JP4520686B2 - 端子台取り付け構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、端子台取り付け構造に係り、ネジなどを用いずに、簡易に取り付ける手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13(a)〜(c)は従来の端子台の構造を示す図であり、図13(a)はその端子台の上面図、図13(b)はその端子台の側面図、図13(c)はその端子台の下面図である。図14は図13に示す従来の端子台が取り付けられる取り付け台座の上面図である。
図13及び図14において、50は端子台であり、51は端子台50が取り付けられる取り付け台座である。52は端子台50の長手方向の側面に設けられている係爪である。この係爪52は、端子台50の側面から伸びて底面よりも下側の方まで突出し、端子台50の外側方向に引っ掛け用の爪を有しており、且つ、弾性をも有している。なお、端子台50の係爪52に弾性を持たせているのは、端子台50を取り付け台座51に強固に固定させるためである。53は取り付け台座51に穴加工され、端子台50の係爪52を固定する係止穴である。
【0003】
端子台50の側面に設けられた係爪52は、端子台50の側面に、少なくとも1組対向するように設けられており、この係爪52に弾性を持たせている。ここで、係爪52を対向するように設けているのは、端子台50の外側方向に働く弾性を一対設けることによって、係爪52を取り付け台座51の係止穴53に強く勘合させるためである。端子台50の係爪52は、弾性の点で好適な熱可塑性樹脂などで構成している。
【0004】
54は端子台50の下部に設けられ、端子台50を取り付け台座52に取り付ける時の位置決め脚であり、55は端子台50の下部に設けられ、接地するための接地端子である。
【0005】
56は取り付け台座51に穴加工され、端子台50の位置決め脚54をガイドするガイド穴である。端子台50の係爪52は、取り付け台座51の係止穴53に係合させる際、その弾性力により係止穴53に強固に固定される。そして、57は取り付け台座51に穴加工され、端子台50の接地端子55と接触され、アース接地する接地端子穴である。
【0006】
図15(a)〜(c)は図13に示す端子台50を図14に示す取り付け台座51に取り付ける工程を示す図である。
図15(a)に示すように、端子台50と取り付け台座51を用い、端子台50が取り付け台座51に対して矢印aの方向に押圧されると、端子台50の係爪52の引っかけ部先端の外側に設けた傾斜部に、取り付け台座51の係止穴53が接触する。端子台50をa方向へ押圧し続けると、係止穴53は、引っかけ部先端の外側に設けた傾斜部と接触した係爪52を端子台50の内側方向へ押圧する。これにより、係爪51は端子台50の内側方向へ湾曲する。
【0007】
次いで、端子台50の内側方向に押圧され、湾曲された端子台50の係爪52は、図15(b)、(c)に示すように、取り付け台座51の係止穴53を貫通する。これと同時に、端子台50の係爪52は、係爪52の弾性力によって、今度は端子台50の内側方向から端子台50の外側方向へ向かって係止穴53を押圧する。
【0008】
係爪52は端子台50をはさむようにして設けているため、端子台50の外側方向へ相互に係爪52の弾性力が働くので、係爪52は係止穴53に強固に固定され、端子台50と取り付け台座51は強固に固定される。この端子台50を取り付け台座51に固定させると同時に、端子台50の接地端子55は、取り付け材座51の接地端子穴57と接触させて接地される。
【0009】
なお、端子台50の取り付け台座51への位置決めは、端子台50の係爪52と接地端子55を取り付け台座51の係止穴53と接地端子穴57に各々挿入、固定させる際に同時に行われる。具体的には、その位置決めは、端子台50の位置決め脚54を取り付け台座51のガイド穴56に案内することによって行う。これにより、端子台50は取り付け台座51の所定の位置に誘導される。
【0010】
この従来の端子台取り付け構造では、端子台50の係爪52を弾性の点で好適な熱可塑性樹脂などの材料で構成したため、端子台50の係爪52をその弾性力により端子台50の外側方向へ向かって、取り付け台座51の係止穴53を押圧させることができる。このため、端子台50の係爪52を取り付け台座51の係止穴53に強固に固定できるので、端子台50を取り付け台座51に強固に固定できるという利点を有する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような従来の端子台取り付け構造では、端子台50の係爪52に弾性を持たせるために、熱可塑性樹脂を採用していたが、近年の厳しい耐熱性基準に絶えられないことがあった。そこで、耐熱性を向上させるために、より難燃性の高い熱硬化性樹脂などを採用すればよいが、熱硬化性樹脂は熱可塑性樹脂と比較して、弾性の点で著しく劣る。
【0012】
このため、端子台50の係爪52に熱硬化性樹脂を、そのまま前述したような従来の端子台取り付け構造における端子台50の係爪52に適用すると、端子台50を取り付け台座51に取り付けた際に取り付け強度が弱くなり、最悪の場合、端子台50の係爪52が破損する恐れがあった。
【0013】
また、ネジなどの固定手段を用いれば、弾性に優れた熱可塑性樹脂だけでなく、弾性の点で劣る熱硬化性樹脂にも対応することができ、耐熱性、取り付け強度の点を満たすことができるが、ネジ止め工程が新たに必要となってしまう。前述した端子台50の係爪52に弾性力を持たせた従来の端子台取り付け構造は、端子台50の係爪52を取り付け台座51の係止穴53に貫通させて、係爪52の弾性力によって係爪52を係止穴53に係止させるという簡単な取付方法である。
【0014】
これに対し、ネジ止め作業では、一々ネジをネジ穴に通してからネジをまわして固定させなければならず、作業が面倒であった。また、このネジ止め作業では、ネジ部品及びネジ止め工程等が新たに加わるため、その分、工数が増え、コストが高くなる。
【0015】
そこで、本発明は、上記のような課題を解消するためになされたもので、コストのかかるネジ止め作業を行うことなく、しかも、端子台に弾性の点で劣った材料を用いても、端子台を取り付け台座に容易な手段で強固且つ低コストで固定することができる端子台取り付け構造を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
第1の脚部と、第2の脚部と、突出片とが設けられた端子台と、前記第1及び前記第2の脚部が挿入され前記端子台をスライドすることで前記第1の脚部及び前記第2の脚部と係合する第1及び第2の脚部固定用穴と、前記第1の脚部固定用穴と前記第2の脚部固定用穴との間に配置され、前記突出片が挿入され前記端子台をスライドすることで前記突出片に対し前記端子台をスライドさせた方向に押圧するストッパー部を備える固定穴部とを有する取り付け台座とからなる。
【0017】
第1及び第2の脚部固定用穴は、第1及び第2の脚部を挿入する挿入穴部と、前記挿入穴部の挿入穴幅よりも狭い穴幅の固定穴部とからなる。
【0018】
第1及び第2の脚部は、端子台から突出する支持部と、前記第1及び第2の脚部の先端部を形成し前記支持部よりも幅が広い固定部とからなる。
【0019】
ストッパー部は、固定穴部の縁から延設された弾性体である。
【0020】
ストッパー部は、第1及び第2の脚部固定用穴一端が固定穴部の一端よりも端子台のスライド方向前方に位置するように設けられ、前記固定穴部の一端に対向する他端から延設された弾性体である。
【0021】
端子台が取り付け台座に固定された端子台取り付け構造において、端子台は、端子台の脚部を有し、取り付け台座は、端子台の脚部を挿入させるとともに、スライドさせて固定する脚部固定用穴を有し、前記端子台は接地端子を有し、取り付け台座はテーパー部を有する接地端子穴を有し、前記接地端子穴は、前記接地端子を挿入させるとともにスライドし、前記接地端子と前記テーパー部を接触させて接地する。
【0022】
【0023】
挿入穴部のスライド方向側にテーパー部を設ける。
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
実施の形態1
図1〜図4は本発明に係る実施の形態1における端子台取り付け構造の構成部品の図であり、図1(a)はその端子台上面図、図1(b)はその端子台側面図、図1(c)はその端子台下面図である。図2は図1に示す端子台が取り付けられる取り付け台座の下面図、図3は図に示す端子台の係爪を拡大図、図4は図2に示す取り付け台座の脚部固定用穴の拡大図である。
【0024】
図1〜図4において、1は端子台であり、2は端子台1が取り付けられる取り付け台座である。3は端子台1の長手方向の下面端部から下方へ向かって突出する係爪支持部3aと、この係爪支持部3aに支持され、端子台1の外側方向にも最下面部分を突出させた係爪固定部3bとから構成された係爪である。この端子台1の係爪3は、図1(b)に示すように、端子台1の側面短手方向から見てL字形状である。
【0025】
4は端子台1の係爪3を挿入させるとともに、スライドさせる取り付け台座2に穴加工された挿入穴部4aと、挿入穴部4a内をスライドさせて導入された端子台1の係爪3を固定する固定穴部4bとから構成された脚部固定用穴である。挿入穴部4aは、穴幅が固定穴部4bよりも大きくなっており、さらに端子台1の係爪3をスムーズに挿入させるために、穴幅が係爪固定部3aの対応幅よりも大きくなっている。
【0026】
固定穴部4bは、端子台1の係爪3aを強固に固定させるために、穴幅が係爪固定部3bの対応幅よりも小さくなっており、その穴幅は係爪支持部3aより若干大きくなっている。端子台1の係爪3は、固定穴部4b内にスライドさせて固定させた後、係爪3が固定穴部4b内から抜けないように係爪3のL字部分の最下面部分の係爪固定部3bが固定穴部4bよりも大きく形成されている。さらに、係爪3は、固定穴部4bの外側の所で係爪固定部3bが接触して引っかかるようになっている。
【0027】
挿入穴部4aと固定穴部4bは、端子台1の係爪3を挿入穴部4aから固定穴部4bへスムーズにスライドさせるために、挿入穴部4aと固定穴部4bにおける穴の内側の長手方向で繋がっている辺を直線としている。さらに、挿入穴部4aと固定穴部4b間には、係爪3のスライド性を向上させるために、穴の中間付近の外側部分にテーパー部Mを設けている。
【0028】
5は端子台1の底面に設けられ、端子台1を取り付け台座2に取り付ける時、端子台1を取り付け台座2の所定の位置に配置するように端子台1を誘導する位置決め脚である。6は取り付け台座2に穴加工され、端子台1の位置決め脚5を誘導して、端子台1を取り付け台座2の所定の位置へ誘導させるガイド穴である。
【0029】
7は端子台1の底面より突出された接地端子であり、8は取り付け台座2に穴加工され、テーパー部Nを有し、接地端子7が挿入される接地端子穴である。端子台1の取り付け台座2への接地は、以下のように行われる。端子台1を取り付け台座2に挿入すると、接地端子7が接地端子穴8に挿入される。この挿入時点では、接地端子7は接地端子穴8にはまだ接触しない。次いで、端子台1をスライドさせると、接地端子7は、接地端子穴8内でスライドされ、接地端子7が接地端子穴8のテーパー部Nと接近する。さらに端子台1を取り付け台座2の所定の位置までスライドさせると、接地端子7は接地端子穴8のテーパー部Nと接触し、端子台1を取り付け台座2に接地させることができる。
【0030】
9は端子台1の底面から突出された突出片である。この突出片9は、スライド方向側の部分を、スライド方向側とは逆側の部分よりも突出高さが低くなるように形成している。なお、突出片9の高さは、スライド方向側、逆側に関係なく、一定の高さで形成してもよい。突出片9は、端子台1の底面に対して少なくともスライド方向とは逆側の部分を垂直に突出させている。
【0031】
10は端子台1の突出片9を接触させながらスライドさせて穴内に挿入させるとともに、穴内に挿入された突出片9とスライド方向とは逆側の部分で動かないように固定させ、かつ弾性を有するストッパー部11が穴内に形成された固定穴部である。ストッパー部11は、端子台1を取り付け台座2に押圧すると、その方向に変形し、押圧力を解除すると再び元に戻ろうとする弾性を有している。
【0032】
ストッパー部11は、端子台1の突出片9がスライド方向にスライドされ固定穴部10内に挿入されると、突出片9をスライド方向とは逆方向に動かないように固定穴部10内で固定する。これにより、ストッパー部11は、端子台1がスライド方向とは逆方向へ動いて取り付け台座2から外れるのを防止する。
【0033】
弾性を有するストッパー11は、端子台1を取り付け台座2に取り付ける際、端子台1の突出片9に押圧される。ストッパー部11は、突出片9に対し反発力が働くが、その弾性によって突出片9への反発力を緩和する。これにより、端子台1を取り付け台座2へ押圧する力を軽減できるとともに、スライドさせる際に生じる突出片9とストッパー部11との摩擦、及び係爪3と脚部固定用穴4の摩擦を軽減することができる。
【0034】
また、取り付け台座2の所定の位置に端子台1をスライドさせると、端子台1の突出片9は、ストッパー部11と接触しながらスライドされ、固定穴部10内に挿入される。突出片9はスライド方向とは逆側の先端部分を垂直に突出させているので、この突出片9の垂直に突出している部分にストッパー部11を当接させることができる。このため、ストッパー部11により端子台1をスライド方向とは逆方向側に動いて取り付け台座2から外されてしまうのを防止することができる。
【0035】
端子台1の係爪3は、底面における片側の長手端部に1箇所、もう一方の片側の長手端部に2箇所の計3箇所設けている。このように、長手両辺に少なくとも1ヵ所ずつ係爪3を設ける形状で構成すれば、端子台1と取り付け台座2の取付強度を十分持たせることができる。
【0036】
この長手両辺に設けた係爪3に挟まれて、端子台1の底面部分に位置決め脚5、突出片9と接地端子7を設けている。これに対応するように、脚部固定用穴4、ガイド穴6、接地端子穴8、ストッパー部11及び固定穴部10を取り付け台座2に設けている。端子台1の係爪3には、脚部固定用穴4が対応し、位置決め脚5にはガイド穴6が対応し、接地端子7には接地端子穴8が対応し、突出片9にはストッパー部10及び固定穴部10が対応する。
【0037】
ここで、突出片9を固定するストッパー部11に弾性を持たせるためには、ストッパー部11にある程度の大きさが要求される。そのため、仮に、突出片9を端子台1のスライド方向側の先端部分に配置し、位置決め脚5及び接地端子7を端子台1のスライド方向とは逆側の先端部分に配置して、位置決め脚5及び接地端子7と突出片9との配置を図1の配置と反対に配置した場合(図示せず)、ストッパー部11の大きさに端子台1の底面積が依存してしまい、端子台1の底面積が大きくなってしまう。
【0038】
そこで、図1のように、位置決め脚5及び接地端子7をスライド方向側の先端部分に配置し、突出片9を端子台1のスライド方向とは逆側の先端部分に配置すると、端子台1の底面部分から外側にはみ出した状態でストッパー部11を取り付け台座2に配置できる。そのため、ストッパー部11の大きさによらず端子台1を容易に設計することができ、端子台1を小型化することができる。
【0039】
また、突出片9を端子台1のスライド方向とは逆側の先端部分に配置することにより、端子台1を取り付け台座2に固定したとき、ストッパー部11は端子台1の底面部分より外側にはみ出して配置できる。このため、端子台1の底面部分からはみ出したストッパー部11を工具などで押すことができる。その為、突出片9を固定しているストッパー部11と突出片9の勘合を容易に解除することができ、取り付け台座2に固定した端子台1を取り外すことが容易に行える。
【0040】
図5(a)〜(d)は図1に示す端子台1を図2に示す取り付け台座2に取り付ける工程を示す図である。図5(a)は、端子台1を取り付け台座2に取り付ける前の図である。図5(b)は、端子台1を取り付け台座2に押圧した図である。図5(c)は、図5(b)の状態の下面図である。図5(d)は、端子台1を取り付け台座2にスライドさせて取り付けた図である。
【0041】
まず、端子台1の位置決め脚5を取り付け台座2にあるガイド穴6に挿入するとともに、端子台1の係爪3を取り付け台座2の脚部固定用穴4の挿入穴部4aに挿入し、端子台1の接地端子7を取り付け台座2の接地端子穴8に挿入する。このとき、端子台1の底面に配置された突出片9は、取り付け台座2にあるストッパー部11を押圧する。
【0042】
次に、端子台1を取り付け台座2に向かって押圧しながら、図5(c)に示す矢印A方向に端子台1をスライドさせる。これにより、端子台1の位置決め脚5は、取り付け台座2のガイド穴6によって案内され、取り付け台座2の所定の位置へ端子台1が誘導される。また、取り付け台座2の脚部固定用穴4の挿入穴部4aに挿入された端子台1の係爪3は、取り付け台座2の脚部固定用穴4の挿入穴部4aから固定穴部4bへスライドされる。係爪3は脚部固定用穴4の固定穴部4bによって固持され、端子台1は取り付け台座2に固定される。
【0043】
また、係爪3の係爪支持部3aは、対応幅が略同じ固定穴部4b内で固定される。係爪3の係爪固定部3bは、固定穴部4bよりも大きく形成されているため、固定穴部4bを覆うように配置され、端子台1を取り付け台座2から外れないようにできる。同時に、端子台1の接地端子7は、取り付け台座2の接地端子穴8でスライドされる。端子台1が取り付け台座2の所定位置へ取り付けられると、接地端子穴8のテーパー部Nは接地端子7と接触される。これにより、端子台1が取り付け台座2に接地される。
【0044】
また、端子台1の底面に配置された突出片9により、取り付け台座2のストッパー部11の弾性部分が押圧させると、突出片9はストッパー部11の上をスライドされる。
端子台1の突出片9を、取り付け台座2のストッパー部11を通過させて取り付け台座2の固定穴部10に到達させると、端子台1側から取り付け台座2の方向への突出片9によるストッパー部11の押圧がなくなる。取り付け台座2のストッパー部11は突出片9の押圧がなくなるので、その弾性によって押圧前の形状に戻る。これにより、ストッパー部11は端子台1の底面に接触されるとともに、端子台1の突出片9と勘合される。このため、端子台1の取り付け台座2へのスライド方向とは逆方向へ動いて、端子台1が取り付け台座2から外れるのを防止させることができる。
【0045】
上記記載の一連の動作により、端子台1に弾性の点で劣った材料を用いても、ネジ止め作業などをすることなく、また、特別な工具などを用いないで、端子台1を取り付け台座2に容易、且つ確実に固定することができる。
また、取り付け台座2の所定の位置に取り付けた端子台1において、取り付け台座2のストッパー部11を、工具などを用いてストッパー部11と端子台1の突出片9の勘合を解除すると、端子台1はスライド方向とは逆方向へ容易にスライドさせることができる。端子台1を取り付け台座2に対してスライド方向とは逆方向へスライドさせると、端子台1の係爪3は、脚部固定用穴4の固定穴部4bから挿入穴部4aへスライドされる。このとき、係爪3の固定部3bの幅は挿入穴部4aの幅より小さいので、端子台1を取り付け台座2から取り外すことができる。
【0046】
実施の形態2
図6及び図7は実施の形態2における取り付け台座の他の実施例である。図6は取り付け台座の下面図であり、取り付け台座の脚部固定用穴の他の実施例を示す図である。図6(a)は、挿入穴部4aと固定穴部4bにテーパー部Mを設けずに、取り付け台座2を下面から見てL字形状となる脚部固定用穴4である。図6(b)は、端子台1の外側において、挿入穴部4aと固定穴部4b間を段形状にするのでなく、挿入穴部4aと固定穴部4bとの結合を一辺にテーパー部Pを設けた一連の脚部固定用穴4としたものである。図7は取り付け台座2の脚部固定用穴4の拡大図である。
【0047】
図6(a)、図7(a)において、脚部固定用穴4は挿入穴部4aと固定穴部4bで構成している。挿入穴部4aの幅は、係爪3の係爪固定部3aの幅よりも広い。固定穴部4bの幅は、係爪3の係爪固定部3aの幅よりも狭く、且つ係爪3の係爪支持部3bよりも若干広い。脚部固定用穴4は端子台1の内側を直線となるように挿入穴部4aと固定穴部4bとを配置し、端子台1の外側において、取り付け台座2の挿入穴部4aと固定穴部4b間で段形状になるよう配置する。
【0048】
図6(a)において、脚部固定用穴4の挿入穴部4aに端子台1の係爪3を挿入するとともにスライドさせて、端子台1の係爪3を固定穴部4bによって固定される。このとき、実施の形態1の取り付け台座2に設けられた脚部固定用穴4と比較すると、取り付ける時のスライド性が若干劣るが、スライドさせるスライド幅を短くし、コンパクトになるように設計できる。
【0049】
図6(b)、図7(b)は、脚部固定用穴4は挿入穴部4aと固定穴部4bとで構成している。挿入穴部4aは、係爪3の係爪挿入部3aの幅よりも広く、固定穴部4bは、係爪3の係爪挿入部3aの幅よりも小さく、且つ係爪3の係爪支持部3bの幅よりも若干広い。端子台1の内側に相当する脚部固定用穴4は、スライド方向と平行な直線とし、端子台1の外側に相当する脚部固定用穴4は、斜辺となるようにして、係爪挿入部3aから係爪固定部3bに向かって、穴幅が徐々に狭くなる。
【0050】
図6(b)において、脚部固定用穴4の挿入穴部4aに端子台1の係爪3を挿入するとともにスライドさせる。脚部固定用穴4は挿入穴部4aから固定穴部4bへ行くに従って徐々に狭まっていくため、端子台1の係爪3は脚部固定用穴4の固定穴部4bに固定される。このとき、実施の形態1の取り付け台座2に設けられた脚部固定用穴4と比較すると、取り付けた時の取り付け強度が若干劣るが、取り付ける時のスライド性が良好になる。
【0051】
実施の形態3
図8〜図10は実施の形態3における端子台の他の実施例である。図8(a)は端子台の上面図、図8(b)は端子台の側面図、図8(c)は端子台の下面図である。図9は取り付け台座の下面図であり、端子台の形状を図8に示した場合における脚部固定用穴である。図9(a)は、挿入部と固定部とで構成され、挿入部と固定部の結合部分に斜辺を設けた脚部固定用穴を示す図である。図9(b)は、挿入穴部と固定穴部とで構成され、挿入穴部と固定穴部は結合させ、取り付け台座を下面からみてT字形状とした脚部固定用穴を示す図である。図9(c)は、挿入穴部と固定穴部とを2辺に一連の斜辺部を設けた脚部固定用穴を示す図である。図10(a)〜(c)は図9(a)〜(c)における脚部固定用穴の拡大図である。
【0052】
図8において、係爪3は端子台1の短手方向の下面端部から、端子台1の下方に突出させるとともに、係爪支持部3aを取り付け台座2の厚み分延長したところから端子台1の長手方向両側に最下面部分を突出させた係爪固定部3bで構成している。端子台1の短手方向から端子台1を見たときの係爪3の形状はT字形状である。このようにすることにより、取り付け台座2の幅の狭いところにおいても、端子台1を取り付けることができる。
【0053】
図9(a)において、脚部固定用穴4の挿入穴部4aに端子台1の係爪3が挿入されるとともにスライドされ、固定穴部4bで端子台1の係爪3は固定される。脚部固定用穴4をこの形状とすることで、端子台1は取り付け台座2にスムーズにスライドさせて取り付けることができる。
図9(b)において、脚部固定用穴4の挿入穴部4aに端子台1の係爪3が挿入されるとともにスライドされ、固定穴部4bで端子台1の係爪3は固定される。図9(a)の脚部固定用穴4と比較すると、取り付ける時のスライド性が若干劣るが、スライドさせるスライド幅が短くなり、コンパクトな取り付け台座2とすることができる。
【0054】
図9(c)において、脚部固定用穴4の挿入穴部4aに端子台1の係爪3が挿入されるとともにスライドされ、固定穴部4bで端子台1の係爪3は固定される。図9(a)の脚部固定用穴4と比較すると、取り付けた時の取り付け強度が若干劣るが、端子台1を取り付け台座2に取り付ける時のスライド性が優れている。
【0055】
実施の形態4
図11及び図12は実施の形態4における端子台に設けられた係爪の他の実施例である。図11(a)は端子台の長手方向からの側面図、図11(b)は端子台の短手方向からの側面図、図12(a)は端子台の長手方向からの側面図、図12(b)は短手方向からの側面図である。
図11において、係爪3に切りかけ12を設けている。この切りかけ12は、端子台1を取り付け台座2にスライドさせて取り付ける時のスライド方向の先端部、且つ、端子台1の係爪3と取り付け台座2との接触面に設けている。
図12は、端子台1の係爪3に単数または複数の球面状の凸部を、端子台1の係爪3と取り付け台座2の接触する係止部分に設けている。
【0056】
上記の実施の形態1ないし実施の形態3において、図11に示すような端子台1の係爪3とすることで、スムーズな取り付けを行うことができる。
図11において、係爪3に設けた切りかけ12は端子台1の係爪3の角に傾斜を持たせるようにしている。この係爪3に設けた切りかけ12は、端子台1の係爪3を取り付け台座2の脚部固定用穴4の挿入部4aから固定部4bへスライドするとき、脚部固定用穴4が係爪3の切りかけ12の斜面部に接触する。脚部固定用穴4は、切りかけ12の斜辺部に案内されて、端子台1の底面と係爪3の間に誘導される。このとき、脚部固定用穴4と切りかけ12は斜めに接触するため、切りかけ12のない係爪3と比較して、脚部固定用穴4と係爪3との間に無理な引っかかりがなくなり、係爪3が脚部固定用穴4にスムーズにスライドできる。
【0057】
図12において、単数または複数の球面状の凸部13を端子台1の係爪3の部分、且つ端子台1の係爪3と取り付け台座2の接触面に設けている。
この係爪3に設けた球面状の凸部13は脚部固定用穴4の挿入穴部4aから固定穴部4bへスライドする際、脚部固定用穴4と接触する。接触した脚部固定用穴4は、係爪3の球面状の凸部13の曲面との接触抵抗が少ないため、スムーズに端子台1の底面と係爪3の間に案内され、省力で端子台1を取り付け台座2の所定の位置にスライドさせることができる。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、端子台の脚部を脚部固定用穴内に挿入させるとともに、スライドさせて脚部固定用穴に固定するように構成することにより、コストのかかるネジ止め作業を行うことなく、しかも端子台に弾性の点で劣った材料を用いても、端子台を取り付け部材に容易に、かつ強固に、しかも低コストで固定することができる。
【0059】
また、前記端子台は、突出片を有し、前記取り付け部材は、突出片を接触させながらスライドさせて穴内に挿入させるとともに、穴内に挿入された突出片を固定するストッパー部が形成された突出片固定用穴を有するように構成することにより、突出片をストッパー部に接触させながらスライドさせるだけで突出片固定用穴内に挿入させ、挿入された突出片をストッパー部で固定することができるので、端子台を取り付け部材に効率よく固定することができる。
【0060】
また、前記脚部固定用穴は、前記脚部を挿入させる挿入穴部と、挿入穴部からスライドされた脚部を固定し、挿入穴幅よりも小さい穴幅の固定穴部とからなるように構成することにより、脚部を挿入穴内に挿入させてスライドさせるだけで固定穴部で固定することができるので、端子台を取り付け部材へ取り付ける取り付け性を向上させることができるとともに、端子台を取り付け部材へ取り付ける強度を向上させることができる。
【0061】
また、端子台の脚部は、脚部の先端部の幅が脚部の支持部の幅より大きい構造により、端子台を取り付け部材へ取り付ける強度が向上する。
【0062】
また、前記脚部は端子台の底面端部に少なくとも2箇所以上設けたことにより、取り付け部材に端子台の両端部を固定することができ、取り付け部材への取り付け強度が向上する。
【0063】
また、前記端子台は接地端子を有し、取り付け部材はテーパー部を有する接地端子穴を有し、前記接地端子穴は、前記接地端子を挿入させるとともにスライドし、前記接地端子と前記テーパー部を接触させて接地するため、効率よく前記端子台を前記取り付け部材に接地することができる。
【0064】
また、前記ストッパー部は、弾性体からなる構造により、前記取り付け台座の前記ストッパー部上を端子台の前記突出部がスライドし易くなり、且つ、前記端子台を取り付け台座から取り外すことができる。
【0065】
また、前記挿入穴部のスライド方向側にテーパー部を設けたことにより、前記端子台の前記脚部のスライド性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の端子台取り付け構造における端子台を示す図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態1の端子台取り付け構造における脚部固定用穴を示す図である。
【図3】 本発明に係る実施の形態1の端子台取り付け構造における端子台係爪を示す拡大図である。
【図4】 本発明に係る実施の形態1の端子台取り付け構造における脚部固定用穴を示す拡大図である。
【図5】 本発明に係る実施の形態1の端子台取り付け構造における取り付け構造を示す図である。
【図6】 本発明に係る実施の形態2の端子台取り付け構造における脚部固定用穴を示す図である。
【図7】 本発明に係る実施の形態2の端子台取り付け構造における脚部固定用穴を示す拡大図である。
【図8】 本発明に係る実施の形態3の端子台取り付け構造における端子台を示す図である。
【図9】 本発明に係る実施の形態3の端子台取り付け構造における脚部固定用穴を示す図である。
【図10】本発明に係る実施の形態3の端子台取り付け構造における脚部固定用穴を示す拡大図である。
【図11】 本発明に係る実施の形態4の端子台取り付け構造における係爪を示す図である。
【図12】 本発明に係る実施の形態4の端子台取り付け構造における係爪を示す図である。
【図13】 従来の端子台取り付け構造における端子台を示す図である。
【図14】 従来の端子台取り付け構造における脚部固定用穴を示す図である。
【図15】 従来の端子台取り付け構造における係る取り付け台座を示す図である。
【符号の説明】
1 端子台、 2 取り付け台座、 3 係爪、 4 脚部固定用穴、 5 位置決め用脚、 6 ガイド穴、 7 接地端子、 8 接地端子穴、 9 突出片、 10 固定穴部、 11 ストッパー部、 12 切りかけ、 13 球面状の凸部、 50 端子台、 51 取り付け台座、 52 係爪、 53 係止穴、 54 位置決め用脚、 55 接地端子、 56 ガイド穴、 57 接地端子穴、 M テーパー部、 N テーパー部、 P テーパー部。
Claims (7)
- 第1の脚部と、第2の脚部と、突出片とが設けられた端子台と、
前記第1及び前記第2の脚部が挿入され前記端子台をスライドすることで前記第1の脚部及び前記第2の脚部と係合する第1及び第2の脚部固定用穴と、前記第1の脚部固定用穴と前記第2の脚部固定用穴との間に配置され、前記突出片が挿入され前記端子台をスライドすることで前記突出片に対し前記端子台をスライドさせた方向に押圧するストッパー部を備える固定穴部とを有する取り付け台座とからなる端子台取り付け構造。 - 第1及び第2の脚部固定用穴は、第1及び第2の脚部を挿入する挿入穴部と、前記挿入穴部の挿入穴幅よりも狭い穴幅の固定穴部とからなることを特徴とする請求項1記載の端子台取り付け構造。
- 第1及び第2の脚部は、端子台から突出する支持部と、前記第1及び第2の脚部の先端部を形成し前記支持部よりも幅が広い固定部とからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子台取り付け構造。
- ストッパー部は、固定穴部の縁から延設された弾性体であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の端子台取り付け構造。
- ストッパー部は、第1の脚部固定用穴及び第2の脚部固定用穴一端が固定穴部の一端よりも端子台のスライド方向前方に位置するように設けられ、前記固定穴部の一端に対向する他端から延設された弾性体であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の端子台取り付け構造。
- 端子台は、端子台の脚部を有し、取り付け台座は、端子台の脚部を挿入させるとともに、スライドさせて固定する脚部固定用穴を有し、前記端子台は接地端子を有し、取り付け台座はテーパー部を有する接地端子穴を有し、前記接地端子穴は、前記接地端子を挿入させるとともにスライドし、前記接地端子と前記テーパー部を接触させて接地することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の端子台取り付け構造。
- 挿入穴部のスライド方向側にテーパー部を設けることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の端子台取り付け構造。
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