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JP4549250B2 - 清掃用物品 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃用物品、特に把手挿入部を有し、把手を該把手挿入部内に挿入して取り付け可能になされている清掃用物品に関する。
従来、把手挿入部を有し、把手を該把手挿入部内に挿入して取り付け可能になされている清掃用物品が広く知られている。この種の清掃用物品において、把手が清掃用物品から外れない様にするため、把手挿入部の幅を部分的に狭くしている場合がある。この清掃用物品は、把手が挿入し難く、また把手を外し難くなっている。一方、把手が挿入し易くするために把手挿入部の幅を広くすると、把手を挿入し易いが、把手が外れ易い清掃用物品となってしまい、清掃中に把手が清掃用物品から外れてトラブルを起こす場合がある。
また、繊維製の拭材が、拭面部を有する把手基体の拭面部を覆うと共にその端縁部を屈曲状態で覆うようになっており、拭材が袋状となって把手挿入部を形成している清掃用物品がある。
例えば、特許文献1において、線状の複数の切れ目が一列に並んでなる切れ目列を2つ有するシート状の繊維製品からなる拭材であって、前記切れ目列の方向に対し、その切れ目列を構成する各切れ目の方向が角度を有しており、各切れ目の両端は拭材の端縁よりも内方に位置しており、拭材が袋状となって把手挿入部を形成し、把手が挿入されている清掃用物品が開示されている。
特開2001−286424号公報
特許文献1記載の清掃用物品によれば、繊維製の拭材における把手基体の拭面部のうち拭対象部に接する部分の端縁部を覆う部分においては、その端縁部に対し各切れ目が交差しており、清掃対象部を拭いている状態において、端縁側に位置するそれらの切れ目はやや開口した状態となり、集積した塵埃がやや開口した各切れ目に絡まって保持され、拭掃除の効率を高められている。しかしながら、把手を挿入し易く且つ把手が清掃中に外れ難いといった工夫はなされていない。
従って本発明の目的は、把手を挿入し易く且つ清掃中に把手が外れ難い清掃用物品を提供することにある。
本発明は、扁平な筒状の把手挿入部を有し、把手を該把手挿入部内に挿入して取り付け可能になされている清掃用物品であって、前記把手挿入部は、2枚の縦長のシートが、該シートの幅方向に離間し、それぞれ長手方向に延びる複数の接合部で貼り合わされて形成されており、少なくとも一方の前記シートにおける隣り合う接合部同士間の中央部分に切れ目が設けられている清掃用物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の清掃用物品によれば、把手を挿入し易く且つ清掃中に把手が外れ難い。
以下、本発明の清掃用物品の好ましい第1実施形態について、図1〜図3を参照しながら説明する。
本実施形態の清掃用物品10は、図1〜図3に示すように、全体として縦長で扁平な形状を有するものであり、扁平な筒状の一対の把手挿入部15,15を有し、把手20を一対の該把手挿入部15,15内に挿入して取り付け可能になされている。清掃用物品10は4層の同形の繊維層11a,11b,11c,11dを備えている。また清掃用物品10は2枚の同形の掻き出し用シート12a,12bを備えている。
本実施形態の清掃用物品10において、繊維層11bと繊維層11cとの間には、図2及び図3に示すように、何れも矩形であって、2枚の縦長のシートである把手装着用シート13a,13bが配されている。2枚の把手装着用シート13a,13bはそれらの長手方向が、清掃用物品10の長手方向と一致している。把手装着用シート13a,13bは、それらの長さが繊維層11a,11b,11c,11dの長さとほぼ同じになっている。しかし、把手装着用シート13a,13bの幅は、繊維層11a,11b,11c,11dの幅よりも狭くなっている。
本実施形態の清掃用物品10において、一対の扁平な筒状の把手挿入部15,15は、図3に示すように、2枚の縦長の把手装着用シート13a,13bが、該シートの幅方向に離間し、それぞれ長手方向に延びる3つの接合部16a,16b,16cで貼り合わされて形成されており、2枚の前記シート13a,13bそれぞれにおける隣り合う接合部同士間の中央部分に複数の直線状の切れ目17,17…が設けられている。ここで、隣り合う接合部同士間の中央部分は、隣り合う接合部同士間においてその両端部を除く領域であるが、少なくともこの部分に切れ目が設けてあれば良く、当然シート13a,13bの全面に切れ目が設けてあっても良い。
本実施形態の清掃用物品10について、更に説明すると、一対の把手挿入部15,15それぞれは、図3に示すように、把手装着用シート13a,13bの長手方向の前後端部間に亘り形成されている。一対の把手挿入部15,15それぞれは、本物品10が包装されている状態においては、両シート13a,13bが重なった状態にあるが、後述する把手20を挿入した場合、両シート13a,13bの部分が離間し、図1に示すように、筒状の空間が形成されるようになされている。
筒状の把手挿入部15は、該シート13a,13bにおける長手方向の前後端部それぞれに開口部を有しており、把手20は何れの該開口部からも把手挿入部15内に挿入可能となっている。本実施形態の清掃用物品10で清掃する際には、図1に示すように、把手20を一対の把手挿入部15,15に挿入固定した状態で用いられる。
本実施形態の清掃用物品10における一対の把手挿入部15,15において、その幅方向中央部に位置している接合部16bは、直線状のヒートシールであって、該シート13a,13bの長手方向の前後端部間に亘り形成されている。接合部16bの位置は、把手装着用シート13a,13bの幅方向中央部でもある。
また、前記接合部16bの両脇に配されている2つの接合部16a,16c(図3において点線で囲まれた部分)それぞれは、円形のヒートシールによるエンボス部18が、該シート13a,13bの長手方向に等間隔に並んで形成されている。接合部16a、16cそれぞれにおいて、エンボス部18同士の間の部分における2枚の該シート13a,13b同士は接合されていない。2つの接合部16a、16cそれぞれは、前記接合部16bから幅方向に略等距離離れて形成されている。
尚、2枚の把手装着用シート13a,13bのうち、上側に位置しているシート13aにおける長手方向の前後端部それぞれは、図2及び図3に示すように、上側に折り返されており、折り返されている部分の両端部それぞれは、下側に位置している把手装着用シート13bとヒートシールによるエンボスで接合されている。
本実施形態の清掃用物品10における一対の把手挿入部15,15は、図3に示すように、把手挿入方向と平行に形成された複数の縦方向の切れ目17,17…を有している。本実施形態における把手挿入方向は、把手装着用シート13a,13bの長手方向と一致している。複数の切れ目17,17…は、両シート13a,13b共に設けられており、両シート13a,13bが2枚重ねの状態で該各切れ目17,17…が形成されるため、背面側にも同一パターンで形成されている。
各把手挿入部15において、複数の切れ目17,17…は千鳥格子状に配されている。詳述すると、各把手挿入部15には、切れ目17が長手方向に等間隔に連なる列が、幅方向に3本形成されている。3本の該列は、幅方向に等間隔に配されている。幅方向の両脇に位置する2つの列において、各切れ目17は、幅方向に揃っている。また、幅方向中央に位置する列を形成する各切れ目17は、両脇に位置している列を形成する各切れ目とは、側面視した場合、重ならないように配されている。側面視とは、把手装着用シート13a,13bを、側面から見た様子である。
前記シート13a,13bの幅方向に等間隔で配されている3本の前記列において、その間隔は、把手20が把手挿入部15に挿入し易く且つ清掃中には外れ難くなる観点から、具体的には2〜15mmであることが好ましい。また、3本の前記列おいて、縦方向の各切れ目17の長さは略同じであり、同様の観点から、具体的には、1〜10mmであり、特に2〜7mmであることが好ましい。該列の長手方向に等間隔に形成されている切れ目17同士の間隔は、該切れ目17と同じ長さである。
一対の把手挿入部15,15を形成している2つの接合部16a、16cにおけるエンボス部18同士の長手方向の間隔は、把手20を把手挿入部15に挿入する際に引っかからないようにする観点から、5〜35mmであることが好ましい。
本実施形態の清掃用物品10について、更にまた説明すると、繊維層11a,11b,11c,11dは、所定の厚みをもって繊維束が配向されてなるものである。繊維束は、図1及び図2に示すように、清掃用物品10の幅方向に略配向している。
隣り合う繊維層である繊維層11aと繊維層11bとの間には、縦長矩形の掻き出し用シート12aが配されている。同様に繊維層11cと繊維層11dとの間には、縦長矩形の掻き出し用シート12bが配されている。2枚の掻き出し用シート12a,12bは同形をしている。また2枚の掻き出し用シート12a,12bはそれらの長手方向が、清掃用物品10の長手方向と一致している。
各繊維層11a〜11dと、2枚の縦長の把手装着用シート13a,13bと、2枚の掻き出し用シート12a,12bとは、各繊維層11a〜11dにおける繊維の配向方向が、掻き出し用シート12a,12b及び把手装着用シート13a,13bの長手方向と略直交するように積層されている。更に繊維層、把手装着用シート及び掻き出し用シートは、それらの幅方向中央部を一致させて、把手装着用シート及び掻き出し用シートの長手方向にわたり接合されている。接合は、所定幅をもった直線状の接合ライン14に沿って行われる。接合ライン14は、繊維層、把手装着用シート及び掻き出し用シートの幅方向中央部に形成される。接合ラインは、例えば熱融着、接着剤による接着などの公知の接合手段によって形成される。繊維層、把手装着用シート及び掻き出し用シートの何れもが熱融着性の材料から構成されている場合には、熱融着によって接合ライン14を形成することが簡便である。この場合、一対の把手挿入部15,15を形成している接合部16bは、接合ライン14の形成と共に設けられることが好ましい。
また、繊維層11bと把手装着用シート13a,13bと繊維層11cとは、接合部16a、16cを形成しているエンボス部18,18…において融着されていることが、清掃用物品10に対して、柔軟性を確保しつつ剛性が与えられる観点から好ましい。
また把手20は、図2に示すように、把持部21と把持部の先端から二股に分岐した挿入部22,22とを備えている。把持部21と挿入部22とは所定の角度をなしている。挿入部22は細長い扁平な板状の形状をしている。挿入部22がこのような形状となっていることで、挿入部22に可撓性が付与される。このことは、曲面や凹凸を有する清掃対象面を清掃した場合に、清掃用物品10が清掃対象面に追従し易くなり、埃の除去効率が高まる観点から有利である。各挿入部22は、2枚の把手装着用シート13a,13bによって形成される把手挿入部15内にそれぞれ挿入される。挿入部22,22間には、挿入部22よりも短い長さを有するフック部23が設けられている。フック部23はその先端が所定の角度をなして上方を向いている。フック部23は、挿入部22が把手挿入部15内に挿入された状態で清掃用物品10と係合することで、挿入部22が清掃用物品10から抜けにくくする働きを有している。
前述した本発明の清掃用物品10において、各把手挿入部15の幅は、把手20が清掃用物品に入れ易く且つ清掃中には外れ難くい観点から、把手20の各挿入部22の幅と略同じ長さにすることが好ましい。各該挿入部22が一対の把手挿入部15,15それぞれに挿入されている状態において、把手挿入部15は、その幅方向に、挿入部22の厚み相当分だけ伸び、該挿入部22を締め付けている。
切り込み17が設けられている把手挿入部15の幅方向の好ましい伸度は、挿入部22の厚みによって変わる。通常の把手20の挿入部22の厚みは1〜7mmであり、挿入部22の幅は5〜25mmであることから、把手挿入部15の幅方向の伸度は、把手20が清掃用物品に入れ易く且つ清掃中に外れ難くなる観点から、1.0〜8.0%であることが好ましい。この伸度は、切り込みの形状及び配置パターンと、把手装着用シート13a,13bの形成材料の幅方向の伸度との組み合わせにより調節可能である。伸度の測定方法については後述する。
把手挿入部15の幅は、2枚の把手装着用シート13a,13bが重なった状態において、接合部16aを形成している円形のエンボス部18の幅方向内側の縁端と接合部16bの幅方向外側の縁端との間を、把手装着用シート13a,13bの幅方向に沿って測った距離である。接合部16cと接合部16bとの間についても同様である。
本実施形態の清掃用物品10を構成する各部材について説明すると、把手装着用シート13a,13bの形成材料としては、従来の清掃用物品に用いられている不織布等の繊維シートを用いることができる。特に、エアスルー不織布もしくはスパンボンド不織布が好ましい。
また、各繊維層11a〜11dを構成する繊維としては、繊維長が30〜150mm、特に50〜120mmのものを用いることが、埃の絡み取り性の点から好ましい。本実施形態においては、このような繊維長を有する繊維を繊維束(トウ)の状態で用いる。その際には公知の開繊装置を用いて繊維を十分に開繊しておくことが好ましい。
前述した本発明の清掃用物品10によれば、把手20の各挿入部22の先端が、筒状の各把手挿入部15内に挿入されていくと、各切れ目17が順次開き、把手挿入部の幅が部分的に広くなるため、把手20が挿入し易くなされている。また、複数の縦長の切れ目17,17…が各把手挿入部15の長手方向に千鳥格子状に配されているため、把手挿入部15の長手方向全体に亘って、把手20が挿入し易くなされている。
一方、把手20の各挿入部22全体が把手挿入部15に挿入された状態においては、各挿入部22がその長手方向に亘って筒状の把手挿入部15によって締め付けられており、清掃中に把手20が一対の把手挿入部15,15から外れ難くなされている。更に、把手20が把手挿入部15から外れ難くなる理由として以下の説明が挙げられる。(1)板状の各挿入部22は、把手挿入部15を形成している、複数の縦長の切れ目17,17…を施された把手装着用シート13a,13bと面接触しており、その静摩擦係数は、把手20の挿入時の動摩擦係数よりも大きいこと。(2)フック部23が清掃用物品10と係合していること。
次に本発明の第2実施形態の清掃用物品10を、図4を参照しながら説明する。第2実施形態について、特に説明しない点については、第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図4において、図1〜図3と同じ部材に同じ符号を付してある。
本実施形態の清掃用物品10は、図4に示すように、把手挿入部15が一つだけ設けられている。2枚の同形で縦長の把手装着用シート13a,13bが、その長手方向に亘る2つの接合部16a,16cで貼り合わされて筒状の把手挿入部15が形成されている。2つの接合部16a,16c(図4において点線で囲まれた部分)それぞれは、図4に示すように、円形のヒートシールによるエンボス部18が、該シート13a,13bの長手方向に等間隔に並んで形成されている。第1実施形態の清掃用物品に設けられていた線状のヒートシールによる接合部は形成されていない。
本実施形態において、把手20の挿入部の形状は、その幅が把手挿入部15と略同じ幅を有していれば、第1実施形態と同様に2股に分岐していても良いし、分岐していない一体的形状であっても良い。
また、本実施形態において、接合ライン14は、2枚の把手装着用シート同士13a,13bを接合しないように形成されている。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、把手20の挿入部が2股に分岐していない一体的形状を有している場合には、該挿入部の剛性が把手20により高められているため、隅部や壁と家具の間の隙間などを清掃する場合、又は清掃対象面にこびりついたゴミを掻き取り、除去する場合において、操作性が向上する。
本発明の清掃用物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明の清掃用物品の各実施形態における把手挿入部において、直線状の切れ目が設けられていたが、幅のある切れ目(スリット)であっても良い。
また、各実施形態において、切れ目は2枚の把手装着用シートそれぞれに設けられていたが、少なくとも一方のシートに設けられていれば良い。
また、各実施形態における把手挿入部は、把手挿入方向と平行に形成された縦方向の線状の切れ目を有していたが、該切れ目と、該切れ目と直交する方向の横方向の切れ目とからなる十文字状の切れ目を有していても良い。
前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
また、本発明の清掃用物品は、各繊維層の繊維を毛羽立たせても良い。各繊維層の繊維全体を毛羽立たせた場合、本物品は、その全体の形状が円柱状となり、繊維層端部の面積が増加し、その捕集効果が高められる。
本発明の清掃用物品は、通常乾式の状態で、使い捨ての物品として、例えばテーブルや机、タンスなどの家具、テレビやビデオデッキ、冷蔵庫などの家電製品等の清掃に用いられる。また、部屋の隅部や、壁と家具との間の狭い隙間の清掃にも用いられる。
以下、本発明の実施例を用いて更に説明する。ただし、本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。
[実施例1]
図1及び図2に示す清掃用物品を製造した。各繊維層11a〜11dとして、繊維長80mmの芯鞘型熱融着性複合繊維を用いた。この複合繊維は、芯がポリエチレンテレフタレート、鞘がポリエチレンから構成されている太さ2.2dtexのものであった。各繊維層11a〜11dの坪量は何れも250g/m2であった。各繊維層11a〜11dは、前記の複合繊維の繊維束(トウ)を開繊装置で開繊したものであった。
図5(a)に示す切れ目の形状及び配置パターンを有する把手挿入部を製造した。把手装着用シート13a,13bとしては、坪量40g/m2のエアスルー不織布を用いた。構成繊維は、芯がポリエチレンテレフタレート、鞘がポリエチレンから構成されている芯鞘型熱融着性複合繊維(3.3dtex×51mm)であった。シートの寸法は60mm×140mmであった。不織布のMD方向を、シートの長手方向と一致させた。
2枚の同形の把手装着用シートを、その長手方向に亘る2つの接合部で貼り合わされて筒状の把手挿入部を形成した。各接合部は、円形のエンボスを長手方向に25mm間隔に設けて形成した。各接合部の幅方向の間隔は32mmであった。
次いで、把手挿入部に縦長の切れ目を形成した。各切れ目の長さは5mmであり、把手の挿入方向と平行に設けた。切れ目がシート長手方向に等間隔に連なる列を、シート幅方向に等間隔に3列設けた。各列のシート幅方向の間隔は10mmであった。各列における切れ目同士のシート長手方向の間隔は、5mmであった。各列における切れ目が、シート幅方向に揃うように各列を配した。複数の切れ目は、両シートを2枚重ねの状態で形成したため、背面側にも同一パターンで形成された。
掻き出し用シート12a,12bとしては、把手装着用シート13a,13bと同じ不織布を用いた。このシートの寸法は80mm×140mmであった。
これらの各部材を図2に示す分解斜視図のように積層し、幅方向の中央部において接合ライン14によって熱融着した。本実施例において、接合ライン14は、2枚の把手装着用シート同士を接合しないように形成した。こうして第1実施例の清掃用物品を得た。
[実施例2]
図5(b)に示す切れ目の形状及び配置パターンを有する把手挿入部を製造した。縦長の各切れ目の長さは10mmであり、把手の挿入方向と平行に設けた。切れ目がシート長手方向に等間隔に連なる列を、シート幅方向に等間隔に3列設けた。各列のシート幅方向の間隔は10mmであった。各列における切れ目同士のシート長手方向の間隔は、5mmであった。その他は第1実施例と同様にして、第2実施例の清掃用物品を得た。
[実施例3]
図5(c)に示す切れ目の形状及び配置パターンを有する把手挿入部を製造した。縦長の各切れ目の長さは5mmであり、把手の挿入方向と平行に設けた。切れ目がシート長手方向に等間隔に連なる列を、シート幅方向に等間隔に3列設けた。各列のシート幅方向の間隔は10mmであった。各列における切れ目同士のシート長手方向の間隔は5mmであった。各切れ目が千鳥格子状なるように各列を配した。その他は第1実施例と同様にして、第3実施例の清掃用物品を得た。
[実施例4]
図5(d)に示す切れ目の形状及び配置パターンを有する把手挿入部を製造した。把手の挿入方向と平行な縦長の切れ目と、該切れ目と直交する方向の横方向の切れ目とからなる十文字状の切れ目を形成した。該十文字状の切れ目がシート長手方向に等間隔に連なる列を3列形成した。十文字を形成している横長及び縦長の切れ目それぞれの長さは同じであり3mmであった。各列のシート幅方向の間隔は10mmであった。各列における十文字状の切れ目同士のシート長手方向の間隔は、5mmであった。各切れ目が千鳥格子状なるように各列を配した。その他は第1実施例と同様にして、第4実施例の清掃用物品を得た。
[実施例5]
図6(a)に示す切れ目の形状及び配置パターンを有する把手挿入部片を、第1実施例における把手装着用シートに用いた不織布のシートから作製した。該シートの寸法は200mm×30mmであり、不織布のMD方向をシートの長手方向と一致させた。切れ目をシートの長手方向中央部の100mmの範囲に形成した。該シート幅方向に沿った横長の切れ目を、該シート長手方向に等間隔に連なるように5列形成した。切れ目の長さは5mmであり、シートの長手方向における各切れ目同士の間隔は10mmであった。各切れ目が千鳥格子状なるように各列を配した。こうして、実施例5の把手挿入部片を得た。本実施例におけるシートの長手方向は、前述した本実施形態の把手装着用シートの幅方向に対応する。
[実施例6]
不織布のCD方向を、シートの長手方向と一致させた。その他は第5実施例と同様にして、実施例6の把手挿入部片を得た。
[実施例7]
図6(b)に示す切れ目の形状及び配置パターンを有する把手挿入部片を、第1実施例の把手装着用シートに用いた不織布のシートから作製した。このシートの寸法は200mm×30mmであり、不織布のMD方向をシートの長手方向と一致させた。該シート幅方向に沿った横長の切れ目と、該切れ目と直交する方向の縦方向の切れ目とからなる十文字状の切れ目を、シートの長手方向中央部の100mmの範囲に形成した。十文字状の該切れ目が長手方向に等間隔に連なる列を5列形成した。十文字を形成している横長及び縦長の切れ目それぞれの長さは同じであって、5mmであった。各十文字状の切れ目のシート長手方向における間隔は10mmであった。各切れ目が千鳥格子状なるように各列を配した。こうして、実施例7の把手挿入部片を得た。本実施例におけるシート長手方向は、前述した本実施形態の把手装着用シートの幅方向に対応する。
[実施例8]
不織布のCD方向を、シートの長手方向と一致させた。その他は第7実施例と同様にして、実施例8の把手挿入部片を得た。
[比較例1]
切れ目を設けないこと以外は第1実施例と同様にして、比較例1の清掃用物品を得た。
[比較例2]
切れ目を設けず、また各接合部の幅方向の間隔を34mmとしたこと以外は第1実施例と同様にして、比較例2の清掃用物品を得た。
[比較例3]
切れ目を設けないこと以外は第5実施例と同様にして、比較例3の把手挿入部片を得た。
[比較例4]
切れ目を設けないこと以外は第6実施例と同様にして、比較例4の把手挿入部片を得た。
[評価1:把手の挿入し易さ及び外れ難さ]
前述した実施例1〜4及び比較例1,2の清掃用物品を用い、10人の測定者が把手を把手挿入部に挿入し、その清掃用物品を用いて清掃操作を行い、把手の挿入し易さ及び清掃中の把手の外れ難さを下記の4段階で評価した。把手としては、挿入部が二股に分岐していない一体的形状のものを用いた。該挿入部の幅は32mm、長さは120mm、厚さは3mmであった。清掃用物品を用いた清掃操作としては、テレビ、ビデオの清掃、パソコン用キーボードの清掃および家具と壁との隙間(幅20mm,奥行き200mm)の清掃を行った。結果を表1に示す。
<入れ易さ>
◎・・・非常に挿入し易い。
○・・・挿入し易い。
△・・・挿入し難い。
×・・・非常に挿入し難い。
<清掃中の外れ難さ>
◎・・・非常に外れ難い。
○・・・外れ難い。
△・・・外れ易い。
×・・・非常に外れ易い。
表1に示す結果から明らかなように、本実施例の清掃用物品における把手挿入部は、比較例の把手挿入部に対して把手が挿入し易く且つ清掃中には外れ難いことが判る。特に、実施例3及び実施例4の把手挿入部は優れている。
Figure 0004549250
[評価2:伸度]
前述した実施例5〜8及び比較例3,4の把手挿入部片を用いて、伸度の評価を行った。伸度の評価は以下のように行った。
伸度の評価は、把手挿入部片の切れ目を有する部分を引張試験機(島津製作所製、AG−IS MO型)により、100mm のチャック間隔で把持し、100mm /分の速度で引張り、0.1kgfの荷重がかかる点での変位数を0.1kgf伸度として記録した。
結果を表2に示す。表2において、シート幅方向に沿った横長の切れ目を、一文字と記載している。
表2に示す結果から明らかなように、本実施例の把手挿入部片は、MD方向及びCD方向それぞれにおいて、比較例の把手挿入部片に対して伸度が優れていることが判る。これは、各切れ目が把手挿入部片の長手方向に開くことで、該把手挿入部片の実質的な長さが伸びるためと考えられる。特に、不織布のCD方向において、本実施例における把手挿入部片の伸度は優れている。
Figure 0004549250
図1は、本発明の清掃用物品の第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す清掃用物品の分解斜視図である。 図3は、第1実施形態における清掃用物品の把手装着用シートを示す平面図である。 図4は、第2実施形態における清掃用物品の把手装着用シートを示す平面図である。 図5は、本発明の清掃用物品における把手挿入部の各実施例における切れ目の形状及び配置パターンを示す平面図であり、(a)は第1実施例であって、(b)は第2実施例であって、(c)は第3実施例であって、(d)は第4実施例である。 図6は、本発明の清掃用物品における各実施例の把手挿入部片における切れ目の形状及び配置パターンを示す平面図であり、(a)は第5及び6実施例であって、(b)は第7及び8実施例である。
符号の説明
10 清掃用物品
11a,11b,11c,11d 繊維層
12a,12b 掻き出し用シート
13a,13b 把手装着用シート(シート)
14 接合ライン
15 把手挿入部
16 接合部
17 切れ目
18 エンボス部
20 把手

Claims (6)

  1. 扁平な筒状の把手挿入部を有し、把手を該把手挿入部内に挿入して取り付け可能になされている清掃用物品であって、
    前記把手挿入部は、2枚の縦長のシートが、該シートの幅方向に離間し、それぞれ長手方向に延びる複数の接合部で貼り合わされて形成されており、
    少なくとも一方の前記シートにおける隣り合う接合部同士間の中央部分に切れ目が設けられており、
    前記2枚の縦長のシートの幅よりも広い幅の繊維層を2層以上有しており、隣り合う該繊維層間に前記2枚の縦長のシートが配されており、
    前記繊維層は、繊維の配向方向が前記2枚の縦長のシートの長手方向と略直交するように配向した繊維からなる繊維束であり、前記繊維層と前記2枚の縦長のシートとは、前記複数の接合部にて接合されており、
    前記繊維層には、前記切れ目が設けられていない清掃用物品。
  2. 把手挿入方向と平行に形成された縦方向の切れ目を有する請求項1記載の清掃用物品。
  3. 把手挿入方向と平行に形成された縦方向の切れ目と、該切れ目と直交する方向の横方向の切れ目とからなる十文字状の切れ目を有する請求項1記載の清掃用物品。
  4. 複数の前記切れ目が千鳥格子状に配されている請求項1〜3の何れか記載の清掃用物品。
  5. 前記縦方向の切れ目の長さが1〜10mmである請求項2〜4の何れか記載の清掃用物品。
  6. 前記複数の接合部は、前記2枚の縦長のシートの幅方向中央部に位置する中央接合部を有し、前記繊維層と前記シートとは、それらの幅方向中央部を一致させて、該中央接合部にて接合されている請求項1〜5の何れか記載の清掃用物品。
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