブ孔2a,2a,2b,2bの間の部分、すなわちバルブブリッジ部2c,2dが形成されている。これらのバルブブリッジ部2c,2dは、上記ポート4,5の熱によって高温になりやすく、特に、高温のガスが流れる排気側では、バルブブリッジ部2dの熱負荷が最も高くなるため、冷却水によって該バルブブリッジ部2dを十分に冷却する必要がある。
そこで、上記ウォータージャケット21の連通孔21a,21a,…のうち、各気筒の排気側に位置する連通孔21a(冷却水流路)を上記バルブブリッジ部2dに設けることで、シリンダブロック1のウォータージャケット上部15aから最も熱負荷の高い該バルブブリッジ部2dに冷却水が直接、供給されるようにした。すなわち、上記シリンダヘッド2におけるバルブブリッジ部2dの内部には、上述のように、上記シリンダブロック1のウォータージャケット15の上部15aにおいて各気筒の排気側の周方向約半分の位置まで流れた冷却水を流すための連通孔21aが形成されており、これにより、該バルブブリッジ部2dを優先的に冷却することができ、効率良くエンジンを冷却することができる。なお、上記図7において、符号2eは、点火プラグ6の配置されるプラグボス部である。
ここで、図3a、図3b及び図4に示すように、上記シリンダブロック1と上記シリンダヘッド2との間には、金属製のガスケット8が挟持されている。当然のことながら、このガスケット8にも、上記シリンダブロック1のウォータージャケット15の上部15aに上記シリンダヘッド2のウォータージャケット21を連通させるための連通孔21a,21a,…やボルト穴1b,1b,…、ブローバイ通路1c,1c,…等に対応して、貫通孔が形成されている。
以上の構成より、シリンダブロック1内のシリンダボア吸気側及び排気側にそれぞれ形成されたウォータージャケット15,15は、仕切壁16,16によって上下2つの空間に区画され、吸気側のウォータージャケット15の下部15bと排気側のウォータージャケット15の上部15aとは、シリンダボア間に設けられた連通路17によって連通するため、該排気側のウォータージャケット15の上部15aに多くの冷却水を流すことができ、比較的熱負荷の高い排気側を効果的に冷却することができる。しかも、上記連通路17は、シリンダブロック1のシリンダボア間に設けられるため、該シリンダブロック1で最も熱負荷の高いシリンダボア間を効率良く冷却して、エンジン全体の熱負荷を低減することができる。
また、シリンダブロック1におけるウォータージャケット15の上部15aとシリンダヘッド2内のウォータージャケット21とは連通孔21a,21a,…によって連通するように構成されていて、排気側に位置する連通孔21aは、シリンダヘッド2で最も熱負荷の高い排気バルブ孔2b,2bの間の部分、すなわちバルブブリッジ部2dに設けられているため、上述のように排気側に多く集められた冷却水を該連通孔21a内に流すことで、排気側のバルブブリッジ部2dを内部から効果的に冷却することができ、エンジンの熱負荷を効率良く低減することができる。
特に、上述の実施形態において、上記連通孔21a,21a,…は、シリンダボア1aの吸気側では、ウォータージャケット15の上部15aと下部15bとを連通する上記連通孔15cに対してシリンダボア1aのシリンダ列方向反対側に設けられている一方、シリンダボア1aの排気側では、シリンダ列方向のシリンダボア中央付近に設けられているため、吸気側ではシリンダブロック1の各シリンダボア1aまわり全体に冷却水が流れ、比較的温度の高い排気側では、シリンダヘッド2に対して吸気側よりも早めに冷却水が供給されるようになっている。これにより、各シリンダボア1aの吸気側ではシリンダブロック1を十分に冷却して、ノッキングの発生を抑えることができる一方、排気側では、多量の冷却水を早めにシリンダヘッド2に流して該シリンダヘッド2を効果的に冷却することができる。
また、シリンダブロック1における吸気側及び排気側のウォータージャケット15,15の上部15a,15aと下部15b,15bとは、上記連通路17以外にも、シリンダボア間に形成されたブロック連通孔15c,15c,…によって連通しており、該連通孔15c,15c,…を介して冷却水は下部15bから上部15aへ流れるため、シリンダブロック1及びシリンダヘッド2全体を内部から冷却することができる。しかも、上記ブロック連通孔15c,15c,…は、比較的高温になるシリンダボア間に設けられているため、該シリンダボア間を冷却水によって冷却することができる。さらに、シリンダボア1a毎に上記ブロック連通孔15c,15c,…を介して該ボア1a周辺に下部15bから上部15aへ冷却水が流れるように構成されているため、該ブロック連通孔15c,15c,…を通過する際の冷却水の流速を均一化でき、上記シリンダボア間を確実に冷却することができる。
このように、比較的熱負荷の高い部分に優先的に冷却水が流れるように構成することで、冷却水の水量が少ない場合でも、当該熱負荷の高い部分を優先的に冷却できるため、ウォーターポンプ7の容量小型化若しくは電動化による燃費の向上と、エンジンEの冷却性能の悪化防止による信頼性の確保との両立を図れる。
また、上記シリンダブロック1のウォータージャケット15の下部15bは、上部15aよりも幅が広くなるように形成されているため、該下部15b内の冷却水の流動抵抗を低減することができるとともに、比較的幅の狭い上記上部15a内の冷却水の流速を増大させることができ、該上部15aに連通するシリンダヘッド2内部を効果的に冷却することができる。さらに、上記下部15bにおいて、ウォーターポンプ7に近い側(フロント側気筒の近傍)の幅Wf(図3a参照)を、遠い側(リア側気筒の近傍)の幅Wr(図3b参照)よりも広くなるように形成することによっても、該下部15b内の冷却水の流動抵抗を低減することができる。このように、ウォータージャケット15内の冷却水の流動抵抗を低減することで、冷却水の流路全体の流動抵抗を低減することができ、これにより、上記ウォーターポンプ7の容量をさらに小さくしてエンジンの負荷を軽減でき、さらなる燃費の向上を図れる。
(その他の実施形態)
本発明の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、シリンダブロック1のウォータージャケット15の上部15aとシリンダヘッド2のウォータージャケット21とを連通させるように該シリンダヘッド2に形成される連通孔21a,21a,…のうち、排気側に位置する連通孔21a,21a,…を気筒列方向のシリンダボア中央付近に設けるようにしている(図2参照)が、この限りではなく、吸気側の連通孔21a,21a,…と同様、シリンダブロックウォータージャケット15の上部15aと下部15bとを連通するブロック連通孔15c,15c,…に対してシリンダボア1aの気筒列方向反対側に設けてもよい。
また、上記実施形態では、4つの気筒が直列に並んだ直列4気筒のエンジンに適用しているが、この限りではなく、例えば6気筒や8気筒など、4気筒よりも気筒数の多いエンジンに適用してもよい。
以上説明したように、本発明におけるエンジンの冷却装置は、シリンダブロックの吸気側及び排気側に位置するウォータージャケットを上下に分割して、吸気側のウォータージャケットの下部と排気側のウォータージャケットの上部とを連通する連通路をシリンダボア間に設けたことにより、少ない冷却水量でも熱負荷の高い排気側を効率良く冷却することができ、燃費の向上とエンジンの信頼性確保との両立を図れるから、例えば低燃費で運転するエンジンに特に有用である。
本発明の実施形態に係るエンジンの概略構成を示す斜視図である。 シリンダブロックの上面図である。 図1におけるIIIa−IIIa線断面図である。 図1におけるIIIb−IIIb線断面図である。 図1におけるIV−IV線断面図である。 図1におけるVa−Va線部分断面図(シリンダブロックのみ、シリンダヘッドはVb−Vb線における断面図)である。 図1におけるVIa−VIa線部分断面図(シリンダブロックのみ、シリンダヘッドはVIb−VIb線における断面図)である。 図3a(図3b)におけるVII-VII線断面図である。 シリンダブロックをダイカストで製造した場合の図3a(図3b)相当図である。
符号の説明
E エンジン
1 シリンダブロック
1a シリンダボア
1d 仕切壁
2 シリンダヘッド
2a 吸気側バルブ孔
2b 排気側バルブ孔(排気バルブ孔)
2c 吸気側バルブブリッジ部
2d 排気側バルブブリッジ部(バルブブリッジ部)
7 ウォーターポンプ
11 気筒(シリンダ)
12 シリンダライナ
15 空洞部(シリンダブロックウォータージャケット)
15a 上部
15b 下部
15c ブロック連通孔
17 連通路
21 空洞部(シリンダヘッドウォータージャケット)
21a 連通孔(冷却水流路)

Claims (4)

  1. 複数のシリンダを形成するシリンダヘッド及びシリンダブロックの内部にそれぞれ設けられたウォータージャケットのうち、該シリンダブロックのシリンダライナ周りを冷却するためのシリンダブロックウォータージャケットを、上部及び下部からなる分割構造としたエンジンの冷却装置であって、
    上記シリンダブロックウォータージャケットは、上記シリンダブロックにおいて上記シリンダの一部を構成するシリンダボアの吸気側及び排気側にそれぞれ設けられており、
    上記シリンダブロックにおけるシリンダボア同士の間には、上記吸気側のウォータージャケットの下部を排気側のウォータージャケットの上部に連通させる連通路が設けられていて、
    上記シリンダヘッドには、上記排気側のウォータージャケットの上部から排気バルブ孔間のバルブブリッジ部へ冷却水を流すための冷却水流路が設けられていることを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 請求項1において、
    上記シリンダブロックウォータージャケットの下部は、上部よりも幅が広いことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  3. 請求項1または2のいずれか一つにおいて、
    上記シリンダブロックにおけるシリンダボア同士の間には、上記吸気側及び排気側のシリンダブロックウォータージャケットにおいてそれぞれ上部と下部とを連通させる連通孔が設けられていることを特徴とするエンジンの冷却装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つにおいて、
    上記シリンダブロックウォータージャケットの下部は、該ウォータージャケット内に冷却水を送出するウォーターポンプに近い部分のほうが遠い部分よりも幅が広いことを特徴とするエンジンの冷却装置。
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