JP4528364B2 - コークス炉におけるコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法 - Google Patents
コークス炉におけるコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4528364B2 JP4528364B2 JP2010508652A JP2010508652A JP4528364B2 JP 4528364 B2 JP4528364 B2 JP 4528364B2 JP 2010508652 A JP2010508652 A JP 2010508652A JP 2010508652 A JP2010508652 A JP 2010508652A JP 4528364 B2 JP4528364 B2 JP 4528364B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coke
- extrusion
- load
- furnace
- cake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10B—DESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
- C10B45/00—Other details
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10B—DESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
- C10B33/00—Discharging devices; Coke guides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10B—DESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
- C10B33/00—Discharging devices; Coke guides
- C10B33/08—Pushers, e.g. rams
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L1/00—Measuring force or stress, in general
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Coke Industry (AREA)
Description
本願は、2008年10月30日に、日本国に出願された特願2008−279889号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
また、建設されて30年以上が経過して炉体の老朽化が進展し、炉壁の剛性が低下したコークス炉も増えている。このようなコークス炉では、コークス炉炭化室の炉壁面に変形や凹凸が生じている。これらの変形や凹凸の生じている箇所をコークスケーキが通過する際には、コークス押出し抵抗が増加し、炉壁にかかる荷重が上昇する。その結果、このコークス炉では、炉壁煉瓦の破孔や炉壁損壊等のトラブルが発生する虞が高くなっている。
このうち、炉壁煉瓦の凹凸の影響が最も大きいと考えられる。特に、近年ではコークス炉の老朽化が進展し、コークス炉の炭化室では、上述したようにその炉壁にカーボンが付着して突起部が形成されている場合が多い。このカーボンの突起部が形成されている部分では、その分だけ炉幅(炉壁間距離)が狭くなっている(炉幅狭小部)。この炉幅狭小部をコークスケーキが通過する際には、突起部の押出し機側の斜面から反力を受ける。さらに、コークスケーキは、本来の炭化室幅よりも狭い部分を通過させることになるため、当然、通常よりも余分な力が必要となる。このように、突起部をコークスケーキが通過する時には、コークスケーキを押し出す際の抵抗が増大する。
炭化室に装入された石炭では、その乾留過程において、石炭の軟化溶融層が炉幅方向中央で会合した後に炉幅方向に収縮して、その体積が水平方向に減少する水平焼減りが生じる。このコークスの水平焼減りは、コークスの炉幅方向中央に生じる空隙量、および、炉壁とコークス塊との間に形成される空隙量(これらの空隙量の合計を以下「炉幅方向の全空隙量」という)と密接に関連している。コークスケーキを炭化室から押し出す際には、押出し機からコークスケーキに与えられた押出し力(圧)の一部が、側圧として炉壁面に加わる(例えば、非特許文献1参照)。この水平焼減り量が多くて炉幅方向の全空隙が大きいほど、コークスケーキの押出しに必要な力は少なくて済み、結果として、炉壁にかかる荷重(圧力)も低減される。
なお、特許文献3には、炉壁に付着したカーボンの厚みを考慮することが記載されているが、付着カーボンによる炉壁の突起部を問題にしたものではない。
本発明の目的は、装入炭の種類や乾留条件により決まるコークスケーキの性状と炉体側要因との双方の影響を含む条件で、押出し力と良好な対応関係にある指数を提示し、コークス押出し負荷の推定精度をさらに向上させることである。
そこで、本発明者らは、押出し負荷に対する突起部の厚みと炉幅方向の全空隙量と炉壁間距離との関係を調査した結果、コークスケーキが、この炉幅狭小部を通過する際の押出し負荷は、特定の指数によって表記できることを見出した。
(1)本発明のコークス炉におけるコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法は、コークス炉炭化室の炉壁に存在する突起部により前記炉壁間の距離が狭くなった炉幅狭小部をコークスケーキが通過する際の押出し負荷を、炉壁間距離L、突起部の厚みh、及び炉幅方向の全空隙量wをパラメータとして下記式(1)で定義する指数Qnを用いて評価し;前記全空隙量wが、前記コークスケーキ押出し方向左右の前記炉壁と前記コークスケーキとの間の空隙量と、前記コークスケーキの中央部にある空隙量と、を合わせた空隙量とする。
Qn=(h−w)/L ・・・(1)
(2)上記(1)の場合、側壁に異なる突起部の厚みhを持つ複数の突起部を装着可能な押出し負荷測定試験装置を用いて、側壁間距離L、突起部の厚みh、および、幅方向の全空隙量wの条件での押出し負荷を、前記突起部を交換しつつ複数回測定し、請求項1に記載の前記式(1)を用いて算出した前記Qnと実測した前記押出し負荷との相関関係Xを予め求めておく。そして、コークス炉炭化室の炉壁の突起部の厚みh1と装入炭の種類や乾留条件から得られる炉幅方向の全空隙量w1と炉壁間距離L1とから、請求項1に記載の式(1)を用いて前記コークス炉炭化室に関する指数Qn1を算出し、前記相関関係Xと前記Qn1とに基づいて、前記コークス炉炭化室の前記押出し負荷を求めるのが好ましい。
(3)上記(2)の場合、前記突起部の厚みh1を、前記炉壁のプロファイル情報を積分することで算出するのが好ましい。
(4)上記(2)または(3)の場合、前記押出し負荷測定試験装置に配置されたコークスケーキを押し出す際に、前記コークスケーキの押出し方向とは逆の方向から所定の力を加えて、前記Qnと実測した前記押出し負荷との相関関係Xとを求めるのが好ましい。
(5)上記(2)または(3)の場合、前記押出し負荷測定試験装置に配置されたコークスケーキを押し出す際に、前記コークスケーキの上部から所定の力を加えて、前記Qnと実測した前記押出し負荷との相関関係Xとを求めるのが好ましい。
このため、コークス押出し負荷に基づいて推定される炉壁側圧が炉壁の耐圧限界を超えないように、コークス炉の操業条件や装入石炭の性状を管理できる。その結果、炉壁破孔等のトラブル防止が可能となる。また、炉壁のプロファイル情報に基づいて炉壁煉瓦の破孔に至る虞のある部位を精度良く推定でき、炉壁補修の優先順位を的確に定めることが可能となり、補修効率の向上を図ることができる。
その結果、コークス炉本体の寿命が延長できるだけでなく、コークス炉の操業が安定して行なえる。
また、本発明によれば、コークスの押出しに必要とされる力が推定できるため、コークスの押出しの可否が事前に判断できる。よって、コークスの押し詰め等のトラブルが減少するため、コークスの生産性向上という相乗効果が得られる。
炉壁に付着カーボンによる突起部が形成されている炭化室から、石炭の乾留後にコークスケーキを押し出す場合、例えば図7に示すように、コークスケーキを構成する個々のコークス塊は、押出し機側からコークガイド車側に向かってその突起部9の押出し機側の斜面21を登坂し、テラス面22を通過する(乗り越える)必要がある。
Qn=(h−w)/L ・・・(1)
近年のコークス炉の老朽化に伴い、炭化室の炉壁状態を把握することの重要性が増している。そのために、炭化室内の高さ方向および炉長方向の全域について炉壁のプロファイルを測定して、炉壁煉瓦の状態や炉壁に形成された凹凸の位置と形状を調査・計測することの重要性が増している。そのような調査や計測をするための装置は、上記特許文献4以外にも種々提案されている。本発明において突起部の形成位置や突起部の厚みh、その形状を測定する際には、そのような公知の手段を適宜用いることができる。
コークスを製造する際、配合される複数の原料炭の銘柄や配合割合、乾留時間などの操業条件によって、乾留時のコークスの収縮率は変化する。また、炭化室は一般的に炉長方向にテーパー形状であるため、石炭への加熱が一定となるように、燃焼室の燃焼温度が列内温度分布を有している。コークスの収縮率は温度によって変化するため、コークス炉のコークス押出し方向における位置によっても、乾留時のコークスの収縮率が変化する場合がある。
そこで、例えば、特許文献2に記載されているように、小型電気炉のような試験炉(例えば炭化室の大きさが、長さ1050mm×高さ900mm×幅450mm)を用いて乾留試験を行い、さまざまな石炭の装入条件において、さまざまな炉温における乾留時間と焼減り量との関係を予め求めておく。この試験で得られたそれらの関係から、実際の操業における炉幅方向のコークスの焼減量(収縮率)を求めることができる。
コークスの収縮は、コークス炉内において軟化溶融層が消滅した後に開始される。この際に、コークスは、このコークス中の収縮中心に向けて収縮する。従って、この収縮によるコークスの体積の減少は、炭化室中心部でのコークスの収縮による体積の減少と、炉壁側でのコークスの収縮による体積の減少とに分配される。
コークスの収縮率(収縮係数)は、主に石炭の揮発分と温度とから定まる。例えば、C.Meyer,D.Habermehl and O.Abel : Gluckauf-Forshungshefte, 42(1981),233には、コークスの収縮係数が石炭の揮発分と温度との関数として表されている。このような当業者に公知の手法に基づいて、揮発分と温度とを与えることにより、コークス層の各部分の収縮率を求めることができる。その際、コークス層の各部分の温度は、シース熱電対等を用いて直接測定しても良いが、例えば、田代ら、富士製鐵技報、17(1968年)、353頁等に記載されているような公知の方法を用いて、1次元熱伝導モデルの計算によって推算することができる。
例えば、コークス炉内での乾留の進行状況は、燃焼室が炭化室の両側に配されているため、炭化室内の炉幅方向中心部を境として左右対称と考えられる。従って、炭化室の片側半分を炉幅方向に10等分し、この10等分した位置と炭化室の両端とを含む11点について、それぞれの位置が収縮中心となった場合における炉壁側のコークス収縮量を求める。次いで、これら11点の炉壁側のコークス収縮量の平均値を求めることにより、炉壁側のコークス収縮量を求め、炉壁とコークス塊との間の空隙量を求めることができる。炉幅方向中央の空隙量に関しても同様に、炉幅方向中央側のコークスの収縮量の平均を求めることで、得られる。
前後パネル11、12の下端部には、それぞれローラー20が取り付けられており、基台14上を円滑に移動できるようになっている。従って、後述する押出し荷重と受け側荷重とを測定する際に、前後パネル11、12と基台14との摩擦が減少し、得られる測定結果の精度が向上する。
コークスケーキ2の押出し方向と垂直な方向における側面パネル5、5とコークスケーキ2との間隔は、コークスケーキ2の押出し方向の前後に設けられた位置検出器(側面用)8、8の測定値に基づいて、側面パネル支持用油圧シリンダ4、4によって中間可動壁6、6を移動させることにより適宜調整することができる。
図5Cの例では、一例として、一部に楔型の斜面21を有する台形型の突起部9を示したが、液滴のような曲線を有する斜面や、波状の斜面等、実際のコークス炉の実態に合わせた形状の突起部を用いる。この場合においても、楔型の斜面21を有する台形型の突起部9と同様に、突起部9の乗り越えに必要な力等は、指数Qnを用いた関数により近似できる。
押出しの開始後、コークスケーキ2は、(押出し力−反力)の力によって反力付加用油圧シリンダ3の方向に移動し、突起部9の斜面21を移動(登坂)し、最終的には突起部9のテラス面22に乗り上げるように移動する。
コークスケーキ2が突起部9を通過する際に、ロードセル17、18により、押出し力、反力、および、左右の側面パネル5、5にかかる力のそれぞれを連続的に測定する。
また、上述したように、コークスケーキ2の上部に積載する錘19の量を変えることにより、実際のコークス炉におけるコークスケーキ2の炉高方向の想定位置を変えることができ、炉高方向の任意の位置での炉壁にかかる荷重を評価することができる。
押出し用油圧シリンダ1側のシリンダヘッド10の移動距離が120〜130mm以降では、試験用のコークスケーキ2が突起部9の斜面21を登坂しはじめ、左右の側面荷重が増加し出した。
さらに押出しが進み、コークスケーキ2が突起部9のテラス面22と押出し方向左側の側面パネル5とで構成される炉幅狭小部に侵入するにつれて、押出し荷重と左右の側面荷重はさらに増加した。押出し距離(押出し用油圧シリンダヘッド移動距離)が概ね500mmになると、コークスケーキ2のほぼ全体が炉幅狭小部に詰め込まれた状態となり、押出し荷重と左右の側面荷重が共に最大になった。押出し距離が500mmになった際に各荷重が低下しているのは、試験用のコークスケーキ2の末端が、コークス押出し負荷測定試験装置から押し出され始めたからである。
次に、実際のコークス炉の炭化室炉壁面における突起部の存在位置とその厚みh1、及びこの突起部がある箇所の炉壁間距離L1を、例えば、特許文献4に記載されているような手段によって求めておく。さらに、この突起部がある箇所の炭化室炉幅方向の全空隙量w1を、例えば、特許文献3に記載されているような方法で推算しておく。
更に、炉壁に複数の突起部が存在する場合、これらの突起部の乗り越えに必要となる押出し力を適宜合計していくことで、コークスケーキが通過するのに必要とされる合計の押出し力を精度良く推定できる。複数の突起部がある場合、コークスケーキの押出しの進行状況によって、このコークスケーキの押出しに影響を及ぼす突起部の数も変化してく。本発明では、個々の突起部についてコークスケーキの押出しに必要とされる力を推定できるので、このような場合であっても、必要とされるコークスケーキの押出し力を精度良く推定できる。
従来では、このように炉壁に突起部が複数ある場合、これら個々の突起部に関する押出し負荷について、全く評価する手段が無かった。これに対し、本発明によれば、上述のように個々の突起部に関する押出し負荷を精度よく推定して評価できるため、個々の突起部を乗り越えるのに必要とされる押出し力を算出することが可能となった。これにより、後述する種々の効果が得られる。
また、本発明によれば、突起部のテラス面の押圧の推定値が高い箇所については、炉壁煉瓦の破孔等のトラブルを未然に防止するために、補修作業を優先して実施する順位を的確に定めるといった判断を速やかに下すことが可能となり、補修効率の向上を図ることができる。
また、上述のようにコークスの押出しに必要とされる力が推定できるため、コークスの押出しの可否が事前に判断できる。よって、コークスの押し詰め等のトラブルが減少する。
2 試験用のコークスケーキ
3 反力付加用油圧シリンダ
4 側面パネル支持用油圧シリンダ
5 側面パネル
6 中間可動壁
7 側面支持体
8 位置検出器(側面用)
9 突起部
10 シリンダヘッド
11 前パネル
12 後パネル
13 位置検出器(押出し用)
14 基台
15 押出し用油圧シリンダ支持体
16 反力付加用油圧シリンダ支持体
17、18 ロードセル
19 錘
20 ローラー
21 突起斜面
22 テラス面
23 炉壁−コークス塊間の空隙
24 コークスケーキ中央の空隙
25 コークス塊
26 炉壁
h 突起部の厚み
L 炉壁間距離
w 炉幅方向の全空隙量
Claims (5)
- コークス炉におけるコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法であって:
コークス炉炭化室の炉壁に存在する突起部により前記炉壁間の距離が狭くなった炉幅狭小部をコークスケーキが通過する際の押出し負荷を、炉壁間距離L、突起部の厚みh、及び炉幅方向の全空隙量wをパラメータとして下記式(1)で定義する指数Qnを用いて評価し;
前記全空隙量wが、前記コークスケーキ押出し方向左右の前記炉壁と前記コークスケーキとの間の空隙量と、前記コークスケーキの中央部にある空隙量と、を合わせた空隙量とする;
ことを特徴とするコークス炉におけるコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法。
Qn=(h−w)/L ・・・(1) - 側壁に異なる突起部の厚みhを持つ複数の突起部を装着可能な押出し負荷測定試験装置を用いて、側壁間距離L、突起部の厚みh、および、幅方向の全空隙量wの条件での押出し負荷を、前記突起部を交換しつつ複数回測定し、請求項1に記載の前記式(1)を用いて算出した前記Qnと実測した前記押出し負荷との相関関係Xを予め求めておき、
コークス炉炭化室の炉壁の突起部の厚みh1と装入炭の種類や乾留条件から得られる炉幅方向の全空隙量w1と炉壁間距離L1とから、請求項1に記載の式(1)を用いて前記コークス炉炭化室に関する指数Qn1を算出し、
前記相関関係Xと前記Qn1とに基づいて、前記コークス炉炭化室の前記押出し負荷を求めることを特徴とする請求項1に記載のコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法。 - 前記突起部の厚みh1を、前記炉壁のプロファイル情報を積分することで算出することを特徴とする請求項2に記載のコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法。
- 前記押出し負荷測定試験装置に配置されたコークスケーキを押し出す際に、
前記コークスケーキの押出し方向とは逆の方向から所定の力を加えて、前記Qnと実測した前記押出し負荷との相関関係Xとを求めることを特徴とする請求項2または3に記載のコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法。 - 前記押出し負荷測定試験装置に配置されたコークスケーキを押し出す際に、
前記コークスケーキの上部から所定の力を加えて、前記Qnと実測した前記押出し負荷との相関関係Xとを求めることを特徴とする請求項2または3に記載のコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008279889 | 2008-10-30 | ||
JP2008279889 | 2008-10-30 | ||
PCT/JP2009/005795 WO2010050236A1 (ja) | 2008-10-30 | 2009-10-30 | コークス炉におけるコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4528364B2 true JP4528364B2 (ja) | 2010-08-18 |
JPWO2010050236A1 JPWO2010050236A1 (ja) | 2012-03-29 |
Family
ID=42128607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010508652A Active JP4528364B2 (ja) | 2008-10-30 | 2009-10-30 | コークス炉におけるコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4528364B2 (ja) |
KR (1) | KR101342235B1 (ja) |
CN (1) | CN102197110B (ja) |
BR (1) | BRPI0920078B1 (ja) |
WO (1) | WO2010050236A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101279235B1 (ko) | 2008-10-30 | 2013-06-26 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 코크스로에 있어서의 코크스 압출시에 발생하는 부하의 추정 방법 |
KR20150006780A (ko) | 2013-07-09 | 2015-01-19 | 에스케이이노베이션 주식회사 | 신규 착화합물 및 이를 이용한 폴리(알킬렌 카보네이트)의 제조방법 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5505221B2 (ja) * | 2010-09-14 | 2014-05-28 | 新日鐵住金株式会社 | コークス炉におけるコークス押出負荷の推定方法 |
EP2714499B1 (en) | 2011-05-27 | 2017-07-05 | Micro-Beam SA | Electrically assisted street scooter |
JP5590270B1 (ja) | 2012-11-27 | 2014-09-17 | Jfeスチール株式会社 | コークスの押出力推定方法およびコークス炉の補修方法 |
JP6264141B2 (ja) * | 2014-03-27 | 2018-01-24 | 新日鐵住金株式会社 | コークスケーキ押出力推定方法 |
JP6394264B2 (ja) * | 2014-10-14 | 2018-09-26 | 新日鐵住金株式会社 | 水平室式コークス炉におけるコークス隆起量の推算方法及びそれにより得られた隆起量に基づくコークスケーキ押出方法 |
CN112126444B (zh) * | 2020-09-19 | 2021-05-11 | 太原理工大学 | 基于弹簧自调节测定炼焦煤膨胀压力及膨胀位移的装置 |
JP7594184B2 (ja) | 2021-03-02 | 2024-12-04 | 日本製鉄株式会社 | 崩れコークス掻き出し方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000290658A (ja) * | 1999-04-05 | 2000-10-17 | Nippon Steel Corp | コークス炉の操業方法 |
JP2005068296A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Jfe Steel Kk | コークスケーキ押し出し性の推定方法 |
JP2005350610A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Sumitomo Metal Ind Ltd | コークス炉の操業方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN2551649Y (zh) * | 2002-09-30 | 2003-05-21 | 武汉利德科技有限公司 | 焦炉推焦定位装置 |
KR101279235B1 (ko) | 2008-10-30 | 2013-06-26 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 코크스로에 있어서의 코크스 압출시에 발생하는 부하의 추정 방법 |
-
2009
- 2009-10-30 KR KR1020117010224A patent/KR101342235B1/ko active IP Right Grant
- 2009-10-30 CN CN200980142607.0A patent/CN102197110B/zh active Active
- 2009-10-30 WO PCT/JP2009/005795 patent/WO2010050236A1/ja active Application Filing
- 2009-10-30 BR BRPI0920078-9A patent/BRPI0920078B1/pt active IP Right Grant
- 2009-10-30 JP JP2010508652A patent/JP4528364B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000290658A (ja) * | 1999-04-05 | 2000-10-17 | Nippon Steel Corp | コークス炉の操業方法 |
JP2005068296A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Jfe Steel Kk | コークスケーキ押し出し性の推定方法 |
JP2005350610A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Sumitomo Metal Ind Ltd | コークス炉の操業方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101279235B1 (ko) | 2008-10-30 | 2013-06-26 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 코크스로에 있어서의 코크스 압출시에 발생하는 부하의 추정 방법 |
KR20150006780A (ko) | 2013-07-09 | 2015-01-19 | 에스케이이노베이션 주식회사 | 신규 착화합물 및 이를 이용한 폴리(알킬렌 카보네이트)의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2010050236A1 (ja) | 2010-05-06 |
KR20110081275A (ko) | 2011-07-13 |
CN102197110A (zh) | 2011-09-21 |
JPWO2010050236A1 (ja) | 2012-03-29 |
BRPI0920078A2 (pt) | 2016-04-05 |
CN102197110B (zh) | 2014-06-25 |
BRPI0920078B1 (pt) | 2020-12-22 |
KR101342235B1 (ko) | 2013-12-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4528364B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法 | |
JP4538097B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出しの際に発生する負荷の推定方法 | |
JP5114669B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出し時の炉壁荷重の評価方法 | |
JP5182005B2 (ja) | 室式コークス炉におけるコークス押出し力の推定方法及び推定された押出し力に基づく室式コークス炉の操業方法 | |
JP5182006B2 (ja) | 室式コークス炉におけるコークス押出し時の側面荷重の推定方法及び推定された側面荷重に基づく室式コークス炉の操業方法 | |
JP5114667B2 (ja) | コークス押出し負荷の評価方法及び装置 | |
JP4994931B2 (ja) | 室式コークス炉におけるコークスの押出し力の推定方法およびコークス炉の押出性判定方法 | |
JP5505221B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出負荷の推定方法 | |
JP4321369B2 (ja) | コークス炉の操業方法 | |
JP5605091B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出負荷の推定方法 | |
JP5605105B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出負荷の推定方法 | |
JP5776645B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出負荷の推定方法 | |
JP5605129B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出負荷の推定方法 | |
JP2008255299A (ja) | コークス炉の操業方法 | |
JP6197568B2 (ja) | 室式コークス炉におけるコークス押出し力の推定方法 | |
JP2012072241A (ja) | コークス炉におけるコークス押出負荷の推定方法 | |
JP2019006940A (ja) | コークス炉の炉壁診断方法 | |
JP6260254B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出負荷の推定方法 | |
JP4259234B2 (ja) | 水平室炉式コークス炉の原料の選択方法 | |
JP4980098B2 (ja) | 室式コークス炉の操業方法 | |
JP6394264B2 (ja) | 水平室式コークス炉におけるコークス隆起量の推算方法及びそれにより得られた隆起量に基づくコークスケーキ押出方法 | |
JP5966845B2 (ja) | コークス炉におけるコークス押出力の推定方法 | |
JP2003064378A (ja) | コークス炉の操業方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100511 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100604 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4528364 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |