JP4546936B2 - パルプの叩解方法 - Google Patents
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Description
本発明はキャビテーション処理によりパルプを叩解し、所望の濾水度に調整する。キャビテーション処理後のパルプの濾水度は用途により多様であり限定されるものではないが、広葉樹クラフトパルプでカナダ標準濾水度200〜600ml、針葉樹クラフトパルプでカナダ標準濾水度200〜600ml、機械パルプでカナダ標準濾水度50〜300ml、再生パルプでカナダ標準濾水50〜400ml程度である。
(p∞:一般流の圧力、U∞:一般流の流速、pv:流体の蒸気圧、ρ:流体の密度)
ここで、キャビテーション数が大きいということは、その流れ場がキャビテーションを発生し難い状態にあるということを示す。特にキャビテーション噴流のようなノズルあるいはオリフィス管を通してキャビテーションを発生させる場合は、ノズル上流側圧力p1、ノズル下流側圧力p2、、試料水の飽和蒸気圧pvから、キャビテーション数σは下記式(2)のように書きかえることができ、キャビテーション噴流では、p1、p2、pv間の圧力差が大きく、p1≫p2≫pvとなることから、キャビテーション数σはさらに以下の数式2のように近似することができる(H. Soyama, J. Soc. Mat. Sci. Japan, 47(4), 381 1998)。
本発明におけるキャビテーションの条件は、上述したキャビテーション数σが0.001以上0.5以下であることが望ましく、0.003以上0.2以下であることが好ましく、0.01以上0.1以下であることが特に好ましい。キャビテーション数σが0.001未満である場合、キャビテーション気泡が崩壊する時の周囲との圧力差が低いため効果が小さくなり、0.5より大である場合は、流れの圧力差が低くキャビテーションが発生し難くなる。
[作用]
本発明において、パルプ繊維に対して内部フィブリル化が抑制され、外部フィブリル化が促進される理由としては、次のような理由が考えられる。キャビテーションにより生じる微細な気泡の崩壊時には、前述したように数μmオーダーの局所的な領域に強力なエネルギーが発生する。従って、微細な気泡または気泡雲が繊維表面あるいは近傍で崩壊する場合、その衝撃力は直接あるいは液体を介してパルプ繊維表面に到達し、パルプ繊維を構成するセルロースの非晶領域に吸収されることにより、外部フィブリル化とパルプ繊維を膨潤させるものと考えられる。気泡はパルプ繊維に対して非常に小さく、その衝撃力はパルプ繊維全体を損傷させる程大きくない。更に、パルプ繊維は液体中に分散しており固定されていないため、気泡雲の連続崩壊のような極めて大きな衝撃力であっても、過剰のエネルギーをパルプ繊維自体の運動エネルギーとして吸収する。従って、本発明による方法は、機械的作用による叩解方法に比べてパルプ繊維の短小化などの損傷を抑えることができ、内部フィブリル化を抑えることができると考えられる。
市販広葉樹漂白クラフトパルプシートを低濃度パルパーで離解し、原料A(濾水度CSF666ml)とした。原料Aを任意の濃度に調整後、図1に示されるキャビテーション噴流式洗浄装置(ノズル径1.5mm)を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとして、処理時間を変化させて処理し、濾水度を調整した。なお、噴射液として濃度1.1重量%のパルプ懸濁液を使用し、容器内のパルプ懸濁液(濃度1.1重量%)をキャビテーション処理した。処理後のパルプについて、保水度、篩分試験、及びカナダ標準濾水度(CSF)を測定し、結果を表1に示した。
・保水度:J.TAPPI No.26に従った。
・篩分試験:JIS P 8207:1976に従った。
・カナダ標準濾水度(CSF):JIS P 8121:1995に従った。
・厚さ:JIS P 8118:1998に従った。
・坪量:JIS P 8124:1998(ISO 536:1995)に従った。
・密度及び嵩:手抄きシートの厚さ、坪量の測定値より算出した。
・裂断長及び引張破断伸び:JIS P 8113:1998に従った。
・比引裂強さ:JIS P 8116:2000に従った。
・比破裂強さ:JIS P 8112:1994に従った。
・白色度及び色相:JIS P 8148に準じて、色差計(村上色彩製)で測定した。
・不透明度:JIS P 8149:2000に従った。
・比散乱係数、比吸収係数:TAPPI T425om-91に準拠して色差計(村上色彩製)で測定した。
原料Aについて、PFIミルを用いて、濃度10%、クリアランス0.2mmで、カウント数を変化させて叩解し、濾水度を調整した。叩解後のパルプについて保水度、篩分試験、カナダ標準濾水度を測定し、結果を表1に示した。さらに、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表2〜3に示した。
表2に示されるように、実施例は未処理(比較例1)に対して、密度の上昇が小さく裂断長、比引裂強さ、比破裂強さを向上することができた。機械的な叩解処理である比較例2〜5では、紙力を向上できるものの著しく密度が上昇していた。
表3に示されるように、ほぼ同一濾水度の実施例4と比較例2では、実施例の方が白色度、不透明度が高めとなった。
従って、本発明は外部フィブリル化を促進することでパルプ濾水度を低下させる嵩の低下の少ないパルプの叩解方法といえる。
工場実機2次リファイニング後のラジアータパインのサーモメカニカルパルプ(濾水度CSF288ml)を原料Bとして、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとして、処理時間を変化させて処理し、濾水度を調整した。得られたパルプの保水度、篩分試験、カナダ標準濾水度を測定し、結果を表4に示した。さらに、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表5、6に示した。
原料BをPFIミルで比較例1と同様にしてカウント数を変化させて叩解し、濾水度を調整した。叩解後のパルプ、それより作成した手抄きシートについて、実施例5と同様の項目について測定を行い、結果を表4、5、6に示した。
表5に示されるように、実施例では、濾水度の低下による密度の上昇はほとんど認められず嵩が保持されていた。一方、比較例では濾水度の低下に伴い密度が上昇し嵩が低下していた。更に、比較例は濾水度の低下に伴って比引裂強さが低下しており、繊維の短小化の影響を受けているものと考えられた。
表6に示されるように、実施例では、比較例とほぼ同一の白色度でありながら不透明度が高く、比散乱係数及び比吸収係数もが高くなっていた。比較例では濾水度の低下に伴い不透明度、比散乱係数が低くなっており、紙の密度上昇の影響を受けているものと考えられた。
従って、本発明は繊維の短小化などの損傷を抑えながら濾水度を調整する嵩の低下の少ないパルプの叩解方法であるといえる。
新聞古紙、チラシ古紙、コート系雑誌古紙、及び更系雑誌古紙を40/30/15/15の重量比で配合された古紙に対して、水酸化ナトリウムを対パルプ1.0重量%となりように加え、水でパルプ濃度15重量%に調整した後、パルパーを用いて40℃で、6分間離解し原料Cとした。原料Cを任意の濃度に調整後、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとして、処理時間を変化させて処理し、濾水度を調整した。得られた画分について、カナダ標準濾水度を測定し、処理後のパルプを150メッシュワイヤー上で十分に洗浄した。洗浄後のパルプについて、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表7、8に示した。さらに、クラークこわさを下記の方法で測定し、結果を表7に示した。
・クラークこわさ:JIS P 8143:1996に従った。
原料CをPFIミルで比較例1と同様にしてカウント数を変化させて叩解し、濾水度を調整した。叩解後のパルプ、それより作成した手抄きシートについて、実施例5と同様の項目について測定を行い、結果を表7、8に示した。更に原料Cについて、ラボ2軸ニーダーを用いて、処理回数を変化させて混練処理し濾水度を調整した。処理後のパルプ、それにより作成した手抄きシートについて、実施例5と同様の項目について測定を行い、結果を表7、8に示した。
表8に示されるように、実施例では未処理(比較例11)、及び、機械的処理(比較例12〜16)に比べて白色度が高くなっていた。一般に再生パルプの製造において、インキの存在下で機械的な叩解・混練作用を行うと、インキの微粒子が繊維のルーメンや細孔に擦り込まれ白色度が低下する、いわゆるインキの擦り込み現象が知られている。実施例は白色度が高くなっていることからインキの擦り込みを生じさせずに濾水度を低下させていた。従って、本発明は、インキの擦り込みを生じない嵩の低下の少ないパルプの叩解方法であることが分る。
トナー印刷物、コート系雑誌古紙、ノーカーボン紙、感熱紙を40/40/10/10の重量比に配合した古紙に対して、水酸化ナトリウムを対パルプ1.0重量%となるように加え、水でパルプ濃度15重量%に調整した後、パルパーを用いて、40℃で、6分間離解し原料Dとした。原料Dに水を加えて任意の濃度に調整後、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとして、処理時間を変化させて処理し、濾水度を調整した。得られたパルプの一部について150メッシュワイヤー上で十分に洗浄し、洗浄後のパルプについて、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表9、10に示した。
原料DをPFIミルで比較例1と同様にしてカウント数を変化させて叩解し、濾水度を調整した。叩解後のパルプ、それより作成した手抄きシートについて、実施例12と同様の項目について測定を行い、結果を表7、8に示した。
表10に示されるように、実施例ではキャビテーション処理により白色度が著しく上昇し濾水度の低下に伴って更に上昇していた。これは繊維からのインキ剥離が促進されたためと考えられた。一方、比較例ではPFIミル処理により濾水度が低下するにつれて白色度は低下しており、インキの擦り込みが進んだものと考えられた。
従って、本発明はインキの擦り込みを生じずに紙力を向上させる、嵩の低下の少ないパルプの叩解方法といえる。
新聞系の完成再生パルプを原料Eとして、パルプ濃度3.6重量%に調整した後、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速60m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.1MPaとして、処理時間を変化させて処理し、濾水度を調整した。得られたパルプについて、カナダ標準濾水度、さらにファイバーラボ(メッツォ オートメーション社製)にて繊維長及び繊維のカールを測定し、結果を表11に示した。また、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表12に示した。さらに、平滑度、透気抵抗度、純曲げこわさを下記に従って測定し、結果を表12に示した。また、手抄きシート上の夾雑物を画像解析装置(商品名:スペックスキャン2000、アポジーテクノロジー社製)を用いて測定し、φ100μmを超えるダート、及びφ250μmを超えるダートの各々の画分の総面積で求め、結果を表11に示した。
・平滑度、透気抵抗度:Japan TAAPI 紙パルプ試験方法 No.5-2:2000に従い、王研式平滑度透気度試験器により測定した。
・純曲げこわさ:純曲げ特性試験器(商品名:JTC−911BT、エスエムテー社製)により、10cm×10cmに裁断した試験片について測定した。
原料Eについて実施例16と同様の項目について測定を行い、結果を表11に示した。また、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、実施例16と同様の項目について測定を行い、結果を表12に示した。
上質系の完成再生パルプを原料Fとして、パルプ濃度2.1重量%に調整した後、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速60m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.1MPaとして、処理時間を変化させて処理し、濾水度を調整した。得られたパルプについて、カナダ標準濾水度、さらにファイバーラボ(メッツォ オートメーション社製)にて繊維長及び繊維のカールを測定し、結果を表13に示した。また、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表14に示した。さらに、平滑度、透気抵抗度をJapan TAAPI 紙パルプ試験方法 No.5-2:2000に従い王研式平滑度透気度試験器により測定し、結果を表14に示した。また、手抄きシート上の夾雑物を画像解析装置(商品名:スペックスキャン2000、アポジーテクノロジー社製)を用いて測定し、φ100μmを超えるダート、及びφ250μmを超えるダートの各々の画分の総面積を求め、結果を表13に示した。
原料Fについて実施例19と同様の項目について測定を行い、結果を表13に示した。また、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、実施例19と同様の項目について測定を行い、結果を表14に示した。
工場実機2次リファイニング後のサーモメカニカルパルプ(エゾマツ、トドマツ、ラジアータパイン混合)をスクリーン、クリーナにて除塵したものを原料G(濾水度CSF132ml)として、パルプ濃度2.6重量%に調整した後、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.1MPaとして、循環回数を変化させて処理し、濾水度を調整した。得られたパルプのカナダ標準濾水度、さらにファイバーラボ(メッツォ オートメーション社製)にて繊維長及び繊維のカールを測定し、結果を表15に示した。また、シャイブをPQM1000(メッツォ オートメーション社製)を用いて、全シャイブ(幅75μm以上、長さ0.3mm以上)、幅広シャイブ(幅150μm以上、長さ0.3mm以上)、長シャイブ(幅75μm以上、長さ1.5mm以上)の各々について測定し、パルプ1g当たり個数として表15に示した。さらに、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表16、17に示した。
原料Gについて実施例23と同様の項目について測定を行い、結果を表15に示した。また、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、実施例23と同様の項目について測定を行い、結果を表16、17に示した。
原料Gをパルプ濃度3.5重量%に調整した後、ダブルディスクリファイナー(DDR)で処理したものについて実施例23と同様の項目について測定を行い、結果を表15に示した。また、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、実施例23と同様の項目について測定を行い、結果を表16、17に示した。
2:ノズル
3:キャビテーション噴流セル
4:プランジャポンプ
5:上流側圧力制御弁
6:下流側圧力制御弁
7:上流側圧力計
8:下流側圧力計
9:給水弁
10:循環弁
11:排水弁
12:温度センサー
13:ミキサー
Claims (6)
- パルプの製造工程において、パルプ懸濁液中にノズルまたはオリフィス管からの液体噴流を用いてキャビテーションを発生させることによってパルプを所望の濾水度に調製することを含み、ノズルまたはオリフィス管の上流側圧力が2MPa以上30MPa以下であり、ノズルまたはオリフィス管の下流側圧力と上流側圧力の比が0.001〜0.5である、パルプの叩解方法。
- パルプの製造工程が少なくともパルプ化工程と調成工程からなる、請求項1に記載のパルプの叩解方法。
- パルプ懸濁液を液体噴流として噴射する、請求項1または2に記載のパルプの叩解方法。
- 対象とするパルプが針葉樹または広葉樹のクラフトパルプである、請求項1〜3のいずれかに記載のパルプの叩解方法。
- 対象とするパルプが針葉樹または広葉樹の機械パルプである、請求項1〜3のいずれかに記載のパルプの叩解方法。
- 対象とするパルプが古紙由来の再生パルプである、請求項1〜3のいずれかに記載のパルプの叩解方法。
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