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JP4533768B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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JP4533768B2
JP4533768B2 JP2005030673A JP2005030673A JP4533768B2 JP 4533768 B2 JP4533768 B2 JP 4533768B2 JP 2005030673 A JP2005030673 A JP 2005030673A JP 2005030673 A JP2005030673 A JP 2005030673A JP 4533768 B2 JP4533768 B2 JP 4533768B2
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Description

この発明は、底蓋を有する集塵容器が掃除機本体の容器収納部に着脱可能に配設された電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機には、上方に開放する容器収納部が前部に設けられた掃除機本体と、掃除機本体の後部に内蔵された電動送風機と、前記容器収納部に着脱自在に配設された集塵容器を備えているものがある。
この集塵容器としては、内部の集塵室が下方に開口する容器本体と、上下に回動して前記集塵室の下方への開口を開閉可能に前記容器本体に取り付けられた底蓋と、前記底蓋を前記容器本体に係止するロック手段と、前記ロック手段の開操作をするロック解除用のボタンを備えているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような集塵容器を備える電気掃除機では、集塵容器を掃除機本体の容器収納部から取り出して、ロック解除用のボタンを押すことにより、ロック手段による底蓋のロックが解除されて底蓋が開き、集塵容器内に捕捉された塵埃が下方に落下させられるので、塵埃を容易に捨てることができる。
特開2004−49792号
しかしながら、誤ってロック解除用のボタンを押しながら集塵容器を掃除機本体の容器収納部から取り出すことも考えられる。そして、この場合には、塵埃が容器収納部や床面に落ちてしまい、掃除機本体の容器収納部や床面が汚れてしまうので、容器収納部や床面を清掃する必要があり、好ましくないものであった。
そこで、この発明は、集塵容器を掃除機本体の容器収納部に配設した状態では、誤ってロック解除用のボタンを押しても底蓋が開くことのない電気掃除機を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、請求項1の発明は、電動送風機及び上方に開放された容器収納部が設けられた掃除機本体と、前記容器収納部に着脱自在に設けられた集塵容器と、を備え、前記集塵容器は、下方が開口された集塵室を内部に有する容器と、前記容器に取り付けられ上下に回動して前記集塵室の下方の開口を開閉可能な底蓋と、前記底蓋を前記容器に係止させるロック手段と、前記ロック手段の開操作が可能なロック解除ボタンと、前記集塵容器が前記容器収納部に配設されている状態のとき及び前記集塵容器が前記容器収納部から上方に抜き取り可能な状態のとき、前記ロック解除ボタンの開操作を規制する開操作規制手段と、を有し、前記ロック手段は、前記底蓋に設けられた蓋側係止部と、前記蓋側係止部に係止可能な係止位置と前記蓋側係止部への係止を解除可能な非係止位置との間で移動可能に前記容器に設けられたクランプ体と、を有し、前記開操作規制手段は、前記係止位置において前記クランプ体の移動を規制する移動規制位置と前記クランプ体を前記非係止位置まで移動可能とする移動規制解除位置との間で移動可能な移動規制部材と、前記移動規制部材を前記移動規制位置から移動規制解除位置に向けて付勢する付勢手段と、を有し、前記クランプ体は、前記移動規制部材が前記移動規制位置にある状態において、前記ロック解除ボタンによるロック解除操作がされたときに、この際のロック解除の操作力で前記移動規制部材に係合し前記移動規制部材が前記移動規制位置から移動規制解除位置に移動するのを規制する係止突部を有し、前記容器収納部に設けられ前記集塵容器が前記容器収納部に収納されたときに前記移動規制部材を前記移動規制位置に移動させる移動手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、集塵容器を掃除機本体の容器収納部に配設した状態では、誤ってロック解除用のボタンを押しても底蓋が開くことがないため、容器収納部や床面を汚すことがない。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1において、1は電気掃除機の掃除機本体、2は掃除機本体1のケース本体である。このケース本体2は、下ケース2aと、この下ケース2aの後上部に取り付けられた上ケース2bを有する。この下ケース2aと上ケース2bとの間には、図2に示したように送風機室3が形成され、この送風機室3内には電動送風機4が配設されている。
また、図2に示したように下ケース2aの前部には上方に開放する容器収納凹部(容器収納部)5が形成され、上ケース2bには容器収納凹部5の上部を覆う上蓋(容器カバー)6が上下に開閉(回動)可能に取り付けられている。しかも、この上蓋6の前端部にはホース接続口7が形成されている。尚、上蓋6の前端下部には、下ケース2aの前端上部に係止させる図示しないクランプ手段が設けられている。このクランプ手段には周知の構成を採用できるのでその詳細な説明は省略する。
更に、図1に示したようにホース接続口7には集塵ホース8の一端部に一体に設けた接続筒体8aが着脱自在に嵌合接続され、この集塵ホース8の他端部には手元操作パイプ(手元操作管)9が一体に設けられている。この手元操作パイプ9には延長パイプ(延長管)10を介して吸込口体11が接続されている。この吸込口体11の下面には、図示しない吸込室の吸込開口(図示せず)が設けられている。
また、手元操作パイプ9には操作パネル9aが設けられ、操作パネル9aの操作により電動送風機4のON・OFF操作や電動送風機4の吸込力(吸込負圧)の「強」,「弱」の切換を行うことができるようになっている。
<集塵容器>
更に、容器収納凹部5には、図2に示したように集塵容器12の下部が着脱可能に収納されている。この集塵容器12は、図2,図3に示したように下方に開口する集塵室(集塵部)13aが下部に設けられた容器本体(容器)13と、集塵室13aの下方を開閉する底蓋14を有する。
この容器本体13の上部には、図3に示したように複数の連通口(開口)15aを有する円錐状の筒部15と、筒部15の周囲に位置する負圧室16が設けられている。
尚、筒部15は、図2に示したように上蓋6で容器収納凹部5の上部を覆ったときに、一端の吸込口15bが上蓋6のホース接続口7に連通するようになっている。筒部15は上流端が下流端より広く形成されている。
また、筒部15の他端は集塵室13aに連通させられている。この集塵室13aの後部壁13bには負圧室16に連通する連通口17が形成されている。
しかも、筒部15の連通口15aには円錐筒状の第1のネットフィルタ(第1の一次フィルタ)F1が取り付けられ、連通口17には第2のネットフィルタ(第2の一次フィルタ)F2が取り付けられている。
さらに、容器本体13の後部には負圧室16を後方に開放する開口端部18が形成され、この開口端部18にはプリーツフィルタ等の細塵フィルタ19が取り付けられている。この負圧室16は、図2に示したように集塵容器12の下部が容器収納凹部5に配設された(装着された)状態で、細塵フィルタ19を介して電動送風機4の吸込開口4aに連通させられようになっている。
また、容器本体13の一側部13cの外面下部には図4に示したように底蓋14がヒンジ20を介して開閉可能に取り付けられている。このヒンジ20は、図4,図5に示したように容器本体13の一側部13cの外面下部に突設した支持突部21と、図4に示したように底蓋14の一側端に上方に向けて突設した取付突部22と、取付突部22を支持突部21に回動自在に支持している支持軸(図示せず)を有する。これにより、底蓋14は軸線J回りに回動(開閉)可能に容器本体13に取り付けられている。
(蓋ロック手段)
更に、容器本体13の他側部13dと底蓋14の他側端との間には、図7に示したように底蓋14の他側端(自由端)を容器本体13に係止する蓋ロック手段23が設けられている。
この蓋ロック手段23は、底蓋14の他側端に上方に向けて突設された板状の係止爪片(蓋側係止部である係止爪)24と、容器本体13の他側部13dの外面下部に中間部が支持軸25aで回動可能に取り付けられた板状のクランプ爪(クランプ体)25を有する。
この係止爪片24の内側面の上部には、前側に突出する爪部24aが形成されている。また、クランプ爪25の一端部(図7,図8(a)の下端部)には、後方(図7,図8(a)の右側方向)に向けて突出して、底蓋14を閉じている状態で係止爪片24の爪部24aに係合させられる爪部25bが設けられている。
また、クランプ爪25の他端部(図7,図8(a)の上端部)には後方(図7,図8(a)の右側方向)に向けて突出する突部25cが形成されている。しかも、容器本体13の他側部13dの下部には突部25cの下方に位置させてバネ受け部26が形成され、この突部25cとバネ受け部26との間にはコイルスプリング(回動付勢手段)27が介装されている。このコイルスプリング27は、クランプ爪25を支持軸25aを中心に反時計回り方向に回動付勢して、クランプ爪25の爪部25bを係止爪片24の爪部24aに係合させて、係止爪片24を爪部25bに係止させ、底蓋14を閉位置にロックしている。
このようなクランプ爪25は、爪部25bが蓋係止部である図7の係止爪片24の爪部24aを図9の如く係止する係止位置と、爪部25bの爪部24aへの係止を図10の如く解除可能な非係止位置との間で回動できるようになっている。
また、クランプ爪25の一端部近傍の部分には、その回動方向において爪部25bとは反対側(図7〜図11の左側)に突出する係止突部25dが設けられている。しかも、クランプ爪25には、係止突部25dからクランプ爪25の一端(図7〜図11の下端)に向けて延び、且つ爪部25bに向けて傾斜する傾斜部25eが形成されている。
尚、図4,図6,図7において、13eは容器本体13に設けられた取手である。
(ロック解除手段)
更に、突部25cには図6,図7,図8(a)に示したように上下に延びる板状の操作部材28が連結軸29を介して回動可能に取り付けられている。この操作部材28は、図4,図5に示したように容器本体13の他側部13dに取り付けられた側部カバー30により上下動可能に保持されている。しかも、操作部材28の上端にはロック解除ボタン31が一体に設けられている。このロック解除ボタン31は、側部カバー30の上端に設けた貫通孔30aから上方に突出している。
(開操作規制手段)
また、容器本体13の他側部13dには、図8(a),図9〜図11に示したようにクランプ爪25に隣接してロック解除ボタン31の開操作を規制する開操作規制手段32が設けられている。
この開操作規制手段32は、図8(a)に示したように、容器本体13の他側部13dに一体に設けられ且つ上下方向に延設されたケース部33と、ケース部33内に上下方向に所定範囲内でスライド可能(移動可能)に保持された移動規制部材(スライド部材)34と、移動規制部材34を下方にバネ付勢しているコイルスプリング(付勢手段)35を有する。
この移動規制部材34は、集塵容器12が容器収納凹部5内に配設されていない状態では、図8(a),図9に示したようにコイルスプリング35のバネ力でケース部33内の下端に位置させられ、クランプ爪25の傾斜部25eに臨む状態となる。この状態において、底蓋14が容器本体13の集塵室13aの下方への開口端を閉成していれば、上述した爪部25bが爪部24aへ係合して、クランプ爪25が底蓋14を係止している蓋ロック状態なる。
しかも、このような蓋係止位置において、集塵容器12が容器収納凹部5内に配設されていない状態では、図8(a),図8(b)に示したように移動規制部材34がケース部33の上下に延びるスリット33aを介してクランプ爪25の傾斜部25eに臨んで、クランプ爪25が図8(a)において支持軸25aを中心に時計回り方向に回動できる状態となっている。即ち、この状態では、移動規制部材34が爪部25bの爪部24aへの係止状態が解除される非係止位置までクランプ爪25を移動可能とする移動規制解除位置に位置している。
また、ケース部33の底部33bには図8(c)に示したように挿通穴33cが形成されている。しかも、図11に示したように、容器収納凹部5の底部5aには、移動規制部材34を移動規制位置に移動させる移動手段としての軸状の係合突起36が上方に向けて一体に設けられている。
即ち、この係合突起36は、集塵容器12を容器収納凹部5内に収納したときに、挿通穴33cに挿通されて、移動規制部材34をコイルスプリング35のバネ力に抗して上方に相対的に移動させ、移動規制部材34をクランプ爪25の係止突部25dに臨ませるようになっている。
この位置では、ロック解除ボタン31を押し下げても、クランプ爪25が支持軸25aを中心に時計回り方向に僅かに回動したときに、このクランプ爪25の係止突部25dが図11に示したように移動規制部材34に当たって、爪部25bの爪部24aへの係止状態が解除されない状態となる。
しかも、移動規制部材34には係止段部34aが形成されている。この係止段部34aは、ロック解除ボタン31が押し下げられてクランプ爪25の係止突部25dが移動規制部材34に当ったときに、係止突部25dの上方に位置して移動規制部材34がコイルスプリング35のバネ力で下方に移動するのを規制するようになっている。
[作用]
次に、このような構成の電気掃除機の作用を説明する。
このような構成において清掃開始前には、上蓋6の前端部の図示しないクランプ手段による下ケース2aの前端部へのクランプを解除して、上蓋6を上方に開き、容器収納凹部5を露出させ、この容器収納凹部5内に集塵容器12の下部を配設する。
この際、図11に示したように、容器収納凹部5の底部5aに設けた係合突起36を集塵容器12の挿通穴33cに挿通させる。これにより、係合突起36は、移動規制部材34をコイルスプリング35のバネ力に抗して上方に相対的に移動させ、移動規制部材34をクランプ爪25の係止突部25dに臨ませる。
この後、上蓋6を閉じて、上蓋6の前端部を下ケース2aの前端部へクランプ手段により保持させることにより、集塵容器12の上部を上蓋6で覆うと共に上蓋6で押さえる。これにより、上蓋6の前端部に設けたホース接続口7が集塵容器12の筒部15の吸込口15bに気密に合わせられて、ホース接続口7と筒部15が連通する。
この状態で、手元操作パイプ9の操作パネル9aを操作することにより電動送風機4を駆動させて、電動送風機4の吸込負圧を細塵フィルタ19を介して集塵容器12の負圧室16に作用させる。
この負圧室16に作用する吸込負圧は、ネットフィルタF1,F2、集塵ホース8,手元操作パイプ9及び延長パイプ10を介して吸込口体11に作用する。これにより、吸込口体11の図示しない吸込開口から塵埃を含む空気が吸い込まれる。
この吸い込まれた塵埃及び空気は、延長パイプ10,手元操作パイプ9及び集塵ホース8を介して集塵容器12の吸込口15bから筒部15内に流入する。この流入する空気は、周囲の一部がネットフィルタF1を介して負圧室16内に流入し、大半が塵埃と共に集塵室13a内に流入した後にネットフィルタF2を介して負圧室16内に流入する。この際、空気に含まれる塵埃の大半は、ネットフィルタF1,F2で捕捉されて、最終的には集塵室13aに捕集される。
一方、ネットフィルタF1,F2を空気と共に通過した細塵は細塵フィルタ19に捕捉され、細塵が除去された空気は電動送風機4内に吸い込まれて内部を冷却した後に図示しない排気孔から大気に排気される。
このようにして捕集された塵埃を捨てる場合には、先ず上蓋6の前端部の図示しないクランプ手段による下ケース2aの前端部へのクランプを解除して、上蓋6を上方に開き、容器本体13の取手13eを掴んで集塵容器12を容器収納凹部5から取り出す。この集塵容器12を容器収納凹部5から取り出した状態では、移動規制部材34がケース部33の上下に延びるスリット33aを介してクランプ爪25の傾斜部25eに図8(a)に示したように臨んで、クランプ爪25が図8(a)において支持軸25aを中心に時計回り方向に回動できる状態となっている。
この状態で、集塵容器12を所定のゴミ箱等の上まで移動させて、ロック解除ボタン31を押すと、クランプ爪25が図8(a)において支持軸25aを中心に時計回り方向に回動して、クランプ爪25の爪部25bが底蓋14に設けた爪部24aから外れて、爪部25bの爪部24aへの係止(ロック)が解除される。これにより、底蓋14がヒンジ20の軸線Jを中心に下方に開いて、集塵容器12の集塵室13aに捕集された塵埃が落下し、塵埃をゴミ箱等に捨てることができる。
また、上述したように集塵容器12が容器収納凹部5内に収納されている状態では、係合突起36により移動規制部材34がクランプ爪25の係止突部25dに臨ませられている。従って、集塵容器12を容器収納凹部5から抜き取る際に、ロック解除ボタン31を誤って押しても、クランプ爪25が支持軸25aを中心に時計回り方向に僅かに回動したときに、このクランプ爪25の係止突部25dが移動規制部材34に当たって、爪部25bの爪部24aへの係止状態が解除されない状態となる。
しかも、ロック解除ボタン31が押し下げられてクランプ爪25の係止突部25dが移動規制部材34に当ったときに、爪部25bの爪部24aへの係止状態が解除されておらず、移動規制部材34の係止段部34aがクランプ爪25の係止突部25dの上方に位置して、移動規制部材34がコイルスプリング35のバネ力で下方に移動するのを規制するようになっている。
従って、この状態でロック解除ボタン31を押しながら集塵容器12を容器収納凹部5から抜き取っても、底蓋14が開くようなことはない。また、この状態でロック解除ボタン31から押圧力(ロック解除の操作力)を解除しても、底蓋14が開くことはない。これらの結果、集塵容器12を容器収納凹部5から取り出す際に、容器収納凹部5内や床面が塵埃等で汚れるようなことを未然に防止できる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の電気掃除機には、電動送風機4及び上方に開放する容器収納部(容器収納凹部5)が設けられた掃除機本体1と、前記容器収納部(容器収納凹部5)に着脱自在に集塵容器12が設けられている。また、前記集塵容器12は、内部に集塵室13aを備えその集塵室13aの下方が開口する容器(容器本体13)と、上下に回動して前記集塵室13aの下方への開口を開閉可能に前記容器(容器本体13)に取り付けられた底蓋14と、前記底蓋14を前記容器(容器本体13)に係止するロック手段(蓋ロック手段23)と、前記ロック手段(蓋ロック手段23)の開操作をするロック解除ボタン31を備えている。しかも、前記集塵容器12が前記容器収納部(容器収納凹部5)に配設されている状態のとき及び前記集塵容器12が前記容器収納部(容器収納凹部5)から上方に抜き取り可能な状態のとき、前記ロック解除ボタン31の開操作を規制する開操作規制手段32が設けられている。
この構成によれば、集塵容器12を掃除機本体1の容器収納部(容器収納凹部5)に配設した状態では、誤ってロック解除用ボタン31を押しても底蓋14が開くことがないので、集塵容器12を容器収納部(容器収納凹部5)から取り出す際に、容器収納部(容器収納凹部5)内や床面を塵埃で汚すようなことを未然に防止できる。
また、この発明の実施の形態の電気掃除機の前記ロック手段(蓋ロック手段23)は、前記底蓋14に設けられた蓋側係止部(係止爪片24)、及び前記蓋側係止部(係止爪片24)に係止可能な係止位置(図9)と前記蓋側係止部(係止爪片24)への係止を解除可能な非係止位置(図10)との間で移動可能に前記容器(容器本体13)に設けられたクランプ体(クランプ爪25)を備えている。しかも、前記開操作規制手段32は前記係止位置において前記クランプ体(クランプ爪25)の移動を規制する移動規制位置(図11の上部)と前記クランプ体(クランプ爪25)を前記非係止位置まで移動可能とする移動規制解除位置(図10の下部)との間で移動可能な移動規制部材34を備えている。また、前記容器収納部(容器収納凹部5)には前記集塵容器12を前記容器収納部(容器収納凹部5)に収納したときに前記移動規制部材34を前記移動規制位置(図11の上部)に移動させる移動手段(係合突起36)が設けられている。
この構成によれば、集塵容器12が容器収納部(容器収納凹部5)内に配設されている状態では、クランプ体(クランプ爪25)に蓋側係止部(係止爪片24)が係止されていると共に、クランプ体(クランプ爪25)が移動規制部材34によって移動規制位置(図11の上部)に位置しているので、ロック解除ボタン31を押しても、底蓋14が開くことはない。従って、集塵容器12が容器収納部(容器収納凹部5)内に配設されている状態では、ロック解除ボタン31を押しても、容器収納部(容器収納凹部5)内や床面を塵埃で汚すようなことを防止できる。
さらに、この発明の実施の形態の電気掃除機の前記移動規制部材34は付勢手段(コイルスプリング35)により前記移動規制位置(図11の上部)から移動規制解除位置(下方)に向けて付勢されている。しかも、前記クランプ体(クランプ爪25)には、前記移動規制部材34が前記移動規制位置(図11)にある状態で前記ロック解除ボタン31によるロック解除操作をしたときに、この際のロック解除の操作力で前記移動規制部材34に係合して、前記移動規制部材34が前記移動規制位置(図11)から移動規制解除位置(図10)に移動するのを規制する係止突部25dが設けられている。
この構成によれば、集塵容器12が容器収納部(容器収納凹部5)内に配設されていて、前記移動規制部材34が前記移動規制位置(図11)にある状態では、ロック解除ボタン31によるロック解除操作がされても、この際のロック解除の操作力でクランプ体(クランプ爪25)の係止突部25dが前記移動規制部材34に係合して、前記移動規制部材34が前記移動規制位置(図11)から移動規制解除位置(図10)に移動するのを確実に規制する。
従って、集塵容器12が容器収納部(容器収納凹部5)内に配設されている状態で、ロック解除ボタン31によるロック解除操作がされた後、ロック解除ボタン31のロック解除操作をしている状態で集塵容器12を容器収納部(容器収納凹部5)から抜き取っても、底蓋14が開くのを確実に防止して、容器収納部(容器収納凹部5)内や床面が塵埃等で汚れるのを未然に防止できる。
この発明に係る電気掃除機の概略斜視図である。 図1の掃除機本体の一部を破断して示した側面図である。 図2の集塵容器の拡大断面図である。 図2の集塵容器を斜め前から見た斜視図である。 図4の集塵容器の平面図である。 図5の側部カバーを取り外して一部を破断して示した集塵容器の斜視図である。 図5の側部カバーを取り外して示した集塵容器の斜視図である。 (a)図5の側部カバーを取り外して一部を破断して示した集塵容器の側面図、(b)は(a)のA1−A1線に沿う断面図、(c)は(a)のA2−A2線に沿う断面図である。 図8(a)のクランプ爪と移動規制部材との関係を示す要部拡大説明図である。 図9のクランプ爪及び移動規制部材の作用説明図である。 図9のクランプ爪及び移動規制部材の作用説明図である。
符号の説明
1…掃除機本体
4…電動送風機
5…容器収納凹部(容器収納部)
12…集塵容器
13…容器本体
13a…集塵室
14…底蓋
23…蓋ロック手段(ロック手段)
24…係止爪片(蓋側係止部)
25…クランプ爪(クランプ体)
25d…係止突部
31…ロック解除ボタン
32…開操作規制手段
35…コイルスプリング(付勢手段)

Claims (1)

  1. 電動送風機及び上方に開放された容器収納部が設けられた掃除機本体と、
    前記容器収納部に着脱自在に設けられた集塵容器と、を備え、
    前記集塵容器は、
    下方が開口された集塵室を内部に有する容器と、
    前記容器に取り付けられ上下に回動して前記集塵室の下方の開口を開閉可能な底蓋と、
    前記底蓋を前記容器に係止させるロック手段と、
    前記ロック手段の開操作が可能なロック解除ボタンと、
    前記集塵容器が前記容器収納部に配設されている状態のとき及び前記集塵容器が前記容器収納部から上方に抜き取り可能な状態のとき、前記ロック解除ボタンの開操作を規制する開操作規制手段と、を有し、
    前記ロック手段は、
    前記底蓋に設けられた蓋側係止部と、
    前記蓋側係止部に係止可能な係止位置と前記蓋側係止部への係止を解除可能な非係止位置との間で移動可能に前記容器に設けられたクランプ体と、を有し、
    前記開操作規制手段は、
    前記係止位置において前記クランプ体の移動を規制する移動規制位置と前記クランプ体を前記非係止位置まで移動可能とする移動規制解除位置との間で移動可能な移動規制部材と、
    前記移動規制部材を前記移動規制位置から移動規制解除位置に向けて付勢する付勢手段と、を有し、
    前記クランプ体は、前記移動規制部材が前記移動規制位置にある状態において、前記ロック解除ボタンによるロック解除操作がされたときに、この際のロック解除の操作力で前記移動規制部材に係合し前記移動規制部材が前記移動規制位置から前記移動規制解除位置に移動するのを規制する係止突部を有し、
    前記容器収納部に設けられ前記集塵容器が前記容器収納部に収納されたときに前記移動規制部材を前記移動規制位置に移動させる移動手段と、を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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