JP4509468B2 - 切断機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば木工材料や非鉄金属材料の切断に用いる手動操作型の切断機に係り、詳しくは作業者がワークの切断作業に従事する時間を短縮することができる切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の切断機は図6に示すようにベース11の上面に軸受12を設け、この軸受12に対し支軸13を介して切断機本体14を上下方向の往復回動可能に装着している。前記切断機本体14はブレードケース15と、このブレードケース15に対しモータ(図示略)により回転可能に装着された丸鋸刃17とにより構成されている。前記ブレードケース15は前記ベース11との間に介在されたトーションスプリング18によって常には前記支軸13を中心に反時計回り方向に回動付勢され、丸鋸刃17がベース11の上面に支持されたワークWの上方に保持されるようになっている。前記ブレードケース15の上端部には切断機本体14を前記トーションスプリング18の付勢力に抗して下方に押し下げるためのハンドル20が設けられ、このハンドル20の近傍には前記丸鋸刃17を回転させるための起動用のスイッチSWが設けられている。(特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平10−109302号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の切断機はベース11の上面にワークWを載置して起動用のスイッチSWをオン操作してハンドル20を把持する。そして、支軸13を中心に切断機本体14をトーションスプリング18の弾性力に抗して時計回り方向に回動させワークWに丸鋸刃17を押し付けてワークWを切断する。ワークWの切断終了後においては、蓄勢されたトーションスプリング18によって作業者がハンドル20の把持を解除すると、切断機本体14は自動的に支軸13を中心に反時計回り方向に回動され、上方の退避位置に復帰される。
【0005】
しかしながら、上記従来の切断機はワークWの切断作業中はハンドル20を把持している必要があるので、ワークWの切断作業に従事する時間を短縮することができないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、ワークの切断作業に従事する時間を短縮することができる切断機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ベースに支軸を介して上下方向の往復回動可能に切断機本体を装着し、前記切断機本体を常には上方の退避位置に復帰するための復帰モーメント付与手段を設け、前記切断機本体に装着した丸鋸刃によりワークを切断するようにした切断機において、前記切断機本体に対し前記復帰モーメント付与手段による復帰モーメントに抗してワークの切断方向へのモーメントを付与する切断モーメント付与手段を設け、ワークの切断終了後に前記切断モーメント付与手段の機能を解除して、切断モーメントよりも復帰モーメントを自動的に大きくするためのモーメント反転機構を設け、前記切断モーメント付与手段は、前記切断機本体に対し常時前下がりの傾斜状態で取り付けられた案内レールと、この案内レールの下端に設けた切断モーメントの非付与位置と上端に設けた切断モーメントの付与位置との間で位置切り換え可能に支持された切断モーメント付与ウエイトと、該ウエイトを案内レール上の前記付与位置に係止する係止機構とにより構成され、 前記モーメント反転機構は、前記付与ウエイトが作業者によって非付与位置から付与位置に移動されて、前記係止機構により付与ウエイトが付与位置に係止された状態で、該付与ウエイトによって前記切断機本体がワークの切断作業の開始位置から終了位置に回動されたとき、前記係止機構の係止状態を解除して、前記切断モーメント付与ウエイトを、該ウエイトの自重によって前記案内レールに沿って前記付与位置から前記非付与位置に移動させるための係止解除機構により構成されていることを要旨とする。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記係止機構は前記案内レールの近傍において所定の角度範囲内で上下方向の往復回動可能に、かつ常には付勢部材によって前記切断モーメント付与ウエイトを係止する係止位置に付勢された係止レバーであって、該係止レバーの回動支点は該レバーの中間部に設定され、該係止レバーの前記回動支点よりも上方の部位は前記切断モーメント付与ウエイトの移動軌跡内に進入されており、前記回動支点よりも下方の部位は前方斜め下方へと延長され、前記係止解除機構はベース側に設けられ、かつ前記切断機本体がワークの切断作業の終了位置に移動されたとき、前記係止レバーの下端部に干渉して該係止レバーを係止位置から非係止位置に切り換える係止解除部材であることを要旨とする。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記復帰モーメント付与手段は、ベースと切断機本体との間に設けた付勢部材であることを要旨とする。
【0016】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2において、前記復帰モーメント付与手段は、切断機本体の先端部に前記支軸よりも前方に位置するように設けた復帰用ウエイトであることを要旨とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した切断機の一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0018】
図1は切断機の左側面を示す。図1において左側を前方、右側を後方と言う。
ベース11の前端部上面には軸受12が固着され、その軸受12には支軸13を介して切断機本体14が上下方向の傾動可能に装着されている。この切断機本体14は前記支軸13を中心に傾動されるブレードケース15と、このブレードケース15内に収容され、かつブレードケース15の側壁に固着したモータ(図示略)によって回転される丸鋸刃17とにより構成されている。前記ブレードケース15の前端部と前記ベース11の前端部上面との間には復帰モーメント付与手段としてのトーションスプリング18が介在されている。そして、常には切断機本体14を図1において支軸13を中心に反時計周り方向へ回動付勢し、丸鋸刃17をベース11から上方へ離隔した退避位置に保持するようになっている。
【0019】
前記ベース11の上面にはワーク位置規制部材19が設けられ、このワーク位置規制部材19によってワークWの一端が位置規制され、切断作業時にワークが移動しないようになっている。ベース11の上面にワークWをクランプするダイスを設けてもよい。
【0020】
次に、前記丸鋸刃17によるワークWの切断工程において、前記切断機本体14を退避位置から支軸13を中心に時計周り方向への回動モーメントを付与してワークWを自動的に切断するようにした切断モーメント付与手段としての切断モーメント付与機構21について説明する。
【0021】
前記ブレードケース15の左側面には支持フレーム22が前下がりの傾斜状態でボルトや溶接等によって固定されている。この支持フレーム22の上面には案内レール23が常時前下がりの傾斜状態でボルト等によって取り付られている。この案内レール23には切断モーメント付与ウエイト24(以下、単にウエイトと言う)が案内レール23に沿って往復動可能に装着され、ウエイト24には補助ウエイト25,26を介してハンドル27が取り付けられている。前記支持フレーム22及び案内レール23の下端部には前記ウエイト24の下限位置を規制するための下部ストッパ28がボルトあるいは溶接等によって取り付られている。又、前記支持フレーム22及び案内レール23の上端面には前記ウエイト24の上限位置を規制するための上部ストッパ29がボルトによって固定されている。
【0022】
図2に示すように前記ウエイト24が案内レール23の下限位置に移動された状態では、切断機本体14に作用するトーションスプリング18による反時計周り方向の復帰モーメントM1が、時計周り方向の切断モーメントM2よりも大きくなり、切断機本体14は退避位置に保持される。前記下限位置を切断モーメントM2の非付与位置P1とする。反対に、図3に示すようにウエイト24が案内レール23の上限位置に移動された状態では、切断機本体14に作用する前記復帰モーメントM1よりも、前記切断モーメントM2が大きくなり、切断機本体14は退避位置からワークWを切断する位置へ回動されるようにしている。前記上限位置を切断モーメントM2の付与位置P2とする。
【0023】
図1に示すように、前記支持フレーム22の側面には係止レバー30がその中間部において連結ピン31によって上下方向の傾動可能に取り付けられている。前記支持フレーム22の側面と係止レバー30の側面には第1及び第2係止ピン32,33が突設され、第1及び第2係止ピン32,33には係止レバー30をウエイト24の係止位置に付勢するための付勢部材としてのスプリング34が掛止されている。又、前記支持フレーム22の側面には前記係止レバー30が連結ピン31を中心に反時計回り方向へ回動する位置を規制して、係止レバー30を前記係止位置に保持するためのストッパ35が設けられている。このストッパ35によって前記係止レバー30が係止位置に保持された状態で、係止レバー30の連結ピン31よりも上方に位置する部位としての上端部30aが前記ウエイト24の移動軌跡内に進入するようにしている。そして、ウエイト24がハンドル27の操作によって案内レール23に沿って前記非付与位置P1から斜め上方に引き上げられると、係止レバー30の上端部30aがウエイト24によって下方にスプリング34の付勢力に抗して押し下げられる。このため、ウエイト24が係止レバー30の上端部30aを乗り越えるので、ウエイト24が係止位置に復帰した係止レバー30の上端部30aによって前記付与位置P2に保持される。
【0024】
この実施形態では、前記支持フレーム22、案内レール23、ウエイト24〜26、ハンドル27、係止レバー30、連結ピン31、第1係止ピン32、第2係止ピン33、スプリング34及びストッパ35等により切断機本体14に対し切断モーメントM2を付与するための切断モーメント付与機構21を構成している。又、この実施形態では係止レバー30、スプリング34及びストッパ35等によりウエイト24を切断モーメントM2の付与位置P2に係止するための係止機構36を構成している。
【0025】
次に、ワークの切断終了後に切断機本体14に作用する支軸13を中心とする切断モーメントM2を復帰モーメントM1よりも小さくして切断機本体14を反時計周り方向へ回動して退避位置に復帰するようにしたモーメント反転機構37について説明する。
【0026】
前記ワーク位置規制部材19の上部に一体形成された突条部19aには前記係止レバー30の前記連結ピン31よりも前方の部位である被操作部30bと対応して係止解除機構としての係止解除部材38が配置されている。そして、前記切断機本体14が支軸13を中心に図1において時計回り方向に回動され、丸鋸刃17によるワークWの切断が終了した状態において、前記係止解除部材38によって係止レバー30の被操作部30bが相対的に上方に押し上げられる。これにより、係止レバー30をウエイト24を係止する係止位置から非係止位置に切り換えるようにしている。この切り換え動作によりウエイト24がその自重によって案内レール23に沿って前記付与位置P2から非付与位置P1に移動され、このため切断モーメントM2よりも復帰モーメントM1が大きくなり切断機本体14が切断終了位置から上方の退避位置に復帰されるようにしている。
【0027】
次に、前記のように構成した切断機についてその動作を説明する。
図1はベース11の上面にワークWがワーク位置規制部材19によって所定位置に保持され、ウエイト24が切断モーメントM2の非付与位置P1に保持されトーションスプリング18によって切断機本体14が支軸13を中心に反時計回り方向に回動されて退避位置に保持された状態を示す。この状態においてハンドル27を把持して、図2に示すようにウエイト24,25,26を案内レール23に沿って後方斜め上方に移動する。この移動過程においてウエイト24によって係止レバー30がスプリング34の付勢力に抗して連結ピン31を中心に時計回り方向に微小角度だけ回動され、係止レバー30の上端部30aをウエイト24が乗り越える。すると、図3に示すように係止レバー30はスプリング34の蓄勢力によって連結ピン31を中心に反時計回り方向に微小角度だけ回動されてウエイト24の下端縁が上端部30aの先端面によって位置規制され、ウエイト24は切断モーメントM2の付与位置P2に保持される。
【0028】
この状態において切断機の起動用スイッチSWをオンしてモータ(図示略)により丸鋸刃17を回転させる。そして、前記切断機本体14から作業者が手を放すと、前記切断モーメントM2が復帰モーメントM1よりも大きくなっているので、切断機本体14が支軸13を中心に時計回り方向に回動される。このため、丸鋸刃17によってワークWが自動的に切断される。
【0029】
そして、図4に示すように切断機本体14が時計回り方向に回動されて、ワークWの切断が終了する位置に移動されると、係止レバー30の被操作部30bがワーク位置規制部材19側に設けた係止解除部材38によって相対的に上方に押し上げられる。このため、係止レバー30が連結ピン31を中心にスプリング34の蓄勢力に抗して時計回り方向に微小角度回動されて、上端部30aがウエイト24の下端縁から離れる。従って、ウエイト24〜26はその自重により付与位置P2から案内レール23に沿って前方斜め下方に移動され、下部ストッパ28に当接する非付与位置P1に停止される。すると、切断機本体14に作用する時計回り方向の切断モーメントM2よりも反時計回り方向の復帰モーメントM1が大きくなり、図5に示すように切断機本体14が支軸13を中心に反時計回り方向に回動されて退避位置に復帰される。
【0030】
上記実施形態の切断機によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)上記実施形態では、前記切断機本体14に切断モーメント付与機構21を装着し、ウエイト24をハンドル27を操作して引き上げることにより係止レバー30の上端部30aによってウエイト24を切断モーメントM2の付与位置P2に保持するようにした。又、作業者がハンドル27から手を放すと、切断機本体14が支軸13を中心に時計回り方向に自動的に回動して丸鋸刃17によりワークWを切断するようにした。さらに、ワークWの切断後は係止レバー30が係止位置から非係止位置に切り換られ、切断機本体14が支軸13を中心に反時計回り方向へ回動されて退避位置に復帰されるようにした。このため作業者が一々ワークWの切断作業をハンドルを操作して行う必要がなくなり、作業者の切断作業に従事する時間を低減して、ワークの切断作業のコストを低減することができる。
【0031】
(2)上記実施形態では、切断モーメント付与機構21を案内レール23とウエイト24、係止レバー30及びストッパ35等により構成した。このため、切断モーメント付与機構21の構造を簡素化して製造及び組み付け作業を容易に行うことができる。
【0032】
(3)上記実施形態では、モーメント反転機構37をワーク位置規制部材19に設けた係止解除部材38によって構成したので、構造を簡素化して製造及び組み付け作業を容易に行うことができる。
【0033】
(4)上記実施形態では、係止レバー30の被操作部30bをワーク位置規制部材19側に接近して配設したので、係止レバー30がワークWの切断作業中にワークWと干渉するのを防止することができる。
【0034】
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
【0039】
○ 図示しないが、前記トーションスプリング18に代えて前記ブレードケース15の前端部に復帰モーメント付与ウエイトを設けるようにしてもよい。
【0040】
○ 図示しないが、案内レール23の上端部に例えば係止孔あるいは係止段部等の係止部を設け、前記ウエイト24の下面に前記係止部に係止される例えば係止突起又は係止段部等の被係止部を設ける。前記ベース11の後端部上面に前記係止部の回動軌跡と対応するように係止解除部材としての係止解除突起を設ける。
【0041】
この別例においては、前記ウエイト24の被係止部を係止部に係止すると、切断機本体14がワークWの切断作業を自動的に開始する。ワークの切断作業を終了すると、係止解除突起によって前記ウエイト24の被係止部が上方に押し上げられ、係止部から被係止部が外れ、ウエイト24はその自重により案内レール23に沿って下方に移動される。このため、ウエイト24が切断モーメントを付与しない非付与位置に移動されるので、切断機本体14が退避位置に復帰される。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明はワークの切断作業に従事する時間を短縮することができ、ワークの切断に要する人件費を大幅に削減することができ、ワークの切断作業コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の切断機の一実施形態を示す左側面図。
【図2】 切断モーメント付与機構及びモーメント反転機構の動作を説明する左側面図。
【図3】 切断モーメント付与機構及びモーメント反転機構の動作を説明する左側面図。
【図4】 切断モーメント付与機構及びモーメント反転機構の動作を説明する左側面図。
【図5】 切断モーメント付与機構及びモーメント反転機構の動作を説明する左側面図。
【図6】 従来の切断機の左側面図。
【符号の説明】
W…ワーク、M1…復帰モーメント、M2…切断モーメント、P1…非付与位置、P2…付与位置、11…ベース、13…支軸、14…切断機本体、17…丸鋸刃、23…案内レール、24…切断モーメント付与ウエイト、30…係止レバー、36…係止機構、37…モーメント反転機構、38…係止解除部材、63…バネ。
Claims (4)
- ベースに支軸を介して上下方向の往復回動可能に切断機本体を装着し、前記切断機本体を常には上方の退避位置に復帰するための復帰モーメント付与手段を設け、前記切断機本体に装着した丸鋸刃によりワークを切断するようにした切断機において、
前記切断機本体に対し前記復帰モーメント付与手段による復帰モーメントに抗してワークの切断方向へのモーメントを付与する切断モーメント付与手段を設け、ワークの切断終了後に前記切断モーメント付与手段の機能を解除して、切断モーメントよりも復帰モーメントを自動的に大きくするためのモーメント反転機構を設け、
前記切断モーメント付与手段は、前記切断機本体に対し常時前下がりの傾斜状態で取り付けられた案内レールと、この案内レールの下端に設けた切断モーメントの非付与位置と上端に設けた切断モーメントの付与位置との間で位置切り換え可能に支持された切断モーメント付与ウエイトと、該ウエイトを案内レール上の前記付与位置に係止する係止機構とにより構成され、
前記モーメント反転機構は、前記付与ウエイトが作業者によって非付与位置から付与位置に移動されて、前記係止機構により付与ウエイトが付与位置に係止された状態で、該付与ウエイトによって前記切断機本体がワークの切断作業の開始位置から終了位置に回動されたとき、前記係止機構の係止状態を解除して、前記切断モーメント付与ウエイトを、該ウエイトの自重によって前記案内レールに沿って前記付与位置から前記非付与位置に移動させるための係止解除機構により構成されている切断機。 - 請求項1において、前記係止機構は前記案内レールの近傍において所定の角度範囲内で上下方向の往復回動可能に、かつ常には付勢部材によって前記切断モーメント付与ウエイトを係止する係止位置に付勢された係止レバーであって、該係止レバーの回動支点は該レバーの中間部に設定され、該係止レバーの前記回動支点よりも上方の部位は前記切断モーメント付与ウエイトの移動軌跡内に進入されており、前記回動支点よりも下方の部位は前方斜め下方へと延長され、前記係止解除機構はベース側に設けられ、かつ前記切断機本体がワークの切断作業の終了位置に移動されたとき、前記係止レバーの下端部に干渉して該係止レバーを係止位置から非係止位置に切り換える係止解除部材である切断機。
- 請求項1又は2において、前記復帰モーメント付与手段は、ベースと切断機本体との間に設けた付勢部材である切断機。
- 請求項1又は2において、前記復帰モーメント付与手段は、切断機本体の先端部に前記支軸よりも前方に位置するように設けた復帰用ウエイトである切断機。
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