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JP4533528B2 - 分別廃棄可能なプラスチックキャップ - Google Patents

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JP4533528B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分別廃棄可能なプラスチックキャップに関するもので、開封明示機能のための周状バンドを、使用後にボトル口部からの取り外しを容易にしたプラスチックキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記開封明示機能を有するプラスチックキャップは、キャップ本体の下部に破断可能なブリッジを介して周状バンドが形成された構造を有している。この代表的なものは、周状バンドの内面の部分が、容器首部外周の部分と係止することにより周状バンドが固定され、キャップ本体の開栓に伴って前記ブリッジが破断してキャップ本体と周状バンドとが切り離されるというものである。
【0003】
切り離された周状バンドがボトルの首部に残留していると、キャップとボトルとが異なる材料で形成されている場合、ボトルをリサイクルする際の障害となるため、使用後にはこれをボトルの首部から容易に取り外すことができるようにする必要があり、そのための提案もなされている。
【0004】
実開昭61−56249号公報には、キャップ本体と、このキャップ本体の下方に設けられたピルファープルーフリングと、このピルファープルーフリングを上記キャップ本体下部に切り離し可能に連結する小片状のブリッジとが合成樹脂により一体に成形されてなる合成樹脂製キャップにおいて、上記ピルファープルーフリングにその上部と下部との一方から他方へ向かい、且つその途中に少なくとも1個所以上の戻り部を有する切り欠き部を形成したことを特徴とする合成樹脂キャップが記載されている。
【0005】
特開平6−156516号公報には、縦方向のスプリットが形成されたタンパーエビデントバンドを有する容器蓋において、前記スプリットのタンパーエビデントバンド肉厚方向切断面がタンパーエビデントバンド外周面から内周面に達するまでに外周面切断始点と周方向にずれた位置を通るように形成されていることを特徴とする容器蓋が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記第一の提案によると、ビンの口部に装着する際、ピルファープルーフリング(周状バンド)にこれを引き伸ばす力が加わっても上記切り欠き部の戻り部においてその伸びが阻止されるため上記切り欠き部で切断されてしまうおそれがないという利点が得られるものである。
しかしながら、この手段では、切り欠き部全体が外方に露出するため、衛生的でないという問題がある。また、キャップの成形に際しても割型が必要となるなど、生産性や製造コストの点でも未だ改善すべき点がある。
【0007】
一方、第二の提案では、切断面周方向に重なり合い、スプリットが周方向に一定範囲広がっても、スプリットを通して容器口頸部が露見することがないというものであるが、タンパーエビデントバンド(周状バンド)が周方向に広がるという欠点は避け得ないものであり、またこの広がりによってブリッジが損傷を受けるというおそれも免れない。
【0008】
また本出願人は、先に、スリット状のスプリット(ライン)によって、周状バンドが厚み方向に完全に切り離されているプラスチックキャップを提案した(特願2000−308281号)。かかる提案のキャップは、上記スプリットが周状バンドの外周面から厚み方向を延びて内周面に達する途中で周方向に延びており、このスプリットにより、周状バンドが内周側部と外周側部とに分断されており、この内周側部と外周側部との間に、周方向に互いに係合可能な係合部が形成されているというものである。
かかる構造のプラスチックキャップでは、周状バンドがスプリットによる分断によって、厚み方向に切り離されて、内周側部と外周側部とに分断されているため、使用後におけるボトル首部からの周状バンドの取り外しが指でも容易に出来、分別廃棄性に優れている。しかも、スプリットによる分断によって形成された内周側部は外周側部に覆われているため、容器口顎部は外面に露出しておらず、衛生的であると共に、割型等の特殊な型を使用せずに成形することができ、生産性にも優れている。更には、内周側部と外周側部との間に、周方向に係合可能な係合部が形成されているため、周方向への周状バンドの広がりが抑制されており、例えば、キャップの打栓(容器口部へのキャップの装着)に際して、周状バンドの広がりが抑制されているため、キャップのスカートと周状バンドとを繋ぐブリッジの破断が有効に防止される。
このように、本出願人の上記提案にかかるプラスチックキャップは、前述した先行技術の問題点が有効に解決されており、極めて異議深いものである。
しかしながら、上記提案のプラスチックキャップにおいても、未だ改善すべき問題が残されている。即ち、かかるキャップでは、周状バンドの厚み方向に延びているスプリットによって、内周側部と外周側部との間に周方向に係合し得る係合部を形成させるため、周状バンドの厚みをかなり厚くしなければならない。この厚みが薄いと、スプリットの形状が制限され、周状バンドの周方向への広がりに際して、内周側部と外周側部とがしっかりと係合するような係合部を形成することが困難となってしまうからである。したがって、このプラスチックキャップでは、周状バンドを必要以上に厚く形成しなければならないため、樹脂量が増大し、省資源やコストの点で不満足なものとなっている。
【0009】
したがって本発明の目的は、周状バンドを必要以上に肉厚とすることなしに、周状バンドの使用後におけるボトル首部からの取り外しが容易であり、キャップの容器口部への装着(打栓)時での周状バンドの周方向への広がりが有効に抑制され、しかも、容器口顎部の外面への露出も防止され、割型等の特殊な型を使用せずに成形することができ、生産性にも優れたプラスチックキャップを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一局面によれば、頂板部とスカート部とからなり且つスカート部内周壁には容器口部のネジと係合するネジを備えたキャップ本体と、スカート部の下端に破断可能な複数のブリッジを介して連結され且つ内面側にボトル首部への係止部を有する周状バンドとから成るプラスチックキャップにおいて、前記周状バンドには、周方向に小幅で延びており且つ他の部分よりも全体として肉厚となっている分断部が形成されており、前記分断部には、周状バンドの上端から下端まで達し且つ全体として周状バンドの外周面から内周面に至るように厚さ方向及び周方向に延びているスリット状のスプリットラインが形成されており、該スプリットラインによって、分断部における周状バンドは、外周側部と内周側部とに分断区画されており、前記分断部において、周状バンドの内周側部の内側面は、分断部以外の部分の周状バンドの内周面に比して内方に突出しており、且つ周状バンドの外周側部の外側面は、分断部以外の部分の周状バンドの外周面とフラットに連なっており、前記スプリットラインは、周状バンドの外周面から厚み方向の途中にまで達している導入部分と、導入部分から周方向に延びている部分と、導入部分から周方向に延びている部分から厚み方向を外周面側に延びている戻り部と、戻り部から再び周方向に延びている部分と、戻り部から再び周方向に延びている部分から厚み方向を内周面側に延びて周状バンドの内周面に達している部分とからなり、戻り部によって、外周側部の内側面には外周側係合部が形成されかつ内周側部の外側面には内周側係合部が形成され、周状バンドの拡径に際して前記外周側係合部及び前記内周側係合部は相互に周方向に係合可能である、ことを特徴とする分別廃棄可能なプラスチックキャップが提供される。
本発明の他の局面によれば、頂板部とスカート部とからなり且つスカート部内周壁には容器口部のネジと係合するネジを備えたキャップ本体と、スカート部の下端に破断可能な複数のブリッジを介して連結され且つ内面側にボトル首部への係止部を有する周状バンドとから成るプラスチックキャップにおいて、前記周状バンドには、周方向に小幅で延びており且つ他の部分よりも全体として肉厚となっている分断部が形成されており、前記分断部には、周状バンドの上端から下端まで達し且つ全体として周状バンドの外周面から内周面に至るように厚さ方向及び周方向に延びているスリット状のスプリットラインが形成されており、該スプリットラインによって、分断部における周状バンドは、外周側部と内周側部とに分断区画されており、前記分断部において、周状バンドの外周側部の外側面は、分断部以外の部分の周状バンドの外周面に比して外方に突出しており、且つ周状バンドの内周側部の内側面は、分断部以外の部分の周状バンドの内周面とフラットに連なっており、前記スプリットラインは、周状バンドの外周面に沿って分断部内を周方向に延びている導入部分と、導入部分から厚み方向の途中にまで達している部分と、導入部分から厚み方向の途中にまで達している部分から周方向に延びている部分と、該周方向に延びている部分から厚み方向を外周面側に延びている戻り部と、戻り部から再び周方向に延びている部分と、戻り部から再び周方向に延びている部分の途中から分岐して厚み方向を内周面側に延びて、そのまま周状バンドの内周面に達している部分とからなり、戻り部によって、外周側部の内側面には外周側係合部が形成されかつ内周側部の外側面には内周側係合部が形成され、周状バンドの拡径に際して前記外周側係合部及び前記内周側係合部は相互に周方向に係合可能である、ことを特徴とする分別廃棄可能なプラスチックキャップが提供される。
【0011】
本発明は、本出願人に係る特願2000−308281号で提案されているキャップの改良発明であり、周状バンドの拡径、即ち周状バンドの周方向への広がりに際して互いに係合し得る内周側部と外周側部とに分断区画するスリット状のスプリットラインが、周状バンドの一部に形成されている肉厚の分断部に設けられていることが重要な特徴となっている。即ち、本発明においては、肉厚の分断部にスプリットラインが形成されているため、このスプリットラインによって、内周側部と外周側部との間に周状バンドの拡径に際してしっかりと係合し得る係合部を形成することができ、周状バンドの周方向への広がりを確実に抑制することができる。しかも、この肉厚の分断部は、周状バンドの一部に形成されているのであり、周状バンドの他の部分は、通常のキャップと同様の厚みとなっている。従って、本発明では、周状バンドの厚みを必要以上に厚くすることなしに、上述した先の提案と同様の利点を享受できるのである。
【0012】
【発明の実施形態】
本発明を添付図面に示す実施例に基づき以下に詳細に説明する。
添付図面において、
図1は本発明のキャップの一例の側面図であり、
図2は図1のキャップの側断面図であり、
図3は図2における線L−Lにおける断面図であり、
図4は図1のキャップの周状バンドの肉厚分断部のスプリットラインの形状を拡大して示す図であり、
図5は図4の肉厚分断部の厚さ方向断面位置を示す説明図であり、
図6は図5の線A−Aにおける垂直断面図であり、
図7は図5の線B−Bにおける垂直断面図であり、
図8は図5の線C−Cにおける垂直断面図であり、
図9は図5の線D−Dにおける垂直断面図であり、
図10は図5の線E−Eにおける垂直断面図であり、
図11は図5の線F−Fにおける垂直断面図であり、
図12は図1のキャップをその内部に保持される中栓と共に容器首部に締結した状態を示す拡大断面図であり、
図13a及び図13bは、本発明におけるキャップの周状バンドの肉厚分断部のスプリットラインの形状の他の例を拡大して示す図である。
【0013】
本発明のプラスチックキャップの一例を示す図1乃至図3において、このキャップは、頂板部1とスカート部2とからなり且つスカート部内周壁には容器口部のネジと係合するネジ21を備えたキャップ本体3と、スカート部2の下端に破断可能なブリッジ4を介して連結され且つ内面側にボトル首部への係止部5を有する周状バンド6とからなる。
この実施例のキャップは、図12に示されるとおり、内部に保持される内容物注ぎ出し用の中栓9と共にボトル10の首部に閉栓されるもので、キャップ本体3はボトル首部の形状(嵌合された中栓をも含む)にあわせた円筒状の形状をしている。
【0014】
頂板部1の内面には、中栓と係合する機構、軸方向内方に突出したアウターリング11及びインナーリング12と、両リングの中間に位置する凹部13が形成されている。これらの係合機構の機能については図12を参照してあとに説明する。
【0015】
スカート部2の内面側には、容器口部のネジと係合するネジ21が形成されている。一方、スカート部2の外面には、キャップの把持を容易にするためのローレット溝22が形成されている。また、スカート部2の下部は下向きに次第に径が増大するテーパ部23となっており、このテーパ部23を介して周状バンド6の外周面に滑らかに接続されている。また、スカート部2の内面のネジ部21の上方には、中栓を着脱自在に保持する保持用小突起部24が形成されている。この中栓保持用突起部24の機能については図12を参照してあとに説明する。
【0016】
キャップのスカート部2の下側に環状切断面乃至環状分離面31を介し開封明示用の周状バンド6が設けられている。
キャップのスカート部2の下端と周状バンド6とは環状切断面乃至分離面31により分割されていると共に、切断面乃至分離面31の内周よりも内側に位置するように周状に分布して配置された破断可能なブリッジ4により連結されている。
【0017】
この具体例のキャップの場合、周状バンド6の容器首部への係合固定は、フラップ片5により行われる。周状バンド6のフラップ片5は、周状バンドの内周側下部に上下に折り曲げ可能に且つ一体に周状に設けられている。このフラップ片5は、上方且つ内方に折り曲げられた状態で容器首部に挿入され、容器首部のあご部を乗り越えあご部の下部と係合することにより、周状バンドの容器首部への保持が可能となっている。
【0018】
図6〜11においては、フラップ片5は射出成形、圧縮成形などにより成形された状態で示されている。この状態ではフラップ片5は周状バンド6の内面から下方且つ内方に向けて延びている。その後、図示しない工具によりフラップ片は上方且つ内方に向けて延びた状態に変形され、容器首部に巻締られる。
【0019】
フラップ片5は、径内方の先端部51が厚肉であり、薄肉の付け根部52を介して周状バンド6の内面下方部に接続されており、径外方に向けて次第に薄肉となる断面形状を有している。
このフラップ片5は、中心側から周状バンド6の内面に向けて径方向に延びる切り欠き部53により周方向に分割されていることが好ましい(図2参照)。
切り欠き部53はフラップ片5の上下への折り曲げを可能とすると共に液抜きをも可能にするものである。
【0020】
周状バンド6の内周面61はキャップ本体のスカート部内面25の内径よりも大きな内径を有している(図2参照)。このため、フラップ片5が上向きに折り返された状態で容器首部に挿入されるとき、フラップ片5がこの内径の増大したスペース内に収納され、閉栓時に無理な荷重がかからないようになっている。
【0021】
本発明のキャップにおいては、図3及び図4の拡大図に示すとおり、周状バンド6には、分断部7が設けられる。この分断部7は、周状バンド6の他の部分よりも肉厚となっている。
肉厚の分断部7には、周状バンド6の外周面6xから内周面6yに至るように、全体として厚さ方向及び周方向に延びるスリット状のスプリットライン71が形成されており、このスプリットライン71によって、周状バンド6は、分断部7において、内周側部74と外周側部75とに分断区画されており、これにより、このキャップを容器口部から取り外した時に容器口部に切り離された周状バンド6は、格別の工具を用いることなしに、容易に容器口部から取り除かれる。
【0022】
また、図4から明らかな通り、スプリットライン71は、周状バンド6の外周面から厚み方向の途中にまで達している導入部分71aと、部分71aから周方向に延びている部分71b、部分71bから厚み方向を外周面側に延びている戻り部71c、戻り部71cから再び周方向に延びている部分71d、部分71dから厚み方向を内周面側に延びて周状バンド6の内周面に達している部分71eとからなっている。即ち、このスプリットライン71には、戻り部71cが形成されているため、この戻り部によって、内周側部74には、内周側係合部74aが形成され、外周側部75には、外周側係合部75aが形成される。従って、この周状バンド6は、分断部7において内周部側74と外周部側75とに分断されているにもかかわらず、その周方向乃至外側への広がりは、内周側係合部74aと外周側係合部75aとの係合(当接)により有効に防止されるわけである。
【0023】
また、上述したスプリットライン71は、肉厚の分断部7に形成されているため、外周側部75の外周面75xは、周状バンド6の他の部分の外周面6xと滑らかにフラットに連なった状態となっているが、内周側部74の内周面74yは、周状バンド6の他の部分の内周面6yよりも内方に突出して形成されている。従って、本発明では、スプリットライン71の戻り部71cを、周状バンド6の全体を肉厚とすることなく、十分に大きな長さに設定することができ、内周側係合部74aと外周側係合部75aとの係合力を大きなものとして、周状バンド6の周方向乃至外側への広がりを確実に防止することができる。
【0024】
スプリットライン71の詳細な厚さ方向断面を示す図6乃至11において、スプリットライン71は、周状バンド6の上端から下端にまで達しており、周状バンド6は、完全に内周部側74と外周部側75とに分断区画されていることが理解されよう。特に、スプリットライン71は上下方向に延びているため、成形後において上下方向の型抜きを容易に行うことができ、高価な割型を必要とせず、また成形性にも優れており、生産性も高いという利点がある。これは、後述する図13a及び図13bの例においても同様である。
また、内周部側74の内周面74yの上端は、破断可能なブリッジ4によって、スカート部2の内面に連なっているが、スプリットライン71が周状バンド6の内周面6yに達する部分71eでは、このブリッジ4がスプリットライン71を跨ぐようにして設けられていることが、外周側部75の偶発的な捲れを防止し得る上で好適である(図4及び図6)。
スプリットライン71の部分71eでは、厚み方向内部でスプリットライン71が広がっており(図7)、部分71dは、細幅でスプリットライン71が周方向に延びており(図8)、更に戻り部71cでは、厚み方向内部でスプリットライン71が広がっており(図9)、十分な大きさの内周側係合部74a及び外周側係合部75aが形成されている。
スプリットライン71の部分71bでは、部分71dと同様、細幅でスプリットライン71が周方向に延びているが(図10)、外周側部75の偶発的な捲れを確実に防止するためには、その上端に、捲れ防止用の破断可能なブリッジ80を設け、内周側部74の上端と外周側部75の上端を繋いでおくことが好適である。
スプリットライン71の導入部分71aでは、厚み方向内部から周状バンド6の外周面までスプリットライン71が広がっており、さらに、このライン71は、スカート部2のテーパ部をも通って上下に貫通している(図11及び図1)。このように分断部7においては、スプリットライン71は、厚み方向の途中まで達している導入部分71aが外部から観察されるに過ぎず(図1参照)、容器口部は外部からは全く観察されず、衛生性及び外観特性の点で優れている。
【0025】
本実施例のキャップでは、図12に示すとおり、中栓9との組み合わせで容器首部10との密封に用いられる。
【0026】
本実施例のキャップとの組み合わせで好適に使用される中栓を示す図12において、この中栓9は、容器首部10が挿入される溝91を備えたフランジ部92と、フランジ部92の下部の内周側に形成された水平壁93と、フランジ部92の内周上部に設けられた注出筒部94と、水平壁の開口予定部95と、開口予定部95を区画する開口用スコア96と、開口予定部95に設けられた開口用タブ97とを備えている。
【0027】
フランジの外周部98の内面には容器首部の上方あご部と係合する内向きの突起部99が形成されている。一方、フランジの内周部100の外面にはシール部101が形成されている。
注出筒部94は上方に向けて径の増大するラッパ形状となっていて、注ぎ出す液体の液切れを行うことが可能となっている。
開口用タブ97は開口予定部95に足部102を介して一体に設けられたプルリング103からなっており、プルリング103を指で把持し、これを引っ張り上げることにより、スコア96を剪断して、開口予定部95の取り外しが可能となっている。
【0028】
フランジ部92の内周部100の下部には下方への筒状延長部からなる容器首部のガイド104が形成されている。
中栓9はプラスチックキャップ内に収納された状態で一挙に容器首部との閉栓操作に付されるが、キャップ内の中栓9に若干の傾きなどがある場合でも、前記ガイド104の作用により、容器首部10がフランジ部の溝91の中に確実に案内され、中栓9と容器首部10との密封係合が確実に行えるという利点がある。
ガイド104は、容器首部の内径よりも小さい外径を有している。
【0029】
また、中栓フランジ部92の外周部98の下部には複数個の薄片状の突起部105を形成すると共に、プラスチックキャップのネジの上部にはこの薄片状突起部105と係止可能な中栓保持用突起部24を形成する。これにより、キャップの移送中や閉栓操作時に中栓9が離脱することなくプラスチックキャップに確実に保持され、しかも中栓の突起部105が薄片状であるため、開栓時にはキャップの環状突起部24との係合状態が外れ、中栓9を容器首部との密封状態を保ったまま容器首部に残すことが可能となる。
【0030】
中栓9及び図1のキャップと密封係合している状態の容器を示す図12において、この容器首部10は、容器首部の外周に、中栓保持用のあご部111、キャップ締結用のネジ112、周状バンド保持用のあご部113及びサポートリング114を備えている。
【0031】
中栓9及び図1のキャップを容器首部に締結させるには、中栓が内部に収納保持されている中栓付プラスチックキャップを、容器首部に被せ、キャップのネジ21と容器首部のネジ112とを係合させ、キャップを旋回させる。この旋回に伴って、容器首部10の内側に先ず中栓のガイド104が挿入され、容器首部に対して中栓の正しい位置規制が行われる。
キャップの旋回角度が一定角度、例えばキャップのネジ21と容器首部のネジ112とが螺合開始から180度以上に達した時点で、容器首部の頂部115と中栓突起部99とが係合する。
キャップの閉栓のための旋回が続くにつれて、中栓9はキャップのアウターリング11により押し下げられ、中栓突起部99が容器首部の中栓係止用あご部111を乗り越えて、中栓と容器首部との密封係合が行われる。同時に中栓9の注出筒部94は、アウターリング11とインナーリング12との凹部13に挿入され、インナーリング12と密着する。
この状態では、キャップ周状バンドのフラップ片51が容器首部の周状バンド保持用のあご部113を乗り越えてその下部と係合しており、これにより周状バンド6の容器首部への固定も行われる。
【0032】
開栓に際しては、キャップのローレット22を指で把持して、キャップ本体を開栓方向に旋回させるが、周状バンド6はフラップ片5により容器首部に固定されているため、ブリッジ4が切断し、中栓9が容器首部と密封係合した状態でキャップ本体3の容器首部10からの取り外しが可能となる。
中栓9の開封は既に説明した動作により行われ、所定量の内容物を取り出した後、キャップ本体を再び容器首部に被せ、閉栓方向にキャップ本体3を旋回させて、キャップによるリシールを行うことができる。
【0033】
使用済み容器の廃棄に際して、容器首部10に残留する周状バンド6の取り外しは、既に述べた様に、周状バンド6の分断部7により指先で容易に行うことができる。即ち、スプリットライン71により形成されている外周側部75の端部の下側76(図10)に指をかけ、これを外方に引き出すことにより、外周側係合部75aと内周側係合部74aとの係合が解除され、周状バンド6は切り離され、容器首部10からの取り外しが至って容易に行われる。
尚、内周側部74の内周面上端に設けられているブリッジ4は開栓の際に破断され、または弱化されているので、周状バンドの取り外しの障害とはならない。
また、本発明において、スプリットライン71の導入部近傍に、スカート部2の下端と周状バンド6とを繋ぐ強橋絡部を設けておけば、キャップの開封に際して、周状バンド6をキャップと一体に取り外すことも可能となる。
【0034】
上述した本発明においては、種々の設計変更が可能であり、例えば、スプリットライン71は、図4で示されているような戻り部71cの形成により、内周側係合部74aと外周側係合部75aとが形成されている限り、特にその形状は制限されるものではなく、任意の形状を有するものであってよい。また、上述した実施例では、内周側部74が内方に突出した形状となっているが、外周側部75を外方に突出した形状とすることもできる。
更に、内周側部74が、内方に突出し且つ外周側部75が外方に突出した形状とすることもできる。このようにすると、内周面及び外周面を若干突出させるだけで、十分な厚みの分断部7を形成することができ、成形性が向上し、又分断部7が外観上目立たなくなるという利点が得られる。
図13a及び図13bには、このような分断部7乃至スプリットライン71の他の例を示した。
【0035】
図13aにおいては、スプリットライン71は、周状バンド6の外周面から厚み方向の途中にまで達している導入部分71aと、部分71aから周方向に延びている部分71b、部分71bから厚み方向を外周面側に延びている戻り部71c、戻り部71cから再び周方向に延びている部分71d、部分71dから厚み方向を内周面側に延びて、そのまま周状バンド6の内周面に達している部分71eとからなっている。
即ち、このスプリットライン71は、図13aから明らかな通り、導入部分71aが傾斜して延びている点において、図4に示されているスプリットライン71の形状と相違している。この例では、外周側部75の先端厚み部分が傾斜しているため、これを摘み易いという利点を有している。即ち、開栓に際して、容器首部に残った周状バンド6を、外周側部75の先端部分を摘んで、容易に取り外すことができる。また、このような形状のスプリットライン71においても、戻り部71cによって、内周側部74には、内周側係合部74aが形成され、外周側部75には、外周側係合部75aが形成されており、図4と同様、内周側係合部74aと外周側係合部75aとの係合(当接)により、周状バンド6の外側への広がりが有効に防止される。更に、この例においても、スプリットライン71が周状バンド6の内周面に達している部分では、このライン71を跨ぐようにしてブリッジ4(図13aにおいて図示せず)が形成されていることが好ましく、更には、部分71bにおいて、捲れ防止用のブリッジ80が形成されていることが好適である。
【0036】
図13aにおいては、内周側部74の内周面74yは、分断部7以外の部分の周状バンド6の内周面6yよりも若干内方に突出しており、更に図13bにおいては、外周側部75の外周面75xが、分断部7以外の部分の周状バンド6の外周面6xよりも外方に突出している点において、図4の実施例とは基本的に異なっている。また、図13bにおいて、スプリットライン71は、周状バンド6の外周面6xに沿って分断部7内を周方向に延びている導入部分71a’、部分71a’から傾斜して厚み方向の途中にまで達している部分71aと、部分71aから周方向に延びている部分71bと、部分71bから厚み方向を外周面側に延びている戻り部71c、戻り部71cから再び周方向に延びている部分71d、部分71dの途中から分岐して厚み方向を内周面側に延びて、そのまま周状バンド6の内周面に達している部分71eとからなっている。かかる例においても、戻り部71cによって、内周側部74には、内周側係合部74aが形成され、外周側部75には、外周側係合部75aが形成されており、図4と同様、内周側係合部74aと外周側係合部75aとの係合(当接)により、周状バンド6の外側への広がりが有効に防止される。また、図4の例では、肉厚の分断部7において、内周側部74が内方に突出しているため、このような分断部7の形成が外部から認識されず、周状バンド6の外面は全体として滑らかな面となっており、外観特性の点で好ましい。一方、図13bの例では、肉厚の分断部7において、外周側部75の外周面75xが周状バンド6の他の部分の外周面6xよりも外側に突出しているため、分断部7が外部から容易に認識されるものの、この外周側部75を指で捲り易く、キャップ本体から切り離された容器首部に残った周状バンド6を、極めて容易に取り除くことができるという利点を有している。また、図13bでは、スプリットライン71が周状バンド6の内周面に達している部分71eでは、このライン71を跨ぐようにしてブリッジ4(図13aにおいて図示せず)が形成されていることが好ましく、更には、外周側部75の先端部近傍、即ち導入部分71a’において、捲れ防止用のブリッジ80が形成されていることが、外側に突出している外周側部75の偶発的な捲れを防止する上で好適である。
【0037】
また、上述した実施例において、周状バンド6の内面に形成されているボトル首部との係止部は、フラップ片5として示したが、このようなフラップ片5に限定されるものではなく、所謂フィン類やボトル首部の外周ラチェットと係合する内周ラチェットなどを係止部として用いることも勿論可能である。
また、上述した例では、周状バンド6の内面が容器口部のネジ部にひっかからず、キャップの容器口部への打栓が有効に行われる限りにおいて、スカート部2の下端部分に、外側に広がったテーパー部23を形成させず、スカート部2から周状バンド6の外面にかけて、ストレートな面とすることもできる。
【0038】
本発明のプラスチックキャップは、通常、射出成形、圧縮成形等によりキャップ本体及び周状バンドが一体化した状態で製造される。
成形に用いる樹脂としては、各種プラスチック、例えば、低−、中−又は高−密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル、ポリアミド、スチレン系樹脂、ABS樹脂等が挙げられる。
これらの内でも、高密度ポリエチレンやプロピレン系重合体が好適なものである。
キャップ本体とは、別個にライナーを施すこともでき、この場合、低密度ポリエチレン、エチレン系共重合体、各種ゴム乃至熱可塑性エラストマー、アクリル樹脂プラスチゾル、塩化ビニル樹脂プラスチゾル等を用いることができる。
【0039】
本発明において、キャップの製造に用いるプラスチックには、充填剤、着色剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、酸化防止剤、老化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、金属セッケンやワックス等の滑剤、改質用樹脂乃至ゴム、等の公知の樹脂配合剤を、それ自体公知の処方に従って配合できる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、周状バンドがスプリットラインによって厚み方向に切り離されており、使用後におけるボトル首部からの周状バンドの取り外しが指でも容易に出来るという利点を有すると同時に、スプリットラインによる分断によって形成された内周側部と外周側部との間には、周方向に対して両者が係合し得る係合部が設けられているため、周方向への広がりが抑制されている。
しかも、上記のスプリットラインは、他の部分よりも肉厚の分断部に形成されているため、周状バンドを全体的に厚肉とすることなく、十分な大きさの係合部を形成することができる。
また、本発明のキャップは、割型等の複雑で且つ高価な型を使用することなく成形することができ、しかも生産性も高く、外観特性、衛生的特性、巻締の確実性にも優れているという付加的な利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップの一例の側面図。
【図2】図1のキャップの側断面図。
【図3】図2における線L−Lにおける断面図。
【図4】図1のキャップの周状バンドの肉厚分断部のスプリットラインの形状を拡大して示す図。
【図5】図4の肉厚分断部の厚さ方向断面位置を示す説明図。
【図6】図5の線A−Aにおける垂直断面図。
【図7】図5の線B−Bにおける垂直断面図。
【図8】図5の線C−Cにおける垂直断面図。
【図9】図5の線D−Dにおける垂直断面図。
【図10】図5の線E−Eにおける垂直断面図。
【図11】図5の線F−Fにおける垂直断面図。
【図12】図1のキャップをその内部に保持される中栓と共に容器首部に締結した状態を示す拡大断面図。
【図13】図13a及び図13bは、本発明におけるキャップの周状バンドの肉厚分断部のスプリットラインの形状の他の例を拡大して示す図。
【符号の説明】
2:スカート部
4:ブリッジ
6:周状バンド
7:分断部
71:スプリットライン
74:内周側部
75:外周側部

Claims (4)

  1. 頂板部とスカート部とからなり且つスカート部内周壁には容器口部のネジと係合するネジを備えたキャップ本体と、スカート部の下端に破断可能な複数のブリッジを介して連結され且つ内面側にボトル首部への係止部を有する周状バンドとから成るプラスチックキャップにおいて、
    前記周状バンドには、周方向に小幅で延びており且つ他の部分よりも全体として肉厚となっている分断部が形成されており、
    前記分断部には、周状バンドの上端から下端まで達し且つ全体として周状バンドの外周面から内周面に至るように厚さ方向及び周方向に延びているスリット状のスプリットラインが形成されており、該スプリットラインによって、分断部における周状バンドは、外周側部と内周側部とに分断区画されており、
    前記分断部において、周状バンドの内周側部の内側面は、分断部以外の部分の周状バンドの内周面に比して内方に突出しており、且つ周状バンドの外周側部の外側面は、分断部以外の部分の周状バンドの外周面とフラットに連なっており、
    前記スプリットラインは、周状バンドの外周面から厚み方向の途中にまで達している導入部分と、導入部分から周方向に延びている部分と、導入部分から周方向に延びている部分から厚み方向を外周面側に延びている戻り部と、戻り部から再び周方向に延びている部分と、戻り部から再び周方向に延びている部分から厚み方向を内周面側に延びて周状バンドの内周面に達している部分とからなり、戻り部によって、外周側部の内側面には外周側係合部が形成されかつ内周側部の外側面には内周側係合部が形成され、
    周状バンドの拡径に際して前記外周側係合部及び前記内周側係合部は相互に周方向に係合可能である、
    ことを特徴とする分別廃棄可能なプラスチックキャップ。
  2. 頂板部とスカート部とからなり且つスカート部内周壁には容器口部のネジと係合するネジを備えたキャップ本体と、スカート部の下端に破断可能な複数のブリッジを介して連結され且つ内面側にボトル首部への係止部を有する周状バンドとから成るプラスチックキャップにおいて、
    前記周状バンドには、周方向に小幅で延びており且つ他の部分よりも全体として肉厚となっている分断部が形成されており、
    前記分断部には、周状バンドの上端から下端まで達し且つ全体として周状バンドの外周面から内周面に至るように厚さ方向及び周方向に延びているスリット状のスプリットラインが形成されており、該スプリットラインによって、分断部における周状バンドは、外周側部と内周側部とに分断区画されており、
    前記分断部において、周状バンドの外周側部の外側面は、分断部以外の部分の周状バンドの外周面に比して外方に突出しており、且つ周状バンドの内周側部の内側面は、分断部以外の部分の周状バンドの内周面とフラットに連なっており、
    前記スプリットラインは、周状バンドの外周面に沿って分断部内を周方向に延びている導入部分と、導入部分から厚み方向の途中にまで達している部分と、導入部分から厚み方向の途中にまで達している部分から周方向に延びている部分と、該周方向に延びている部分から厚み方向を外周面側に延びている戻り部と、戻り部から再び周方向に延びている部分と、戻り部から再び周方向に延びている部分の途中から分岐して厚み方向を内周面側に延びて、そのまま周状バンドの内周面に達している部分とからなり、戻り部によって、外周側部の内側面には外周側係合部が形成されかつ内周側部の外側面には内周側係合部が形成され、
    周状バンドの拡径に際して前記外周側係合部及び前記内周側係合部は相互に周方向に係合可能である、
    ことを特徴とする分別廃棄可能なプラスチックキャップ。
  3. 前記スプリットラインが、周方向に延びている部分において、周状バンドの少なくとも上端には、前記内周側部と前記外周側部とを繋ぐ外周側部の捲れ防止用ブリッジが形成されている請求項1または請求項2に記載のプラスチックキャップ。
  4. 前記スプリットラインの周状バンド外周面からの導入部は、分断部以外の部分の周状バンドの外周面に沿って周方向に延び、該導入部には、前記内周側部と前記外周側部とを繋ぐ外周側部の捲れ防止用ブリッジが形成されている請求項2に記載のプラスチックキャップ。
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